腰ヘルニアや脊柱管狭窄症が慢性化すると、痛みやしびれなどの症状が周期的に変動し、良い日もあれば、悪い日もある。このまま治るのではと期待をもたされるが、症状の再燃でその期待が裏切られる。始めの頃はなんとか仕事もでき、腰の症状に付き合うことができる。しかし、そんな状態も長くは続かない。1年、2年と経過すると、下肢の痛みやしびれの他、立っていることや歩くことに障害がでてくる。台所仕事がつらくなる。買い物中はカートにつかまり腰を曲げて歩かなければならない。だんだんと長歩きができなくなり、友達に旅行へ誘われても歩く自信がなく、断ってしまうことになる。日々、つらい痛みが起こり、生活が不自由になることで気持ちは憂鬱になり、楽しみは消え失せ、何のために生きているのかと思い詰める人もでてくる。このまま動けなくなていくのではとの不安から気持ちはますます病んでいく。家族も周囲の人も自分の本当のつらさを分かってくれないと恨めしくなる。雑誌やテレビやインターネットなど、色々と腰の病気に関する情報収集を行い、色々と治療を試すも、結局、失望に終わる。
慢性化したヘルニアや狭窄症は加齢と共に進行し、症状は悪化するのです。脊柱管が狭くなり、その中で神経の圧迫が高度になると、もやは、手術以外の方法では症状を良くすることはできないのです。なぜなら、狭くなった脊柱管を広げ、神経の圧迫を除去することは手術以外の方法ではなしえないからです。
腰椎手術は慢性化した痛みを取り除き、失われた生活の質を取り戻すために行うのです。
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