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腰椎変性疾患の手術が成功したか否かの患者判定法とは?

.11 2014 手術成功の判定法 comment(8) trackback(0)
ヘルニアや狭窄症、すべり症などの腰椎変性疾患に対する手術を受けた後、手術が症状の改善につながる本当の意味での成功であったか否かは麻酔から醒めてすぐに患者は実感できるものです。その判断に役立つのは
1)術後、腰や下肢を真っすく伸ばして仰向けで寝てることができる。これは、術前にできなかった患者では確かな判断基準になります。
2)術前の坐骨神経痛は麻酔から覚醒後、速やかに軽減する。術前は鎮痛剤がしっかり必要であった患者では、術後不要になります。
3)患者によっては、術前に下肢にあったしびれや筋力低下は術後、早い段階で改善します。
4)立位や歩行で腰や臀部・下肢の痛みが発現しなくなり、立位保持や歩行がしやすくなる。
5)術前、足の冷えが強かった患者では、術後温かみが回復します。。
6)下肢のしびれが術後、足末梢へと限局していく。

以上の症状変化は圧迫・拘扼されていた神経根や馬尾が手術により除圧された結果として、比較的速やかに得られる手術効果です。

これらとは逆に、術後も痛みやしびれのため腰や下肢を延ばせない、身体を丸めていなければならない、立位や歩行で痛みやしびれが下肢に発現して姿勢や歩行を維持できない、などがあると神経の圧迫や拘扼が手術で解除されていない、つまり手術失敗のサインと受け止めなければならないでしょう。これらの場合、術後も症状の改善を自覚できていないことが普通です。

「手術は成功したが、症状は改善しない」ということは、手術失敗以外のなにものでもありません。

腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
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やぶりん
A.Y 45歳 女

昨年10月に4番目5番目の腰痛椎間板ヘルニアと診断されました。足の激痛で病院に行き、リリカ服用しながら二週間ほど安静にし、リハビリ治療を受けて次第に痛みは軽快しましたが、ふくらはぎのつっぱり感、痺れはなかなかとれず、普通歩行に戻るまで2ヶ月ほどかかりました。冬場になり、3歳の息子がいろいろと病気になり、抱っこをせねばならない状況が続き、腰痛が再発しはじめ、3月初旬に起き上がれないほどの足の激痛が再発しました。そのときは先生も、再発だねーと言いMRIは撮りませんでした。痛みが激しいので、ブロック注射を3回受けました。3回目を受けて5分ほどは立てるようになりました。
質問①10月の時は痛みと痺れがあり、痛みの方が先になくなり痺れが残りました。今回3月の再発では、臀部からあしのかかとに激痛が走り、立っていることが出来ません。なぜか痺れはありません。
症状が違うのように思うのですがMRIを撮ってもらった方がいいでしょうか。
質問②ふくらはぎのつっぱり感はどのようにしたらとれますか。
2014.04.11 05:37
drshujisato
腰椎椎間板ヘルニアを繰り返したんですね。患者さん側からは、もっともな疑問だと思います。

質問①10月の時は痛みと痺れがあり、痛みの方が先になくなり痺れが残りました。今回3月の再発では、臀部からあしのかかとに激痛が走り、立っていることが出来ません。なぜか痺れはありません。症状が違うのように思うのですがMRIを撮ってもらった方がいいでしょうか。

回答①:症状からはL5/S1のヘルニアと思いますが、前回はまさに自然軽快の経過をとったのです。つまり、ヘルニアによる神経根への影響が自然に軽くなったのです。自然軽快の場合は、痛みが先になくなり、しびれはその後、ゆっくりととれていきます。しかし、しびれやふくらはぎのこわばりが残ったのは、ヘルニアによる神経の圧迫が残っていたのだと思います。その他の可能性として、ヘルニアによる神経根障害が強い時には、ヘルニアが自然に吸収消失しても、足の先にしびれが残ることはあります。しかし、貴方の場合には、ヘルニアが残った状態で痛みは解消していたのではないかと思います。そこに、3月のヘルニア再発が起こったのだと思います。今度は、神経根への圧迫影響がさらに強くなり、炎症も強いため、激痛の状態が続いているのだと思います。痛みが強いとしびれがあっても症状としては隠され、自覚されないことがあります。この場合、痛みが軽減するとしびれを自覚するようになります。今回の症状は、初回のヘルニアの症状に再発の症状が上乗せされたものでしょう。私なら、MRIを調べ、ヘルニアと神経根の状態をチェックし、治療方針を検討します。筋力低下が既に始まっているのではと心配されますが、いかがでしょうか? L5/Sのヘルニアでは足先で地面を押す力が落ちるのが特徴です。つまり、つま先立ちが困難になります。やってみてください。


質問②ふくらはぎのつっぱり感はどのようにしたらとれますか。

回答②:ヘルニアによる神経根の圧迫が残っているためと思います。手術でヘルニアを摘出した患者では、つっぱり感は残らないのが普通です。一方、自然経過でヘルニアによる痛みの解消した方では、しびれやつっぱり感はヘルニアによる影響として残ることが多いと思われます。つっぱり感に対しては、痛みがなければ、筋力トレーニングやストレッチングなどで良くするほかないと思います。、
2014.04.12 14:41
やぶりん
お忙しいところ、回答を早速していただきありがとうございました。

大変よくわかりました。
足の方の感覚は、前より確かに鈍くなってきているようです。つま先立ちはくるぶしが痛み、出来ません。

もう三週間も寝たきり生活が続き、右足の筋力も低下しているし、回復の兆しが見えないので手術したほうがいいですか?
ただ、今の病院で大丈夫なのだろうか、と不安に思います。
2014.04.12 20:47
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.04.13 01:32
佐藤
我慢してる期間が長い場合は神経への傷害が酷い場合は手術をしても後遺症が残るそうですが、これは年齢は関係ないでしょうか?

例えば、20代で腰痛や下肢の痺れを発症して10年以上も
我慢して40歳で手術。

あるいは、60代で腰痛や下肢の痺れを発症して10年以上も
我慢して80歳になって手術。

我慢をすればするほど術後の結果が良くない場合があるというのは年齢は関係ないでしょうか?

2014.04.13 13:03
ディジー
いつも先生のブログを拝見しております。
今回のブログがとても気になりコメントせずにはいられませんでした。

実はL5S1のヘルニアLove法でのオペ術後12日です。
去年3月にMEDによる同部位のオペ後、あまり改善されず、そうこうしているうちに夏には再発。
保存療法で粘りに粘って、悩みに悩んで(経緯は長くなってしまうので割愛します)今回、脊髄センターのある専門医による診断でオペに至りました。
オペは一度目とは別病院でした。
本題は、オペ後の症状です。
覚醒後より術前にはなかった右臀部から腿裏に痺れのような感覚異常のような、踵には痺れが出現。
術前に1番悩まされていた右臀部から腿裏の坐骨神経痛も、何と無く感じてしまっています。
(もともと激痛はもうありませんでした。)
つま先立ちもできていたのに、脱力感がひどくあまりできなくなりました。
冷感もひどかったのですが、それもまったく改善がありません。
改善された点は、首を下に向けると何故かビーンと背中?腰あたりまで痛みが響いていたのですが、それが全くなくなりました。
要するに、先生の仰るような改善された実感があまりないのです。
むしろ、術前なかった痺れが気になって仕方ありません。
執刀医の説明によると、普通のヘルニアではなかったそうです。
ヘルニアが軟骨も押して背中側まで突出し、さらにそれが神経に竹輪のように巻きつきベッタリ貼りついていて硬かったそうです。
なので、それを慎重に少しずつ剥がして全て取りましたとのこと。(かなりの量でした)
時間がかかったそうです。
神経が真っ赤になっていたので、相当痛かったと思うと言われました。
神経にデコピンを何度もしたようなオペなので、しばらくは炎症などあるので痺れがあるかもしれないとは
言われました。
術後より足先の痺れは多少改善されました。(術前は痺れはまったくありませんでした)しかし踵と右足底部は痺れがあり、ふくらはぎは大丈夫です。そして臀部から腿裏と股間の際どいギリギリのライン?も痺れというか感覚異常があります。
この症状は、術後間もないからでしょうか?
執刀医は神経は傷つけていないよと。
ちなみに、術前の検査MRI、ミエロ等からはこのようになってるとはわからなかったそうです。
時間経過と共に改善されていくのでしょうか?
このような症例は先生はありましたでしょうか?
長々と申し訳ありません。
2014.04.13 22:46
drshujisato
術後の回復力という観点からは、高齢になるほど劣るというのが一般論です。しかし、神経障害の程度は必ずしも罹病期間の長さと一致するわけでもありません。一般的に、下肢の感覚鈍麻や冷感、しびれ感が強く、筋力低下が進み、筋萎縮まで見られている方では、経過の長短に関わらず、術後の神経機能回復には限界があります。それを除きますと、脳や脊髄と異なり、腰の馬尾や神経根は末梢神経ですので、高齢者でもかなりの回復を示すのが普通です。
2014.04.14 14:53
drshujisato
もっともな心配だと思います。
それで、貴方と同じような悩みをもった方のためにも、昨日、blogに回答を乗せました。
参考になれば幸いです。
2014.04.14 15:08

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