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再手術で坐骨神経痛の改善した腰椎症性椎間孔外狭窄の後期高齢者の男性

.15 2014 腰椎椎間孔狭窄 comment(6) trackback(0)
平成23年頃から、患者さんは腰痛と左下肢痛があり、歩行で痛みが増し、座ると軽減するという狭窄症様の症状を持っていました。寝るときには、左を下にすると痛みが増し、右下すると痛みが軽減するという状態でした。
症状は左L5神経根が原因の坐骨神経痛と診断しました。
画像検査では、腰椎症性変化が進んでいますが、今回の症状の原因はL4/5の右側の腰椎症性脊柱管狭窄症と診断し、同じレベルの右側の椎間孔狭窄も疑われたため、
手術は、MD法により、脊柱管内で右L5神経根を除圧し、併せて右の椎間孔拡大術を行い、右L4神経根も除圧しました。後者は症状との関連性が否定できないと判断されたからです。
手術はチューブレトレクタ-直径18mm、長さ60mmと手術顕微鏡を用いて、予定通りに終わりました。
手術時間は1時間15分、出血量は10mlでした。

術後経過は、術前の左下肢の痛みとしびれの改善が見られず、今回の手術はfailed back surgeryの可能性が高いと
判断し、画像の再検討を行ったところ、左L5/S1の椎間孔外に狭窄性病変があり、これが真の原因かと
考えてみましたが、狭窄程度からは、確信には至りませんでした。この所見は前回の手術の時の所見と変化ありませんでした。

患者さんと相談したところ、再手術で良くなる可能性があるのなら、もう一度手術を受けたいとの希望があったので
前回の手術の2週後に、MD法によるL5/S1の外側アプローチでMD法により、椎間孔外側部から椎間孔外に
かけての部位でL5神経根の除圧を行いました。手術所見は、画像所見からの推測を上回るL5神経根の拘扼所見を
認めました。瘢痕組織がL5神経根と強く癒着もしていました。
手術時間は1時間15分、出血量25mlでした。

今度は、下肢の痛みとしびれの軽減が術後直ぐに確認できました。
この患者では、初回手術時には、L5/S1の椎間孔外狭窄が症状に関係しているとは判断しませんでした。
しかし、結果的には、これが症状の真の原因であったことが、再手術によって判明しました。

腰椎変性疾患の手術では、このようなことが起こることがあるので、私は術後1~2週間までには
診断や手術に間違いが無かったかを判断することにしています。、

腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
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けいこ
一度…寝込む程の突然の腰痛(激痛)に襲われ.寝込んだ事があります。その時から少しずつ.実は今回の様な症状の前触れだった?とか。母が脊柱管狭窄症で入院中でしたので…私は.自宅で1日寝込んだんです。要は→市販の痛み止めが効かない状態でしたが.痛いと言える状況ではない中.辛いを通り越してダウンしてました。脊柱専門医としての考え&アドレスありましたら…メールアドレスに直接返信下さい。多忙な中恐縮ですが.宜しくお願い致します。リストに登録してますので…プロフィールは非対応で確認出来ずでした。
2014.05.16 10:20
けいこ
おはようございます!プロフィールを確認出来ない状況にあるため.個別の返答は受付ない方針なのでしょうか?どちらの病院の方なのかも分からない…。念のため.予約して脊柱専門医さんを受診する事を視野に入れてます。母が.脊柱管狭窄症でお世話になった部長・内視鏡指導医もしてる方ですので。医師名&医療機関名は.個人情報のためふせます。ブログもしてる時間もない多忙な先生なので。昨夜も痛み辛かった…
2014.05.17 08:35
drshujisato
ブログを確認できないでいましたので、返事が遅れました。
腰椎の病気は、本来は整形外科が専門ですが、脳神経外科でも専門にする医師が増えてきました。
腰椎疾患の診断や治療がより専門化するにともない、整形外科だから、脳神経外科だからではなく、
脊椎の病気を専門に治療する医師を選ぶ時代になりました。
それが脊椎専門医です。脊椎専門医といっても臨床的な経験や診断・手術の力量には大きな開きが
ありますので、実績のある専門医を地域で情報収集して選ぶことをおすすめします。

2014.05.17 14:36
けいこ
質問への回答を.感謝申し上げますm(_ _)m。やっぱり…脊柱専門医さんが一番ですよね。靴の減り方が外減り・1日歩くと辛い・小学生時代陸上競技(短距離)・足首捻挫で整骨院通→整骨院の先生より.将来は整形外科を受診ね!と。色々考えた末に「骨ドッグ」として…不調ですからこの機会にと。北海道は札幌と千歳の中間にある〇〇〇病院の「〇橋〇部長」さんです。 多分…お分かりになるんじゃ?と思いますが。アドレスありがとうございました!
2014.05.17 22:34
けいこ
実は…今日お風呂に入ってみたのですが.温めると痛み誘発する事分かりました。左足の違和感&痛みは拭えず.だから…右足で庇う様に腕の力で負担掛けない様にしてます。やっぱり…腰から痛みが始まり.骨盤を経由して.股関節に至ります→まずは.脊柱専門医さんを受診しても構わないですよね?基本的には「整形外科専門医さん&脊柱専門医さん」ですから。母が股関節専門医さんじゃ?と言いますが.腰から痛みが始まったのですから.まず…腰を診てもらい→股関節専門医さんでも.考え方おかしくないですよね?脊柱狭窄症を患った母と.対立しておりまして(汗)。先生ならどう判断しますか?何故かと言いますと→母は.下肢専門医さんに診てもらい.誤診で1年棒に降り悪化させ.脊柱専病院に問い合わせたら脊柱門医さんです~と言われたから。足の痺れがあるなら股関節じゃ?と意見ありましたが.結局は脊柱の病気だったんじゃん!と。たわから…今回も.まずは腰からなら困るから「脊柱専門医さん」先生の判断で動けば良いじゃないの!と。
2014.05.18 19:35
drshujisato
症状からは、先ず、腰椎を診ていただくことが良いと思います。
その結果を受けて、股関節などに問題がないか、次の検討に入るのがよいでしょう。
腰椎でも股関節あたりやそけい部にも痛みがでることがありますのでね。
腰椎と股関節疾患は類似した症状をだすことがありますので、このことを
頭に置いて診ていただくとよいでしょう。
2014.05.19 10:51

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