drshujisato
14/08/15のTYさんへ
ヘルニア手術後二ヶ月経過で、足首が全く上に動かない完全な下垂足のままなんですね。
L5神経根の障害が強くでた可能性がありますね。
L5神経根がS1神経根と一緒に硬膜から分かれた後に、それぞれのL5神経根とS1神経根に分かれる
conjoined nerve rootという神経根の奇形があったとのことですが、
L5神経根の影響の程度が心配ですね。
この奇形があると、術中に神経根の障害が起こるこのあることは、専門家は知っていることです。
術前の診断が大事ですが、わかりにくいこともありますので、難しい問題があったことになります。
以前にも書きましたように、ドリルの振動で神経根の障害が起こることはありませんので、
医師の説明は理解しにくい点があります。
しかし、いずれにしても、自然回復を見守るよりないように思われます。
今は完全麻痺でも、時間がたつと筋肉の緊張が戻りますので、随意的な動きはなくても
下垂足はやや改善されることは期待できます。リハビリを頑張ることと思います。
余り、力になれない回答で恐縮します。
佐藤秀次
> 更に、先生の懸念されていた通りセカンドオピニオンの依頼先にも難儀しています。
>
> 先日、担当医から説明がありました。
> 以前の説明では、特別な所見もなく通常通り行ったとのことでしたが、術後の経過と手術中の所見をあわせて考えた原因ということでお話を伺いました。
>
> 母は、L4-L5 すべり症、L5-S1 ヘルニアがありました。
> L4-L5 すべり症
> 今回の手術でこの部分も削っているようです。
> しかし、こちらは問題が無いとの事です。
>
> L5-S1にヘルニア
> S1神経根の部分にL5+S1神経根がある奇形のタイプで
> その神経根に複数回のヘルニアの影響で組織がついていた状態が あったということです。
>
> それと、手術操作で使用するドリルの振動が原因ということです。
> 今出ている症状は、右足の下垂足と中殿筋の麻痺です。
>
> しかし、母の通常通りにあるL5の神経根は、どうなっているのでしょう?
>
>
> 母は、足のむくみと痺れに悩まされながらリハビリに励んでいますが、回復する兆しはありません。
> 何とか日々の生活に不自由の無いようにしてあげたいです。
>
> 宜しくお願いします。