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腰ヘルニアの治療効果を痛みだけで判定するのは危険だ!

.25 2011 腰椎椎間板ヘルニア comment(0) trackback(0)
 腰ヘルニアは坐骨神経痛などの下肢の激痛をもたらすので、治療は初期から痛みに対する治療になる。その点、ブロック治療は一時的効果とはいえ、激痛を緩和する有効な治療手段である。鎮痛剤の服用による痛みのコントロールの困難な患者でも劇的に痛みが軽減される。腰ヘルニアの急性期の坐骨神経痛はブロックと消炎鎮痛剤の服用の両方を取り入れることで、激痛のつらい時期を乗り越えられる。勿論、安静も必要である。約2週間くらいの急性期を過ぎると、痛みは感じるものの耐えられないような痛みではなくなる。痛みの緩和の仕方は個人差が大きい。これはヘルニアによる神経根の圧迫程度の違いや痛みに対する個々の感受性の違いも関係する。いずれにせよ、急性期の激痛が緩和される頃から、下肢のしびれが気になりだす。これは痛みが軽減したことで、それまで隠されていたしびれの感覚が表に出て来る場合と神経根の障害が進んだ場合とがある。注意しなければならないのは後者である。ヘルニアによる神経根の圧迫が強い場合でも、時間と共に坐骨神経痛は軽減するが、その代わりにしびれや筋力低下が進み始める。筋力低下は余程進まない限り、患者は自覚しない。Doctorが自分の手で下肢の筋力テストをして始めてわかることが多い。患者が筋力低下を自覚する頃には、かなり筋力が落ちているものだ。
この場合は、保存治療に見切りをつけて手術治療を考えるべきだ。中には幸運にも一度落ちた筋力が再び回復する場合もある。しかし、これを予測する方法がない。経過を見た末にわかることである。私は、麻痺が強くなってきた患者では迷うことなく手術を行う。なぜなら、麻痺が完全麻痺へと進んだら、手術は最早手遅れ になるからである。腰ヘルニアは馬尾や神経根などの神経組織を圧迫して症状を出す病気である。治療の経過中に神経機能を定期的にチェックすることが重要である。私は、必ず、ヘルニアの患者の下肢の感覚と筋力をチェックする。それしか、ヘルニアが治癒へ向かっているのか、悪化しているのかを知る方法はないのである。痛みだけで判断するヘルニア治療は危険であることを知っていて欲しい。



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