災いから、再発見する生き甲斐と喜び

.04 2015 患者さんへのメッセージ comment(4) trackback(0)
3月末日まで約4ヵ月間入院加療し、
4月1日から新入職員の入職式と教育研修を行い、私の職場復帰がスタートしました。
歩いてもふらふら、手足の力も入らずの状態で、いつ手術を開始できるか皆目見当のつかない状態でした。
長い間、私の復帰を待たれている患者さんに申し訳なく思う日々が続きました。
しかし、身体は正直なもので、ウオーキングや筋力をつけるリハビリをこつこつやるしかありませんでした。
その間、なによりも励みになったのは、私の復帰を待つ患者さんであり、病院職員の方々でした。
自分を必要としてくれる人々の存在が、どれほど生きる励みになるか、今回は身を以て知ることができました。
リハビリ病棟で、片麻痺や言語障害などと必死に戦う患者さんの姿をみるにつけ、自らの病の軽さを感じたものです。
運良く体調は順調に回復し、5月末から外来診療や手術をぼちぼちと始めることができました。
今日までに腰椎や破裂脳動脈瘤の手術を、合わせて20件を超すところまできました。
手術はまだ週3回くらいのペースですが、さらに増やせる見通しも立ちました。気力・体力はほぼ100%の状態です。
一日でも早く、一人でも多く、腰椎変性疾患に苦しむ患者さんを救いだすことが私に残された使命であり、
そのためにこそ、この世に再び命を与えてもらったと思います。
これからも、腰椎手術に対する社会の期待と信頼が高まっていくよう最善を尽くしていきます。
腰椎変性疾患に苦しむ患者さんは、諦めることなく、希望をもって、戦い抜いて欲しいと思います。
腰椎変性疾患は「自力で治る、手術で治せる」病気なのですから。


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