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85歳の腰部脊柱管狭窄症の女性患者が回復するまでの歩み

.08 2013 腰部脊柱管狭窄症 comment(0) trackback(0)
15年に渡る腰痛癧があり、10年前に既に腰部脊柱管狭窄症を指摘されていた。3年前から間歇性跛行が出現し、保存治療を受けてきたが改善はなかった。昨年11月頃から左臀部から大腿外側部のジンジンするしびれが発現する。某医院を通院し、注射や内服治療を受けたところ症状は軽くなったが、本年1月頃から今度は逆に右腰から臀部の痛みとしびれが発現するようになった。痛みは今までにない程強くなった。間歇性跛行は10メートル以上の連続歩行は困難になり、仰向けで寝ることはできず、エビのように腰を曲げ、膝を曲げていないと眠れない状態になる。夜間も臀部や大腿部のしびれに悩まされる。

この患者さんの腰椎は、すべり症はないものの、腰椎症性の側彎変形がみられ、MRI画像ではL1/2からL4/5までの脊柱管狭窄を認めた。特にL4/5とL3/4に強く、L4/5の左側には椎間孔狭を伴っていた。

診断はL4/5とL3/4の腰部脊柱管狭窄症と左L4/5の椎間孔狭窄症であった。
手術はMD法によりL4/5では両側のL5神経根と馬尾の除圧と左では椎間孔拡大術を行いL4神経根を除圧した。さらに、L3/4では、両側の馬尾除圧を行った。L4/5とL3/4のそれぞれに18mmの皮膚切開である。
手術時間は2時間30分、出血量は20mlであった。

翌日から歩行を開始したが、患者さんの翌日の言葉は「右お尻から太ももの痛みはあるが、我慢できる程度。手術前は仰向けになれなかったけど今は仰向けになって寝られる。長い時間座っていることもできるようになった。」
術後2日目は、「傷がちょっと痛いくらいで大丈夫。」
術後3日目は、「手術前あんなにひどかったのに、今、何ともないの。暇でしかたないわ。」
看護師の記載は、右臀部痛なし。時々、姿勢変更する際に右股関節から臀部付近にかけてしびれに似た違和感が出現する時があるが、持続はしない。

80歳を超えても進行し続ける腰部脊柱管狭窄症。患者の生活の質を蝕み続けていく。
初期の頃は保存治療でそれなりに、あるいは何とか生活できるが、進行すると保存治療は完全に無効になる。
腰部脊柱管狭窄症が進行したなら、手術治療をおいて生活の質を回復できる治療法はないのである。不自由な生活で失われる時間、そして治療費、どれも多大である。



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