脊椎手術27例の内訳を次に示します。
腰椎21例
脊柱管狭窄症 10例 MD手術
椎間板ヘルニア 2例 MD手術
変形性腰椎症 3例 MD手術
分離すべり症 2例 mini-TLIF+ペディクルスクリュー固定
変性すべり症 4例、 mini-TLIF+ペディクルスクリュー固定
頚椎6例
頸椎症性椎間孔狭窄 1例 MD手術
脊柱管狭窄症 3例 拡大椎弓形成術
椎間板ヘルニア 1例 前方固定術
頸椎症性脊髄症 1例 MD手術
腰椎では、狭窄症やヘルニア、腰椎症の全例でMD手術が行われました。分離すべり症や変性すべり症では、最小侵襲固定術であるmini-TLIFとペディクルスクリュー固定を行っています。
頚椎では、頸椎症性神経根症と脊髄症の2例でMD手術を行い、脊柱管狭窄症では拡大椎弓形成術、椎間板ヘルニアでは前方固定術を行っています。
脊柱管狭窄症のMD手術1例では、術中に硬膜が破れ、馬尾が硬膜外に脱出しましたが、骨窓を広げ脱出した馬尾を硬膜内に戻し、縫合閉鎖を行いました。特に神経合併症はありませんでした。この患者は術後の経過よく退院しました。
その他の手術例では、特に問題はありませんでした。
全例で輸血なく、感染症の合併もありませんでした。
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