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今日の診療日誌

.04 2012 腰椎最小侵襲手術 comment(0) trackback(0)
今日は午前1件、午後1件と2件の腰椎手術があった。
午前の手術は50代後半男性で、右L4/5の椎間板ヘルニアである。大きなヘルニアがL5神経根を強く圧迫しているため、右足の背屈がかろうじて出来る程度で、母趾の伸展は殆どできない状態であった。L5神経根の麻痺が進み、激痛は無くなり、しびれも軽いが、歩行が出来ず、車椅子移動であった。

17mmの皮膚切開によるMD法によりヘルニアを摘出した。L5神経根はヘルニアと骨の間で潰されていた。ヘルニアを摘出すると、神経根の太さが元の状態に戻った。神経根を先に除圧して、無理なく動く状態にしてから、ヘルニアを摘出しなければならなかったため、手術時間はいつもよりも長く1時間14分かかり、出血量は10mlであった。神経根が強く圧迫されている状態で、無理にヘルニア摘出を行うと手術操作で神経根を傷め、術後に症状が悪化する危険があるのでこのような除圧操作を私は先行させる。そうすることで、手術操作で症状の悪化する患者は殆ど皆無と言ってよい。

麻酔から覚醒すると、足関節の背屈は良くなっていたが、母趾の伸展不良は変わない。しかし、3ヵ月もすると足関節の麻痺はかなり改善し、歩行には差し支えない状態になると
期待できる。

午後の2件目の手術は、70代の女性で、L4/5の腰椎変性すべり症と脊柱管狭窄があり、腰痛、右下肢の痛みと足関節の背屈力の低下を認めた。まだ、歩行には大きな支障はなかったが、今後、症状が悪化する危険性が高いため、患者の希望もあり、固定手術をおこなった。
手術は最小侵襲固定術で、腰の真ん中に18mmの切開で両側L5神経根と馬尾の除圧を行い、左右に40mmの切開でL4/5の椎体間固定とペディクルスクリュー固定を行った。手術時間は4時間10分、出血量は130mlであった。麻酔から覚醒すると、術前の右下肢の痛みやしびれは良く改善していた。創部の痛みも苦になるほどではないとのことであった。
明日から、歩行開始できるであろう。


腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
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