2012年に私が執刀した脊椎手術321例の詳細を紹介します。

.31 2013 脊椎疾患 comment(8) trackback(0)
2012年に私が執刀した脊椎手術は321例:内、腰椎手術は263例、頚椎・胸椎手術は58例でした。

腰椎手術の内、椎間板ヘルニアは59例、その内再発ヘルニアは10例、内1例は3度目の再発でした。超外側型は4例で全ヘルニアの7%でした。すべてMD法でヘルニア摘出を行いました。

脊柱管狭窄症は95例、内11例が椎間孔狭窄、椎間孔外狭窄を合併していました。すべてMD法で神経除圧を行いました。

変性すべり症は50例、42例では最小侵襲除圧固定術、8例はMD法による神経除圧を行いました。

分離症2例、分離すべり症8例では、すべて最小侵襲除圧固定術をおこないました。

脊柱管狭窄や椎間孔狭窄を伴う側彎症は9例で、内8例では最小侵襲除圧固定術、MD除圧は1例でした。

腰椎症性の椎間孔狭窄は17例、内11例ではMD法除圧、6例は最小侵襲除圧固定術を行いました。

腰椎症性椎間孔外狭窄は12例、全例でMD法除圧を行いました。

腰椎症性椎間孔狭窄と椎間孔外狭窄がの合併例は8例、すべてMD法による神経除圧を行いました。

その他3例、内2例はMD法除圧、1例は最小侵襲固定を行いました。

手術法で見ると、MD法は196例、最小侵襲固定術(mini-TLIF+ペディクルスクリュー固定)は67例でした。

全体の中で、椎間孔に関係した病変を有していたのは46例17%でした。

次回は、腰椎椎間板ヘルニアの詳細を紹介します。

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Easton
佐藤先生ご無沙汰してます。固定術につき質問あります。椎間関節の削除、椎間板の摘出、ケージ挿入など大変な手術であることが分かります。要は2個の椎体を固定するわけですから術後は前屈、後屈が前よりはスムーズにならなくなりますネ?
回転は余り影響なくゴルフなどのスポーツは問題ない。
2013.02.28 17:36
drshujisato
調子はどうでしょうか。
固定術後の動きの制限感は多くの方は自覚していませんよ。
術前の動きの制限の方が大きいためと思います。
固定が完成すれば、好きなゴルフを楽しんでください。
問題なくできるとおもいますよ。
2013.02.28 22:50
Easton
そうですネ、退院後、3ケ月間に海外旅行を2回したと同じようなものですから順調とは言えないのは無理からぬことです。神経よりは筋肉とか筋膜、靭帯、関節などいろんな要因かなと思ってます。
2013.03.01 11:53
杉山 あきら
10 年前から、脊柱管狭窄症に悩まされており、ここ1年間ほどは、神経根ブロックでしのいできましたが、3ヶ月前からはそのブロック注射も3日ほど程度しか効果が無く、痛みより左脚の感覚が無くなり、力が入らない状態で、脚をくじく事が多くなりました。痛みに悩まされていた時には、少し休んで、腰を丸くしていると、痛みが解放されてゆくのが、わかりましたが、麻痺しはじめてからは、腰を丸くしても解消されず、いつ転倒するかわからないほど進行しました。脊椎の4.5に95%の狭窄がMRI画像で見られた為、2週間前にMED 脊椎内視鏡手術を受けました。左足にはかなり力強さが戻りましたが、つま先の蹴りは回復しておりません。この感覚はいずれ戻ってくるものでしょうか?左右の脹ら脛はかなり違いがあり、筋力の低下は否めません。
2015.04.23 14:38
drshujisato
15/04/23の杉山 あきらさんへ  Re: 術後も左足のつま先に痺れが残りの歩行のさい、上手く後方に蹴れていない。右足でのつま先立ちは出来るが左足では無理!


 手術までの間に、神経の障害が進みすぎたようです。神経除圧後、筋力回復は3ヵ月、しびれなどの知覚障害は6ヵ月以上必用です。麻痺や知覚障害は、それぞれ3ヵ月、6ヵ月を過ぎると回復が低下します。
術後の神経障害の回復程度は術前に神経障害がどの程度進んでいたか、かつどれくらいの期間持続していたかと関係しています。あなたの場合、術後まだ日が浅いので、リハビリを頑張ってください。改善が期待できます。

FROM SHUJI SATO
2015.04.23 23:01
杉山 あきらさん
drshujisato先生
杉山です。率直なアドバイスに感謝致します。私も術後から多くを望んではおりませんでしたが、半年前から症状が痛みから麻痺に変わってから、まともに歩いておりませんでしたので、麻痺が解消してから、左足の運び方を思い出せずぎこちない歩行となっております。リハビリを頑張って脹ら脛の筋肉を戻し、つま先の引き上げ力を少しでも上げるべく、努力してまいります
2015.04.26 20:22
drshujisato
15/04/26の杉山あきらさんへ  Re: アドバイス有り難うございます。

リハビリ頑張ってください。

FROM SHUJI SATO
2015.04.27 00:05
久美
佐藤先生

75歳の母のことで色々調べていたところ、このサイトに辿り着きました。
少しでもアドバイスいただけたら幸いです。


10/19に第一腰椎圧迫骨折後偽関節による腰痛、後弯変形に対して、T11-L3 後方固定術、L1椎体形成術、人工骨移植術の手術を受けました。   

が、インプラントが緩み皮膚を圧迫して痛いと言うことで、11/9に再手術を受けました。

手術内容は、T11-L2 後方固定術後、L1椎体形成術後、T11-L3後方固定術(固定延長)でした。

これで良くなると思いましたが、やはりインプラントが突出して痛がるのでレントゲンを撮ると緩んでいるとのことでした。

11/18に緩んでいるのが判明し、主治医の先生に説明をお願いしましたが、お若い先生で、大学病院の別の先生が手術の説明もされた関係で、連絡を待っているのですが、今のところ何の連絡もありません。

再手術をしても同じようなことが起こることにショックです。
こういった症例の時は他に処置の方法はないのでしょうか?

そこの病院にお任せしていいのか、また説明医がいらっしゃる大学病院に転院させるのがいいのか、それとも別の病院を探すべきなのかとても悩んでいます。

私は現在川崎に住んでいます。
母は大阪に父と私の妹と住んでいます。
離れているので私は2回目の手術の説明時にしか大阪には行っていません。





2016.11.21 21:20

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