腰椎分離すべり症で神経症状が発生する場合は、椎間孔狭窄を疑うべし。

.04 2014 腰椎分離すべり症 comment(1) trackback(0)
腰椎分離すべり症による坐骨神経痛で、腰椎固定術を受けられた方から、術後も下肢の痛みやしびれの改善が得られず、悩んでいるとの相談を受けました。
この方は、術前のMRIなどの検査で、神経の圧迫はないと説明を受けたようです。

腰椎分離すべり症では、脊柱管内で神経根が圧迫・刺激を受けることは極めて少なく、大多数は椎間孔狭窄による神経根症です。分離すべり症がL5/S1にある場合にはL5/S1の椎間孔狭窄によりL5神経根が圧迫されます。L4/5の場合にはL4神経根の圧迫となります。相談の方の場合には、脊柱管内では神経根の圧迫は見られなかったということですが、実際には椎間孔狭窄が存在していたのであろうと推測されます。

分離すべり症に対する手術治療で固定術を行う際に注意すべきことは、椎間孔内で神経根の除圧をきちっと行うことです。これがうまくいっていないと、固定術後に神経根症状の悪化が起こったり、症状改善が不良になることがあります。

私も、分離すべり症の固定術後に神経根症状が悪化して、再手術を行い、神経根を除圧して症状の改善を得た患者を経験しており、このブログで紹介したことがあります。

このような場合には再手術を慎重に検討することが重要と私は考えています。

腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
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2015.06.09 12:38

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