昨年11月25日から病気治療に専念しておりましたが、明日4月28日から外来診療を再開いたします。約5ヵ月という長いブランクがありましたが、病気は完治し、気力・体力ともに順調に回復しております。手術は顕微鏡を用いるため、手指の精巧な動きが必要であり、さらに一ヶ月くらいトレーニングを積んで再開いたします。早ければ、5月最後の週から始めることができるのではと考えています。
私の病気治療中、痛みや不自由な生活に耐えながら、私の復帰を待っていただいた多くの方々には、本当に申し訳なかったという気持ちと感謝の気持ちで一杯です。病気治療中、私の早い復帰を望む多くの方々の存在が大変大きな励みになりました。自分を必要としてくれる人々が存在する。これに優る喜びはありません。
病気を克服するためには、多くの人々の協力と病気に打ち勝つ不屈の精神が欠かせないことを身を以て体験しました。今回の病気は、普通の人生では得ることのできない多くの学びと気づきを私に与えてくれました。おこがましいと言われるかも知れませんが、「天の計らい」と受け止めたいと思います。
この体験を生かして、残る人生を医療人として全うする覚悟です。