患者は65歳、女性
症状:右臀部から大腿外側部の痛みと右下肢の間欠性跛行、
術前MRI 矢状断 右L4/5

術前MRI 冠状断 右L4/5

術後MRI 矢状断 右L4/5

術後MRI 冠状断
術前CT

術後CT

変性肥大した下位腰椎の上関節突起が椎間孔内に陥入し、椎間孔を通過する神経根を圧迫して、根性痛や神経根症、間欠性跛行を起こす病態を椎間孔狭窄と呼ぶ。大きく側彎変形を伴う椎間孔狭窄、側彎変形を伴わない椎間孔狭窄、分離辷症に伴う椎間孔狭窄などがある。
今回呈示した症例は、側彎変形を伴わない椎間孔狭窄例です。
手術治療は、MD法により椎間孔内に陥入した上関節突起を削除し、神経根を除圧する。
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