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胸腰椎圧迫骨折の高齢者の日常生活を取り戻すための戦い

.27 2011 胸腰椎圧迫骨折 comment(0) trackback(0)
 高齢化社会を反映するかのように75歳以上の高齢者の胸腰椎の圧迫骨折とこれによる脊柱管狭窄症の患者が増えている。患者は腰背部痛と下肢の痛み、しびれ、歩行困難などの症状に苦しむ。胸腰椎の圧迫骨折は、骨粗鬆症を基にして、尻餅をつくような転倒、事故で発生することが多い。圧迫骨折が起こった当初は、胸背部痛が強く、患者は動くことも困難になる。通常は入院してもらい、胸腰椎用のコルセットを着用し、安静を保ち、痛みに対する薬物治療を行う。痛みは徐々に軽減し、歩くことも出来るようになるが、圧迫骨折が徐々に進み、胸腰椎の後彎変形と言って、猫善が進み始める。これと共に腰背部痛も増強し始める。通常の圧迫骨折では、骨の中の脊柱管への影響は少ないが、外傷の程度が強いと骨折した骨が脊柱管の中に入り込み、神経を強く圧迫することがある。すると、神経が圧迫されたための症状として、下肢の痛みやしびれ、歩行障害、排尿障害などが圧迫の程度に応じて発現するようになる。最近、80歳代の女性で胸腰椎の圧迫骨折による脊柱管狭窄で腰背部痛と両下肢の痛み、しびれと歩行困難で車椅子状態の患者の手術を行った。手術は、脊柱管狭窄に対しては骨を削って神経の圧迫をとり、骨粗鬆症のため、弱くなっている骨を補強・安定させるため5つの胸椎と腰椎に両側でペディクル・スクリューを骨の中に挿入して骨を固定した。手術時間は3時間50分、出血量は345mlであった。患者は術後は、リハビリに励み、
約3ヵ月後に自分の足で歩いての退院となった。下肢の痛みやしびれはとれていた。患者さんの退院前日の言葉を紹介する。「お陰様です。明日退院します。不安なことはないです。ここまで何でも自分でできるようになって、嬉しいです。」看護記録に綴られた患者の言葉である。私は患者と握手をしてリハビリで頑張ったことをねぎらった。患者の目からは大粒の涙が落ちていた。私までが潤んできた。私の戦いはこうして報われているのである。


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