椎間板ヘルニアは「付き合っていくほかない」と言われた患者の顛末は?

.30 2011 腰椎椎間板ヘルニア comment(0) trackback(1)
腰椎でも頚椎でも同様ですが、椎間板ヘルニアの痛みを長く持って生活している患者さんは、痛みをかばう生活をするため、腰の骨が横に曲がったり(側彎変形と言います)、首の骨が白鳥の首のように後ろへの彎曲(後彎変形と言います)が発生し、これらの骨の変形が新たなヘルニアの引き金になり、椎間板ヘルニアは次第に複雑な状態へと進むことが少なくありません。今日、受診された40代の女性患者は、3年あまり頚部から肩、上腕の痛みを持ち、主治医からは付き合って行くしかないと言われて現在に至ったそうです。痛みはその時々で強くなったり、弱くなったりで、弱くなるとこのまま治るのかと期待を膨らませるが、再び、強くなり落胆するということの繰り返しできたそうです。気持ちも前向きにならなくなり、沈むようになったそうです。頚椎の検査では、40代にもかかわらず後彎変形が進み、無残なことになっていました。MRIでは、椎間板ヘルニアを認めました。3年あまりも持続した痛みがもたらした結末です。椎間板ヘルニアは付き合って行く外ないという、従来の治療の考え方を変えなければならない時代にきていると認識しましょう。へルニアの痛みが持続する場合には、いづれ、付き合うことのできないもっとつらい状態に陥っていくことが多いので、時期を逃さず、手術により根本的に治しましょう。手術治療の進歩によって、「保存治療ありき」の従来の治療のあり方が変わる時がきたと私は考えます。




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