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遠く県外から来られた91歳の女性、腰部脊柱管狭窄症の手術無事終了!

.30 2012 腰部脊柱管狭窄症 comment(8) trackback(0)
 20年来の腰痛歴と次第に進行する両側大腿部から下腿部の痛みとしびれ、冷感があり、立位保持や歩行が困難になってきたというのが主訴である。腰を曲げ、杖をついて短い移動がかろうじて可能という状態。

神経学的検査では、両側のL5神経根が支配する筋力低下と知覚障害が明らかであった。

腰椎レントゲン撮影では、腰椎症による側彎変形あり。
腰椎MRIでは、腰椎4番と5番の間(L4/5)の高度の脊柱管狭窄と椎間孔狭窄を認めた。

患者・家族の強い希望により、手術を行った。手術は17mmの切開によるMD法により
脊柱管内のL5神経根と馬尾、椎間孔内のL4神経根を両側で除圧した。正中の左側から進入して、両側を除圧する方法である。手術時間は1時間10分、出血量は15mlであった。

術後、麻酔からの覚めは良く、両足の動きも良く、何よりも術前には両下肢を伸ばして仰向けに寝ていられなかったのが、それが出来るようになっている。これが神経の圧迫がきちっと除去された証拠である。明日からは歩行開始できるだろう。腰痛も訴えなし。

私どもの病院では、80~90歳代の腰部脊柱管狭窄症の手術が増加している。手術を諦めていた、或いは諦めさせられていた超高齢者がこの世の最終章に来て、もう一度歩きたい、痛みのない生活を送りたいと切望するようになったからである。そして、家族のそうさせて上げたいという愛情が超高齢者の手術を可能にした。しかし、患者本人は手術を希望するが、家族の反対で諦めなければならない超高齢者がまだまだ多いのが現状である。


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drshujisato
質問概要

20年前に4番5番のヘルニアの除去手術をしています。
8年前に再発して2カ月入院し、その際は安静で回復しています。
今回は7月に入院して現在も入院中です。急性期の痛みは入院して一週間あたりから軽減してきました。しかしながら、現状では帰宅してみても右足の自由が利かず、悲観的になっています。
再発箇所からの再手術は難しいのでしょうか?

お答えします
 再発椎間板ヘルニアの悩みですね。確かに、再発椎間板ヘルニアの手術は困難で危険な手術、神経障害の起こり易い手術、症状改善が不良な手術と言われてきました。そして、現在もまだまだそのように見なされ、再手術には消極的な外科医が多いです。一方、再発ヘルニアの摘出を避けて、固定術を行う医師もいます。私は、再発ヘルニアの手術を積極的に受け入れてきました。この手術には好くするコツがあるのです。最小侵襲手術でも安全に良好な成績を出すことができるようになっています。しかし、手術顕微鏡を用いた相当に精巧な手術になりますので、普及していません。私はいつも強調しますが、腰ヘルニアは治る・治せる病気です。再発も同様です。最小侵襲手術でなくてもよいですから、再発ヘルニア手術の経験の多い医師を選ぶことをお勧めします。しかし、なかなかそのような情報は得られないのが悩みですね。でも、頑張って見て下さい。
私のツイート、ブログをフォローしていただきありがとうございます。
2012.08.02 00:19
drshujisato
全然気にしなくて良いですよ。
質問者のために質問者を非公開にしているのですからね。



> 佐藤先生 
> すみません。
> 非公開でコメントするところを公開で行ってしまいました。
2012.08.02 21:03
drshujisato
> 佐藤先生
> おはようございます。
> その後、神経根ブロック注射を腰椎5番に1回、4番に2回行いました。4番への注射は痛みの箇所に確実にヒットしました。右腰の痛みはまだありますが、右足下腿の痺れは軽減しました。
> 昨日、日常生活が出来るかどうか確認のため自宅に一時外出してみました。コルセットは就寝時以外は常時装着しています。立ち座りは筋力低下で大変に感じました。自動車の運転は痛くなく可能でした。明日は外泊して入浴時の動作や就寝時で痛みが出るかどうか確認してみたいと思います。
> 主治医からは外出、外泊を試してみて、痛みがひどくなれば手術をすると話されました。
> 途中経過ですが、報告させていただきました。よろしくお願いします。
2012.08.31 23:45
drshujisato
保存治療が奏功しているようで何よりです。
そのまま快癒すると良いですね。
主治医の話されるように、生活復帰を図りながら
現在の症状改善が本物かどうか確認されることだと思います。
頑張ってください。


               佐藤秀次
2012.08.31 23:48
drshujisato
腰ヘルニアの再発に関しては、最近の私のブログで紹介しましたが、私は普通にMD法でやっています。
若干、骨は削りますが、何ら問題はありません。再発ヘルニアは手術が難しくなりますので、医師から敬遠されやすいのです。顕微鏡でも内視鏡でも再発ヘルニアを積極的に扱っている脊椎外科医への紹介を希望されたらよいでしょう。
2012.09.06 20:43
hitomi
はじめまして。母(76歳)が腰部脊柱管狭窄症と診断され坐骨神経痛のため、手術をしようかと悩んでいるため調べておりました。
調べておりますと、特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行ですとよく出てきます。ただ、母は午前中が特に痛く、長く歩くと痛くなるというより動く際に痛みを感じる状態です。やはり個人差で症状はそれぞれなのでしょうか。診察の際には、しばらく様子を見るようにと言われたそうですが、しばらくとは通常どれくらいの期間をさすものなのでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありません。
2014.10.11 12:00
drshujisato
14/10/11のhitomiさんへ

学会中のため、回答が遅れました。
76歳のお母さんが腰部脊痛管狭窄症と診断されたのですね。
狭窄症の典型的な症状は、間欠性跛行であり、休むとまた歩けるようになります。しかし、狭窄症でも坐骨枝頚痛が強いタイプもあります。脊柱管狭窄症と思っていたら、原因は椎間孔狭窄症であったということもありますの
で、先ず原因診断が重要です。
しばらく様子を見ようと言う場合には、私は症状の程度にもよりますが、一般的には3ヵ月以内です。これはヘルニアが原因になっている場合には3ヵ月位で良くなる可能性があるからです。しかし、狭窄症の場合には、改善がしにくい傾向があります。やはり、診断と病気の程度を見ての判断が必要になりますね。

from 佐藤 秀次
2014.10.13 21:37
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.10.14 10:28

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