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腰部脊柱管狭窄症の進行した80歳代の女性

.28 2012 腰部脊柱管狭窄症 comment(0) trackback(1)
長く腰部脊柱管狭窄症を煩い、次第に猫背が進み、上を向いて寝ることが出来なくなった80歳代の女性の手術を行った。腰椎は見るも無惨に曲がり果て、L2/3、L3/4、L4/5に高度の脊柱管狭窄を認めた。
脊柱管狭窄症は通常はL4/5に始まり、加齢と共に次第に上行し、L3/4、L2/3へと進む。狭窄症が進むに従い、患者の腰は後彎変形(屈み腰の状態)が進む。なぜなら、前屈みにならなければ立位を保持したり、歩いたりできないからである。脊柱管狭窄症では、腰を前に曲げることで、神経の圧迫が緩むため、立つことや歩くことができる。狭窄症が進むに従い、腰を前に曲げる程度が増していく。極端になると、90度まで曲がってしまう人もいる。それでも、手押し車などにつかまれば、何とか歩くことができるのだ。
しかし、骨の中の神経の圧排は加齢と共に進むため、神経の障害も進む。具体的には、両側の下肢に常に痛みやしびれを認めるようになり、冷感も感じ、下肢の力は落ち、膀胱機能や肛門括約筋の障害まで起こるようになる。80歳代にもなると狭窄症の患者の腰は曲がったまま骨が固まり、伸ばすことすら出来なくなる。
 私が手術した80代の女性には上記した症状が全て認められた。その女性と家族はこのまま歩けなくなってしまうことへの不安・恐れから私の手術を受ける事を決めた。手術は、L2/3とL3/4とL4/5のそれぞれの部位に17mmの切開を加え、手術顕微鏡とチューブ状のレトレクターを用いるMD法で行った。手術所用時間は2時間、出血量は20mlであった。
術後は曲がった腰ながら、仰向けで下肢を伸ばしたまま寝ていることが出来るようになった。この女性は、40代頃に既に狭窄症の症状が始まっていたのである。脊柱管狭窄症は早い人では30代または40代で発症し、悪化、改善を繰り返しながら、徐々に悪化が進む。この狭窄症を根本的に治すことのできる治療は手術をおいて無い。


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長く腰部脊柱管狭窄症を煩い、次第に猫背が進み、上を向いて寝ることが出来なくなった80歳代の女性の手術を行った。腰椎は見るも無惨に曲がり果て、L2/3、L3/4、L4/5に高度の脊柱管狭窄
2012.06.28 19:26 まとめwoネタ速neo
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