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腰椎分離すべり症に固定手術を受けたにも拘わらず、術後も症状が悪化した患者

.31 2011 腰部脊柱管狭窄症 comment(0) trackback(0)
70歳代の男性が受診した。平成10年頃に腰椎分離すべり症に対する腰椎固定術を受けた。術後も腰痛と下肢のしびれは改善しなかった。患者曰く、「症状の改善は全くなかった。外来受診時には、担当医は固定部位の状態が良いことは説明したが、症状が改善しないことに説明はなかった」。その後も、症状は次第に悪化し、立っていることや歩くことが困難になった。頻尿も出現し、一回尿量の減少あり。ついには、小便のために立っていることさえ困難になった。さらに、患者曰く、「腰の手術などしない方がいいと周囲に話してきた」。しかし、患者の状態を見かねたかかりつけ医が私の外来受診を勧めた。検査の結果、腰椎5番と仙椎1番の固定は完成していた。何ら問題は見られなかった。しかし、腰椎から胸椎にかけて広範な脊柱管狭窄症が認められた。脊柱管は狭窄どころか閉塞状態であった。13年前の固定手術の時から、患者の症状は脊柱管狭窄症による症状であったのであろう。症状とは関係のない分離すべり症だけが手術され、脊柱管狭窄症には手術が行われなかったための不幸な結果である。手術後も通院治療を続けていたが、狭窄症に対する手術という話しはでなかったようだ。患者の外科治療に対する不信はその後も続き、狭窄症は進みに進んだという次第であった。この患者では、MD法による脊柱管狭窄症の手術を5カ所で行う必要がある。患者は手術を予約して帰った。この患者で見られたように、腰椎手術は患者の症状の原因部位を正確に診断して、原因を治さない限り症状の改善は得られない。誤診とはいえ誤診と言い切れない腰椎手術の難しさが存在することを一般の方々に知っておいてもらいたい。



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