私どもの病院で手術を受けられた患者さんから、喜びや感謝の気持ちが込められた手紙が多数寄せられています。年4回発行する本院の機関誌「ふれあい」の患者コーナー(
http://www.nouge.net/09topics/fureai.htm)で紹介していますが、多くは紹介できないままになっています。手術治療を受けられた患者さんの生の声が最も説得力あると考え、私のブログでも紹介していきたいと思います。
患者さんの同意を得て、紹介していきますが、名前は伏せさせて頂きます。
患者さんの声(1)
私は、3年前地元の病院で、腰部脊柱管狭窄症と診断されました。
始めはリハビリ等で痛みも我慢でき、趣味のゴルフも楽しんでいましたが、
昨年の10月頃からお尻から足にかけて痛みが走り、少し歩くと足先がしびれるようになり、休まないと歩くことが出来なくなりました。
人に話しても、歳のせいとか、また手術して良くなった話しは聞こえず、手術を勧められても悩んでいました。
そんな折、佐藤先生に手術を受けて、良くなり、快適に生活している人の話を聞くことが出来ました。その方は85歳、ちなみに私は74歳です。
そして、昨年の12月、院長先生の腰椎外来を受けることができました。
今、私は佐藤先生の手術を受けて2ヵ月間、痛みも、しびれも無く、楽しく過ごしています。
また、趣味のゴルフは今、我慢ですが、農作業など少しできることをしながら快適に過ごしています。
手術は私の知らない間に済んでいました。またICU室より病室に帰る時は手術前にあった痛み、しびれがとれ、まるで夢のようでした。そして、二週間で退院することができました。
スタッフの皆さんには大変、お世話になりありがとうございました。また、短い入院期間でしたが快適に過ごさせて頂きありがとうございました。
この患者さんは左下肢に痛み・しびれが強く、冷感も強い状態でした。間欠性跛行も進んでいました。
術前診断はL4/5とL3/4の脊柱管狭窄症、特にL4/5では高度でした。さらに、左L4/5の椎間孔狭窄と左L3/4の椎間板ヘルニアも認めました。
手術はMD法により、L4/5の両側のL5神経根・硬膜管除圧と左L4神経根除圧を行い、
L3/4ではヘルニア摘出と硬膜管除圧を行いました。皮膚切開はL4/5とL3/4の正中にそれぞれ17mm。手術時間は2時間11分、出血量は30mlでした。
この患者さんは術後、鎮痛剤は不要な程度の痛みで済みました。なかなか手のかかる手術ではありましたが、患者さん自身が満足できる結果となり、術者としてこれに優る喜びはありません。
腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
思っております。応援クリックお願いいたします。
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