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常識を覆すのが進歩! 腰ヘルニアの再発は怖くない。

.21 2011 腰椎椎間板ヘルニア comment(2) trackback(0)
腰ヘルニアを手術し、再発したら二度目の手術はない。これが今までの常識である。事実、再発に悩む患者は多い。手術担当医は二度目となると顔が渋くなる。強い癒着を剥がし、ヘルニアを摘出することは荷の重い仕事なのである。初回手術以上に神経を傷つける危険が増す。しかし、再発へルニアに悩む患者さん、諦める必要はない。手術顕微鏡は再発ヘルニアの摘出を容易にする。私は再発ヘルニアも小切開のMD法で行っている。初回手術よりむしろ早く終わるのが普通だ。骨を削る手間が省けるからである。二度でも、三度でもヘルニアの再発は起こり得る。しかし、二度でも三度でもヘルニアの摘出は可能である。私は三度目のヘルニア再発までは経験している。さすが、4度目の経験はない。しかし、あれば挑戦したい。椎間板ヘルニアの再発に固定術を行う医師もいるが、通常は不要である。腰椎手術には色々と「常識」が作られてきた。私の仕事はその「常識」を覆すことにある。挑戦こそが進歩を生み出すのである。
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drshujisato
15/06/16の平尾朋子さんへ  Re: 娘が椎間板ヘルニア手術1年後で涙を流す激痛の日々です

現在の下肢の症状は頸椎からなのか、腰椎なのか、希ですか胸椎には問題ないのか、今回与えていただいた
情報からは詳細な検討は困難です。
頸椎椎間板ヘルニアに対してどんな手術をうけたのでしょうか。手術の方法によって、術後に起こり得る問題が異なります。
現在、原因が明らかになっていないようですので、まず、正確な診断をつけることが治療の第一歩です。
地元で頼ることのできる病院がないのであれば、私の外来受診を検討してみてください。
原因と治療方針を明らかにできると思います。
もし、受診をご希望の場合には当院の医療秘書課で診察予約をお願いします。

それではお大事に。


FROM SHUJI SATO
2015.06.20 22:53
平尾 朋子
昨年の6月に急性の第4頚堆ヘルニアを高岡市A病院の甲医師
執刀により手術。10日間で退院。その後2週間で職場復帰し
ました。今年になって、退院当初からあった右足の痺れ等が
徐々に増し、6月3日受診し、担当医乙医師により傷み止め薬
処方。11日に職場で動けなくなり、X病院でブロック注射。
が、翌日12日に自宅で動けなくなり、救急車でA病院に。12
日CT、14日にMRI。15日に担当医乙医師から「「再発と
は思えず、痛みの原因もつかめないので、2週間の入院で、
検査を実施する。その後、右足マヒ等がひどくなればリスク
が高いので、避けたいが、再手術もあうる。」との話あり。
16日に今の時点で考えられる第4頚堆横のヘルニアか否か
を確認のため甲医師が担当医乙医師と第5頚堆にブロック注
射を実施。しかし、右足外側だった痛みが内側により強くな
るなど、かえって痛みはひどくなった。
今、痛みの原因が皆目わからないとの診断で、且つ、執刀
医の甲医師ではなく、今後も専門外の若い乙医師が担当医で
は心もとなく、転院をも検討しています。3食後薬を飲みな
がらも眠れず、痛みで涙流している娘をただ手をこまねいて、
見ているのは耐えられません。なんとか助言等お願いします。
*処方薬
16日から5日分 エチゾラム錠0、5mg「SW」
15日から7日分 1、セレコックス錠100mg、レパミピド錠100mg「EMEC」2、ノイロトロピン錠4単位 3、トラムセット配合錠、ナウゼリン錠10 4、リリカカプセル75mg
2015.06.16 23:37

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