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今週一週間の腰椎変性疾患の手術から伝えたいこと

.06 2013 腰椎変性疾患の治療 comment(2) trackback(0)
84、67,70、65、80、53、85
これらの数字は今週、私が手術を行った腰椎変性疾患の患者さんの年齢です。
脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、変性すべり症、分離滑り症などで、2例で最小侵襲固定術を行い、残り5例はMD手術です。

昨年の腰椎変性疾患の手術例数は年齢が30、40、50、60、70代へと上がるにつれて増えていき、70代が最多です。80代以降はさすがに減りますが、最近は80代の患者さんが増え続けています。今まで、治すことを諦めさせられていた、あるいは諦めていた高齢の患者さん達が口コミ情報で希望を持ち前向きに動き始めたことを示しています。

このように腰椎変性疾患による手術例は加齢に伴い増加しますが、年齢に比例して手術治療はより困難になる傾向があります。長い罹病期間の末に症状は悪化し、結局は手術を受けざるを得ない状態に追い込まれて行くというのが腰椎変性疾患の実態です。

私の外来では腰椎変性疾患による腰痛や下肢痛、しびれ、歩行障害などが圧倒的に多く、非特異的腰痛と診断する患者は殆どありません。これらの症状は、薬物治療が無効であったり、慢性化したり、悪化したりの場合には手術治療で改善が図れますので、治療法は生活の質重視で決定されるべきというのが私の持論です。


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佐藤先生

2012/7月初旬に腰椎変性すべり症の手術(L4/5のTRIF固定術)を受け、
2012/8/17・8/18・9/5にこちらでお世話になりました幸(62歳)です。
その節は、術後間もない時期の不安を取り除いて下さいまして有難うございました。
お陰様で、術後9ヶ月近く経った現在、まだ多少の違和感や
姿勢を変える時痛かったり・・の症状はたまにあるものの、すべり症独特の鈍痛は全くなく、
かなりの距離も歩けるようになり一年前の苦痛が嘘のように暮らしています。

経験者でなければ分からない腰痛に、いわば命をかけて真摯に取り組まれていらっしゃる
佐藤先生のブログが気になり、時々拝見しておりますが、固定術経験者としての意見が、
日々悩んでいらっしゃる方々のお役に立てれば・・との思いで私の経験談を投稿させて頂きます。

初めて腰に異変があったのは2010年9月です。
起床時に腰全体に電流が走ったような痺れがあったのが始まりでした。
それから手術して頂いた病院に辿りつくまで、2件の病院と1件の整体を経るわけですが、
手術まで約2年を要しています。その間の各病院への通院・検査にかかる時間やその費用たるや、
馬鹿になりませんでした。

それでも私の場合、運良く信頼できる先生に巡り合うことが出来ましたが、
まず信頼できる先生探しの作業が非常に大変なことであると思います。
特にネットで情報を収集することの難しい年配者にとっては
至難の業になるものと思います。

私の場合、すべりの程度は1センチでしたが、
幸いまだ下肢痛や下肢の痺れはありませんでした。
腰全体の重い感じの痛みと、20分程度の歩行で腰中心部に
不安定な痛みがありました。

先生は最初の2ヶ月間、血流を良くする薬を処方されましたが、
効き目がないことや、私の日常生活を話すと
「手術しましょう。1ヶ月後には職場復帰も可能だし、
1年後にはゴルフでも何でも今まで通りの生活が出来ます。それには少しでも早い方が良い。
何故なら本当に自分が手術したいと思った時にあなたが手術出来ない体になっているかも知れない。
若い人ほど早く元の体に戻しこれから先の人生を楽しむべきだ」とおっしゃいました。

そして手術に至るわけですが、入院して同じ部屋の方々の話を聞き、
先生のおっしゃったことに納得しました。

Aさん
3年前に手術しようと思ったら癌を患い、その後も様々な病気をして、
やっとすべり症の手術ができるようになった今、足先まで痺れるようになってしまい、
ここまで悪化すると完治するのは難しいらしい。

Bさん
何件もの病院を回っているうちに骨粗鬆症が進み、
更に足先まで痺れるようになってしまった。
もっと早いうちに手術できたらどんなに良かったか。

腰痛に悩み、しかし手術を躊躇されていらっしゃる方々に、
私も声を大にして申し上げます。

まず信頼できる先生選びが大切ですが、
そのような先生を探すことができ手術を勧められたら、
是非悪化しないうち手術に踏み切ってください。

固定術は、確かに術後数ヶ月のケアは大変ですが、
それから先の生活は間違いなく明るいものになる筈です。
2013.04.06 21:26
drshujisato
コメントありがとう。
手術体験者の言葉が最も参考になり、説得力があると思います。
保存治療に抵抗する腰椎変性疾患はその根本を外科的に治すことが必要です。
そのためには外科医選びが最も重要であることを強調していただき、皆さんの
参考になった思います。
これからは痛みのない腰で生活をエンジョイしてください。

幸さんのメッセージを同じ病に悩む方々のためにブログ欄に載せさせていただきます。

佐藤秀次
2013.04.06 23:24

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