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腰椎椎間板ヘルニア再発に対する医師による治療法の違い

.18 2013 再発腰椎椎間板ヘルニア comment(2) trackback(0)
 相談室に寄せられる相談には、腰椎椎間板ヘルニア再発に対する治療法があります。腰椎ヘルニア再発の治療については、このブログで以前にも取り上げたことがありますが、最近、3度目の再発ヘルニアの40代男性のMD手術を経験したので紹介がてら説明します。

 再発ヘルニアの手術は、初回手術よりも遙かに困難な手術になります。前回の手術によって露出された硬膜や神経根は瘢痕性組織と強く癒着しており、これを剥離してヘルニアを摘出しなければならないからです。リスクの高い手術になるため、再発ヘルニアには手を出さない、つまり手術は行わないという選択を行う医師が少なくありません。そのような医師は保存治療を行うわけですが、通常はなかなか痛みがコントロールできず、患者の生活に支障をきたします。

 それでは、手術治療を選ぶ医師はどんな方法をとるのでしょうか。再発ヘルニアに多く行われる手術には腰椎固定術があります。これは腰椎の動きを止めて痛みを解消する手術です。腰椎の動きがなくなると、神経根の刺激が起こらなくなるため、痛みはやがて消失しますが、ヘルニアに神経根が圧迫されたまま固定されることが多いため、しびれや麻痺などの後遺症状が残る傾向があります。また、固定術自体が腰痛を残すこともあるので、手術に対する患者の満足度は必ずしも高くないという欠点があります。

 そこで、私は再発ヘルニアの手術もすべてMD法により、ヘルニアの摘出と神経根の除圧を行っています。顕微鏡手術は熟練すると再発例でも安全にヘルニアの摘出ができます。今回、他院で初回手術、3年後の再発は当院でMD手術、そして4年後にあたる3度目のヘルニア再発手術を再びMD法で行いました。瘢痕組織の中から、ヘルニアを摘出し、神経根を除圧し、術後、激痛は消失し、しびれも解消しました。

 私は、腰椎ヘルニア再発例では、再発ヘルニアの摘出術で対応することが患者のために理想と考えています。そのためには、再発ヘルニアに対する攻略法を熟知・習得することが必用です。

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佐藤
顕微鏡手術と内視鏡手術の違いってどこにありますか?
メリットとデメリットが知りたいです。
内視鏡にできて、顕微鏡にできないことはありますか?
顕微鏡にできて内視鏡にできないことはありますか?

医師が手術をする時の選択肢として内視鏡と顕微鏡があると思います。
内視鏡を選ぶ医師はなぜ顕微鏡を選ばなかったのか?
顕微鏡を選ぶ医師はなぜ内視鏡を選ばなかったのか?

また、手術を受ける患者にとって内視鏡で受ける場合と
顕微鏡で受ける場合の術後の違いはあるのか?

最後に、腕の良い医師は基本的に再発、再手術に関しても
快く引き受けてくれるものでしょうか?
二回目となると尻込みする医師も多いと聞きます。

よろしくお願いします。
2013.12.21 14:03
drshujisato
顕微鏡手術と内視鏡手術の共通点は見る対象を拡大できることであり、違いは顕微鏡では立体像であるのに対して内視鏡では平面像であることです。顕微鏡では術者は直接に術野を見ながらの手術ですし、内視鏡はモニターを見ながらの手術になります。手術顕微鏡では肉眼でできる手術の全てを行うことができますが、内視鏡では用途が狭められます。しかし、内視鏡では経皮的に椎間板を切除することができますが、今の所、同じ事を顕微鏡ではできません。私の経験では、手術顕微鏡はあらゆる腰椎最小侵襲手術に用いることができ、内視鏡では無理とされる再発ヘルニアなどにも対応できます。手術顕微鏡は脳神経外科医、一方、内視鏡は整形外科医が多く用いていますが、これは各科の歴史を反映したものです。手術成績は顕微鏡を使うか内視鏡を使うかの問題というより、外科医の熟練度を反映していると言って良いでしょう。つまり、顕微鏡使おうが内視鏡を使おうが、その結果は多くの場合は外科医の腕次第ということです。再発ヘルニアの手術で結果を出すことは難しく、返って症状を悪くする危険も高いため、熟練した外科医でなければ手術に消極的なのが普通です。結局、腰椎手術は外科医次第ということが出来ると思います。
2013.12.24 22:05

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