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医療相談室を利用される方々への協力のお願い

.08 2012 医療相談 comment(184) trackback(0)
医療相談室への相談・質問が増えてくるに従い、私の回答や返事が抜けている方がいないか、気になりながら、チェックしております。

現在のコメント表示では、以前にも相談を受け、その後も繰り返し相談を受けられている方の相談内容を確認するため、過去のコメントへ遡り、検索することに時間がかかっています。

誠に勝手ですが、相談される方で、過去にも相談したことのある方は、それまでの相談内容の検索がしやすいように、過去に相談した年月日も記載していただけると大変ありがたいです。
例えば、
   氏名:Y.K.  56歳、女性
     名を伏せたい方は上記のようなイニシャル表示で結構です。
   過去の相談日
      12/08/05、 12/08/10、 12/09/1
こう記載していただくと、過去の相談の一連の検索がやりやすくなりますので、ご協力お願いします。

更に、お願いしたいことは、質問に番号をふって、下記のように列記していただければ、回答がしやすくなりますし、それぞれの質問に、回答する形式にする方が他の方々にも解りやすくなると思います。

さらに、管理者にしかみられない設定で質問される方の場合、私の回答のみがブログ上に表示されるため、他の方々がどんな質問に対する回答なのか、わからない場合がでてきますので、質問事項のみ開示しても良いように下記のように列記していただければ幸いです。

例えば、
  質問1:腰ヘルニアで手術を受けたのですが、下肢の痛みがとれません。これはどうしてでしょうか?
  質問2:執刀医はそのうち痛みが取れるでしょうと説明しているのですが、長引いており不安です。このまま経過をみるのでよいのでしょうか?

この医療相談室を訪れる方々が、知りたい質問とその回答にスムースに出会えるようにしていきたいと考えています。

最後に、この医療相談室はあくまでも、現在、脊椎疾患で治療を受けておられる方々が医師の説明や診断、治療などで解らない、不安である、疑問がある、もっと良く知りたい、私の考えを聞きたいなどに対して回答することを目的にしています。

直接、診断や治療に関係しない個人的な考えや疑問には、これからはスルーさせていただきます。特に、医學の基礎的、学問的なことに関しての説明はこの相談室の趣旨ではありませんので、ご了解ください。


これからも、脊椎疾患に悩む多くの方々の質問に真摯に答えていきたいと考えていますので、医療相談室を訪れて、ご相談下さい。



腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
思っております。応援クリックお願いいたします。

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drshujisato
19/09/12の古田さんへ  Re: アドバイスをお願いします。

椎間孔狭窄症の術後は回復に時間を要することが多いです。現在の状態からは、徐々に回復が進んでいると思われます。
ブロック等の対症治療は有効であれば、行って頂いて宜しいです。もし、効果なければ行うほどのものではありません。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2018.09.13 00:07
古田
大変お忙しい中お疲れ様です。
ご相談なんですが、
今年の4月に佐藤先生に椎間孔狭窄の除圧手術をして頂いた者ですが、腰痛も随分と緩和され少しずつですが下肢の痛みも減ってきてはいるんですが、まだ少しお尻から足の裏に筋肉が張ったような痛みがあります。(坐骨神経痛と素人判断ですが、考えております。)
神経の圧迫されていた期間が長かったので治るにも時間が掛かると説明も頂きました。
ただどうしても多少仕事に支障がある為、少しの間だけでも
ブロック注射を打とうかと思いました。
それが有効かどうか、先生の見解を聞かせて頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。
2018.09.12 19:13
Nishimiya
お忙しい中お返事を頂き心から感謝いたします。
来週に迫った頚椎のMRI検査と診断結果をとにかく待ちたいと思います。

佐藤先生からのお返事を拝見し、私の今の症状は、3月に受けた頚椎症性脊髄症の手術(顕微鏡下前方椎間孔拡大術)を受けたことにより発症(もしくは悪化)した可能性もあるのかもしれないと感じました。
ですが、当時c5/6の頸髄の強い圧迫があり、いつ脊髄損傷になってもおかしくない状況の中では、やはり手術を選択するしかありませんでした。

又、北海道から東京の病院まで行って手術を決めた理由は、もちろん通常の前方固定による隣接椎体障害が怖くて低侵襲手術を受けたかったことや、郵送で送った画像診断で手術のスケジュールを決めてもらえたこともあります。
ですが何より、遠方の患者さん向けに寝る間も惜しんで親身にメール相談をされている、そのドクターの患者さんに対する姿勢に感銘を受けたからです。

同じように多忙の中でブログを開設して患者さんに寄り添う佐藤先生に、心からの尊敬と敬意を感じたのは言うまでもありません。

苦痛の中で生きる患者にとって、時に治療が難しい病状であっても、主治医から得られる信頼感と心の安心感がどれほどの救いになるか、ドクターの言葉1つで患者は絶望もするし、逆に苦しみに耐えることもできると思うのです。

正直、患者の心に寄り添うドクターに巡り合うことの方が難しいのではないかと感じます。それだけに、貴重な存在である佐藤先生には、ご多忙の中でお体を壊されることのないよう、心から祈っております。

追伸
佐藤先生は北海道出身なんですね!
故郷が一緒でとても親近感を感じました。
はじめ北海道の先生かと思い飛び上がって喜びましたが、よく拝見すると金沢で病院長をされてるとのことで、すぐガッカリしました(^^; 佐藤先生に受診できる患者さんをとても羨ましく思いますが、私も希望を捨てず、原因を突き止めて治療してくれるドクターを探したいと思います。
又何かありましたら、相談させていただきます。ありがとうございました┏○))
2018.08.09 18:42
drshujisato
18/08/02のNishimiyaさんへ  Re: 生きるのが辛い日々です

質問にお答えしますが、先ず始めにお断りしておきますが、あなたの術後経過は通常の椎間板ヘルニアにる脊髄症状のものではないように思われます。術前に症状はよく改善していたとありますが、なぜ術後に再び悪化したのか、悪化と手術との関係はどうなのか、そもそも元々の症状の原因は何であったのか、原因は本当にC5/6のヘルニアであったのか。手術の具体的な方法はどういうものであったのか、等々、専門的に判断するには情報不足です。一応、可能な範囲で回答いたします。
> 質問①
> 背中の焼けるような不快感や痺れ、両手両足の痺れや死ぬほど辛い脱力感は、ヘルニアが脊髄にあたっていることが原因の可能性はありますか?(圧迫までいってなくても)

 回答:これらの症状はヘルニアが脊髄に触っているくらいでは起きることはありませんし、仮にある程度圧迫していたとしてもヘルニアによる脊髄症状とは考えにくいと思われます。
>
> 質問②
> 仮に術後、神経の癒着が生じた場合、どのような症状がでますか?私のような痺れや脱力感は神経の癒着の可能性はありますか?(神経の癒着はMRIでわかりますか?)
>
> 自律神経の乱れで、ここまで首背中の痛みや辛い脱力感や四肢の痺れが出るとはどうしても思えず症状に苦しんでいます。
>
 回答:単に癒着しただけで症状が起こることは考えられません。私はMD法という方法で、頚椎の神経根や脊髄の除圧手術を数多く行ってきましたが、癒着だけで再発したと考えられるケースは経験していません。果たして、自律神経の問題であるのか、私も疑問です。ただし、CRPS(complex regional pain syndrome)という稀な自律神経症状を伴う厄介な問題は知られていますが、これがあなたに該当するかはわかりません。

> 質問③
> 実際ここまで症状が辛く頚椎ヘルニアがあり脊髄にふれているのに、画像上圧迫がないだけで、問題なしと診断されるものなのでしょうか?
>
> 圧迫があっても症状があまりない人もいれば、少し神経にあたってても辛い症状が出る人もいると聞いたりもします。私は今後どうしたら良いのか、このまま、症状に苦しみ生きるしかないのか藁をもすがる思いで佐藤先生に相談させていただきました。

 回答:原因診断を正確につけることが必要です。そもそも、頚椎椎間板ヘルニアと診断され、手術を受けているわけですが、これが正しかったのかどうか、疑問が残ります。
>
> 質問④> 3月に手術をした経緯がある場合、2度目の手術となると、お医者さんは敬遠されるものなのでしょうか?
>
 回答:他で手術を受けた患者は、頚椎であれ、腰椎であれ、敬遠されるのがむしろ普通と認識しておいた方が間違わないと思いますよ。

> 質問⑤
> 一番最初にヘルニアの診断を受けてから7ヶ月経っていますが、頚椎ヘルニアが原因で痺れや脱力まで出ている場合、手術をせずに今後自然に軽快する可能性はあるでしょうか?(脊髄にあたってる場合はやはり進行していく可能性が強いですか?)
>
 回答:この質問に対しては、症状の原因次第でありますが、ヘルニアであるという前提ですと、自然経過で改善する可能性はあります。

> 質問⑥
> 某病院のホームページで、ヘルニアからくる脱力感は、一見脊髄症状と誤認されがちだが、正しくは神経根症状だと載っていましたが、実際はどうなのでしょうか?

 回答:実際はケースバイケースだと思います。両上肢同時の場合には、脊髄症状を考えたいとは思います。

>
> 2週間後の8/17にMRI検査を受けて、頚椎ヘルニアがあっても圧迫はないから脊椎が原因ではないと言われた場合、この苦しみはもうなすすべはないのかと途方に暮れています。
> 佐藤先生が今まで沢山の患者さんを診られてきた中で、私のような症状の患者さんもいらっしゃったかと思いますが、実際頚椎ヘルニアが原因なのか、術後の後遺症なのか、自律神経の乱れなのか、他に問題があるのか、このような症状で可能性として考えられる原因と対策を、ご意見として聞かせていただければ幸いです。
>

 回答:既述したように、頚椎ヘルニアによる症状であるか、手術の影響によるのか、その他の原因であるのかは与えられた情報からは判断困難です。

> 質問⑦
> お伝えした症状で頚椎だけではなく、胸椎のMRIも撮影してもらった方が良いでしょうか?

 回答:症状からは、胸椎は考えにくいと思います。
>
> 質問⑧
> 恐縮ですが、遠方の患者さん向けに、病院に画像を送らせていただいて、受診前におおよその診断をしていただくなどの受け入れはされていないのでしょうか?
>
> 私だけではなく、遠方の患者さんは、どんなに佐藤先生に受診したくても、中々難しい現状もあると思うので、伺わせていただきました。

 回答:残念ですが、そのような時間がありません。複雑なケースの場合には、受診していただくようにしております。
>
>
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2018.08.07 00:23
池田
佐藤先生

いつもお世話になっております。
毎度のことながら丁寧なご回答有難うございました。
暑さが続きますので、佐藤先生もくれぐれもご自愛ください。

池田
2018.08.06 00:49
Nishimiya
昨日2018/08/02に相談させていただいたNishimiyaです。年齢と性別をお伝えしていなかったので、追記させていただきます。

年齢は47歳、女性です。
佐藤先生、宜しくお願いいたします。
2018.08.03 05:53
Nishimiya
症状の苦しさでネットをさまよっていて佐藤先生のブログに行き着いた北海道在住の者です。藁をもすがる気持ちで相談させていただきます。

病気の経過ですが、

•昨年→両腕の痛み、左太ももの感覚鈍麻、背中左側に縦に走るようなピリピリした電撃痛があり。
•1/31→地元の整形で頚椎椎間板ヘルニアと診断を受ける。(c5/6、c6/7)
•2月→東京のキーホール(低侵襲)手術を実施している医師によるメール相談で、画像を病院に送り診断をしてもらい手術が決まる。(固定は避けたかった為)
•3/23→c5/6が頚椎症性脊髄症で圧迫が強いとのことで手術直前には殆ど軽快し症状が無くなっていたが、キーホール手術を受ける。手術の翌日に背中のピリピリした痛みが出る。
•4月→退院後ずっと首周りの痛み、背中の痛みが続きリリカ等薬投与。
•5月初め→背中の痛み以外に両手の痺れが出始める。
•5月中旬→東京の執刀医に紹介状を貰い札幌の某脊椎専門医を受診するも、東京まで手術しに行ったのにうちに何しに来たの?と言われ診察してもらえず。
•6/5→地元の病院で断られたので再度東京まで行き執刀医に受診。MRIの結果c5/6の術後の経過は順調で、c6/7の頚椎ヘルニアは脊髄にあたってはいるが圧迫はないから、両手の痺れは術後の自律神経の乱れだろうとの診断。
•6月中旬→両手の他に両足にも痺れが出始め、それからまもなく、気がふれそうなほど辛い四肢の脱力感(特に背中から上肢にかけて発作のようにジワジワと痺れや不快な脱力感と灼熱感など異様な感覚が強くなる時があり、あまりの不快さに正直生きるのが辛くなる時もある)が出始める。腕のこわばり感もある。(巧緻運動障害などはない)
•7月→背部痛と痺れと脱力感が辛すぎて人と会うのも辛く、家で1日の半分は寝たきりの生活。針灸院にも何度か行ってみるが症状は変わらず。
•7/25→東京の執刀医に再度紹介状を貰い、札幌の某脳神経外科の脊椎専門医を受診したが持参した2ヶ月前(6/5)のMRI画像を見て問題ないと診断される。2ヶ月前の画像診断では納得できず、今現在のMRIを撮影して診てほしいと頼んだところ、何とか今月8/17にMRIの予約。
•7/27→念のため神経内科を受診し神経電動検査と血液検査をするも異常なし。
•8月2日現在→手足の痺れや脱力感だけではなく、背中にも痺れや脱力感があり、上肢の不快な症状が耐えられず、本日、地元の麻酔医を受診し、トリガーポイント注射を打って貰い、ノルスパンテープが出され体に貼るも、辛い症状は全く変わらず。1週間後にブロック注射も試す予定。

以上の経過です。現在四肢の痺れ、脱力感の他に、背中にも焼けるような感覚や脱力感、痺れもあり、症状の苦しさが解決せず正に難民のようになっております。8/17のMRI検査を受けなければはっきりしたことはわかりませんが、佐藤先生に質問させていただきます。

質問①
背中の焼けるような不快感や痺れ、両手両足の痺れや死ぬほど辛い脱力感は、ヘルニアが脊髄にあたっていることが原因の可能性はありますか?(圧迫までいってなくても)

質問②
仮に術後、神経の癒着が生じた場合、どのような症状がでますか?私のような痺れや脱力感は神経の癒着の可能性はありますか?(神経の癒着はMRIでわかりますか?)

自律神経の乱れで、ここまで首背中の痛みや辛い脱力感や四肢の痺れが出るとはどうしても思えず症状に苦しんでいます。

質問③
実際ここまで症状が辛く頚椎ヘルニアがあり脊髄にふれているのに、画像上圧迫がないだけで、問題なしと診断されるものなのでしょうか?

圧迫があっても症状があまりない人もいれば、少し神経にあたってても辛い症状が出る人もいると聞いたりもします。私は今後どうしたら良いのか、このまま、症状に苦しみ生きるしかないのか藁をもすがる思いで佐藤先生に相談させていただきました。

質問④
3月に手術をした経緯がある場合、2度目の手術となると、お医者さんは敬遠されるものなのでしょうか?

質問⑤
一番最初にヘルニアの診断を受けてから7ヶ月経っていますが、頚椎ヘルニアが原因で痺れや脱力まで出ている場合、手術をせずに今後自然に軽快する可能性はあるでしょうか?(脊髄にあたってる場合はやはり進行していく可能性が強いですか?)

質問⑥
某病院のホームページで、ヘルニアからくる脱力感は、一見脊髄症状と誤認されがちだが、正しくは神経根症状だと載っていましたが、実際はどうなのでしょうか?

2週間後の8/17にMRI検査を受けて、頚椎ヘルニアがあっても圧迫はないから脊椎が原因ではないと言われた場合、この苦しみはもうなすすべはないのかと途方に暮れています。
佐藤先生が今まで沢山の患者さんを診られてきた中で、私のような症状の患者さんもいらっしゃったかと思いますが、実際頚椎ヘルニアが原因なのか、術後の後遺症なのか、自律神経の乱れなのか、他に問題があるのか、このような症状で可能性として考えられる原因と対策を、ご意見として聞かせていただければ幸いです。

質問⑦
お伝えした症状で頚椎だけではなく、胸椎のMRIも撮影してもらった方が良いでしょうか?

質問⑧
恐縮ですが、遠方の患者さん向けに、病院に画像を送らせていただいて、受診前におおよその診断をしていただくなどの受け入れはされていないのでしょうか?

私だけではなく、遠方の患者さんは、どんなに佐藤先生に受診したくても、中々難しい現状もあると思うので、伺わせていただきました。

長くなりましたが宜しくお願いいたします
2018.08.02 19:52
drshujisato
18/07/29の浅田雅宣(66歳、男)さんへ  Re: 高齢者の脊柱管狭窄症の手術の可否について

ご高齢のお母様でさぞご心配のことと推察します。
手術に関してですが、全身麻酔が可能であれば、手術できます。
つまり、心臓や肺機能、腎機能などに大きな問題がなければ大丈夫と思いますが、
最終的な判断は循環器と麻酔科でOKAYがでた場合です。
まず、正確な診断が手術の前提となりますので、手術をご希望であるなら、
私の外来受診をご検討ください。

FROM SHUJI SATO
2018.07.30 23:30
drshujisato
> 18/07/28の石田さんへ  Re: 2018/01/08 2018/02/01 2018/03/?? に相談させて頂いた千葉県の26歳女、右坐骨神経痛・腰痛の池田です。
>
> お答えします。
>
> >質問 ①左も狭窄になってきたのでしょうか。
>
>  回答:椎間孔狭窄症の場合、その可能性があります。
>
> >質問 ②上関節突起を削ると、やはり椎間関節は不安定になるのでしょうか。
>  > 左右の上関節突起を両方削ると、関節が不安定になって、数年後に滑り症になって、固定術になったりするでしょうか。
> > そもそも関節を作っている突起を削ってしまうのですから、多少はもとより不安定になるのでしょうか。
>
>  回答:削り方にもよると思いますが、私の手術方法では、後にすべり症が発生して固定術が必要になったケースはありません。もともと、すべりがあり、不安定性がある場合には最初から固定術を行う方針です。時に狭窄の再発が起こるケースがありますので、その場合には固定ではなく、再除圧術を行います。
>
> > ③現在小康状態のこともあり手術を保留にしていますが、保留にしている間に佐藤先生が現役を引退してしまうのではないかということも実は心配しております。
> > 私の椎間孔狭窄症の診断は画像からではなく佐藤先生の経験上の診断とおっしゃっていたので、この先悪化して、手術を受けたいと思う時に手術をしてくださる人がいないのではないかと..
>
>  回答:ご心配はわかりますが、今のところ引退の予定はありませんのでご安心ください。
> .
> > ④元主治医も、佐藤先生も、私の症状はL5であるとおっしゃっていましたが、S1だと違う症状になるのでしょうか。L5-S1の椎間板が僅かに膨隆しているので気になりました。
>
>  回答:L5とS1神経根の症状は似た部分もありますが、それぞれに特徴がありますので、症状・神経所見から区別可能です。L5-S1の椎間板が膨隆しているくらいでは通常、神経根の症状はでませんのでご安心ください。
>
>  それではお大事に。
>
> FROM SHUJI SATO
2018.07.29 23:13
浅田 雅宣 66歳 男
私は66歳の男性ですが、質問は、今年5月で94歳になった私の母の腰痛に関してです。
 96歳になる父と2人で住んでおり、腰が曲がりながらも、乳母車の様なものを押して自由に歩けておりました。しかし、今年3月に腰が痛いと訴え、乳母車を押して歩くことも困難になりました。そこで、近くの整形外科医院に連れて行きました。脊柱管狭窄症ということで、痛み止めの注射を打ち、飲み薬をもらって何とか歩けていましたが、6月になって、飲み薬だけでは痛みがとれず、起き上がるのも苦労するようになりました。整形外科に行けば、痛み止めの注射をするだけで、その効果が切れたら、またキリきりと痛むということの繰り返しです。
 質問は、この様な高齢の母ですが、手術は可能でしょうか?
なお、家のことは全てやってきておりますので、頭は驚くほどクリアーです。
 宜しくお願い申し上げます。
2018.07.29 00:35
池田
2018/01/08
2018/02/01
2018/03/??
に相談させて頂いた千葉県の26歳女、右坐骨神経痛・腰痛の池田です。
4月10(火)AM11:00に佐藤先生の診察を受け、右L5-S1椎間孔狭窄症という診断で、上関節突起を少し削る手術を勧められました。当時小康状態だったこともあり少し考えることにして帰ったのですが、現在も小康状態が続いています。何時間も座ったり、電車の中で立つ時は腰や臀部や脚が痛くなりますが、以前に比べれば全然良いのです。
しかし最近、左のお尻の上の方が痛くなってきました。中臀筋あたりで、右と場所が同じです。
やはり座った後が痛くなりやすいです。
①左も狭窄になってきたのでしょうか。
②上関節突起を削ると、やはり椎間関節は不安定になるのでしょうか。
左右の上関節突起を両方削ると、関節が不安定になって、数年後に滑り症になって、固定術になったりするでしょうか。
そもそも関節を作っている突起を削ってしまうのですから、多少はもとより不安定になるのでしょうか。
③現在小康状態のこともあり手術を保留にしていますが、保留にしている間に佐藤先生が現役を引退してしまうのではないかということも実は心配しております。
私の椎間孔狭窄症の診断は画像からではなく佐藤先生の経験上の診断とおっしゃっていたので、この先悪化して、手術を受けたいと思う時に手術をしてくださる人がいないのではないかと...
④元主治医も、佐藤先生も、私の症状はL5であるとおっしゃっていましたが、S1だと違う症状になるのでしょうか。L5-S1の椎間板が僅かに膨隆しているので気になりました。

不躾な質問もあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
池田
2018.07.28 21:33
drshujisato
18/02/25の大阪TAさんへ

 お気の毒な手術結果です。執刀医が手術は成功したというのなら、なぜ新たな症状が発現したのか、おかしな話ですよね。
この場合、主治医はこう説明すべきなのです。すなわち、「手術は予定通りに行いましたが、術前には予測していなかった反対側の足に痛みが出てしまいました。手術に際して、(恐らく)神経根に影響がでたものと思われるが、術後一時的なもので徐々に改善するか、しばらく薬で様子を見ましょう」。腰椎の手術には、手術によって神経症状が却って悪化する危険が潜んでいます。あなたのおかあさんの場合は、残念ながらまさにそれに該当します。その症状が術後8ヵ月余り続いているということは、自然回復の期待出来ない状態です。何が原因でそのような状態であるのか、検討が必要です。といっても、すでに他院で経験されたように、このような場合にはまともに検討してくれる病院や医師が極めて少ないのが現状です。「手術を受けた人は手術を受けた病院で治療を受けるのが原則」というのは、他で手術を受けて悪くなった患者は引き受けたくない、関わりたくないと言っているのと同じなのです。こうして、患者さんは行き場を失い、難民化してしまうのは、私の本「腰椎手術はこわくない」で記載した通りです。
どういう結果になるかは別にして、とにかく何が原因で悪くなり、良くならないのか検討しますので私の外来を受診なさってみて下さい。受診は予約制ですので、当院の秘書課宛にお問い合わせください。

ご質問には簡単にお答えしておきます。
1・内視鏡手術で手術しましたが、痛い脚が入れ替わるだけの結果で終わりました。こういう事はよくあるのでしょうか?症例として存在するのでしょうか?

 回答:こんなこことがよくあったら大変です。医者はそういこうことが起こらない手術をしなければならないのです。万が一にもそのような問題が発生した場合には、その原因を究明して、患者の被害が最小に済むような対策を講じなければならないのです。手術は成功したのだから、悪くなったのは患者のせいのような言い分が通るはずがありません。私はそう思いますよ。

2・どちらにせよ、ちゃんと診察して、治る治療法を考えてくれるお医者様を探しています。再手術する事になってもいといません。そういう医者を探すには、どうすればいいのでしょうか。
もちろん、佐藤先生の診察を受ける事も考えています。

 回答:こういう場合の医者探しほど難しいものはないと言って良いでしょう。先にも書きましたが、私の外来受診をご検討ください。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

FROM SHUJI SATO
2018.02.25 23:42
大阪TA
はじめまして。佐藤先生。
よろしくお願いします。

私の母(現在65歳)が、もう3年ほど前からですが、腰~右足の調子が段々おかしくなり、当初、3年ほど前、病院で診察を受けたら「すべり症」と「脊柱管狭窄症」だと診察されました。
また、右足はおかしかったのですが、左足はちゃんと動くし痛み等も無いという状態でした。
しかしその時はまだ軽度だと言われ、リハビリと対処療法で治療をし始めました。

しかし、段々病状は進行し、昨年限界を超えて痛くどうしようもなくなったので、病院に行って手術を受けました。
内視鏡手術で、骨はほぼ削らず、黄色靭帯だけ切除するという新しいタイプの除圧手術だと説明されました。より負担が少ないとも。

昨年6月に手術を受けたのですが、手術を受けたその日から異変が起こりました。
手術はほんの1時間ほどで終わったのですが、麻酔から母が目が覚めると、「すごく足が痛い。しかも、前痛かった右足は平気なのに、逆の左足がめっちゃ痛い」と言い出し、痛み止めを点滴で受けだしました。

そして、本当は2泊だけして帰る予定だったのに、症状は全然良くならず、2週間ほど入院しました。
最終的に強制退院みたいな形で退院しましたが、良くはなっていません。

その後、何度かその医者の診察を受けました。すると、「手術は成功している」と言います。実際、MRI等を観ると、除圧はされているそうです。しかしどうしても痛い、手術前と痛い脚が変わっただけで、苦痛度は変わらないという話をしても「手術は成功してるので、心因性だ。もう私にはこれ以上打つ手はない」と言い出しました。

実は、母5年ほど前?から、気分障害で心療内科に通い、薬を飲んでいます。しかし、それ自体はそんなに重度では無く、現在は落ち着いています。

仕方がないので、私たちは他の病院を探しました。
大きな脊椎外来がある病院で診察を受けましたが、そこでは新たな検査は何もしてくれず、「手術が成功したかどうか」だけ調べられました。何故それだけなのか聞くと、「紹介状にそう書いてあるから」と言います。何故か、「手術によって急に痛い脚が入れ替わったのか」を調べてくれないのです。

小さな開業医はまだ診察してくれましたが、はっきりと原因はその医者は言いません。MRI等も無い病院ですし。そこで3か月リハビリをしたら、余計悪化しました。それがつい最近の出来事です。

新しい、ちゃんと調べてくれる脊椎専門の医師が居る病院を探しているのですが、そういう病院に限って、電話でとりあえず相談すると、「手術を受けた人は、その手術を受けた病院で治療を受けるのが原則」という話をします。
しかし前述の通り、手術した病院の医者は、手術は成功以上の事を言わないので手づまり感を感じています。
まだ沢山の病院を回った訳では無いのですが、現状の母の状態を全くまっさらに検査するつもりで診てくれる病院は無いのでしょうか。
特に、手術をしたら、その日その時から、痛い脚が入れ替わったのはずっと続いており、それの原因は誰も調べてくれません。

長々と書きましたが、お聞きしたいポイントは、
1・内視鏡手術で手術しましたが、痛い脚が入れ替わるだけの結果で終わりました。こういう事はよくあるのでしょうか?症例として存在するのでしょうか?
2・どちらにせよ、ちゃんと診察して、治る治療法を考えてくれるお医者様を探しています。再手術する事になってもいといません。そういう医者を探すには、どうすればいいのでしょうか。
もちろん、佐藤先生の診察を受ける事も考えています。

とても長々と書いてしまいましたが、以上です。
よければお返事下さい。よろしくお願いします。
2018.02.25 09:11
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このコメントは管理者の承認待ちです
2018.02.23 11:35
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このコメントは管理者の承認待ちです
2018.02.23 11:22
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このコメントは管理者の承認待ちです
2018.02.23 11:12
drshujisato
18/02/01の池田さんへ   Re: 2回目の質問 池田26歳女


返事が遅くなり失礼しました。
質問に回答しますね。


> 質問1: 股関節のMRIでは中殿筋と閉鎖筋と大腿方形筋が少し白く映り、炎症を起こしていると言われました。右の殿筋は、筋トレしようとすると筋肉がとても痛くなり出来ません。右の殿筋の力自体少し弱いとPTは言います。お尻の筋肉自体の問題かもしれませんが、腰の神経障害の影響でこのようなことになるのでしょうか。 また、主治医はL5神経に注射を打つのでその理由を聞くと、画像から判断したのではなく私の症状がL5っぽいからだそうです。

 回答:殿筋群の神経支配は下位腰仙椎神経なので、L5神経根障害による殿筋群の筋萎縮ではないでしょうか。MRI所見は炎症というより筋肉の脂肪変性ではないかと思います。筋肉の障害が先ではなく、神経根の障害が先で、次いで筋肉の萎縮が発生したのではなかと疑うのが自然だと思います。症状からは主治医が言われるようにl5神経根ではないかと思います。

>
> 質問2: ただ、L5神経根ブロックをした時中殿筋あたりの痛みは良くなったりするのですが、臀部の真ん中から下のほう、坐骨、脚にはあまり効いた気がしません。
> S1とか、他の神経ではないのでしょうか? S1だと私とは症状が違うのでしょうか?
> 以前佐藤先生に相談させて頂いたときも、先生はL4/5の脊柱管外側かL5/S1の椎間孔内の病変とおっしゃっていたのでつまりL5神経根障害だと思ってらっしゃると思うのですがどうしてでしょうか。
>
> リハビリでは主に腹筋ではなく背筋のインナーマッスルを鍛えていて、これは意外に効果がありました。
> なので原因は腰周りの筋肉が弱いからで、余計な負担が臀部にかかって梨状筋症候群もどきになっているのかなとも思いますが、もし脊椎や他に器質的な原因があったとしたら根本的な治療にはならないと思い、次の手をどう選ぶか迷っています。
>

回答:結局、正確な診断がついていないわけで、いづれも疑いの域をでるものではありません。確かに、腰椎では診断を確定することが難しいケースが少なくありません。最終的には自分の目で画像を読み、症状との関連性を検討するしかありません。症状からはl5神経根症が疑われ、この場合にはL4/5脊柱管内かL5/Sの椎間孔内外かです。


> 質問3: 佐藤先生は、MRIもCTも撮って脊椎指導医にも原因がないと言われたような患者さんの脊椎疾患を発見されたことはありますでしょうか。
>
>回答: 腰椎変性疾患は指導医でも診断や治療に難渋するケースが多いんですよ。指導医だから常に正しい診断・治療をしてくれると過信しないことです。私のとこにはそのような患者さんが県内や全国から来られています。だからといって、私が常に正しいわけではありませんよ。それが腰椎変性疾患といっても過言でないでしょう。

FROM SHUJI SATO
2018.02.12 22:03
池田
佐藤先生

お忙しいところすみません、2018.02.01 に相談させて頂いた池田です。
間違っていたら申し訳ないのですが、もしかして上のコメントは先生からの回答でしょうか、もしそうなら私の質問も未承認になっており閲覧できません。
未回答でしたら良いのですが、もしかしたらと思いコメントさせて頂きました。
宜しくお願い致します。
金沢は雪が大変そうです。ご自愛くださいませ。

池田
2018.02.08 17:42
ハッピー
お忙しい中、ご返答頂き有り難うございました。
痛みの原因を理解した上で、歩く、動くことを意識してゆくつもりです。
コルセット、マットレスの件、分かりました。
自転車に乗れないのが残念ですが、仕方無いですね。
これ以上悪くならない様、前向きに、動ける事に感謝して過ごして参ります。
有り難うございました。
2018.02.05 11:55
drshujisato
18/01/30のハッピーさんへ    e: お礼とご質問

ハッピーさんは過去2回、他院で腰の手術を受けておられますが、手術はFBSといって原因部位とは異なる部位でおこなわれたため
症状の改善が得られなかったことは入院中に説明したとおりです。その後、当院の手術までの間、かなり時間が経過していましたので、神経障害がある程度完成していました。そのため、神経障害性の疼痛やしびれが残存することになったのです。
これを踏まえて質問にお答えします。
1)側彎ですが、女性に多く発生し、その発生には先天的要因と後天的要因の双方が関係していると考えられています。詳細は省きます。老年期の側彎矯正手術は通常行うことはまずありません。また手術以外には矯正法はありません。
2)高反発マットですが、いいのかなと思いますが、確信はありません。コルセットは側彎変形がありますので、術後半年くらいは使用したほうが良いと思います。その後も、腰痛が起こるようなら適時使われたらよいでしょう。自転車は余り勧められません。転倒による骨折が多いからです。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO

2018.02.01 23:55
池田
佐藤先生

以前相談させて頂いた池田と申します。(26歳 女 18/01/08に質問)
先日はお忙しい中お返事有難うございました。
あの後、主治医の診察があり、また質問させて頂きたく長文ですが失礼致します。

先週主治医に、結局私の右臀部痛、下肢痛の原因は何ですかと改めて聞きました。
主治医は、レントゲンでL5右が腰椎分離症に若干見えるのでこれが原因ではということでCTを取ったのですが、CTを見ると分離していませんでした。
また、前にペインの先生にMRI画像を見せた時、普通にヘルニアだと言われたのでそのことも聞きました。
MRIでは若干L5/S1とL4/L5の椎間板に膨隆があるのでこれがヘルニアであり原因ではないのかと聞くと、少し出ているように見えるが椎間板の断面図を見ると神経を圧迫しているように見えないのでこれは原因ではない、と言われました。外側ヘルニアもないようです。

数か月前にリハビリの担当を変え、症状は改善していますが、10年くらいの長いスパンで考えると徐々に悪化しているので、なにか原因があると思いますと主治医に言ったのですが、主治医は結構画像を丁寧に見ているんだけど原因が見当たらないと言います。
主治医は、これという原因がなくても神経が炎症を起こすことがあると言い、私の場合もただ神経が炎症を起こしているのだろうと言います。
そのためリハビリとブロック注射で治ると思うと言います。
主治医は一応、脊椎脊髄外科指導医でその主治医が原因はないと言うということは脊椎の疾患ではないのかな、とも思います。
でも股関節の有名な先生には、梨状筋症候群ぽいけれど違うと言われました。私の右の梨状筋は左より小さいそうです。もしかしたら腰の神経障害の影響で筋肉が委縮しているのかもとも思います。
梨状筋ブロックをすると症状がとても悪化しました。

質問1: 股関節のMRIでは中殿筋と閉鎖筋と大腿方形筋が少し白く映り、炎症を起こしていると言われました。右の殿筋は、筋トレしようとすると筋肉がとても痛くなり出来ません。右の殿筋の力自体少し弱いとPTは言います。お尻の筋肉自体の問題かもしれませんが、腰の神経障害の影響でこのようなことになるのでしょうか。

また、主治医はL5神経に注射を打つのでその理由を聞くと、画像から判断したのではなく私の症状がL5っぽいからだそうです。

質問2: ただ、L5神経根ブロックをした時中殿筋あたりの痛みは良くなったりするのですが、臀部の真ん中から下のほう、坐骨、脚にはあまり効いた気がしません。
S1とか、他の神経ではないのでしょうか? S1だと私とは症状が違うのでしょうか?
以前佐藤先生に相談させて頂いたときも、先生はL4/5の脊柱管外側かL5/S1の椎間孔内の病変とおっしゃっていたのでつまりL5神経根障害だと思ってらっしゃると思うのですがどうしてでしょうか。

リハビリでは主に腹筋ではなく背筋のインナーマッスルを鍛えていて、これは意外に効果がありました。
なので原因は腰周りの筋肉が弱いからで、余計な負担が臀部にかかって梨状筋症候群もどきになっているのかなとも思いますが、もし脊椎や他に器質的な原因があったとしたら根本的な治療にはならないと思い、次の手をどう選ぶか迷っています。

質問3: 佐藤先生は、MRIもCTも撮って脊椎指導医にも原因がないと言われたような患者さんの脊椎疾患を発見されたことはありますでしょうか。

本当に長々と申し訳ありませんが、不躾な質問もあるかと思いますが何卒宜しくお願い致します。

池田
2018.02.01 18:29
ハッピー
佐藤先生、こんにちは。
昨年10月4日に椎間孔狭窄症の手術をして頂きました、茨城からのハッピーです。先生方、スタッフの方々の手厚いご指導と看護の元、2ヶ月のリハビリ入院の折には大変お世話になりました。お陰様で、先生から「これ以上悪くなる事は無いからね、前向きに頑張って」と言われました事を励みに、足元の良い日は朝杖無しの速足で 、又昼過ぎは杖つきでゆっくり散歩をしております。
外歩きには、側湾症も有るせいかまだ腰の不安定さと足首の痛みも出て、休み休みといったところです。そこで、いくつかのご質問なのですが、1,仙骨が歪むと背骨も歪むと聞きますが、その原因が有るのでしょうか。又その矯正法は有るのでしょうか。
一番辛いのは、ベットから朝起きた時右のお尻から足首まで全体が痛く、やっとの思いで動き始めます。マットレスを買い替えようと思っているのですが、
筋力の衰えも有り寝返りも打ちやすい、2,高反発マットが良いでしょうか。
又、作って頂いたコルセットは起床時は装着していますが、3,まだ暫くは付けていた方がよろしいですか。3,又、自転車はいつ頃から乗っていいでしょうか。お忙しい中、細かいご質問ばかりですみません。急ぎません、宜しくお願い致します。暖かくなったら、定期検診にと思っております。

北陸の大雪を案じております。厳寒の中、先生にもどうぞご自愛くださいませ。

2018.01.30 18:58
drshujisato
: 2018/01/08 の池田さんへ

失礼しました、承認するのを忘れていました、承認しましたのでご確認ください。

from SHUJI SATO
2018.01.16 00:18
2018/01/08 の池田
佐藤先生、お忙しいところ再びコメントさせていただきます。
前回2018/01/0817:43 に相談させて頂いた池田ですが、もしかして私のコメントの下の未承認のコメントは佐藤先生からの回答でしょうか。
何故か未承認のまま、閲覧できなくなっています。
まだ未回答でしたら良いのですが、もしかしたらと思いコメントさせて頂きました。
宜しくお願い致します。
2018.01.15 23:38
drshujisato
18/01/08の池田さんへ   Re: 初めて相談させて頂きます

池田さんと同様の悩みをもった患者さんの受診が増えています。
診断自体が困難な事例の多いのが腰椎変性疾患です。
さて、問題の症状の原因ですが、現在の症状の全体を一つの病変で説明するなら、
腰椎変性疾患の場合には、L4/5の脊柱管外側かL5/S1の椎間孔内の病変によると考えられます。
どちらが原因であるかは、直接に診察と画像診断をしなければ断定はできません。
地元で結論がでなければ、私の外来受診を検討してみてください。
諦めないことです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2018.01.08 22:32
池田
佐藤先生

初めて相談させて頂きます池田と申します。医療相談室のコメントが1000件を越えるためか、コメントが送信出来ないためこちらに質問させて頂きます。
宜しくお願い致します。
当方千葉県在住の26歳女性で、3年前から右臀部痛、右坐骨下痛、右下肢痛が酷くなりました。股関節の内側、会陰部痛もあります。
立位でじっとしている時や、特に座位で悪化します。
実は10年以上前から、我慢出来る範囲で痛かったのですが、いくつかの病院で原因不明の為我慢していました。
股関節の先生に梨状筋症候群と診断されたこともありますが、やはり違うと撤回されました。
今は都内の脊椎専門の病院で、主治医は脊椎脊髄外科指導医ですが、ヘルニアも外側ヘルニアも無いと言います。しかし、L5-S1椎間板の水分が少なく、異常があるとすればそこだと思っているようです。
L5神経根ブロックは、中臀筋あたりの痛みが少なくなりましたが、坐骨下や下肢痛は良くなりませんでした。
もしかしてS1なのでは?と聞くと、S1は分離しないから違うと言われました。
しかし、デルマトーム図を見ると、L5よりS1の範囲が痛いのですが、デルマトームは皮膚感覚のみの図なのでしょうか。
腰部と仙骨部からの硬膜外ブロックは効きませんでした。
しかし、この間ペインクリニックにMRI画像持参で行った時、麻酔科医に、普通にL5-S1膨隆型ヘルニアになっているから、手術すればいいのにと言われました。
現在、主治医と担当理学療法士は、神経原因ではなく筋肉の問題なのでは、という意見でリハビリを継続しているため、何が正しいのか、分からなくなりました。
でも、確かに他の脊椎病医に、L5-S1に気にならない程の膨隆はあると言われていました。
リハビリも若干効果が出る為、本当に筋肉原因なのかもしれませんが、もしかしたら神経の問題なのかもと思い、今の治療を続けて良いのか迷っています。
仕事はデスクワークですが、座れない為立って仕事をしていますが、それでも痛いです。
佐藤先生のご著書は読みました。
担当医に疑問をぶつけるか、それでもらちが明かなければ遠いですが佐藤先生の診察を受けることも考えています。

長々と申し訳ありません。
宜しくお願い致します。
2018.01.08 17:43
drshujisato
17/10/30のS.Y (男性 53歳)さんへ   Re: 脊柱管狭窄症の手術後の痛み

 残念ですが、診断か手術のいずれかに問題がある術後経過です。
症状経過からは、主治医が原因とする筋肉の問題ではありません。
ご主人の場合、リハビリで良くなることはないですし、保存治療も効果は期待できないでしょう。
私の外来を受診できるようでしたら、なぜ今回の手術で良くならなかったのか、今後どのような治療が必要かを
検討させて頂きます。私の外来は予約制ですので、当院の秘書課で予約をお取りください。
予約が混んでいますので、お待ち頂けなければなりません。詳しくは秘書課で確認してください。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO

2017.10.30 23:13
S・Y 男性 53歳
はじめまして。私の夫の件でご相談申し上げます。
今年1月に脊柱管狭窄症で地元の病院で手術をいたしました。約1ヶ月の入院後退院をいたしました。その後ほどなくして股関節と大腿部の痛みに悩まされるようになり、主治医に相談したところそれほど痛いのならリハビリ入院をと言われ、今月の初めから2週間入院をいたしました。入院中はリハビリと点滴を受けたのですが、多少痛みがとれたようなので退院をしたところ、1週間もたたないうちにまた同じような痛みが再発いたしました。知り合いの医療従事者に相談したところペインクリニックの受診を勧められ、主治医にそのことを告げると同病院にも麻酔科があるのでそこを受診するよう言われ受診しましたが、一向に痛みがとれません。最近では100mくらい歩いては痛みでその場にしゃがみ込み少し休んでまた歩くという状況です。主治医は筋肉の問題であると言っているようですが、現在違う医療機関の受診を考えております。佐藤先生に診察していただくことは可能でしょうか。遠方なので夫と相談いたしますが、可能であれば予約して受診をと考えております。
2017.10.30 16:21
渡邉
先ほど送信した渡邉です。申し訳ありませんが、年齢と性別を忘れました。以下の通りです。よろしくお願いします。

年齢 57歳10ヵ月  性別 男性
2017.08.21 15:25
drshujisato
17/06/23の関西の歩行困難な70歳男性さんへ   Re: 診察手続

診断と治療方針につきまして検討致しますので、当院の秘書課で診察予約をお取り下さい。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.06.25 22:32
関西の歩行困難な70歳男性
椅子に座っているときは痛みが少ないのですが、歩くと(立つと)両足のふとももの裏側からふくらはぎの外側と右の膝が痛み足首に力が入らなくて歩行(立つこと)が困難で悩んでいます。
平成13年に頸髄拡大椎弓形成術(C3からC7まで4か所)を受けたとき腰椎症もあり、いずれ腰椎も手術が必要と言われてから長い間薬とリハビリで過ごしてきましたが、ほとんど歩行できなくなり、いよいよ手術するしかないのではと思って、色々悩みながらネットを検索していて、先生のブログにたどり着きました。
平成29年6月、平成29年2月撮影の腰部MRIからL2/3、3/4、4/5の狭窄症があるが足の痛みは一番下L5/S1のヘルニアが原因ではないか、脊髄の専門医師を受診した方が良いと言われた。
L2/3、3/4、4/5の狭窄症とL5/S1のヘルニアのため、大変な手術になるのではと心配になり、先生に診察願いたいと思って、投稿させていただきました。
診察頂けるのであればどのような手続きが必要かお教え願います。
2017.06.23 11:19
drshujisato
17/05/21のM,T(女性45歳)さんへ   Re: MRI検査結果について

MRI所見は、MRI画像で認められる全てあるいは主たる所見であり、これらがすべて症状の原因になるわけではありません。
あなたの場合、坐骨神経痛があるようなので、腰椎変性疾患の場合にはL4/5かL5/S1に原因があるはずです。
この場合、障害を受けている神経根がL5かS1かで部位が決まります。すなわちL5神経根の場合には、L4/5の脊柱管内のヘルニアか狭窄(外側陥凹狭窄も含まれます)もしくはL5/S1の椎間孔内か椎間孔外のヘルニアか狭窄です。一方、S1神経根の場合は、L5/S1の脊柱管内のヘルニアが圧倒的に多く、狭窄は少ないのが特徴です。診断で重要なことは、症状と画像所見との間に整合性がとれなければならないことです。参考になったでしょうか。少し、難しいかもしれませんね。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2017.05.26 23:16
M.T 女性 45歳
この間MRIの検査を受け、所見として…腰椎椎間板変性、終板障害を認めます。
椎間関節骨棘、黄色靱帯肥厚、椎間板bulgingを認めます。
L4/5、L5/S1椎間板ヘルニアが疑われ、L4/5では左外側陥凹狭窄を認めます。
L4/5、L5/S1左椎間孔狭小化を認めます。と、あります。
整形外科では、ヘルニアと診断されています。左足の臀部から太ももにかけ、坐骨神経痛あり…腰痛もひどく内服薬ロキソニン1日3回服用し…トリガーポイント注射を3回程していますが、効果はいまいちです。
上記の所見から、他に考えられる疾病名はありますか?ちなみに間歇跛行も見られます。
2017.05.21 23:32
drshujisato
17/05/05のハッピーサンへ  Re: 痛みの原因は。

回答が遅れて失礼しました。
PELDで対応できる腰椎疾患には限りがあります。あなたの場合、側彎変形があるようですので、恐らく
椎間孔狭窄があるのではないでしょうか。お話からはL5/S1の椎間孔狭窄症が疑われるのではないかと思います。
そうであるなら、再手術が必要になります。しかし、まず正確な診断をつけることが先決です。
セカンドオピニオンを求められることをお勧めします。当院受診が可能であるなら、検討致しますよ。

FROM SHUJI SATO
2017.05.06 23:32
ハッピー
すみません、本日13時過ぎに送らせて頂きました69歳の女性ハッピーです。
一度に見て頂くのに追加させて頂きます。
下の腰骨が左に曲がり、骨の間のクッションがほとんど無く骨の先が尖っているのを少し前にレントゲンで見ました。それと、以前から右足親指が上向きで浮足で、足の先が歩くと外側へ向きます。その為、神経で無く骨の歪み等の原因は無いのかと素人ながら考えもします。その回答も曖昧で頂けません。
ここ一ヶ月ばかり、痛み止めの漢方薬を他の専門医に処方して頂いて飲み始めたところですが、まだ何の変化も有りません。
藁をも掴みたい思いで、AKA-博田法という仙腸関節の施術などはどうなのか、など、只、神経原因には効かないと聞いています。
すみません、気になっている事を書かせて頂きました。せめて痛みだけは取って歩けるようになりたいとおもいます。よろしくお願いいたします。




2017.05.05 17:34
drshujisato
17/01/05のAki.hiさんへ  Re: 昨日のに追加ですみません。

回答

① ルニアの再発が術直後からあることはまれではないと先生は繰り返しおっしゃっていますが、それは後方からの椎弓形成術でも同じなのでしょうか?直接ヘルニアを触らない場合でも、という意味です。

回答:ヘルニアの再発は腰椎では問題になることが多いですが、頚椎では極めて少ないのが特徴です。ヘルニアに対して前方固定術をおこなった場合には、勿論、当該部位での再発はありません。一方、椎弓形成術を行った場合でも、ヘルニアの再発のために再手術が必要になったケースは、私の経験でも記憶にない位です。ただし、理論上は皆無とはいえないでしょう。

②数多くの方が、残念ながら手術後をどうするかで相談されてます。当然、よかったという意見もありますが。そのポイントは、画像を読み解き原因をピッタリ当てる力と熟練した執刀技術の差だと理解していますが、MRIとCTを見て佐藤先生のように1回の診断で正確に原因場所を特定できる専門医は多いのでしょうか?患者がこの先生の診断は大丈夫!という判断ができるポイントがあれば教えてください。
また、熟練の執刀技術は、例えば先生のように2000例以上の脊髄手術例があれば大丈夫!とか、500例で大丈夫!とかでしょうか?多くの患者さんが手術後の経過で相談されているので・・・熟練の執刀医ではなかったのかな、と心配です。

回答:なかなか回答の難しい質問ですが、たいへん大事な質問です。私が考えるポイントは、あなたの脊椎の問題と障害を受けている神経組織の問題、そしてあなたの症状との関係をきちんと理論的に説明でき、ゆえにこのような手術が必要と説明できることだと思います。なかなか明快に説明できないケーズもありますが、その場合でも、あなたの疑問に真摯に向き合っているかを見ることです。熟練した外科医の手術が100%であるわけではありません。どんなに熟練した外科医でもよく出来ない問題があります。手術件数も重要ですが、もっと大事なのは、その成績です。沢山手術をやっているが、結果が悪いものも多いという医師も存在し得ます。外科医個人の成績を知る方法がないため、情報の公開が進んでも、この問題の解決は大変困難なままです。

③先生の腰椎の手術で、馬尾が硬膜からでたけど、とか硬膜が破れて、とかありますが、後遺症や合併症はなかったとあります。頸椎で後方からの椎弓形成術の場合でも、硬膜が破れたり脊髄が飛びだしたりという危険はあるのでしょうか?その場合、腰椎に比べて後遺症や合併症のある確率は高いのでしょうか。

  回答:硬膜が破れただけでは、術後一時的に頭痛が発現することがありますが、脊髄や神経根の障害が発生するわけではありません。腰椎と異なり、頚椎では、硬膜が破れたから脊髄が飛び出すことはありませんので、安心してください。

FROM SHUJI SATO
 
2017.01.08 16:20
Aki.hi
日をまたいですみません。福岡のAKI・HIです。昨日の質問にいくつかの追加をお願いします。本日はこの相談室をずっと読んでいましたので、気になることがあり・・・
①ヘルニアの再発が術直後からあることはまれではないと先生は繰り返しおっしゃっていますが、それは後方からの椎弓形成術でも同じなのでしょうか?直接ヘルニアを触らない場合でも、という意味です。
②数多くの方が、残念ながら手術後をどうするかで相談されてます。当然、よかったという意見もありますが。そのポイントは、画像を読み解き原因をピッタリ当てる力と熟練した執刀技術の差だと理解していますが、MRIとCTを見て佐藤先生のように1回の診断で正確に原因場所を特定できる専門医は多いのでしょうか?患者がこの先生の診断は大丈夫!という判断ができるポイントがあれば教えてください。
また、熟練の執刀技術は、例えば先生のように2000例以上の脊髄手術例があれば大丈夫!とか、500例で大丈夫!とかでしょうか?多くの患者さんが手術後の経過で相談されているので・・・熟練の執刀医ではなかったのかな、と心配です。
③先生の腰椎の手術で、馬尾が硬膜からでたけど、とか硬膜が破れて、とかありますが、後遺症や合併症はなかったとあります。頸椎で後方からの椎弓形成術の場合でも、硬膜が破れたり脊髄が飛びだしたりという危険はあるのでしょうか?その場合、腰椎に比べて後遺症や合併症のある確率は高いのでしょうか。
2017.01.05 18:21
44 小山
佐藤先生へ

16/12/30、17/01/02の44 小山です。早速お返事ありがとうございました。毎回丁寧に回答いただき感謝しております。
先生のお回答や本を参考に、今後について家族とよく相談をしていきたいと思います。必要ならばまた相談させてください。



  
2017.01.04 09:53
drshujisato
17/01/02の44 小山さんへ  Re: 脊柱管狭窄症、間欠破行について再度相談があります。

プロスタグランディンE1製剤の脊柱管狭窄症に対する効果についてですが、比較的初期の下肢の痛みやしびれ、冷感などには効果が期待できますが、狭窄症が進むと効果を失います。私の外来を受診される患者の多くは、プロスタグランディン製剤が長く投与される中、その効果が失われたり、最初から効果がなかったりです。この種の薬の効果は下肢に症状が発現して間もない頃に期待できますが、進行すると無効になります。

FROM SHUJI SATO
2017.01.03 00:06
44 小山
佐藤先生へ

 16/12/30の44小山です。先生からのお返事を心待ちにしておりました。お忙しい中、牽引、手術、痛み止めについて丁寧にお答えいただきありがとうございました。

 初回の相談を伝えた後で、もう一度私の坐骨神経痛の経緯を思い起していました。12年前、次男出産後、左脚のふくらはぎのツッパリ感、かかと付近くるぶしの脇あたりの違和感、そして左足の第2指がピリピリしたり、感覚がなかったりするのを感じたのが始まりでした。その時は、整形外科に行って相談し、産後で体重を減らすようにとの指示を受けました。その後も症状は続くので、自宅近くにカイロプラクティックスが開院したこともあり不定期的にそこで施術を受けていました。
 今思うとその頃から症状は出ていたのですよね。

 先生の本を読んでみます。そして手術を含め今後について考えていきたいと思います。

 再度相談があります。
 インターネットで脊柱管狭窄症についてみていましたら、プロスタグランジンE1製剤という薬が間欠破行の改善に効果があるという説明を見つけました。私はこれまでその薬を使ったことがありません。今からでもプロスタグランジンE1製剤を使えば私のレベルの狭窄にも効果が期待できるのでしょうか。人によって違うとは思いますが、佐藤先生の経験からみてどのように考えられますか。

 再度お返事をお待ちしております。よろしくお願いします。


2017.01.02 02:44
drshujisato
16/12/30の44小山さんへ  Re: 脊椎すべり症(L4/5)、脊椎管狭窄症で困っています。

 腰椎すべり症に脊柱管狭窄を伴い、下肢の症状もでているのですね。
女性に多い腰椎変性すべり症の手術治療の考え方は、私の拙書「腰椎手術はこわくない」に詳しく書いてありますので、参考にしてください。すべり症は進行の時期によって症状が変わっていきます。私の推測では、あなたの場合は、手術治療が適応となる
段階に入っているように思われます。復職を含めて、生活の質を回復するためには手術が必用のようです。
手術は、通常は腰椎固定術が必用ですが、あなたの腰椎の状態を詳しく検討して方針を決めなければなりません。
手術を受けるにしても、手術には幾つかのやり方があり、それぞれに長所短所がありますので、よく説明を受け、理解、納得された上で決断することをお勧めします。
腰椎の牽引に関してですが、すべり症に対しては私は賛成できません。牽引によって腰痛が強くなったと訴える方がおられることと症状改善効果は余り期待できません。鎮痛剤に関しては、これで腰痛が治るわけではないので、痛みの状態をみて服用の仕方を調節するのでよいでしょう。

FROM SHUJI SATO
2016.12.31 19:08
44 小山
佐藤先生

はじめまして。
47歳 女性(既婚 子供4人)です。整形外科の少ない田舎町に住んでいます。

脊椎すべり症(L4/5)、脊椎管狭窄症で困っているところ、先生の相談室を見つけることができました。先生の相談に対するお返事が大変丁寧で、先生のお近くに家があったらよかったのになと思っています。地元の整形外科の先生には直接は聞きづらいので、先生に相談させてください。


今年(平成28年)5月に左の脚全体、左足指(特に第2指はチクチク痛)、おしりに激痛・しびれが続き、地元の整形外科Aを受診。坐骨神経痛、すべり症と診断され、週2回の注射(ビタメジン静脈内注射)、腰の牽引、電気療法、内服薬(ロルカム、リリカ、メチコバール)を今日までの7か月続けています。
8月に追突事故(後方からのもらい事故)にあい、頸椎と腰椎を捻挫。腰の痛みが少し治まっていたところ、また5月受診時と同じ状態に戻ってしまいました。その後は、腰の治療に加え、首のむち打ち症状のリハビリ(理学療法士による徒手治療と電気療法)もしています。
10月頃、むち打ちからくる頭部の神経痛や視覚障害に加え、坐骨神経痛と足指のしびれが両脚に感じられるようになり、11月から仕事(教職)はお休みをいただいています。。
11月、大きな病院Bでレントゲンの他にMRI撮影をしたところ、不安定性と7㎜程のすべりがあると診断。同時にL4/5に軽度の脊柱管狭窄がみられました。病院Bでは、急いで手術するレベルではないので、保存的に治療する方がよいとお話がありました。
12月現在は、休養やリハビリのおかげもあり、首の方はかなりよくなってきています。仕事で無理をして立ち続けることもないので、坐骨神経痛の痛みはかなり和らぎました。ロルカムを飲みながら、家事もできるようになってきていまが、午後になると左脚(特にふくらはぎ部分)とおしりの痛みが強くなり、必ず横になって休んでからでないと夕食は作れません。歩行は調子にもよりますが、15分~20分程度なら休み休み可能です。

佐藤先生に相談があります。
①私は現在も整形外科Aで牽引をしていただいていますが、終わった後腰に痛みを感じます。すべり症、狭窄症に対して、牽引治療はそもそも有効でしょうか。賛否両論があるように聞いています。佐藤先生のお考えをお聞かせください。
②1月から仕事に戻る予定です。今はお休みをいただいているので痛いときは横になって休めますが、仕事となると簡単には横になる時間はとれません。長時間立ったりすると脚の痛みやしびれは必ず強くなるし、間欠は行もあるので大変不安です。病院Bでは急いで手術するレベルではないと説明がありましたが、これから先痛みをこらえながら仕事をし、悪くなるのを待ってから手術するのなら、今のうちに手術をした方が予後がよいのでしょうか。神経痛がひどくなってからの手術は、しびれが残り、完全に回復することは難しいのかなと佐藤先生に寄せられる相談やお返事を読んで考えています。本当にこのまま経過をみるのでよいのでしょうか?
③病院Bにて、痛み止めロルカムは2年くらい服用するくらいのつもりでと言われました。
いくら胃薬(レバミピド)が一緒に出されているとはいえ、1日に3回、2年ものみ続けて肝機能や腎臓を傷めないでしょうか。今は、痛みが強くない時はのまずにいて、痛かったらのんでいます。1日に3回と処方されていますが、3回のんだ方がよいのでしょうか。

長い説明と相談になりましたが、お返事をお待ちしております。よろしくお願いします。
2016.12.30 22:17
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.09.15 21:08
羽田
申し訳ありません。
先程投稿した羽田です。
男性・42歳です。す
2016.08.28 06:11
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.07.31 19:32
drshujisato
16/07/26の東京KE(59歳 男)さんへ   Re: 緊急手術を勧められています

 下垂足になってきているとのことですが、主治医が説明しますように早い手術を受けられることです。
完全に麻痺してしまうと、回復不能になり、歩行に装具が必要になります。
自然によくなるのではとの期待はもたれないことです。

 今まで二回のヘルニアはL5/S1にあったそうですが、今回はL4/5でしょうか。それともL5/S1でしょうか(過去のヘルニアと
同じ椎間)。後者の場合には、外側型あるいは超外側型ヘルニアが第5番目の腰神経根を圧迫していることを意味します。
いずれの場合でも、腰椎固定術が必要かどうか、慎重に判断されるべきです。
私はいずれの場合でも固定術は通常は行いません。MD法でヘルニアを摘出し、神経根の除圧を行います。
しかし、手術の方法は術者によって大きく異なりますので、後々後悔のないよう慎重に判断して下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.07.26 23:06
東京KE 59歳 男性
佐藤先生

はじめまして、椎間板ヘルニアの緊急手術を勧められて悩んでおります

●病歴
2005年12月、2006年6月と、半年間に左L5/S1
のヘルニア摘出をしました(LOVE法)

この7月にはいり、左腰の激痛と坐骨神経痛が発症
硬膜外ブロックを3回、徐々に痛みは引いてきていますが
先週中から、足に力が入らなくなり歩けません

本日、九段坂病院でMRIを取りました
昨年取った、MRIと大差なくヘル二アが大きく
飛び出していることはないが、下垂足のため来週手術を
すすめられています 固定術で3週間入院です

長く放置すると、痛みが引いても後遺症が残り歩けなく
なる可能性がある、と言われています
手術適応の症状だそうです

・3回目の手術はできれば避けたいです
このまま、痛みが引き、下垂足も治ることはないのでしょうか

・固定術は、予後や他の部位のヘルニアが再発するなど
怖いイメージがあり心配です
前回の手術で、足先の痺れが残っており、手術しても本当に
治るのか心配です

・2回目の手術時に、一ヶ月もルートブロックを続けため
痺れが残ったと思っています
それを考えると、早く手術をした方がいいのかとも思っています

いろいろと、悩んでおります

宜しくお願い致します
2016.07.26 20:43
drshujisato
16/06/30の恵子-69才ー女性へ

現在の症状の原因が何であるのか、その診断が必要です。
原因によって対応方法が異なるからです。
固定した部位に問題があるのか、あるいは他の部位に問題があるのか、
検査で確認しなければなりません。

FROM SHUJI SATO
2016.06.30 23:35
恵子ー69才ー女性
初めてご相談させていただきます。
東京住まいの私の74才の兄ですが、商売と介護等を続けるうち両親、妻、娘と家族を失い、我慢していた脊柱管狭窄症の骨だけ削る手術を7年前にしました。
その後3年後、変形性ひざ関節症で両方を内視鏡手術した後の痛みと腰から来ている膝下の痺れが続いています。
その後、又腰痛が再発し滑り症も発生し、3,4,5番の腰にステー2本、ボルト6本で固定する手術をし、1年経った今も、睡眠導入剤を飲んでいても一番下の部分が痛く、夜寝ていても寝返りを打つ痛みで10回も目がさめ、辛そうで見ていられません。主治医ももう少し様子を見るようにと取り合ってくれません。

私も茨城住まいの為、たまにしか行けず電話で様子を確認しています。
もう、手術はコリゴリだと言っていますが、何かご示唆を頂ければ幸いです。
お忙しい中、恐縮ですが宜しくお願いいたします。
2016.06.30 16:33
drshujisato

16/06/23のTaka48歳女性さんへ  Re: 悩み相談

症状からは、腰椎疾患によるのか、他の原因によるのか、区別は難しいです。
足に熱感があったり、赤く変色すなどから、確かに膠原病など他の疾患の可能性がないか、
内科でも一度検討していただくと宜しいと思います。
そのうえで、最終的に腰椎に原因を求めるべきか検討すべきでしょう。

それではお大事に。

from SHUJI SATO
2016.06.25 23:09
Taka 48歳女性
 初めて質問させていただきます。48歳女性です。

二年半前に、変性腰椎すべり症と診断されました。私の場合、すべりがひどく
歩行困難のため、手術にふみきりました。
4番5番の後方固定術と、脊柱管狭窄症の手術を受けました。
術後、左足の足の指に若干の違和感を感じていましたが、気にせずリハビリして歩行できるようになって、ある程度活動的に過ごしておりました。

ところが、だんだんと、左足の足首から下が重くなり、チリチリびりびりしびれるようになっていきました。また温めると痛みがひどくなり、足首より下は赤くなります。
また左足全体も痛みます。
特に座ると足がじんじんしてきます。
臀部や太ももの痛みは今のところあまりありません。
足の裏もちくちくします。

主治医に相談したところ、膠原病などの病気を疑われ、腰と足は別物だから関係ないとのことでした。

三か月前ほどより、右足の足の指にもしびれが出始めました。また立っているのが辛くしびれ、寝るころになると両足が発熱しており、アイスノンで冷やしております。
安静にしていてもジンジンすることが増えました。

再度検査に行きましたが、レントゲンだけしかとらず異常がありませんでした。
精神的なものでしょうとの回答でした。

ペインクリニックで仙骨ブロック注射をしましたが
効果はありませんでした。

先生のブログを見て、同じようなことが書かれており、ぜひご相談したく思いました。

・このまま放置しておくと、どんどんしびれや麻痺の範囲が広まり
歩けなくなるのでは?という不安

・再手術をしたら、この症状の改善の余地があるのか?
あるなら是非なんとかしたいと希望しております。

薬は、リリカ、トラムセット、デパスを服用しております。

まさに今行く病院がなく、一人で悩んでおります。


お忙しい中申し訳ありません。

先生、どうかよろしくお願いいたします。


2016.06.23 16:07
drshujisato
16/05/31の原田 49歳 男性さんへ

L3/4の外側ヘルニアであれば、L3神経根の症状になります。
症状が改善傾向にあるのなら、保存治療で経過をみての判断で宜しいと思います。
ただし、外側型ヘルニアはヘルニアが椎間孔という狭い骨のトンネルの中で起こりますので、神経根への圧迫影響が強いのが
特徴であり、神経根障害が早く進む傾向があります。したがって、膝辺りのしびれが強かったり、痛みが強かったり、
股関節を屈曲する力が落ちているのであれば、早めに手術を選択することがあります。
その方が、神経症状はより早く、より完全に回復することの期待がもてます。
以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.06.01 22:42
drshujisato
15/05/31の恵美子_Yさんへ   Re: 椎間板ヘルニアの今後ご意見

L5/S1の椎間板ヘルニアでS1神経根の症状のようですね。
かかとから足指の動きはよくなっているそうですので、ヘルニアの経過としては悪化しているわけではないと
思います。しかし、痛みやしびれなどの感覚神経の症状が持続しているようですので、ヘルニアが自然治癒に向かっているかについては疑問です。ヘルニアが自然治癒に向かっていると、発症後約1ヵ月くらいから痛みは消失に向かいます。ただし、しびれは
良くなるにはさらに日数を要します。この基準で判断しますと、今のところ自然治癒に向かっていると
判断することは難しいように思います。ヘルニアが自然治癒に向かっているかの客観的な判断材料になるのはMRI所見です。
MRIでヘルニアが縮小していることが確認できたなら、自然治癒に向かっていると判断してよいでしょう。もし、ヘルニアのサイズが変化していなければ、慢性化の経過を辿っている可能性が高くなります。後者の場合は、手術を検討した方がよいと思います。
痛みやしびれを持ちながら、介護することは大変辛いことになります。精神的に参ってしまいますので、きちっと治しておくべきと思います。
以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.06.01 22:17
原田  49歳 男性
佐藤先生

一ヶ月前に右足を一歩もつけなくなり救急搬送されました(軽い違和感はその一ヶ月前からありました)。MRIでL3とL4の外側ヘルニアと診断されました。大腿の内側と膝の内側が麻痺したようになり2回ブロック注射を受けましたが麻酔の回復後に「いくらか痛みが軽いかな」程度でした。
薬とソセゴンの点滴を交互に受けた後仕事の都合もあり2週間で退院しました。それから2週間後の今は就寝前のみ薬を飲んでいます。朝まで痛みで目覚めず寝られるようになったのは3,4日前からです。常にその部位に触ると火傷後と言うと大袈裟ですがぴりぴりとした過敏な感覚があります。10分位の歩行で腰椎の下辺りが辛くなりますが筋力的には階段は少しぎこちない程度に登れて、少しずつですが上がっている気がします。
 担当のドクターからは2ヶ月様子をみて必要ならば手術を勧めると診断されましたが、なるべくはやい手術のほうが感覚異常、筋力の回復が見込めるのでしょうか?それともまだ保存的にして大丈夫でしょうか? 

お忙しいところ申し訳ありませんがアドバイスをいたたいたいと思います。宜しくお願いいたします。




2016.05.31 18:26
恵美子_Y
佐藤先生はじめまして、57才女性です。
腰痛歴は長く、40才の時始めて、ギックリ腰をしました。
その時からカイロプラクティックに通い始めました。
その後も何回か痛めてました。
4年前主人が亡くなり引っ越し、2年前息子の紹介で、整形外科を受診。レントゲンで腰椎3、4のずれを指摘され、腰や肩の凝りをほぐす為、月2、3回理学療法士の施術を受けて、体も軽くなってきました。

今年2月、左仙骨周辺お尻が痛くなり、靴下を履くのも一苦労で、施術を受けても中々改善せず、3月9日息子の働いてる病院を受診。レントゲンで3、4のずれを言われ、14日のMRIで5Sの椎間板ヘルニアが原因とわかりました。
3カ月位で引っ込む可能性があるとセレコックスを処方され、不自由なく生活していたのですが、17日出勤途中、歩きながら連続15回位のクシャミ。
会社に着いて椅子に座ったら妙に痛くてジッと座ってられず、自宅に着いてから
動けず、22日に救急車で、搬送してもらい、入院しました。
排尿障害は、ないので安静で様子を見でる事とし、MRIでヘルニア増大を確認しました。
手術の事も少し聞きましたが、リリカ1501日2回で、少しずつ改善して、食事も3分位しか座ってられなかったのが、30分位座れるようになり、便座に座っても痛みが気にならなくなり、足指の筋力低下は残るものの、自宅安静で、4月23日に退院しました。
退院後は、踝の痛み、脹脛の張り、太ももも裏の突っ張り感はありますが、寝ていても足を真っ直ぐに伸ばすことが、出来るようになり、一般的な家事もこなせ
5月13日の検診では、手術しなくても大丈夫そうですね。6月いっぱいは、無理しないよう。。。との事でした。

ところが、帰宅後、同居の母の体調が悪くなり、急遽入院、脱水により体力の低下で、自分の安静どころか、横になる時間もなくなってしましました。
今は週2回の訪問看護で、便通のコントロールが出来るようになり少し落ち着いてきました。

私も少し緊張しが解けたのか、25日叔母がきて、3時間位正座して(自分には楽な姿勢)話をした後から、お尻全体に電気をかけたようなぴりぴりした感じと
正座をするとももの後ろに痛み、時折会陰にかけて、違和感があります。

かかとから足指の動きは良くなってるいます。

退院後、リリカを 75に変えたのですが、2、3日前から夜だけ150に増やしました。

これは、良くなっているのか、悪化しているのかとても不安でいっぱいです。

母も胆嚢がんの肝転移で緩和の状態になり、今後介護が予想されます。

早く手術をして、介護に備えるべきか、もう少し様子を見てヘルニアが引っ込んでくれるのを待つべきでしょうか?
卵巣摘出術もしているので、出来れば、自然治癒を望んでます。

母の介護をしながら動いてると、背中や肩、首から頭と凝ってしまうので、近くの整骨院で電気をかけてもらいましたが、ヘルニアには、悪影響ですか?

無理なく安静とは、横になっていることですか?

因みに身長158センチ、体重43キロ、痩せのアスリート並の体脂率
筋肉量の低い体型です。

お忙しいところ申し訳ありませんが、ご意見をいただけたら幸いです。


2016.05.31 13:46
drshujisato
16/04/18のNOK.CN.さんへ  Re: 脊柱管狭窄症の術後について

開示用質問事項
質問1:レントゲンでは異常がないにも関わらず、両足の症状が悪化してしまったのは、手術前の神経へのダメージによるものでしょうか。また、今後さらに悪化する可能性(両足の全体の麻痺など)と、悪化した際に検討し得ることについてご教示頂けますでしょうか。

回答:レントゲン撮影のみでは、頚椎の問題を明らかにできません。頚椎に脊髄を障害する問題があるかを知るのであれば、MRIが必須です。MRIで問題がないか早急に検討すべきです。書かれている内容からは、腰椎のみではなく、頚椎にも問題があるように思われますし、もしかすると、頚椎の問題の方が主ではないかと思われます。なぜなら、症状経過からは、腰椎よりも頚椎に問題があることが疑われるからです。

質問2:手の麻痺や痺れは、リハビリによる疲労なのでしょうか。手術または脊柱管に関係するものではないのでしょうか。または、その他の全く関係ない箇所からくる症状であった場合、どういった病気が考えられますでしょうか。

回答:手の症状は疲れでは説明できません。頸髄に問題が起こっているためと思われます。両下肢の症状も頸髄に原因があるかもしれません。頚部の脊柱管狭窄作症や椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、腫瘍など色々な原因が考えられますが、MRIで原因診断できると思います。腰椎病変で手や上肢に症状が起こることはありません。両手・両足の症状が比較的急に進行しているのなら、通常は頚椎・頸髄を疑うべきです。


質問3:内容全般において、先生がお気付きの点などございましたら、助言頂けますでしょうか。

回答:排尿障害や排便障害はないのでしょうか。症状からは頚椎6番と7番あたりに脊髄を障害する原因があるように思われます。
   腰椎に固定術が行われたそうですが、原因は何と説明うけていますか? 腰椎なら、圧迫骨折やヘルニア、腫瘍、感染な    どでなければ急に症状が発現し、悪化している経過は説明しにくいと思われます。

とにかく、急ぎ頚椎のMRIをチェックしてもらうことをお勧めします。

FROM SHUJI SATO
2016.04.19 18:52
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2016.04.18 15:14
drshujisato
16/04/02のM.OKAMURAさんへ

インフルエンザで寝込んでしまい、返事が遅くなり、失礼しました。
L4/5の腰椎すべり症の診断を受けたのですね。多分、変性すべり症なのでしょうね。
症状経過からは、長い腰痛歴があり、その後、下肢に症状が発現してきたことからは
すべり部に脊柱管狭窄か椎間孔狭窄が発生してきたのではないかと考えます。
座位の方で痛みが強くなる傾向があるのでしたら、椎間板も関係している可能性があります。
ランニングなどには支障はないようですので、腰を強く前後屈させたり、ひねったりの運動は
避けて腹筋・背筋を鍛えることは良いと思います。
今後、下肢の症状の進行に注意してください。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.04.08 10:20
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2016.04.06 00:36
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2016.04.02 12:24
drshujisato
16/02/16の明子の娘さんへ

支える家族の苦労は大きいことと察します。
頑張ってください。


from SHUJI SATO

2016.02.17 22:41
明子の娘
佐藤先生

2/15にコメントいたしました明子の娘です。
早速のお返事ありがとうございました。
あきらめずに良くなることを信じて原因を探っていくようにしたいです。
今すぐに動けるか分からないので、本人の状態を見つつ、受診を検討してみたいと思います。
本当にありがとうございました。
2016.02.16 23:09
drshujisato
16/02/16のKoji_Tさんへ

期待に応えられるよう頑張りましょう。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2016.02.16 22:58
Koji_T
佐藤先生
早速のご回答ありがとうございます。心から感謝いたします。
気持ちが楽になりました。ぜひ、一度診察していただければと願っております。
ありがとうございました。
2016.02.16 01:06
drshujisato
16/02/15のKoji_Tさんへ

腰椎椎間板ヘルニアでは、固定術は不要であり、避けるべきです。
もし、ヘルニアに対する手術が必用なら、MD法によるヘルニア摘出あるいは神経根除圧術で
症状の改善を図ることができます。
骨と骨の間隔が狭くなることによって、椎間孔狭窄を合併しているのでしたら、椎間孔内での神経根除圧を
行えばよいのであって、固定術は不要です。
そもそも現在の症状で手術が必用か、これは慎重に判断することをお勧めします。
通常行われている固定術は、手術自体が後遺症状を残すことが少なくありませんので、勧めることはできません。
手術を急ぐ状態ではないように思いますよ。

FROM SHUJI SATO
2016.02.15 23:53
Koji_T
佐藤先生。初めましてKoji_Tと申します。どうぞよろしくお願いいたします。
私は52歳の男性です。私は肥満気味ではあるのですが、ここ4年前より腰痛を患っており、2年前に近医でMRI撮影の後の診断でL-5,S-1部で椎間板ヘルニアと診断されました、しかし、その後は特に温存治療もせず、日常生活を送っていたのですが、昨年末に重い荷物を持ち上げたことがきっかけで、体を起こすことができないぐらいの腰痛になり、約3日間激痛が続いたため、知人の紹介で脊椎手術を多くされているという病院で受診し、CT、MRIなどの撮影の結果、L-5、S-1部の椎間板ヘルニアと両腰椎の隙間がなく、骨同士がこすれている状態という診断を受け、L-5,S-1の腰椎固定手術を行う予定になりました。
ただ、私は今までに治療という治療は行っておらず、いきなりの固定術というものに、驚きのあまり躊躇している状態なのですが、このような状態で手術に踏み切っても良いものなのでしょうか?昨年末の腰痛が10であれば、今は4辺りの感じ方です。
特に腰痛以外の下肢の痛みや痺れはありません。また、固定術により、腰痛は改善されるものなのでしょうか?執刀医に質問すると痛みは感じ方が人それぞれ違うので不安ならやめときましょうという冷たい回答でした。先生のご意見をご教授いただければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。
2016.02.15 23:37
drshujisato
16/02/15の明子の娘さんへ 

腰痛の原因について、誤診があったことは否めないと思います。
固定術で腰痛が改善しなかったため、原因不明の80%に属するとは、余りにご都合主義の説明です。
このような手術、特に固定術が行われるために、不幸な経過をたどる患者さんが後を絶たないのです。
矢張り、現時点においてやるべきことは原因の究明です。原因によっては改善の期待が皆無というわけではありません。
私は手術失敗の患者さんの手術を多数手がけてきました。原因によっては良く出来る可能性があります。
楽観はできませんが、諦めるのは最後の最後にして、よくなる可能性を追求なさることと思います。
私の外来を受診していただけるなら、原因を究明したいと思います。
ご検討ください。
神経障害性の疼痛の可能性は否定できませんので、これも併せて検討が必要です。

FROM SHUJI SATO
2016.02.15 23:26
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2016.02.15 15:37
drshujisato
16/02/12の明子さんへ

下肢・足に神経症状のない腰痛のみで固定術が行われたようですね。
やはり、固定術で改善するような腰痛ではなかった疑いが強いです。そこに手術による痛みが
重なったのでしょうね。
ご子息の痛みは、現在では執刀医にとって手に余る痛みになっているのだと推測されます。
私も今後の治療が困難な痛みのように思われますが、受診できるのでしたら、検討させていただきます。

それではお大事に。

from SHUJI SATO
2016.02.14 21:53
明子
16/2/11 明子です。

お忙しい中、早速お返事を頂きありがとうございます。

本日、手術をした病院の受診日でしたが、本人は動けず、家族3人で行って参りました。

息子は、自衛隊の空挺隊員です。パラシュート降下など、腰に負担の掛かる訓練を長年続けて参りました。

担当医の話は、以下の通りです。

MRI上、L5/Sの椎間板変性を認め、L5/Sディスコグラフィ-実施した所、再現痛を認め、キシロカインで一時的に症状の改善を認めたため、手術をした。

この様な場合、普通の人なら、手術をする事は無いが、職業上、また本人の強い希望で実施した。

神経根が残っている場合は、下肢に痛みが出るが、それはない。本人が訴える腰とお尻の痛みの場合、もっと上に原因があるが、それもない。

再手術は、する事がない。内臓疾患もない。画像を見る限りでは悪い所は見当たらない。



大体こんな感じでしたが、それでも痛みが取れない理由を聞くと、分からないと言われてしまい、ペインクリニックにかかる事はやってみれば良いと言われました。

当方神奈川県在住です。現在は、本人に遠距離を移動する気力が無いのですが、先生の所までお伺いできない距離ではないので、考えております。

今の所、近くのペインクリニックを受診するか、しばらく安静にしているか,どちらかしか思いつかない次第です。

本日、担当医には時間を取って頂き、家族3人で聞きたいことを聞いて来ましたが、どうしたら息子の痛みが少しでも和らぐのか分からず、途方にくれております。

佐藤先生のお話を伺えれば幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
2016.02.12 15:40
drshujisato
16/02/11の明子さんへ   Re: はじめまして

ご子息の現状に辛い思いをされていることと思います。
そもそも腰痛と椎間板症でなぜ固定術が行われたのか、私には理解できません。
また、固定術後に新たな腰痛が加わり、苦しんでおられるとのこと、誠に残念でなりません。
痛みに対する感受性は個人差が大きく、確かに痛みの訴え方が大げさのように思われる患者さんが
いないわけでもありません。あなたのご子息の痛みが執刀医の言われる心因性のものなのかは
文面からでは判断できません。また、もともとの腰痛の原因が何であったのか、手術で良くなるようなものであったのか
再検討が必用だと思います。

痛みが心因性なのか、そうでないのかは直接診察しなければ回答することは困難です。
もし、私の外来を受診できるのなら、検討させて頂きます。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.02.11 21:21
明子
息子の事で相談させていただきます。

33歳男性、18歳からかなり激しい労働を伴う職場に勤務しております。当初は、時々腰が痛む程度でしたが、4年前から痛み止めのトラムセットを処方されています。

2015年10月頃より腰痛が悪化、腰椎椎間板症と言われ、腰椎固定術(L5/S PLIF(CBT+PES))を2015年12月7日に受けました。

術後痛みが改善する事無く、むしろ術前の痛みとは別の痛みも加わった感じで、トラムセット服用しながら、現在に至っております。

手術をした病院では、器質的異常は認められず、術後の疼痛としては強すぎるので、心因性のものの可能性があると言われ、経過観察するしかないと言われています。


その後、2つの整形外科に画像を持参してセカンドオピニオンを頂きましたが、神経圧迫はあまり無い模様と言われ、見解は同じでした。

本人は、寝ていても何をしていても痛いと言います。

手術をしてから2ヶ月が経ちましたが、母親の目から見て、状態は悪くなっている様な気がします。口数も減り、3度の食事以外はずっと部屋に篭ったきりで、このままでは本当にうつ病にでもなりかねないと、とてもとても案じております。

家族が先生のHPを見つけて教えてくれました。このまま様子を見続けるにはあまりにも辛く、ご相談させていただきました。何卒よろしくお願い申し上げます。

2016.02.11 09:34
drshujisato
16/01/28のFumie.N さんへ   Re: 正直,どうしたらいいか悩んでいます。

椎間板ヘルニアで下垂足が発現しているのでしたら、痛みとは関係なく、手術を急ぐ必要があります。
通常は腰椎4番と5番との間の椎間板ヘルニアで5番の神経根が障害されて、下垂足が発現します。
少ないですが、腰椎5番と仙椎1番の間でも起こることがあります。
有名な整形外科を受診されたとのことですが、もし本当にヘルニアが原因と判断しているのでしたら、
早急に手術が行われるべきです。
麻痺が完成してしまってから手術を行っても、回復が非常に悪くなります。
他の専門医に急ぎご相談下さい。

 FROM SHUJI SATO
2016.01.29 10:59
Fumie.N
はじめまして。Fumie.Nともうします。女性の54歳です。
よろしくお願いいたします。
20年ぐらい前に腰椎椎間板ヘルニアになりました。その時は近所の病院の整形外科に何とか駆け込み、痛み止めの薬を頂き、それであの痛みはどこへ消えたのかというくらい簡単に痛みは引き治ったものと気にもせず20年弱暮らしておりました。
そして4、5年前から左足の違和感を感じだしました。でも痛みとかしびれとかではなく、最初は本当のちょっとした違和感だったのです。2、3年前からちょっと歩きずらい感じになってこれは無視できない感じだったので地域の有名な整形外科に調べてもらいました。その結果、20年前のヘルニアが原因でした。先生がおっしゃるには痛みがないので手術はしない,様子を見るしかない、とのことでした。その後、左足が自由に動かくなり下垂足の状態になりました。最近はもっと進行して杖を持ってしか歩けない状態です。また立ち上がるのが椅子とかの補助がないとできません。
理学療法士についてリハビリもやっているんですが、筋肉痛の後は悪くなっているような感じなのです。
これは手術をする状況なのでしょうか?私としては元通りとはいえなくても半分ぐらいは治りたいのですが。
よろしくご返答ください。
2016.01.28 16:07
drshujisato
16/01/15のs_takaokaさんへ

症状、神経学的所見、画像所見などの具体的なことがわかりませんので、正確な回答はできません。
しかし、側彎症や狭窄症により神経症状を出している患者さんでも、低侵襲手術を数多く行っていますので、
一度受診していただければ、判断できると思います。ご検討ください。

from SHUJI SATO
2016.01.17 21:43
s_takaoka
佐藤先生へ
はじめまして、s_takaokaと申します。
58歳男性です。
私は、中学のときに突発性側弯症になりましたが、進行が進まないということで治療は特にしませんでした。
腰椎の部分に負担がかかるためか、20代、30台、40台で1度ずつギックリ腰を経験し、50歳のときにL2がヘルニアということで動けなくなり1ヶ月入院、硬膜外ブロック3回神経根ブロック1回で痛みは残っていましたが、なんとか動けるようになり退院しました。また、54歳のときにL3,L4がヘルニアになり1ヶ月入院、同様に治療を受け退院しました。昨年12月にまた、腰の痛みがあり、早めに受信し、通院で3回硬膜外ブロックをして腰の痛みは消えましたが、1週間前から右大腿前部に針でさすような激痛があり、特に座っている際が一番痛くなります。最近は向う脛まで痛くなってきました。寝ていても痛いのですが、うつむせに寝ると緩和されます。なお、身長が若いときは167cm、今は162cmで5cmほど縮んでいます。
主治医は、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎変形症で、特に変形がひどいので低侵襲性の手術ではできない。手術しても痛みがとれるかどうか判らない。まだ筋力の低下や排尿障害がでていないので手術しなくてよい。と言っています。
このような私でも、低侵襲性の手術で痛みがとれるのなら、すぐにでも先生に手術していただきたいと考えています。よろしくお願いします。
2016.01.15 13:14
drshujisato
15/12/20のT.M finさんへ

高齢で、固定術後の問題であるため、
ブログ相談には限界があります。
受診していただかなければ、原因を診断し、治療方針をたてることは困難です。
ご検討ください。

from SHUJI SATO
2015.12.26 15:03
T.M fin
佐藤先生 早速の返信ありがとうございました。お忙しい中これほど早くお返事頂けるとは思いませんでした。ありがとうございます。
下肢の症状が悪化したのは、退院して9月はじめくらいだったと思います。ですから手術後3ヶ月くらいですか…
本人は退院してその後、調子がわるくなったことを魔法がとけたようだとか言ってました。
先生の診察を受けることで、その後の希望をもたせてよいものか正直なところ、悩みます。母には相談していることも伏せています。どのくらい可能性があるのか、また金沢まで行くこともかなり冒険なのです。見込みとしてはいかがなものなのでしょうか、

名前は T.M fin とします。

2015.12.20 00:31
drshujisato
15/12/15のT.Mさんへ  Re: 脊柱管狭窄症手術後

脊柱管狭窄症で固定術を受けたのですね。その合併症による症状ですね。
通常の固定術は切開が大きいため術後に腰痛が残ることが少なくありません。
術後に下肢の症状が悪化したのは、術後直ぐですか?、それとも時間がたってからですか? 前者では手術中に神経障害が発生したためであり、後者の場合には術後に新たな問題が発生したことを示します。
どちらであるかによって、対処法があったり、なかったりがあります。
鬱状態にあるとは誠に気の毒なことです。とにかく、何が起こったのか正確な診断・評価が必用と思われます。
私の外来を受診できるのでしたら、検討させていただきますよ。

お願いですが、T.Mのイニシャルは別の人も使っていますので、できましたら変更できますか?

FROM SHUJI SATO
2015.12.16 22:29
T.M
78才の母の事で相談します。
脊柱管狭窄症で今年6月4日に手術をしました。手術は椎弓切除術後方進入椎体間固定術というものです。手術は医師の説明によれば成功し、当初の目的は果たされました。退院は8月20日でした。長くはあるけないものの、帰ってリハビリをして筋肉をつけていけばということだったのですが、退院後、まもなく両足のしびれや痛みを訴えはじめ、それに手術後の背中の痛みも加わって余計に動けなくなりました。さらに10月末くらいから鬱病を併発してしまい、動く気力がなくなり、なおさら体を動かすことが減ってしまいました。本人は手術での劇的な改善を期待していたのが、思うようにいかず、それが鬱病のきっかけになったのではないかと思います。
現在は動けないわけではありませんが、短い距離の移動しかできず、気力もないので自分で食事の支度もできない状態です。気分の落ち込んだときには希望がない、地獄だ、死にたいと訴えてきます。
ここ数日は両足のしびれ、痛み、と冷え、そして両足の裏がやけどしたように痛い、そのために入浴できず、入浴でやっと冷えをおさめていたのにそれもできないと嘆いています。
足の裏がやけどしているようにもみえず、背中から来ている知覚異常ではないかと思うのですが。
しびれについては医師に相談したときにしびれはなおらない、と言われてしまっています。
先生のブログにあった神経の痛みの記憶?あるいは回復できない神経ということなのでしょうか。ただ、手術後の方が、手術前よりいわゆるQOLの低下はいなめません。本人が決めた手術ですが、後悔している毎日です。
これからどうしたらいいんだ、どうにかして、と言われても耐えるしかないのか、こちらも返事のしようのない毎日です。
しびれは、太ももの方まであがってくるそうで、ひどくなると痛みも出てくる、感覚がないから力が入らないそうです。
この状態を改善するすべはもうないのでしょうか。

2015.12.15 00:36
drshujisato
15/11/21の中山さんへ

術前に馬尾や神経根の障害が進んでいた場合には、手術が成功しても、下肢のしびれや麻痺の改善には
時間を要するのが普通です。術後2ヵ月でしたら、さらに1~4ヵ月の回復具合をみてください。
痛みが取れているのなら、手術は成功したと思いますし、movieでも除圧は適切だと思います。
神経障害が進んでいると、いくら良い手術をしても、足のしびれが後遺症として残ることがあります。

それではお大事に。

from SHUJISATO
2015.11.25 23:51
中山
佐藤先生こんにちは。
自分は、45歳男性です。今年の6月頃に左臀部から左大腿部(外側)脛(外側)にかけての痺れと灼熱感や筋力低下(麻痺?)が出て、自己診断で坐骨神経痛かと思い針治療や硬膜外ブロックなどを受けたのですが改善見られませんでした。そのうちに下腹部や腰部に痺れが出てきてしまい、8月下旬に整形外科で見て頂きCTやMRI検査で3番4番の脊柱管狭窄症との診断を受けました。

排尿や排便などの障害が出てきてましたので、9月の10日にMELの手術をしました。

術後の経過は良かったのですが、いまだに運動麻痺や痺れなどが取れない状態です。

まだ、2か月しか経っていないのですがこのようなものなのでしょうか?
この先、はたして治っていくの?かと不安でなりません。

先生のお考えをお聞かせ下さい。


ちなみに、手術の動画をユーチューブにUPしてますので見て頂けたら幸いです。
https://youtu.be/Q4IOxx-7Bho
(作者:Daimajin Daimajin)

宜しくお願い致します。

中山


2015.11.21 20:49
drshujisato
15/09/13の有田まゆみさんへ  Re: 腰部脊柱管狭窄症とヘルニアとすべり症について

長い病歴ですね。恐らく、体操ではよくならない時期に至っていると思われます。
手術に関しては、できるだけ身体に負担の少ない低侵襲手術が進みつつあります。まだまだ全体の少数派ではありますが。
すべりがあるから即固定というわけでもありません。
あなたの腰椎の状態に対して、現在の症状を改善し、将来的にも安定させられる手術方法を選択すべきです。
あなたの腰椎に関しては、医師によって手術方針が随分異なるのが今でも普通です。
手術を受けられるなら、手術法に関して、慎重に判断されることをお勧めします。
一旦手術を受けると、後戻りできないからです。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.15 19:28
有田まゆみ
54才 女性
10年位腰の病気を患っています。
ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症と三つの症状を持ち、体操を中心に頑張ってきたのですが、もうすごい痛みと灼熱感でまともに歩けません。
思い切って手術を受けようか迷っております。 今でもやっぱり金具を背骨に入れるんでしょうか? そして、動きを制限されるんでしょうか?
どうか教えて下さい。                                 
2015.09.13 13:19
drshujisato
15/09/04のREIPEEさんへ  Re: ありがとうございました。

私で役に立つことなら、喜んで協力しますよ。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.06 23:38
REIPEE
佐藤先生、ご診断並びにご返信ありがとうございました。
先生の本を拝読し、早急に検討致します。
先生の診察もお願いしたいと思っておりますので、予約した際はよろしくお願い致します。
2015.09.04 23:44
drshujisato
15/09/03のREIPEEさんへ

返事が遅くなり失礼しました。
MRIでは、L4/5の椎間板が左でより強く突出しており、椎間板ヘルニアの診断です。
左L5神経根がこのヘルニアと椎間関節(神経根の後方に位置する関節)で絞扼(板挟み状態)されていますので
神経症状が強く、改善が進まないのです。ヘルニアが自然吸収されるなら、症状の改善が望めますが、
発症後4ヵ月を過ぎているとなると、ヘルニアの自然吸収は起こらないまま、神経根の絞扼が続いていると推測されます。
このようなケースは絞扼されているL5神経根を除圧するための手術が必要です。
ヘルニアによってL5神経根が絞扼されると、座っていても立っていても腰痛や坐骨神経痛、下腿外側から足背に痛みやしびれが強くなります。さらに絞扼が進と、母趾や足関節の背屈力の低下も起こります。
是非、手術をご検討ください。

FROM SHUJI SATO
2015.09.03 11:05
REIPEE
15/08/16に相談致しましたREIPEEです。
佐藤先生、ご回答ありがとうございました。
是非とも先生の所見を伺いたく、CDを8/18に発送致しましたが、届きましたでしょうか?
先生がとてもご多忙の事は重々承知しておりますが、先日秘書課に問い合わせた際、「先生宛の郵便物は先生にお渡しします。相談室の件は、先生はお忙しいので...」との事でした。
特に院長先生はとても忙しく、しばらくは無理と感じておりますが、このまま待っていれば返信をいただけるという事でよろしいでしょうか?
よろしくお願い致します。
2015.09.03 00:32
-
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2015.08.21 14:28
drshujisato
15/08/17のM.Iさんへ  Re: 脊柱管狭窄症の手術後も痛みとしびれがあります

ご質問に回答します。

> 質問1: どこかに原因があるから実際に痛みとしびれがあるのでしょうか。(精神的なものが原因となっているのでなく)

 回答:術後に症状が悪化しているのは、原因があると考えるべきです。腰椎手術が適切であったか、疑問が残りますね。
    このブログでもよく触れることですが、高齢者で他で手術を受けた患者さんは当たり障りなく扱われることが多いです。
    先ず、原因を明らかにしてどんな治療が必用かを判断すべきと思います。精神的な面が関係しているかどうかは
    最後に判断すべきことです。
    
>
> 質問2: 手術を受けなくてもリハビリによっては改善の見込みが考えられるでしょうか。
>
    回答;原因があって症状が悪化しているのであれば、リハビリでは改善しません。リハビリは逆に患者さんを苦しめるだけ
ということになります。治療法の判断は原因に基づいて行われるべきです。
>
それでは、お大事にしてください。

FROM SHUJI SATO
2015.08.18 22:34
MI
代筆で申し訳ありませんが、76歳父にかわりお尋ねいたします。


昨年3月頃から、右足があがらず、足首から先に痛みがあり、歩きにくくなりました。
最初に検査した病院①で頸椎・腰椎の脊柱管狭窄症と診断され、その後、別の病院②で順番待ちのため時期が遅くなって、半年過ぎて11月に頸椎(金具固定)、12月に腰椎(ヘルニア除去)の手術をしました。

手術直前は、臀部付近の痛み、右足はあがらず痛みがあり、左足も痛みがでていました。この頃、しびれもでていたようですが、それでも長い距離は歩けずとも車の運転はできたので自分で通院していました。

術後は左足は一時期よかったのですが、臀部付近と両足の痛みとしびれが日がたつにつれ出てきました。痛みとしびれは続き、現在通院している病院③では「手術はこれ以上は勧められない。リハビリで筋力をつけましょう」とのことでリハビリを続けています。

①~③の病院の他にもいくつかの病院で術後の検査をしましたが、「特別にわるいところはないようだ」との結果で、実際に痛みとしびれがあるのにどうしてなのかと家族皆で考えてしまいます。


適当な質問の表現になってないかもしれず申し訳ありませんが、

質問1: どこかに原因があるから実際に痛みとしびれがあるのでしょうか。(精神的なものが原因となっているのでなく)

質問2: 手術を受けなくてもリハビリによっては改善の見込みが考えられるでしょうか。


お聞きしたく、どうぞよろしくお願いいたします。
2015.08.17 23:28
drshujisato
15/08/16のN.Sさんへ

腰椎固定術後5ヵ月を経過して、下肢症状の改善がないということは、神経根の除圧が不十分の可能性があります。
再除圧術で症状の改善が期待できるか、そろそろ再検討すべき時期にきていると思います。
再受診を検討してみてください。
それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.08.17 22:59
drshujisato
15/08/16のREIPEEさんへ

下肢の症状が発現してから、約3ヵ月経過して現在の症状程度であることから、保存治療には限界があるかもしれません。
手術が必用かの判断を行うべき時期にきています。
最終的判断のためには当院を受診してもらうことが必用ですが、とりあえず手元の画像コピーを私宛に送ってくだされば、検討いたします。送付時に返却用の封筒を同封してください。返却が不要であれば、そのようにお知らせください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.08.17 22:31
N.S
佐藤先生

7月14日に診察して頂きましたN.Sです。
また、私の術後疼痛の症状にについてご相談させて下さい。

腰椎後方固定術後 5ケ月になりましたが、未だ右腰と下肢の痛みと痺れ 左足の甲から爪先の痺れは軽減するどころか痛みは増すばかりで、立つことも、座ることも、歩くこともままなりません。あまりの耐え難い痛みのためにペインクリニック科で仙骨硬膜外ブロックの治療を受けていますが 痛みは改善されません。坐骨神経痛の症状があるため、S1神経根ブロック注射も1日しか効果はありませんでした。本当の私の術後疼痛の原因は何だと考えられますか?このまま良くはならないのでしょうか。佐藤先生のご所見をお聞かせください。どうぞよろしくお願い致します。(前回のブログ相談は4月8日と4月21日です)

投稿がうまく出来なかったようなので、再投稿させていただきます。
重複しているようでしたら、削除して下さい。
2015.08.16 20:48
REIPEE
43歳 女性です。
以前から時々腰が痛いことがありましたが、貼り薬、腰椎ベルト着用で何とかしのいできました。
4月上旬から腰痛が始まり、5月連休頃から左足に痺れが生じ、都内の有名な整形外科でX線、MRIを撮影し、6月初旬にL4/L5の腰椎椎間板ヘルニアと診断され、リリカ75㎎を夜2錠とセレコックス100mgを朝夜1錠を2ヶ月飲みましたが、改善がみられず、リリカ75mgを朝1錠、夜2錠に追加して1か月飲みましたが、なお改善がなく8月初旬よりリリカ75mgを朝晩各2錠に増加しましたが、全く改善なく、左足のしびれはひどくなっており、立っているのがつらく、歩行にも影響している状態です。
先生の診察を希望したいのですが、遠方のため、そして半年以上待たないと無理のようですが、どのようにすればよろしいでしょうか?もしも可能でしたら、MRIのCDを送付して診ていただければと思いますが、いかがでしょうか?
先生のご指示をいただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
2015.08.16 14:00
drshujisato
15/08/14のPIPPOさんへ  Re: 腰椎椎間板ヘルニア手術適応について

ヘルニアの重症度につきましては、このブログでも説明したことがありますが、私の著書「腰椎手術はこわくない」にも詳述されています。結論を言いますと、現在のL5/S1の小さなヘルニアが現在の症状の真の原因であるかの確認が必要です。
もし、その小さなヘルニアが原因だとすると、あなたの生活をそれなりに障害し続けている理由があるわけで、小さいから手術が不要というわけでありません。手術の目的はヘルニアを取ることにあるのではなく、症状をよくし、生活をよくすることにあるからです。地元でらちが明かないのであれば、当院の受診をご検討ください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.08.14 12:33
PIPPO
48歳男性です。。
L5/S1椎間板ヘルニアとMRI検査で確定診断されてから17~18年経ちます。
つい先日もMRI検査を行いましたが、17~18年前と画像所見はほぼ同じです。
別の整形外科にMRI写真を持参し診ていただいたところ、かかりつけと同じ
見解で、「小さなヘルニアなので手術の適応ではない」とのことでした。

症状は腰痛と若干の左足の指の痺れ(感覚の鈍化)があります。
立っているより座っている方が辛く、くしゃみが響いたり、くしゃみで強烈に
痛めてしまい10日くらい歩けなくなることもあります。
また、立つときや座るときに痛めるケースが多いです。
常時痛いのではなく1年で割り振ると、おおよその比率は以下になります。

A 若干の痛みはあるが、行動に制限はなく健康体といえる状態 → 6ヶ月
B 痛みはあるが、負担がかからないよう注意すれば普通に生活できる状態
 → 3ヵ月
C かなり痛みがあり、細心の注意をしながら何とか仕事をこなしている状態
 → 2ヶ月
D 痛みでまっすぐ立てない、普通に歩けない、鎮痛剤なしでは我慢できない、
 当然仕事に行けない→ 1ヵ月

比較的いい時期、悪い時期は同じ時期に固まってはいます。しかし近年、
前日Aなのに翌日がDだったり、その翌日は思ったより大丈夫でBだったりして、
自分でも読めない体になってしまいました。

今一番の悩みは働き盛りの当方が、この「読めない体」のせいで年に幾度も
突発で会社を休みざるを得ないという事です。
年に2~3回くらいまでならまだしも、5~6回ランダムに突発で1日~1週間休む
となると当然責任ある仕事はできず、それどころか自分の居場所も危ういのが
現状です。

いくらヘルニアが小さい、年の半分は健康といっても当方にとっては死活問題
ですので、数多ある腰痛対策を吟味し、ストレッチと筋トレを毎日行っては
いますが年々緩やかな悪化傾向。

このような事情ですので、当方としては外科手術をして痛みの根治は難しくても、少なくとも突発で会社を休まないで済む体には戻したいのです。
ですが、主治医、セカンドオピニオンとも、「手術は適応外」とのこと。

もっと重症の方、苦しんでおられる方も沢山いるとは思いますが、ヘルニア
である事は間違いないわけですので、生活の質の向上のため外科手術を希望
しています。

私のヘルニアに対する認識、手術に対する認識は間違っているのでしょうか。
それともあくまでも手術を強く希望し、手術してくださる病院を探すべきで
しょうか。
長文で申し訳ありません。


2015.08.14 00:13
drshujisato
15./07/23のSCさんへ  Re: 体幹装具についてですが・・

胸椎から腰椎にかけて、矯正固定術をうけられたのですね。
2回目の手術から2年が経過しているが、骨性癒合がうまくいかなかった部位があるのでねす。
癒合不全の程度によりますが、無理になりすぎない程度に運動療法は必用と思います。
脊椎に回旋や屈曲・伸展などを過度に行う運動は良くないと思いますが、ウォウーキングは良いとおもいますよ。
運動しなければ筋力が衰え、脊椎の支持力が低下します。
無理なくといっても漠然としてわかりにくいと思いますが、運動した二、三日後に痛みが強くなるようでしたら、
無理になっている可能性がありますので、それを目安にしてみてください。
主治医があなたの脊椎の状態を一番よくわかっているはずですので、指示にしたがったらよいと思います。
それでは、頑張ってください。

FROM SHUJI SATO
2015.07.26 23:19
SC  55歳 女性
初めまして。側湾に関してなのですが、ご意見を伺えたらと思いまして投稿させていただきました。
側湾の手術を2回受け、2回目の手術から2年ほど経ちました。1回目の手術後、だいぶ動けるようになってからまた骨が曲がり始め、入れたボルトが緩み2回目の手術となりました。
手術は、尾てい骨のあたりから肩甲骨の下あたりまで金具を入れ矯正しました。右の骨盤にも一つ入っています。コブ角は手術前は70度位で、手術後もまだカーブは残っています。重度の側湾から普通の側湾になったと先生に言われ笑ってしまいましたが、私自身は手術前よりかなり楽になりました。

伺いたいのはコルセットに関してなのですが、手術から2年以上経った今も、外出する時や仕事には不安があり、コルセットをつけています。移植した骨がまだ固まっていないようで、無理をしないように言われています。私自身もコルセットを外した時の頼りなさや不安感がまだあります。家では外すようにしていますが、外すと身体がずっしり重く感じます。家事などをしていると、一番歪んでいた腰のあたりに負担を感じ不安に思うこともあります。主治医の先生は、コルセットに関しては、好きなようにとのことでした。

ただ、コルセットを長くつけていると筋力が衰えるので良くないと聞いていますし、コルセットを外した時に身体が重く感じるのは筋力が衰えたからだろう、と主治医の先生に言われ、筋力を戻していきたいと思うのですが、コルセットを外している時間を長くすべきなのか、骨に負担をかけないように、心がけるべきことがあるのかなど、教えていただけると助かります。
運動も、片足立ちや、仰向けに寝た状態で片足づつ上げると良いと何かで聞いたのですが、股関節に負担をかけないように言われていることもあり、果たして運動になるのか、逆に負担になるのかわかりません。歩くこともリハビリになると主治医から聞いていますが、股関節が動くからあまり良くないとも言われたり、階段もリハビリで利用しましたが、股関節にはあまり良くないようなことも言われ、どう考えて良いのかわかりません。

骨に負担をかけずに筋力を戻して、早くコルセットなしの生活に戻るにはどうすべきか、ご意見をいただけましたら幸いです。
長くなりまして申し訳ありません。
2015.07.23 15:47
drshujisato
15/07/12のken ogawaさんへ  e: 再手術できますか?


質問1 両脚の膝から下の痛み、痺れは治る事はないのでしょうか?再手術は難しいと言われましたが、私自身も再手術のリスクもわからず、もう治る方法がないのでしょうか?

回答:確かに腰椎からの症状であるように思われます。ただし、腰椎の術後状態がどうであるのか、詳細がわかりませんので、正確に回答することは困難です。私は再手術を積極的に受け入れていますが、やはり原因の診断が最終的な治療方針の決定の大前提になります。これに対する回答を求めるのでしたら、当院の受診を検討してみてください。
>
> 質問2 仕事は身体に負担がない程度にしか働くことはできないのでしょうか?

 回答:腰椎の状態が仕事に耐えられるのか、差し支えないのか、これも現在の情報だけでは答えようがありません。腰椎の状態次第です。
>
> 質問3 少々の無理をして働き続ければ、何年後かに立てない、歩けないなどの状態になってしまうのではないかと不安です。

 回答:不安はわかります。しかし、コメントの内容のみで、あなたの個別の問題を論じることは不可能です。
是非、受診を検討してみてください。期待に沿う結果になるかは、診察してみないと何とも言えませんがね。
この当たりのことは、ご了解ください。

from SHUJI SATO
2015.07.13 23:18
ken ogawa
性別:男
年齢:63歳

9年前に頸椎狭窄症、8年前に腰椎すべり症、狭窄症の手術をしました。
手術をしましたが両脚の痺れ、痛みが改善する事はなく、日々の治療・リハビリ、ブロック注射、トリガーポイント注射、セカンドオピニオンをしました。たくさんの医師の方々に診察を受けましたが、手術は成功しており問題はない。という診断で働くこともできず長年苦しんでいました。
2年前に人工股関節置換術を受け、以前のような両脚の激痛からは解放されましたが、依然症状は残っており、少しは動けるようになったので身体に負担がない程度の仕事を始めました。
先月よりフルタイムで勤務することになり、腰の術後に見られたような症状が再発し怖くなってきました。両脚の膝から下の痛み、痺れが強くて夕方から夜にかけては痛くて眠れません。股関節の担当医は股関節には異常ありません。その症状は腰から来ています。と言われ、ネットで検索している際に先生のサイトを拝見し早速ご質問させていただきました。

質問1 両脚の膝から下の痛み、痺れは治る事はないのでしょうか?再手術は難しいと言われましたが、私自身も再手術のリスクもわからず、もう治る方法がないのでしょうか?

質問2 仕事は身体に負担がない程度にしか働くことはできないのでしょうか?

質問3 少々の無理をして働き続ければ、何年後かに立てない、歩けないなどの状態になってしまうのではないかと不安です。

以上、よろしくお願いします。

2015.7.12
2015.07.12 20:38
drshujisato
15/06/16のHT(36歳女性)さんへ  Re: 今後の治療方針について

腰椎椎間板ヘルニアでは、ヘルニアの大小のみで症状の程度が決まったり、手術が必用か否かの判断ができるわけではありません。あなたの場合は発症後5ヵ月が経過していることを考えますと、治癒に向かいにくくさせる原因・状態があるのだと思います。それがなんであるのかの判断が治療法を考える上で重要です。つまり、なぜ症状がよくならないのか、その原因を明らかにしたうえで、適切な治療法を判断すべきです。運動療法がよいとかわるいとかは、あくまでも腰椎の病的状態を踏まえて判断すべきことです。このような診断を適切に行える医師の診察を受ける必用がありそうですね。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.06.17 23:43
HT 36歳 女性
 佐藤先生、初めまして。

 今年の1月に重い物を持ってから腰痛になり、腰から足先までの痺れが強くなり歩行が困難になった為、病院へ受診しました。MRIの結果、急性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。医師からはL5に神経には触っていないが小さなヘルニアがあると説明されました。また安静にすれば、この程度であれば、完治すると言われました。

 発症から特に腰を痛め易く、何気ない動作(起き上がる、しゃがむ、軽い物を持つなど)でぎっくり腰のような症状が起こります。最初は月に3回程度ありましたが、現在は1~2回に減少しています。発症すると痛みが落ち着くのに10日から2週間程度かかります。疼痛の程度は1月に発症した時に比べ減少していますが、痛くなると臀部(特に左側に強く出ます)に痺れのような痛みが出ます。
現在下肢への痺れはなくなりましたが、疼痛のため臥床せざる負えないこともあり、現在も日常生活に支障をきたすことが多いです。

 医師によってまだ腰椎が安定していないからしっかりコルセットを巻いて安静にするように指示する医師もいれば、慢性期なのでリハビリをした方がいいと言う医師もいます。また頓服のロキソニンではなく、トラムセットなどの強い薬に変更して痛みと折り合いをつけていかなくてはいけないと言う先生もいれば、痺れや痛みが強くてもどんどん動きなさいという先生もいます。

 発症から5か月を経過しており、なかなか改善せずに困っています。どの先生方にも手術は不要と言われていますが、いつまでコルセットを着用して安静にすればよいのでしょうか?ストレッチや筋力トレーニング、牽引などをしましたが、効果はそれほど認められていません。トラムセットのような強い薬をできるだけ常用するのは避けたいと考えています。痺れをそのままにして活動し続けると起きているのが難しい状態になり、無理をして活動してよいものか悩んでいます。

 また医師によって治療方針が異なっていること・思ったように回復がなく、治療期間が長引いているため悩んでいます。職場への復帰を希望していますが、このまま保存療法を続けて改善に向かっていくのか疑問に思っています。このままの状態が続くなら手術を検討すべきなのか悩んでいます。ただ医師には私のヘルニアは、ヘルニアだがヘルニアとは呼べないほどの小さいものだと言われているので、手術をするほどのものなのかよくわかりません。

 今後の治療方針についてアドバイス宜しくお願い致します。
2015.06.16 12:08
drshujisato
15/06/05の池田大智さんへ  Re: 痺れのみで手術をする必要があるのか

現在の下肢のしびれは前回のヘルニアの影響が神経根に残ったためであり、
再手術を考える必要はないと思います。
ヘルニアなどは完治しても、しびれが残る人が少なくありません。
新たに症状の悪化がない限り、問題はないと受け止めてよいと思いますよ。

FROM SHUJI SATO
2015.06.08 18:27
池田大智・29歳・男性
佐藤先生

こんにちは、いつもブログ拝見させていただいております。
担当医だけでなく、先生のご意見を伺いたく思います。
痺れのみで手術をする必要があるのか、という質問です。


4年ほど前、L5-S1のヘルニアを患い、レーザー手術を行い、痛み等はなくなり日常生活を支障なく行っておりますが、その後痺れが残りました。日によっては強弱があるのですが、かかとや膝、太ももの裏にしびれがでます。(両足です)特に4年間悪化はしておりません。多少軽快した気がします。(慣れかもしれません)
このような場合、将来的にMED等の手術を検討する価値はあるのでしょうか?また、逆に手術をしない場合、神経損傷等のリスクはあるのでしょうか?
現在のところ、神経根障害は特にありません。(運動も全てできます)

よろしくお願いいたします。
2015.06.05 12:35
puyopuyo
過去の相談 2015.05.15
ご回答ありがとうございました。
術後2週間がたちますが、足のしびれ・つっぱり・踏ん張りがきかないといった症状があるようです。主人も、血腫の影響ではないように思っているようです。
退院も経過が悪いため、未定です。
血腫が原因でなければ、再手術を検討しなければいけないのでしょうか?
今後、担当医の先生とどのような話をしていけばよいのでしょうか?
アドバイスをお願いいたします。
2015.05.21 16:30
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2014.12.28 09:10
drshujisato
14/12/24の赤尾さんへ  
  Re: 初めての相談 脊椎間狭窄症ではないと言われた

病院名が記載されていますので、あなたのメールは公開しませんね。
過去にも腰椎疾患を疑わせる症状経過があり、今回は急に症状が発現していること、そしてその後に持続している症状からは、やはり腰椎に問題があると疑うべきかと考えます。
私は造影剤を使う検査は行いませんが、私自身が現在入院治療中のため、診療復帰にはしばらく時間がかかります。誠に申し訳ないのですが、もし復帰後まで待てる状態にないのであれば腰椎疾患に関して別の医師の診断を受けられることをお勧めします。
私の拙書「腰椎手術はこわくない」を読んで頂きありがとうございます。

FROM SHUJI SATO

2014.12.25 12:15
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2014.12.24 18:23
drshujisato
14/11/23の宮崎さんへ 
      Re: 母の診察をお願いできないでしょうか

 当院の窓口で不正確な対応をしたようで、申し訳ありません。
実は、私は体調を崩し、しばらく療養が必要になたのですが、引退をしたわけではありません。
復帰まではしばらくかかると思いますが、それまでは外来診療も手術も延期ないしお断りしなければ
ならなくなっております。体調が戻りしだい、診療に復帰しますが、今のところはっきりとした予定をお伝えできません。
高齢者の最小侵襲手術であるMD法は、難易度の高い手術ですので、当院でもまだ私しかできない状況にあります。そのようなことですので、ご理解のほど宜しくお願い致します。

FROM SHUJI SATO

2014.11.23 23:57
宮崎まさえ
佐藤先生へ。
母が9月末から足の先から腰あたりまでしびれと痛みを感じるようになり、毎日痛みに耐えながら、好きな野菜作りに出ることもままならず鬱々とした生活を送っています。地元の病院では手術を勧められていますが、入院は1ヶ月に及ぶとの事で、79歳の母は不安でいっぱいのようです。今は痛み止めでやり過ごせるならこのままでもいいのではと思い始めてます。しかし先日同じ症状をうったえていた私の知人のお父さんが昨年先生の手術を受け、今は快適に暮らしているとお聞きしたのです。体に負担も少ないとのことで、ぜひ一度高齢の母を診察していただきたいと病院に予約の電話を入れたところ、先生はすでに引退されたとのお話でした。先生はもう完全に退かれたのでしょうか?先生不在の現在の金沢脳神経外科病院でもこれまでの手術が受けられるのでしょうか?
それとも先生は他の病院で執刀されているのでしょうか?
この相談コーナーの本来の趣旨からはずれた質問で申し訳ありません。
病院に先生がいらっしゃらないとのことで接点が見つけられず送信させていただきました。母は現在石川県在住79歳です。娘の私は北海道帯広在住のため、母に情報を伝えるしか出来ず、なんとかご返答いただければと思います。どうかよろしくお願いします。
2014.11.23 20:43
drshujisato
14/10/16のM.K.さんへ   
       不安で精神的に・・

かなりアバウトな診断だと思います。もっと原因診断を正確にした上で、治療方針を定めるべきと思います。現在の情報のみでは、その決定が困難です。

FROM 佐藤 秀次
2014.10.18 00:13
M.K
佐藤先生へ
55歳になったばかりの女性です。10年前に右腰から足にかけて激痛が有り、仕事も2週間休みました。しかしその後、腰痛持ちになり又あの激痛がと不安な10年でした。今年の8月に家事をしている時腰が痛くなり、レントゲン・CT・MRIの結果、ヘルニアが3・4・5に、前スベリ症が3・後スベリ症が4、黄色靭帯骨化症が3・4と胸椎の11・12に有ることが判明、麻痺が出たら手術と言われましたが、それがいつなのかと不安が強く精神的にまいってしまいました。現在は強い腰痛は有りませんが、弱い足の痺れと、両足のひざ下の筋肉がはり、今にもつりそうな筋肉が収縮している感じがあります。これといった治療もなく、只麻痺が出たらと言われるだけでとても不安な毎日です。それに年齢的に親の介護と娘達のお産の世話とを考えると、どうにかこの不安を解決したいと思うばかりです。
2014.10.16 14:10
drshujisato
14/08/19の近藤さんへ  

L5/S1の椎間板ヘルニアに内視鏡手術を受け、同じ部位に再発したとして説明しますね。
再発ヘルニアに対しては、固定術が行われることがよくあります。それは、再発ヘルニアでヘルニア摘出を行い、症状をよくすることは困難であると考えられてきたからです。さらに、骨を大きく削ることが必要になることも
関係しています。
私はブログで書いてきましたが、再発ヘルニアもすべてMD法でヘルニア摘出のみ行います。すべり症がヘルニアのもとにないかぎり、固定術は不要と考え、実際にやっていません。
しかし、再発ヘルニアに対して、ヘルニア摘出術を行う医師は多くないようです。そのため、現実的には
固定術が多くなるのだろうと推測しています。
可能なら、固定術ではなく、再発ヘルニアを摘出できる医師を求めることが良いと思います。
固定術自体が後に問題を残すことが少なくありませんからね。
現在の仕事を続けられるかは、腰をきちんと治せば、勿論可能と思いますよ。
2014.08.19 20:13
近藤純一郎
初めまして、二年前に腰が痛くなり気にしないまま仕事してたら、股関節が痛くなり靴下履くのも辛いし胡座も出来ない状態だったので大学病院でMRI に入って診察したら股関節唇損傷で内視鏡手術で股関節唇を削り取りました!手術後、半年で腰が悪化して同じく大学病院でMRI 入って診察したらL5、Sと診断され内視鏡手術をしました。大学病院の担当医師に話し聞くと、仕事中に腰が痛い時に腰をかばう立ち方姿勢で右股関節を悪くして、手術して楽になったと思ったら腰が悪化したんだろうとの事でした。その後一年間になって、再び腰全体から右側お尻に右股関節付け根から右足内側から脹ら脛まで痛みに痺れがあります。立ち仕事中に脹ら脛の筋肉が突っ張る感じで筋肉が下から上に上がる感じがあります。再び大学病院で診断したら、固定術を進められました、固定術をした方がいいのでしょうか?話が長くなってすいません!まだ、年齢は35歳で子供がまだ小さい為、今からが働き時なんで、ちなみに仕事は漁師で鰹一本釣り漁船の機関長してます。仕事も変えた方がいいのでしょうか?
2014.08.19 16:42
drshujisato
14/08/15の柚奈さんへ

貴方のコメントを抜粋しましたが、業務で腰痛が出現。左下肢の痺れが増大、左下肢の痺れは増強と改善を繰り返しながら、徐々に緩和してはいます。時々膝・足首の感覚が鈍くなって力が抜ける感じがあります。腰痛はほぼなく、前屈位も苦痛なくできます。

椎間板ヘルニアと診断されているわけですが、それを前提に考えますと、腰痛がなくなり、前屈位も苦痛なくなり、しかし、左足のしびれと力がぬける感じがするということは神経根の症状が中心になっていると推測されます。安静にするとよくなり、仕事で負荷をかけると足の症状が悪くなるのは、神経根の圧迫が起こっているためと思われます。腰を伸ばしている姿勢では痛みは起こりませんか?医師が判断するMRI所見と貴方の症状との間の不一致が気になるところですね。ブログ上では、これ以上の判断は難しいですね。

佐藤秀次
2014.08.16 22:12
柚奈
7/26に相談させていただき、お返事をいただいていました38歳の看護師です。
その後の経過、今後のことでまた先生の見解を聞かせていただきたく思います。
8/4にセカンドオピニオンで別の脳神経外科(脊椎専門と病院HPで紹介されている)の医師のもとへ行きました。そのころには下肢の痺れも腰の痛みもほとんどない状態でした。
セカンドオピニオンの医師は、オペ適応ではないこと、症状が和らいでいるからリリカは不要、腰の筋肉の緊張をほぐすために内服変更(ミオナール、ノイロトロピン、セレコックス、デパス、オパルモン)と、その医師が進めるストレッチを勧められました(その医師が執筆した本に方法が書いてあるから、と購入も進められましたが購入しておりません)。仕事も休む状態ではないと、復職可と診断され、職場の上司の配慮のもとその診察の1週間後に復職しました。
しかし、その日の午前中の業務で腰痛が出現。午後から早退、自宅で安静にしていると左下肢の痺れが増大。翌日には改善したので出勤しましたが、上司の配慮で再度1週間休みをもらっております。
その後、左下肢の痺れは増強と改善を繰り返しながら、徐々に緩和してはいますが、時々膝・足首の感覚が鈍くなって力が抜ける感じがあります。腰痛はほぼなく、前屈位も苦痛なくできます。

復職直後に担当医の受診をしようと思いましたが、出張で不在、その後症状が緩和しているため、月曜日の予約まで自宅療養を続けている状態です。

今後の方針や復職に関しては、もちろん担当医に相談して決定する予定です。
しかし、自分としてはたとえ診察時に症状が緩和していたとしても、職場の配置転換をお願いして負担を少なくするなどしながら、経過を見たいと思っています。
しかし、心配なのは膝・足首の麻痺様の症状があることです。

先生であれば、この経過であればどのような方針をお考えになりますか。
画像や臨床所見がないなかで、このような質問をしてしまい申し訳ありません。
不安で仕方なく、書き込ませていただきました。

2014.08.15 16:15
T.H. 48歳. 男性.
過去の相談日 1回目:14/08/01
       2回目:14/08/10


佐藤先生へ

いろいろと相談にのって頂きありがとうござ

いました。

先生の仰るとおり、まず脳神経外科の突発性

低脳圧症候群の専門医を受診して診断確定し

た後、治療に専念しようと思います。

症状が改善した後改めて、腰椎ヘルニアの治

療に向き合います。

そちらの準備も含めブログを拝見し、いろい

ろ勉強しようと思います。

全国に、先生のような高い志を持つ心医が増

えることを願ってやみません。

本当にありがとうございました。

 
2014.08.14 17:17
drshujisato
14/08/10のT.H.さんへ


> 過去の相談日
> 14/08/01
>
> 佐藤先生、お返事ありがとうございまし
> た。体調が良くないとPCに向かえない
> ため、お礼が遅くなりました。すみませ
> ん。お返事を頂き、胸が熱くなりました
>
> 検査した病院の脳外科でCTを撮りま
> したが異常無しでした。
> 現在も頭痛・吐気が続き寝たきりです
>
> 施術法の違いや、検査後の冷たい対
> 応、孔は徐々に自然に塞がるの一点
> 張り等から、他の病院で手術してもら
> う意向を医師に伝えた処、そうした方
> が良いと。また、ブラッドパッチは副
> 作用もあるのでやるのは最後の手段だ
> と、言いました。
>
> 医師が言うには、ヘルニアの手術自体
> がブラッドパッチみたいな作用がある
> から、孔が塞がるかもしれないと。
>
> もし髄液が漏れていれば、手術中に
> 中を覗けば、白い髄液が出るのを確
> 認出来るので、それから処置しても良
> いのではないかと、言ってました。
>
> そこで、度々恐縮ですが、以下の点に
> ついてお尋ねしたいのですが。
> 何卒よろしくお願いいたします。
>
>
> 質問①
> 医師の言う・・・ヘルニアの手術自体が
> ブラッドパッチみたいな作用があるから
> と言う発言は適切ではなくても、効果を
> 期待できるものでしょうか。
>
回答:髄液の漏れがどこで起こっているかわかりませんので、ブラッドパッチが試されるのですが、
私の場合、ヘルニアの手術は最小侵襲にやりますので、果たして、その効果があるのかは推測困難ですね。
出血自体が極めて少ないことも、その効果を疑問視させます。
>
> 質問②
> 髄液漏れの処置方法は、何通りかある
> と聞きます。ヘルニア手術も含め、同じ
> 医師に診てもらいできるなら、手術は
> 1回で済むよう希望しています。
>
> そこで、もし髄液が漏れていれば、手
> 術の際、中を覗けば、白い髄液が出て
> るのを確認出来るので、それから処置
> しても良い、との発言についてお尋ね
> いたします。
>
回答:まったくナンセンスな話だと思います。術野内の硬膜から髄液が漏れていれば、判るでしょうが、
その確立は限りなく0に近いと思います。ただ言っているだけのように思われますね。
>
> 質問②-1
> 髄液が漏れていれば、目視確認でき
> るものでしょうか。
>
回答:術野内であれば、確認できるかもしれませんが、先にも回答しましたように殆どその可能性はないと思います。

> 質問②-2
> 佐藤先生が、これまで手術された患
> 者さんで髄液漏れの孔を塞ぐ手術を
> されたことは、ありますでしょうか。
>
回答:術中に髄液が漏れることがありますので、それを塞ぐ手当をしますが、偶然に髄液が漏れている状態を見ることは3000例以上の腰椎手術をとおして、記憶にありませんね。
> 質問②-3
> ヘルニア手術と髄液漏れ手術の診断や
> 手術について脳神経外科や脊椎外科
> 整形外科などで治療症例が多いのは
> 何科の先生に診て頂くのが良いでしょ
> うか。よろしければアドバイスをお願い
> いたします。
> 回答:特発性低脳圧症候群は脳神経外科でそれを専門に治療しているDOCTORSがいますね。これらをキーワードに検索してみてはどうでしょうか。脳神経外科がより多く診ているように思います。
>
> このブログを読んで希望や勇気をもら
> っています。苦しんでおられる多くの
> 患者さんの声に耳を傾け、悩みの相
> 談に乗っていただき、心より感謝いた
> します。
2014.08.11 21:26
T.H. 48歳. 男性.
過去の相談日
14/08/01

佐藤先生、お返事ありがとうございまし
た。体調が良くないとPCに向かえない
ため、お礼が遅くなりました。すみませ
ん。お返事を頂き、胸が熱くなりました

検査した病院の脳外科でCTを撮りま
したが異常無しでした。
現在も頭痛・吐気が続き寝たきりです

施術法の違いや、検査後の冷たい対
応、孔は徐々に自然に塞がるの一点
張り等から、他の病院で手術してもら
う意向を医師に伝えた処、そうした方
が良いと。また、ブラッドパッチは副
作用もあるのでやるのは最後の手段だ
と、言いました。

医師が言うには、ヘルニアの手術自体
がブラッドパッチみたいな作用がある
から、孔が塞がるかもしれないと。

もし髄液が漏れていれば、手術中に
中を覗けば、白い髄液が出るのを確
認出来るので、それから処置しても良
いのではないかと、言ってました。

そこで、度々恐縮ですが、以下の点に
ついてお尋ねしたいのですが。
何卒よろしくお願いいたします。


質問①
医師の言う・・・ヘルニアの手術自体が
ブラッドパッチみたいな作用があるから
と言う発言は適切ではなくても、効果を
期待できるものでしょうか。


質問②
髄液漏れの処置方法は、何通りかある
と聞きます。ヘルニア手術も含め、同じ
医師に診てもらいできるなら、手術は
1回で済むよう希望しています。

そこで、もし髄液が漏れていれば、手
術の際、中を覗けば、白い髄液が出て
るのを確認出来るので、それから処置
しても良い、との発言についてお尋ね
いたします。


質問②-1
髄液が漏れていれば、目視確認でき
るものでしょうか。

質問②-2
佐藤先生が、これまで手術された患
者さんで髄液漏れの孔を塞ぐ手術を
されたことは、ありますでしょうか。

質問②-3
ヘルニア手術と髄液漏れ手術の診断や
手術について脳神経外科や脊椎外科
整形外科などで治療症例が多いのは
何科の先生に診て頂くのが良いでしょ
うか。よろしければアドバイスをお願い
いたします。


このブログを読んで希望や勇気をもら
っています。苦しんでおられる多くの
患者さんの声に耳を傾け、悩みの相
談に乗っていただき、心より感謝いた
します。


2014.08.10 23:56
drshujisato
14/08/09の佐藤さんへ 

コメント
> 5月の下旬に腰にボルトを入れる手術を母がしました。
> 地元の医師からの紹介状には、レントゲン写真に骨の部分に白い無数の点々があり、がんかもしれないので大きな病院でみてもらうよう指示がありました。
> オペは無事に終了しましたが、痛みが消えないようでした。
> 保険算定上の期間が迫り、病院からリハビリへ移るように指示がきましたが、全く痛みが取れていな状態に心配で痛みをみてほしいと懇願しましたが、検査の結果問題なしとのことでリハビリ病棟へ移動になりました。
> リハビリ病棟に行く前に、ブロック注射をうってもらっていましたが、それもなくなり、痛みどめの薬も没収され、日増しに痛みがひどくなり、遂に激痛で寝ることも座ることもできなくなりました。看護婦の現状を言っても、ここでは薬を出せないとのこと。
> 激痛でベッドの上ののたうちまわっている母はただ放置されただけの3週間過ぎました。あまりの状態に父が怒り、整形病棟へ移動となり、痛みの原因を再度調べたもらうよう再度依頼しましたが移動後も1週間、医師がいない為検査ができない(お休み中)ブロック注射の筋肉注射を複数うってもらい、ようやく夜寝れる状態のようです。
> リハビリ病棟で夜寝れなくて、歩行器で一晩中たったいたと母から聞きました。たっている状態であれば痛くないようです。
> この状態で放置され、いまから神経の検査を再度行うとのことですが、この手の手術はこんなに長くかからないと痛みの追跡検査はしてもらえないのでしょうか?
> 手術は5月26日にしています。


回答:固定術をした後も激痛が続いているとのこと、明らかに問題な経過と思います。術後の病院の対応は、お父さんが立腹されても仕方ないと思います。医療は流れ作業のように患者を移動させるようになりましたが、治療が完結しての移動はよいと思いますが、貴方のお母さんの場合には病院側の余りにもご都合主義で、機械的な扱いであり、残念でなりません。私の場合は、もっと早くに痛みのよくならない原因を検査し、対策をとりますが、このあたりの対応については、医師によって大きな違いがあります。それにしても、何か問題が起こっていますので、それを明らかにすることを医師に求めることが良いと思います。もし、明確な回答がない場合には他の医師の見解も求めることが必要でしょう。
2014.08.09 22:17
佐藤 45才 愛知県
5月の下旬に腰にボルトを入れる手術を母がしました。
地元の医師からの紹介状には、レントゲン写真に骨の部分に白い無数の点々があり、がんかもしれないので大きな病院でみてもらうよう指示がありました。
オペは無事に終了しましたが、痛みが消えないようでした。
保険算定上の期間が迫り、病院からリハビリへ移るように指示がきましたが、全く痛みが取れていな状態に心配で痛みをみてほしいと懇願しましたが、検査の結果問題なしとのことでリハビリ病棟へ移動になりました。
リハビリ病棟に行く前に、ブロック注射をうってもらっていましたが、それもなくなり、痛みどめの薬も没収され、日増しに痛みがひどくなり、遂に激痛で寝ることも座ることもできなくなりました。看護婦の現状を言っても、ここでは薬を出せないとのこと。
激痛でベッドの上ののたうちまわっている母はただ放置されただけの3週間過ぎました。あまりの状態に父が怒り、整形病棟へ移動となり、痛みの原因を再度調べたもらうよう再度依頼しましたが移動後も1週間、医師がいない為検査ができない(お休み中)ブロック注射の筋肉注射を複数うってもらい、ようやく夜寝れる状態のようです。
リハビリ病棟で夜寝れなくて、歩行器で一晩中たったいたと母から聞きました。たっている状態であれば痛くないようです。
この状態で放置され、いまから神経の検査を再度行うとのことですが、この手の手術はこんなに長くかからないと痛みの追跡検査はしてもらえないのでしょうか?
手術は5月26日にしています。
2014.08.09 11:07
drshujisato
質問①
 腰椎穿刺後の孔は、検査後2ヶ月でも安静にしていれば、自然に塞がる場合 もあるでしょうか。
  回答:腰椎穿刺後の低脳圧症としては、長過ぎますね。頭の合併症、例えば慢性硬膜下血腫などを否定するため、脳神経外科で検査を受けておかれたら良いと思います。頭痛が長すぎると思いますよ。

 質問② 
 現在寝たきりで日常生活も困難です。そのため優先順位はまず低髄液圧症を改善したいと考えています。
 これは患者の我儘であり、先に手術をするべきなのか、一般的な見解を
 お願い致します。
 
 回答:もし、低脳圧症が続いていると仮定するなら、その治療を優先すべきでしょう。その前に、先にも書きましたが、本当にそれが原因か、まず診断を正確につけることが必要です。

質問③
> 佐藤先生が、これまで手術された患者さんの中で、ブラッドパッチ後に手術を受けられた患者さんが、もしおりましたら、その後の経過をお聞かせください。
 回答:ブラットパッチを行った経験はありませんし、その後の手術の経験もありません。

質問④
ブラッドパッチ後の脊髄手術は神経の癒着により難易度が上がると聞き、通常BP後の手術は引き受けてもら えないものか。又は、医師の個々の技量レベルで違ってくるものでしょうか。

 回答:経験がありませんので、お答えのしようがありませんが、ブラッドパッチは癒着を起こさせることが目的の治療ですので、手術はやりにくくなるのが普通だろうと思います。手術ができるかできないかは、医師次第でしょうね。

質問⑤
神経テストではL-5症状がはっきり表れてますが、MRI画像上はたいしたヘルニアでなく、ミエロ検査も本管は通ってます。神経根ブロックも痛みが少し変わる程度で一致に至らずです。摘出すべき場所や範囲を特定する方法など他にありましたら助言をお願い致します。

 回答:神経症状とMRIでヘルニアの全ての診断はつけられるものです。脊髄造影検査はヘルニアでは意味のない検査といってよいでしょう。外側型や超外側型は、脊髄造影検査では診断さえできません。私はブロックテストも行いません。ヘルニアの手術法を脊髄造影検査で判断するという意味が私にはわかりません。外側型ヘルニアも超外側型ヘルニアも固定術は不要です。最小侵襲にヘルニア摘出を行えば、良くなりますので、そういう手術のできる医師を探されることをお勧めします。古い考え方の手術は避けた方が良いと思います。といって、最小侵襲でも経験の浅い医師の手術はもっと悪いことにもなり得ますので、慎重に決められることです。
2014.08.01 21:37
T.H. 48歳. 男性.
佐藤先生はじめまして。私は昨年4月に
腰椎ヘルニアを患い、1年間の保存治療
後、手術を希望している者です。

MRI画像を持って何軒か病院を回りまし
たが、画像上突出したヘルニアは無く少
し出てる程度で、すべり症もありません。
神経テストでは、L5神経痛が強く、他に
左右のL3神経痛も少し出ています。

神経根ブロックをL-3・4・5に、それぞれ
各1回打ちました。どれも一長一短で、
痛みが軽くなる程度で、医師も特定が
難しいと言います。

現在の主治医の診断は外側ヘルニアで
す。外側ヘルニアは切開術でないとでき
ない。やるなら固定だと仰います。
私は手術を内視鏡か顕微鏡の低侵襲を
希望しているのですが・・・。

まずはヘルニアを摘出する範囲を特定
するため、ミエロ検査を行ってから摘出
部分と術式を決めようと仰いました。

今年6/6に、1泊2日で検査入院し
ミエロ検査を行い、退院した翌日から
頭痛が始まりました。

ネットで検索すると腰椎穿刺後の頭痛
はよくあり、1週間くらいで消失すると書
いてあるので、そのうち治まるだろうと
簡単に考え、症状も軽いため、家の中
で安静にしながら普通に日常生活をお
くりました。

頭痛の症状は、初めは瞬間的にズキン
と出るのが1日に1~2回でしたが、日を
追うごとに回数が増え、まる3週間たっ
た頃、継続して出るようになり、また起
立性頭痛へ変化しました。低髄液圧症
と思われます。

安静臥床で1日22時間、水分補給を十
分取り、まる3週間寝たきりでいますが
立つと15分以内に頭痛がでます。

主治医は、腰椎穿刺の孔は1ヶ所で小
さいから安静にしていれば塞がると言
い点滴などの治療はなく、ブラッドパッ
チは最後の手段だと言います。

またブラッドパッチを行うと、血液が神
経に癒着する可能性があり、BP後に
ヘルニア手術を行う場合、難易度が高
くなるため、手術後にBPを行なってほし
いと言われました。

以上、大変長々と書き申し訳ありませ
んが、以下の点についてお伺い致します

質問①
腰椎穿刺後の孔は、検査後2ヶ月でも
安静にしていれば、自然に塞がる場合
もあるでしょうか。

質問② 
現在寝たきりで日常生活も困難です。
そのため優先順位はまず低髄液圧症
を改善したいと考えています。
これは患者の我儘であり、先に手術
をするべきなのか、一般的な見解を
お願い致します。

質問③
佐藤先生が、これまで手術された患者
さんの中で、ブラッドパッチ後に手術を
受けられた患者さんが、もしおりました
ら、その後の経過をお聞かせください。

質問④
ブラッドパッチ後の脊髄手術は神経の
癒着により難易度が上がると聞き、通
常BP後の手術は引き受けてもらえない
ものか。又は、医師の個々の技量
レベルで違ってくるものでしょうか。

質問⑤
神経テストではL-5症状がはっきり表れ
てますが、MRI画像上はたいしたヘル
ニアでなく、ミエロ検査も本管は通って
ます。神経根ブロックも痛みが少し変
わる程度で一致に至らずです。
摘出すべき場所や範囲を特定する方法
など他にありましたら助言をお願い致し
ます。

ご多忙とは思いますが、お返事お待ち
しております。
何卒、宜しくお願いいたします。








2014.08.01 00:38
柚奈
7/26 に相談させていただきました、看護師の柚奈です。
先生のお言葉に、勇気をもらったというのか本音です。ありがとうございます。
今日の診察で、リリカが増量(75mg/2×)、ロブからセレコックスに変更になりました。腰の痛みもだいぶ和らぎ、可動域拡大もみられ、痛みのない程度の運動の許可が出て、今後ウォーキング(水中含め)と減量をしていこうと決めました。
肝心の仕事については、もちろん復帰することが大きな負担になること、ヘルニアが吸収することもあるが、どのくらいの期間がかかるか、吸収しない場合もあること、でも長期に仕事を休むのも難しいだろう…それを考えるとオペも視野に入れた方がよいのでは?とのことでした。
私自身は、出来れば保存的に療養したいことを担当医に申し上げました。担当医もそれが第一選択だとおっしゃってくれました。
まずは、内服調整して相談…することになりました。
しかし、長期療養が可能か、わかりません。上司との相談にもなりますが。職場は多忙を極めており…今日も受診後報告にいったら、怪訝な顔で対応されました。
また、両親も安静ばかりの状態と、仕事出来ないことへの理解をしてくれず、母の友人が効果のあったカイロに行けと強要している状態です。

先生のコメントにもあった、3ヶ月…私もそれをめどにしたい考えです。もちろん、悪化を防ぎ再発防止できることは、症状に合わせてやっていこうと思ってます。
また、セカンドオピニオンも検討中です。

この度は、本当にありがとうございました。今後のことでまた、相談させていただきたいと思いますし、ブログも拝見しながら勉強しようと思います。
2014.07.29 00:06
drshujisato
38歳、看護師ですね。
看護師は腰に負担が大きいので、腰を痛める人が多いですね。
貴方の場合のヘルニアの状態が正確にわかりませんので、適切なアドバイスには
ならないと思いますが、
現在のヘルニアの症状がどこまでの改善を示すか、それを見て判断することが必要と思います。
手術が必要な状態なら、治すことを考えるべきと思います。
その上で、最終的に看護師を続けられるかを判断されたら良いと思います。
MRIでヘルニアがあっても、問題のないこともありますので、それだけで判断しない方が良いと思いますよ。
ヘルニア発症後、できたら3ヵ月は無理しない方が良いと思います。
2014.07.27 22:40
柚奈
はじめまして。ネットで検索し、辿りつきました。ぜひ、相談に乗ってください。

38歳、女性。
職業は看護師です。

現病歴
2014/7/17 夜勤勤務中、患者の体位交換のため軽く前傾姿勢をとったとき、腰部の激痛で体動困難。当直医に診察依頼し、ぎっくり腰の診断で、鎮痛剤(ロブ)内服とコルセット固定開始。自宅で安静加療4日間。
2014/7/22 疼痛も緩和傾向で、整形受診。臨床所見から腰椎椎間板ヘルニアと診断。さらに安静加療指示。
2014/7/25 腰痛軽減傾向だが、左臀部〜大腿の違和感と重だるさ出現。診察時にMRI撮影したところ、L2/3.4/5の2箇所のヘルニア、特にL2は神経の1/3〜1/2圧迫している状況。リリカ内服開始。手術はまだ考えなくてよい、とのこと。

現在仕事は休んでいますが、医師の診断書の指示では8/3までです。

看護師という仕事柄、腰に負荷がかかる業務が毎日です。
爆弾を2個も抱えて、内服による症状コントロールだけで業務が遂行することが、自分の体のためとは思えません。

ブログを拝見していると、3ヶ月程度の保存的治療が必要なのかな?と思ってます。
自分の健康を守るため、仕事の遂行は避けた方がよいのではないかと感じてます。

もしよろしければ、ご意見いただきたく思います。

乱文失礼します。

2014.07.26 00:16
fuko
fuko 63歳女性

佐藤先生、お忙しいなか早速の回答ありがとうございました。
先生のおっしゃる通りと思います。ドクターとよく話してベストな方向が見つかればと思います。頑張ります。
2014.07.25 17:29
drshujisato
まず、ご質問に対する回答の前に、すべり症に対する腰椎牽引は牽引の仕方にもよりますが、逆効果になる可能性がありますので、私は勧めておりません。

それでは、貴方の質問に回答いたします。

質問1:症状を和らげるのに水中歩行がいいと読んだことがありますが、どうでしょうか?
   回答:痛みの軽い時には、大股になったり、腰をひねったりしないよう注意して、水中歩行を行うのは
      良いと思います。腹筋や背筋の筋力をつけ、下肢の筋力低下を防止するためにも良いと思います。
      ただし、運動後に痛みが強くなるなら、控えてください。

質問2:標準体重より10Kg多いのですが、減量で症状は変わるでしょうか?
   回答:減量は腰椎のどんな病気を持った人にも、勧められることです。それだけで、腰痛が消失する
      人がおりますよ。

 質問3:ロキソプロフェン と レパミピド の服用で、3時間程度の ミニバレー や ボウリング が
    できています。
    どちらも、大好きで止められずにいますが、症状の悪化に影響するのでは、と不安があります。   
    すべり症は、どんどん進むものですか?
  回答:運動負荷は腰椎にとって負担にはなっていると思います。やってはいけないほどの運動量かはコメント難しいですが、運動後の腰痛が強くでるなら、無理があると思ってください。
 すべりは40~60歳くらいまでは、進む可能性がありますが、それ以後ではすべりの大きな進行は少なくなると思います。すべりは進まなくても、狭窄症が進んで症状が悪くなる場合が多いと思いますので、下肢の痛みやしびれの状態、歩行状態などをよく観察して、悪くなり過ぎる前に、手術を検討してください。    
2014.07.24 23:30
SN 72歳 女性
初めての質問です。よろしくお願いします。

2年前に、下肢の軽いしびれで、第4,5のすべり症と診断され、ユベラNと ヨウコパール が処方されました。
1年前には、間欠性跛行と、大腿部の痛いほどのだるさが出だしたので、リハビリの設備のある整形外科で受診し、
腰の牽引と、プロレナールの服用を始めました。
100日余り通院したある日、牽引中に腰辺りで「カクン」とした感触があり、その日から軽い腰痛が二日間だけあり、
減りつつあったしびれが振り出しに戻った感じで、牽引はそれ以来中止となりました。
最近は、左大腿の外側の、巾7cm、長さ18cm位の範囲の筋肉が時々、我慢できないようなつるように痛んで、座ると治まります。

現在は * プロレナール を服用。
    * 座っている以外には、しびれが多い。1回の歩行距離は300m前後。
    * 身体を後ろに反らせることで痛みなし。
   
質問1:症状を和らげるのに水中歩行がいいと読んだことがありますが、どうでしょうか?
質問2:標準体重より10Kg多いのですが、減量で症状は変わるでしょうか?
質問3:ロキソプロフェン と レパミピド の服用で、3時間程度の ミニバレー や ボウリング が
    できています。
    どちらも、大好きで止められずにいますが、症状の悪化に影響するのでは、と不安があります。   
    すべり症は、どんどん進むものですか?
    
2014.07.24 20:35
drshujisato
脂肪と筋肉が厚いと、確かにどんな手術でもやりにくくなるのが普通です。
私の行っているMD法でも、痩せた人と太った人とでは、太った人の方が皮膚から椎間板までの
距離が長くなるので、操作は多少、窮屈になります。しかし、私は体型・体重とは関係なく、すべてMD法で行っています。貴方の場合、内視鏡手術は無理といわれたそうですが、それは外科医次第であろうと思います。
内視鏡を用いたMED手術なら、18mm位の皮膚切開で良いでしょうが、傷を開いてやる手術になると
体格の良い人ほど、切開が大きくなります。しかし、本質的な問題は、ヘルニアがきちんと摘出できて、
神経の圧迫がとれることですので、切開の大きさばかりを気にすることではないと思います。勿論、患者さんから見れば、小さい切開が希望と思いますが。
2014.07.16 23:02
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.07.16 21:20
drshujisato
症状からは、腰椎に原因があるように思われます。
やるべきことは、先ず原因を正確に診断することです。
高齢者の腰椎は診断が難しいこともありますが、手術対象外と始めからそう見なされることも多いです。
全身麻酔が可能な身体であれば、私の場合は既往症にとらわれず、手術をしています。
血流改善やリハビリはの効果は原因次第です。
腰椎で神経が圧迫されて、症状が起こっているのなら、それらの治療は効果ないように思われます。
手術を受けるなら、侵襲の少ない方法が理想です。特に、高齢者では。
2014.07.09 22:20
MY80歳女性
骨粗鬆症、側弯症。既往症に腰椎圧迫骨折、小脳出血あり。
立ち上がることはできますが、
右足の後ろ側(太ももから膝にかけて)の痛みのため歩行困難になりました。大きな病院の整形外科でのMRI診断の結果、脊柱管狭窄はみられないので、血流を改善する薬を処方されました。痛みを発症している原因箇所特定や手術の判定を希望する場合は脊椎外科の受診を勧められました。主治医の整形外科医からは、既往症のため手術は困難と言われました。①血流を改善する薬以外の治療はありますでしょうか?②既往症のために手術は困難でしょうか?③リハビリ等で症状の緩和改善方法はありますでしょうか?宜しくご教示願います。
2014.07.09 10:24
drshujisato
股関節の熱感ということですかね。
現在の症状を具体的に書いていただくと、コメントできますよ。
原則、画像の読影はお断りしていますので、ご了解ください。。

2014.07.06 23:08
tr35歳 男性です

1年前 腰ヘルニアの手術 股関節に熱があります。
毎日痛み止めをのんでますが、いいかげん嫌になりました。
先生のところでMD法検討してます。MRIのデータ、メールなどで送ることはできませんか?郵送でないとだめですか
2014.07.06 09:29
drshujisato
受診されましたら、お役に立つよう頑張りますよ。
2014.05.07 22:06
ST 49歳の女性です
佐藤先生、お忙しい中、ご回答いただきましてありがとうございます。
今、金沢で先生の診察を受ける事を考えております。受診した際は、どうかよろしくお願い致します。
2014.05.07 07:46
drshujisato
椎間孔狭窄が両側に来ることはあります。ただし、同時期ということは極めて少ないでしょう。ある程度以上の時間差をもって起こることはあります。しかし、大部分は片側ですね。同じレベルで両側となると、症状も対称性になると思ってよいでしょう。
2014.05.06 23:15
ST 49歳の女性です
先日は、ご回答をいただきありがとうございました。
大変お忙しいところすみませんが、1つお聞きしたいのですが

2週間ほど前から右足の足裏、臀部にも痛みが出てきているのですが、椎間孔狭窄では、両側に症状が出る事が有りますでしょうか。
すみません、ご回答をいただけたらと思います。
2014.05.06 16:46
ST 49歳の女性です
早速のご回答ありがとうございます。
術後の痛みが今でも忘れる事が出来ず、再度手術は極力避けたい思いです。
地元では大きな総合病院が2つしかなく、脊椎専門医となると数人です。先生からいただいたご回答をもとに、これからの治療方法を再度考えたいと思います。
お忙しいところご回答ありがとうございました。そして、またご相談をさせていただけたらと思っております。
どうか宜しくお願い致します。
2014.05.04 22:08
drshujisato
L5/S1の腰椎分離すべり症による坐骨神経痛という診断で固定術を受けられ、術後症状の改善が不良であり、現在も症状に悩んでおられるのですね。
術前にMRIなどで神経の圧迫はないと診断されたそうですが、実は、L5/S1の分離すべり症では、椎間孔狭窄が進んでくるため腰椎5番の神経根(L5神経根)が圧迫され、坐骨神経痛が起こります。通常、脊柱管内には問題はありません。そのため神経の圧迫はないと説明されたのだと思います。貴方の症状は腰椎分離すべり症に典型的です。

腰椎分離すべり症では、通常は長い期間、腰痛のみの症状です。しかし、その後、椎間孔狭窄が進み、L5神経根が圧迫されて、坐骨神経痛が発現するようになります。貴方の症状経過はまさに典型的と言えます。

この場合、手術治療が必要になりますが、手術の際には、椎間孔内でL5神経根の圧迫をきちっと取り除いてから固定を行うことが重要です。神経根の圧迫が十分に得られないまま固定が行われると、術後に神経根症状の悪化や改善不良が起こることが少なくありません。この残念な問題が貴方で起こったのだと推測されます。

これからのことお考える上で大事な点は、椎体間固定が完成しているか? ボルトが骨内で緩んでいないか? 椎間孔は狭窄したままか?その他の病変の関与はないか?などの評価です。しかし、術後の評価はなかなか困難なことが多いということを知っておいてください。

現在の状態では、種々の治療は効果を示さないであろうと思います。根本的な問題が解消していなためというのが私の見解です。ボルトを抜くだけで解消は難しいのではと思われます。
2014.05.04 18:10
ST 49歳の女性です
ご相談させて下さい。
20年程前から第5腰椎分離すべり症との事でコルセットを使用し仕事をしておりました。
仕事は給食を作っておりますので、中腰、重い物を持つ等の腰にはあまり良い作業ではないと思いますが、薬物治療をするほどの痛みは有りませんでした。
ところが、7年前、朝起き上がると左足裏の痛み、左太もも内側の痛みが有り、歩く事、その他色々な作業がつらくなりました。整形外科を受診しましたところ、第5腰椎分離すべり症からくる坐骨神経痛との事で、ロキソニン、テルネリンを服用しておりましたが、1か月程すると左足の親指に痺れ、膝の後ろ、ふくらはぎ外側、臀部に痛み痺れが広がり、立っている事、座ってい事、左を下にして寝る事がつらくなり、病院でMRIの検査を受けましたが神経の圧迫等は無いとの事でブロック注射を4回受けましたが、痛み痺れは軽減されず手術以外の治療はないと医師に告げられました。
悩んだ結果、仕事を続ける為に手術を受ける決意をしました。痛みが出て1年後に手術で第5腰椎と仙骨の間の椎間板を取り、ゲージの中に自骨を入れ戻し、プレートに4本のボルトで固定をしました。けれど、術後も症状は変わらず今に至っております。

手術をして7年が経ちましたが、3か月程前から左下肢痛、痺れ臀部痛、痺れが強くなり整形外科からトラマール薬を処方されています。また、整骨院で針、お灸、マッサージも併せ行っています。
そこでお聞きしたい事ですが
質問1
   ボルトを取った方が良いのでしょうか。
質問2
   治療方は今のままでよろしいでしょうか。
ご回答をどうかお願い致します。
2014.05.04 12:37
drshujisato
質問:
①排尿障害の出現が手術の目安と聞きました。どの程度で適応になるのでしょうか。一時的な頻尿であれば経過観察で改善していきますか?

回答:レントゲン撮影では椎間板ヘルニアの診断はできませんので、MRIの検査を受けられる必要があります。もし、ヘルニアで排尿障害が発現しているのなら、早急な手術が必要です。しかし、貴方の書かれた内容からは、本当に馬尾障害があるのか疑問もありますので、是非、MRIの検査を受けてください。
>
> ②服薬でコントロール出来るものですか?

 もし、本当にヘルニアによる排尿障害を伴う馬尾障害ならば、先ほども書きましたように、早急に手術を行い、馬尾の圧迫を除去することが必要です。薬物治療で経過を見るべきではありません。後に取り返しのつかない後遺症状を残す危険性があります。

③左足が疲れやすい印象です。元々の左足首の靭帯損傷、不安定感も特に受傷の原因が不明です。
この短期間で筋力の低下などが始まっているのでしょうか?
気のせいか左が扁平足で母趾球の張りが右に比べ落ちているような気がします。

回答:ヘルニアなどによる足の麻痺はかなり進まないと自覚されないことがあります。その間に筋力低下によりつまづきやすくなったり、足関節を傷めることがあります。足をくじいて、靭帯損傷が発現した可能性はあり得ると思います。
>
> かかりつけ医からは様子を見ようとのことでしたが....。

回答:馬尾障害による排尿障害が疑われているにも関わらず、MRI検査を行わないのは本来の腰椎診療のあり方ではありませんので、別の医師の診断を受けられる必要があると思います。
2014.03.27 00:04
MH
MH 38歳 女性です。
ネットで調べている内にこちらへ辿りつきました。
よろしくお願いします。

【経過】
2月中旬
左足首に痛み、腫れあり。左足背部にピリッとした痛みあり。関節の不安定感あり。

3月初旬
足関節外来のあったA医院受診。足関節の靭帯損傷と診断されサポーター装着。足関節の腫れ、痛みは引くが痺れが際立つようになる。

徐々に痺れがはっきりしてくる。
前屈時にザワザワと左足4、5指に痺れあり、姿勢を変えると消失する。

3月12日近医受診。
問診で坐骨神経痛。腰から来るものだろう。放っておいても治るかも、との事でした。

[処方]
ノイロトロピン
メチコバール
レバミピド

痛み止めと聞いていたので特に飲まず。足関節の痺れは継続。程度が強くなっていた。時々4.5指に痛みを感じる。会陰部への痺れが出現してくる。

3月15日、座位時間が長かったためか頻尿出現。
(日中12回、夜間3回。1時間に1回程度だがひどい時には15分で尿意を感じる)
慌てて 服薬し二日間で徐々に緩和。

受診し相談
レントゲン撮影でL5S1間が狭い。馬尾神経からの症状との事でした。

注射が追加、看護師よりビタミンと説明。(ノイロトロピンとビタミンB12?)
服薬は継続。
現在、はっきりした痺れはなくチリチリとした痺れ。
時折、4.5指に走る痛みやふくらはぎに痙攣しそうな感覚あり。
左足全体の重だるさ、左下腿に何かが貼りついた違和感あり。歩行後にやや強いような気がする。
会陰部の痺れも軽いけれど継続。
排尿に関しては頻尿はなく通常。
反対側の右足にザワザワ感が時々軽く出てきています。

以上経過です。
長文ですみません。

【質問】
①排尿障害の出現が手術の目安と聞きました。どの程度で適応になるのでしょうか。一時的な頻尿であれば経過観察で改善していきますか?

②服薬でコントロール出来るものですか?
このまま服薬を続けていて良いのでしょうか。
服薬で痺れなどは楽になりますが悪化しても気付けないのではないか、突然感覚が麻痺したりするのではないかと心配です。

③左足が疲れやすい印象です。元々の左足首の靭帯損傷、不安定感も特に受傷の原因が不明です。
この短期間で筋力の低下などが始まっているのでしょうか?
気のせいか左が扁平足で母趾球の張りが右に比べ落ちているような気がします。


かかりつけ医からは様子を見ようとのことでしたが....。
このまま経過観察で大丈夫なのでしょうか。不安です。
どうぞよろしくお願いします。
2014.03.25 22:11
drshujisato
腰椎椎間板ヘルニアの再発とのことお気の毒に思います。
再発ヘルニアでも自然改善する方もおりますが、そうならずに痛みやしびれが慢性化してお困りの方もおられます。貴方は後者のようです。ヘルニアの再発手術は初回手術よりも難度がかなり高くなりますので、再手術に消極的になる医師が多いのが現実です。再手術にも、再発ヘルニアを摘出して神経除圧を行う方法と現在の貴方の主治医が話されているような固定術を行う方法があります。私は二度、三度のヘルニアの再発でも再発ヘルニアを摘出し、神経除圧を行う方法を採ってきました。その成績は良好です。椎間板ヘルニアでは、神経根がヘルニアと骨との間で拘扼(締め付けられた状態)されていることが症状の原因になっていることが殆どですので、外科的にこの神経根の拘扼が解消できれば症状は改善に向かいます。固定術は、多くの場合は神経の拘扼状態を残したまま、骨の動きを止めることで痛みを解消しようという昔ながらの方法で、痛みが治まるにも時間がかかり、しびれなどの改善は悪い傾向があるように思います。通常の固定術は、それ自体が腰痛を残すことが多いので、患者の満足度は下がります。これらのことから、私は固定術を行わない、神経除圧術を可能な限り行う方針を採っています。整体の効果については、私は解説するだけの知識を持ちません。ただし、ヘルニアにより神経根が骨の中で拘扼されている状態で腰痛や下肢の痛みやしびれが出ているのですから、医学的な原因に対する根本治療は神経根の拘扼状態を取り除くことにあることは疑いようのない事実です。ですので、原因を直接に取り除くことのできないいかなる方法も効果はあったとしても限定的なものと考えています。以上、参考になれば幸いです。
2014.03.21 16:18
川戸幸江
川戸幸江と申します。ご相談申します。
64歳 20年前に腰椎間板ヘルニア4,5番の手術を東海大にて行いました。17,8年も持ったので腕は良かったと感謝しています。
最近になり、と言ってもここ2年ほど前ですが、腰痛が始まりずっと痛み止めで凌いできました。自分でもいいかなと思った矢先、先日来杖でしか歩けなくなりました。リリカ トラムセット ロキソニンの痛み止めで便秘やら胃痛やら等の不調で辟易しています。
執刀医の先生に見てもらっているので過日MRIを撮ってもらいましたら3番目 左側前側にヘルニアがあり神経を圧迫していました。主治医は再手術は、気が進まない様子「あなたの体の負担が大きい」という理由のようです。このまま薬漬けではそれこそ体がたまりません。でも確かに腰の再手術は瘢痕があり、ましてや前方に出っ張っているので奥深く手術が行われることになるので困難なのかもしれません。やるとすればボルトでの固定術のようです。
最近人から聞いて、AKA法という整体を科学的に証明している学会があると聞き調べたところ小田原にその名医がいらして藁をも掴む気持ちでいますが如何なものでしょうか?
ブロック注射と痛み止めで一生を送らなければならないのかと思うときもちがくらくなります。
くどくてすみません。宜しくお願いします。
2014.03.21 11:48
drshujisato
20年以上前に私が腰ヘルニアの手術を行い、3年前にも受診されたとのこと。その時に私がどう判断したのかが解りませんので、現在、大変な状況にあるのでしたら、受診してみてください。再検討させていただきます。
当院の医療秘書が予約管理をしていますので、そちらへご連絡ください。
2014.02.09 11:02
白山市 まきこ
実家の父、80歳が脊柱狭窄症と診断されています。
ここ1年で急に悪くなり自分の力では立つことも歩くこともできないばかりでなく、座っていることすらできません。食事も横になって食べることしかできず1日中痛みに苦しんでいます。
痛みどめの薬や座薬も1時間と持ちません。これまでにも良いというお医者様を何件も訪ねてきましたが手のつけようがない程ひどいと言われ、温存療法しかすることがないとのことで今日まで来ましたがもう限界です。
もう20年以上前ですが、父は佐藤先生に腰の手術(椎間板ヘルニア)でお世話になった事があったので、3年前にもそちらへ伺ったのですが、その時点では佐藤先生からは手術に対しての積極的なお話はなく、本人も高齢であることや何度も手術することへの不安がありそのままになってしまった経緯があります。
今回メールしましたのは、佐藤先生のブログであまりにも父と似た症状の方が手術でよくなっていることを知り、わらをもすがる思いで相談させていただきました。どうか良い助言がありましたらお願いします。
2014.02.07 22:42
drshujisato
症状・経過からは手術が必要と思います。運動療法はこのような場合、症状の軽減どころか、
返って症状を悪くすると思います。手術の方向で考えるのが良いように思われます。
2014.01.23 23:50
JGSDF
先日は早急のコメントをありがとうございました。早速本日別の病院に行って参りました。先生のコメントのとおり、L5/S1神経根の椎間孔にヘルニアが入り込んでいると言われました。レントゲンでもをよく見るとヘルニアが脱出しているのがわかりました。また、L3/L4に▽型の靭帯の肥厚による狭窄がみられましたが、これは影響はしていないといわれましたが私の症状は右足にも少しあります。検査で筋力はまだ十分あるので問題は無いと言われ腰痛体操の紙を渡されて終わりました。筋力はまだありますが、進行が早く筋力は日毎低下するのがわかります。左指先の感覚異常も範囲、違和感の強さが進行しています。右足先は暖かくても左足先は冷たいです。残尿は以前からあり、出し切ったと思っても少量漏れる事がありあす。腰痛体操だけで改善するのでしょうか。
2014.01.21 22:18
drshujisato
症状からは左L5神経根の症状と思われます。ヘルニアがもとにあり、狭窄症をきたしているのだと思います。
通常はL4/5(腰椎の4番と5番の間)の脊柱管の外側部に狭窄があるのが多いのですが、その下のL5/S1の椎間孔や椎間孔の外でも同様の症状が起こることがあります。担当医の診断には疑問が残りますので、他の脊椎専門医の診断を受けることをお勧めします。原因が見逃されている可能性が高いと思いますよ。
現在までの経過と症状からは、手術が必要な腰椎の状態が必ずあると思われます。

佐藤秀次
2014.01.17 23:54
JGSDF
30歳位の頃ヘルニアで2ヶ月半牽引で改善しました。現在50歳です。間欠破行は6年前からあり、徐々に進行しました。3年前に腰の激痛があり、その時のMRI所見では一生尾を引く事になると、早期の入院を勧められましたが、震災の影響で療養できませんでした。そのうち自然に痛みは無くなり、間欠破行が残りました。現在の症状は300mぐらい歩いていると、左の腰の骨盤のある一点の強い痛みと、左臀部から脚特に足首付近に痛みを伴う痺れがあり力が入らなくなり、休まないと歩けません。また、歩きはじめの痛みのない時にも腰〜膝の脱力、反応か遅い症状があり、進行が早く不安です。また1年前から徐々に左足の親指〜薬指まで紙が張り付いているような異常感覚が広がっています。先日診断を受けた市立病院の医師は、レントゲン、MRIを見て「それほどの所見はない」と言ってオパルモンを処方されて終わりでした。MRIでもわからないことがあるのですか。仕事環境は腰に負担のかかることが多く、40歳以上の8割は腰痛持ちです。
2014.01.17 21:38
drshujisato
腰椎椎間板ヘルニアの手術結果は手術法で決まる訳ではありません。ヘルニアによってはPELDが適応にならないものがあります。実際、PELDを受け、症状の改善が得られず、私のところを受診された患者が複数おります。ヘルニアの手術結果はヘルニアを摘出することのみにあるのではなく、馬尾や神経根の除圧にあるのですから、この目的がきちっ
と果たせる手術法と術者の技術・経験がなければならないということです。入院期間が短いにこしたことはありませんが、それを優先して手術を選択すると、結局は不完全手術で再手術など長い治療になるやもしれません。貴方のヘルニアに適切な手術方法を判断できる医師を選ぶことをおすすめいたします。

佐藤秀次
2013.11.17 18:21
13/10/27 三浦 2回目
10/27の質問にご解答いただき手術を進めていただき、又近頃、排便にも障害がでてきており、手術をと考えております。しかし手術のため、長い間仕事や家事を休むことができません。そこで、ネットで色々調べてPELD. enSpire.を見つけました。ヘルニアの場所は 5番と仙骨の間です。どちらも可能な手術でしょうか?今係っている病院ではできないので、病院の選択もありますのでアドバイスをお願いします
2013.11.17 10:03
drshujisato
股関節の痛みは、立って股関節に体重をかけ歩き始める時から痛みがでるのが普通と思います。腰椎ヘルニアや狭窄症でも股関節部に痛みがでることがありますが、そこだけに痛みが出るというわけではありません。ところで、股関節の痛みとは具体的にはどの部分に痛みが、どういう時に出現するのですか?
2013.11.03 23:25
T.K
7月に脊柱官狭窄の除圧手術をうけました。
術後の右股関節の痛みについてです。
痺れもとれ元気に過ごしていましたが、10月に入ってから右股関節が痛み歩くのが辛いです。
術後に痛みがあり注射でなくなりましたが、また痛むのは筋力低下の関係でしょうか?
整形に行きましたが、股関節に問題はないようで神経の問題かも?という診断です。
こういう症状は術後あるのでしょうか?
よろしくお願いします


2013.11.03 21:42
M.T
10月31日に返答いただきました。
お忙しい中ありがとうございました。

来週手術を行うことになりました。
娘の私は手術件数の多い医師の所へとすすめたのですが、馴染みのある病院で手術を受けるとのことでした。

現在は左の臀部~太ももにかけビリビリとした疼痛と痺れがあり、座位をとることもできず、一日臥床状態で食事も臥床したまま摂取して過ごしています。
神経がダメージを受けている為か、右足より左足の指が冷たい感じがすると言っていました。
薬はイブプロフェン、リリカを服用しているが、あまり効果がなくボルタレンサポ50㎎を1日2回程度使用しています。

身近に手術をした人はいなく、とても不安です…。
病態や手術の方法などのICがあると思うのですが
①ICの時に必ず確認した方がいいという様な事はありますか?
難しくて理解しないまま了承してしてしまう気がしています。
2013.11.02 00:22
drshujisato
質問1への回答:注射が効かないから手術というわけではありません。ブロックでも効果が充分でなくても、対症治療をしているうちに自然治癒する人もいますので、発症からの期間やMRI所見、神経症状などを総合して手術が必要か否かを私は判断しています。
質問2:それは術者次第です。ヘルニアは手術で良くなるのが普通であり、保存治療で良くならないかたの場合には私は迷わず手術を勧めます。
質問3:どのような病院というよりも医師次第です。複数の医師が手術をしている病院もありますので、個々の医師の手術件数などを参考に判断する外ないと思います。総合病院では、個々の医師の手術実績は公開されていない場合が普通です。

佐藤秀次
2013.10.31 23:30
M.T
母(50代前半)のことなのですが…
腰が痛く左下肢が痺れるということで市内にある某整形病院に受診しレントゲンでははっきりとした診断がつかず、MRIにてL4の腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
痛みや痺れが強く、仕事が出来ないとのことで現在は入院しています。ブロック注射を実施したが効果なく、入院中にリハビリを行い症状悪化、最近神経根ブロックを実施したそうだが全く効果なく、痛みが増強し、仙骨に再度ブロックしたが何の変化もないのです。
起きていられない、座れない、歩けない状態で、担当医からは手術しかないといわれているみたいですが…

①注射が効果がない場合は手術しか治療法はないのですか?

②ヘルニアの手術では症状が良くなったとあまり聞きませんがどうなのでしょうか?

③現在入院している病院での手術はとても不安です。主治医は整形の専門医だとは思うのだが、OPE件数も少なく言い方は悪いですが…老人病院みたいな感じなのです…
どのように病院を探したらいいのかわかりません…
2013.10.30 21:44
M/S
佐藤先生、ご回答ありがとうございます。 折れそうな気持ちでしたが心が晴れました。がんばります。リハビリがんばります。
 
2013.10.18 12:08
drshujisato
M/Sさんへ

 術後血腫の合併があったために、筋力の回復が遅れているのかもしれません。痛みやしびれが良くなっているのであれば、筋力は回復へ向かうものと期待できます。年齢を考慮しても、回復に時間を要するかもしれません。今期良くリハビリを行ってください。がんばってください。

佐藤秀次
2013.10.16 21:46
M/S
9.11に返信いただいたM/Sです。
以後リハビリ病棟に移り頑張ってリハビリを続けていますが
なかなか結果がでません。高齢で仕方がないといえ、どうしてこれほど筋力が落ちたかと悩みます。
先生のメッセージで
「術後症状が悪化する手術で多いのは腰椎固定術です。術後に下肢の痛みやしびれ、”筋力低下”が新たに発現したり、術前にあったそれらの症状が悪化したりすることがあります」とありますが、この”筋力低下”はすべり症で3~5番で固定術を行ったための術後の症状悪化ではないかと不安です。 術前の筋力を10とすると今は6ぐらいです。リハビリは続けてますがもし手術の症状悪化ならどうすべきですか教えてください。 腰椎の手術では筋力低下するとは手術前に説明受けませんでした。それとも手術して痛みやしびれはなくなったので安心してもいいのでしょうか?教えてください。  
2013.10.15 20:28
drshujisato
YHさんへ

 症状からも左のL5/S1(腰椎5番と仙椎1番の椎間板)ヘルニアです。仙椎1番の神経根障害が現在の症状です。ヘルニア発症後の期間は手術治療を判断する重要な因子ですが、左足でつま先立ちができないということはS1神経根の運動神経も障害されていることを示していますので、脊椎専門医の診断を受けることをお勧めします。筋力低下、すなわち麻痺の発現は手術治療の検討を必要とします。麻痺がこのまま進んだり、後遺症として残ると困りますからね。

佐藤秀次
2013.10.08 23:03
Y.H 
はじめまして。Y.Hと申します。40歳女性です。腰椎椎間板ヘルニアのことでご意見をお伺いしたいと思い、書き込みをさせていただきました。
20年前より度々腰痛がありました。
10年前に椎間板ヘルニアの診断(MRIは撮っていません)でコルセットを作成しました。
5年前にMRIでL5―S1の椎間板ヘルニアと診断されました。
その後も何度か腰痛を繰り返していましたが、受診することはなく、接骨院などに通っていました。
一か月ほど前に仙骨付近に激痛が出現しました。
職場近くの開業医(初診)でトリガーポイント注射を仙骨両脇受け、仙骨周辺の痛みは軽減したのですが、その後左の坐骨神経痛が出現し、横になっても痛む状況が数日続きました。
1週間後再診し、再度トリガーポイント注射をうけました。その夜から左大腿裏側~ソケイ部にかけて皮膚感覚の異常が出始めました。翌日には左下肢に力が入らないような感じが出て、つま先立ちができなくなりました。
開業医の先生には上記お伝えしてはいますが、様子を見るようにということで、仙骨部の痛みがなくなった後も1週間おきに仙骨部脇への注射を行っています。開業医のほかに、接骨院、鍼灸などにも行っていますが、なかなか状況が改善しないため、脊椎専門医・指導医のいる病院にかかろうか迷っています。
3か月程度は保存療法ということがネットなどにも書いてありますし、できれば手術はしないで乗り越えたいと思っているのですが、このまま開業医にかかっていてもよいものでしょうか?開業医は脊椎は専門ではないようです。
現在の症状は、いすなどにすわると坐骨のあたりが痛くなる、左大腿裏側~ソケイ部の知覚鈍麻、左足のしびれ感・脱力感、つま先立ちができない、です。
ご多忙の折大変恐縮ではございますが、ご意見をお聞かせいただけると幸いです。
2013.10.07 23:42
drshujisato
勇次さんへ

 多分、皮下を吸収糸で縫い合わせ、皮膚表面はテープで貼り合わせてあるだけではないですかね。私はそのようにしています。抜糸が不要というのは、そういう処置がされているのではないかと思います。
このような処置がされると傷に縫い目が残らないので傷が目立たなくなります。


佐藤秀次
2013.10.07 23:33
勇次
love法にて腰椎間板ヘルニア7月にしましたが7日で退院。その後手術病院遠方なので病院すぐ変わりました。
手術病院では糸が吸収されるとか・・で抜糸してないんですが。
そんなことありますか?
2013.10.06 23:07
drshujisato
大阪の主婦さんへ

既に回答済みですが、他の方への回答と区別がつきにくかったのでしょうね。相談室が雑然となっているため、失礼しました。ここでもう一度、お答えします。
最初の質問のスクリューが末梢神経に触れて、悩んでいるとのことですが、下肢にしびれと感覚鈍麻、筋力低下などがあるのですね。どのような術後腰椎の状態であるのかはそれだけではわかりませんので、それに対してどのようなことが次にできるのかは、具体的なことは言うのは難しいですね。特にスクリューがどの程度の影響を神経に与えているのか、或いはスクリュー以外の問題はないのか、これらが判らない中では、スクリュウーを抜く効果を予測することは難しいです。

第2の質問ですが、L5/S1にも問題を指摘されているとのこと、これもどの程度の問題であるのかによりますので、具体的なコメントは難しいです。

貴方の場合、私には腰椎の状態が判りませんので、残念ですが、具体的なコメントはできかねますので、ご了承ください。

佐藤 秀次

佐藤 秀次

2013.09.20 18:04
大阪の主婦
以前にもご質問させていただきました。
一昨日のご相談内容が無事に届いていないのでは?と思い、
再度同じ内容を送らせていただきます。再々申し訳ありません。
30代後半女性です。

椎間板症で半年前にL4,5の脊椎固定術をしましたが、
4番の左側のスクリューが、末梢神経に触れてしまい
(医師によると2ミリほど)、左足内側が、感覚麻痺を起しております。それに伴って、時折来る大きなビリビリ感、左足の筋力低下があり、右足の筋力に比べたら大きく違います。少しでも筋力をつけようとしたら、すぐに筋肉痛と、膝折れがします。
そこで、やり直しの手術を考えております。
末梢神経に触れてることで、感覚麻痺をしてるのが、少しでも治る可能性があるのか?手術のリスクがどのようなものなのか?
少しでもアドバイスをいただきたいと思います。
再手術は、今の病院では不安なので、他院を希望しており、その資料は医師が作成している段階です。

辛いしびれ、感覚麻痺が絶対治るとは思わないようにしていますが、少しでも今の辛さより軽減する可能性があるなら、再手術を望んでおります。
どれだけ治るかは、私の知識では想像ができません。

少しは軽減される可能性はあるでしょうか?

ご回答心よりお待ち申しております。ご回答、お待ちしておりますが、先生のご負担にならないよう、お待ちしております。
2013.09.20 04:37
M/S
佐藤先生
 お忙しい中ご返信ありがとうございました。
安心しましたとともに、リハビリを頑張ろうという気持ちを持つことができ救われた気持ちです。
 本当にありがとうございました。

 
2013.09.12 07:55
drshujisato
腰椎手術の合併症の一つに術後出血があります。緊急手術で対応した主治医は適切な対応をしたと
思います。術前の症状が改善しているとのことですので、リハビリを頑張れば歩けるようになると思いますよ。
高齢ですので、若い人よりも時間は掛かると思いますので、頑張って下さい。
腰椎手術後の経過は色々な要因によって異なります。今回の合併症が起こらなければ、術後回復はスムースだったろうと思います。起こったことは仕方ないことですので、リハビリを頑張り、遅れを取り戻しましょう。

佐藤 秀次
2013.09.11 20:36
のんちき
佐藤先生
お忙しいなかコメント返信していただきありがとうございました。
明日、彼は病院なのですが。。。正直、聞きづらいです。
もう、治らないような気がします。
佐藤先生と早く出会えてたら。。。
2013.09.05 22:43
drshujisato
腰椎ヘルニアの術後で、今回は脊柱管狭窄症の手術を受け、ボルト固定を行ったが、術後、下垂足になってしまったとのこと、今後の回復の可能性についての質問です。
先ず、術後に下垂足になった原因ですが、L5神経根の障害が何らかの理由で術中に起こったのだと推測されます。手術操作でL5神経根に障害が起こったのなら、自然回復を見るしかありませんが、新たにL5神経根の圧迫が起こったために起こった症状であるなら、再手術という道もないわけではありません。とにかく、足の麻痺が起こった原因を主治医から説明してもらってください。手術自体で神経障害が起こることはあり得ますので、その場合はやむなしと受けとめるよりほかないと思います。改善できる可能性がないか、検討してもらうことが必要です。

佐藤秀次
2013.09.04 23:14
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2013.09.01 19:44
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2013.08.30 22:07
drshujisato
人工透析中の腰椎椎間板ヘルニアの再発で固定術を受けた後も下腿の痛みやしびれが改善せず、お悩みとのことですね。私の経験では、再発ヘルニアでも神経除圧が的確なら、下肢の痛みは改善します。しびれは改善程度に制限があり得ます。固定術後も激痛が続いているようなので、神経除圧が充分でない可能性があります。それでも固定術後数ヶ月過ぎると痛みは軽減傾向をしめすことが多いので、対症療法で経過をみるのが治療選択肢の一つです。あとは手術のやりなおしですが、透析中ですので幾つかの問題点はあります。今後の治療派慎重に判断することが必要と思います。

佐藤秀次
2013.08.15 00:33
A・I
お忙しいなか、迅速なご回答を有難うございます。


精密検査をまだ受けられていないので、神経症状に差異や一時的な悪化が出る、という事が判り少し安心致しました。

運動については、神経症状があまり強くない時にウォーキングを心がける事に致します。自転車は揺れで腰本体に痛みを感じるので、ちょっと難しいかもしれません…。
筋力低下も不安でしたので、動けるのは安心しました。


やはり、手術必要そうですよね…自分でも調べていて覚悟を決め始めていた所です…。
放置しても悪化するばかりのようですので、
先生のおっしゃる通り手術入院を念頭に置いて、
手術実績のある整形外科で診察を受けられるように動いて行こうと思います。


かかる医師が行く先行く先あまりお話してくれないのでずっと不安でした。本当に、有難うございます。
こういう症状が出るものだ、という事が判っただけでも大分安心致しました。
2013.07.17 19:31
drshujisato
回答します。
腰ヘルニアと脊柱管狭窄が同じレベルにある場合には、神経症状は一般的に強くなります。別のレベルにあるのでしたら、それぞれの神経圧迫程度によって症状の軽重が決まります。運動については、腰に余り負荷をかけない運動が良いでしょう。ウオーキングなどは良いのですが、腰を伸ばすと痛みが強くなるのであれば、自転車ここぎなどが良いかも知れません。痛みを強くする運動は良くないので注意してください。
貴方の症状からは、手術治療を考慮しなければならないように思いますが、手術治療を専門にする脊椎外科医の
診察を受けられることをお勧めします。

佐藤秀次
2013.07.16 22:54
A・I
28歳・女性です。

【質問】
①腰椎のヘルニアと脊椎間狭窄症を併発している場合、自然治癒は見込めますか?

②併発していた場合、普段の姿勢や体勢はどうした方が良いでしょうか?
動いても大丈夫でしょうか?

(骨の番号が良く判らないのですが、腰の骨の下から2番目あたりに大きなヘルニア、その上の骨にも小さなヘルニアがあります。脊椎間狭窄症については、これから受診予定です)

ここ数日急激に病状が悪化してしまい、非常に不安な状態です。
近隣の病院では具体的な診断をあまりお話して貰えず、
(経過を見よう、リハビリをしよう とだけ等)
ネットで調べているうちにこちらへ辿り着きました。


【経過・状態】
昨年11月より腰がずっと痛く、忙しさも相まって受診が遅れてしまい、今年の1月に整形外科を受診・腰椎のヘルニアと診断されました。

保存療法とリハビリ(プロテックと呼ばれる機材でのけん引・電気治療)で1月~現在まで治療していましたが、
効果は現れず悪化するばかりでした。

そして今月7日。炎症症状が起きていたのか元から腰の状態が優れていなかったのですが、寝ようとした際に体勢を崩してしまい、背面へのけ反り、腰へ激痛が走りました。
この際動けなくなってしまい、緊急搬送され神経ブロックを打たれ一時的に痛みは引きました。

そして2~3日前から急激に下半身などの激しい痺れが発生。今まで無かった両腕の痺れも発生。
何かがおかしい・・・と思い調べると、どうやら脊椎間狭窄症の症状に合致しているようでした。

脊椎間狭窄症については緊急搬送先及び、掛かりつけ医師の診断では何も言われなかった為(ヘルニアとだけ言われました)、別の整形外科にて診断して頂く予定です。


【現在の痛みの状態】
・ヘルニアそのものの痛みは現在、あまりない状態です。
炎症が無い状態では、左裏側の腰~臀部~つま先まで痛み(痺れ?)が走る状態です。

ヘルニアの診断は冬に受診した際より、現在かなり大きくなってしまっており、状態によっては排泄障害が出るかもしれない、と言われています。
(MRIは3月と緊急搬送された際で計2回撮影。
 2回目の撮影で素人目にも明らかに肥大化が見られました)
緊急搬送先の先生からは逆に、大きいからマクロファージでその内小さくなるのでは?と言われました。


・脊椎間狭窄症はこれから受診予定ですが、
今まで無かった腰の右側、下半身背面全体及び、つま先~太もも辺りまでの前面の痺れ、腕の痺れ(ずっとではなく、時折)が出るようになってしまいました。
ブロックを打った後はブロックのせいで症状に気付かず、ここ2~3日で急激に上記の症状が出て来てしまいました。

気づかずにずっと体を冷やしてしまい、調べてから体を温めるようにしてからは多少麻痺は軽減されました。

歩行ですが、間欠跛行?とみられる症状も出ています。
今のところまだ歩けてはいますが、以前と比べて痛くなる感覚が短くなってきています…。



痺れによってはここ数日、夜も眠れずに精神面でも非常に不安定になってしまいました。
痛くて不安でたまりません…。
2013.07.16 12:38
drshujisato
回答:
 腰椎椎間板ヘルニアは自然に縮小して治癒するものが多くあります。下肢の神経障害が強くなければ
痛みの治療をしながら、症状の改善を待つというのが治療の基本ではあります。しかし、ヘルニアが縮小せず
神経障害が進む方もおりますので、経過を慎重に観察して判断することが必要です。自然に良くなる場合には、ヘルニア発症後3ヵ月くらいの内に痛みは消失へ向かいます。そうならない場合には手術治療を検討する必要があります。また、痛みが軽くなっても足に力がはいらなくなり、歩きにくくなる場合には手術を急ぐことが必要なことがありますので注意が必要です。

佐藤 秀次
2013.06.12 16:11
T・S
男性・51歳

色々と調べておりましたら先生のところに辿り着きました。主人のことで先生のご意見を賜りたく存じます。宜しくお願いいたします。

質問.腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けましたが、下肢の痛みがとれません。これはいつ頃まで続くものなのでしょうか。

以前、ギックリ腰を3度経験しています。
今年の4月中旬頃から、朝起きると左臀部痛があり、何時間か経過すると消えていましたが、4月28日からは、腰痛、左臀部痛・大腿部痛・下肢痛のため歩行困難になりました。

整形外科を受診、MRIでは腰椎椎間板ヘルニア(L4/5)の診断でした。
主治医より椎間板が突出し神経根を圧迫している状態との説明をうけ、消炎鎮痛剤等の保存的治療にて、ヘルニアが自然吸収されるのを待つことになりました。

現在も左下肢痛がひどく、長時間立ったり、5分程度歩くと、痛みが増して来るとのことです。
受診する度に、痛みが消えるまではもう少しと言われているようです。
しかし、主人は最初の症状が出てから約2ヶ月が経過し、この痛みはいつまで続くのだろうかと不安を感じております。

どうか先生のご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願いいたします。

2013.06.09 16:44
drshujisato
頚椎MRIを見なければ、どの程度の症状を出すものかの判断ができませんね。
一般論として、もし脊髄の圧迫が強いために発生している症状であるのなら、手術が必要ですし、手術の
タイミングが症状の改善に強く関係します。遅すぎると脊髄の症状の改善は不良になります。
しかし、貴女の現在の症状の原因が何であるのか、その診断がまず必要ですよ。

2013.04.01 22:42
S.N
女・64歳

17年前、47歳の時にギランバレー症候群軸索タイプを発症。
8年後には、走れるのではないかと感じるまでになりましたが…
その後、少しづつ歩きにくくなり、痺れも増してきました。
頭、首、腰とMRIも撮ったのですが…首に少しの異常があるものの手術には及ばないとの診断でした。
しかし、6年前からは、物を持って歩くのが困難になり、3年前からリハビリに行くようになりました。
しかし、少しづつ悪くなっていくばかりで、最近、MRIを撮り直しました。
その時、doctorに頸椎の手術の必要を説明されました。
一か所ですが…かなり古いので、良くはならないけど、ほっておけば、もっと悪くなるといわれました。
今の動作を維持できることは、とても大事な事ですが…
もしも、、、がとても怖いのです。
ギランバレーの時の動かない自分には、戻りたくないのです。
手術をすれば、現状維持ができるのでしょうか?

質問を箇条書きにできず、だらだらと書いてしまいました。
申し訳ありません。
ご返事を待っています。
2013.03.31 13:10
drshujisato
質問者にメールで回答しました。
2013.01.17 20:22

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