半年以上もの間、手術を待った脊椎患者の手術は延ばせない

.12 2011 脊椎疾患 comment(0) trackback(0)
私は脊椎外科を専門にしているが、脳卒中外科や脳腫瘍外科も手がけている。脳神経外科医だから当然ではある。今週は、月曜日が腰部脊柱管狭窄症の手術と救急患者でくも膜下出血の脳動脈瘤クリッピング術、火曜日は腰椎分離すべり症の腰椎固定術(mini-TLIFとペディクルスクリュー固定)、水曜日は腰部脊柱管狭窄症手術と巨大脳腫瘍摘出術(14時間に及ぶ、私が担当したのは約7時間)、木曜日は腰部脊柱管狭窄症手術2件、金曜日は腰椎すべり症の2椎間固定術(mini-TLIF+ペディクルスクリュー固定)に救急患者でくも膜下出血の脳動脈瘤クリピング術があった。この間、月と火と金の午前は外来診療あり。水曜日の巨大脳腫瘍は木曜日の午前6時くらいまでかかり、睡眠は1時間くらい。私たち外科医の身体を気遣う職員は予定脊椎手術を延期することを勧めるが、半年以上も手術の日を待ち続け、入院したなりの患者にとってもそんなむごいことを言うことなどできはしない。しかし、寝不足、過労での手術ミスにいいわけは通らない。やる以上は必ず結果をだす。この緊張感と外科医魂に支えられ、他の医師達の協力・頑張りのおかげで、一週間の剣が峰を無事乗り越えた。今日はもう土曜日、すでに午前1時間30分、病院の自室で手術結果の報告を待つ私に、元気な声で「患者に問題ありません」とコールあり。今日の午前の外来診療も頑張りのきく嬉しい報告だ。働きづくめの手術場ナース、麻酔科医、脳神経外科医達、ご苦労さんでした。 



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