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腰椎手術における技術料加算の不条理とは

.22 2012 腰椎椎間板ヘルニア comment(0) trackback(0)
手術顕微鏡と内視鏡は微細な組織が大きく拡大して見えるため、脊髄や神経など小さく弱い組織を安全に手術することができる。肉眼手術で起こっていた手術による神経障害は著しく減り、正確で安全な手術の道を開いた。両者とも使いこなせるようになるためには長い期間、相当の訓練が必要である。私は手術顕微鏡を使い、直径16mmの筒状の開創器の中で腰ヘルニアを摘出している。内視鏡を使う整形外科医は同じ開創器を用いて腰ヘルニアを摘出している。手術としては手術顕微鏡を用いるか、内視鏡を用いるかの違いのみで、まったく同じ次元の精密な手術である。ところが、内視鏡を用いた手術には技術料として大きな加算がつき、手術顕微鏡には技術料としての加算が認められていない。仮に、脳神経外科医が内視鏡を用いてヘルニアを摘出しても、整形外科医が常勤でいなければ加算がつかないのである。これが国の行った診療報酬改訂である。実は、今回より前からこんなおかしな状態があり、改善される気配はない。同じ腰の病気を本質的には変わりのない方法で手術しても、加算がついたり、つかなかったり。まったくもって、不条理な国のやり方としか言いようがない。内視鏡は主に整形外科医が用い、手術顕微鏡は脳神経外科医が用いている。現状は整形外科医に有利な診療報酬体系であり、脳神経外科医には割の合わない制度である。このような不条理がまかり通る国では、高度な技術の必要な手術を行う脳神経外科医のモチベーションが大きく下がってしまうのは必至である。このような不条理が起こるのは、医学会の力関係が国の診療報酬制度をも支配していることを示している。このことを広く国民に知っていただき、是正に向けた運動を立ち上がるべき時と考えている。しかし、国民の側からこの問題を見ると、整形外科医が内視鏡で行う腰ヘルニア手術は高額になり医療費負担が増すことになるが、脳神経外科医が手術顕微鏡で行う手術はより易く、医療費負担が低くなることを意味する。国民にとっては、より易く脳神経外科医の高度な技術の手術が受けられることの方がよいのかなと思わないわけではない。


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