腰椎椎間板ヘルニアの真理(1)症状編

.21 2017 腰椎椎間板ヘルニア comment(9) trackback(0)
「人生における腰椎変性疾患の始まりから終わりまで」の連載をいよいよ始めます。
シリーズ第1弾は「腰椎椎間板ヘルニアの真理」です。
ここでは「椎間板ヘルニアに関する事実」に基づいた説明に徹したいと思います。学術的に走らず、一般の方々が理解しやすい内容にしたいと考えています。

腰椎椎間板ヘルニアの真理  (1)症状編
1)椎間板ヘルニアの初期症状は?
  腰痛、特に急に発現する腰痛が特徴です。腰を前に屈めた時や、重い物を持ち上がるといった動作が
  きっかけになることが多く、「ぎっくり腰」と呼ばれる腰痛がこれにあたります。
2)腰痛の次に起こる症状は?
  椎間板ヘルニアはL4/5とL5/S1が好発部位であることから、それぞれL5神経根とS1神経根が圧迫刺激されて、坐骨神経痛と   呼ばれる臀部から太もも後面の痛みが起こります。このぎっくり腰を繰り返しながら、坐骨神経痛へと進むのが一般的です。
3)坐骨神経痛の次に起こる症状は?
  下腿や足の痛み・しびれです。さらに進むと足の筋力の低下が始まります。また、さらに足の冷感が強くなります。浮腫(むくみ)  が起こることもあります。
4)ヘルニアによる神経症状の程度には、主としてヘルニアの部位と大きさが関係します。更に脊柱管が生まれつき広いか、狭いかの先天的要因も関係します。例えば、内腔の狭い椎間孔内に入り込んだヘルニアは小さくても神経症状を強くするが、広い脊柱管内のヘルニアは大きくても神経症状は軽い傾向があります。
ー続くー

  
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