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ExileのNAOKIさんが頚椎の発達性脊柱管狭窄症と報道される! 治療は?

.26 2012 発達性頚部脊柱管狭窄症 comment(6) trackback(0)
発達性脊柱管狭窄症とは、生まれつき脊柱管構造の狭さがあり、そこに加齢による椎間板や靱帯の影響で、脊柱管の内腔が更に狭まり、その中を通る脊髄や神経根が圧迫されて症状の起こる病気です。
 通常は、指先のしびれや、頚部から肩、肩甲部、さらに上腕、前腕へと痛みやしびれが起こり、進行すると指が使いにくくなり、手や腕に力が入りにくくなります。不快な冷感を訴える人もいます。さらに脊髄の圧迫が進むと、足のしびれや歩行障害などが発現するようになります。激しい頚部の運動は脊髄の障害を進める危険性があり、そのためNAOKIさんはダンスを制限されたのです。
 頚部の脊柱管狭窄症は発達性(あるいは発育性)と加齢による頸椎症性のものに大きく分けられます。発達性は青年期や壮年期に発病し、頸椎症性は老年期に発症する傾向があります。この病気は腰椎にもあり、原因は頚椎と基本的に変わりません。人によっては頚椎と腰椎の両方に発達性脊柱管狭窄を持つことがあります。頚椎でも腰椎でも根治療法は手術治療しかありません。
 NAOKIさんは手術治療を受ける予定と報道されていますが、頚部の脊柱管狭窄症では一般的に脊柱管を広げる拡大椎弓形成術が行われています。これは脊髄の容器として狭くなり過ぎた脊柱管の、いわば拡張工事と言えます。これには色々な術式があり、一長一短があります。私は手術顕微鏡を使い、出来るだけ小さな切開で形成術を行っています。まず、脊柱管の後ろの壁にあたる椎弓という骨の部分を真ん中で縦割りして、その外側に溝を掘り、縦割りした椎弓を左右に両開きし、その間にセラミック・スぺーサーをチタンワイヤーで結びつけています。これは椎弓の正中縦割法と呼ばれている術式です。手術時間は約2時間、出血量は100ml以下です。翌日からソフトカラーをつけて離床でき、カラーは1週間以内にはずします。入院は約2週間です。
 手術の注意点は脊髄を傷めないことは勿論ですが、大きく切開して、筋肉を強く圧排して手術すると術中に筋肉を傷め、術後、頚部痛など不快な症状が起こり、残存することです。
 脊髄の障害が進む前に手術治療を行うことが大事です。障害された脊髄機能は時間が経ち過ぎると回復が悪くなるからです。


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Y
はじめまして。いつも拝見しております。
私は腰椎すべり症の脊柱管狭窄症と先天性頸椎脊柱管狭窄症と頸椎ヘルニアです。上腕、指、肘、肩甲骨の痛みが1年以上続いています。
整形外科では腰は固定術をすすめられましたが、頸椎は手術はまだと言われます。ただ手も足も神経が痛くて、このままでいいのか、頸椎は特に不安です。ちなみにc3ーc6が後弯変形で、c5/c6/c7が左右にヘルニアです。
どうぞよろしくお願い致します。
2012.01.26 18:34
drshujisato
頚椎でも腰椎でも痛みを慢性化させると、後彎変形が進みます。痛みを軽減するため、首も腰も前に曲げた姿勢を保つようになるからです。このような変形が進むことでさらに別の問題が起こることが少なくありません。基本的に脊髄や神経の影響が症状として表れ、慢性化するなら手術が必要です。なぜなら、狭窄性病変は加齢と共に進行し、脊髄や神経の障害が進からです。勿論、年齢や他の持病なども含めて考慮することが必要です。腰椎辷り症は最小侵襲固定術で患者さんの苦痛は少なく治せますよ。

2012.01.26 20:49
Y
お返事ありがとうございます。46歳女東京都です。
他の病気は今のところありません。
腰椎は足、おしり、腰がなんとも言えない痛みで、我慢しながらなんとか歩ける感じです。コルセットは硬性のものを2年つけています。(自宅でははずしています。)
固定術はネットなどで予後が悪いと聞いて、手術に踏み切れない感じです。ただ生活はとても不自由で、頸椎もあることから仕事は出来ない状態です。歩ける状態でも手術に踏み切るべきなのでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
2012.01.30 17:40
drshujisato
返事が遅れてごめんなさいね。歩けなくなったら手術という考え方が既に時代遅れなのですよ。すべり症による症状は加齢と共に進行していきます。生活を犠牲にする度合いが徐々に増していくのです。そして、神経障害が進み、回復が悪くなっていきます。最後の手段として行う手術も神経が障害されてしまってからでは、患者さんの満足に繋がる回復には至らないのが通常です。すべり症が進んで、私を受診する70歳から80歳代の方をみていると、長い期間、不自由な生活を送っておられます。手術は人が行うことですから、手術成績の差は外科医の実力の差として当然のことあります。ですから、手術を受けるのなら、外科医を選ばなければなりませんよ。誰でもが同じ結果がだせるわけではないんですからね。
2012.02.02 00:37
たいちゃん
頚椎の脊髄空洞かん症状 首の脊髄に水がたまる病気で 足の裏の痛みがひどくなってしまい、困っています。腰のすべり症状もありますが、足の裏の痛みがそこからきていると思いレザー手術しましたが意味なかったようです。両手も痛みや脱力感もありとても不安です。
直る手段はあるのでしょうか 教えて下さい。
私は50才の女性です
手より足の痛みがさきにきて腰からと思いましたが、首からのようでした
2012.03.10 00:06
drshujisato
脊髄空洞症は原因不明の特発性とキアリー奇形や脊髄腫瘍などに続発した2次性のものがあります。原因によって治療法は異なります。空洞症があっても症状の無いものもあります。まず、原因を精査することです。
腰のすべり症でレーザー治療と聞きましたが、まったく意味のない治療法です。すべり症には通常、脊柱管狭窄を伴いこれによって足のしびれや痛みが発現します。レーザーが無効であったから、すべり症が原因ではないとは言えません。きちっとした脊椎専門医に診てもらうことです。名だけの専門医が多いからご注意ください。
2012.03.11 00:34

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