あなたの主治医はどのタイプですか? 医療相談室のコメントから

.22 2015 腰椎変性疾患の治療 comment(146) trackback(0)
今まで私が受けた診察や、私と同じように腰痛に悩んで診察や手術を受けた人の話を
まとめると大雑把ですが医師は下記のような対応をしてます。
それぞれの医師の考えによって細かいところでは違いはあっても
大まかな部分では患者に対しての対応には共通するパターンがあります。


①診断はつかないけど一生懸命原因を探そうとしてくれる医師
 
 この医師の場合は画像を何度も見て原因を探そうとしてくれます。
 患者にどこが痛くて痺れてるのか何度も確認をします。
 なんとかして治してあげたいとする姿勢が患者に伝わってきます。
 電気治療、薬の処方など効果の期待できないことはしません。
 対応できない場合は他の病院に紹介状を書いてくれます。

②診断がつかなく治す気がない医師
 この医師の場合はレントゲンしかとりません。
 レントゲンでよく分からなくてもMRIはとりません。
 「様子をみましょう」と言うのが口癖です。
 時間の経過で自然に治ることを期待して放置します。
 電気治療、湿布、痛み止め、ブロック注射を患者が通院してくる限り何年でも続けます。
 症状が悪化して手に負えなくなってから他の病院へ流します。

③なんとなく診断はついてるけどギリギリまで放置する医師
 この医師の場合は悪い場所はたぶんここだろうと検討はついてます。
 しかし、違う可能性もあるので積極的な手術治療には踏み込みません。
 患者が痛みや痺れで苦しんでることも把握してます。
 「まだ手術は早い」、「まだ普通に歩けてるから大丈夫です」など
 後ろ向きな言葉で手術する日を先延ばしにします。
 「今手術するのはもったいない」というのもこのタイプの医師に共通する言葉です。
 この言葉の意味は、「手術しても治らないことも多いんだからどうせ手術するなら
 どうにもならなくなった時にイチかバチかの賭けで手術をすれば良いんだ」という意味です。
 過去やってきた手術結果で経験してるんだと思います。
 この医師の手術を受けるのは手遅れのタイミングになってからになるので
 治らないことが多いですが、その時には、「神経のダメージがかなり進んでたので仕方がない」という
 説明を患者にするケースが非常に多いです。

④積極的に治そうとしてくれる医師
 患者の話を聞いてくれて、しっかり検査をして原因を特定できたら手術を検討してくれます。

⑤最低な医師
 私がもっとも許せないタイプの医師です。
 自身の診断に対して見落としの可能性を一切考えません。
 レントゲンしか(あるいはMRIだけ)とってないのに全て分かったような顔をします。
 患者がどんなに痛みや痺れをうったえても聞く耳を持ちません。
 画像所見でどこも悪くないと判断した時点で患者を相手にしません。
 「ひょっとしたら見落としがあるのでは?」なんてことは全く考えてくれません。
 見当違いな病名や理由を痛みや痺れの原因だと言ってきます。(筋肉が硬い、精神的なもの、血流が悪い、、、など)
 他の病院への診察を希望しても拒否します。
 汚い言葉使いや態度で患者に接してきます。
 ②や③の医師の責任も重いですが私はこのタイプの医師が一番許せないと思ってます。
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腰椎変性疾患の治療医のタイプ、あなたの主治医はどのタイプ?

.14 2014 腰椎変性疾患の治療 comment(4) trackback(0)
腰椎変性疾患の手術治療に対する医師による考え方、方針の違い

1)手術の効果に否定的で、手術でむしろ悪化する危険性が高いと考える医師は、手術治療に否定的な態度をとります。このような医師は保存治療に固執する傾向があります。良くならない患者さんは黙って他の医師へ鞍替えしていくことになることが多いようです。

2)手術は最後の手段と、手術を消極的に肯定する医師の立場があります。患者さんが耐えられるところまで保存治療を行い、どうにも我慢のできない状況に追い込まれてから、手術の話を持ち出します。このような手術の考え方は、最悪な状態に陥ることを防ぐことのみに手術治療の目的がおかれ、患者の生活の質を重視する視点は欠けています。

3)手術治療を積極的に考える立場にもおよそ二通りあります。
 一つは、手術自体が患者に与えたり、残したりする痛みや生活の質の低下はやむを得ない代償と考える立場です。このような考え方の医師は大きな切開、筋肉損傷などで起こる患者さんの苦痛な術後症状はやむを得ないと割り切ります。実際には、割り切らざるを得ないと言った方が正しいでしょう。

 もう一つは、手術自体が患者さんに与える傷害を極力減らし、手術にともなう患者さんの苦痛を可能な限り最小にする、最小侵襲手術の立場です。私はこの立場を取っています。

 実際には、従来の大きな開創手術から新しい最小侵襲手術の間には、手術の低侵襲化の色々な段階があります。

あなたの担当医はどのタイプでしょうか。手術を決める際には患者さんの希望もありますから、一概に医師がどうのこうのと言えない問題ではあります。

 外科医としての技術は、患者さんの身体への傷害を少なくするほど、高度の技術と豊富な経験が必要になります。時代は間違いなく低侵襲手術へ向かっていますが、対応できる医師がまだまだ少ないのが現状です。

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腰椎変性疾患の本質を見極めなければ、治療に成功しない!

.08 2014 腰椎変性疾患の治療 comment(9) trackback(0)
MRIやCT,脊髄造影など腰椎変性疾患を可視化して、診断する方法が主流になっていますが、これらを駆使しても、診断できない腰椎変性疾患は数多くあります。

痛みを誘発するテストや痛みを抑制するテストで原因部位を特定しようという方法がしばしば用いられていますが、これらも決定的な診断法にはなりえません。

椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄症もすべり症も無症状のものが多く、何が患者の症状の原因であるかを特定することは、そう簡単なことではないのが腰椎変性疾患の泣き所です。私は独自の腰椎変性疾患の診断法を行っています。

誤診されたり、診断に確信がもてないためにそのままにされたりが実に多いのが腰椎変性疾患です。
私は患者を苦しめる腰椎変性疾患の本質は何であるかを長年、臨床の場で研究してきました。その結果、腰椎変性疾患の種類を問わず、腰痛や下肢痛・しびれを起こす原理は極めて単純であるとの結論に至りました。真理は単純。まさにその通り。腰椎変性疾患は椎間板の傷害や神経根の絞扼・刺激によって腰痛や下肢痛・しびれなどを起こします。

その結論に基づいた手術治療を私は行っています。自分で言うのもおこがましいですが、満足できる良好な手術結果を得ています。それでなければ、年間300人を越える患者さんが私の手術を希望して全国から来られることはないでしょう。良くなった患者さんが他の患者さんに伝えるという、口コミ情報で患者さんが集まってこられます。病気の本質に基づいた手術治療であるからこそ、患者さんは術後速やかに改善を実感できます。他の治療法に多い当たり外れのないことが私の手術治療の大きな利点と言えます。
腰椎変性疾患の診断と手術には、コツがあり、それを知らない限り、安定した良好な結果を出し続けることはできません。
しかし、そのコツを習得したなら、腰椎変性疾患治療の9割打者になれること間違いありません。

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「腰椎変性疾患は治せる病気」を実証する日々で、病気の本質が見えてくる

.02 2014 腰椎変性疾患の治療 comment(6) trackback(0)
私は、「腰椎変性疾患は治せる病気」と確信して、日々の手術に向かっています。

患者の腰痛や坐骨神経痛などの下肢(あし)の症状の大多数は腰椎変性疾患によります。勿論、年齢によるのですが、20代を過ぎると圧倒的に腰椎変性疾患が腰痛や下肢の痛み・しびれの原因になっています。

 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変性すべり症、分離症、分離すべり症、腰椎症、変性側彎症などの腰椎変性疾患は腰痛で始まり、その後、下肢の痛みやしびれを出してくることでは共通しています。

 これらの症状は疾患ごとに細かな違い、特徴はありますが、腰椎を構成する椎間板や椎間関節が出す腰痛と腰椎の中に存在する馬尾や神経根などの神経組織が出す腰痛や下肢痛、下肢のしびれ・筋力低下、排尿障害などは全部の疾患に共通しています。 

 従いまして、症状からどの腰椎変性疾患が原因かを特定することはできませんが、腰椎レントゲン撮影とMRI、CTを行うことによって原因疾患を特定できます。私は、これらの検査のみで診断を行い、手術適応があるかどうかを判断しています。脊髄造影検査も神経ブロックも診断や手術方針決定のためには行っていませんし、必要とも考えていません。

 手術の最も重要なポイントは、神経の的確な除圧にあります。ヘルニアの摘出はその一つの手段に過ぎません。神経除圧で腰痛や下肢の症状は改善します。さらに、腰椎の不安定性のある症例では、固定術を併用します。これらの手技をすべて最小侵襲で行うのが私の基本方針です。

 腰椎変性疾患は何度でも繰り返し起こる可能性のある疾患です。従いまして、手術で痛い、つらい思いを味わうと次の問題が発生した時に手術を受けることにためらいが起こります。その点、最小侵襲手術は、手術自体が患者に与える痛み・つらさよりも手術が取り除く患者の苦痛の方がはるかに勝りますので、患者は再手術、再々手術を受けることに余り抵抗を感じていないように思われます。

 神経機能が回復できるグッドタイミングで手術を受けられた患者では、殆ど症状は残りません。その一方で、神経障害が進んでしまっていると、痛みやしびれが後遺症状として残ることがありますので、手術を受けるタイミングは極めて重要です。

 私は週に7件の脊椎手術を行っていますが、すべての腰椎変性疾患の手術で症状消失あるいは改善を得ています。これらの経験を通して、「腰椎変性疾患は治せる病気」、この確信が揺らぐことはありません。

 現在は、他の医療機関で原因不明とされたり、手術で改善しなかった患者の診断と手術を多く受け入れています。
これは、「腰椎変性疾患が腰痛や下肢の痛みの主たる原因であることを立証する」ためであり、「腰椎変性疾患は治せる病気であることを実証・証明する」ためです。

 私は、腰椎変性疾患による症状の改善のためになすべきことは何かを会得できたと思っています。長い、長い道のりでした。
 
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患者視点からの医療制度と腰椎変性疾患治療の現状に対する批判

.26 2014 腰椎変性疾患の治療 comment(4) trackback(0)
ブログに寄せられた最新のコメントは、国の医療行政の矛盾や治療にあたる医師への厳しい批判です。患者側から見るなら、当然ともいえる批判と私は受けとめます。旧態依然とした閉鎖的な医療がはびこる医療界の体質の中で、国は役割分担と連携をこれからの医療のあるべき姿と医療政策を進めています。その目的は医療費削減にあります。このような国の政策が医療機関への強制力を益々強めていく方向にあります。大学病院などの大病院が紹介状を持たずにくる患者を拒むのは拒まざるを得ない仕組みへと国が強化しているからに外なりません。ところが、その一方で、医療界の閉鎖性は医師から医師、診療所から病院、病院から病院への患者の動きを抑制する傾向にあります。その理由は色々ありましょうが、腰椎変性疾患の場合には、保存治療から手術治療への切り替え時期が未だ不明確なことであり、まだまだ痛みは付き合っていくもの、歩けなくなるまで手術はしない方がよいなどという古い考え方が医療現場では支配的なことです。このような医療機関の閉鎖性や医療の質の格差と国の医療行政の隙間に落ち込む患者が後を絶たないのが現状だと思います。まさに、日本の医療制度の光と影が生み出している問題であり、運用を間違えると陰ばかりが広がるのではと危惧されます。

次にブログに寄せられたコメントを紹介します。

国民医療費については私も心配しています。
こういう言い方は良くないかもしれませんがあえて言わせて頂きます。
ヤブ医者(その町の市民ではすでに知られてる)と言われる
整形外科、脳神経外科の診察と患者の話を適当に聞く、
そもそも治す気がない、親身になって治療可能な医師への紹介も積極的にせず、電気をあてる、温める、窓口で湿布を山盛り出す。

このようなことを延々と続けることに怒りを感じています。
その診察や湿布や痛み止めの薬など腰痛に悩む人には
効果もなくどんどん悪化していきます。そのような診察に対しても保険が使われています。
これほどお金(税金)のムダ使いはないのではないでしょうか?

正しい診断もできない、積極的に良い医師や病院への紹介もせずに税金に群がって保険請求してる医師は痛みに悩む国民にとって邪魔な存在です。
金さえ儲かれば患者の痛みなんてどうでもいいわけです。
良識のある人間ならこのまま自分の医院に通わせても時間とお金のムダだと判断していつまでも引っ張るようなことはしないと思います。
しかし、延々と患者を引っ張る医師があまりにも多いです。

こんなムダな診察や投薬にどれほどの税金が使われてるのか。
こんなことならアメリカみたいな医療制度になっても良いと思ってます。
ヤブ医者ばかり増えると良い医師を探すのが困難です。
そして、国民医療費もどんどん増えて、良い医師に診察してもらうことまで困難なシステムになっていくばかりです。

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