腰部脊柱管狭窄症は歩行訓練では治らない!

.12 2011 腰部脊柱管狭窄症 comment(0) trackback(1)
外来で患者の話を聞いていると実に多くの間違いが治療と称して行われていることを知る。特に、歩行に代表される運動療法がそれである。椎間板ヘルニアの所でも述べたように運動療法のやり方を間違えると、症状を却って悪くする。このことは脊柱管狭窄症でもあてはまることだ。神経が入っている骨の中、つまり脊柱管が狭くなり、神経の圧迫が強くなった状態で、腰を伸ばすと、脊柱管は更に狭くなり神経の圧迫が増すために、臀部や大腿、下腿、足に痛みやしびれが発現したり、力が抜けて立っていられなくなる。このような脊柱管狭窄症の患者は立ち続ける時や、歩く時には腰を曲げて立ち、歩かねばならない。スーパーでカートにつかまり、腰を曲げて買い物したり、台所で肘をつき腰を前にかがめながら洗い物をしたりと、脊柱管狭窄症の人は腰を伸ばした姿勢を保てない。寝る時にも仰向けで下肢を伸ばしては寝ることができなく、両膝を曲げたり、横になりエビのように丸くなって寝ることになる。脊柱管狭窄症の患者は自然に腰が前に曲がり、その程度は歳と共に増していくのである。道端を手押し車を押しながら、腰が90度に曲がった老人を見かけることがある。狭窄症が進んだ結果だろうと気の毒に思う。加齢と共に腰の骨の中が狭くなり、その中で神経が圧迫されてしまた人にとって、どうして、運動療法が治療になるのであろうか。おかしな話しである。狭窄症のために歩けなくなってきた人に歩くことが治療とはナンセンスな話である。その指導を守り、歩行訓練する人は症状の悪化に泣くことになる。このように、歩かなければ狭窄症が治らないと信じで悪戦苦闘する狭窄症患者の悲話は尽きることがない。狭窄症は歩行では治らない病気であることを認識しましょう。しかし、歩くことを全くしないと、筋力の低下や萎縮が進み、関節機能も低下していくので、下肢の機能低下を防止する目的で、無理のない運動は必要です。、脊柱管狭窄症は骨の中が加齢と共に狭くなる病気です。生活に支障がでてきたなら、手術治療が必要です。私は、すべての狭窄症に対して、2cm以下の切開のMD法で神経の圧迫を取り除く手術治療を行っています。症状の改善は良好であり、生活の質の改善が得られるので患者さんには大変好評です。





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2011.10.16 07:33