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ブログ医療相談室オープン:椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などで悩んでいる方の相談を引き受けます 2

.28 2012 医療相談室 comment(408) trackback(0)
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などの症状や治療などで悩んでいる方が全国に非常に多いことを知るにつれ、私で役立つ事があるのなら相談に乗ってあげたいと思うようになりました。

 情報が氾濫する中で、何を信じれば良いのか解らない方も多いと思います。誤った情報に動かされ、無駄な時間とお金を使わないで済むよう、力になりたいと思います。

 できるだけ、担当医からの説明で理解できない部分の補足説明とか治療方針上の悩みとか治療効果が上がらない不安などへコメントしたいと思います。

訴訟や紛争に関係するような事例への相談やコメントはいたしません。そのような事例に意見を述べるには、私がブログ上で得られる情報は余りに少なく、偏りがあるからです。私の真意を理解していただき、気軽な相談くらいに受けとめてください。

私も常に正しいわけではありませんので、断言することは余程のことでなければ致しません。相談者の判断を助ける役に徹したいと思います。従いまして、私のコメントに対する責任も負えませんのでご了承ください。さらに、専門医や医療機関への紹介や仲介はいたしませんので、これもご了解ください。

勿論、無料ですので気軽にブログ上で質問してください。返事は直ぐに出来ないことが多いと思いますが、夜遅くなっても、できるだけその日のうちに回答したいと思います。まじめな質問には必ず返事します。不適切と判断される内容には応答しませんので悪しからず。
質問には年齢と性は必ず書いて下さい。判断する上で大事になりますので。


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drshujisato
17/10/14のyoochanへ  Re: ヘルニアと脊髄狭窄症について

あなたの現在の症状や、MRI所見の具体的な情報がないので、回答が難しいですが、
一般論として、脊柱管狭窄があると、ヘルニアが出たときには神経障害が起こり易いです。
主治医はこのことを言っているのではないかと思います。
MRI所見も大事ですが、もっと大事のはどのような神経症状があるかです。
もっと具体的なことを知りたいのであれば、現在の症状とMRI所見を提示してください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.20 12:20
yoochan
椎間板ヘルニアと狭窄症と診断されており、椎間板が剥がれてぶら下がっている状態でそれが落ちてしまったら歩けなくなるよと言われたのですがMRIの画像をみながらの説明だったのですが、剥がれてる部分は骨の間ではなく側面の脊髄のところでした(2ブロック分)なのですがこれって大丈夫なのでしょうか?
2017.10.14 21:35
drshujisato
15/11/09の東京都TYさんへ   Re: 先生宜しくお願いします。

了解しました。必ずやご期待に沿う結果をだすよう全力を尽くします。
高齢者の変性腰椎疾患を手術でよくすることが、私の使命です。
ご心配なく。

それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2015.11.09 23:37
東京都TY
佐藤先生

先生のブログで何回か相談させていただき、7月末に80才の母を連れ車椅子でうかがった東京都TYです。
腰部脊柱管狭窄症
腰椎変性すべり症の診断をしていただきました。

11月に入り手術の日が近づいてきました。
今週です。
先生、母の手術どうか宜しくお願いします。
2015.11.09 00:15
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2015.09.10 13:39
drshujisato
15/08/27のH.Mさんへ

前回の回答で、「一般にMD法による除圧のみでよい」と書いたのは、私が手術をやる場合の話であって
他の医療機関にそれを求めても80歳のすべり症の高齢者では無理であろうと思います。
MD法にこだわらずに、低侵襲に除圧のみで対処できないか検討してもらってください。
それが現実的な選択と思いますので。
相談のある際には、遠慮なくこの相談室をご利用ください。
それでは頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO
2015.08.31 22:53
15/08/23 H.M
15/08/23 H.Mです。
お忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。
やはり次第に悪化してくるのですか。
MD法で手術出来る病院で、成るべく負担にならない範囲の距離で検索してますが、熟練した医師なのかまではよくわかりません。ですが探し出すしかありませんね。
厚かましお願いですが、また何かありましたら相談に乗ってください。
2015.08.27 08:22
drshujisato
15/08/23のH.Mさんへ

腰椎すべり症がL4/5にあるようですが、脊柱管狭窄症を伴っている可能性が高いと思います。
年齢的には狭窄症がかなり進んでいるのではないでしょうか。
生活の仕方とも関係しますが、症状は悪くなったり、良くなったりしながら、次第に悪化する傾向をとります。
80歳と高齢ではありますが、生活に支障が大きいのであれば、手術で改善が期待できると思います。
手術法は高齢であることから、一般的にはMD法による除圧術のみでよいと思われます。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.08.25 21:07
H.M
はじめまして。ご意見お願いします。
氏名:H.M 年齢:80歳 性別:男性(親)
<症状>
レントゲン撮影によると、
第2腰椎圧迫骨折・第4腰椎すべり症
※通院期間約2年位
<本人の自覚症状>
・痛みの為に腰を押さえ、休みながら少しずつ歩行。
・膝の痛み
<現在の治療>
・薬物治療
<現在の主治医(専門:脊椎脊髄外科)の診断>
「しびれ等の神経症状があったら手術の必要があるかもしれないが、今年の冬に歩けないくらい痛みが酷かったのに、現在は歩ける様になったでしょう。」との事でした。

あまり良くなってきている様には見えなかったのでレントゲンのコピーをもらい、ネットで調べた整形外科に特化した病院を予約しましたが、その病院で手術した方の術後があまり良くない話や、周囲の腰の手術したら歩けなくなる等の噂話を本人が聞き不安になった事、車や電車でも3時間はかかる距離などもあるのか、結局受診してもらえませんでした。

このまま薬で痛みを押さえ、無理な動作をしなければ悪化はしないのでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、宜しくお願い致します。
2015.08.23 23:14
drshujisato
15/08/16のまんまるさんへ

 術後は安静にしていたため、症状が改善していたのかもしれませんね。
立位や歩行で痛みが強くなるのは神経根の圧迫状態がまだ残っている可能性があります。
術後、現在でもトラムセットが必用な状態はおかしいですね。
神経根除圧が的確であれば、術後に鎮痛剤が必用なことはまずないのが私の経験です。
再検討が必用と思います。
神経根除圧が得られた部分とそうでない部分があるように思われます。
以上、回答します。

FROM SHUJI SATO

2015.08.17 22:39
まんまる7/31相談しました
佐藤先生、また相談させてください。お願いします。椎弓切除術をしてから5週が過ぎました。手術後は痛みが取れていましたが、退院してから痛みが出てきました。痛いのは臀部がヒリヒリ焼けるように痛いのと、足の裏側の指の付け根辺りが締め付けられているような痛みが有ります。術前より痛みは強いように感じます。歩いている時、立ちっぱなしの時に痛みが強くなります。手術前に有った腰から腿までの引き連れた感じや、脛の外側の痛みはほぼ無くなっています。以前より長い時間椅子に座れるようにもなりました。トラムセットを1日に4錠飲んでいます。心療内科から処方されたサインバルタカプセルも飲んでいます。
この痛みは他にまだ悪い所が有るのでしょうか?それとも後遺症でしょうか? 考えられる原因は有りますか?
退院後の外来診察がまだ先なので不安です。
何度もすみません。佐藤先生のご意見が聞けたら幸いです。
私は今、戦っています。佐藤先生の言葉を大切に心に刻んで…。 負けるわけには行きません。よろしくお願いいたします。

2015.08.16 19:54
drshujisato
15/08/03のまんまるさんへ

 質問に対する回答が遅くなり、申し訳ないと思っています。
何とか、1週間以内に回答するよう心がけていますので、ご了解下さい。
今後の経過に不安がでるようでしたら、またご質問ください。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2015.08.04 18:18
まんまる7/31相談しました
佐藤先生、コメントありがとうございます。相談が送れて無いと思っていたいたので、お返事を読んでとてもビックリしました。精神的にかなり参っていたので助かりました。先生のコメントを宝にして頑張ります。本当にありがとうございました。感謝しかありません。

2015.08.03 16:06
drshujisato
15/07/31のまんまるさんへ

7月10日に椎弓切除術を受けられたのであれば、手術法からみてまだ腰痛が残っていることは充分にあり得ることです。下肢の痛みがほぼ消失したのであれば、手術の短期的な目標は達成されていると考えられます。
今後は、説明をうけられたようにすべり症などの新たな問題が発生しないか、慎重に経過を見て頂くとよいと思います。
気持ちの持ちようは痛みに強く反映されます。良くなるにも、それなりの時間が掛かると受け止めて、くよくよしないことが
大事です。
それでは、頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO
2015.08.03 14:19
まんまる4/1.12.15に相談してます
お久しぶりです。ヘルニア手術後に痛みが戻りその後、薬を飲みながら経過を診てきましたが症状が変わらない為、7/10に椎弓切除術の手術をしました。術後3週間です。足の痺れは少し有りますが痛みは取れたと思います。今は尾てい骨辺りが痛むのと腰に力が入らない感じです。退院後、気持ちが沈んで痛いと不安でたまりません。これではいけないと思うのですが憂鬱で自分で気持ちのコントロール出来ません。先日は心療内科に行きました。サインバルタカプセルを処方して頂きました。
術前の説明で腰痛が出るかもしれないこと、不安定になることも有るかもしれないことは聞きました。今の腰痛はこのまま残るのでしょうか?このような相談をして申し訳ないです。佐藤先生のコメントを頂けたら幸いです。また、今私がやるべき事は有りますか? お忙しい所すみません。よろしくお願いいたします。
2015.07.31 13:21
drshujisato
15/07/29の近藤@愛知さんへ  Re: 外側腰椎ヘルニア

他の病院への受診で納得いく診断を受けることがでいない場合は、私の外来受診をご検討ください。喜んでお引き受けしますよ。

FROM SHUJI SATO
2015.07.30 23:16
近藤@愛知
佐藤先生、ご回答ありがとうございます。

早速、予約のお電話をさせていただいたのですが、来年の2月になるとのことで、仕事の復帰時期のことも考えると非常に悩むところです。

来月(8月)に、現在の病院を受診し、良い回答がなければ佐藤先生の診察をお願いしようかと考えているところです。

以下、参考ですが、
A医大:愛知医大(平澤先生)
W医大:和歌山県立医大(初診担当、西先生)
H整形外科:はちや整形外科病院(田中先生)
K市民病院:春日井市民病院(代務医、藤田先生(名市大・豊橋医療センターなど))
2015.07.29 22:54
drshujisato
15/07/27の近藤@愛知さんへ   Re: 外側腰椎ヘルニア

医療機関や医師が特定できないように書かれていますので、そのまま公開させてもらいます。
私自身で診察と画像読影しないと、治療方針を決めることはできそうもありません。
私の外来受診を検討してみてください。
肥満が強いと麻酔リスクが高くなりますので、減量するよう努力をつづけてください。
受診予約は秘書課までお願いします。
受診の際には、コメントのやりとりをコピーして持参していただけると助かります。
それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO

2015.07.28 22:02
近藤@愛知
佐藤先生、ご回答ありがとうございました。

よろしければ先生の病院での診察は可能でしょうか?
可能な限り低侵襲手術にしたい、と言う希望もあります。
A医大からであれば、紹介状の取得も可能です。

以下、長文失礼します。
公開時、不要部分は削除していただければと思います。

>高度の肥満
確かに、昨年の9月まで3年以上リリカを飲み続けた結果、40キロほど増量しMAX135キロまで行きました。
服用中は、何をどうしても体重が減らず、途中で諦めましたが、服用を終了した結果、副作用だったことがわかりました。
2011年発症時 95キロくらい → 2014年9月 135キロ → 11月末 110キロ → 2015年4月 120キロ → 今 97キロ です。
2/8の右膝半月板損傷手術後のリハビリで、左大腿内側から足の親指まで強烈な痺れが発生し、リリカを3月末まで再服用した結果再度増量しました。
また、7/7に歩行困難(左腰から臀部痛)→神経根造影ブロックのあとに、10日ほど服用したら体重が落ちなくなっています。
血液検査の電解質には問題ありません。
リリカはその他にも副作用が多く、可能な限り飲みたくない旨は医師に伝えてあります。
※トラムセットは過去に眠くなるだけで何も効かなかった。

さて、これまでの経過ですが、
2011年 これまでに経験のない腰痛と、左膝痛で近所の整形外科 診断は腰痛、左膝は異常なし。検査はレントゲンのみ。
2013年4月~6月 5分ほどで左臀部痛と左脚が上がらなくなるため歩行困難も診断はレントゲンに変化なく異常なし。
同7月 座ると左臀部~大腿裏に痛みが出る。診断は坐骨神経痛だが問題ないとのこと。
同8月 歩行困難、間欠跛行、さらには歩行不能でA医大 SLRで脚上がらず、MRIで軽度の腰椎椎間板ヘルニアの診断。仙骨硬膜外ブロック、神経根造影ブロックも実施。
同8月末 S整形 PLDDで変化なし。
同9月末まで、間欠跛行
同10月中ごろ、仕事復帰、2ヶ月ほど寝起きの脚のつり、硬い事務椅子で坐骨神経痛、ちょっとしたことで左腰~わき腹、臀部痛が発生。膝から下のスネのやや外側は常時強い痺れ。
2014年1月 やや悪化の兆しあり、ここからA医大のみの通院へ。
同7月 運動療法開始、この頃にはSLRテストでの異常はない。
同11月 力仕事に従事のため、ヘルニア悪化し、左脚内側にも症状が発生。
同12月~ 右膝半月板損傷のロッキング(10月受傷)が外れないため、仕事の休業開始。
同12月~2015年1月 A医大で検査診断の上、症状悪化のため手術の回答あり。ただし、年齢的に内視鏡などの手術が良いとのことで、W医大の紹介あり。
※A医大は、現在大きく切っての固定術しかやっていないそうです。
同1月 W医大から、遠いためH整形外科の紹介あり。
同1月 H整形 外側ヘルニアと診断される。2週間後の顕微鏡下手術日程提示も、2/8の半月板損傷手術予定あり、その後と言うことになった。
同2月 H整形、半月板損傷リハビリ(3ヶ月)後に手術、その間に体重を落とすように指示あり。
同5月 H整形、体重が同じか増えているとのことで、2ヶ月で100キロ以下、それでも症状があれば手術する回答。
同7月6日 H整形、100キロ以下で症状も変わりないが手術しないとの回答。さらに1ヶ月で90キロ以下にして症状があれば手術するとの回答。日赤とかセカンドオピニオンを紹介しても良い、どこもこれくらいじゃあ手術しないと言われるはず、A医大で固定術やってもらえば?との回答。
同7月7日 H整形、運動後歩行困難、小股なら何とか歩けるが腰から臀部が痛いため神経根ブロック。
同7月15日 A医大 経過報告とK市民病院(会社の同僚が内視鏡でやったから)の紹介依頼。
同7月24日 K市民病院 低侵襲もやっているが、実績数が少ない、この場合内視鏡は無理。顕微鏡下でも大きく切ることもあり、また椎間孔も気になるので骨を削る度合いによっては固定術の可能性もあるとのこと。
実績の多いところの方が良いと思うとのことだが、H整形がまた手術しないと言ったら再度相談すると言うことにした。

A医大は、1~2ヶ月に一度の経過受診。
H整形は、その都度必要時に予約受診。
★診察室の出入り程度では、多少左脚を引きずっていても普通に歩けているように見えるのかもしれません。
★10キロ/月の減量を何ヶ月も続けるのは、現実的ではないことを考えると、断る理由付けのような気がします。


現在、可能な範囲での筋トレと有酸素運動実施中。
その中で、左右の脚の筋力差・持久力差が大きくなってきています。
トレーニングはあくまでも手段であって、目的はスポーツ(スキー、テニス、スカイスポーツ他)への復帰です。
ようは元に戻れるチャンスが欲しいと言うことです。

手術のリスクなどの説明は、H整形で1月に受けています。
神経にすでに傷があれば治りきらない。もしくは治らない。
神経の圧迫が強い場合、症状が抜けるのに1年くらい掛かる場合もある。
手術をすれば全て元に戻るとは言えない、など。

【症状】
痛みの出る場所
 L4/5腰椎左側(神経根のところ)→臀部に向かって
 さらに左(起立筋の下)
  →臀部→大腿裏側
  →わき腹下部→左下腹部
  →わき腹下部→臀部外側→大腿外側(神経痛と言うよりは張り・筋肉痛)
  →わき腹下部→臀部外側→大腿四等筋付根・内転筋付根
 左膝
痺れの出る場所
 左膝
 左下腿部裏外側以外
 足首内側→足の親指・人差し指
力の入り具合
 SLRテスト 現在は異常なし。
 FNSテスト やったことがない。
 足の指や足首の曲げ伸ばし 大したことないと言われる。
 脱力感 足首、膝上、大腿外側
 突っ張り感 大腿四等筋付根・内転筋付根
歩き方
 左脚全体が突っ張るようになり、次に膝がカクンとなる。
 左足先はやや外側を向いてしまう。
 意識して普通に歩くと、5分程度で腰や臀部周りに痛みや違和感が出る。
 早歩き ヘルニアの症状が悪くなるのがわかっているためできない。
2015.07.27 16:12
drshujisato
15/07/24の近藤@愛知さんへ  Re: 外側腰椎ヘルニア

長い経過、生活の支障度などを考慮しますと、なぜ手術にならないのか、その理由が気になるところです。
外側型はヘルニア手術の中でも難度が高いですが、慣れた外科医であれば問題ないと思います。
MRI画像ではどんな所見なのかがわかりませんので、断定的な言い方はできませんが、なぜ手術が延期されたのか
そのあたりの理由を知りたいところです。肥満が高度なのでしょうかね。

FROM SUJI SATO
2015.07.26 23:32
近藤@愛知
はじめまして。
44歳男性です。
外側腰椎ヘルニアです。

L4/L5椎間板ヘルニアですが、4年以上になります。
2年前の8月に左下肢の急性症状で歩行不可能か、間欠跛行が2ヶ月ほど続きました。
坐骨神経痛でL5の神経と思います。
その時に初めて椎間板ヘルニアとわかりました。

また、昨年11月に悪化してしまい、同じヘルニアで、L4の神経(と思います)も圧迫され、脚の付け根から足の親指まで神経痛とシビレが加わりました。

ずっと手術適応ではないと言われ続けてきましたが、低侵襲手術紹介先で初めて外側ヘルニアとの指摘を受けました。
大腰筋のほうにまで大きく出ています。
その時はすぐに顕微鏡下でやるような勢いだったのですが、いまになってこれくらいでは普通やらないと言い出して、体重減量も兼ねて先延ばしにされています。

痛みもあり、筋力の左右差も大きくなり、仰向けで脚を上げて手で押されるとすとんと押されてしまいます。横も後も膝も同じです。
脚の筋力差は、各種マシントレーニングでおおむね10キロ以上です。

ですので、歩き方も左足が変な、がに股で引きずるようであり、運動でウオーキングをすると腰、わき腹から臀部まで痛くなり歩行困難になります。

このような状況下、ちょっとしたことで痛みの継続となるため仕事に復帰できずにいます。

現在の主治医の言うとおり、いつまでも減量減量で先延ばしで良いのか、早く手術をした方が良いのか、いかがでしょうか?

私自身は、生活の質の低下が長年にわたり続いているので早く何とかしたいのですが、低侵襲で手術をしていただける先生のあてが今の病院以外にないのが実情です。
2015.07.24 18:14
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2015.07.23 16:56
drshujisato
15/07/21の東京都TYさんへ  Re: 2/14と2/17に79才母の脊柱管狭窄症の相談をしました東京都TYです。

移動が大変と思いますが、受診をお待ちしています。
診断と治療方針をきめることができると思います。
受診時に私とのコメントのやりとりをコピーして持参していただけるとありがたいのですが。
それでは道中、お気をつけて。

FROM SHUJI SATO
2015.07.22 09:11
drshujisato
15/07/17のMKさんへ

学会で不在にしており、返事が遅れました。
残念な結果です。
手術の過程で、神経根障害が発生したようです。
原因は幾つか考えられますが、このまま自然に改善に向かう可能性があるのか、そうでないのかを判断するには
専門的な判断材料がありません。
まず、改善させ得る問題であるのかどうか、セカンドオピニオンを求めることが良いと思います。
ただし、セカンドオピニオンを求めても、医師から期待した対応を得られないことが多いことを知っておいてください。
私の外来受診が可能であれば、検討させていただきます。
それでは、お大事にしてください。

FROM SHUJI SATO
2015.07.21 18:20
東京都TY
佐藤先生
先生の復帰を信じそして先生に診て頂ける日が近づいてきました。

母は、つたえあるきもやっとのようで、椅子に座っている時間が長くなりました。持病で体調を崩したりで、金沢行きをあれこれ心配しています。

私も車椅子で連れていくことや、遠距離などに不安がないわけではありませんが、母に少しでも痛みなく歩ける生活を取り戻してほしい。それだけです。

今は何事もなく、先生にお会いできるようにと祈るばかりです。
2015.07.21 15:27
M.K
49才 女性

今回初めての相談です。

私は看護師の仕事を30年近く続けておりますが、2年半ほど前から腰痛が出始め、1年前に腰椎すべり症と診断されました。
そして秋ごろより右の下腿に神経痛が出始めたため、今年1月から県内のすべり症に対する外科的治療のできる病院にかかり始めました。最初の半年間は痛みどめを内服しながら神経の腫れが退くのを待ったほうが良いでしょう。と言われ、リリカと消炎鎮痛剤で様子をみておりましたが、痛みは悪化の一途をたどり、今年の6月の初めに第4腰椎~第1仙椎にかけ3椎体間の固定術に踏み切りました。
手術を受けるにあたり、これまでの仕事に復帰したいとの希望で手術に臨みましたが、術後より、術前にはなかった右の下腿の外側から足の指~足裏にかけての痺れ感と右大腿裏の神経痛、それから現在、最も不安に思っている腸骨の不安定さと右の下肢のぐらつき、右のつま先で体重を支えることができない症状が出現し、跛行が残り、階段昇降や長距離歩行の困難さが続き、走ることはとうてい望めそうもない状況です。
現在手術から1か月と2週間ですが下肢の痺れ感と神経痛はリリカと消炎鎮痛剤で徐々に軽くなっています。けれど医師や理学療法士さんから言われたように歩いたり階段昇降をしたりといった運動を続け、筋力はついてきたように思いますが、根本的な右の下肢の運動麻痺のような感覚は改善しているように思えません。
先生のこれまでのコメントを拝見していて、麻痺の症状の改善は3か月がめどという風に受け取っているのですが、現状を受け入れかねている自分として、今後どのような対策がとれるのかヒントを頂けたら。と希望しております。

執刀できる医師が一人に対し、県内から患者が押し寄せる状況の地方の病院で、術前術後を通し、きちんとした説明をいただけていない。という不満や不安を抱えたまま来ていることもあり、次の受診で希望がいただけるんだろうか?と術後最初の受診を迎えるのが心配で仕方のないこの頃でございます。

何卒よろしくお願い申し上げます。
2015.07.17 08:43
drshujisato
15/07/10の林田さんへ  Re: 手術に踏み切るか!?

腰椎不安定症と腰痛のみでしたら、通常は固定術を考えることはありません。不安定腰椎に脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアを伴い、下肢に神経症状がでている場合には除圧固定術を行います。
腰椎不安定症でぎっくり腰が起こるのは、椎間板性の痛みが多いと思いますので、腰部コルセットなどの着用を検討してみてください。
腰椎固定術は一般的には侵襲性の大きな手術ですので、固定術自体が腰痛を残すことがあります。もし、将来、腰椎固定術を受けることになるなら、低侵襲固定術のできる病院で受けられることをお勧めします。
マッサージと腰痛の関係は何とも言えず、効果があると思われるなら、継続されたらよいと思います。
以上、お大事に。

from SHUJI SATO
2015.07.13 18:27
林田
他の方への回答を拝見しまして再度質問させて下さい。
基本的なことになりますが手術するかしないかの判断基準です。腰椎不安定症で痛みや痺れのある部分を野球のバットのような物で床でマッサージすることでぎっくり腰は起きない状態です。マッサージを怠るとぎっくり腰をやり激痛から解放されるのに2ヶ月、痛みから解放されるのに40代からは半年ぐらいかかってしまいます。50代になりマッサージを丹念にやり筋肉が硬直しないようにしていますが手術をするなら少しでも酷くならないうちに、また老後生活が始まる前にと考えがちですがマッサージだけでしのんでいることで症状は加齢と共に悪化しますか?手術をしたばっかりに悪化するのではと正直考えてしまいます。昔ほどは怖くない安心して手術を受けられる時代になったのでしょうか?
2015.07.10 17:23
drshujisato
15/07/07の稲垣さんへ

症状からは、筋肉性というよりは神経根性と思われます。
立位や歩行で症状が発現し、坐位で改善するのは、狭窄性病変が症状の原因になっているせいです。
急性期の炎症が治まると、腰痛は消失し、下肢の症状のみになることが多く見られます。
そういう意味では、慢性化している可能性があります。
正確な診断が必用ですね。

FROM SHUJI SATO
2015.07.07 23:06
稲垣
さっそくのご回答ほんとうにありがとうございます。
症状は痛みというよりはつっぱり感が強く、立っていることや長い時間の歩行がつらい状態です。座っている状態では特に痛みは感じません。腰痛はありません。筋肉の硬直が原因ということも考えられますか?
2015.07.07 22:50
drshujisato
15/07/07の稲垣さんへ

L3/4の外側型ヘルニアではL3神経根が障害されますので、痛みは太もも前面から膝あたりに起こります。もし、痛みが臀部から太もも外側や後部のいわゆる坐骨神経痛であれば、L3/4の外側型ヘルニアでは起こりません。坐骨神経痛はL4/5やL5/S1で起こります。
まず、現在の診断でよいのかを検証することが必用と思います。
ヘルニアは外側型でも自然吸収される可能性はありますが、椎間孔というもともと狭い場所にヘルニアが起こりますので、ヘルニアの大きさの割に痛みなどの症状が強い特徴があります。
ヘルニアが神経根を圧迫している状態ではストレッチは有害でさえありますので、お勧めできません。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2015.07.07 22:30
drshujisato
15/07/07のk.mさんへ  Re: 腰椎分離すべり症?

腰椎分離症のみで、すべり症がなくても、分離部の不安定性のある患者さんでは強い腰痛に悩まされることが
少なくありません。職種も症状には関係し、腰への負荷の強い仕事に従事していると、痛みが強い傾向があります。
手術治療についてですが、私は患者さんの生活の質を優先して考えます。
日常生活や仕事に支障が大きい場合には手術治療を勧めています。
私が行う手術は最小侵襲腰椎固定術ですが、すべり症を伴い椎間孔狭窄が進み、神経根症状を呈するようになった患者さんよりも
分離症のみで腰痛のみの患者さんの方が手術は容易です。
従来は、腰椎分離すべり症に椎間孔狭窄が進み、下肢の症状が強くなり、これ以上は耐えられないという状態になるまで
手術は見合わされるのが普通でした。しかし、これでは治せる症状も治せなくなります。
私のような考えで手術を行う医師は少数派です。
ご自身の生活の質の改善を考えることをお勧めします。
しかし、外科医を慎重に選んでください。結果のすべては医師次第ですのでね。

それではおだいじに。

from SHUJI SATO
2015.07.07 22:22
稲垣
51歳女性。よろしくお願いします。
3月に坐骨神経痛の症状で整形外科を受診し、MRIの結果L3L4外側型ヘルニア軽度の診断を受けました。その後も坐骨神経痛は改善していません。外側型は自然吸収の可能性はありますか?また、外側型に有効なストレッチはありますか?
2015.07.07 19:48
k.m
初めて相談させて頂きます。よろしくお願いします。
48歳男性です。
17歳の時に腰痛の為、整形外科を受診し腰椎分離症と診断されました。骨折の様に時間とともに治るものでは無いと言われました。
それ以来腰椎捻挫を繰り返し生活や仕事に支障をきたす事があります。
5年程前と記憶しておりますが、腰椎捻挫で受診したおりに
滑りかけていると言われ温存療法ではなく手術で治らないものかと質問した所、現段階の手術は痺れも無いのでリスクが高く
手術しかない段階になるまで温存療法の方が良いと言われました。
ここ1カ月程腰の痛みがとれず、ある程度同じ姿勢を続け次の姿勢に移る時に痛みが一瞬増します。軽い腰椎捻挫の時は安静にしていれば、3,4日でましになります。
仕事上重い物を持つので何時腰椎捻挫になり休む事になるか不安で、この様な事なら手術した方が良いのではと考えるようになりました。
先生のご意見をお聞かせいただければ幸いです。

2015.07.07 15:12
drshujisato
15/07/03の林田さんへ

腰椎不安定症の手術といいますと、通常は腰椎固定術だと思います。
腰椎固定術は固定方法と術者によって、かかる時間は大きく異なります。
1椎間の腰椎固定術ですと、3時間から4時間が平均と思いますが、
やり方、やる人によっては、6時間から8時間必用なこともあるようです。
あなたの担当医師に必用な時間を聞かれたらよいと思います。
私の場合は、神経除圧術の不要な腰椎固定術は、最小侵襲法で2時間くらい、
神経除圧術を要する腰椎固定術は、最小侵襲法で3時間くらいというところです。

FROM SHUJI SATO

2015.07.06 23:22
林田
回答、ありがとうございました。

最後に腰椎不安定症の手術時間と云うのは通常どれぐらいの時間で終了するのでしょうか?
2015.07.03 23:02
drshujisato
15/06/29の林田さんへ  Re: 腰椎不安定症

ニッケルアレルギーがあるようですね。
現在、固定術に使われる金属は殆どがチタンやその合金です。
通常は問題ありませんが、チタンアレルギーがないかをテストできるメーカーの製品もありますので、
主治医に相談されたらよいと思います。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.06.30 19:22
林田
腰椎不安定症と診断されました。手術をするつもりですが
チタンの人工物を入れて拒絶反応とか起きないでしょうか?
鼻炎アレルギーや貴金属アレルギーがるのか指輪をすると
皮膚がかぶれます。
2015.06.29 17:13
drshujisato
15/06/25のm.rさんへ

手術から退院まで2ヵ月以上あるわけですから、退院が早すぎたことはないと思います。
神経除圧術ですと、1~2週間の入院が普通です。固定術でも1ヵ月前後というのが普通と思います。
あなたの場合は、入院期間の問題ではなく、手術によって右の神経の障害が起こったのでしょう。
手術には神経障害という合併症が起こることがありますので、慎重に決めなければならないのです。
歩行に杖が必要とは、足に筋肉の麻痺もあるのでしょうね。術前になかった下肢の感覚や筋力の障害が術後に出たということは
手術による神経合併症が発生したためと考えるべきと思います。

参考になれば幸いです。

from SHUJI SATO
2015.06.25 19:49
drshujisato
15/06/23のabcさんへ

頚椎椎間板ヘルニアで頚部筋の緊張と関係して後頭部痛が発現することはあり得ると思います。
ヘルニアによる直接的な頭痛ではないでしょう。
緊張性頭痛の可能性もありますね。
もし、頭痛が続くなら頭痛専門医の診察を受けられたら良いと思います。

それではお大事に。

from SHUJI SATO
2015.06.25 19:18
m.r
初めてご相談申します。
よろしくお願いいたします、今年の2月19日専門病院で腰椎狭窄症、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニアの診断を受け3月12日、に(通常切開)手術、5月23日退院しました。左足腰部から足先が悪かったのですが、術後右足の 感覚麻痺がありましたが、現在は、術前とは、いかないですが少し戻っています、ただ、
自宅でのリハビリ、一週間に一度、病院でのリハビリ中ですが 経過が思わしくなくまだ杖がないと歩けません 何故、右足がこうなったか、担当医師へ質問すると 退院が早すぎた(自分の意思で退院した)とか、筋力が落ちてるから 筋力アップトレーニングをしっかりやること!としか言いません 左足はなんとも
なくしっかり踏ん張れます。原因はなんでしょうか教えてくさいます様、お願い致します。                   2015.6.25
2015.06.25 12:22
abc
42歳男性です。3ヶ月前に、首の矯正後に、首、肩、背中が痛くなり、mri検査したら、c567の頸椎ヘルニアでした。その後、一ヶ月たった頃から、頭痛もするように成りましたが、この様に頭痛まで出ることがあるのでしょうか?緊張型でしょうか?
2015.06.23 16:06
h.p
有難う御座います。後頭部のフラツキと重みでした。死にそうでなく、たまにフラツキでした。普段は、首、背中、腕のダルさと痛みです。日によって、違うので、脳外科に行ってみます。過去質問2015.6.14
2015.06.18 11:59
drshujisato
15/06/14のh.pさんへ

 現在指摘されている頚椎の問題では、説明のつかない後頭部痛です。下位頚椎(C5,C6,C7)病変で頭痛が患者さんの主訴になることはまず経験しないことです。
一度、頭痛専門外来(頭痛専門医による診察)の受診をお勧めします。
このまま手術を受けても頭痛が改善しない可能性があるように思われます。

from SHUJI SATO
2015.06.15 14:16
h.p
男性42歳です。c4.5.6.7の頚椎ヘルニアです。
首を矯正してから急に発生したので首に原因があるのは確かだと思います。
後頭部の頭痛が酷く、日によっては倒れて死にそうです。首の痛みは軽度です。先生の診察日まで来年1月まで我慢できないかもしれませんので、mriを見ていただけないでしょうか?3ヶ月前から頭痛が続いています。c2.3が頭痛と関係有ると言う事を聞いて以来、関係性が解らなくなり怖い毎日です。
なにとぞよろしくお願いします。

過去質問2015.06.14
2015.06.14 16:18
h.p
42歳男性です。頚椎ヘルニアで、酷い頭痛で耐えられず愛知でレーザーと内視鏡脊柱間拡大手術を考えております。
質問ですが、c5,67の中心あたりに小のヘルニア、c6,7に真ん中から左にかけて中サイズのヘルニアとトゲが出ていますが、頭痛が後頭部にしかも左右ともに出るのもなのでしょうか?とにかく頭痛で困っています。
2015.06.14 13:11
drshujisato
15/06/10のH&H.さんへ

 ヘルニアの手術では、ラブ法でもMD法でもPELDでも、神経根に触らずにヘルニアを摘出することはできません。
ヘルニアを摘出するとは、ヘルニアによって圧迫されている神経根への操作が必用になります。神経根に触る以上の
操作が必用なのです。私などはかなり神経根を動かします。ヘルニアの神経根の影響を安全に取り除くには神経根を
動かす操作は必須といってよいでしょう。大事なことは神経根の触り方、動かし方です。このコツを熟知していると
神経根の障害をだすことはまず皆無といってよいでしょう。ただし、あなたの場合は再発ヘルニアですので、
神経根に対する操作は難しいのが普通です。あなたの場合、どのような操作過程で神経根に障害が加わったかは
術者にしかわからないことです。ただ神経根を触っただけでは問題は起こらないことは断言できます。だからといって
私は手術にミスがあったということをいうつもりはありません。手術操作の過程で神経根に悪影響がでたことは間違いない
事実ということです。
起こったことはやむを得ないと思いますので、回復へ向けて頑張ってください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.06.10 23:03
H&H
佐藤先生、お返事ありがとうございます。15/06/09

今回の手術については、PELDで大丈夫だということで手術を決心しました。
執刀医の評判もよかったので、説明がたりないかな?という思いはありましたが
手術に挑みました。しかし、リスクの説明は手術前日に、今よりも悪くなるかもしれないといった、おおまかな説明で責任逃れ対策のように思いました。
いろいろ調べて挑んだ手術ですが、まだまだ勉強不足だったように思いますが
これから復帰に向けて、頑張るしかないと思っています。

佐藤先生に質問ですが、PELDの手術の際は神経をよけながら行うのでしょうか?執刀医からは、神経に触れないとできない。と説明がありましたが、結局は
神経に触れたために、術前になかったひざの痛みがでてきたので、どうも納得がいかないのです。


2015.06.10 15:50
drshujisato
15/06/09のH&Hさんへ

 手術によって神経障害が起こることはあり得ることですよ。ただし、気になる点は次のことです。
再発ヘルニアをPELDでうけたそうですが、果たしてPELDの選択が適切であったかどうかです。勿論、手術は結果主義ですので、
問題なくよくなっていれば問題にはならないのですが、神経障害を出したとなると手術法の選択が問題にされます。
これは私の行っているMD法でも同じことです。再発ヘルニアをMD法で行い、神経障害をだしたとなると、MD法の選択が適切であったかどうかが問題になります。一般的に、再発ヘルニアをPELDで行うにも、MD法で行うにも、相当に熟練した経験が必用です。
果たして執刀医に再発ヘルニアをPELDで行うだけの十分な経験があったかどうかが問題です。経験を充分にもった医師においても
起こり得る問題ですが、経験の少ない医師であればなおさら起こる確立が高いということになります。あなたが術前に手術のリスクをどのように説明されていたか、この点が大事になります。

同じ病気を扱う医師として、とても残念な結果と思います。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.06.09 23:45
H&H
佐藤先生、こんなことってあるのでしょうか?

50歳の主人のことでご相談します。
3年前に右4、5番ヘルニア狭窄症と診断され、MD法で手術しました。
今年、残念なことに再発し、左4、5番ヘルニアと診断され、PELD法で5月に手術しました。
術後、左ひざに激痛とお尻から太もも裏側までの違和感がまだ残っている状態です。執刀医によると、ひざの痛みは術中、4番の神経に触ってしまったためで、神経を和らげる薬で経過を見るしかない。とのことでした。
手術は失敗ということでしょうか?ミスなのでしょうか?
執刀医は、このような症例が今までになく、ひざの痛みは半年ぐらいかかるかもしれないと言われ、この痛みを我慢するしか方法はないのでしょうか?

2015.06.09 22:57
drshujisato
15/06/09のm.s.さんへ

受診を決められたとのこと、了解しました。
もし、途中症状が悪化するようなら、ご連絡ください。
対応を考えます。

私への温かい励ましの言葉ありがとう。復帰しましたら、もう自分の身体のことを
言っておられなくなってきました(笑)。大丈夫ですよ。ありがとう。

from SHUJI SATO
2015.06.09 22:57
m.s
お返事ありがとうございました。

佐藤先生受診の予約を取らせていただきました。
過去の先生の記事を読んでいて、本当にお任せしたいと思いました。

痛みが強く、精神的に参っておりましたが、一筋の希望が見え、心が少し明るくなっております。

半年先の来年1月の受診ですが、なんとか踏ん張りたいと思います。

私がいうのもなんですが、先生もどうぞお身体にはご自愛くだい。

1月の診察、どうぞ宜しくお願い致します。
2015.06.09 18:01
drshujisato
15/06/08のm.s.さんへ

ヘルニアの再発のようですね。
再発ヘルニアは一般に初回時よりも症状は強い傾向があるように思います。
瘢痕組織で癒着している神経根が再発ヘルニアで強く圧迫されるためと思います。
再発ヘルニアの手術は切開が大きくなったり、固定術が行われたりが普通です。
私は再発ヘルニアもMD法で行っていますが、私の手術がご希望であれば、まずは外来受診を
検討してください。秘書課で予約受付をしています。
それでは、お大事に。
from SHUJI SATO
2015.06.08 23:02
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2015.06.08 01:17
drshujisato
15/04/25の山本幸子さんへ 
     Re: 椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄について

あなたの症状経過から、椎間板ヘルニアで始まり、現在は慢性化して脊柱管狭窄状態へと進んでいるのだと思われます。主治医は膀胱直腸障害が発生したら手術適応と説明されているようですが、それでは遅すぎです。その基準で手術を考えたなら、今後相当長い間、効果のない保存治療を受けることになる可能性が高いことと膀胱直腸障害が発現してから手術では、神経機能障害の回復は悪くなるからです。
現在、既に手術治療が必用な状態にあると思われますので、別の専門医の意見を求めることをお勧めします。
以上、参考になれば幸いです。

それでは、お大事に。

from SHUJI SATO
2015.04.26 22:30
山本 幸子
初めて相談させていただきます。
51歳.の女性です、よろしくお願いします!

四年前に腰痛とふくらはぎの痛みがなおらないので、ペインクリニックで、初めてMRIをとりましたら、
腰椎ヘルニアだと診断されました。
その頃は、腰がいたいながらも、
シップでなんとか凌いで、歩くのも座るのも支障はまだ、ありませんでしたが、朝起きた時からふくらはぎの重だるい痛みと違和感はありました。

去年の11月に海外に行かないといけなくて、団体行動でかなり無理して長時間歩きそれがきっかけで、
今年、27年から左臀部の、ひきつるような痛みと、ふくらはぎの痛みがひどくなり、四年たったので、同じクリニックでMRIをとりましたら、脊柱管狭窄がはじまっているので、
オパルモンと、痛み止めがでましたが、オパルモンは吐き気がさしたのと、飲むのを止めたらダメといわれたので、怖くてのんでいません。痛み止めにもたよりたくなく、ほとんどのんでいません、
今の現状は、車に10分乗った後が特に悪く、歩くと臀部にひきつるようないたみと、違和感があり、30分歩くのがつらく、炊事も、一時間経つと臀部とふくらはぎが激痛でやすまないと、つらいです。
今は、立っている時、歩くときは常に臀部とふくらはぎに、、ビリピリと、ひきつるようないたみがあります。
先生は、膀胱と直腸に近い骨がわるいので、尿意便意を感じなくなった時と、歩けなくなった時が手術の適用といわれましたが、

いまの状態からその様な状態になるまでこの痛みと戦わないといけないのか?とても不安ですし、
薬に頼らないで、ストレッチなどで、今の症状が改善するのか?
それとも、手術しないと、この痛みからは解放されないのか?
などが、医学的観点から、おききしたいのですが、
よろしくお願いします!


2015.04.25 17:48
drshujisato
15/02/23のimさんへ

保存治療を行われ、今後、症状の改善がなかったり、悪化するようなら、再検討を勧めます。子供が精神的な問題で腰痛や下肢の痛み、しびれ、歩行障害を訴えるなどは私の経験ではまずありません。私自身、画像所見を見ていませんので断定はできませんが、腰椎に問題があることを強く疑わす症状であると思います。

from SHUJI SATO
2015.02.26 22:30
i.m
3件目の病院での診断も終わりました。
他の大きな病気はないとの診断です。
ただ普通に動けるようになるにはだいぶ時間がかかると言われました。
また近所の整形外科に戻り、理学療法士の指導のもとリハビリに地道に取り組むようにとの事でした。
画像を見るかぎりヘルニアは認められるけど、これくらいのヘルニアはよくある、と言われ、今は手術はあまりしないし、そのうちへこむこともあるからね、と。
家族構成を聞かれたり、マラソンは嫌い?と聞かれたり…
やはり心因性腰痛とのみたてなんでしょうか?
画像に写るヘルニアのレベルに伴わない症状を訴えているせいか、どの先生もそんなに痛いはずはないと首をかしげ、最後は運動やりたくない?と聞きます。
正直私もそうですが、本人が一番傷ついているようです。
目の前に見えている痛みの症状は何なんでしょうか?
前に屈むと痛い、動き出すと痛みが走る、など椎間板ヘルニアの症状そのものではないのでしょうか?
子供の方が痛みを激しく感じるのはかかる圧力がちがうから、などというようなこともネットを調べれば書いてありました。
ヘルニアのレベルと痛みのレベルは子供の方が比例しない、というようなことも何処かに書かれていましたし。
椎間板ヘルニアと言いつつ、長く痛みが続くようになってからは、この程度のヘルニアじゃ痛むはずがないようなことを言い出されたり、患者である私たちの方が何だか引け目を感じたり、不安になるようなところがありました。
今回ただ救われたのは娘のからだを見て、これじゃあ治るのにだいぶ時間がかかるはずだから気長にやっていこうね、と痛い事を認めてくれる言い方をしてくれた事でした。娘本人が一番救われたようです。
とりあえず、ここで一旦リハビリにかけてみようと思います。
しばらく続けて何の効果もないようでしたら、申し訳ありませんが佐藤先生を頼らせてください。娘にも親身に相談にのってくださった先生が金沢にいるから、ダメなら金沢に行こうね、と言ったところ、その一言に本当に安心したようでした。
痛みを心の問題として返答されなかった先生に信頼感を感じました。
この先も変わらないようでしたら診察のご相談をさせていただきたいと思います。
その時はよろしくお願い致します。


2015.02.23 19:07
drshujisato
15/02/19の山田 美智子さんへ
      Re: 腰椎分離すべり症の相談>

娘さんのこと、さぞご心配のことと思います。
私は現在、療養中で復帰にはもう少し時間が必要です。そんなことでまだ外来にはでていませんが、娘さんが3月23日に受診された際には画像所見などを検討し、治療方針について検討させていただきますのでご安心ください。
私の拙書を読んで頂きありがとうございます。腰椎疾患に悩む方々の励みになるならこれに勝る喜びはありません。

from SHUJI SATO
2015.02.19 21:15
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2015.02.19 13:47
drshujisato
2015/02/17 東京都TYさんへ  

Re: 2/14に79才母の脊柱管狭窄症を相談したT.Yです

> 早々に詳細な回答を頂き恐縮です。治療療養中のところ申し訳ありません。
>
> 「手術で改善が期待できる印象」という回答に涙がでました。ありがとうございます。
> 先生の復帰を待ち手術をお願いしたいです。
> 少し具体的な質問ですが。
> 佐藤先生の復帰までに
>  ①どういう症状に注意し て母を見ていたらよいで すか?
>
>  ②私が又は母ができる事 はありますか?
>  逆にやってはいけない事 はありますか?
>
> 先生の本を母にも読んでもらおうと思っています。
> 私と同じようにモヤモヤしていた疑問が、きっと解けると思います。


回答
 運動療法などは症状を悪くする段階にあると思いますので控えてください。しかし、まったく動かないでいると体力が低下しますので、むりなく立ったり、歩いたりの程度にとどめることです。体力が低下してしまうと合併症が起こりやすくなりますのでね。症状としては、足の動きの状態や排尿障害などの変化に注意してください。狭窄症の症状であれば、急に悪化することは普通ありませんので、過度な不安を持つ必要はありません。
狭窄症による症状は改善をはかることができますので、希望を捨てないこと、諦めないことをお母さんに伝え、励ましてあげてください。
私の復帰を待つ患者さん達のためにも、一日も早く回復をはかりたいと私も頑張っております。希望をすてないことです。

FROM SHUJI SATO
2015.02.17 22:23
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2015.02.17 18:01
drshujisato
15/02/14のimさんへ 

あなたのコメントを読んでいて、同じような女子を手術したことを思い出しました。
その子はヘルニアが原因ということで他院で手術を受けましたが、術後も痛みが改善しませんでした。
執刀医もよくならない理由がわからないということで、ご両親が私を頼って受診されました。。
福岡からの受診でした。結局、診断が難しいタイプの椎間板性の腰部神経根症でMD法により神経根の
除圧を行いました。その子は現在は元気にテニスを楽しんだり、学校生活を送っているとの手紙をいただきました。子供の腰椎症状には必ず原因があるはずです。その原因を診断し、治療してあげなければ、本当にかわいそうな
ことになるのではと心配されます。腰椎疾患の診断は難しいケースが多いのでお子さんのために諦めないことです。

FROM SHUJI SATO
2015.02.15 12:00
i.m
何度もすみません

2件目の病院での全ての検査が終わり、結果、脊椎に問題はありませんでした。
反射が強かったので脊椎の病気を疑ったとの事でした。
こちらの病院でも、ヘルニアの程度は神経に触るものではないので、何で痛みの症状が出るのかわからないと…
もしかして体育やりたくない?と娘に聞いていました。
心因性を疑っているのでしょうね。
娘は体育がやりたくてしょうがありません。今の時期はバレーボールをやっているらしく、早くやりたいと言われます。
でも気持ちはあっても体がついていきません。
先日同級生の子達とショッピングモールに行って半日過ごしましたが、元気な子達は走って移動してしまい、気持ちは皆と一緒だから楽しくて、必死に小走りしてついていったようです。
でも私が迎えに行った頃には、腰も足も痛くてぐったりしていました。
腰はまだ階段の昇降、本気で走りだそうとすると最初の一歩で痛みが走るようで、止まってしまいます。スキップも同じです。
膝も体重をかけるとぴきっとすると言っています。膝も掴むと痛がります。腰も力を入れて押すと痛がります。
このように外側からの圧がかかっても痛がります。
本人が痛みのなくなる日を一番待ち望んでいます。

今回の先生もこれ以上はわからないとの事で、違う病院を紹介されました。
ネットなど、私も色々調べていますが子供の方が痛みが激しいと書いているのですが、どちらの病院もこの程度のヘルニアでこんなに痛いはずがない、といった感じです。
でも、2回目に痛くなった時、腰の痛みで下半身にも力が入らずふらふらになってしまった姿を私は見ています。
足ががに股になって、少しの段差にガクンと落ちてしまいそうになる…
あんなの子供が芝居でできるとは思えません。
咳するのも痛い、トイレでの排便も痛い。
あの時の激痛は娘にとっても悪夢だと言います。
買い物にいって何か欲しいものが、腰より低い位置にある時、手に取ろうとする時の体の動きとか、階段の降り方とか、ぎこちない動きを毎日見ています。
素人考えで言えば、腰をかばうあまりに膝にも負担がかかるんじゃないかとも思っています。
左足から始まって、左足をかばっていたせいで右足も痛くなり、今は両足ともに痛くなっています。
今回の先生は初診で娘の立ち姿を見た時に片足に体重をのせた立ち方をしていることに気づいたとおっしゃってました。
きっと、腰の痛みを回避するためにそういう立ち方をするんだろうな、と思ったそうです。
だから、痛みがあるのは理解されているのだと思いますが…

今度行く病院にもまたそんなに痛むはすないんだけど…みたいに言われたら、完全に私達にとっては八方塞がりになるんだろうな、と今から不安でなりません。

2015.02.14 23:50
drshujisato
15/02/14の東京都TY さんへ  Re: 79才母の腰部脊柱管狭窄症の相談です。

TYさん、まったくお気の毒な話としか言いようがありません。しかし、これが高齢腰椎患者さんの治療の実態です。既に、神経障害が進んでいるように思われます。
まず、ご質問に回答します。

> ①2年前のMRIでも診断できますか?状態は悪くなっています。
> 回答:2年前のMRIは現在の状態の参考にはなりますが、それで治療方針を決めることはできません。この2年間にかなり病的状態が進行していると思いますのでね。

> ②狭窄部位が多くても低侵襲手術はできますか?
> 回答:狭窄を起こしている部位のすべてが症状に関係しているわけではありません。症状に関係している部位を特定して、そこにピンポイント手術を行います。それで改善が期待できるかの判断が必要ですね。、
> ③固定術しない理由?
 回答:多分、高齢であることとすべり症があっても骨同士の不安定な動きは少ないためであろうと思います。そのため、狭窄症に対する手術を考えられたのでしょう。骨粗鬆症が進んでいるために固定手術が出来ない場合もあります。症状を起こしている主たる問題は脊柱管狭窄症であろうと思います。脊髄造影検査ですが、私は必要とは考えていませんし、行うことはありませN。

私は高齢者の腰椎手術を多数手がけてきた経験から、どの程度までとは明言できませんが、手術による症状改善が期待できる印象を持ちました。まだ治療療養中の身のため、もし可能であるなら復帰を待っていただければと思います。
私の拙書「腰椎手術はこわくない」は、あなたのお母さんのような不幸がこの世から減ることを切望して出版しました。読んで頂き、ありがとうございます。

FROM SHUJI SATO
>
> 佐藤先生の本読ませて頂きました。涙がとまらず文字が見えなくなりました。
> 手術できるなら母の手術を佐藤先生にお願いしたいです。
2015.02.14 22:28
drshujisato
本当にお気の毒な経過です。
しびれは神経が障害される過程で起こりますが、手術のタイミングが良いとしびれはきれいに解消します。
しかし、神経障害が進むと、回復が悪くなります。あなたの場合、私の著書「腰椎手術はこわくない」の中で紹介している医療難民となられた方々と同じ経過を取っているように思われます。

それでは質問に答えます。
>
> ①安定剤を飲んでいると、手術は出来ないのでしょうか?
 回答:手術は全身麻酔でしますので、安定剤服用自体は何ら問題ありません。
>
> ②狭窄症とすべり症とヘルニアの3つの症状があると、手術しても痺れは取れないのでしょうか?
 回答:問題は狭窄症やすべり症、ヘルニアによって、どの程度に腰神経の障害が進んでいるかです。狭窄症やすべり症、ヘルニアはあくまで腰神経を障害する原因に過ぎません。あなたを苦しめているのは腰神経の障害なのです。
>
> ③手術が可能ならば、早い方がいいのでしょうか?
> 冬場は寒いので、もう少し暖かくなった春頃の方が、リハビリしやすいのでいいのではと思っているのですが。回答:生活障害や神経障害の程度、痛みの状態などから手術が必要か、急ぐかを判断します。あくまでも総合的な判断が必要です。、
>
> 毎日辛い日々で、精神的に限界にきています。
> 今飲んでいる薬は、オパルモンとツムラ38番の漢方薬とハイゼットとセルシン(朝1㎎・夜4㎎)です。
> 定期的にマッサージもしています。
>

あなたの病気には現在の治療は効果を持たなくなっていると思います。手術治療についての適切な判断が必要です。

FROM SHUJI SATO
2015.02.14 21:49
drshujisato
15/02/09のimさんへ

子供が長く続く腰痛や下肢の痛みを持つこと自体が異常なことです。
私が経験した子供の腰ヘルニアも動けない程の痛みで運び込まれるということはなく、
悪い姿勢ながら、通学や体育をしていました。
大人のヘルニアからみると、深刻さに乏しい印象があります。
とにかく、診断と治療方針を決めることが必要です。

FROM SHUJI SATO
2015.02.14 21:30
東京都T.Y
脊柱管狭窄症とすべり症で足の痛み痺れ頻尿。時々腰痛あり。
一年前頃より右足下垂足となり、つたえ歩きでも転倒が増え、椅子に座って居ても膝から下に痛み痺れがあるようです。
長い間、整形外科に通院し薬と湿布の処方のみでした。
先月受診時に手術の話をすると医師は痛みが我慢できれば手術はやめたほうがいいです。
痺れと下垂足は治りません。痛みは軽減できますが。
でも、どうしてもと言われれば手術やりましょうと。

こちらから聞いて教えてもらった状態は

・3番4番5番が狭く2番 も少し狭い。
・4番がすべり症
・手術は3時間
・10㎝切る
・すべり症の固定はしない
・手術は骨や靭帯をとる

しかしMRIは2年前に撮ったもので、動態撮影のレントゲンは撮ったことありません。
手術前に造影検査をするそうです。

佐藤先生
少ない情報での相談で申し訳ありません。
①2年前のMRIでも診断できますか?状態は悪くなっています。

②狭窄部位が多くても低侵襲手術はできますか?

③固定術しない理由?

佐藤先生の本読ませて頂きました。涙がとまらず文字が見えなくなりました。
手術できるなら母の手術を佐藤先生にお願いしたいです。
2015.02.14 18:38
K.M  
56歳、女性です。
4年程前に、右足の指先までしびれを感じ、整形外科を受診。レントゲンをとり、坐骨神経痛と言われました。痛み止めの薬と血流を良くする薬をもらい、2年ぐらい通っても良くならなかったので、総合病院の整形でMRI検査をしてもらうと、脊柱管狭窄症とヘルニアとすべり症と診断されました。
最初に診察を受けた時に「今、手術は考えられないでしょ。手術しても痺れはとれませんよ。」と言われ、薬だけをもらう日々。その間にブロック注射を何度かしたんですが、良くなりませんでした。
現在、右足の指先まで常に痺れた状態で、ふくらはぎにも痛みが出ます。左足のかかと部分と指先のつけ根部分に違和感があります。(冬場は特に辛く、足が氷のように冷たくなります。)腰の真中の骨が、緩い山のような形で飛び出してきています。臀部や腰にも時々痛みがでます。

この病気になる前から、自律神経失調症で安定剤を飲んでいます。

手術をすることを考えていて、今の病院では手術が出来ないので、紹介状を書いてもらおうと1月に診察を受けたのですが「安定剤を飲んでいると、麻酔が効かないから手術はできんかもしれん。手術はよほどのことでないとせんからね。」と言われました。
それで質問です。

①安定剤を飲んでいると、手術は出来ないのでしょうか?

②狭窄症とすべり症とヘルニアの3つの症状があると、手術しても痺れは取れないのでしょうか?

③手術が可能ならば、早い方がいいのでしょうか?
冬場は寒いので、もう少し暖かくなった春頃の方が、リハビリしやすいのでいいのではと思っているのですが。

毎日辛い日々で、精神的に限界にきています。
今飲んでいる薬は、オパルモンとツムラ38番の漢方薬とハイゼットとセルシン(朝1㎎・夜4㎎)です。
定期的にマッサージもしています。

先生のお返事が頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
2015.02.09 19:54
i.m
子供がまた歩くのがつらいと訴えています。
ただ今回は足がいたくて体重がかけられないようです。
1週間位前に教室でふざけていたクラスの子に激突されたようです。
おそらく腰をかばうあまりに受け身がとれなかったのでは?と思うのですが、少したてば落ち着くのかと思っていたら、今日は迎えに行った車から降りれなくなってしまいました。
次の受診が週末に控えているのですが、この痛みは椎間板ヘルニアに関係するのでしょうか?
そう思って、次の受診で話してみればいいかな?と軽く考えていたのですが、早急に受診するべきでしょうか?
子供が訴える痛みは本当に判断がつきかねます…
ちなみに腰の痛みはまだ抜けてはいません。
2015.02.09 19:05
i.m
療養中にすみません。
先生や周りの人たちに背中を押されたおかげで、かかりつけのお医者さんに紹介状を書いていただき、総合病院の方での診察を受けてきました。
レントゲン、MRIを撮り直し、それを見た結果はやはり椎間板ヘルニア。
若年性椎間板ヘルニアになり、この子の年でなるのは大変珍しいと言われました。
そして一旦落ち着いた痛みがまたぶり返し、今度は立てなくなる程激しく痛む、というのもよくあることです、と言える事ではありません、と。
ヘルニア自体は神経に障る程飛び出しているわけではないので、何故そこまで痛むのか?といった感じでしょうか?
ヘルニアの出方がいい(?)のか、左右どっちかに傾いた出方をしていないので、足の方に影響が出ないのでしょう、というような事を言われていました。

ただ、しゃがんで立ち上がっただけではげしい痛みに襲われ、それから半月経ってもまだ痛みがあるのは…と。最初の症状が出てから2ヶ月は経っているわけで、まだ走ったり出来ない(痛みが出る為)、昇降に関する動き、腰をかるく押すだけでも痛む、など、とにかく日常の動きに痛みがつきまとう状態なので、もう少し色んな所を調べてみようという事で、頚椎、胸椎のMRIも撮る予定になっています。
今回改めて詳しく検査していただいて、レントゲンを見た先生がそくわん症ですね、ってさらっと言われたのですが、それってそんなにさらっと終わってしまっていい話だったのか?と今更ながら不安になっています。
それとどちらの先生もそうですが、娘は5才から10才の終わりまでフラをやっていました、と言うと間髪入れずにそれは関係ありません、と言われます。
ただ、私もやっていたのですが、私達の習っていたフラは多くの人がイメージするような緩やかな易しいものではなく、かなり低めの中腰を常にキープする、かなりハードなものでした。子供は体を半折りに寝た状態から腹筋で上体を起こすような動きがありましたし。
そういう動きが体に影響を与えたということはないのでしょうか?
幼い体に負担がかかってしまったのではないか?という気持ちがぬぐえません。

とにもかくにも2週間後位には今予定されている検査が終わり、最終的な診断が出る予定です。
その後の治療方針など、躊躇せずしっかり話をさせていただきたいと思います。
このblogを参考にしている私達のような人もいると思いますので、結果が出ましたらまたご報告させていただこうと思います。
先生も療養中の体で相談にのっていただきありがとうございました。
すごく心強かったです。
2015.01.30 21:30
drshujisato
15/01/24のimさんへ

 小学生が腰ヘルニアになるなど、想像もつかないことと思いますので、早く発見してあげられなかったことで
ご自身を責めないことです。親の責任として重要なことは、これから然るべき治療が受けられるように行動を起こすことです。まず、ヘルニアの状態と今後とりえる経過を判断してもらい、治療法を決定することです。
腰ヘルニアによる症状は各人で異なり、全く同じということはありません。痛みに対する感受性や反応も個々に異なります。診断において重要なことは、腰ヘルニアによる中心的な症状をもっているかどうかです。そして、MRIでそれらの症状を説明できるヘルニアが認められるかです。
患者さんは自分の病気に対して、正確な診断と治療を受ける権利を持っています。セカンドオピニオンも検討されたらよいと思います。医師に対する遠慮は不要です。子供のための行動を起こすことです。

FROM SHUJI SATO
2015.01.29 16:56
i.m
お返事いただきましてありがとうございました。

確かに子供が腰が痛いと言った時、親の私自身が大したこととは受け止めず、マラソン大会にも参加させてしまったことは、その後受診した時にそれはよくなかったね、と言われてしまい後悔しました。痛いと言い出してから、2週間後の受診でした。痛くて走れない、と子供が言うようになったので。
今後の事はインナーマッスルを鍛えなさい、程度の事しか言われず、一度目の痛みが落ち着けばとうぶん痛みとは無縁の生活が送れるのかな?と楽観視しており、落ち着いてまた2週間程で、前よりひどい立ち上がれないほどの激痛に襲われるとは考えておらず、かわいそうな事をしてしまいました。
先日経過を診てもらいに行き、まだまだ無理できる状態ではないと言われました。
今診ていただいている町の整形外科ではうごかせるようになったら、リハビリでインナーマッスルを鍛えるとの判断です。
第5腰椎と第1仙椎が箇所のようです。
ただ、この子の言う触られるのも痛いと言うのは考えにくいようなことは言われました。前回はランドセルは背負えましたが、今回は当たるのが痛くて背負えないし、相変わらず私にも触らせません…
恐怖からそう感じるのではないか?と言われましたが、子供はでも痛いんだもの、と言っています。

先生の病院は金沢なんですよね?
せっかく診断していただける、という言葉を頂けましたが、私は関東(千葉)なのでそちらまで伺うことができません。
セカンドオピニオンは身内の人間からも強く勧められているので、近くに頚椎ヘルニアの名医と言われる先生がいる病院もあるようなんですが、紹介状がなければ診てもらえないようなので、今診て頂いている先生に言っていいものなのか、それとも紹介状なしでかかれる総合病院などではない、また別の整形外科を受診しようか悩んでいます。
まだ小さいので運動が出来ない体にはしたくないのですが、この先も落ち着いたと思って運動を再開するとまた痛みに襲われ、安静にする日々を送る事を繰り返すのか…まだ2度だけではありますが、不安が大きいです…
2015.01.24 22:43
drshujisato
15/01/20のi,mさんへ 
 Re: 子供の椎間板ヘルニアについて

お子さんが椎間板ヘルニアと診断され、さぞ驚かれたことでしょう。また不安も大きいと思います。
私は椎間板ヘルニアの手術を1000例以上を手がけてきましたが、小学生は極めて少なく、せいぜい両手で数えられる程度と思います。皆さんに共通していたのは、診断が遅れることと、私を受診された時には背骨がゆがみ、おかしな姿勢や歩き方をしていたことです。子供の脊椎は柔軟ですので、ヘルニアによる痛みを軽くしようと身体が曲がるんですね。そんな状態でも体育や運動ができるのですから、驚きです。
成長期の子供の腰椎ヘルニアをどう扱うべきか、なかなか難しい問題ではあります。しかし、ヘルニアが自然治癒せず、それを持ち続けることによって起こる問題は極めて大きいのではと私は考えています。ですので、私は子供によっては手術を行います。手術をしてヘルニアを治しても、姿勢や歩き方を正常に戻すためのリハビリが必要になります。もちろん、背骨や骨盤がゆがんでしまった場合ですが。
ヘルニアを治せば運動も普通にできるようになりますので、まずヘルニアの状態とこれによる骨の変形などをきちんと診断して、治療方針を決定することが必要です。
私は現在療養中ですが、診断や治療方針を決定することはできますので、受診を検討してみてください。

from SHUJI SATO
2015.01.24 21:29
i.m
初めて質問させていただきます。
小5の娘の件についてになります。

昨年の11月に遊びの中で友達を引っ張った時に腰に痛みを感じたとの事です。腰に頻繁に手をあて、痛い、痛いと言っていました。
ただ、その時は2日も経つと小走りできる程になり、その後のマラソン大会も完走していたのでさほど心配していませんでした。
ただ、それから10日程たっても腰の痛みは引くどころか、階段を降りるのが辛い、腰は絶対触らせないなど様子がおかしくなり近くの整形外科を受信し、MRIの結果椎間板ヘルニアとの診断を受けました。
年内体育の授業は見学、痛みを感じる体育座りなどをしないで過ごし、普通に動ける位に回復したので、新年とともに体育の授業などを解禁しました。
ですが、先週末掃除中にゴミを拾うためしゃがみ立ち上がろうとしたら激痛が走り、そのまま立ち上がれなくなったようです。
先生に助けを求めたようですが、病気の事は知っていましたが動けるようになっていた事もあり、たいした事とは受け止めてもらえず、その後クラスの子に寝転がったまま引きずられて教室まで連れていってもらったようです。
その後少し動けるようになり、残りの授業を何とか受けたようですが、歩いて帰宅する事が出来ず、学校から呼び出しがありました。
再度病院を受診し、椎間板ヘル ニアの悪化と言われ、1週間はリハビリも中止し、極力安静と言われて今を過ごしています。
5日程たち、だいぶ動けるようになりましたが、やはり階段の登り降りはまだ辛いようです。和式のトイレも出来ません。
ちなみにコルセットははめています。
学校には登校しています。

何をお聞きしたいのかと言うと、
1.周りに幼くして椎間板ヘルニアと言われる例がないため、どうしたらいいかがわからない事。何がよくて何がいけないのか、とか、どこまで無理させればいいか、など。
子供は先生にやりなさい、と言われれば無理してでもやります。小学校の先生にも生徒の椎間板ヘルニアは理解できないようで、娘的には大変な場面があるようです。グランドで先生の話の間しゃがまされたり等。

2. 私自身、腰椎椎間板症と言われており、今は定期的に整骨院でマッサージなどうけているのですが、娘の件について話をした時にセカンドオピニオンを勧められました。娘が中学生になったらテニスをしたいなどと言っている事もあり、若いのでまだこれから先があるから、この先どうしたらいいかきちんと相談できる先生の所に行った方がいいと…受診した病院の先生は病名こそ教えてくれましたが、それ以上の事は何もいってくれず、聞けない威圧感を持ち合わせている先生で有名です…椎間板ヘルニアという診断が正しいかも多少疑問があるようでした。スポーツ整形の受診を勧められています。

長くなってしまいましたが、アドバイスいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
2015.01.20 11:39
drshujisato
15/01/07のおれんじままさんへ 
        Re: 頸椎ヘルニア

症状からは明らかに脊髄障害がでているようです。原因は椎間板へル二アと診断されたようですが、
頸椎ヘルニアは腰椎ヘルニアとことなり、脊髄という脳と同じ中枢神経が圧迫され、障害されます。
脊髄の障害は時間がたつと、悪化傾向をとることが多いので、手術が必要かどうかをもっときちんと
診断してもらうことが必要です。脊髄の障害が進むと、後遺症として残りやすいので、余り悠長には
考えない方が良いというのが私の答えです。
肩があがらなかったのは痛みのためでしたか?それとも力が入らないためでしたか?牽引にも問題があったと
思います。ちなみに前者なら肩関節症、後者なら頸椎症やヘルニアが疑われます。

from shuji sato

2015.01.07 22:04
おれんじまま
女性。45歳です。
12月22日にホットヨガに行き、終わった後きつめの下着が体に張り付いて脱げずもがいて首を痛めてしまいました。脱げた瞬間首と肩が硬直したので、おかしいと思い、病院の昼休みを待って近くの整形外科に行きました。右肩が半年くらい前からあげられなかったので、50肩ということで牽引をうけました。その夜から足先からしびれ、おなかもびりびりしてきて、手先もへんで翌日は祝日でしたが、救急病院を受診しました。CTでは骨の異常はありませんでした。翌日紹介状をもらい、大学病院の予約をしました。25日にMRIの結果は、頸椎ヘルニアでC56で脊髄の圧迫がみられることでした。左から影のようなものがありました。歩けているので、軟骨が吸収されることもあるそうで、保存療法で、4月にまた行くことになっています。どうなっていくのか不安です。予約もなかなか取れないです。
今の症状は、左肩の痛み、首の下の方の痛み(姿勢により)、右ひじが痛くのばすと痛い、左右の指先(親指以外)の張りと感覚が変、手の甲に冷感、左腕の外側が少し痛い、おなか腰の表面が麻酔かけたよう、右太ももが触るとひりひりする。です。
最初の病院でもらったロキソニンを夜寝る前に何日か飲みましたが、今は飲まずにいます。お風呂につかるのも麻痺が広がるかとおもい控えています。保存療法の注意とか、このままでいいかとか、だいたいどれくらいで症状が落ち着くとか手術の可能性とかもわかりましたら教えていただきたいです。ありがとうございます。
2015.01.07 16:48
drshujisato
14/12/26のジョージさんへ  Re: 脊柱管狭窄症、すべり症の術後の安静度について

腰椎固定術、例えばボルトを入れたり、椎体間といって椎間板を摘出した跡にチタンや自家骨などを移植する手術は、固定が完成するまでは、、つまり、固定した骨同士が骨で癒合するまでは、油断できません。
なぜなら、無理をしているとボルトが緩んで、骨同士の癒合がうまくいかなくなるからです。
骨が癒合するには、年齢からみても3ヵ月以上はゆうにかかりますので、その間は無理をしてはいけないというのが
主治医の説明の真意と思いますよ。このことは、どんな固定方法をとろうとも変わることはありません。
勿論、無理かけても問題の起こらない方もいるでしょう。しかし、常にそうなるとは限りません。
ボルトが緩み、固定に失敗したなら、極端な話ですが、振り出しに戻ることになりますので、充分慎重に考えてください。腰椎固定術だけは、慎重な術後対応が必要ですよ。

FROM SHUJI SATO
2014.12.27 20:33
ジョージ
脊柱管狭窄症、すべり症の術後の安静度についてお聞きしたく、メールをさせていただきました。
52歳 女性です。
10年来の2箇所の腰椎椎間板ヘルニア(1箇所は外側ヘルニア)と、 脊柱管狭窄症、すべり症があり先月3回目の入院をしました。
手術は、ヘルニアを取り(外側ヘルニアは背骨を削るそうです)、 脊柱管を広げ、すべり症は固定術だそうです。
昨日、術後について説明を聞きましたら、「コルセット着用の3ヶ月間は仕事は出来ません。」と言われました。
レジでの立ち仕事をしていまして、「座る仕事なら経過を見て直ぐに復帰は出来るけれども、立ち仕事なら休んでもらいます。」と言われました。
実際、家で自宅療養をしても、寝てばかりもいられないと思うのですが、固定術をされた方は、3ヶ月間安静にしないといけないのでしょうか?
せめて、1日2時間程の仕事も無理なんでしょうか?
パート勤務で、1日4~5時間、レジでの立ち仕事です。
右足の痺れと、腰痛の為に腰を曲げないと歩けない時があります。
そして最近、左足にもたまに痺れが出るようになっています。
3ヶ月休むことに悩み、ご連絡させていただきました。
お忙しいところ、申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
2014.12.26 12:30
drshujisato
14/10/23の鈴木さんへ

受診は可能ですよ。
本院の医療秘書課が私の外来の予約管理をしていますので、そちらへ連絡をお願いします。

from SHUJI SATO
2014.10.24 23:37
鈴木 茂幸
早速のコメントありがとうございました。
今回のことで、周りに何を言っても信じてもらえず、鬱状態で、1月からの復職も不安でした。
先生のいわれたとおり痛みの原因を調べようと思います。
先生には見てもらうことは可能なのでしょうか?
12月まで求職しているので、順番に空きがあればいってみたいと思います。
最後に、年齢を忘れていました。現在52歳です。20年頃からエアロビクスを10年間ハイインパクト系のものを一日2時間くらい休まずに受けて、最後にはイントラとして、ハイインパクトばかり教えていました。その付けが北岡もしれません。

お忙しいところ申し訳ありませんが、受診できるならよろしくお願いいたします。
2014.10.23 02:56
drshujisato
14/10/22の鈴木さんへ
 年齢不明、
 病院名が質問に記載されているので、病院名を削除して公開します。

質問:
> 今までの経過です
> 平成22年9月 朝起床するとき、上半身は起きて動く状態奈央だが、下半身が反応せず転倒する。
> いご、下半身のだるさ痛みが増してきて、冬になると1日のデスクワークでは帰る頃は痛くて、そろそろと振動を与えないであるっている状態。この間某病院で視察を受けたが、MRIの結果ヘルニアであり今はヘルニアはそのままでも徐々に直るという主治医の見解でNSAIDsを処方されたがまたく効かない(元雄と大使的にボルタレン等は禁忌なのでよわいセルベックス等としのいだ。
>
> 春頃から間欠跛行始まる、50mくらいだったが、最終的には10mくらい。
> その間神経ブロックをしたが、肝心の痛みには効かず足に力が入らなくなるのみで1回でやめた。
>
> 平成24年5月転院
> 狭窄症とヘルニアとしんだんされ、なるべく早く手術を勧められる。
>
> 8月、ラブ法にて椎弓切除
> 1ヶ月入院で退院
>
> 26年1月頃から時々背中の痛みとまたしびれが出てきた
>
> 26年6月他医院で見てもらったところ、骨が動いている状態とのこと。がんばれれば、オピオイド系のトラムセットで様子を見ましょうといわれたが、最初から吐き気でどうしようもなく、元手術をした病院に再診。
>
> ここでは術後、レントゲンそれも正面一方向しか撮っていなかった。もちろんMRIもとっていない、
>
> ここで4方向のレントゲンを撮り第4腰椎すべり症と診断された。固定術をすすめられるが、後々のことを考えまよっていたが、9月頃から痛みの頻度が多くなり、平成26年2月にplifにより6本のボルトと1本のバーで固定する、
>
> 人工骨結合まで6ヶ月間は自宅でリハビリ、その後外でリハビリを行っている、
>
> しかし、仰向けに寝ると左腰から左足にかけて痛みが走り仰向けには寝られない。担当医は炎症が起こっているだろうからとmriもとっていない。術後については痛みを訴えても検査をしてくれない。また、以前よりは歩けるが、やはり50M位で休むという間欠跛行もまだ残っている。
> まT、術後気にしていなかったが、頻尿になってきている。1時間に1回は行く感じであり、失禁があり下着をお汚すことが多くなった。
>
> 今回、他院で見てもらったが、紹介状がないとだめらしく、どうしようかと迷っております。
>
> せんせいの見解を是非お聞かせください。

回答:
 腰椎固定術後、約8ヵ月が経過しているわけですが、現在の左下肢の症状は神経根の圧迫・刺激症状が続いているのだろうと思います。その原因として、神経根の圧迫状態が解消していない、固定部に緩みが起こっている、手術した部位とは別の部位に問題があるなどが考えられます。手術による炎症症状が8ヵ月を過ぎても続くことはありませんので、解消されない問題が残っているのであろうと思われます。
きちんとした原因診断がこれからの治療のために必要と思います。

from SHUJI SATO
2014.10.22 18:58
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.10.22 02:09
drshujisato
14/09/28のKSさんへ
     Re: 脊椎狭窄症

足の麻痺とは具体的にどのような麻痺ですか? 足のどのような動きにどの程度の障害がありますか? これらのことがわからないと、今後のことを予想することは困難です。

手術操作の過程で起こった麻痺か、血腫が原因の麻痺かは執刀医の判断に基づかなければなりません。
術後の麻痺は術後3ヵ月くらいまでに回復程度がわかりますので、回復状態を見た上で
将来のことを検討されたら良いと思います。

FROM 佐藤 秀次
2014.09.28 22:11
K.S
腰椎除圧術を受けた67歳 兄 独身についての相談です。

1.L1~L4の手術で術後すぐから右足の麻痺を訴えておりました。
血栓があると言うことで翌日除去手術が行われましたが、麻痺は残ったままです。
麻痺=神経が傷付いたからでしょうか?

2.先生からは「リハビリをして歩けるようになりましょう」と説明を受けたそうです。
術後3週間目にはいりましたが全く改善は見られません。
このまま障害が残ってしまうのでしょうか?

3.兄と私は他県に住んで居ることもあり度々様子を見にくことが出来ません。
治療が長引いたり麻痺が残る場合、独り暮らしには無理があるかと思われます。
私の住んでいる県に転院は可能でしょうか。
可能であればどのようにすればよいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
2014.09.28 18:49
drshujisato
14/09/23のS.S.さんへ

現在の状態であれば、保存治療でしばらく経過みてよいと思います。
仙腸関節に原因があるか、疑わしいとは思います。

温泉なんどは、行けるのであれば効果あると思います。勿論、それで
治るというわけではないと思いますが。

from 佐藤 秀次
2014.09.23 22:30
佐々木 茂行
仙腸関節についてのご返事有難うございます。痺れについてですが、神経根ブロック注射で左脚が軽くなり杖無しで2~3分歩けるようになりました。但し、まだ足先へ時折ずんずん響いたり、ぴりぴり来る痺れは取れません。特に寝ていたり、椅子の座っている時です。又、30分くらい座っていると脚が重たくなります。ここで質問ですが、この痺れは時間が経過して自然治癒するのを待つしかないのでしょうか?眠くなるとのことで夜だけと処方された、薬剤のリリカはまだ飲用始めたばかりです。又、足の外側が時折ひんやりするので、レッグウォーマーを付けたりしていますが、温泉治療なども効果があるのでしょうか?ご多忙のところ宜しく回答お願いいたします。
2014.09.23 09:34
drshujisato
14/09/21のHIさんへ

腰ヘルニアによる馬尾障害では、排尿障害がなく、便秘や便意消失などのみが起こることは、まずありません。
会陰部や臀部から大腿部の痛みやしびれがないのでしたら、腰ヘルニアが直接に関係したものではないと思います。

FROM 佐藤 秀次
2014.09.21 23:42
drshujisato
ある程度、回復期に入ってからのストレッチなどは、無理になりすぎない範囲ではOKAYと思います。
あくまでも、症状経過を慎重にみて判断してください。

仙腸関節とヘルニアの合併ですが、無いことはないのでしょうが、希と思います。まずは、ヘルニアを優先的に
考え、治療することが必要と思います。私は、仙腸関節が原因と考えなければならない患者は、殆どないと思っています。

FROM 佐藤 秀次
2014.09.21 23:29
HI
質問です。馬尾神経障害とは、極度の便秘や便意が1週間ないなどはあてはまるのでしょうか?ヘルニアです。
眠剤ものんでいるので、自律神経失調症もわずらっています。
尿に関しては問題ないです。
教えてください。お願いします。
2014.09.21 11:27
佐々木 茂行
ご返事とご丁寧な説明有難うございます。又、MRIの外審の件、了解しました。20日に検査入院から退院しました。診断は先生が言われますように、左側L5・S1の外側部椎間板ヘルニアで、分かりにくかったと言われました。1ヶ月まえの映像間隔がちょっと広いMRIに比べても、ヘルニアは大きくなっていない。又、真横の断面では、骨の中のヘルニアの方が白っぽく、外に出ている部分がちょっとグレーで治癒(良化)しているように見えるとのことでした。又、神経根ブロックの注射の5分以内で頭から足先まで衝撃が走りました。結果、左足先にまだぴりぴりする痺れと筋力不足が残っていますが、左脚全体が軽くなり自足歩行が若干楽になりました。3週間後に診察がありますし、仕事を1ヶ月休んでいますので、出来るだけ自足歩行できるようにと左側尻、ハムストリングス、ふくらはぎはどを筋力をつける(右に比べ3/2)リハビリ訓練をしようと思っています。このような方針について先生のご意見をお聞かせ下さい、又、3週間分の薬として、今まで飲んでいた痛み止めのロキソプロフェン錠60mg,胃薬レパミピド錠に加え痺れ用のリリカCap 25mgを処方してもらいました。あと、発症時、別の医者から仙腸骨のねじれ、ゆがみから来る仙腸関節炎の疑いもあり、と言われました、これはMRIにも映りにくいらしいのですが、椎間板ヘルニアと同時に発症の人もいるとネットで見ましたが、先生のご意見をお聞かせ下さい。
2014.09.21 09:34
drshujisato
14/09/15のS.S.さんへ

Q: 痺れと麻痺とは同じ症状でしょうか?現在親指は意識して動かせますし、つねると痛く感じます。麻痺は痺れの強いもので、全く何も感覚が無いという理解ですが、いかがでしょうか?

A: 痺れは紛らわしい言葉ですね。しびれには二つの意味があります。一つは感覚の障害としての痺れ、もう一つは運動障害としての痺れですね。 感覚障害としての痺れは、びりびりする、ぴりぴりするなどの感覚障害が一般的です。運動障害としての痺れは、動きが悪いこと、すなわち筋力低下、運動麻痺ということになります。
わたしどもは、しびれというと感覚障害としてのびりびり感やぴりぴり感などを示す言葉として用います。広くは感覚障害ですね。力が入らないことは、筋力低下あるいは運動障害、麻痺という言葉を用います。

MRIなどの読影ですが、行っていませんのでご了承ください。

FROM 佐藤 秀次

2014.09.18 23:51
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.09.15 18:16
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.09.14 23:43
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.09.14 23:27
drshujisato
14/09/14の佐々木茂行さんへ

このブログにも書きましたが、神経根の麻痺が進むと、痛みは軽減しますが、足の麻痺が強くなります。痛みで改善していとの判定は慎重にする必要があります。特に麻痺がある人ではそうです。MRI画像を見ていないので、正確なことは言えませんが、検査予定であるならば、その結果を見て判断していただくと良いでしょう。

from 佐藤 秀次

2014.09.14 22:30
佐々木 茂行
早速ご丁寧で適切なご返事を大変有難うございました。この返事を見ないまま、12日に4番目の病院に行きました。当初のMRIと左足首に対する力を加え、全く力が入らないとのことで先生が言われます、L5椎間板ヘルニア(左側)と診断されました。ただ、MRI画像が断面が少々跳んで粗いのと、1ヶ月前の発症時に比べかなり腰の痛みは取れ、脚と足首、甲の痺れが残るだけになっていること。又、徒歩(杖付き)が家の中で数歩だったのが、この2~3日で家の周りと5分くらいでも苦でなくなりました。その話をしたら、その病院の医師は直近の状態を知り今後の手術の判断材料にする為とMRIをもっと細かい断層に見れるようにする為、18~19日に検査入院することを勧められ、承諾しました。そこでは、再MRI、CTスキャン、脊髄造影剤注入、神経根ブロック注射をするとのことです。場合によってはブロック注射で、痛み、痺れが取れる場合があるとのことです。但し、3ヶ月後に手術としても、年齢から考え痺れが残ることも有り得る、と言われました。私としては出来る限り手術は避けたいと思っております。以上の診立てについての先生のご意見はいかがでしょうか?検査入院の結果は先生にもちろんご連絡するつもりです。これから先生のブログもじっくり拝読させていただきます。
2014.09.14 18:28
drshujisato
14/09/11の佐々木 茂行 さんへ  

           Re: 坐骨神経痛の原因特定と対処療法

 症状からは、左のL5神経根症です。つまり、左L5神経根が圧迫されているための症状です。その原因として、最も高い可能性は、L4/5の左側の椎間板ヘルニアです。次の可能性としては、左側L5/S1の椎間孔内ヘルニア(外側部がた)、これよりも頻度は少なくなりますが、同じく左側L5/S1の椎間孔外ヘルニア(超外側型)です。
腰を伸展して痛みが増強することは、脊柱管狭窄あるいは椎間孔狭窄の形を取っていると思います。
ヘルニアは自然に治癒する可能性が高いですが、発症後3ヵ月を過ぎても痛みやしびれの改善が進まない場合には手術が必要になります。ヘルニアのことは、私のブログで多く取り上げていますので、参考にしてください。

FROM 佐藤 秀次
2014.09.11 22:59
佐々木 茂行
66歳、男性です。約50年前札医大前で家が下宿していて、医大生が何人か下宿されていました。まだお付き合いしている友人がいます。本題に入ります。丁度3週間前に左腰、左脚外側、足の甲に痛みが襲い、左足の親指が痺れました。第一番目の整形外科医の診断:レントゲンと症状から脊柱管狭窄症、臀部に痛み止め注射、後日MRIを見て、狭窄症でもヘルニアでも無い、神経障害性疼痛、二番目の医師の診断:症状とMRIから椎間板ヘルニア、
三番目の医師の診断:症状、レントゲンと詳細に渡る触診で仙腸関節炎、関節腔内注射と痛み止め薬処方、1週間前トリガーポイント注射。約1ヵ月後炎症が取れた時点で、AKA博田法で仙腸のねじれあるいはゆがみを直すとのこと。現状:家の中で杖をついて歩行、自立歩行は数歩のみ。30分座ると左脚と左足外側に若干の痛みと痺れ発生。睡眠時、左脚の2時間以上伸ばすと重たく感じ起き上がり、右側を下にして左脚を曲げるもしばらくたつと重たく起き上がって伸ばすという繰り返しで断続睡眠です。なお、前屈では以前痛かったのが、左脚後ろ側が突っ張る程度。後屈は痛くて出来ません。ご相談内容:原因箇所の特定と痺れ痛みを取る方法(坐骨神経痛の対処療法)*発生原因(恐らく):下半身の冷え性対策で春先から、梨状筋付近が硬いのが原因と漢方の先生に言われ、軟式ボールなどでぐりぐり押したり、集中的に左臀部付近を強くマッサージし過ぎた?3人の整形外科医が其々診断が違い、信頼出来ません。(唯一仙腸関節炎と診断された先生は触診でじっくり診てもらい、信頼がおける感じがします。)明日4番目の病院に原因特定と坐骨神経痛の対処療法で行く予定をしていますが、3週間仕事に出かけされず、この辺で目処をつけたく、宜しく適切なアドバイスをお願いいたします。
2014.09.11 10:26
drshujisato
14/09/03の麻子さんへ

了解しました。現在の腰椎の問題を明らかにし、今後の治療方針を検討させてもらいますよ。
それでは、お待ちしています。

FROM 佐藤 秀次
2014.09.03 23:46
麻子
佐藤先生、こんにちは。

8/28,29に相談させて頂きました、麻子です。

先生に相談させて頂き、セカンドオピニオンを受信しようと思っ
たのですが、ここ毎日、先生のブログと相談室を見させて頂き、やはり佐藤先生に診て頂きたいという思いが強くなり昨日、10/4(土)に診察の予約をさせて頂きました。

たくさんの患者さんを診られお忙しい中、すみませんが私も
診て頂けますでしょうか?

最近は、症状が進行しているのか悪化しているのかもわからず
薬だけを飲む日々で、だんだんストレスになっており、頭の中は完治できるのだろうかということばかり考えてしまいます。

2年前に私の母が初期の認知症であることがわかり、将来、母の
世話のことを考えますとやはり今、きちんと治したいという気持ちがあり、また、足のシビレが今後、後遺症になったりするのも
怖いのできちんと治したいです。

お忙しい中、申し訳ありませんが10/4、東京より参りますので、
どうぞ、宜しくお願い致します。

                 藤井 麻子
2014.09.03 13:52
drshujisato
14/08/31のひろさんへ

私は一度の受診で診断と治療法を決めています。MRIは勿論、当日行います。遠方からの方に不都合のないよう対応しております。受診予約は当院の秘書室が行っています。電話でできますので、ご検討ください。

FROM 佐藤 秀次
2014.08.31 22:22
ひろ
セカンドオピニオンで佐藤先生見てもらいたい思います。MRIはその日にとれるのでしょうか?
2014.08.31 10:39
麻子
佐藤先生、お忙しい中、つたない質問に回答して頂きありがとうございました。

昨夜からやはり、両足先のしびれがあり、特に左がビリビリ分かるくらいしびれがあり不安になりました。

今までは、横になっていてもさほどしびれは感じなかったのですが昨夜は、横になっても座っていてもしびれがありました。
また、調子の良かったおしりの痛みも出てきていて横になってもヒリヒリする感じがしてきました。

やはり、自然治癒で改善しているというのが怪しい感じですし、
そろそろ発症から3カ月はたちますので
セカンドオピニオンを受けたいたと思います。
今、行っている整形外科は近所の個人病院ですので総合病院で診て頂こうと思います。

お忙しい中、ご丁寧な回答頂きましてありがとうございました。
これからもブログを見させて頂きます。
また、何かありましたら質問させて頂けたら嬉しいです。
ありがとございました。
2014.08.30 08:23
drshujisato
14/08/29の麻子さんへ

質問: 今かかっている整形外科の先生は、自然治癒を見込めるでしょうとのことで良くなったり悪くなったりを繰り返して治っていくとおっしゃっているのですが、そのようなものなのでしょうか?

  回答:本格的な治癒に向かう途中(発症後1ヵ月以内)は症状が悪くなったり、良くなったりの波があります。これは安静を保てないために起こる症状の変動であることが多いです。しかし、ヘルニア発症後1ヵ月を過ぎて自然回復に向かう頃には痛みがまず消失に向かい、それからしびれのある人ではしびれが軽減していきます。この頃には症状の変動はなくなります。もし、3ヵ月以上の経過で症状が変動するのは、自然治癒に向かっていない可能性を考える必要があります。
>
質問: 椅子に座ると足先のシビレが強い時があって長い時間座っているのが辛い時もあります。
> 普段は、横になっていると楽なので横になったりまたは、正座を> しています。

 回答:座位で痛みやしびれが強くなるのは大部分は椎間板ヘルニアの症状です。
>

質問3: 腰自体は、たまに重いかなという程度の感じでそんな時は、カイロをあてて温めたり、コルセットをつけるようにしてはますがコルセットをすると右足太もも裏やひざ裏がつっぱるような感じがする時がたまにあり最近は、しておりません。

 回答:椎間板が靱帯を破り、脊柱管内に入り込み、神経根を圧迫すると、腰痛は軽減・消失し、足の痛みがしびれが中心になります。コルセットを使うと症状が強くなる人がいるので、症状が悪くなるなら、着用しないことです。

質問: 今日は、いくらか足先のしびれが軽減しているような感じですが
> これが改善に向かっているのか気になります。
> 右足のしびれが先にしびれはじめて良くなったり悪くなったりでしたが最近は、どちらかというと左足のシビレが少しきになります。しびれが移動するということはありえますか?
> ちなみ雨や湿度の関係でしびれや冷感が強くなることはありえますか?
>
 回答:しびれは気温や湿度など色々の条件によって強弱が起こります。冷えると一般にしびれは強く感じます。ヘルニアが両側の神経根に影響を与える状態にあるなら、それはあり得ます。かばっている側に痛みが移動することがあります。足のしびれが継続的に軽減し、足先へと少なくなっているのなら、改善の徴候です。


質問: 前に比べると歩きやすくなってきてはいますが、散歩や外出はあまりしない方がいいのでしょうか?
>歩いているとしびれはあまり感じません。

 回答:ヘルニアの人は座っていると痛みやしびれが強くなり、立っていたり、歩いている方が軽くなることがおおいです。これは痛みの強い急性期を過ぎた場合です。痛みが軽いのであれば、散歩はOKAYです。
>
質問: もし、今後、足の坐骨神経痛やしびれが改善されない場合は、
> 軽いヘルニアと言われていても手術もありえるのでしょうか?
> また、再度、MRIを撮った方がよいのでしょうか?
>
 回答:ヘルニアが軽いとは、一般的にはヘルニアが小さい場合にそう言われますが、ヘルニアの大小と症状の重症度は必ずしも一致しません。つまり、ヘルニアが小さい=軽いヘルニアではないことを知っておくことが必要です。症状が改善しないのなら、必ずそれを説明できる所見がMRIにありますので、それを診断できる医師に診てもらうことが必要です。


2014.08.29 22:33
麻子
8/28に質問させて頂きました、麻子です。
お忙しい中、お疲れのところ回答して頂きましてありがとうございました。
申し訳ありませんがまた、いくつか質問をさせてください。

今かかっている整形外科の先生は、自然治癒を見込めるでしょうとのことで良くなったり悪くなったりを繰り返して治っていくとおっしゃっているのですが、そのようなものなのでしょうか?

椅子に座ると足先のシビレが強い時があって長い時間座っているのが辛い時もあります。

普段は、横になっていると楽なので横になったりまたは、正座を
しています。

腰自体は、たまに重いかなという程度の感じでそんな時は、カイロをあてて温めたり、コルセットをつけるようにしてはますがコルセットをすると右足太もも裏やひざ裏がつっぱるような感じがする時がたまにあり最近は、しておりません。


今日は、いくらか足先のしびれが軽減しているような感じですが
これが改善に向かっているのか気になります。

右足のしびれが先にしびれはじめて良くなったり悪くなったりでしたが最近は、どちらかというと左足のシビレが少しきになります。しびれが移動するということはありえますか?
ちなみ雨や湿度の関係でしびれや冷感が強くなることはありえますか?

前に比べると歩きやすくなってきてはいますが、散歩や外出はあまりしない方がいいのでしょうか?
歩いているとしびれはあまり感じません。

もし、今後、足の坐骨神経痛やしびれが改善されない場合は、
軽いヘルニアと言われていても手術もありえるのでしょうか?
また、再度、MRIを撮った方がよいのでしょうか?

お忙しい中、だらだらと質問文を書いてしまい申し訳ありません。
宜しくお願い致します。
2014.08.29 13:34
drshujisato
14/08/28の麻子さんへ  

 お尻からふくらはぎの痛みとしますと、L5/S1の椎間板ヘルニアのことが多いので、現在の診断がまず、正しいかちょっと疑問ですね。足までしびれがくることは神経根にそれなりの影響があることを示していますので、
今後、改善が進まなければ、再検を要すると思いますね。
現在の状態が改善に向かっているのか、慢性化・悪化に向かっているのか、慎重に判断が必要です。

FROM 佐藤 秀次
2014.08.29 00:50
麻子
44歳 女性

はじめまして。佐藤先生に質問させて頂きます。
6月中旬に左腰が痛く整形外科に行きレントゲンをとりましたが
異常はなく痛み止めとシップをもらいました。2日後位に右足先がシビレ出しました。2週間ほど整骨院にも通いましたがお尻からふくらはぎまで筋肉痛のような痛みも出てきて一時は、歩くのも辛い椅子に座るのも苦痛でした。
一向に良くならないので再度7月の2週目頃に再度整形外科に行きMRI検査をしたところ4番の骨が少し出ており軽いヘルニアと診断されました。

今、リリカカプセル25mg一日2回とメチコバール500を一日3回を服用しています。現在の症状としては、腰の痛みと坐骨神経通はだいぶ軽減されているみたいで右足のしびれも一時は気にならないくらいに回復したのですがここ2,3日左右の足先がしびれてきています。整形外科の先生は、このままもう少し様子をとのことですが良くなったり悪くなったりで改善しているのかいまいち自分でもわからず不安です。やはり、シビレはなかなかとれないものなのでしょうか?

軽いと1~3ヵ月ほどで自然治癒すると聞いておりますが治るのか
とても不安です。

お忙しい中、すみませんが宜しくお願い致します。
2014.08.28 14:03
drshujisato
了解しました。
京都からは時々、受診されていますよ。
私は、一度の受診で結論を出すようにしています。
頑張って受診してください;
お待ちしています。

2014.07.24 22:51
hoshi34歳 女性
佐藤先生お返事ありがとうございます。先生に診ていただきたいです。もうなにがなんだか信じられない気持ちでいましたが佐藤先生だけは親身になってくださりとてもうれしいです。京都から金沢まで電車で伺おうと思います。よろしくお願いいたします。
2014.07.24 16:26
drshujisato
随分ひどいことを言われましたね。
外で受けた手術をこき下ろす医師がおりますので、その言葉を額面通りには受けとめないことです。
貴方のことを本当に心配している医師なら、貴方をただ苦しめるような物言いはしないはずです。
さて、今後のことですが、やはり、術後の腰椎の状態が判らないと、具体的なアドバイスは難しいですね。
私の外来を受診できるか、検討してみてください。
諦め、悲観するまえに、やれることをきちんとやりましょう。
前向きに考えてください。
2014.07.22 22:49
hoshi34歳 女性
先生以前にも質問させていただいたものです。腰椎椎弓切除術を受け下肢痛が続くため今年に固定術を受けましたが術後2か月たってもよくならず別の整形外科に診ていただいたところ手術したことが間違いでこんな固定術はふつうしない実験台になったものだといわれ大変ショックを受けており鬱になってます。
術後2か月で抜釘とかはできないものなのでしょうか。このままだったらと思うと夜も眠れず死ぬことばかり考えています。
先生よろしくお願いいたします
2014.07.22 21:56
ブラウン
佐藤先生、早速のお返事をありがとうございました。

前回の記事も拝読した上での質問でした。老化、体質、生活習慣の中で、生活習慣だけは気をつけられますと書いてありましたよね。喫煙もしませんし、趣味でクラシックバレエもやって身体も動かしていますし、もちろん腰に負担がかかることはやっておりません。

脊椎変性を遅らせるために出来る限りのことはやり、それでまた悪くなってしまったら、その時は現実を受け入れるしかないのでしょうね。まだ若いので、いくら低侵襲とはいえこれから何度も手術の可能性があるのかと思ったら、すごくショックで…。

でも前向きに頑張ります!以前の先生のコメントで、『またなったら治せばよいのです』救われた気がしました。先生もお身体を大切に、まだまだ現役でいらして下さい。

元気になれました。ありがとうございました。
2014.07.18 18:19
drshujisato
前回、ブログで書きましたように、脊椎変性疾患は加齢と体質と生活負担が関係していると思います。
体質は確かに変えるのは難しいですね。
生活上の負担への配慮と喫煙は骨や椎間板の変性を促進しますので、もし、喫煙しているのなら中止が必要です。
あとは、適度な運動をしながら、筋・靱帯の強化を図ることでしょうか。
運度もやり過ぎはいけないので、注意してください。
食事もバランスに配慮が必要ですね。

2014.07.17 23:44
ブラウン
佐藤先生、お忙しい中すみません。以前質問させていただいたことがあります、ブラウンです。

2年前の31歳の時、L4L5の固定術を受け、その後腰の方は何の問題もなくすごせております。

先日の定期健診時、前々から気になっていた左上肢の痛み、可動域制限があることを相談しました。首のレントゲンを撮ったところ、腰椎もそうであったように頸椎も年齢の割に良くない状態なのだそうです。手術適応ではないようですが、一部石灰が出来ていました。

脊椎全体に老化が早い体質なんだろうねと言われ、すごくショックです。体質と言われてしまうとそれまでのような気もしますが、先生が以前書かれた『首、腰の悪い人がやってはいけないこと』の他に、何か気をつけられることはありますか?

友達の薬剤師に漢方を勧められていますが、目に見える効果を期待するのは難しいのかなという気がします。

脊椎全体の老化を食い止めるような体質改善方法って、何かありますか?

人生まだまだこれから。前向きに生きたいです。よろしくお願いいたします。
2014.07.17 15:57
柘植
私の愚痴に近い質問にも丁寧にありがとうございます。早速の返信ありがとうございます。オッしやるとおり右手だけです。不思議なことに仰向けでねると何でもなくあがるのです。首をしたにするストレッチをした方がいいのかどうしたらいいのか………。不安ばかりでしたのですこし安心してます。まるで死刑宣告を受けたような気分でしたので………うでをあげてもいいということなのでねながらあげてみます。ありがとうございました
2014.06.21 04:39
drshujisato
多分、左右どちらかの手を万歳できないという状態なのかなと想像していますが、そうでしょうか?
両手ではありませんね。
片方の手を肩より上に上げられないとすると、C5麻痺と言いまして
通常はC4/5の椎間孔病変で起こります。頚椎症が原因のことが多いように思います。
C5麻痺は、痛みやしびれがなく、肩に力が入らなくなるのが特徴です。
徐々に改善することもありますが、麻痺が残ることもあります
手術治療が改善効果を示すかは、まだ不明です。
私は、C5神経根除圧を行い、麻痺の改善した患者の経験はありますが、
手術のタイミングとしては、手術を行うなら、麻痺が発現してから早い方が良いように
感じています。
このC5麻痺については、肩の筋肉が萎縮してしまってから受診する人もいて
なかなか良いタイミングで手術とならないことが多いようです。
注意点としては、首を反らした姿勢を取らないことが必要と思います。
首をそらした姿勢では、椎間孔内で神経根の圧迫が強くなるからです。
肩を上げる運動はできるなら、やったら良いと思います。
今後は、手術によって改善できる見込みがある状態なのかの判断が必要と思いますよ。
2014.06.21 00:36
柘植
不安いっぱいなので回答よろしくお願いします。40歳の女、仕事美容師です。先日頚椎椎間板ヘルニアの悪化で上腕麻痺が出ました。首の痛みは全くなく、ただ肘から上に上がらないだけです。MRIを個人病院から江南にある病院にとりにいくようにいわれて予約をしたのですが、たぶん、それを見てからの説明だとは思うのですが、ただ麻痺の状態などを調べてもタイミングの説明がないので、もうダメなんじゃないかと不安でいっぱいです。手術はしない方向がいいなぁと言ったらそりゃ誰でもそうでしょといわれぐうの音も出なかったです。愚痴ですいません。この場合手術のタイミングというのは、いつというのはありますでしょうか?握力は左右30でした。あと、遅いのですが今の 私が気をつけてすこしでも改善して行くことはなんでしょうか?悪化させないために教えていただきたく思っています。ちなみに姿勢かなぁと思って先生にただし姿勢は?ときいたら、普通でしょと一撃でした。自分の意思で腕が上がらないことが不安ですしかたないです。
2014.06.20 18:23
drshujisato
下肢(足)の症状は右側のみにあるのでしょうか。
症状からは、股関節にも問題があるのかも知れませんが、腰椎に問題があると推測します。
下肢の症状は片方のみであるなら、神経根の症状のように思います。
お母さんの年齢からは、腰椎の変形や変性が進み、診断が難しいのだろうと思います。
今日、ブログに高齢女性で下肢痛のため、歩行ができなかった患者さんが、手術で痛みがなくなり
歩行ができるようになった事例を紹介しますので、参考になるかも知れません。
貴方のお母さんの症状は、腰椎が主因だと思います。腰椎からも、股関節付近に痛みが
起こることが多いです。股関節の関与の有無をきちっと評価していただくことが必要ですね。
2014.06.14 10:44
フジワラ ユカ
もうすぐ70歳の母ですが、腰痛がひどいのか、20mほど歩くと足が痺れ、固まったようになり、休まないといけない状態になります。長く座っていても同じような状態になるので30分も座れません。右足の付け根も痛く、整形外科でレントゲンをとったところ、右足付け根に関しては軟骨がすり減っている状態、腰に関しては骨と骨の間が狭くなっているので神経を圧迫しているのかもしれないとのことで、今度MRIをとることになっています。とにかく本人は右足の付け根もそうですが、腰が痛く足が痺れて冷たく張り付いたような感じになることがつらいらしく、歩けないこともつらいようです。もっともっとひどい人もいるとのことで、痛みに対する対処療法のような感じを提案されましたが、とにかく手術をしてもよいから腰の痛みなどの症状をどうにかしたいという本人に強い希望があります。腰が原因なのか、足の付け根と腰はまったく別のものなのかすらきちんと答えてもらえない状態なので、どのようにかんがえてよいかわかりません。
2014.06.11 21:33
ブラウン
佐藤先生、お忙しい中のご回答、ありがとうございます。

佐藤先生のお言葉は、本当に勇気づけられます。私自身はもちろん、家族も私の活動に関し慎重になり過ぎているのかもしれませんね。小さな子供にもたくさん我慢させて受けた手術、取り戻した動ける身体で、後悔のない楽しい毎日を送りたいと思います。

アップされた時刻が日をまたいでいました。先生の睡眠時間を削ってしまったのだと思うと申し訳ないです。梅雨入りし体調を崩しやすい気候です。先生もくれぐれもお身体ご自愛の上、お過ごしくださいますように。ありがとうございました。
2014.06.10 06:22
drshujisato
Q1:御礼と共に重ねての質問、本当に申し訳ございません。腰がよくなり幼い子供とも思いきり遊べ、仕事も復帰、毎日が充実しています。このままいい状態でいくために、もしバレエをやめた方がよいのならやめようとも思っています。(以前の先生の記事にあった注意点は気をつけて日々生活しております。

回答:腰椎固定が完成し、症状が安定しているのであれば、やりたいことをされたら良いと思います。確かに、腰に負担をかけなければ、これから先、再び悪くする可能性は下がるかも知れませんが、それではつまらない人生になってしまうかも知れません。私は、安定した状態になった方には、生活の制限はほどほどに、人生を楽しんで抱くことが大事と考えています。もし、万が一、腰に新たな問題が発生したなら、また、治せば良いが私のポリシーです。
2014.06.10 00:13
ブラウン
佐藤先生、お忙しい中の丁寧な回答、ありがとうございました。心から感謝いたします。

様子を見ていいものなのか否か判断出来ず不安だったので、安心いたしました。隣接椎間の障害が起こった場合の、気にしなければならない症状まで具体的に教えていただきまして、ありがとうございます。心に留めておきます。

抜針も特に考えなくていいのですね。また手術…考えたくなかったので嬉しいです。

私の腰椎は、手術を受けたL4L5以外は、主治医の先生もおっしゃっていましたが、カーブも椎間板も本当に美しい状態でした。

水泳選手に稀にそんな腰椎の方がいらっしゃると昔聞いた記憶があります。バレエを趣味の範囲で続けてきたのですが、それが関与している可能性もありますか?

御礼と共に重ねての質問、本当に申し訳ございません。腰がよくなり幼い子供とも思いきり遊べ、仕事も復帰、毎日が充実しています。このままいい状態でいくために、もしバレエをやめた方がよいのならやめようとも思っています。(以前の先生の記事にあった注意点は気をつけて日々生活しております。)

お忙しい中重ねての質問で大変恐縮ですが、お時間がある時教えていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
2014.06.07 23:06
drshujisato
33歳女性で2年前にL4/5の固定術を受けられているのですね。
質問にお答えします。

一点目
最近左足親指の痺れが続き気になっています。すごく強い痺れというわけではないのですが、腰と関係ありそうですか?予約を早めて受診した方がよいですか?
 
 回答:L4/5の固定が完成していれば、その部位で根症状がでることはまずありません。母趾のしびれ感以外に
臀部や大腿・下腿の痛みがでてきいるのでしたら、固定隣接椎間であるL5/S1に新たな問題がでてきたかを疑うことが必用になりますが、症状程度からは必ずしもそう言えるわけではありません。しばらく、経過を見て良いと思います。


二点目
固定が完成しましたが、まだ30代前半なので、抜釘を考えてもどちらでもよいと主治医には言われています。抜釘のメリットとデメリットがあれば教えていただきたいのと、先生が固定術を施した年齢が若い患者さんの傾向としてどうですか?

 回答:私は原則、抜針はしていません。特に問題がないからです。生理的な状態という観点からは、異物はないにこしたことはありませんが、抜針のために再度、入院し、痛い思いをし、仕事を休み、入院費用がかかるなどが抜針のデメリットでしょうね。その変わり、抜くとMRIなどの検査をした時に金属アーチファクトが無くなるのがメリットです。逆に、抜針をしないと金属アーチファクトの問題が残ります。このことは決定的に困る問題と私は考えていません。スクリューが腰痛などに関連していると疑われる時には抜針を考えます。

2014.06.07 14:02
ブラウン
続けてごめんなさい。質問する上で、年齢性別を書き忘れておりましたので追記させていただきます。

33歳女性、2年前にL4L5の後方椎体間固定術を受けました。

お時間がある時にご回答いただければ幸いです。
2014.06.03 20:30
ブラウン
先日、他の記事にコメントをさせていただきました、ブラウンです。

最近二点気になっていることがあるのですが、L4L5の固定も完成し次の検診も約半年先なので、佐藤先生にお伺い出来たらと思っております。よろしくお願いします。

一点目
最近左足親指の痺れが続き気になっています。すごく強い痺れというわけではないのですが、腰と関係ありそうですか?予約を早めて受診した方がよいですか?

二点目
固定が完成しましたが、まだ30代前半なので、抜釘を考えてもどちらでもよいと主治医には言われています。抜釘のメリットとデメリットがあれば教えていただきたいのと、先生が固定術を施した年齢が若い患者さんの傾向としてどうですか?

以前先生のブログでその質問を見た記憶がぼんやりあるのですが、見つけられず、繰り返しになり申し訳ございません。

お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
2014.06.01 21:17
drshujisato
歩行中に下肢の筋肉が硬直するとのことですが、痛みやしびれは生じないのでしょうか? 筋硬直はかがんだり座ると解消しますか? 解消するなら、その時間はどのくらいでしょうか?
貴方の症状は片方の足の筋肉の硬直であり、腰痛はあるものの果たして腰椎性疾患によるのか、これとは別に閉塞性動脈疾患によるのかの鑑別が必要と思います。年齢や性、持病などが書かれていないので、一般論としての説明になりますが。
2014.05.21 19:06
宮城 良雄
腰痛持ちで、10分位散歩すると左足の筋肉が硬直して散歩するのに支障をきたしていますし毎日の生活にも支障をきたしている状態ですので、宜しくお願いします。
2014.05.20 10:58
drshujisato
腰椎2カ所に椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症があるとのことですが、現在の症状は片足だけでしょうか、それとも両足でしょうか。年齢を考慮すると、腰椎症も進んでいるのではないかと思われます。
現在の症状自体は狭窄症によるのか、椎間板ヘルニアによるのか、相談内容からは明らかになりません。
片側のみの症状とすると、椎間孔狭窄も可能性としてあるようにも思います。
リリカの副作用については、長期的に大丈夫かは、肝機能とか、腎機能とかを血液・尿検査でチェックすることが必要かと思います。私は、薬物治療の長期化はできたら避けたいと考えています。
東洋医学については、私に十分な知識がありませんので、no commentとさせていただきます。
整形外科の治療については、ブロックや薬物治療が一般的と思いますが、これは担当医に質問されたら良いと思います。保存治療も色々とありますので。
2014.05.11 23:10
saitaka
74歳 男性
腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症についてのご相談です。よろしくお願い致します。

1.今年の1月、病院の整形外科での診断結果。腰椎2か所にヘルニアがあり、老齢化による脊柱管狭窄症になっていると言う事でした。太腿・脹脛の痛みや痺れの原因もそこからでしょう。薬を出して置きます。しばらくして治らないようでしたら外科療法も考えたらよいでしょう。

2.3月から個人の整形外科クリニックへ2週間に1度通っています。そこでは(ロキソ二ン60」「ムコスタ錠100」「リリカカプセル75」を朝夕処方されました。腰椎の筋肉にブロック注射をされました。2週間前から効き目がないのでリリカだか服用しています。ブロック注射も2日位楽かな位でした。医師が変わって初めての時は全く変化なしでした。

3.前からの症状ですが、1年前に洗車をした後腰部に痛みが出て来て、整形外科でレントゲンを撮り触診して軽い坐骨神経症と言われました。これは3カ月位で気にならなくなりましたが、23か月位して脚に痛みや痺れが出て来ました。そこで、1.そこで、検査結果になりました。

4.現在の症状ですが、太腿と脹脛の痛みです。朝起きた時が一番きつい感じです。椅子に座っていると痛くありません。寝ている時も痛くありません。但し、寝返りする時・腰を持ち上げた時痛い時があります。歩く時に痛みがあります。ジムに行っているのですが、毎日ルーランナーで2.5km位歩きますが、最初は痛いですが、2km位になると痛みは薄らいできます。
運動は前屈をしても足を挙げても大丈夫です。ヘルニアや狭窄症の時調べる身体の動きを医師がしてもその症状には当てはまりません。足の力も変化はありません。



5.お聞きしたい事は「リリカ」は継続して飲んでも副作用は心配ないのでしょうか。薬やブロック注射(神経の周りの)をしても効果が表れないので、他の東洋医学の事も考えた方が良いのでしょうか。整形外科の方でこの後何か方法を考えてくれるのでしょうか。薬が効かないと前回話したら、薬は止めましょうか。言われましたが、リリカだけ続けて見て様子を見ましょうと言う事になりました。整形外科の処方で手術以外に私のような症状でやる事があったらご教授お願い致します。
2014.05.09 11:48
drshujisato
腰椎すべり症と脊柱管狭窄症で一度目の手術で麻痺が良くなり、残ったしびれに対して再手術を受けたとのことですが、初回手術前のしびれは下肢のどこにあり、現在はどこにしびれが残っているのでしょうか?初回と2度目にどんな手術をうけられたのでしょうか?このあたりの情報がないと判断が困難です。下肢のしびれは神経障害が進んでいた場合、特定の部位に残ることがありますので、もともと回復に限界があったのか、それともまだ手術的に対応の必要な問題が残っているのか、これらを明らかにする必要があると思います。
2014.03.24 22:30
須田  弘
67歳男性です 5年前すべり症からくる脊柱管狭窄症と診断されました、シビレと麻痺で痛みはありませんでした。  すぐに手術し麻痺は治りましたがシビレは取れなく2度目の手術をしましたがシビレは取れません、これ以上手術をして回復するでしようか。 
2014.03.24 09:54
drshujisato
ヘルニア発症後、約4ヵ月が過ぎて、なお現在の症状が続いているのでしたら、このまま保存治療を続けるの良いのかどうか再検討が必要だと思います。神経症状はヘルニアの大きさで必ずしも決まりませんので、神経への影響程度を正確に評価することが必要です。それができる医師に診ていただくことが必要と思います。
2014.03.04 23:05
ミント
始めまして。よろしくお願いします。33歳の男です。去年の10月頃月から腰が痛くて今年に入って3回検査入院してミエロ1回デスコ?3回神経根ブロック4回・硬膜外ブロック3回とびていこつ辺りに打つブロックを1回しました。痛みは神経根よりは硬膜外の方が効果は有りましたし、びていこつ辺りのは自分的には余り効果は感じませんでした?ヘルニアは第5・第4第5sに有るみたいなんですけど、手術するほど大きくない見たいで来週からまたブロック注射をして様子を見る事になりました。色々ブロックをやっても中々良くならないし、腰の痛みも両足の痺れも良くならないので少し病院を変えようと思ってます。けど今の先生が大学の先生と相談しての結果なのでどうしたら良いのか凄い悩みます。先生だったらどうしますか?
2014.03.03 23:07
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2014.03.03 00:05
豊田
60歳の男性です。まっすぐに立っている状態では痛みがないのですが、腰の前屈をすると痛みがあり前屈ができない状態が昨年11月頃に1週間ほど続きました。前屈すると腰が痛く、両方の尻も痛くなるようでした。
今年の1月末にまた同じような症状が1週間ほど続きました。そこで整形外科で診察を受けたところ1ミリほどすべりが出ています。それが原因ではないでしょうか?と言われました。その後数日で痛みもなくなりそれ以降整形外科には言っていませんが、まったく説明をもらえなかったので不安になっています。
自分でもレントゲンを見せてもらいましたが、1ミリほど骨がずれているようでした。関節が分離しているのではなく関節が支持力を無くしてずれたんだろう、と医師は言っておられました。腹筋をしてよく歩くようにと言われました。

現在は症状がありませんが、どのようにすれば悪化しないのかをお教え頂けませんでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。
豊田
2014.02.14 02:33
押田
佐藤先生
夜分遅くのご回答、本当にありがとうございました。術後1週間は術後炎症ということ、3〜4週の期間の様子を見るということで、頑張ってみます。まずは様子を見るということで、一抹の目標が見えました。ありがとうございます!
2014.01.20 00:57
drshujisato
今回のl4/5のヘルニアでl5神経根がどの程度に傷害を受けていたかによって、術後の回復が異なります。下肢のしびれが強かった人や麻痺がでていた人では、神経障害からの回復に時間を要することがあります。術後1週間くらいまでは術後炎症による痛みの起こりやすい出来でもあるので、もう少し、様子を見られて、術後3~4週間を経ても改善傾向が実感できなのでしたら、不完全手術もあり得るかもしれません。それを判定するには、まだ術後の日が浅いのでしばらく経過をみて下さし。

佐藤秀次
2014.01.20 00:31
押田
夜分、遅くにすいません。35歳、男性です。去年の暮れにL4/5の腰のヘルニアと診断され(MRI)、下肢痛が仕事等に支障を来したため、今年の1月7日にPELD手術を受けました。

術後、左足の下肢のしびれがありましたが、痛みは一旦、なくなりました。退院し、仕事に復帰しましたが、退院後、神経を圧迫されていた影響もあるせいかもしれませんが、術後に頂いているロキソニンとムコスタとリンラキサーが切れる明け方や夜になると下肢痛としびれがきつくなります。
実は、今回で手術は2回目で、最初に手術をしたのは、2012年の11月でして、その際はL5/Sの腰のヘルニアになり、同じ病院で手術をし、術後の痛みも後遺症もなかったのですが、今回は違った予後になり不安になっております。
執刀された先生を疑っているわけではないのですが、術後、痛みのため、2回来院した際に、ちょっと長引いてるだけという感じで、先述の3種の薬を多めに頂き、2月頭にまた来てくださいと言われています。
自分としては、夜、安眠を妨げる、しびれと痛みに参ってしまい、ほかのご意見も聞いてみたいと思い、こちらのサイトを発見して、書き込みをさせていただきました。今後、じょじょにしびれと痛みが消えていけばいいのですが、その感触がまだないため、専門家のご意見を頂戴したく存じます。
何卒、宜しくお願い致します。
2014.01.20 00:10
俵屋
お忙しい中、ご回答いただありがとうございました。
先生のおっしゃるように、きちっと治すことが大事ですよね。
3ヶ月は、できるかぎり安静をこころがけて、様子をみてみようと思います。
手術の困難さも特に増すこともない、とのこと。少し安心しました。
本当にありがとうございました。
2014.01.18 12:29
drshujisato
L4/5の左のヘルニアの手術を受け、今度は同じL4/5の右にヘルニアがでたということですね。ヘルニア発症後は少なくとも3ヶ月間は安静が基本です。ヘルニアを起こした部位の線維輪という靱帯が破損しているので、無理な運動をするとヘルニアを悪化させる危険性があるからです。自然に良くなる場合は、発症後3~4ヵ月までに痛みはほぼ消失します。下肢にしびれある場合にはその消失には更に時間が必要です。中にはしびれが一部残る人がいます。この期間を過ぎても痛みが続いたり、しびれが強くなったり、足の麻痺がでる場合には手術が必要です。貴方の場合、同じレベルでもサイドが違いますので、手術の困難さが特に増すことはないと思います。
手術をしないにしても、手術をするにしても5月の空手の昇段試験は取りやめた方が良いと思いますよ。ヘルニアをきちっと治すことが先決ですね。

佐藤秀次
2014.01.17 23:43
俵屋
はじめまして。
38歳の女性です。2年前にL4/5の椎間板ヘルニアで、左下肢に激痛がはしり、立つこともできない状態が2ヶ月ほど続き、手術しました。
術後は、かなり良好で、5日ほどで退院し、一週間後には事務の仕事に復帰、痺れも痛みも全くと言っていいくらいなく、3ヶ月後から3年間続けていた空手の練習にも復帰できるようになり、ヘルニアだったことを忘れるくらいでした。
2年前にとったMRIで、L5/Sにもヘルニアがあることがわかりましたが、その部分は、症状もないから様子をみましょうとのことでした。
 ところが、2ヶ月ほどまえから、若干腰に違和感を感じるようになり、一ヶ月ほど前に、くしゃみをした瞬間ぎっくり腰のようになってしまいました。その痛みは2~3日でおさまったのですが、だんだんと前屈ができなくなり、右下肢、おしりの裏からふくらはぎの外側に2年前に感じた痛みがはしりだし、12/24には激痛のため トイレに座ることもできない状態になってしまいました。受診してMRIを撮ったところ、2年前と同じL4/5が今度は右側に、にょっきりでていました。前回の術後がとてもよかったので、今回もすぐに手術して欲しいと懇願しましたが、2回目は少しよくないことが、おこりやすいから。といわれ、リリカ錠25㎎とロキソニンを処方されました。すると、1週間ほどで痛みは我慢できるくらいにおさまってきました。夜寝ているときは、薬がきれる時間なのか痛みで眠れないこともありますが、日中はコルセットを巻いて普通に生活できています。
先日の受診の際に先生から、安静期間だから、あまりウオーキングをしたりはおすすめできません。日常生活を普通にできれば100点と思ってください。といわれました。
実は、今年5月に空手の昇段審査をうけるため、かなり思いを込めて練習していたので、一日も早く練習に戻りたい、と思っています。
無理をすると、もっとヘルニアがでて、かわいそうなことになりますよ。と先生はおっしゃいます。
安静期間は、どのくらい続くのでしょうか?
安静とは、どの程度のことをいうのでしょうか?
手術せずに保存療法でまた、空手ができる身体に戻れるのでしょうか?
長くなってすみません。気持ちがあせって不安でたまらないとき、佐藤先生のページをみつけました。
宜しくお願いします。

2014.01.15 18:36
drshujisato
腰椎MRIを検討しましたが、検討範囲では、腰椎に外側型、超外側型を含めて、特筆すべき異常所見は認めませんでした。腰椎からの症状は考えにくいと思われます。念のため、神経内科でも一度チェックを受けておくことをお勧めしますL。外科的な腰椎疾患は否定的と思われます。


佐藤秀次
2014.01.06 22:56
drshujisato
脊髄や神経根の圧迫が手術的に解消されているのなら、後は脊髄や神経根の快復力次第なのです。通常は術後6ヶ月には改善は横ばいになっていきます。もし、神経後遺症状が残っているのなら、自宅でのリハビリ継続が必要です。現状維持のためにもリハビリ継続は必要ですので、リハ担当者から自宅でのリハについて充分、指導を受けて下さい。
2014.01.03 00:18
嘉手川昇
人工関節置換え手術をうけましたが、1年もなりますがまだ杖をついて歩いております。その前に頸椎(神経圧迫)・腰の痛み・軽い脳梗塞の手術うけたので、その後遺症が残っているかもといわれました、その後遺症は治らないものなのか、リハビリも12日で終わりですといわれました、今後どのように対処すればよいかおしえてくださいください
2014.01.02 20:36
先生。ありがとうございます。
昨日夕方に送付させて頂きました。
幾度となく見てもらえ大変ありがたく思っております。
つきましたらご確認頂けると幸いです。
2013.12.30 10:37
drshujisato
最初に相談を受けた時からもう一度コメントを読み直してみましたが、貴方の症状の原因が見逃されていると思われて仕方がありません。手元にMRIがあるのでしたら、そのコピーを私宛(病院の方)に送ってください。検討して差し上げましょう。その時に痛みやしびれのある場所を身体の図に色分けして、例えば、痛みは赤色、しびれは青色で塗ってください。余計なお節介のように思われますが、諦めるのはまだ早い気がしますのでね。
2013.12.26 21:22
度々失礼致します。
以前に相談させて頂いたのは2013.09.23にご返答頂きました。
抜けてしまいまして申し訳ありません。
2013.12.26 20:10
先生、お久しぶりです!
以前こちらで相談させてもらい、先生に外側型ヘルニアか超外側型ヘルニアかもしれないと言う事で新たに腰椎脊椎センター(専門)の病院へ行き新たにレントゲンとMRIをとってきました。
結果としては、やはり原因不明でした…。
特に脊椎や脊髄には問題もないとのことで、何も進むことなく受診するのに待っただけで何も得られませんでした。
現在も症状は変わらず、左足首の上下運動の力が低下し始めているらしく最近はよろけやすくもなってきました。
外科的な問題がないので、まだ調べたいなら神経内科というところへかかるようにと言われ、紹介状と今回のMRIをCDに入れてもらい、また病院探しをしなければいけなくなりました。
先生には大変、お世話になりました。
病名が原因不明となり治らなくても仕方がないのかもしれないと覚悟をきめることも考えています。
本当に先生、ありがとうございました。
頑張って生きていこうと思います。
いらぬ報告ですが、こちらにかかせて頂きました。
失礼しました。
2013.12.26 20:05
drshujisato
私の場合は、患者さんの症状と神経機能検査、MRIなどから手術適応なしと判断した患者さんには保存治療を勧めます。また、手術適応と断定できないが、否定もできない場合には、経過をおいて再検討させてもらっています。手術でよくなると確信できない場合には手術をすべきでないと思います。
2013.12.15 23:26
はくさん
返答ありがとうございます。いつも大変参考になっております。

幾つもの病院でヘルニアと診断されていましたが、手術ても症状変わらずなので、先生がおっしゃる通り、きっとヘルニアではなかったのでしょうね。痛い、怖い、辛い思いして手術したのに、精神的にもダメージを受けています。
先生なら、私の様な患者が来た場合、どう治療しますか?やはり、数ヶ月、注射と薬で様子をみる、これしかないのでしょうか?
腰痛のみで、物を拾う時などや、寝返り、腰を動かすと痛いです。朝が一番痛いです。
歩行は、問題なくスタスタ歩けます。
2013.12.11 23:06
drshujisato
もし、ヘルニアが症状の原因であるなら、ヘルニアを摘出することで症状は改善します。貴方の場合、ヘルニアが摘出されているにも関わらず、症状の改善がえられないのであれば、原因はヘルニア以外の別と考える必用があるでしょう。それがすぐ、固定術というのは飛躍しすぎです。まず、現在の症状の原因を正確に診断することが先決です。
2013.12.09 10:42
はくさん
先日相談させていただいた、はくさん、です。術後2ヶ月経過しました。術前と痛みが変わらない為、この辺で一度MRIを見て再判定するとの事で検査を受けました。
検査の結果、術前にはあった腰椎ヘルニア(元々小さいものでしたが)は綺麗に取れていて、圧迫も無くなっていました。

しかし、腰痛は続いていて、日常生活に支障もあり辛いです。

現在は、ボルタレン、ブロック注射で経過観察中です。

もし椎間板が滑って痛みが出ているとすれば、固定しないと治らないと言われました。

圧迫は取れていても痛みがあると言うことは、ヘルニアではなったのでしょうか?

元々ヘルニアは小さく、しびれもありませんでした。

先生は、原因は何とお考えになられますか?
今後どうしたら良いのか、全く分かりません。ただただ痛みを我慢して、様子
見る日々が続いていて、毎日辛いです。

2013.12.08 12:15
drshujisato
腰椎固定術完成後、ボルト(スクリュー)を抜くか、抜かないかについては、使用基準に従うと抜くが正解です。しかし、現実的には、抜くべきとの立場を守る医師と安定した状態にある患者に再入院してもらい再手術するという経済的負担、精神的・肉体的負担を考慮し、抜く必要はないとの立場をとる医師に分かれます。私は後者の立場をとっています。私は、ボルトを抜かなかったために、問題が起こったという事例は経験していません。ご自身の希望を伝え、主治医と相談して決められるとよいでしょう。
2013.11.28 23:56
玉井和美
2年前に腰椎狭窄症の手術をしました。綺麗に骨がくっついたので、そろそろボルトを抜いてもいいかもとドクターに言われましたが、入院してから仕事に復帰するまで15日間休まないといけないので、どうしようか悩んでいます。
現在43歳ですが、今後ボルトが入ったままだと何か支障がありますか?
仕事は介護職です。今のところ全く腰は痛くなく、普段から腰が悪くならないように気を付けているので完治したと思われます。
他の病気になったときなどに支障が無ければ、ボルトを抜かずにいようかと考えています。

宜しくお願い致します。
2013.11.28 13:13
drshujisato
MRIを行うタイミングは主治医の言われる通り、術後の影響が取れてからの方が診断しやすいとは思います。腰痛のみであったと思うので、もう少し経過をみるのが良策と思います。その後の状態をみて、次を判断されてはどうでしょうか。

佐藤秀次
2013.11.12 00:06
drshujisato
症状からはL2/3かL3/4が疑われます。膝付近の症状や膝折などの症状はこれらのレベルの問題と思います。精査を受けてはっきりした診断がつかないのは外側型ヘルニアや椎間孔狭窄の診断が困難なためかも知れませんね。これらのレベルではラセグーは通常は陰性です。外側型ヘルニアや椎間孔狭窄の診断はMRIが重要で、撮影に工夫が必要です。通常の撮影方法では診断が出来ないことが多いです。
私の外来については、当院の医療秘書が予約担当ですので、直接確認していただけますか。お願いします。
貴方の場合は、診断ができていないだけのように思います。

佐藤秀次
2013.11.11 23:32
はくさん
先ほどの質問に加え、もう一つ質問です。
術後のMRIは撮るべきでしょうか?
主治医は、術後すぐに撮っても、まだ腫れていたり、ヘルニアを摘出しても、神経はすぐに元通りにはならないので、正確な診断が出来ない為、3ヶ月くらい経過した頃の経過を診て、必要があれば撮りましょうと、おっしゃっています。もちろん、痛みで動けない程ならすぐに撮るとの事ですが、痛いながら、歩いたりするのは痛くないですし、デスクワークの仕事も騙し騙しやれていて、私の様子を見て聞いて、やはり経過を見ながら、少し様子をみたい、とおっしゃっていました。

先生ならヘルニアと決めつけず、こう言う経過の場合、振り出しに戻り、何が原因かきちんと診ていただけるのでしょうね。佐藤先生に是非とも診察していただきたいと思ったて調べてみたのですが、遠方過ぎて断念しました。


2013.11.11 22:22
はくさん
佐藤先生、分かりやすいご説明ありがとうございます。
何ヶ所かの病院で診察を受けた、と前のコメントに書きましたが、それは随分前の事で、半年前からは手術した病院へしか行っていません。
専門医で、とても良く話しを聞いてくださり、説明もしっかりしていただけ、安心して手術に挑む事が出来、手術後の説明では、しっかり圧迫解除出来たとの説明を受け、嬉しくこれで1年苦しんだ痛みから解放されると思っていたのですが、夢かなわず、辛い日々です。

先生、もう一つだけアドバイスお願いします。

今の病院に通い続けるべきか、術後の経過が良くないので、転院するべきか、悩み毎日悶々としています。

どうする方が良いと思われますか?

2013.11.11 21:51
東京のひと
佐藤先生、はじめまして。
52歳、男、webやDBなどの開発系職種です。
20歳代前半から数回の既往があり、L4/L5の左右を24歳と33歳のときそれぞれ1回、北里大学病院にてラブ法で手術を受けています。
当時よりL2〜S1まで椎間板の膨隆が観察され、狭窄症様の所見とのコメントがありました。
3年前から右ひざ下あたりを中心に歩行開始からの時間経過につれ痺れを感じるようになり、2年前に東京共済病院にてMRI検査を受けました。画像上、明確な圧迫所見は無く投薬様子見でした。
今年7月になって今度は左上臀部痛が発生し、受診、MRI、ミエロCT、神経根ブロックなど試していますが責任高位の特定に至りません。満員電車の通勤に耐えられず昼からの時間差出勤を許されていますが、いつまでもという訳にもいかないでしょうし、通勤のみならず毎日の生活が相当な苦痛を伴いますので何とか症状を改善したいところです。
金沢には私の実家がまだありますので、佐藤先生に調べていただこうかと思うのですが、有名な先生ですから診察を受けるには相当の待機が必要なのではないかと気になります。

そのあたり、状況は如何でしょうか。
お知らせ頂ければ幸いです。


2年前と今年10月のMRIデータは(DICOMフォーマット)自分でも持っています。
OsiriXのフリー版で眺めてみますと、2年前と比べてL2/L3に明らかにヘルニア様の変化があり、馬尾が押されていますが、主治医はそこは違うと言います。
狭窄は椎間板の膨隆が主で椎弓側の肥厚は軽度であるように見えます。

以下は自覚症状の変遷です

ごく初期(今年7月初旬頃)(精神力だけになる歩行距離=300m程度)
 ・左:臀部痛(跛行要因)と、左踵から小指に向かう辺縁の軽いしびれ感(常時)
    歩く際に後ろへ蹴り出すと痛む。ラセーグ陰性。
 ・右:膝を中心として外側から巻くような範囲の軽いしびれ感(跛行開始と同期)
 外力、高負荷、くしゃみ、感染等のきっかけは無し。

<いったん整骨院のスパイラルテーピングで軽快>
 腰背部に貼りっ放し3日目に改善。
 以後、1週間貼りっ放し、次の1週間は剥がして徐々に悪化…のループで凌ぐ。
 9月中旬、急に症状再発しテープの限界を知る。

9月中旬頃(精神力だけになる歩行距離=300m程度)
 ・左:臀部痛(跛行要因)と、左踵から小指に向かう辺縁の軽いしびれ感(常時)
    歩く際に後ろへ蹴り出すと痛む。ラセーグ陰性。
 ・右:膝を中心として外側から巻くような範囲の軽いしびれ感(跛行開始と同期)

10月頃(精神力だけになる歩行距離=200m程度)
 ・左:臀部痛が殆ど。左踵からのしびれ感は消失。
    ラセーグ陰性は変わらず。
 ・右:膝を中心として外側から巻くような範囲の軽いしびれ感(跛行開始と同期、やや増強)

現在(精神力だけになる歩行距離=100m程度)
 ・左:臀部痛(跛行要因、やや軽くなったか?)。
    新たに鼠蹊部痛が出現し臀部と両面からの痛みになる(跛行要因、日毎に増強)。
    跛行が顕著になってくると膝折れが始まる。
    ズボンを穿く際、痛み?脱力?で足が上がらない。
    膝直下前面に神経痛出現し増強傾向。ラセーグ陰性のまま。
 ・右:膝を中心としたしびれ感(跛行開始と同期)
2013.11.11 11:55
drshujisato
腰痛のみなんですね。MRI画像でL5/S1にヘルニアがあるとのことですが、果たしてそのヘルニアが腰痛の原因であるのか否かが重要な問題です。症状のないヘルニアが普通に存在しますので、ヘルニアと症状の因果関係を明らかにするです。
貴方の手術結果の考え方は二通りあります。一つは原因が今回手術を受けたヘルニア以外の別物である場合。残る一つはヘルニアが原因であるが、椎間板の摘出が不十分、すなわち椎間板内の除圧が充分に出来ていない場合です。これらの内のどちらかなのですが、いずれにしても診断・検証は難しいものです。既に複数の医師の診察を受けているようですので、どうしたものかと悩みます。ブログ上でのやり取りでこれ以上の結論をだすことは困難と思われます。

佐藤秀次
2013.11.10 22:43
はくさん
佐藤先生、参考になるご回答ありがとうございます。

痛む場所、また、しびれが無いこ事から、原因は5番、仙骨、と特定された様です。術前にも、痛み方と画像、経過もろもろ一致しないと手術は出来ないとの事で、再度MRI検査をし、神経の圧迫は見られました。1年前に撮った時と、ヘルニアの大きさはほとんど変わってないと診断されました。
1年前に撮ったMRIを持参し、数ヶ所の病院に行きましたが、どの病院でも腰椎ヘルニアと診断されています。
ヘルニアでは無い可能性があるのですね?

痛み方なのですが、物を拾う時、腰をひねったり、角度が付くと痛いです。酷い時は寝返りだけでも痛くて目が覚めます。
腰を反るのはさほど痛みは出ません。
術前は横になると楽でしたが、術後は横になってるだけでも痛みます。

ブロック注射はステロイドが入ってるものを使うと劇的に良くなりますが、麻酔のみのブロックは効き目無しどす。

ヘルニア意外の腰痛とは、どんな病気なのでしょうか?

今後、転院すべきなのか、どう治療すべきか、アドバイスお願いします。

度々の質問、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。




2013.11.10 12:39
drshujisato
ヘルニアはL5/S1で小さい、腰痛のみ。ペルド手術後に腰痛の改善なし。ということですね。本当にヘルニアが腰痛の原因か疑問です。腰痛のみのヘルニアの手術例は私も経験ありますが、MRI画像上にそれなりの所見がありました。そして、術後腰痛は消失しました。貴方の腰痛はどんな時に痛くなり、あるいは軽減されていますか?痛みの起こり方、軽減のされかたが原因を考える際に重要です。再手術以前に検討しなければならないことがあるように思います。

佐藤秀次、
2013.11.10 11:18
はくさん
ご回答ありがとうございます。

痛みの場所は腰のみです。しびれは元々ありません。

ヘルニアは小さいのですが、服薬、ブロック注射を何度も何度も受けたのですが、良くならず、1年間経過した所で、痛みの軽減のために手術する運びとなりました。仙骨と5番の間のヘルニアです。

1、このまま様子を見るべきなのか、転院した方が良いのか、どうするのが良いでしょうか?
仕事にも支障をきたす痛みがあり、大変困っています。

2、再手術は避けたいと考えていますが、手術をやり直さないと痛みが消える事はありませんか?




2013.11.10 00:21
drshujisato
腰ヘルニアの手術効果は神経障害が進んでいない限り、劇的な臀部から下肢の除痛効果があります。手術が終わり、麻酔から覚めると激痛はなくなっています。それが普通です。貴方の場合は私の判定基準でいうなら、成功したとは言えないというのが率直な私の見解です。痛みは術前にどこにあったのですか?腰痛のみであるなら、手術適応にも再検討が必要だと思います。


佐藤秀次
2013.11.09 21:58
はくさん
34才、女性です。

ヘルニアでペド手術をして1ヶ月経過しましたが、
痛みが取れません。
術前より、痛みが気になります。
手術後はかなり痛く2週間は痛みが続きました。
手術の痛みは良くなりましたが
ヘルニアの痛みが取れていないので、毎日不安です。
主治医はもう少し様子をみると言っています。

先生のご意見お聞かせください。

1、このまま様子を見ても良いですか?
2、手術は失敗だったのでしょうか?
2013.11.09 19:15
drshujisato
ヘルニアは腰椎の何番にあるのでしょうか? 膝の痛みや力が弱くなっているのはヘルニアと関係はないのでしょうかね。ヘルニアでも膝当たりに痛みが起こることがあります。発症後8ヵ月経っているので、手術治療も検討が必要と思います。腰椎手術は両刃の剣ですので、医師を慎重に選んで下さい。

佐藤秀次
2013.11.06 22:40
YS生
56歳男性です。小さな椎間板ヘルニアと診断されています。しかし、ヘルニア部位は脊柱管狭窄もあり症状が重く出ているとの診断でした。その後、膝が痛くなり重くない変形性膝関節症との診断を受けています。ヘルニアの手術は難しく、軽度であるため薬とリハビリで治療との方針で8か月が経ちます。

現在の症状は、腰の痛みはなく足の痛み、痺れはかなり改善されておりますが、腿と膝に力が入らず家の中程度しか歩けません。これ以上の改善が進むかどうか疑問に感じます。足に力が入らないまま歩くと膝関節がいっそう悪くなるとも聞いており、上記ご相談申し上げます。
2013.11.06 05:30
三浦10・27
ありがとうございます。
現在51歳、友人と出かけることもできずいつも家にこもってました。今度の受信日にかかりつけ医師に相談してみます。ただ、こちら宮城で内視鏡の手術ができる病院は限られ、いまの病院の先生が、手術をしない方向になると、ズーっとこのまま で、… 前向きに考えていきます。
2013.10.31 20:37
美由紀
お忙しいところご回答頂きありがとうございました。

年齢とともに体に負担がかかってきているんですね。気持ちは二十歳ですが体は正直です(笑)
運動不足もあります。ストレッチや腹筋を負担にならない程度してみます。日ごろの姿勢なども心当たりがあり過ぎますので(トホホ)、症状がひどくなるようでしてら病院へ行ってみます。

先生にご回答いただいて嬉しいです!気持ちが和らぎました。
  ありがとうございました。
2013.10.30 11:19
drshujisato
三浦さんへ

 昨年に右坐骨神経痛を起こし、そして、今は左臀部に痛みが発現するようになっているとのこと。ヘルニアだとしても、発症後随分時間がたっていますので、手術治療を検討することが必要と思います。
手のむくみは鎮痛剤の副作用かも知れませんので、医師と相談してください。

佐藤秀次
2013.10.27 20:17
drshujisato
美由紀さんへ

 いわゆる尾底骨痛と言われるものと思います。過去の骨折が関与しているかは不明ですが、無関係と言えないかも知れません。私は余り診ることはないのですが、画像検査でも原因を明確にできないのが普通です。長い座り仕事の方に多いようですので、クッションを椅子に引くことや座りっぱなしにならないように気をつけるなど予防法も大事かと思います。診療科は整形外科だと思います。
2013.10.27 20:12
三浦
昨年急に右臀部より下肢までの痛みで歩けなくなり、病院で腰椎ヘルニアとの診断、投薬で痛みをとり、日常生活をおくれるようになりましたが、臀部から足裏までの痺れはずっと続いていました。ここ一月前位より左臀部の痺れと痛みで、5分程で辛くなる状態と、股部分のはれ、排便の不快、排尿の量と病院でも話し、投薬で今回も乗りきりましょうと言われてますが、足した薬トラムセットのせいかヘルニアの進行のせいか、
昨日気づいたのですが、腕と手が浮腫むというか、パンパンになるんです。こんな調子で何処にも出かけることもできません。投薬だけて済ませて良いのでしょうか?
2013.10.27 16:03
美由紀
はじめまして。

どこの科を受診すればよいかわからないのでご指導下さい。

実は1か月ほど前から肛門と尾椎の間に痛みがあります。
常時痛いのではなく座ろうとすると激痛で座れないのですが、
これもいつもではなく時々です。ただ、痛い時はまさに『激痛』です。17年前に尾てい骨骨折で何週間か入院したことがありましたが、その後、全く症状は無く、そのことが原因かと当初は思いましたが骨の部分を押しても痛みはありません。肛門の方かとも思いましたが、それも違い、肛門と骨の間です。
何かに当てたこともなく、全く原因がわかりません。
もしかして坐骨神経痛?とも思いましたが(仕事は椅子に座る時間が多いです。)その症状を見ても当てはまらないように思いました。

いったい何科に相談すればよいかと調べているうちに先生のページに行きました。皆様のご相談を拝見していると、私のような相談を質問させていただくにはおこがましいですがご指導宜しくお願致します。
2013.10.25 14:03
drshujisato
澤さんへ

 腰部脊柱管狭窄症の術後、すべり症が発生したのですね。すべり症に伴う脊柱管狭窄症の場合の神経障害は、腰を前に曲げて神経の圧迫状態を最も緩めた状態においても足や下腿にしびれや感覚障害が続いたり、足の力が入りにくい状態が続く場合に疑います。単なる神経の圧迫の場合には圧迫を緩める姿勢では下肢の症状は消失します。この場合には圧迫はあるが、神経障害は存在しないと判断されます。神経圧迫の強さと経過の長さが神経障害を起こすことに関係します。神経障害が進む前に、神経機能が回復できる段階で手術を行うべきと私は考えています。
以上、参考になれば幸いです。

佐藤秀次
2013.10.16 21:37
佐藤様
 東京に住む澤と申します、現在53歳の男性です。
職業は農業です。仕事柄?腰痛持ちでしたが10年前歩くと足がもつれるようになり整形外科を受診、脊柱管狭窄症と診断されました。40代でここまで狭くなる人は珍しいと言われました。手術をし症状は改善、何の問題もなく9年間過ごしてきましたが、今年に入った頃から1km程度歩くと腰周りが締め付けられるような感覚になり足が前に出なくなりました。以前のように休んでも回復が鈍く無理に歩くと翌日足がパンパンになり歩くのが苦痛になってしまいました。この症状は長く歩かなければ出ないので、様子を見ていたのですが、8月から坐骨神経痛が出始め整形外科を受診、レントゲン、MRI画像からすべり症に伴う狭窄症と診断され、すぐにでも手術するように勧められました。仕事も有りますし、すぐには無理だったので、保存療法を取りました。しかし、痛み止めも1週間しか効果がなく、その後に受けた神経ブロックも1日しか効果はありませんでした。仕事の関係で1月に手術をお願いしようかと思っているのですが、先生の記事を読んでいると、神経障害後期になると手術をしても障害が残る可能性が高いとのことですが、どのような障害が考えられるのでしょうか?
 現在の状況は、朝起きると右足が曲がらず靴下が履けません、車を運転すると右すねが非常に痛く近場しか運転できません。少し重いものを持つと尾骨から右腰に痛みが走ります。その後は歩くのも大変になってしまします。私にしかできない仕事があるので歯を食いしばってやっているところです。
 こんな、症状ですがすぐにでも手術をしたほうが将来のためでしょうか?よろしくお願いします。
2013.10.15 19:49
drshujisato
cayaさんへ
 なるほど、そういうことだったんですね。患者さんが皆、cayaさんだったら手術を行う医師は救われますね。医師は皆さん、持てる力を精一杯発揮して患者さんを治そうと努力しています。しかし、その結果は患者さんの期待通りに行かないこともあります。その結果の受け止め方が医師と患者の双方で大事だと思います。医師は謙虚に結果を受け止め、次の対処を考えることが必要です。自分の能力を超える問題では、他の医師の意見を聞く度量の広さが必要です。また、患者さんは医師の努力へ理解を示し、しかし、泣き寝入りしたり、諦めたりするのではなく、改善のために次の行動を起こすことが必要です。私はそのような患者さんをサポートしたいと考え、このブログを始めました。早く、元気になり、医師事務作業補助者として活躍して欲しいと思います。
私が役にたてるのなら、遠慮無く相談してください。待っていますよ。

佐藤 秀次
2013.10.03 21:09
drshujisato
kmさんへ

 椎体置換術とは、頚椎(椎体)の前方から椎体をドリルで削り取り、その奥にある後縦靭帯骨化などを摘出し、削り取った椎体部分に身体の別の部位から採取した自家骨を移植し固定する手術です。最近は、自家骨の代わりにチタンメッシュが使われることもあります。自家骨やチタンメッシュが外れないようにプレートで固定することが多く行われています。私はチタンメッシュを用いています。

佐藤 秀次
2013.10.03 20:50
caya
佐藤先生

13/10/01に相談させていただきましたcayaです。
心のこもったアドバイスありがとうございました。
思わず涙こぼれました。

実はこの相談室に行くまでの経緯は、病状検索からではなかったのです。仕事は総合病院で医師事務作業補助者をしています。現在、首の可動域制限、巧緻運動障害、左上腕部痛があり、腕が上がらない、物も落とす、足もまともに動くこともできず、じっとしていることもできない。勤務そのものに影響がでており、もどかしく思っていました。それでも、何かできることはないだろうかと思い、検索していたところ先生のブログにたどり着きました。医師事務作業補助者を温かい目で見守り、むしろありがたい存在であるとのご意見に心打たれ、病状ご相談させていただきました。

ただ、先生に相談メールした後、オペしていただいた先生に申し訳ない思いでいっぱいでした。全力でオペをした結果が、意図したものではなかった。むしろ、予想外であった。オペ後先生が悔しがっていたことも把握しているし、公開されることで他の人に誤解を与えることになるのかもと。オペは終わったのだから、あとは自分がしっかりしないと・・・思いは空回りで、継続的な痛み、突発の痙攣と症状は増していくばかり。ADLは低下していき、周囲からもオペ前のほうがよかったなんて声も出るくらい。途方にくれていたのかもしれません。

今月末まで様子をみてみようと思います。やっぱりオペしてくださった先生に感謝しきれないので。
勝手ですがまた連絡させていただいてよろしいでしょうか。

追伸)
医師事務作業補助者として医師の激務に少しでもお役にたてるよう日々精進していきます。
2013.10.03 12:47
km
佐藤先生 こんにちは。前方除圧の際に行われる椎体置換とはどのような手術なのでしょうか。ご教示いただければ幸いです。
2013.10.02 17:48
drshujisato
13/10/01のcayaさんへ

頚椎後縦靭帯骨化症で前方除圧を受けられたようですが、具体的には頚椎の何番と何番にどのような前方除圧術を受けられたのか、前方除圧を行うと椎体間固定か椎体置換が行われていると思うのですが、詳細が不明なため、具体的なアドバイスは難しいところです。
術後2日目から上肢の症状の悪化が起こったようですが、片側のみでしょうか?、両側でしょうか?
具体的には説明しにくいですが、何か悪いことが起こった可能性が高いと思います。果たして、気持ちの問題なのか、それは原因を究明しつくした後に最後に考えるべき可能性です。別の医師の意見を求められることをお勧めします。もし、心因性でない原因があるとしたなら、治療の機会を失う恐れがありますのでね。

佐藤 秀次
2013.10.02 13:57
caya
41歳 女性

初めてご相談させていただきます。
20年ほど前から頸椎、腰部の痛みがあり、整形外科を受診。MRIでC4~C6、L3~L4のヘルニアと診断され、服薬にて経過観察してきました。

2年程前から痛みが強くなり、ブロック注射を施行していただき、腰部は2回目でかなり効果を得られ、その後は施行していません。頸椎は、初めは効果があったものの、徐々に効果が得られなくなったため、CT施行し、OPLLと診断されました。狭窄がひどい、巧緻運動障害、躓きもあったため、手術適応の診断をうけ、今年の5月に今までと別の脊椎センターで脊髄脊椎専門医による前方除圧術を受けました。手術当日は、痛みがとれていたのですが、2日目のリハビリ中にバキと腕が痛みだし、そのまま現在まで痛みが続いています。また、その後肩甲骨と頸の付け根の痛み、二の腕の痙攣も出現しはじめ、腕も上がらない状態です。じっと座っていることも苦痛で日常生活に支障をきたしています。
手術してくださった先生は、狭窄は十分にとれたのだから、あとは気持ちの問題。もう病気でないと自分でしっかりしてもらわないと困る。脊椎としての治療は終わり。とおっしゃるのですが、このまま時間が過ぎるのを待つしかないのかご意見をいただけたらと思います。
以前、受診していた整形外科には、もうここでなく手術したところに行きなさいと言われています。

誤解のないように・・・
結果的に現在こうなってしまっているだけであり、手術してくれた先生には、恨みつらみは一切ありません。むしろ、感謝の念でいっぱいです。ただ、今自分ができることで、どうしたら今後開けてくるのか道しるべ的なご意見を伺えたらと思っています。

よろしくお願いいたします。
2013.10.01 14:47
drshujisato
桜さんへ

必ず貴方の症状の本当の原因を探り当ててくれる医師が現れると思います。諦めないことです。
納得いく答えが得られるまで諦めてはだめですよ。よくなる可能性を捨ててしまうことは
生活の質を失うことになりますのでね。
頑張ってください。良い返事を待っています。

佐藤秀次
2013.09.29 20:50
先生。度々ご回答頂き本当にありがとうございます。
ネットで都内で脊椎専門の親身に聞いてくれそうな先生を探して今までの経緯から先生の話まできっちり話した上で検査をして貰おうと思います。
少し探す手間も掛かるとは思いますが、またご報告に参ります。
先生に相談してみて気持ちてきに1番前向きになれました。
ありがとうございます。
2013.09.25 08:19
drshujisato
じゃすみんさんへ

 脊椎専門医で良いと思います。脊椎専門医で末梢神経疾患の診断と治療の経験の多い医師を選ぶことが良いと思います。腓骨神経などは末梢神経外科の領域ですのでね。

佐藤秀次
2013.09.24 23:35
drshujisato
桜さんへ

 脊椎専門は最低条件であり、専門資格をもっているといっても、専門医によって大変大きな力の差があります。脊椎専門医個人としての手術実績を公開している医師の中から、選ぶ外ないように思います。病院よりも医師で選ぶことが必要と思います。しかし、なかなかこのような検索ではヒットする医師は少ないのが現状です。

佐藤秀次
2013.09.24 23:30
drshujisato
やすさんへ

今回の専門医が脊髄病変を疑うというのであれば、総合病院で脊髄病変について検討してもらうことをお勧めします。それで結果がでなければ、再度腰椎を疑う必要があると思います。頚椎・胸椎の脊髄障害の診断はある意味で容易ですが、腰椎は診断の困難なものが多いので諦めないことです。

佐藤秀次
2013.09.24 23:15
drshujisato
ACさんへ

了解しました。頚椎と腰椎の両方の相談を受けますよ。お待ちしています。

佐藤秀次
2013.09.24 23:09
じゃすみん
先生、お忙しいところ返信ありがとうございます。
 
 高校生のとき骨の良性腫瘍があり、切除したのですが数年してから 足の甲がしびれ、動きにくいようになり神経剥離を受けました。その後しびれの症状はなく 日常生活でも問題はありませんでした。その繰り返しです。

一年前ぐらいから足の甲や親指、人差し指のあたりがビリビリジリジリすることがありました。足首の外側や前の手術傷のところがズキズキしたりします。
足首の動きや親指の反らせない感じがありましたがあまり気にしないようにしていました。

腰が痛いことや坐骨神経痛のようなことはなくMRIの検査もしましたが異常はありませんでした。

 現在は近くのクリニックに行っていますが、きちんと治療をしたい場合、病院に行く場合は何科にかかるとよいのでしょうか? 結婚をして現在のところからは、高校生の時に手術した病院は遠方です。

よろしくお願いします。
2013.09.24 22:51
先生。いつもありがとうございます。
もう一つお聞きしたいのですが、専門というのは脊椎の専門で調べたらよろしいのですか?脊椎、脊髄等沢山あり検討がつかないのでもし探すにあたり、こういう点が優れている病院がいい等の情報で結構です。
もしあれば教えて頂けませんか。
宜しくお願いします。
2013.09.24 22:10
やす
2013.09.18 23:39
2013.09.19 16:14
2013.09.21 22:10
にご相談させていただきました、やすと申します。

専門医に行ってきました。
事前に相談したところ、MRIを撮って持ってきてくださいとのことで、かかりつけ医の指示どおりの腰椎MRI単純撮影をして持参しました。

結論としては、私の下肢の症状は、腰とは考えにくいとのことでした。
確かに椎間板症ではあるが、ヘルニアもないし、その症状に見合う所見が見つからない。
あるとすれば脊髄病変が疑われるが、排尿機能のこともあるから、これ以上の検査は総合病院にかかりつけ医からの紹介でやってはどうかと言われました。

靭帯骨化などが頭をよぎり、不安になっています。
2013.09.24 20:38
AC
佐藤先生
首のヘルニアを他の病院にて指摘され、佐藤先生に診察頂きたく
来月受診予約をお願いしました。
過去に腰で佐藤先生に診察頂きました。 来月の受診時、腰の治療法の事も併せて少し相談お願いしたいと思っているのですが大丈夫でしょうか?  
お願いします。 男性
2013.09.24 14:09
kimiko
佐藤先生

詳しくお話頂き、ありがとうございました。
この2カ月、余りに痛みが強いため、循環器の主治医と二人の整形外科の先生に診ていただきましたが、「治療が難しい」ということ以外は、詳しい状況が解らず居りました。
こちらに出会い、夢中で書き込ませていただきました。

佐藤先生のお話の内容は、自分の症状に重ねると、よく理解ができます。

丁寧にお答えいただき、感謝申し上げます。
痛みは辛いですが、様子をみていこうと思います。

本当に、ありがとうございました。
2013.09.23 23:46
真淵
佐藤先生
ご返信ありがとうございます。
圧迫骨折後、神経にさわるような変な骨のつき方をしている以外にも狭窄症だったと思いますが、もう一箇所痛みの原因と思われるところを先生は見つけられました。そこで、また、神経こんブロックをしましたが、本人は効果なしと言ってます。
ということで、先生は手術をしても痛みがとれるかはわからない。むしろ骨も弱くなっているので、手術つまり除圧と固定によるリスクのほうが大きいといいます。つまり指を加えてこのまま、毎日毎日いたいいたいと暮らしていくしかないようです。
 もし許されるのであれば、佐藤先生に画像をお送りしてもよろしいのでしょうか。
 その際の返却はむずかしいでしょうか?あつかましいお願いで申し訳ありません。
2013.09.23 23:30
drshujisato
桜さんへ

 現在の担当医は原因がわからないと言っているのですから、私のコメントを伝えたとしても展望が開けるとは思えません。別の医師に再検討を依頼するのが良いと思います。腰椎の病気については、病気としての知識を医師が知っていても、自分で診断することは出来ないということはいくらでもあります。例えば、超外側型ヘルニアの存在は知っていても、それを自分で診断したり手術できないことはいくらでもあり得るのです。別の専門医の意見を求めるべきだと思います。

佐藤秀次
2013.09.23 22:41
drshujisato
真淵さんへ

 80歳のお母さんで、腰椎2番と5番の圧迫骨折後でしたね。症状からは5番の圧迫骨折に関係した下肢の症状ではないかと推測します。両側で神経根に影響が出ている可能性がありますね。腰椎4番と5番、あるいは5番と仙椎1番に狭窄症を伴っている可能性があるように思われます。痛みなどの症状が片側だけなら、椎間孔狭窄の可能性も否定できません。現在の担当医は手術までは考えていないようですが、腰椎の正確な診断と身体的な条件によって、どんな治療がさらに可能なのか、もっと突っ込んだ検討が必要と思います。現状では家族の気持ちだけが空回りしている状態のように思われます。

佐藤秀次
2013.09.23 22:34
drshujisato
KIMIKOさんへ

太字の文MRIができないとなると、診断法がかなり限られます。レントゲン撮影やCT、さらに脊髄造影をやったとしても最終的な痛みの仕組みを診断することはかなり困難と思います。下肢に痛みがでるということは、腰椎の中で神経根が圧迫されているためと思いますので、圧迫骨折による腰痛のみの場合とは経過が異なるように思います。圧迫骨折が進み、椎間孔が狭くなり、その中を通る神経根が圧迫を受けて下肢の痛みが発現している可能性が高いように思います。しかし、痛みの仕組みがどうであれ、現在は安静と対症治療により、自然改善を期待することが妥当のように思われます。

佐藤秀次
2013.09.23 22:18
先生。ありがとうございます。
腰椎ヘルニアですか…。思っても見なかったです。
今からだと普通の大学病院で整形外科の先生にみてもらっています。
MRIもこれからなのですが、こちらは脊椎の専門の先生を探して行くべきでしょうか?
それとも先生のこのアドバイスを先生に見せて見た方がよろしいでしょうか?
何より今の整形外科の先生は言われても僕も分からなくて困っていると言われて何もしてくれないのです…。
度々ですみませんが宜しくお願いします。
2013.09.23 22:06
真淵
佐藤先生
感情的な訴えばかりで失礼しました。冷静に疑問点にお答えします。

痛みは当初は右腰からももの裏側そして足のひざウラにかけてキューっとしびれる痛みでしたが、退院後は左足もときどき同様にいたみを訴え始めています。そして右足は足先までしびれる感覚だそうです。
本人曰く、右腰から右足にかけての痛みが左側にもひびいているのかもしらないとも言います。

よろしくお願いします。
2013.09.23 20:19
kimiko
ご返信頂き、ありがとうございます。やはり、暫くは経過をみるのみということでしょうか。

すみません。もう少し症状をお伝えしていいでしょうか。

持病が心臓に起因する疾患のため、ペースメーカーを装着していることでMRI検査も、理学的治療もできません。
そのため、レントゲン画像から症状を予測し、痛み止めでの対症療法の状態です。

「下肢の痛み」は良くないということでしょうか。

痛みの経過についてですが、
今回の強い痛みは、7月初めに重い荷物を持ち階段等の移動をしたことが原因だと思います。その3日後から徐々に強くなりました。
大腿部外側の痛みは、その3週間後頃から始まり徐々に強くなってきました。しびれ感ではなく体重がかかると、刺されるように強く痛みます。触られた感覚は、両足同じくらいです。
更にさかのぼると、10年ほど前には坐骨神経痛を病んだことがあります。一旦は回復しましたが、ここ数年、再び持続的な痛みと、腰痛も感じていました。
全て、右側の痛みです。
この経過も、今回の強い痛みに関係していますでしょうか?
何とか、痛みが軽快してほしいことと、これ以上症状が進まない事を願うのみです。
2013.09.23 12:13
drshujisato
桜へんへ

やはり、腰椎に問題があるように思われます。外側型ヘルニアか超外側型ヘルニアが見逃されているような気がします。これらの診断は難しい事が多く、大学病院でも見逃されることは珍しくありません。
ヘルニアによる症状だとすると、発症後1年を過ぎているわけですので、手術が必要になるでしょう。とにかく、診断のできる医師に診てもら事が必要ですね。

佐藤秀次
2013.09.23 00:34
drshujisato
波さんへ

腰椎固定術後に関節が音を出すようになったとのことですが、私には経験のない現象です。どこが音をだしているのか、記載された内容からは不明です。せっかくご相談いただきましたが、これ以上のコメントは控えさせていただきます。

佐藤秀次
2013.09.23 00:23
drshujisato
じゃすみんさんへ

高校生の頃の足の手術で腓骨神経麻痺が発現したとのこと、剥離術で改善するような麻痺であったのか、そのあたりのことが不明です、足の手術とはどんな病名で手術であったのでしょうか。その後遺症状としての腓骨神経麻痺以外に、最近、新たに発現してきた症状はあるのでしょうか? 腰椎の病気でも腓骨神経麻痺に類似した症状が発現することがありますが、提供された情報では推測が困難です。何が旧い症状で、何が新しい症状なのですかね。


佐藤秀次
2013.09.22 23:41
drshujisato
13/09/21のkimikoさんへ

第4腰椎の圧迫骨折があり、大腿外側にも激痛が発現するのであれば、確かに脊柱管狭窄か、あるいは椎間孔狭窄があるのだと思います。圧迫骨折による腰痛のみでしたら、やがて鎮痛していくことが期待できますが、下肢の痛みがどうなるか気になるところです。年齢とステロイド治療中とのことで、治療の選択肢は限られると思います。まずは、主治医の説明通りに対症治療で経過をみて、判断することが良いと思います。

佐藤秀次
2013.09.22 23:28
drshujisato
西村 直美 さん

腰部脊柱管狭窄症の診断で、固定術が必要と説明を受けられたようですが、通常は神経除圧術のみでよいのですが、なぜ固定まで必要と医師が考えているのか、ちょっと理由がわかりません。固定術は、通常の固定術ですと手術による腰痛が残ったりで、手術が成功しても、患者からは満足できない結果になることもあるので、慎重に検討されると良いと思います。外科医によって手術の仕方が様々ですので、脊椎専門医だから安心というわけでないことを知っておかれたら良いですよ。専門医資格そのものは、車の免許証のようなところがありますのでね。車の免許証を所持していても、運転技術までは第三者にはわからないことと似ています。これはあくまでも一般論としてですよ。

佐藤秀次
2013.09.22 23:18
drshujisato
やすさんへ

 正確な診断がなされず、取られるべき適正な治療が行われないことが恐ろし結果につながるんですよ。
腰椎の病気では、神経の影響が進むほど、症状は下肢に現れます。腰痛はなくなり、下肢の症状のみになること
さえあります。
きちっと専門的診断を受けることをお勧めします。

佐藤秀次
2013.09.22 23:02
先生。ご返信頂きありがとうございます。
症状ですが、左お尻と脚の付け根の辺りから左脚先までの痛みでズキンと重い痛みとジンジンという痛みは常にある感じです。
痺れに関しては膝下から足先までのピリピリっと弱い電気が走るような感覚でこちらも常にあります。
歩行は波があるので歩けない時もありますが基本的には歩ける時は歩けます。
それでも、疲れやすく直ぐに膝が痛くなり浮腫みも酷く余計に痛くなります。
座る分には普通に座る事も可能ですが、こちらも長時間座るとお尻と脚の付け根の辺りが痛みが増してきてしまいます。
あまりにも痛い時には何をしても痛いですが、基本は横になる事でなんとかなっています。(右側を下にしてます。)

長時間の歩き、座りはまだ現在は痛みが増す状態です。
お忙しい所すみません。宜しくお願いします。
2013.09.22 21:11
今年の3月末か4月にメールいたしました北海道道南在住、52歳男性です。
職場ではダクタイル鋳鉄管の製造工場で鉄管の検査をして腰をひねり
覗き込んだり、しゃがんだり15キロ~20キロの部品を持ったり降ろしたりの
仕事が朝7時~17時忙しくなると21時、22時は当たり前のです。
4月8日入院、10日に腰部脊柱管狭窄症の後方固定手術をいたしました。
4月30日北海道道南T総合病院退院、同4月30日連携先O病院転院。
5月中旬」頃リハビリでかなり運動が出来るようになった頃
ある角度で膝を上げて脚先を伸ばすと必ず右の股間節が
ボキと鳴ることに気付き転院先医院長に伝えた所、触診、音も聞かず
レントゲン検査。検査後問題無し。しかし私自身手術前は趣味のスポーツ
があり定期でストレッチをしていたので今までそのような事は無いので
体の異変に気付き転院先O病院医院長に診察依頼もレントゲン検査で終わり。
転院当初より不信感がありその後即座に退院し自分で探し同市内のta整形に
受診をしたところ勿論、触診あり音も聞いていただきシャープ角などの説明で
手術でなったか、先天性のものかは不明ですが股間節シャープ角が狭いとの事。
臼蓋形成不全と言われました。
先天性か手術により筋肉等でカバーしていてのが筋肉低下で現れたかも。
との事ですが一般同年代と比較しても私は運動能力もありリハビリでかなりの
筋トレをいたしました。腰部脊柱管狭窄症の後方固定手術によりそのような
事がありえますでしょうか。現在でのストレッチの際、腰を左右に動かすと腰
周辺がコキと鳴ったり、右腕を肩と一緒に前後すると背中の骨がコキコキ鳴ります。
この症状は手術前には1度も無いです。
最近右足の股間節に体重を掛ける仕草や歩いていると右足股間節に違和感と少し
の痛みを感じます。
北海道道南T総合病院の手術医師には定期受診を受けていますが、その事を
言っても腰の骨は固まってきて順調ですとか腰以外の話には耳をかた向けて
くれません。7日1日より職場復帰しましたが、中腰やしゃがんだりの仕事の為
最近右足の痺れや左右の腰、右足太もも裏など痛みがあります。
定年まで約7年は仕事をしなければなりません。生活もあり簡単に退職も
できず毎日が悩みです。
症状が回復する方法はありますか。
よろしくお願い致します。


2013.09.22 19:56
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2013.09.22 00:38
kimiko
始めまして、よろしくお願いいたします。

76歳[女性)
7月始めより激しい腰痛があり、骨粗鬆症による第4腰椎圧迫骨折・脊柱管狭窄症と診断を受け、自宅安静とボルタレン座薬にて過ごしてきました。
7月半ばより右大腿部の外側に刺さるような強い痛みも出ています。安静は継続していますが、先日再度レントゲン撮影を受けたところ、圧迫骨折が進行していました。担当の先生からは、「痛みを取りながらこのまま様子を見てゆくしかなく、いずれ固まれば痛みはなくなる」と言われています。
持病があり、ステロイドを長期間、服用してきています。
担当の先生は、現在の薬の服用や体調が絡み、治療が難しいと言います。
痛みが強いときには、歩くことも困難です。このまま痛みが続くことの辛さと、2か月の間に圧迫骨折が進んでいることが、とても心配です。徐々に進んで行ったら歩行できなくなってしまうのでしょうか・・・
このままに治療で良いのか不安です。他に受けられる治療はないのでしょうか?
ご相談申し上げます。よろしくお願いいたします。
2013.09.21 23:55
西村 直美
今月初めに(9/1・9/3)相談をした看護師です。返答ありがとうございました。

9月12日にMRIを撮り、9月17日に結果説明を受けました。やはりL5/S1の神経根の狭窄との事です。診断は腰部脊柱管狭窄症でした。症状が左足しのしびれと足底部の感覚障害(足の裏に何かあるような)と股関節、ふくらはぎの筋肉痛のような感じの痛みで、ただ間歇破行もなく、痛みもない日があると訴えたので、左側の神経根の狭窄はありますが、確定できないとの事で、9月30日にミエロ検査を受ける事になっています。その結果で手術を決めるとの事。
手術の方法は、つぶれている椎間板の代わりに人工骨を入れ固定を行う固定術をするとの事でした。やはり入院期間は1か月でその後2週間は自宅療養との事です。
神経の狭窄に関してはMRIを見せてもらいましたが、黒くなっているのが左側だけという事でしたが、今ひとつどこが神経根でなどはっきりは分かりませんでした。症状が一定していないので、先生も手術をするかリスクもあるので慎重に決めようとの事でした。
ただ、自分的にはここ数日両足がしびれ、30分歩くと筋肉痛が酷く夜横にになると眠れなくなったりと、本当に狭窄症の症状かと迷ったり、間歇破行もなく歩行もできるのに手術までするのはどうかと思ったり、あまりにも気になりすぎて精神的な問題かと思ったりしています。
よくからだ全体がさして運動もしていないのに筋肉痛になることが以前からあるので、他の筋肉の障害ではないかとか、ネットでしらべた事があるのですが、精神的な事から起こる繊維筋痛症ではないかと思ったりしています。
11年前と10年前に出産していて、そのあとから腰痛は良かったり悪かったり、2006年にMRIをとりその時は胸郭出口症候群と言われ肩枕を勧められましたが、子育てで治療できず今に至ります。このときから同じ部位の椎間板は少しずつ狭くなっているようにも見えました。この時はなにも言われませんでしたが。2年間整骨院にも通い、長い経過をかけて悪くなっていて、今一番症状が強くなってきていますが、歩行ができているのに手術をした方がいいのか迷います。
本当に診断通りの症状ならば早く改善したいのですが、症状は進行していくのでしょうか?ほぼ手術をする気ではいるのおですが、決断していいのか迷っています。リスクも怖いです。担当の先生は自信もあり、脊椎外科の専門医です。同じ整形外科の先生でもいろいろな考え方もあるようですし、いい先生と出会った信じたいと思っていますが怖いです。自分で自分の病気を重くしているかとも思いながらも今の症状からは早く解放されたいです。椎間板がほぼ消失していて、神経根の圧迫は上記の記載の手術方法が適しているのでしょうか?ながながとすみません。伺いたいことが沢山あるのですが、主治医にも短い診察時間の中、うまく納得いくまで話をするのはつい遠慮してしまいます。

お時間忙しくなければ回答をよろしくお願いします。いろいろな情報を得ればえるだけ不安も増えますが、納得して公海しない治療をしたいと思っています。
2013.09.21 23:53
やす
2013.09.18 23:39
2013.09.19 16:14
にご相談させていただきました、やすと申します。
丁寧にお答えくださいまして、ありがとうございます。

専門医にはまだ行けていませんが、
まだ拝見していなかった先生のブログを読んでいて、重症への進行状況が、まさに私の症状と一致していて、怖くなってしまいました。

申し上げていなかったのですが、
外側の小指までのしびれや痛みとともに、
内側股関節~膝にかけての痛みやしびれもあります。
股関節の問題だと思っていました。

今回の腰の痛みは引いてきましたが、いまは足の不安定さなどが出てきています。

そして右の坐骨神経痛が始まると、尿の感覚がおかしくなります。
(頻尿や安静時にジンジン・ビリビリする感じなど)

これは良くなったり増悪したりを繰り返しています。
まさか手術の可能性なんて考えてもいなかったので・・・
怖いです。
2013.09.21 22:10
drshujisato
桜さんへ
 
 左の坐骨神経痛が凡そ1年間続いており、原因診断が不明のまま、対症治療を繰り返してこられたのですね。
お気の毒な経過です。症状の具体的な記載がないので、わかりにくいことがあります。発症は急であり、左臀部の痛みまでは分かるのですが、現在は痛みがどこにあり、しびれはないのでしょうか?どんな姿勢・動作で痛みは強くなり、あるいは軽くなるのでしょうか? 立位保持や歩行の問題はないのでしょうかこれらの質問に具体的に答えていただくと、検討しやすくなりますのでお願いします。

佐藤 秀次
2013.09.21 13:40
初めまして。ふらっと体験記を探してこちらに辿り着き、少しでも進展すればと思い相談させて頂きます。23歳 女です。
発症は1年前、朝起きてPC前の椅子に腰掛け立ち上がろうとした時に左お尻側に急な激痛が走り1件目の大学病院へ検査を受けました。
結果、腰痛とし様子を見るように言われ2日目あまりにも激痛だった為、何か普通の腰痛とは違うと感じ、違う大学病院へ足を運ぶものの見てもらえず近くの町医者に行きました。
レントゲンと触診での結果、ヘルニアだろうとの事で治療してもらい1週間の安静をしました。
ところが、症状は一向に良くならず寝たきりが多くなるばかりで2件目に行こうとして受けられなかった大学病院へ検査を再度受ける事にしました。
そこでMRI検査をした結果、ヘルニアはなし(誤診?)しかし、お尻の方の所に腫瘍?があると言われました。
しかし、この腫瘍?が小さくこの座骨神経痛に直接悪さをしているとは思えない。原因はわからないと言われ、ペインクリニックにて電気治療、ブロック注射(歩けなくなり症状悪化)飲み薬で発症から1年経とうとしています。
自分でも座骨神経痛についてかなり調べていますが、原因が先生に聞いてもわからない。困ってるのはこっちだ。と言われてしまい検査という検査はなく、ただ痛いのかとだけ聞かれるので痛い、歩けなくなる時もあり波があるとは毎度の様に伝えております。
11月にやっとまたMRI検査を受ける事は決まっています。
しかし、この痛みとは1年の付き合いになろうとしています。
もう前の私に戻る事は出来ないのでしょうか。
杖をつく自分に嫌にもなり、原因さえわからない痛みに一生付き合わなければならないのでしょうか。
お願いします。どんな些細な事でも構いません。私に何かアドバイス頂けませんか。どうしても直して仕事もまた始めたいのです。
急に長文での相談で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
2013.09.20 22:53
佐藤先生

ご丁寧な回答ありがとうございます。
散歩をゆっくりしていきたいと思います。

本当に素晴らしいブログで感動しております。
心細い患者の救世主でいらっしゃいますね。
2013.09.20 22:51
北川
佐藤先生 御侍史

お忙しい中、お返事ありがとうございました。

腰になるべく負担をかけない様にして、先生の外来受診日を待ちたいと存じます。

北川
2013.09.20 13:43
drshujisato
ひささんへ

質問1:今回腰痛がひどくなる前ですが、 下肢のしびれは日常的になっていて、まったくない日もあれば、左足がしびれたり、右足がしびれたり、両足がしびれたりで、その強弱も違いました。病院に行くたびに、筋力低下もないし、ヘルニアじゃないから、しびれでも大丈夫と言われてきたのですが、それでいいのでしょうか。

回答:原因診断をつけなければ正確なことは言えませんが、狭窄症などでは左右でシーソーのように症状が変わることがあります。筋力低下があるかないかは、神経障害の程度の違いによるものですので、しびれのみで筋力低下がないことなど普通に見られることです。

質問2:私の場合、骨が鳴るとしびれが発生することが多いのですが、鳴らす(鳴ってしまう)ことは良くないことでしょうか?  鳴らないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

回答:骨が鳴るとのことですが、椎間関節に緩みやすべり症があり、動きに合わせて骨の鳴る音を感じる人はいます。音がなるからといって、必ずしも痛みを伴うわけではありません。 これは検査によって確認できます。
音がならないようにするには、先ず、その原因を調べることが先決です。

質問3:あるお医者さまには、骨が鳴っても平気だし、鳴るってことは筋肉が固まってるんだからそうなるんだ、多少痛くても、しびれがでてもストレッチしろと言われましたが、そういうものでしょうか。

回答:2で回答したように原因が何かによります。筋肉が固まるから鳴るわけでないと思いますよ。

正確な診断をつけてもらうことが先ず必要だと思います。

佐藤 秀次
2013.09.19 21:12
drshujisato
風さんへ

 腰椎椎間板ヘルニアの診断が正しいと仮定して回答しますが、発症後まだ1ヵ月くらいなら、これから改善していく可能性があります。症状程度は強くはないようですので、もうしばらく様子見ることで良いと思います。
右足の痛みは想像通り、左をかばうためではないかと思われます。発症後3ヵ月くらいは経過観察し、その結果を見て、再検討が必要かを判断したらよいでしょう。まだ積極的な運動は控え、無理のない散歩くらいにとどめたら良いと思います。接骨院に関しては、MRIの専門的読影はできないでしょうから、持参する必要は無いと思いますが、受診の必要性があるようには思えません。良くなるものは自然に良くなっていきます。無理なことをして、かえって悪くなる方もおりますので慎重に判断してください。


佐藤 秀次
2013.09.19 20:56
drshujisato
北川さんへ

現在のしびれの程度なら、通常は急に進行する心配は低いと思います。足の筋力が落ちていなければ、そう慌てたことはないと思いますよ。腰に負担をかけ過ぎないようには注意してください。1ヵ月以内にしびれの範囲が広がり、その程度が増したり、筋力低下が進むようなら、近くの専門医を受診されたら良いかと思います。
2013.09.19 20:45
やす
2013.09.18 23:39 に投稿しました、ひさ と申します。

お返事いただきまして、ありがとうございます。
明日受診してみようと思います!

お忙しいところ申し訳ありませんが、
いくつか伺いたいことがあります。

1、
今回腰痛がひどくなる前ですが、
下肢のしびれは日常的になっていて、まったくない日もあれば、左足がしびれたり、右足がしびれたり、両足がしびれたりで、その強弱も違いました。

病院に行くたびに、筋力低下もないし、ヘルニアじゃないから、しびれでも大丈夫と言われてきたのですが、それでいいのでしょうか。

2、
私の場合、骨が鳴るとしびれが発生することが多いのですが、鳴らす(鳴ってしまう)ことは良くないことでしょうか?
鳴らないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

3、
2の質問に関連しますが、
あるお医者さまには、骨が鳴っても平気だし、鳴るってことは筋肉が固まってるんだからそうなるんだ、多少痛くても、しびれがでてもストレッチしろと言われましたが、そういうものでしょうか。

よろしくお願いいたします。
2013.09.19 16:14
はじめまして。
最近、FC2ブログをはじめました。今日、ランキングを見て、先生のブログを見つけました。

先月、椎間板ヘルニアで6日間入院しました。手術はしておりません。退院して1か月になります。
歩けますし、痛み止めも飲んでおりません。
ただ、右足の痺れは常にありますし、腰が痛いと言うか重いと言うか、そういう状態です。右側を庇うせいか、左の足も痛くなってきました。
こういう状態が普通と考えてよろしいのでしょうか?
私が焦りすぎなんでしょうか?
左足も痛いので土曜日に整骨院の予約を取りました。
入院していた病院からはMRIのデータを貰いましたので、それを持参するつもりです。
整骨院へ行っても問題ないでしょうか?
あと、多少、歩いたりしたほうが良いのでしょうか?たとえば一日、10分とか短い時間から始めたいのですが・・・
まだ早すぎますか?
よろしくお願いいたします。


2013.09.19 15:45
北川
佐藤先生 御侍史

北川という者です。37歳・男です。よろしくお願いいたします。

今年の6月初旬より腰痛~左下肢痛が出現し、MRI上、L3/4、L4/5の外側型ヘルニアではないかと診断されております(あまり典型的ではないようです)

保存療法では症状の改善が見込めなさそうなので、是非佐藤先生に手術をしていただこうと思い、10/29に外来の予約をさせていただきました。

しかし最近痛みが強くなり、さらに左下肢の足首から下に常時しびれが出てきました。しびれ自体はまだそれ程強くはありません。

「しびれが出ているのは神経が弱っているサイン、早めに手術しないとしびれはずっと残ってしまう」と聞いた事があり、可能な限り佐藤先生に診ていただきたいと考えてはいるのですが、先生の外来を受診できる頃にどのようになっているのか考えると、非常に不安です。

1ヶ月ぐらいなら待っていても大丈夫、もしくはすぐに近くの病院で手術を受けなさい等、先生の御経験からアドバイスをいただけないでしょうか。

かなり個人的な質問であり、あまり他の方の参考にならないかもしれませんが、ご回答いただけると幸いです。

北川
2013.09.19 12:35
drshujisato
13/09/18のやすさんへの回答

先生に伺いたいのは、

1、私のいまの状態をどう診られますか?

  回答:明らかに神経根症があり、MRI画像では異常所見が取れるはずです。画像を取る条件によっては異      常所見が写し出されない事があります。専門医の診断を受けるべきでしょう。

2.脊柱脊髄専門医を受診すべきかどうか

  回答:受診すべきと思います。

3、腰が痛くしびれもある今の状態で、電車に乗ってまでも行くべきか

  回答:移動困難なら、やむを得ないでしょうが、診断と治療は医師次第ですから、痛みをこらえても受診し     ても甲斐があったという場合がありますよ。

4、MRIをとる前に行ったほうがいいか、それとも撮ったMRIを持っていったほうがいいか

 回答:受診する病院で新たにMRIの検査を受けた方が良いかも知れません。病院によって検査条件が異なるこ    とがありますのでね。
5、MRIを先生のお手元に送付させていただき、画像上の所見を伺うことは私でも可能ですか?

 回答:可能ですが、返却出来ませんので、コピーをおくるようにしてください。原本は手元に保管してください。

以上、参考になれば幸いです。
2013.09.18 23:39
やす
はじめまして、41歳女性です。
よろしくお願いいたします。

昨年末に3回目のぎっくり腰、直後より左下肢にしびれが出現。
その後、寛解しては、腰の筋がピキッとするプチぎっくり腰、腰痛、骨のずれた感じや下肢のしびれが出ることを繰り返す。
他には、股関節伸展不良、鼠径部内側よりの痛み、膝の痛みなど。

骨のずれた感じがあると、骨がバキッと鳴ってしまい、その後しびれが出る。
自宅でリハビリのつもりで運動していると、しびれが出たりする。
しびれがひどかったときは、力が入らない感覚があったり、下肢全体がしびれたり、ふくらはぎ外側が熱さ痛さを感じなくなったりした。

3月のMRIでは4/5の椎間板症で、馬尾神経や脊髄への圧迫や損傷はなく、しびれも気にしないでいいとの診断。

2週間前、骨のずれた感じと、眠れないほどの腰痛が出現
現在、腰痛と、臀部~大腿外側~脛外側とふくらはぎ~足裏~足の甲と小指にかけて常にしびれを感じている。
(特に強いのが脛外側ふくらはぎと小指)

今回発症してから、整形外科専門医に行き、近日中に外部施設でのMRIを撮る予定でしたが、少し離れたところに、手術例1000件の開業医の脊柱脊髄専門医を発見しました。

先生に伺いたいのは、

1、私のいまの状態をどう診られますか?
2、脊柱脊髄専門医を受診すべきかどうか
3、腰が痛くしびれもある今の状態で、電車に乗ってまでも行くべきか
4、MRIをとる前に行ったほうがいいか、それとも撮ったMRIを持っていったほうがいいか
5、MRIを先生のお手元に送付させていただき、画像上の所見を伺うことは私でも可能ですか?

お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスよろしくお願いします。
2013.09.18 19:38
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このコメントは管理者の承認待ちです
2013.09.18 03:20
drshujisato
腰椎固定術後に右下肢のしびれが強くなり、背中全体が鉄板が張ったような感じがするとのこと、また、執刀医が病院を去ることへの不安も大きいのですね。

腰椎固定術のマイナスの面が出てしまったようです。右下肢のしびれは神経障害が発生したためです。固定術ではあり得ることで、問題は神経の回復性がどれだけあるかです。術後まだ3ヵ月くらいですので、今後の回復に期待をかけましょう。
背中の症状は、多分、通常の大きな切開法による固定術を受けられたのではないでしょうか?もし、そうなら手術による筋肉などの損傷が原因の可能性があり、これも患者にとっては大きな術後の問題です。時間をかけてみることが必要ですが、どこまで軽減するかは予測が難しいです。
このような時期に執刀医が病院を去るとのこと、心配なのは他の医師がその後を責任を持って診てくれるかどうかですね。一般的には他の医師にとっては、荷が重くかんじられるものです。執刀医には、執刀医としての責任を感じてもらうためにも、行き先を尋ねられたら良いと思います。
切り逃げのようになることは執刀医にとっても名誉なことではないですからね。執刀医には手術後をきちっと診る責任があるのですから、遠慮しないことです。

佐藤 秀次
2013.09.17 20:55
drshujisato
第1の質問に対する回答:L4/5の腰椎固定術後の下肢の神経症状の悪化したとのこと、しびれと感覚鈍麻、筋力低下があるのですね。どのような腰椎の状態であるのか、それに対してどのようなことが次にできるのかは、話だけでは具体的なことは申せません。特にスクリューがどのような影響を神経に与えているのか、これが判らないと判断は難しいですね。

第2の質問ですが、L5/S1にも問題を指摘されているのでしょうかね。それも、どの程度の問題であるのかによりますので、具体的なコメントはできませんのであしからず。

佐藤 秀次
2013.09.17 20:39
drshujisato
痛みが背部痛なのか腰痛なのか、臀部や下肢には痛みやしびれはないのか、どんな時に痛みが強くなり、
あるいは軽くなるのか、それらの情報を提供してもらえますか?
痛みにつらいお母様の状態は理解できるのですが、何が痛みの原因なのかが、明らかでありません。
骨粗そう症を元にした圧迫骨折は、通常は保存治療で痛みは落ち着いていきますが、神経障害を伴うと
そうは行かないことがあります。その辺の判断がつきかねます。
もう少し、具体的に症状の説明をお願いします。

佐藤 秀次
2013.09.17 20:24
drshujisato
質問1への回答:腰椎椎間板ヘルニアは慢性化して、脊柱管狭窄症と似た症状を呈することがあります。元に狭窄性変化があることが多いです。症状は片方ですか、両方ですか? 勿論、他の原因が見逃されている可能性は否定できないでしょう。
質問2への回答:保存治療のリスクですが、やはり、神経障害を進行させないことが重要です。下肢のしびれが進んだり、筋力低下が進んだりしない内に外科的に治療できるものは外科的に治療すべきと思います。

質問3への回答:診断に私は神経ブロックは行いません。必要ないと考えています。

質問4への回答:脊柱管狭窄症の薬は狭窄が進と効果ありません。現在の主治医に意見を求めたら良いと思いますよ。遠慮はしないことです。患者の質問に答えるのも医師の仕事ですからね。

佐藤 秀次
2013.09.17 20:17
drshujisato
外来予約をされたとのこと、了解いたしました。
固定術後の症状に悩んでおられるとのこと、原因がどうであるのか、
検査結果でどう判断できるか、診察と画像検査で検討させてもらいます。
それでは、受診をお待ちしています。

佐藤 秀次
2013.09.17 20:04
drshujisato
① 私は事情が有って、もしかしたら手術日に身内が誰も立ち会えない事が有るかも知れないのですが…
  病院や手術内容によって違いは有ると聞いた事が有るのですが、佐藤先生の病院では主人の事前承諾書に   サインだけで手術は可能でしょうか…?

   回答:原則は説明後の手術承諾ですが、事情によっては事前でもOKAYです。

 ② また、初診の時に持参する画像はMRIだけで良いでしょうか? レントゲンも持参した方が良いです     か?

   回答:こちらで必要な検査はさせてもらいますので、都合つく範囲で良いですよ。

佐藤 秀次
2013.09.17 20:00
H.N 47歳 男性
9月1日、相談をさせていただきましたH.N 47歳です。

ブログの中で先生の回答が私への回答と思われ、お忙しい中、ありがとうございました。

先生の回答を受け、先生の診察を希望し、予約を入れさせて頂きました。
10月18日の予約となっております。

思えば平成23年1月に第五腰椎分離すべり症で、脊椎固定術を受け、今日までの2年半。
両太もも前部の痺れ・痛み、さらには両ふくらはぎの裏の痛み、足の甲部の痺れ等で、インターネットを検索し、先生のブログにたどり着きました。

診察の結果、手術を要するという診断がなされても、先生にお願いしようと決めております。

来月、参りますのでよろしくお願いいたします。
2013.09.16 22:02
真淵
母<今年、80歳>が昨年2月に腰椎2番と5番の圧迫骨折をしました。昨年6月に発見後、7月まで2ヶ月安静入院後、退院しましたが、その1ヶ月後に骨が神経にさわるような変なつき方をしているということで、除圧の手術をするということになりました。その頃、母の軽度認知症も見られ、こちらも知識がなかったことやその病院への不信感もあり、転院してみました。その病院では神経コンブロックをしました。しかし、本人は痛みがなくならないと申しますし、なによりどうせ手術したって、痛みは取れないし、入院することで筋肉は衰えると言い、先生も自分の母親なら手術はやらせないとまでおっしゃるので手術せず今日まできています。今はトラムセットなど薬の服用だけです。
 しかし、痛みはひどくなる一方で、年齢はこの先どんどん進み、ますます手術という選択肢は遠のくことに不安を覚えます。フォルテオを注射して1年。最近の母の骨密度は通常人の6割ぐらいでした。高齢者比較の9割強ぐらいと記憶してます。なんとかならないものでしょうか。せめて神経にさわっている部分を取り除かないと、どんどん神経が痛んでくるのではと不安です。先生は固定もしないと無理とおっしゃってます。なにより母も早く死にたいと欝状態ですし、私もどうしたものかと眠れない日々です。
2013.09.16 15:18
H.N 47歳 男性
9月1日に投稿させて頂いた者です。
この相談ブログの返信がどのように表示されるか不明ですが、おそらく先生からのコメントは、私に対しての回答だったと思われます。

平成23年1月、第五腰椎分離すべり症で、脊椎固定術を受け、今日までの役2年半、太もも前部、ふくらはぎ裏、足の甲等の痺れ(ジンジンする感覚)、手術部の上下、臀部の張り等で悩まされ、今回、佐藤先生の外来を予約させて頂きました。

予約は10月18日となりました。
当方、愛媛県からですが、先生に助けて頂きたく、石川県に参ります。

また、再手術が必要なのであれば、その旨も覚悟をしておりますので、よろしく診断の程、お願い申し上げます。

2013.09.14 21:52
drshujisato
症状からは、頚椎の問題ではないと思います。上肢・手の症状に関しては。頚椎と腰椎の優先度は一般に頚椎ですが、最終的には患者個々での判断になります。私は、例外的に頚椎も腰椎も手術を急がねばならない状態にある場合には同時手術を行います。あくまでも例外的です。頚椎の手術後、下肢の症状も良くなり、予定していた腰椎手術をキャンセルすることは少ないですがあります。やはり、症状の吟味を厳格に行い、頚椎か腰椎かを判断することが専門医には必要なことです。

佐藤 秀次
2013.09.14 13:12
E・A
9/9にご相談させて頂きました、49歳女性です。

厚かましく申し訳ありません。
再度ご相談させて頂きたいのですが…

2年半前の膝の炎症から両下肢痛みが治まらず、結局脊柱管狭窄症の疑いで相談させて頂いた者です。

あれから、まだ整形外科に掛かっているのですが、腰椎の問題個所に変更が有りました。
先生のご指摘とおり、L/3-4とL4/5に2カ所の狭窄が有り、
L/5とS/1では椎間孔狭窄との事でした。
全て左右共との事で、馬尾型らしいのです。

腰椎とは別に、MRIで頸椎の5番と6番の間が少し狭くヘルニアの疑い有りと言われていますが、腱反射で右に少し異常有り。
10年程前から、1年~2年に一度くらいの間隔で寝違いをします。
ストレートネックなので寝違いしやすいと言われています。

(両小指の痛み)
4~5年前から左右小指が時々曲げにくい感じで少し痛い時も有るのですが、痛く無い時も有ります。生まれつき小指の骨が短いので軟骨が減っている。
年だから仕方ないとの診断です。(レントゲン)

段々何となく両手を握った時に少し強ばりの様な、握り難い様な感じがするので、リウマチの検査をしましたが陰性でした。

手で痛いのは小指だけですが、やはり2年半程前からよく物を落とす様になりました。 少し箸が使い難い気もします。巧緻運動グーパーのテストでは10秒間で20~23回ぐらいです。 日常に困る程ではありません。

(両肘の痛み) 
両肘も2年半前から(膝痛から2カ月程後から)レントゲンで腱の炎症と診断を受けていますが(野球肘の様なピリピリした痛みで酷い時は、肘を伸ばしても曲げても痛く、何も持っていなくても痛かったです)
今でも時々少し痛くなりますが、随分マシになり生活に困る事は無くなりました。(痺れはありません)

もしかして、小指や両肘の痛みは頸椎からの可能性は考えられますか?  
両下肢、両小指、両肘の痛み… 全て左右共です。
  
腰にも首にも問題があるのなら、脊髄科より脳神経外科の方が良いのかな…とも思いますが、脳神経外科では佐藤先生の様に腰椎の手術経験が多い先生は余りおられない様に思います。
  
頸椎と腰椎両方に問題が有る場合は、頸椎を先に手術すると先生のブログで拝見しましたが、両方共 同じ日に手術出来るのでしょうか? 
  
それとも、頸椎の手術後 症状を診てからの判断になるのでしょうか?

お忙しい中、何度も本当に申し訳ないのですが…
よろしくお願い申し上げます。
2013.09.13 15:09
drshujisato
腰椎ヘルニアと診断された40代男性の質問は、手術が必要かもしれないと医師に言われたことに対して、本当に手術が必要なのでしょうか?

回答:ヘルニアになってどれくらい日数が経つのかが不明ですので、一般論として説明しますと、下肢に麻痺や強い知覚障害がない限りは、1ヵ月以上は保存治療を続け、3ヵ月を過ぎても同様の痛みが続くなら、手術を考慮するのが良いと思います。もし、足の麻痺が進んできているのなら、早く手術を受けた方が良いと思います。
つまり、ヘルニアを発症してからの期間と神経障害の有無・程度が手術治療の選択の目安になります。

佐藤 秀次
2013.09.12 19:26
drshujisato
お気の毒な手術結果です。
術後に起きた激痛は神経根に対する手術操作が原因と思われます。それ自体は
あり得ることと思いますが、その後も症状の改善が進まず、歩行もままならない状態が続き、
その後、MRIでヘルニアと狭窄があるとの診断。私はセカンドオピニオン(他の医療機関の専門医に診断と治療法を検討してもらうこと)を求められたらよいと思います。再手術は必要と思いますが、現在の病院で行うのが良いかどうかは別の医師の意見を聞かれることだと思います。ただし、他の医師が手術した患者の再手術は敬遠されがちなので、このところは医師の説明を良く聞いて判断してください。

佐藤 秀次
2013.09.12 13:21
さとう
佐藤先生よろしくお願いします。

兄は46歳男性、今年7月に内視鏡手術で4、5番の椎間板ヘルニアの手術を受けました。術後医師から、MRIではみえなかったヘルニアも取りきったと説明がありました。麻酔から覚めると劇痛。鎮痛剤を打ち、更に数時間後、体交時に右臀部から指先までの痺れと劇痛が出現、医師が診察して、背中に入っていたドレーンを抜き、鎮痛剤を打ち(ソセゴン)翌日MRIを撮ることに。MRI上では異常なし。その後も術前にはなかった、右臀部~指先の痺れ、歩行障害があるまま、一週間で退院。鎮痛剤と消炎剤の処方で、自宅療養していますが、2カ月たっても症状は改善せず、仕事も休職。歩行はできても、腰が曲がった状態。痺れが走るため重い物も持てない状態です。再度、MRIを取り、4、5のヘルニアと狭窄がみられ、背中を開いて再手術を進められました。手術すべきか、他の病院でみてもらうべきか悩んでいます。よろしくお願いいたします。
2013.09.12 13:00
drshujisato
質問は腰部脊柱管狭窄症に対して固定術をうけた翌日から首の強い痛みが発現して困っておられるという内容です。左胸まで痛みを感じることがあるとのことです。

回答:首の痛みと腰椎手術との間に直接的な関係はないと思います。頚椎自体に痛みを起こす原因があるように思いますが、左胸の痛みがあるのが気になります。胸ということですので、後ろの肩甲部ではないですね。肩や腕、手には痛みやしびれはありませんか?もともと頚椎にも狭窄症や頸椎症などがあり、手術の時の体位の影響を受けて痛みが誘発されたのか、現在の情報のみでは原因がはっきりしません。腰椎手術との直接的な関係は否定的であると思われます。主治医に尋ねられることが良いと思いますよ。

佐藤秀次
2013.09.11 23:22
drshujisato
術後経過が順調で良かったです。
腰椎すべり症と脊柱管狭窄症でしたが、神経除圧術のみを行いましたね。
歩行障害が良くなり、私も嬉しいです。
お孫さんも一緒に買い物に行けて嬉しいでしょうね。
腰が良くなると皆が幸せになりますよね。
本当に良かったです。

佐藤 秀次、
2013.09.11 21:34
drshujisato
勿論、ご家族の方の相談でも結構ですよ。

佐藤秀次
2013.09.10 21:51
drshujisato
肩や腕、手に痛みやしびれが無いのであれば、頚椎自体の問題よりは、高齢の女性に多い、骨粗そう症を基にした胸腰椎の後彎変形(俗に言う亀背)が原因でしょう。頚椎自体が後彎変形している場合もありますがね。
いずれにしても症状を緩和する対症療法が良いと思います。頸部や肩の筋緊張が強いと思いますので、温湿布やマッサージなどがよいと思います。お大事に。

佐藤 秀次
2013.09.10 15:07
E・A
9/9に相談させて頂いたA・Eです。

迅速な回答ありがとうございました。

この様なサイトに巡り会えた事に感謝しています。

膝の痛みから来るものだと思っていたので、症状と見合わない診断にずっと不安を抱いていました。

多分元々 腰に問題が有ったところに膝を痛めてしまったので、
ややこしくなってしまったのだと思います。

何件ドクターショッピングをしていたので、もう気力が無くなりかけていたところに、このサイトに巡り合いました。

本当にありがとうございました。
またご相談する事もあるかも知れません。

その時はどうぞよろしくお願い致します。
2013.09.10 14:38
横内サチ子
お尋ねします。
86歳(女)高血圧の薬を服用していますが、他は何もなく比較的元気で食欲もあります。
困っていますのが、首が前に出て、姿勢が悪く、歩行をしていても、疲れやすく、出かけたくても億劫になり困っています。

病院に通院していますが、薬を飲む程度で変わりません。
主人の介護が長かったのが、原因の様です。残り少ない人生を元気に歩行をしたいのですが・・・
何か良い方法がありますでしょうか。
針、マッサージ…?
宜しくお願いします。
2013.09.10 02:32
drshujisato
もし、2カ所あっても、3カ所あっても私はMD法でそれぞれを小切開でやります。しかし、手術顕微鏡を用いた手術では比較的に小さな切開で2カ所の手術が可能です。手術のやり方の違いよりも、安全で的確な手術をできる外科医を選ぶことが必要です。最終的な結果は手術法よりも圧迫受けている神経組織の的確な除圧にあるからです。脊柱管狭窄症が疑いと書きましたが、狭窄症の診断は必ずしも容易でない患者さんもおりますので、やはり手術経験の多い脊椎外科医を受診してください。

佐藤秀次
2013.09.09 23:05
E・A
9/9 相談させて頂いたA・Eです。

お忙しい中、迅速な回答をありがとうございました。

やはり脊柱管狭窄症の可能性が高いのですね…

今診て頂いている総合病院は、ヘルニアは先生と同じMD法での手術・脊柱管狭窄症についてはMILD法での手術をされていますが、脊髄専門医の先生は居られません。

手術件数の開示もなく、不安に感じます。
近隣で脊髄専門医の診察を受けるか、1度で診断がつくのならば、
佐藤先生に診て頂くか少し考えてみます。

再度、質問ですが、もし2カ所の脊柱管狭窄症があるならば、
MD法での手術は難しいでしょうか?

2カ所の場所が離れている場合は、広く切開する手術になるのでしょうか…?

お忙しい中 申し訳ありませんが、アドバイスよろしくお願い致します。





2013.09.09 21:37
drshujisato
長い経過ですね。症状からは明らかに脊柱管狭窄症だと思います。症状からは2カ所に狭窄症があるかも知れません。狭窄症のある部位によって症状、つまり、しびれや痛みの発現する部位に違いがでます。ヘルニアもあるかも知れませんが、症状としては狭窄症が中心と思います。是非、脊椎専門医の診断を受けて下さい。足に感覚障害や麻痺がなければ、神経機能の障害は進んでいませんので、回復できます。手術が必要な腰椎と思いますよ。私の外来は1度の受診で診断をつけますので、お困りの時にはそれも考えて見て下さい。
それでは、お大事に。

佐藤 秀次
2013.09.09 18:47
drshujisato
3度目のヘルニア再発なんですね。今回は腰痛のみということですので、自然に改善する期待は
ありますよ。腰痛発現してから1~3ヵ月で良くなる可能性が高いと思います。下肢に痛みやしびれが発現すると慢性化する可能性が高くなりますがね。腰痛が治まるまでは、腰を前屈する運動は避けてください。私は少数例で3度目のヘルニア摘出をやっていますが、さすがに4度目は経験ありません。多分、出るだけの椎間板が残っていないためと思いますが。
それでは、お大事に。

佐藤 秀次
2013.09.09 18:26
E・A
初めまして よろしくお願い致します。

はっきり覚えていないのですが、10年程前から腹這いになると15分くらいで腰とお尻の境目当たりが痛くなり、4~5年前くらいから1時間弱の歩行でふくらはぎや、足首、腰がだるくて休憩しないと歩くのがしんどい状態でしたが、生活は普通に出来ていました。

ですが、2年半前に長時間の座位による両膝の炎症から、床に座る時によく尻もちを付くようになり、いつからか、膝付近の激痛から膝付近の太もも内側、ふくらはぎ内側が強ばる様になり、今では30分~1時間での歩行での間欠歩行があります。
(両下肢です)

現在の症状としては、左右共の間欠歩行と左右共のお尻の痛み
(右側の方が酷いです)腰痛も右の方が酷いです。

座位では下肢の痛みは有りません。
前屈は出来ます。 下肢は仰向けで90度以上あげられます。
右足が平地でよくつまずきます。

歩行よりもどちらかと言うと、台所仕事や洗面所等、立位の方が辛い感じがします。

しかし、太ももやふくらはぎの強ばりや突っ張り感は、坐骨神経痛で言われるような外側ではなく、内側です。
脊柱管狭窄症で、内側に痛みが出る事があるのでしょうか?


膝も腰も可動域に問題はないように思います。
腰をそらせると痛みが増すのか、どうかについては自分でもよくわかりませんが、立位で片足を台等に乗せたり、しゃがむと下肢の痛みは軽減します。

春に8時間くらいバスに乗った後は、腰痛が酷くなり、下肢痛みも1週間くらい痛みが酷く、5分も歩けませんでした。

今年5月に整形外科にてMRIを撮ったところ、腰椎5番と仙骨1番の間が少し狭いがヘルニアという程ではないとの診断で、膝から来る痛みでしょうとの診断でしたが、しゃがむと楽になると話した所、脊柱管狭窄症でしょうとの事で、現在オバルモンを試していますが、殆ど効果は感じられません。

ブロック注射はまだ受けていないのですが、もし脊柱管狭窄症ならば、痛みが発生してから2年半もの間、腰の治療をせずに放置していた事になります。(膝の治療ばかりしていました)

私の様に長期間放置していた場合、ブロック注射での効果は期待できるのでしょうか…?

また、ブロック注射で痛みが軽減した場合、やはり腰からの痛みだと判断して良いのでしょうか?

それとももう手術を考えた方が良い症状と時期なのでしょうか?

体型として、元々そり腰ですが、先生のブログに有る様に
見つかり難いヘルニアだとしたら、脊髄専門医の先生に一度診てもらった方が良いのでしょうか?

佐藤先生は、遠方の為 検査で何度も通う事は難しいと考えています。

またもし佐藤先生の手術を受けるとなると、何カ月も先の事になると想像しますが、その間放置して悪化をすると元の身体に戻れないのではないか?と とても迷っています。

一度にたくさんの質問と長文で心苦しいのですが、
アドバイスをどうぞよろしくお願い申しあげます。







2013.09.09 12:33
鈴木
38歳の女性です。
17歳の時に椎間板ヘルニアと診断を受け5Sの手術を受けました。
3年前位から腰痛、足の痺れ等が起こり再発(5S)
鎮痛剤、ブロック注射等で痛みを逃がしながら過ごしていましたが、半年程前から薬もブロックも効かなくなり、歩行等も困難になったため7月初めに再度摘出手術を受けました。
術後20日で退院し、仕事にも復帰し術後順調に生活していたのですが、2週間前に炊事の最中、腰に激痛が走りMRIをとったところ、またもや再発(5S)との診断を受けました。
今の所は腰の痛みだけなので、痛み止めを飲みつつ、術後行っていたトレーニングを行っている所です。
この先、また下肢に痺れや痛みが出てくるのではと不安でいっぱいです。
再発してしまっている今、やはり普段の生活で重い物を持たない等気をつけていくしかないのでしょうか。
3回目の手術にならないと良いのですが・・・。
2013.09.07 14:05
drshujisato
外側型ヘルニアも色々な症状程度があります。無症状のものも多くあります。軽いものでは、椎間孔狭窄のような形で貴方のような症状を示すことがあります。神経根に与える影響程度の違いにより、症状程度は異なります。貴方の場合は神経根の刺激症状が動作と関連しておこるように思われます。画像を見ていないので、あくまでも予想ということですが。

佐藤秀次
2013.09.06 22:05
鎌田
お返事ありがとうございました。
実は最初の診断で外側ヘルニアと言われましたが、圧迫は強くなく、大したものでは無いそうで、結局「異常なし」と言われました。寝てる時やじっとしてる時は痛みは出ません。動く時だけ時々痛みますが、自転車は乗れます。外側ヘルニアだとすれば、自転車に乗れたりするのでしょうか?寝てる時は痛まないものなんでしょうか?それと、主に痛くなるのはお尻と太もも裏で、腰は時々ピリピリするぐらいであんまり痛みません。
2013.09.06 15:12
drshujisato
腰が悪いと、生活の質が低下します。治せる物なら、治した方がよいでしょう。、今度の検査結果に基づいて
慎重に判断されつと良いと思います。判断が難しい時にはブログ相談室をご利用ください。
それでは、お大事に。

佐藤秀次
2013.09.04 23:18
西村 直美
お返事ありがとうございました。夜遅くにすみません。
気持ちだけが焦ってしまって、早まった質問をしてすみません。

今日主治医の整形外科医の診察を受け、MRIの予約を入れてもらいました。9月17日に結果説明、今後を検討予定です。自分の病院の為、手術をするなら10月にしたいと伝えてます。仕事が人で不足の為、この時期が休みが取りやすく、少し焦ってしまっています。何事も結果がでないと先生もコメントができないと思いますので結果がでたら又メールをさせて頂きたいと思います。
症状も歩けないとかどうにもならないわけではないので、先に延ばしたほうがいいのかと迷ったり、ただ症状の強い時は一生この症状が続くのかと心配になります。仕事も続けたいと思っていますので、できれば前向きな治療を望んでいます。それではお忙しのにすみません。セカンドオピニオンも検討したほうがいいのかとも思っています。
2013.09.03 23:45
drshujisato
痛みやしびれが身体のどこにあるのかを含めて、症状の具体的な記載がないので
判断できません。症状が起こってからの経過を具体的に書いていただければ、
判断できると思うのですが。

佐藤 秀次
2013.09.03 17:55
drshujisato
貴方の年齢と症状からは椎間板ヘルニアが疑われます。既にMRIが行われ、ヘルニアはないと言われていることから、ヘルニアはL5/S1の外側型か超外側型が疑われます。このヘルニアは脊柱管内のヘルニアと異なり、見逃されていることが多いので、他の脊椎専門医の診断を受けられることをお勧めします。必ずよくできる症状と思われますので、諦めずに先ず原因を診断してもらうよう行動してください。原因不明とされている坐骨神経痛の多くは、診断ができていない坐骨神経痛です。頑張って下さい。

佐藤 秀次
2013.09.03 17:51
高橋
よろしくお願い致します。

MRIとすべり症かどうかの写真を撮り
脊髄脊椎の専門医に、足の感覚が薄い感じ、足が硬く冷たい感じ、痺れる感じは、腰から来てているものではないと断言されました。
MRIを見ると椎間板が神経を押しているように見えるが、神経は太く問題ないと言われました。
この病院は、脊髄脊椎センターを持っており、そこの専門医に診て頂きました。
診断に間違いはないと思っても大丈夫でしょうか。
2013.09.02 19:09
鎌田
年齢39歳、女性です。
去年の12月から右脚が坐骨神経痛のような症状で悩まされています。最初に右のお尻の奥に「ムニュムニュムニュ!」と、細いひもがからまったような気持ち悪い感覚があり、直後につったようになって歩きにくくなりました。しばらくして歩いてると「びきびきびき!」と太ももの外側から腰ぐらいまで鋭い痛みが走りました。それから動く時に時々、お尻や太もも裏に鋭い痛みが走るようになり、お尻のえくぼの辺りには常に違和感がありました。寝てる時とかじっとしてる時は痛みません。自転車に乗る時と階段を上がる時も痛みません。
病院ではレントゲンとMRIを撮りましたが異常なしと言われ、薬も効かず、神経の炎症を抑える点滴をしたのに、右脚の痛くなる所がジンジンジンジンしてすごく痛くなりました。いろんな治療院に行きましたが治りません。どこに行っても最初は「重症じゃないです」と軽く言われるんですけど、症状が良くなりません。「こんなに体が柔らかいのになんで痛くなるんやろね?」ともよく言われます。
最近は立ってるだけでも痛くなる事があって歩くどころじゃありません。歩く時はいつも右脚を前に出して体重を乗せる時に痛む感じでした。お尻の違和感は今は全体的にある感じです。ジ~ンとしたり、モヤモヤしたり波打つような感じがあったり、ずれるような感じがあったり・・・です。
周りからはすごく大げさに思われてるかもしれません。いつも痛いわけじゃないし時々なので・・・でも痛さが鋭い痛さですごく怖いんです。ビキ!とかビリ!とかズキ!とかもう、歩くのが怖い、立つのが怖いんです。もうここが最後!と思って、どんな重症の人でも治る!と言われる治療院にしばらく通いましたが、治りませんでした。なので、どうしたらいいのか分からずに、けっこうどん底です。夜寝る時、朝目覚めたくない!と思うのにいつも目覚めてしまいます。子供がいるので、その為だけに生きてる感じです。
すいません。原因と、今後どうしたらいいのか知りたいです。
2013.09.02 15:53
drshujisato
症状の原因が椎間板ヘルニアなのか、脊柱管狭窄症なのかなどによって手術法は異なります。やはり、診断を確定した上で、どのような手術法法が良いのかを判断し、決定することが必要と思います。

佐藤秀次
2013.09.01 22:45
drshujisato
症状からは腰椎5番の神経根の症状と思われます。原因部位はL4/5かL5/Sにあるはずです。神経機能障害の側から原因を究明できる脊椎専門医の診断を受けることです。今までの診断には合点がいかないのは私も貴方と同じです。諦めないで医師を探し下さい。

佐藤秀次
2013.09.01 22:37
西村 直美
はじめまして。現在45歳女性 看護師をしています

6月に腰痛が酷く、レントゲンを撮ったところ第5腰椎と仙骨の間の椎間板が変性(ほぼ消失)しているとのこと。対症療法が主体だが、下肢のしびれや歩行が困難になれば、手術の適応もあると言われています。治療には1か月半を要すると言われています。
仕事や家の事を考えると手術入院やリハなどに1か月半要するのは難しいと思っていましたが、最近疼痛で夜中に目が覚めたり、仕事がハードな時は腰から足の筋肉痛のようなだるさや何とも言えない痛みに襲われます。手術をするなら早い方がいいと言われているので、診察してもらい手術を考えようと思っています。ただどんな手術になるのか心配でネットで検索すると、老化現象なので手術は適応でないと書かれていることが多く迷っています。自分の働く病院で治療をしようと思っていますが、職業がら詳しくしりたいと思っています。これからMRIを撮る予定で診断もはっきりしていないので主治医にちゃんと話を聞くしかないとはわかっているのですが、一般的には手術の適応は少ないのでしょうか?
2013.09.01 13:57
-
どうぞよろしくお願い致します。

現在52才女性。28才位に重い物を持ち上げる仕事で腰を壊す。以後、腰痛に悩む。40才位で、足の第1・2足指からその上部そして下肢外側の感覚が鈍くなる。痛みなし。その後41才頃に大きくぎっくり腰をし、第1・2足指に力があまり入らなくなり、腰の痛みも強く検査入院するが、手術適応ではないと判断される。ただ神経造影をしたのでそのために痛みがさらに増し、神経ブロックをする。痛みは改善するが、足の感覚が鈍い感じと痺れるような感じは続く。整形外科からは、運動機能は正常なので、手術適応ではないが、この足の症状は改善されないと言われ、あきらめる。
52才、やはり感覚が鈍く痺れがある感じが強くなってくるような気がして、整形で暫く牽引や電気治療をする。改善されないので、脊髄脊椎の専門医(かなり有名な先生です)を紹介され受診する。
MRIや写真から、足の感覚や痺れは、腰からくるものではないので、神経内科か循環器あるいは総合内科を受診してはと言われる。この脊髄脊椎専門医を紹介して頂いた整形外科医にそれを伝えると、足の症状は腰からきた可能性は低く、循環器内科を受診するようにいわれた。しかし、自分では、腰の調子が悪くなると足の感覚麻痺が強い感じ痺れが強くなる感があり、受診に踏み切れません。参考までに...昨年会社の検診で心電図で異常があり、循環器内科で心臓の検査(CT造影剤あり、エコー、血液検査)をするが、全て異常なしと言われる。
どこに行けばいいのかわからず、困っています。

どうぞよろしくお願い致します。
2013.09.01 11:30
drshujisato
診療情報提供書に関しては、病院によって取り扱いが様々かもしれませんね。当院では患者本人や相手医療機関への郵送をやっています。貴方の場合は、遠方であることを理由に病院窓口に電話でお願いしみてはいかがでしょうか。手続き上、発生するかもしれない料金についても聞かれると良いと思いますよ。


佐藤 秀次
2013.08.17 19:38
drshujisato
髄膜腫のため、手術をうけた部位は頚椎ですか、腰椎ですか?
まあ、いづれにせよ、術後にヘルニアが出たとしても、それは医療ミスなどではありませんよ。
腫瘍を摘出するためには、椎弓切除が必要と判断されたと思います。仮に、その結果として
ヘルニアが起こりやすくなったとしても、それはミスとは言いません。
手術を受けた病院に診療情報提供書を請求すれば、作成してもらえます。他の病院の受診に必要と説明されたら宜しいです。その時にMRIなどのコピーも一緒に依頼するといいでしょう。
2013.08.15 13:26
未来
7月半ば、静岡のS病院にて椎弓切除術、髄膜摘出をしました。右足が痛くの8月8日近所の整形外科でMRIをとったところ椎間板が飛び出ていました、。
近所の整形外科の先生はMRIを見て、手術したとこで、また手術するしかないとのこと。そんなことありますか?ミスでは?

手術したとこが遠方なのですが、違う病院に言った時、診療情報提供はもらえますか?MRI、CTなどもそれでもらえますか?
2013.08.15 06:02
drshujisato
L5/S1腰椎固定術を受けた女性。。

質問1: ①手術後1か月程度はあまり外出をしないようにとのことでしたが
      1か月を過ぎたころからの運動はどの程度ならばいいのでしょうか

回答: 固定術後少なくとも3ヵ月は腰に過剰な負荷やひりを加える運動は良くないと思います。無理ないウオーキングなどから始めたら、良いと思います。

  →スポーツジムのランニングマシンで歩行練習は術後3ヵ月くらいがよいと思います。
>
質問 ②コルセットは寝ている時以外(たとえば座っている時)もしていた方が良いと思います。寝てる時は外しても大丈夫と思います。 術後3ヵ月は中腰作業や重量部の運搬、腰をひねるような運動は
> ③なるべく前傾やひねる動作はさけるとのことですが日常生活前傾姿勢になることが非常に多いと感じます。
> できるだけ注意はしているのですがどうしても入院中と同じように腰の同じ部分をひねってしまいそこだけ痛みが出てしまいます
> →どの程度までは許容範囲なのでしょうか
>
> ④次回の外来が10月の末です。やや遠方のため予約外受診はなかなか難しいのともともとこちらでかかっていた医師が留学する関係で退職してしまい近隣にかかれる病院もありません・・・
> 主治医の先生とはメールができるのでメールで相談できることであればメールでのやりとりは可能なのですがどうしても予約外受診をしたほうがよい場合などはありますか

佐藤秀次
2013.08.15 01:08
drshujisato
13年前の腰ヘルニアの再発ということですが、発症後6ヵ月を経てもまだ麻痺としびれがあるそうですが、生活の質はどうでしょうか?痛みに悩まされている程度はどうでしょうか? 軽い麻痺としびれがあっても生活に支障が少ないのであれば、保存治療で経過をみるのも一つの治療の選択肢です。もし、そうでないのであれば手術治療を検討する値はあると思います。最終的にはMRI画像所見が判断の上で重要です。
再発後の時期からみて、保存治療と手術治療の選択をきちっとすべき時期にあると思います。

佐藤秀次
2013.08.15 00:19
drshujisato
術後10日目に発現した激痛ならば、通常はヘルニア再発を疑います。再発ヘルニアはMRI画像上、白く見えることがありますので、血腫や液貯留と理解されることが多いようですが、後者は強い痛みになることは私の経験ではまずありません。ヘルニアの再発のような気がします。勿論、MRIを見てはいませんので、推測の域をでないことをご了解ください。

佐藤秀次
2013.08.05 23:17
Y.U
19歳の息子のことで相談します。

2013年6月頃より左臀部から大腿裏側、膝から足首にかけて痛みがあり、座っていることができなくなったため、整形外科を受診しL4/5、L5/S1のヘルニアと診断されました。
現在浪人中で勉強するのに支障があったため、7/16に手術を受けました。
術後の経過は良好で、痛みも消失し術後7日目に退院をしましたが
、術後10日目から同じ場所に痛みが再発してしまいました。
しかも、術前にはなかった安静時の激痛があります。
MRIを撮りましたが、ヘルニアの再発はなく、水が溜まっている状態なので、自然に吸収されるのを待つしかないと説明されました。
鎮痛剤(トラムセット、リリカ)を服用してなんとか痛みを抑えていましたが2日前からまた強い痛みを訴えるようになりました。
痛みが治まる様子がないのでとても不安です。
本人も、このまま様子をみていて本当に痛みがおさまるのか、不安に思っています。
このまま経過をみていてよいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
2013.08.05 14:03
drshujisato
メールエラーで送れませんので、ここで回答します。

今ひとつ、書かれている内容がわからないのですが、嚢胞性の神経鞘腫(神経から発生した良性腫瘍)と診断されているのでしょうか?

それともヘルニアも症状に関係しているのでしょうか?

いずれにしても、手術が出来ないという言う意味がわかりません。

仮に腫瘍だったとしても手術できないはずはないと思います。勿論、腫瘍によってリスクを伴うのは当然のことなのですが。

他の脊椎外科医の診断を受けられることをお勧めします。

2013.08.02 12:46
KU(ken uobe)
29日と30日の外来を受診します。
先生に会えればラッキーですが
会えなくても大丈夫です。

もし会えればご相談宜しくお願いいたします。

ブログが間違っていました。
下記が正しいサイト名です。
http://blog.goo.ne.jp/ken-uobe
2013.07.27 09:43
KU(ken uobe)
早速のご返事ありがとうございます。
9月までは予約一杯とのことで
予約係りの女性から
外来受診をしては
とすすめられました。

その際MRIとXrayをもってきてとのことで
先生の受診になるかどうかは未定といわれました。

縁あれば是非お会いできることを祈ってます。
来週月火の午前訪院予定です。

なにか外来の注意があればお教え下さい。
先生は吾輩と年齢が近く
お話を楽しみにしていました。

サイゴン滞在のブログを毎日更新しています。
時間あればご笑読ください。
http://blog.goo.ne/ken-uobe/
2013.07.25 13:23
T.K
男38歳腰椎固定術です回答ありがとうございました!後は自分の努力次第ですね!佐藤先生のブログをいつも見て何か自分に当てはまるヒントが無いか探しててだんだん佐藤先生の診察を受けてみたくなっててでも忙しい先生だし俺みたいな術後の痛みのこと言って今の主治医のようにイライラされたりするかなと思って自分は気が小さくてなかなか踏み出せないまま予約を出来ずにいます!とりあえず仕事復帰目指してウォーキングしてきますありがとうございました。
2013.07.25 11:27
drshujisato
私の外来予約はかなり先まで詰まっていますので、御都合とあうか
当院の秘書室が予約係ですので、問い合わせて見て下さい。
病院総合電話でその旨を伝えて下されば宜しいです。

佐藤 秀次
2013.07.25 10:14
KU(ken uobe)
67歳男性
2年前から疲れたときに腰痛が発症、
慢性化しています。

在越5年@ホーチミン市でほぼ
ボランティア的一人生活をしています。

先週7月18日木曜日に知人に紹介され
カイロプラクティック医院受診

頚椎から腰椎までのX線写真とMRI写真撮影
結構重篤らしいですが自覚症状はほとんど無く
急に身体を動かす時に時折腰にチクッと痛みが
走ります。

カイロプラクティック専門のベトナム女医が
日本での診断(手術の有無)を仰いでから
治療の継続を判断するといわれ
X線とMRI画像を渡され
ました。

ネット検索から先生のサイトに到着
7月26日から8月1日まで一時帰国予定です。

あまりにも短い帰国で先生への受診と診断が可能でしょうか?

日本の住所は京都です。

宜しくお願いいたします。
2013.07.24 16:51
疋田 直子
腰椎4−5番のすべり症で固定術を受けて4ヶ月になります。腰の痛みはないのですが、膝と股関節の痛みがひどく、トラムセット錠を日に4回飲んでいますが、寝れません。1ヶ月後にCTをとることになっていますが、それまでに、なにかいい痛みを緩和する方法はないでしょうか。
2013.07.18 01:11
drshujisato
回答します。

L4/5の腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡手術後に下肢の症状が悪化したようですね。

それはL5神経根の障害が発生したためで、L5神経根の機能障害として下腿外側から足背・足底にしびれや感覚鈍麻、さらに母趾と足関節のの背屈力低下が起こったのだと思います。L4/5のヘルニア摘出術で起こることのあるL5神経根障害です。

執刀医はなぜそう説明しないのか疑問に思います。手術によるL5神経根障害の発生は必ずしも医療過誤とは言えないからです。まだ、術後1ヵ月ほどですので、今後、改善の期待はあるのですが、
再び痛みがでてきたとのことですので、別の脊椎外科医の意見を求めることをお勧めします。
腰の現在の真の状態を明らかにすることが先決ですよ。
--
佐藤秀次
2013.07.17 22:35
drshujisato
回答します。
左太ももの外側の痛みの原因として、腰椎疾患は考えにくいように思います。
股関節に問題はないでしょうか。あるいは腱や靭帯性の痛みの可能性はどうでしょうか。
検討していただくと良いと思いますよ。


佐藤秀次
2013.07.15 20:14
島  浩大
お忙しい中回答くださりありがとうございました。
勉強になりました。
2013.07.05 15:19
drshujisato
質問に答えますね。
椎間孔狭窄では、神経根が圧迫されますので、下肢の根性痛やしびれが特徴的な症状であり、通常は片側性です。少ないですが、両側の方もおられます。症状的には痛みが強いのが特徴ですが、一側性の間欠性跛行を呈することもあります。脊柱管狭窄症を合併している時には原因診断に苦慮することがあります。
確かにヘルニアと狭窄症の典型的なイメージは上記された通りですが、ヘルニアでも慢性化して狭窄症のような症状を呈したり、狭窄症でも根性痛の強いタイプもありますので、なかなか類型化するのは難しいですね

佐藤 秀次
2013.07.04 16:54
島  浩大
佐藤先生 学生で患者ではないのですが質門お願いしても構わないでしょうか? 先生のブログよく拝見させてもらっていますありがとうございます。

「椎間孔狭窄」症状としてヘルニアのような激痛を伴い片側症状がよくあるものでしょうか? 

両側の椎間孔狭窄で、脊柱管狭窄症のよく言われる代表的な症状も出現したりするのはございますか?

ヘルニア=激痛 しびれ  狭窄=鈍痛 だるさ  のようなイメージがあります。
2013.07.03 09:31
drshujisato
外傷後から脊髄症状が発現したのでしょうか? 外傷とは直接的に関係なく脊髄症状が発現してきたのでしょうか? 先ず、この区別が重要です。外傷によって脊髄が傷害されたのであれば、ある程度の脊髄症状は残る可能性が高いと思います。ただし、後縦靭帯骨化症や脊柱管狭窄症があるのであれば、さらに脊髄症状が進行する危険性があるので、条件によっては手術が必要になります。外傷はあったものの、それとは直接関係なく脊髄症状が発現してきたのであれば、症状のさらなる悪化を防止し、少しでも症状の改善へ向けて、手術を考慮すべき婆合いがあります。手術治療は症状の改善ばかりでなく、悪化を防止する観点からもかんがえなければならないことがあります。よく検討していただくことです。
2013.06.30 23:18
drshujisato
腰椎分離すべり症と診断されたのですね。
歩行障害が発現していることと貴方の年齢、これらの生活を考えると
手術治療が必要と思います。
確かに、手術には色々なリスクを伴いますので、
月並みな言い方になりますけど、それを含めて信頼できる医師を選ぶことです。

佐藤秀次
2013.06.19 22:03
Y.M
はじめまして、57歳、男です。
1年半前に、腰痛があり、放置していたのですが、1年前に、歩行に支障が出たので、診断を受けると、軽い腰椎すべり症と言われました。その後、病状も安定していたのですが、今年2月に散歩した所、右下肢に痛みと痺れ、右足首の脱力が出て現在、歩行困難で杖を使いやっと歩ける状態です。5月に再検査した所、腰椎分離すべり症と診断されこのままだと歩けなくなるので分離部分の除去と固定術を薦められましたが発症して半年近くなるのでどこまで回復するか分からないと言われました。このままだと悪くなる一方なのですが、夜、寝れない痺れや痛みを考えると、手術を決断した方がよいのでしょうか?また、合併症や感染症のリスクも気になります。宜しくお願いします。
2013.06.17 19:02
drshujisato
ヘルニアの大きさにもよりますが、発症後3ヵ月頃には激痛はなくなり、L4/5ですと痛みやしびれが下腿外側に限局する傾向を示します。足背から足指のしびれは最も時間がかかります。それから、L5神経根の圧迫が軽減されているかは、仰向けで両下肢を伸ばした状態で、ヘルニア側の下肢を伸ばしたまま足を持ち上げていった時に何度まで上がるか、徐々に上がりやすくなっているかも参考になりますので、やってみて下さい。このテストは家族に手伝ってもらうと良いですよ。
2013.06.16 22:24
SY
29歳の男です。

腰椎椎間板ヘルニア(L4,5)と診断されて3ヶ月目にしてようやく痛みが軽くなりましたが、まだまだ歩くのには痛い状況です。

腰椎椎間板ヘルニアが自然治癒コースを辿っているかいないかの自己診断法 の記事で先生が説明された回復ルートを辿っていると期待しているのですが、
自然治癒にはどれくらいの期間がかかるのでしょうか?

ピーク時はお尻から足先まで激痛で、じっとしてても痛かったのですが、
今は歩くときに股関節と膝下から足先が痛い状態です。
(まだ歩き方がぎこちないです。)

よろしくお願いします。
2013.06.16 11:11
drshujisato
原因不明の坐骨神経痛に悩まれている方からの質問です。

回答:症状からは左L5神経根症が疑われます。L5神経根症とは腰椎の5番目の神経根が障害を受けている状態という意味です。L5神経根の障害の原因診断は複雑で、困難な場合があります。
諦めないで原因診断を続け、それに基づいた適切な治療を受けることが必要です。

佐藤 秀次
2013.06.12 17:02
drshujisato
画像読影の依頼が多いですが、撮像条件によっては診断困難なことがありますので、ご了解ください。また、画像所見は必ずしも症状の原因とはいえません。症状の原因診断は画像所見に症状や神経学的所見を総合して行うものです。、

上記を理解していたただいた上でなら、画像の検討はいたしますのでファイルを送ってください。


佐藤 秀次
2013.06.12 16:22
drshujisato
42歳、男です。

ヘルニアの保存療法を行っていますが、数ヶ月に一度襲ってくる激痛に苦しんでい
ます。> アドバイスを頂ければと思います。

回答: いわゆるぎっくり腰を繰り返している状態です。MRIでL4/5の椎間板ヘルニアを既に指摘されているわけですが、痛みの特徴からも貴方の腰痛の原因は椎間板ヘルニアによると思われます。ヘルニアの出る部位や脊柱管の構造によっては、腰痛のみで下肢には痛みもしびれもない時期があります。勿論、さらにヘルニアが進めば下肢の症状がでてくると思います。現時点での治療法の判断では、この痛みのためにどれだけ生活の障害が続いているかが重要になると思います。一般的には腰痛のみの段階では、手術治療は推奨されていませんが。
私は生活の質の障害期間を重視した判断を行っています。ただし、ヘルニア摘出で必ず、腰痛が満足できるまで軽減されるかは、手術をやってみなければ分からないのが現状です。また、手術には合併症もあり得ますので、このあたりを慎重に検討され、悔いの残らない選択をされることだと思います。

佐藤 秀次
>
> 3,4年前に腰痛(ぎっくり腰の様な急性の痛みではなく、じわじわ来る痛み)で
> 整形外科を受診した所、「ヘルニアの疑いあり」とのことでした。(MRIは撮ってい
> ません)
> スポーツタイプの自転車にしばらく乗っていたので、そのせいかな?!という考え
> もありました。
>
> それから昨年末まで重い様な腰痛と付き合ってきました(整骨院に行くくらいで何
> もしていませんでした)
>
>
> 昨年末(12.12.28)に腰に激痛が走り、ベッドから起き上がることすら出来なく
> なってしまいました。
> 幸い会社も年末年始の休みに入っていた為、そのままベッドの上で横になっていま
> した。
> 年が明けて(13.01.08)、50mほどならよたよた歩行できるようになったので、車
> で整形外科に連れて行ってもらい
> 診察を受けましたが、「リチャード氏病では?」ということで、注射(何かは不
> 明)を打ち、帰宅しました。
>
> 受診した際の痛みは腰痛のみでしたが、3週間程度経過した頃から、左のお尻のほっ
> ぺた付近に
> ちくちくする痛みを感じていました。
>
>
> 年末年始休みの2週間、上記整形外科受診以外はベッドで安静にして、休み明けには
> (痛みが少し和らぐ姿勢の)体を傾けながら何とか会社に行き、
> その帰りに整骨院で電気治療を受けながら、だましだまし会社と家の往復をしてい
> ました。
> (仕事は設計ですので、椅子に座ったままです)
>
> 2ヶ月くらいで痛みは徐々に和らぎ、日常生活も何とか出来るようになりました。
> そのまま腰痛はあるものの日常生活は行えていた為、整骨院通院も止めました。
>
>
> そして、4月初め(13.04.08)にまた、年末の激痛と同様の痛みが腰に走り、年初の
> 病院とは違う
> 整形外科を受診しました。
> そこではMRIを撮り「#4,#5の間の椎間板ヘルニアである(ヘルニアも大きい)」と
> 診断されました。
>
> 手術も勧められましたが、直近に出張予定が入っていたこと、そもそも手術に対す
> る恐怖もあったりで
> 保存療法(という名の何もしない)ことを選択しました。
>
> 1週間ほど前(13.05.30)までは、年末の腰痛と同じ経過を辿り、日常生活も出来つ
> つあったのですが、
> 1週間ほど前にまた、中程度の激痛が走り、痛みで仕事が出来ない(会社には行ける
> が、考えられない)
> 状況です。
>
>
> 痛みは腰がメインで、上記に記載したとおり、たまにお尻が痛くなることがありま
> す。
> ヘルニアの典型(?)症状である、脚の痺れ、痛みはありません。
>
> 1ヶ月程度待てば痛みは引くのですが、それまで待つことも出来ず(仕事があるの
> で)
> 最近は激痛の走る間隔が縮まって来ているような気がして、不安でなりません。
>
> 手術するのには恐怖もありますが、この痛みから逃れられるのであればと思うこと
> もあります。
> (激痛が走った後は、「もう殺してくれ」と思うこともしばしばです・・・)
> 「ヘルニアは完治しない」と聞くこともあるので、余計手術から遠ざかるのです
> が、私のような場合
> 手術を行った方がいいのでしょうか?
>
> よろしくお願いします。
2013.06.12 16:02
drshujisato
腰椎椎間板ヘルニア手術後の方からの質問です。術後、歩行状態は改善しているが、下肢の痛みやしびれが続いている方です。術後約3ヵ月くらいです。
質問1:痺れや痛みを改善するために、ブロック注射をと勧められていますが、迷っています。ブロック注射は治癒の近道になるのでしょうか。

 回答:術後に運動神経機能は改善しているが、知覚神経障害による症状がまだ残っているようですね。恐らく、術前に既に神経障害が進んでいたためと思われます。知覚神経の改善は術後6ヵ月は見ることが必要です。
ブロック注射は痛みやしびれを緩和する目的であり、それで知覚障害が治るわけではありません。あくまでも神経の自然回復によるのです。神経障害が強い場合には足にしびれが残る可能性があります。

質問2:先週あたりから、症状の改善がストップしたような気がして不安です。回復には3-6か月かかるとの事   でしたが、その時期を過ぎたらもう回復の見込みはないのでしょうか。

 回答:一般的には神経機能障害の回復が順調に進む時期は3~6ヵ月ですが、知覚障害はその後も薄皮をはぐように軽減したと感じる方もいます。


質問3:ウォーキングや筋力の強化のほかに、何か自分でできることはありませんか?整形外科で電気治療や牽   引などを数週間していましたが、効果が感じられずやめてしまいました。
>    根気強く続けたほうがいいでしょか。

 回答:運動機能は筋力強化で良いのですが、知覚障害の回復を促進する方法はないと思います。あくまでも障害受けた神経の自然快復力によります。 従って、腰椎への物理的治療は神経の後遺症状には効果は期待できないと思います。

佐藤 秀次
2013.06.12 15:49
drshujisato
回答します。
腰椎固定術後に腰痛と下肢の症状に悩まされているとのことお気の毒と思います。
腰痛に関しては、固定術による腰部軟部組織傷害により起こるものがありますが、貴方の腰痛がそれであるのか、あるいはスクリューとの関連性、あるいは神経根を傷害する別の原因がああるのかなど色々と考えるべきことがあるように思います。現在ある症状の原因分析を場合によって他の医師の手にゆだねることが必要かもしれませんね。


佐藤秀次
2013.06.07 15:04
drshujisato
腰椎椎間板ヘルニアの再発に対する手術法ですが、MEDやPLDの適応ではないと思います。
手術を受けるのなら、やはり、顕微鏡手術を受けられるべきと思います。固定術は最後の手段と
思ってください。

佐藤秀次
2013.06.07 14:36
drshujisato
回答します。
理論と実際は必ずしも一致しません。特に人工椎間板は理論的には理想ですが、関節機能を長期に渡り果たしていくか、それを検証した結果はありません。まだ臨床治験的な意味合いが強い方法ですヘルニアには私は基本的には除圧、再発にも除圧、固定は最終手段と考えています。まずは、現状をきちっと評価してもらう必要があると思います。
余り手術の方法論へと先走りし過ぎないことです。


佐藤秀次
2013.06.07 14:08
drshujisato
回答します。症状からは右L5神経根の障害が疑われます。原因は通常はL4/5にあるのですが、MRIではヘルニアや狭窄症がないようですので、残る可能性はL5/S1の椎間孔内か椎間孔外です。症状の起こり方からは必ず腰椎に問題があると思います。椎間孔内や外病変の診断は難しいので、見落とされていることが多いので、そのような目で再検討が必要と思います。もし、私の外来受診を希望される場合には、当院の医療秘書室に予約をお願いします。


佐藤秀次
2013.06.07 13:54
K.O.
東京居住の54歳男性です。

一昨年の9月より坐骨神経痛を患っています。
発症後の経過を示します。
2011年9月中旬頃から、散歩中(歩き始めて10分後ぐらい)に右の尻、右大腿裏、右足脛外側が痛くなることがあり、最寄りのA整形外科を受診。A整形外科では「坐骨神経痛」だろうということで、B市民病院を紹介される。B市民病院でMRIを受診したが、「症状的には脊柱管狭窄症だがMRI画像では狭窄が認められない」とのことで、投薬で様子見となる。その後、A整形外科にて、投薬(最初はリリカ、その後現在まではトラムセット)とリハビリ(運動マッサージ、牽引、電気治療)を行う。およそ1年間続けたが、症状は改善せず。
今年になり、ネットでの評判がよいCクリニックを受診。ここでもMRI撮影を行うが、原因はわからず。Cクリニックから同系列のD病院の脊椎脊髄末梢神経外科を紹介され、再びMRI撮影(高精度MRI)するが原因は分からないとのこと。
現在、A整形外科でのリハビリと、D病院でのペインクリニック内科で治療中。ペインクリニックでは、3回(週1のペース)で仙骨部硬膜外ブロックを行うが、今のところ、あまり効果なし。

現在の状況
・5分~15分同じ姿勢で立っていると右足脹脛の外側(脛の外側)・膝下のあたりが痛くなり立っていること自体苦痛になる
・歩行でも同様、5分歩くと痛くなる。さらに、右臀部が痛むこともある。
・最近では、立位時あるいは歩行時の痛みが、座ることで痛みが増すことあり。
・前屈は問題ないが上体そらしで右足に痛みあり。
・前かがみで座っている方が痛みが少ない。
・痺れはない。
のような状況です。各病院では、脊柱管狭窄症だろうと言われています。

今後、どのような治療をしていけばよろしいのでしょうか?今後も原因はわからないものなのでしょうか?佐藤先生に診ていただければ原因等わかりますでしょうか?

職場まで電車で1時間以上かかるため(出勤時はなかなか座れない)、日常生活も苦痛です。よろしくお願いします。
2013.06.07 13:04
腰椎椎間板ヘルニア患者30才男
私は、腰椎椎間板ヘルニア患者で、L4L5とL5S1の椎間板が破損してます。
2年前にL4L5の顕微鏡下摘出術を受けました。が、その直後から足裏等の痺れが以前に比べ悪化しているように感じています。(S1神経根症状。)今後年齢を重ねるにつれ、更なる悪化は避けられないと考えています。
ここで質問ですが、海外ドイツで行われているクッション機能を持つレイニエ等の人工椎間板は機能低下や、固定術で懸念される隣接椎間板の破損率低下防止になり、一応、根本的な治療にみえます。確かに身体に対する侵襲の程度は大きいですが、私は、整形外科医の方から固定術を勧められたら、レイニエを入れたいと考えてます。
このようなクッション機能を持った人工椎間板についてどう思われますか?
2013.06.06 23:02
SA  47歳  東京都
昨年の12月に腰椎固定術の手術をしました。腰椎変性側弯症と診断され、腰椎4番5番の間の椎間板が変性し、腰椎が傾いているため、ジャッキアップをし、椎間板部分に1センチほどの金具と、4本のチタンのボルトで固定するという手術でした。担当医は術後3か月から6か月で落ち着くというのですが、現在、金具が入っている部分あたりからは、動くとギリッとした痛みと常にある痛み、仙骨部分に常にある痛み、歩くと左側腰椎のあたりから、骨盤の左わきまで筋状に走る痛み、(咳やくしゃみ寺は強く痛む)左足付け根の痛み等、手術前になかった痛みが広範囲に出るようになり、立っているのもつらく、時に痛みのため足を引きずりまともに歩けない状態です。歩く仕事なので、絶対に治さなければならないのです。トラムセット、リリカ、ロキソニンなど、ほぼ効果がありません。痛む部分にトリガー注射をしても全く効き目が有りません。これからは他の病院で診察をと考えていますが、先生は、今の状態から、どのように治療をしたら、以前のようにさっそうと歩けるように考えますか?

教えてください。

絶対に治さなきゃいけないんです。

よろしくお願いします。
2013.06.04 15:59
土田
昭和51年10月生 現在37歳 171cm 85kg
平成20年4月 右L5神経根領域にしびれと痛み、知覚障害あり。MRI等諸検査にてL4/L5,L5/S1のヘルニアを認め,同月顕微鏡下にてL5/S1ヘルニア摘出術施行。術後,症状改善し生活していた。
 平成25年2月 右L5神経根領域にしびれと痛み、知覚障害あり。MRIにてL4/L5,L5/S1のヘルニアを認め,再発の診断。内服薬:リリカカプセル内服にて症状軽減するも,リリカカプセル効果少なく服用量徐々に増加し現在600mg/日。内服にて症状緩和も歩行困難あり。平成20年の手術担当医に手術も視野に入れるようにとのこと。なお,術式は前回同様,顕微鏡下にてL5/S1摘出予定。ただし,再手術なこと,L4/L5のヘルニアもあることから,手術当日ヘルニアを覗いてみてからの判断になるとのこと。固定術も選択肢の一つであるが,年齢的に選択したくないとのこと。
 入院期間等も含めてPEDに興味があります。近医PEDを行う大学病院があるのですが,再手術の場合,PEDで手術を行うことは可能なのでしょうか?
それとも前回の担当医下で手術を行うことが良いのでしょうか?
ご教授下さいませ。
2013.06.04 14:37
drshujisato
症状程度、症状の持続期間、生活の支障度、神経機能障害の有無などを基準にして
椎間板ヘルニアの手術の必要性を私は判断しています。
半年以上、一進一退の状態で、その原因がヘルニアであるなら、私は手術を考慮すべきと
思います。
ただし、手術は外科医次第ですので慎重に判断されることです。

佐藤秀次
2013.06.03 23:33
仲 純平
はじめまして。僕は26歳男です。
三年前に三カ所腰椎圧迫骨折をしましたが、その後は特に痛みはありませんでした。時間が経つにつれ少しずつ腰に痛みが出てきたような感じがあったものの日常生活に問題は無かったので病院等も通っていませんでした。
一年半ぐらい前に長距離運転を繰り返してからどんどん痛みが強くなり、お尻から足にかけてしびれが出てきたのでMRIを撮ってもらうとヘルニアと診断されました。それから整骨院や鍼、ブロック注射など試しましたが良くならず先週一年振りにMRIを撮ると手術するレベルだけどとりあえず様子を見ることにすると言われました。
仕事もままならずなにをしてても痛い状態です。自分の足で歩けますし排尿障害はありませんが、正直気持ちが落ちる一方でずっとこのままなら死にたいぐらいです。
やっぱり手術をしてみるのも有りでしょうか?それともできるだけ手術はしないで痛みを我慢しながら保存療法を続けていくべきなのでしょうか?
色んな意見もあり、医者によって言うことも違ったりするので、もうどうしたらいいのか分かりません。なにか一言お願いします。助けてください。
2013.06.02 05:39
椎間関節肥厚 50歳・男性
椎間板ヘルニア等について大変わかり安く参考になる情報を発信されていることにお礼申し上げます。他の腰痛関連の色々なサイトを拝見しましたが、佐藤先生のこのブログは、説得力がありとても参考になりました。そこで、ご相談致したくコメントさせていただいております。よろしくお願いします。

これまでの経過について:20代より腰痛持ちで、特に、40代ぐらいからは、パソコンや車の運転の際かなりの痛みを感じております。主に、左側の方が強い痛みがありました。3年ほど前に石を持ち上げ、ぎっくり腰を経験しました。半年ぐらい前からは、左よりも右の方の痛みが強くなりました。そして、ここ3ヶ月ぐらいは、腰より右腰部から臀部・大腿骨にかけての痛みが強くなりました。特に、朝起きたときに痛みが強く、少しびっこを引く感じですが、日中、動いているうちに痛みは弱くなります。

そこで、整形外科でのMRI診断の結果、L4/5右椎間関節肥厚によるL5神経根圧迫とのことで、痛み止めの処方又は、ブロック注射などの選択があるとの事でしたが、とりあえず経過観察となりました。

私の父親は、55歳の時に歩行困難となり、L4/5の脊柱管狭窄症にて手術をしております。もし、このまま時間が経過すれば、私もいずれは父のようになり、手術となってしまうのか不安です。もし手術となるのであれば、佐藤先生のブログにおいて、重度の障害になる前に手術をしたほうが安全との意見もあるようですが、このまま経過観察を行うべきなのか疑問に思っております。

また、秋より、海外赴任を予定していることから、このままで良いのか焦っております。

佐藤先生のブログでは、脊椎外科の診断は警察が犯人を特定する事のように、とても難しいとのことですので、もしかしたら、椎間関節肥厚以外にも原因があるのかもしれないとも感じております。

現在、このような現状で、何もせずに時間が過ぎておりますが、他に何か出来ることがありましたらば、ご意見を頂きたく存じます。
2013.06.02 01:17
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2013.06.01 07:17
drshujisato
回答します。
 年齢と痛みの性質と程度から、医師は軽い椎間板ヘルニアと診断したのだと思います。
仮に、MRIをしたとしても軽いヘルニアならば、診断は難しいかもしれませんね。
肩甲部や上腕、前腕、手指などに痛みやしびれ、脱力があるのなら、それなりの程度のヘルニア
がMRIで認められます。勿論、ヘルニア以外の原因が発見されるかも知れませんが。
貴方の場合には、明かな神経の症状がないことから、医師はそう診断したのだと思います。
治療について、牽引まで必要かは何とも言えませんが、しばらく頚部に無理をかけないようにして
消炎鎮痛剤で治療すると良くなるのではと思われます。もし、良くならず、症状が悪化するなら、
MRIなどの検査が必要です。
お大事に。

佐藤秀次、
2013.05.30 23:33
T.K
はじめまして。

頸椎ヘルニアについて質問させてください。
当方、30歳の男性です。
1年ほど前から肩こりがひどかったのですが、1か月ほど前から寝違えたような痛みが首の右側に出始めました。
1か月経っても治らなかったので、医者で診察を受けたところ、いろいろ首を動かされ、これは痛いですか?これはどうですか?という確認の後、軽度の頸椎ヘルニアだろうと言われました。痛み止め?の注射を受け、1週間痛み止めと筋肉の緊張を取る薬を飲んだうえで、来週から牽引を行うとのことでした。

ここで質問なのですが、レントゲンやMRIを取らずに頸椎ヘルニアと診断されたのですが、このまま治療を続けても良いのでしょうか?

また、首を右後ろに捻ると痛むだけで、通常の姿勢や寝ている時は何ともなく、頸椎ヘルニアであったとしても軽度だとは思うのですが、そのような場合でも牽引は行うべきなのでしょうか?

アドバイスをお願いいたします。
2013.05.30 19:14
drshujisato
回答します。
13/05/25の兵庫県の56歳男性へ
現在の診断では、症状が長引いている理由を説明することは困難と思います。
担当医にその理由を尋ねられるとよいでしょう。
そして、納得できる説明が得られなければ、他の医師の意見を聞くセカンドオピニオン
制度を利用されることです。医師によって診断が異なることがありますので、
治療効果が上がらない場合にはセカンドオピニオンを求めることも一つの対策
でしょう。

2013.05.28 23:46
drshujisato
回答します。
 現在の状態がここに書かれている通りならば、早急にMRIで診断をつける必要があります。
下肢の筋力低下や排尿・排便の障害がでているのは神経障害としては深刻な問題です。
腰椎のみではなく、念のため胸椎レベルもチェックしておくことが必要です。
上記の症状の原因が腰椎にあるのなら、MRIで原因診断は容易なはずです。もし、
それほどの原因が腰椎に認められないのなら、胸椎も見ておく必要があると思います。
とにかくMRI診断を急いで下さい。治療やこれからのことは病気次第のことですから。

金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.28 23:41
兵庫県在住 53才 男性
佐藤先生 様
5月23日23:04に回答いただいた者です。
早速、丁寧にご回答くださり、ありがとうございました。
手違いで、管理者のみの閲覧となってしまいました。
厚かましくも、同じ質問を、更にさせていただきます。
1 「現在の症状が、L5/S1のprotrusionによるものか、まず検証する必要がある。」、「何番目の腰椎神経根が、障害を受けているのか、腰椎のどの部分で何が原因で起こっている症状なのかを明らかにすることが先決である。」、「原因の再検討が必要である。」という適切なアドバイスをいただきましたが、具体的には、どうすればよいのか。アドバイス願えませんか。
私が考えるに、担当医に、「通院し始めて、4カ月近く経過するが、効果が出ていないが、症状の原因はどこにあるのか。」という事を、率直に質問した方がよいのでしょうか?

2 MRI検査で、L5/S1の軽度のprotrusionが見られるという結果でしたが、今の症状の原因が、それじゃなく、違う原因が考えられますか。一般論としてアドバイスお願いします。

2013.05.27 21:50
N.T
よろしくお願いいたします。
山形県在住 54歳女性

(前歴)
平成22年10月に、突然の激しい腰痛で立てなくなり、座っていても横になっても痛くて眠れない状態でした。
2か月程、地元の県立病院に通院し、椎間板造影ブロックを行いましたが効果がなく、結局、そのまま治療終了となりました。
最初の頃の激痛は軽減したものの、痛みと歩行困難で日常生活に支障があったため、都内の病院で診察を受けました。
最初の激痛は、おそらくヘルニアであっただろうという事で。手術を前提とした検査入院で L5神経根造影・L3~L4椎間板造影・L5~S1椎間板造影のブロック注射を受けました。
痛みが軽減し、立位が取れるようになった為、手術はしない事にしました。

(現在の状況)
今年の3月25日頃から左脇腹の痛みと腰痛があり、地元のクリニックに通院し、週に1度の腰へ痛み止めの注射と、ボナフェック座剤・ペオン錠80・エぺル錠50・ノンネルプ錠0.5の服用と理学療法と電気治療を続けております。
主治医の話では、今回のレントゲンと平成22年に撮ったMRIにより、今回も腰が原因だろうが、部位の特定はできないとの事です。
座剤の使用で、痛みはほとんどありませんが、4月の半ば頃から、両足の痺れと脱力がひどくなり始め、自立歩行では崩れ落ちるように転ぶようになり、現在は歩行器を使用しております。
床に座っている状態でも痺れがあり、排便排尿の感覚が鈍くなっています。
6月10日にMRIを撮る予定ですが、現在の状態での望ましい治療法、どれ位の状態・期間で社会復帰が出来るのか、不安っでいっぱいです。
アドバイスをお願いできますでしょうか?
2013.05.26 02:23
drshujisato
現在の診断では、症状が長引いている理由を説明することは困難と思います。
担当医にその理由を尋ねられるとよいでしょう。
そして、納得できる説明が得られなければ、他の医師の意見を聞くセカンドオピニオン
制度を利用されることです。医師によって診断が異なることがありますので、
治療効果が上がらない場合にはセカンドオピニオンを求めることも一つの対策
でしょう。
2013.05.26 00:07
T.K.
T.K.38才です!先生お忙しい所ありがとうございました!佐藤先生に言われると納得して出来る事をやりながら様子をみようと思います!主治医からこの言葉が聞けると良かったのですが。結果前回と同じ質問して同じ事を悩んでたなと今思います!今日は安心して眠れそうです。ありがとうがざいました!

2013.05.26 00:06
drshujisato

メールが送信できませんでしたのでここで回答します。

術後経過にご心配なのですね。

固定術を受けたようですが、詳細が不明なため、アドバイスが難しいですね。

担当医と術後経過をよく話し合われながら、対応することだと思います。

もし、納得いかない面があるのでしたら、他の医師の意見を聞く、セカンドオピニオンという

制度もありますので、検討されてはいかがでしょうか。

それをするにしても、担当医からの紹介状などが必要になりますので、

率直に担当医と相談されることです。

2013.05.26 00:00
drshujisato
質問:腰椎固定術後6ヵ月の30代男性。ます。最近腰部のCTを撮り固定部は異常無しと言われ安心しました。それでも続く、この腰の痛みの原因は何なのでしょうか?

回答:腰椎固定術は術後の腰痛が起こりやすい手術です。通常の固定術ですと腰痛が消失するのに半年以上かかることは少なくありません。まだ、術後半年ですので、焦らずに対症治療を続けて下さい。次第に軽減していくと思いますよ。私の経験でも、術後の腰痛はかなり個人差がありますので、しばらくは経過をみてください。
2013.05.25 23:36
兵庫県在住 53才 男性
佐藤先生 様
5月23日23:04に回答いただいた者です。
早速、丁寧にご回答くださり、ありがとうございました。
更にお聞きしたいことがあり、厚かましくも、更に質問させていただきます。
1 「現在の症状が、L5/S1のprotrusionによるものか、まず検証する必要がある。」、「何番目の腰椎神経根が、障害を受けているのか、腰椎のどの部分で何が原因で起こっている症状なのかを明らかにすることが先決である。」、「原因の再検討が必要である。」という適切なアドバイスをいただきましたが、具体的には、どうすればよいのか。アドバイス願えませんか。
私が考えるに、担当医に、「通院し始めて、4カ月近く経過するが、効果が出ていないが、症状の原因はどこにあるのか。」という事を、率直に質問した方がよいのでしょうか?

2 MRI検査で、L5/S1の軽度のprotrusionが見られるという結果でしたが、今の症状の原因が、それじゃなく、違う原因が考えられますか。一般論としてアドバイスお願いします。

2013.05.25 13:22
drshujisato
ご質問に対する回答

現在の症状がMRIで診断されたL5/S1の椎間板のprotrusionによるのかを先ず検証する必要があります。症状からはL5神経根のように思われますが、L5/S1では通常はS1神経根の症状で足の小指側から足底にしびれがくるのが特徴でふくらはぎに痛みやこわばりなどが起こります。L5神経根ですとくるぶしあたりからすねの外側に痛みやしびれが起こります。さらに、L5では親指を反らす力が落ちますし、足関節をそらす力も低下することがあります。S1では足先で蹴る力やつま先で立つことが困難になったりします。
先ず、何番目の腰椎神経根が障害を受けているのか、腰椎のどの部分で何が原因で起こっている症状なのかを明らかにすることが先決と思います。つまり、正確な原因診断があって、始めて適切な治療法が決まるのです。
軽い椎間板の問題が原因とされている割には経過が長いのおかしいと思います。
原因の再検討が必要と思いますよ。


金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.23 23:04
兵庫県在住 53才 男性
腰痛による右足のしびれに悩んでいます。
ゴルフが生き甲斐で、年間60ランドのプレー、年間50回程度の打ちっ放し練習に行っています。(最近腰の調子が悪いので、練習はいかずに、週1回程度のランドのみ続けています。)
 平成18年くらいから、こんな調子でゴルフを続けてきました。昨年の春頃(4月)に、右肘と右肩が痛くてたまらなくなり、接骨院にいきました。ゴルフのしすぎによる筋肉(筋)疲労だと言われ、週2~3回のペースで通い、電気治療とマッサージで、だましだましゴルフをやっていました。そうした状態で、昨年12月下旬、ゴルフに行った際に、ぎっくり腰になり、2~3日腰痛が続きましたが、安静にしていたら、1週間くらいで痛みは治まりました。しかし、今年の1月初旬ころから、腰痛はないのですが、右足(右足の親指の付け根付近、右足の甲部分)部分にしびれを感じるようになりました。接骨院の先生に、そのことを相談すると、「腰の神経が圧迫されて、右足がしびれているのかもしれない。」といわれ、1月下旬に、近所の整形外科に行きました。
 今までのいきさつを、担当医に説明し、レントゲンを撮られ、「右肘は筋が疲労で伸びているだけだ。心配ない。腰は、骨には異常がないが、足のしびれからみて、腰部椎間板ヘルニアの疑いがあるから、MRIをとりましょう。」と言われ、MRIを2月上旬に、別の大きな病院でとってもらいました。その結果は、「L5/S1 Diskに軽度のprotrusionが見られるが、MRI上、明らかなnerve sleeveの圧排はみられない。」とかかれた検査報告書をもらいました。通院している担当医いわく、「良かったね。心配することはない。椎間板がほんの少しだけ突起して、少し神経を刺激している状態だ。手術は必要ない。牽引と投薬で治るから、しかし、しびれがとれるまでには、時間がかかるよ。」という話で安心していました。
 週に2~3回通院し、電気をあてた後、牽引をするリハビリ治療と、投薬治療が始まりました。薬は、当初1ヶ月間、「ロルカム」、「ロキソニン」、「セレコックス」というような抗炎症薬をもらいましたが、効果がありませんでした。3月上旬から、末梢神経疼痛治療薬「リリカ」75mgを朝、就寝時に1錠づつ服用していますが、いまのところ、効果がありません。
 4月16日、23日、5月14日に、仙骨部硬膜外ブロック注射を尾てい骨に打ってもらいました。また、注射と併せて、「コンドロイチン硫酸ナトリウム」を点滴で受けていますが、効果が無く、足の痺れが、治まらない状態が続いています。
通院しだした頃は、朝起きた際は、痺れはなく、会社に行って仕事(デスクワークで一日中机に座っている仕事)をしていて、日によって違うが、午後から若しくは夕方ころから、
右足の甲の部分がしびれ、夜になると痺れが上に上がってきて、右足ふくらはぎ部分も痺れると行った状態でした。布団で寝ているときが痺れもなく一番いい状態です。
しかし、この2~3週間は、朝から痺れが強く、足の甲、ふくらはぎ部分まで、朝から痺れているという状況です。右足つま先に、違和感がり、足の裏と靴の間に、紙でも敷いているような感じがしたり、つま先が冷えて冷たく感じたりすることがあります。
 初めて通院したときから、コルセットをするように指示され、寝るとき以外は、コルセットをしています。
 しかし、不思議なことに、右足の痺れ(違和感)はありますが、痛みはありません。日常生活にも支障は全くきたしていません。歩く(走る)のも支障がありません。ゴルフもコルセットまいて、月に2~3回はプレーできています。

 質問
① いまの治療方針は、間違っているのでしょうか。このま ま、担当医を信じて、通院を続けた方がいいですか?
② ブロック注射を受けていますが、針をさされることに、 すごく違和感(恐怖感)感じます。効果はあるのですか?
③ 現在、ゴルフは、月に2~3回、行っていますが、もう 行かない方がいいですか?
④ コルセットは、就寝時以外していますが、このまま、使 用する方がいいのですか?
⑤ 手術は考えたほうがいいのですか?

2013.05.23 21:29
drshujisato
私どもの病院でも腰椎分離症に対しては医師による治療方針が異なることがあります。
私は、長く腰痛のため生活に支障がある方の場合には固定術を行う方針を採っています。
次回、受診していただいたときに治療方針を検討させていただきます。

佐藤秀次
2013.05.23 00:17
tkbirdie
はじめまして 福井県在住、51歳の男性です。
佐藤先生、よろしくお願いいたします。

20代後半にゴルフの練習中、腰に電気が走り、その後だんだん痛みが出てきたので福井県内の整形外科でレントゲンとCT検査を受け、第5腰椎分離症と診断されました。それ以来時々腰痛に悩まされ、我慢ができなくなると地元の大学病院、総合病院などをあちらこちら受信して、レントゲンやMRIなど何度か診ていただきましたが、診断結果はいつも同じで、温存療法で腹筋や背筋を鍛えるように指導を受けてまいりました。2013年5月20日に初診で貴病院で検査と診察を受けましたが、残念ながら、本日も同じ診断でした。
デスクワークが中心ですが、ここ半年ほどは座っているだけでも痛みがあり、10分ほど歩くと痛みで動けなくなってしまいます。子供が大学に進み、手が離れたので、家内と二人で旅行や散策などに出かけたいのですが、今の状態ではとても無理な状態です。
偶然、近所の方から先生のことを伺い、「ふれあい」(vol.50)で岐阜県の中島さんの記事を拝見し、その方が私の母親の同級生であることがわかり、母を通じて生の声も伺いました。もし、MD法手術でこの痛みが取れるのであればと最後の望みをかけて書き込みをさせていただいた次第です。
8月3日に先生の診察の予約を取らせていただきましたので、何卒、よろしくお願い申し上げます。
2013.05.20 16:20
drshujisato
腰椎圧迫骨折と硬膜外膿瘍とのことですが、骨折とどういう関係・経過で
硬膜外膿瘍ができたのかが解りませんので、どのような手術が検討されているのか
がわかりませんので、手術によって起こり得る合併症もお答えしかねます。、
担当医に詳しく聞かれると良いでしょう。

金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.19 21:03
栗林ユカリ
初めまして、83才父の事でご相談お願い致します。
約2ヶ月前より歩行も出来ない痛みに耐えながら近くの病院へ通っていたのですが、不安になり総合病院でMRI検査を受けた結果腰椎圧迫骨折で固まっていないため神経を圧迫し硬膜外膿瘍という診断て13日より入院しております。抗生剤を投与しながら安静状態ですか20日に手術をするかどうかの結論を出す予定です。
やはり手術はしなければならないでしょうか?どの様な手術でリスクはどの様な事が考えられるでしょうか?危険度等教えて下さい。宜しくお願い致します。
2013.05.19 11:14
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2013.05.18 06:58
浅香
初めまして。64歳 女性
H15.5月より右臀部から太股、右下腿外側、甲、親指、足の裏にかけて激痛、痺れあり100mも歩けなくなりMRIにてL3/4・L4/5の椎間板ヘルニアの圧迫による間欠跛行と診断され、理学療法・薬物療法するも効果なし。    H17.5月にL3/4・L4/5のPELDを受けるが3か月経過しても改善されず、仙骨硬膜外ブロックするも効果なし。
H17.9月大学病院を受診、MRI・ミエログラフィー検査でL4/5のヘルニア、13度の側弯あり。H17.9~H19.4月まで一進一退を繰り返しながらの経過観察のみ。しかしどんなに激痛があろうと筋力レベルの低下もなく足も上がるので手術の対象にはならないと一般の整形外科を紹介される。
H19.5月~紹介された整形を受診するも良くならず、H20.1月~臀部から太股の激痛とひきつれ感、腰背部の疼痛、全身のこわばり感、右下腿の冷感、痛みで特に朝が起きれなく、また足の甲・臀部・下腿外側のこむらがえりを繰り返し痛みで夜が眠れなくなる。毎日疼痛箇所が移動し総合病院の整形の痛みの外来を受診。持参したレントゲンを見ただけでリボトリール・モービックを処方され服用。
H20.1~H24.4月まで我慢の範囲の痛みに軽減。
H24.5月、今度は左の腰に激痛あり、真っすぐに立てなくなり、この頃より体を左右に動かすとポキポキと骨の鳴る音がするようになり先生に聞くと別に心配いらないとの事でした
しかし右足と同じ症状になり、MRIで腰椎の3・4・5番の椎間板が殆どなしで脊柱管狭窄症といわれるが、手術は尿がじゃじゃ漏れになってきたりスリッパが脱げてきたら考えると、トラムセット配合錠、ロキソニン、オパルモンの処方のみであった。今年2月左の腰や背中に痛みが出て、ウエストは非対称になり背がとても低くなったように感じたのでレントゲンを撮って欲しいと言って撮ると、今度は2・3・4・5番に大きな側弯あり、腰部変性側弯だといわれ、手術は出来ないとの事です。長い期間通院しながらこのようになるまで薬物療法のみで、何が本当なのか分からなくなっています。
この先とても不安で一杯なのですが、良い治療法はないのでしょうか?





2013.05.17 13:26
drshujisato
質問:
腰椎椎間板ヘルニアで顕微鏡手術を予定しています。手術をしたとして、 しびれがどうなるのか、再発の可能性は?安静を保てれば再発は防げるのか?等お聞かせ頂けたらと思います。

回答:
しびれは神経の障害が進んでいなければ通常は軽減・消失していきますが、神経の障害進んでいると足末梢に残るこがおります。
再発の件は、再手術が必要になった再発ヘルニアは一般的には5%前後です。再手術が必要にならなかったヘルニアを含むと実数は不明です。
術後3ヵ月くらいは無理をせず、その後は徐々に普通の生活に戻すことを私は指導しています。再発を防止する決定的なものはありません。術後一定期間後は普通の生活に戻し、万が一、再発したらまた治せばいいのです。
余り先々のことを心配されすぎないことです。現在の問題の解消を先ず考えてください。
ヘルニアが手術の必要な段階にあるのなら、早い手術に越したことはありません。早いほど、神経障害の回復はよくならからです。
2013.05.17 00:14
NK
佐藤先生、ご多忙の中、突然の質問に早速にご教示をいただきまして、感激と感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
これまで痛みに耐えかねて手術について担当医に尋ねると「手術は最終手段。まだまだ…。」と返され、それほど手術にはリスクがあるのか?と、不安をもっていましたが、お陰様で前向きになれました。自分の生活の質は、自分で勇気をもって切り開いていかねばならないですね。

このようなホームページを作ってくださっていたことに、あらためて心から感謝いたします。
2013.05.15 10:51
drshujisato
NKさんへ
 腰椎すべり症と診断されているそうですが、すべりの程度とか合併している脊柱管狭窄の程度がわかりませんので、一般論としてお答えします。
すべり症は進むと脊柱管狭窄を伴い、下肢の症状が進むのが一般的です。脊柱管狭窄が軽い内は、下肢の症状は軽く、生活の不自由さも目立ちません。しかし、狭窄が進むにつれて、下肢の症状は増強すると共に立位保持や歩行などの障害がでてきます。すべり症は女性に多く、丁度、貴方の年齢頃から悪化が目立ちます。勿論、個人差はあります。すべり症と狭窄症の組み合わせは、遅かれ早かれ、生活の障害になっていきますので、私は生活の質を重視して手術方針を採ります。貴方はマラソンを楽しみたいとのことですので、尚更、それに耐えうる腰にしなければ、近い将来、マラソンどころではなくなるでしょう。私は、貴方のような方では、手術治療を迷わず勧めます。参考になれば幸いです。

金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.15 00:04
drshujisato
貴方の症状を説明し得る腰椎の構造的な問題はMRI画像上では
発見できませんでした。既に手術を受けられている患者さんでは、
原因が単純でないことが多く、従いまして、有効な治療手段を
推奨できません。残念ですが。

金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.12 14:55
drshujisato
勿論、宜しいですよ。
お力になれれば、幸いです。
私には「誰の患者」という意識はないので、患者さんが主体的に自身のため
判断されることの一助になればと考えています。

金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.11 10:09
T,K
お忙しい所アドバイス頂きありがとうございました!固定術後6ヶ月の38歳男です!不安な気持ちが楽になりました!CT検査後主治医と相談して仕事復帰時期など決めて行こうと思います!ありがとうございました!検査後疑問点不安な部分がありましたらまた佐藤先生のアドバイスいたたけますでしょうか?先生の患者では無いのにわがまま言ってすいません!

2013.05.11 09:32
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2013.05.11 09:30
drshujisato
腰椎固定術後6ヵ月の状態に不安があるのですね。
通常の腰椎固定術は腰部筋への侵襲が大きいため、術後から腰痛に悩まされる方がいます。中には
術後1年以上が過ぎても頑固な腰痛を持つ人がいます。この腰痛に鎮痛剤の効果はあまりなく、
なかなかやっかいな問題になっています。そのため、私は腰部の筋肉をできるだけ傷めない手術法を
取ることで、この問題を回避するようにしています。
下肢の痛みやしびれなどは神経自体の症状ですので、神経障害が進んでいると改善に時間を要することが
普通です。もうしばらく、経過をみることだと思います。
固定術部の状態が良いのでしたら、そろそろ活動性を高めて良い時期と思いますが、
主治医と相談して進められると良いと思います。


金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.11 00:43
T,K
初めまして38歳男です!お忙しいと思いますがよろしくお願いします!さっそくですが約2年前に左腰、左お尻、左足、に痛みが強く出て検査で外側性ヘルニア言われて3ヶ月後ラブ法で手術しました!痛みが残中薬を飲んで仕事復帰しました経過観察の診察も行ってました!今から8ヶ月前に痛みが強くなり主治医に伝えた所再発とのことで仕事に支障が出ていたので手術お願いして6ヶ月前に今度はラブ法で4番5番の固定術だと言われ手術を受けました所が術後6ヶ月たった今24時間腰全体に鈍い痛みと時々左お尻に痛みと左足に違和感、左足の指に痺れのような鈍さ、左足の付け根にも時々痛みがあります!主治医は仕方がない経過観察と言っていました!仕事復帰もできなくて不安が強かったので検査お願いした所CTスキャンする事をする事になりました!まだ予約の段階です!術後6ヶ月はこんな感じなんでしょうか?もっと改善していくと思っていたので!
かなり困っています!薬はリリカ、ノイロトロピン、トラムセット、デパス、痛みが強い時ボルタレン!ちなみに1型糖尿病でインスリンとメトグルコ、クレストール喘息予防薬のオルベスコです!内科は別の病院です!仕事復帰しないと生活全体が駄目になりそうで困っています!思い切って病院を変えた方がよいのかこのまま経過観察してムリに仕事復帰するのか悩んでいます!ウォーキング、ストレッチ簡単な筋トレしています!愚痴の用な情報になってしまいましたが佐藤先生!アドバイスよろしくお願いします!
2013.05.09 13:43
北條 直史
佐藤先生、頸椎症のことでいろいろ相談に乗っていただいてありがとうございます。
5月24日に先生のご予約をいただいておりましたが、金沢は何分遠く、もう少し近くに頸椎の先生が居られないか探しておりましたところ、友人から少し近い所に脳神経外科の先生を紹介されました。今後のことを考えるとやはり近くの先生に診ていただくことも重要かと考え、こちらの先生にお願いしようと考えております。
このブログでご相談申し上げながら、別の先生にお願いすることになった非礼をお詫び申し上げます。
予約取り消しのことを恐る恐る係の方に申し上げた所、快くご理解いただき「また何かあったらご相談ください」とまで言っていただき、気持ちが安らぎました。
予約取り消しの失礼を重ねてお詫び申し上げるとともに、ブログでのご教示に感謝申し上げます。
2013.05.08 14:58
金子
お返事ありがとうございました。ブログを拝見させていただきます。
2013.05.07 21:07
drshujisato
返事が遅れ、失礼しました。
腰椎固定術後の痛みに悩まされているとのことですが、痛みは腰痛ですか、それとも下肢の痛みですか。
それによって原因は異なります。
術前の症状で術後改善した症状はどんな症状ですか、
まず、現在の痛みの原因が何かを知ることが先決と思います。
術後の癒着は必ず起こっているものであり、これのみで現在の症状が起こっているとは
考えにくいです。
とにかく、何が原因かを知ることが適切な治療法への第1歩です。
2013.05.05 11:02
drshujisato
メールで回答しまし。
2013.05.05 10:54
drshujisato
見落としていて、返事が遅れ失礼しました。
L4/5の狭窄症とヘルニアによる症状と考えて、矛盾しないと思います。
腰椎の場合には典型的な症状と多少異なるものがあります。
勿論、L4/5以外にも問題がないか、除外することが必要です。
2013.05.05 10:49
drshujisato
返事が遅れ、失礼しました。
狭窄症の術後の足のしびれについてですが、術後、腰を伸ばして立っていることや歩くことに支障がなくなったのであれば、足のしびれは神経障害が進んでいたための症状と思われます。足のしびれは神経の回復力による回復ですので、その障害が進んでいると足先に残ることがあります。そのようなしびれなら、再手術したからといって良くなるものではありません。以前にブログで術後の症状の改善の仕方について書いてありますので、参考にしてください。
2013.05.05 10:29
金子
5月4日のPM6時にメールさしてもらった腰部脊柱管狭窄症で悩んでる金子です。年齢を書くの忘れてました。56歳です。お忙しいのにすいません。よろしくお願いします。
2013.05.05 10:10
つばめ
先生、アドバイスをありがとうございました。
気持ちがとても楽になりました。
方向性が見えてきたので、前向きに検討したいと思います。
信頼できる、心を預けられる医師との出会いがまず一歩だと感じています。

またご相談させて頂くかもしれませんが、よろしくお願いいたします。




2013.05.04 23:16
金子
初めまして、高知県在住の男性です。腰部脊柱管狭窄症で悩んでいます。10年ぐらい前から足が痺れて、歩くのも2~3分ぐらいしか歩けず、休んでは歩く状態でした。ブロック注射も何度かしましたが治らず、三年ぐらい前に高松市の日赤病院で内視鏡の手術をうけました。現在は、日常生活には、それほど困る事はないですが、足の痺れは、ずっとあります。足の痺れが治る方法はないでしょうか?もう一度手術をした方がいいのでしょうか? 

お忙しいと思いますが宜しくお願いします。
2013.05.04 18:08
drshujisato
貴方の症状は、L4/5の腰椎すべり症と脊柱管狭窄症による右第5番目の神経根(L5神経根)症状と考えて矛盾しません。そうであるなら、ブロックなどの保存治療には限界があります。今後もすべり症を基に狭窄症が進行すると思いますので、通常なら根治手術が必要と判断します。一般論でいうなら、手術は神経根の除圧を行い、固定を行うことが必要です。もし、現在、肥満があるのでしたら、減量に努めコルセットを着用し、腹筋・背筋の鍛錬を行うのも一つの選択肢ですが、私の経験からはこれにも限界があり、生活への支障が続くのであれば手術治療を検討されることと思います。
お大事にしてください。

金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.05.04 10:44
つばめ
51歳、女性です。
手術か保存療法かの方向性で悩んでいます。

昨年の12月頃から右足ふくらはぎ外側が徐々に痛みだし、2月頃には痛みで歩き続けらなくなりました。

整形外科で第4腰椎すべり症による脊柱管狭窄症と診断されました。
まず投薬を処方され、仙骨硬膜外ブロック注射を3回しましたが、ほとんど効果はなく、かえって痛みが増した時もありました。また通院当初はなかった腰痛や痺れも出始めました。
鎮痛剤を飲んでも通勤で立ち続けたり歩き続けたりする事が出来ず、途中駅のベンチで座って休まないと痛みと痺れで倒れそうになります。歩ける距離は日によって違いますが、5分~10分以内です。

その後MRIを撮り、神経根ブロック注射も3回しましたが、こちらも効果がありません。
現在はまた仙骨硬膜外ブロック注射に戻っています。

通院して2ヶ月以上経ちますが改善がみられない為、今後の方向性(手術か保存療法か)を相談したところ、先生は「神経根ブロック注射をして効果がみられないのは神経が原因ではないかもしれない。神経が原因でなければ手術にはならないだろう。ただMRIには映らない小さなヘルニアがある可能性もある。手術をしない場合は保存療法でコルセットと理学療法になる。」と言います。

すべり症は治らないと言われましたが、このまま放置しておけば益々不安定になりそうですし、コルセットもつけ続けると腹筋が衰えると聞きます。鎮痛剤を飲み続けていくことも抵抗があります。

高齢で高血圧と腰痛の持病のある母と同居の為、自分のことは勿論家事にも支障をきたしています。重い物が持てない為買い物もネットスーパーを利用し、立ち続けられないので料理や洗濯は座りながらしています。

最近は腰も重い痛みを感じだし、股関節から右の臀部を通りふくらはぎの前から足の甲、右親指まで痺れています。
座り姿勢は痛みは感じませんが、立ち上がると強い痺れがあります。
また、右足をかばっているせいかもしれませんが左の腰や大腿部にも違和感を感じます。気のせいかもしれませんが尿意も少し感じにくくなったようです。

閉経はまだですが、更年期症状のホットフラッシュもあります。
現在は通勤、外出時には杖を使用しています。
薬はメチコバール、リリカ、ロキソニン、レパミド(胃薬)を処方されています。

絶対に手術の方向で、とは思いませんが長時間かけて保存療法で改善するようには思えません。
傷んだ神経は元には戻らないと聞きます。手術のタイミングも考えます。
神経が原因でなければ何が原因と考えられますか?

お忙しいと思いますがよろしくお願いいたします。
2013.05.04 01:29
北條直史
佐藤先生、
先生のおっしゃる通りだと思います。ありがとうございました。

先生にぜひ診ていただきたいと考え、5月24日(金)に予約を取らせていただきました。よろしくお願いいたします。

2013.05.01 10:19
drshujisato
神経学的検査やMRIなどによる原因分析を私がしているわけではないので
一般論しかブログでは言うことが出来ません。
従いまして、貴方の治療に深く言及することはできないと理解してください。
脊椎疾患は医師によって見立てが異なることが多いので、自分で
確認しない限り、結論的な話はできないのです。
2013.04.30 23:16
北條直史
佐藤先生、ブログ拝見しております。
お忙しい中ご回答くださりありがとうございます。

とにかく進行を止め現状を維持したいと切望しておりますが、文面からは手術を受けたほうが良いのか諦めるべきなのか判然としません。
手術以外の治療に可能性があるかどうかも含めてもう一度ご回答をいただけないでしょうか?

折角のゴールデンウイークなのに度重なる質問でご迷惑をおかけします。
2013.04.30 11:11
drshujisato
頚椎症性筋萎縮症は麻痺や筋萎縮が進んでから手術を行っても、改善は望めないのが普通です。このタイプの麻痺は痛みなどの軽い知覚性の根症状を初期に伴うことがありますが、それも一時的のことが多いので、診断が遅れてしまいます。私はこのタイプの筋萎縮は頚椎症による椎間孔狭窄が原因と推測して、MD法による頚椎後方からの椎間孔拡大術、すなわち神経根除圧術を行っています。手術効果は術前の神経障害の程度に関係しており、良くなる患者もおれば、良くならない患者もいるのが実情です。進行を食い止められるかについては、現時点では手術した結果で判定するしかないと思います。
2013.04.29 11:23
drshujisato
腰椎4番と5番の狭窄症とヘルニアとのこと、診断がそれで正しいとして
現在の症状はL4/5で矛盾しないと思いますよ。
また、腰椎には亜型といって、腰椎が4個しかなかったり、6個あったりもするので
レベルと症状の一致性は判断が難しいこともあります。
2013.04.27 23:07
高岡
失礼します。 40歳 男性です

数年前より腰痛と足の痛みに悩まされています。MRIで4番5番のヘルニヤと脊椎狭窄があると言われました。
痛いのは両方のももの裏側とふくらはぎ(アキレス腱の上部、やや外側)です。 医師からは画像と症状の出方が一致しないと言われましたが素人にはよくわかりません。
そんなこともあるのでしょうか? 悪い箇所が部位的に関係ないとされる部分に症状を及ぼすことはあるのでしょうか?



2013.04.26 21:22
北條直史
佐藤先生、このような相談コーナーを設けていただいて心か」感謝申し上げます。

「頸椎症性筋委縮症、手術不適応、進行を止めるのは難しい。」と診断されています。
経過、現在の症状等、大変長くなりますので先ほど、病院の問い合わせコーナーにメールを入れさせていただきました。ご返事いただければこれに勝る喜びはありません。よろしくお願いいたします。
2013.04.26 08:10
drshujisato
 L3/4の外側型ヘルニアなら、L3神経根が障害されますので、大腿前面から膝あたりに痛みとしびれが起こります。

鼠径部や臀部の症状も説明できます。現在、運動療法は症状を悪くしますので、安静を保ってください。

受診を予約されたとのこと、お待ちしています。
2013.04.26 00:43
YO
昨日、コメントさせて頂きましたYOです。

先生の手術を受けたいと思い、秘書室に確認させて頂きましたところ、年末、もしくは来年になるということでした。

痛みを早く治したいという気持ちと、山口県在住ということもありまして、先生のようにFBSS患者に再手術を行う先生を探したいと思っているのですが、

腰椎分離症固定術を受け、それが原因で痛みが発生している状況ですと、低侵襲手術の神経根除圧を行っている脊椎専門の病院を探すことが最適でしょうか?

回答お待ちしております。
2013.04.23 16:42
YO
佐藤先生。はじめまして。
男性33歳です。

3年前、第5腰椎分離症で、椎間板を取り除きチタンを埋め込むL5/S1の腰椎固定術を行いました。

しかし、その後、手術前にはなかった痛みが日常的に発生するようになり、今でも続いております。手術前には運動もでき、痛みは疲労時のみでしたので、手術によって生じた痛みだと思っております。ロキソニンを飲めば痛みはおさまるのですが、症状が改善することはありません。

症状を担当医に訴えても「手術は成功しました。痛みは別物です」といい、薬を処方するだけで「もう来なくていいですよ」とも言われました。

その後、針治療、漢方、体操法、ブロック注射など、様々な治療法を試みましたが、改善することはありませんでした。

先月、別の病院で先進医療のエピドラスコピーの手術を受けました。癒着があったそうで、全てではありませんが部分的に癒着を剥がし、多少改善されましたが、腰の痛みと違和感は続いております。

このような状況ですが、先生の低侵襲の再手術で改善は見込めますでしょうか? 

先生のブログを拝見させて頂き、手術後に症状の悪化した患者を受け入れられていることを知り、救われる思いがしました。

長文、お読み頂きありがとうございます。
2013.04.23 00:03
drshujisato
質問ですが、
>
> ①私のような経過であっても、佐藤先生に三度目のOPをしてもらうことは可能でしょうか?

 回答:現在の腰椎の状態を完全に把握した上でなれれば、どのような治療が良いのかは判断できません。私は二度でも三度でも手術によってよくなる可能性があるのなら行っています。

> ②失礼ですが、これまで癒着が原因でヘルニアの摘出ができなかったという経験はありますでしょうか?
>
 回答:癒着は初回手術でも認める患者もおりますが、二度目以後は常に存在しています。二度目以後の
ヘルニア摘出術には高い技術が必要です。私は再発、再々発ヘルニアの手術を行っていますし、成功しています。

③私は高知県在住なのですが、もし佐藤先生にOPしてもらえるとして、何回程金沢を訪れることになるでしょうか?
 回答:これは当院の秘書室に問い合わせてください。秘書室が管理していますので。

④診察、OPはどれぐらいの期間待たなければならないでしょうか?

 回答:これも同様に秘書室へ

⑤私の症状にはしびれがありませんが、神経症状として、しびれの方が悪い状態であり、私の状態であれば回復に期待できると考えてもいいのでしょうか?

 回答:病気の状態次第と思います。

2013.04.22 10:06
drshujisato
13/04/18のN.S.さんへの回答
貴方のメールアドレスに送ることができなかったので、ここで回答します。

 外側型ヘルニアは一般的に神経根の圧迫が強いため、痛みが強く、麻痺がでやすいです。
ヘルニアは自然縮小するもの、そのまままヘルニアとして画像上残っても症状は改善するタイプと
症状が改善せず、麻痺が進行ながら慢性化するタイプがあります。
自然経過で良くなるタイプは発症後3ヵ月頃までには症状の改善が進んでいきますが、
良くならないタイプは慢性化していきます。
貴方のヘルニアがどのような経過をたどるかはMRI画像所見と症状の時間的経過で判断することになります。
ブロックはあくまでも対症療法であり、痛みを軽減するだけの効果です。ブロックでヘルニアが
治る訳ではありません。
以上、参考なれば幸いです。

金沢脳神経外科病院
佐藤 秀次
2013.04.22 09:54
岡林 史浩
はじめまして。
坐骨神経痛に悩む32歳男の岡林史浩と申します。
二度の手術を経験したのですが改善がみられず、色々調べているうちに佐藤先生のブログにたどり着きました。色々と質問したいのですが、まずこれまでの経過を簡単に書かせていただきます。

四年程前に右臀部の痛みから始まり、半年程するとくしゃみや咳で右臀部に激痛が走るようになりました。
また、椅子での座位及び前屈姿勢でも痛みが顕著に見られました。
平成21年9月に内視鏡下でL5/S1のヘルニア摘出手術を行いました。結果、劇的な改善は見られず、むしろ術後1ヶ月は悪化したような状態でした。
その後一年ほどかけてゆるやかに改善し、気づけば術前よりは良くなっていました。
しかし、SLRは右20度、左50度といった状態でした。
そのまま騙し騙し生活していましたが、昨年9月末に突然激しい腰痛と右臀部からふくらはぎにかけての右下肢後方に痛みが現れ、入院、保存療法となりましたが、改善は見られず、神経根造影、椎間板造影を経て12月半ばに二度目のOPとなりました。(前回とは違う病院にて)
結果、癒着がひどい為ヘルニアの摘出はできず、後ろの関節を少し削ったうえで、自分の骨を使ってL5/S1の固定術となりました。
今回も術後に改善は見られず、術後4ヶ月経った今も術前とほぼ同じような状態です。
痛みの状況ですが、軽めの腰痛と右臀部及びふくらはぎに強い痛みがあります。
寝た状態や短時間の立位ではあまり痛くないのですが、やはり前屈及び椅子での座位、また車の運転等で強い痛みが現れます。椅子での座位は、何度も姿勢を変えながら30分が限度という状態です。
また、しばらく座ったあとには痛みが尾を引きます。しびれに関しては一切ありません。

また、私事ですが、現在0歳の子供がいるものの、満足に相手もできず非常に辛い思いをしており、なんとか良くなる方法はないものかと模索しております。


そこで質問ですが、

①私のような経過であっても、佐藤先生に三度目のOPをしてもらうことは可能でしょうか?

②失礼ですが、これまで癒着が原因でヘルニアの摘出ができなかったという経験はありますでしょうか?

③私は高知県在住なのですが、もし佐藤先生にOPしてもらえるとして、何回程金沢を訪れることになるでしょうか?

④診察、OPはどれぐらいの期間待たなければならないでしょうか?

⑤私の症状にはしびれがありませんが、神経症状として、しびれの方が悪い状態であり、私の状態であれば回復に期待できると考えてもいいのでしょうか?

また、勝手ではありますが本日佐藤先生宛てにMRIデータの入ったCD-Rを送付させていただきました。明日には届くと思いますので、お忙しいとは思いますが画像からわかる範囲で診断していただけますでしょうか。

長文・乱文で失礼しました。

どうかよろしくお願い致します。
2013.04.18 19:49
drshujisato
認知症と腰椎圧迫骨折とのこと、お父様はご高齢ですので具体的にどのような治療が可能なのかは明言できません。まずは、認知症の程度を診断して頂くことと、腰椎圧迫骨折のみの痛みであるのか画像などの検査を受けられることが必要ではないかと思います。
その上で、お父様に現実的に取り得る治療法を決めることが必要と思います。
以上、参考になれば幸いです。
2013.04.16 22:56
drshujisato
頚椎椎間板ヘルニアと自律神経失調症との関係ですが、頚椎椎間板ヘルニア自体が自律神経失調症を来すことはありません。自律神経失調症を持つ方が頚椎椎間板ヘルニアになることはあると思います。
頚椎椎間板ヘルニアの症状は首や肩、肩甲部、上腕、前腕などの痛みや手のしびれ、筋力低下、冷感などです。
めまい感は頚部の症状として起こることはあります。
参考になれば幸いです。
2013.04.16 22:45
岩城と申します。
はじめまして。よろしくお願いいたします。
84歳の父(7年程前からアルツハイマー型認知症を患っています)のことです。
昨年末(平成24年12月末)ぐらいから腰の痛みを訴え、今年に入ってから近くの整形外科を受診したところ腰椎圧迫骨折と診断され、内服薬(痛み止めと胃薬)と湿布で様子をみています。
4ヶ月も経つのに一向によくならず現在も激痛が走るようです。これまでにも圧迫骨折をしたことがあったのですが、2,3ヶ月もすれば治っていたように思います。そのせいか父の背中は曲がっていて背も随分低くなりました。
歩行も困難になってきていて車椅子を使うことが多くなりました。
2月末頃から腹痛も伴い、市民病院の内科で精密検査(血液検査、レントゲン、胃カメラ、腹部CT)をしてもらいましたが、どこも異常は無く圧迫骨折の関連痛ではないかと診断されました。
3月に入ったぐらいから失禁をするようになり、リハビリパンツ(紙パンツ)を使用しています。
最近は食欲も無く、体重もここ3ヶ月で7kgも減っています。日中も居眠りすることが多くなりました。
腰の痛みさえとれれば以前のように元気を取り戻してくれるのではないかと思っていますが、認知症も進んできているのでしょうか。
圧迫骨接はこのまま内服薬と湿布で様子をみるしかないのでしょうか。日に日に元気がなくなる父をみていてとても辛いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2013.04.16 11:26
とも
HPよりメール相談が受けられるのを知ってメールしました。
現在、自律神経失調症・パニック障害を患っており、喉の詰まり、鳩尾の詰まり、ふらつき感、突然の過呼吸・息切れ等、時間毎に様々な症状が出ていますす。イメージ的には、喉の詰まり→ふらつき感→鳩尾のつまり等、時間や、状況により悪かったところが良くなり、別の場所へ移動して別の症状を引き起こすような状態で、症状に決まった状態がありません。同じ喉のつまりでも右に詰まりを感じたり、左に詰まりを感じたりしています。
その中で、東京都内の病院を訪れ、頚性神経筋症候群として診断され治療をしているのですが、検査の中で、MRI検査結果よりC5/C6間の椎間板が薄くなっており軽度のヘルニアがあることがわかりました。診察では、椎間板と脊髄に軽度の異常を確認。神経根・脊椎には異常なしとのことででした。当病院の先生は、頚椎ヘルニアが今回の原因ではなく、首のコリが原因との診断で現在に至っております。

しかしながら、私自身は、首を左側に傾ける等すると、一時的に喉の詰まりが軽減する等の症状や、
症状が移動することより原因か箇所が可動する場所と考えており、先生の診断がいまいち納得しておりません。

そこで、ご相談なのですが、頚椎ヘルニアの症状のなかで、私のような自律神経失調症のような症状が出る場合の有無を知りたく
ご相談した次第です。ネットで調べると手や足に痺れる症状を訴える患者さんが多くいるのにたいし、ごく希に自律神経失調症のような症状が発生する人もいるようですが、その真相・詳細情報があればご教授下さい。

大変恐縮ではございますが何卒よろしくお願いいたします。
2013.04.15 14:13
drshujisato
回答します。
MRIの所見の読みは、整形外科だから、脳神経外科だから、どうという問題ではありません。患者の症状を来している原因をMRI画像の中でどう判断できるかということです。そのためには患者の症状や神経機能障害の状態から具体的に問題を探す目をもってMRIを検討する必要があります。MRIは加齢に伴うあらゆる腰椎の変化を示しますが、その中から患者の症状の原因を探し当てることが重要なのです。これができるかできないかであって、脊椎外科医個人の力量の問題です。診療科の問題ではないのです。
2013.04.10 09:34
たけし
忙しい中、MRI画像確認・診断
本当にありがとうございます。
ヘルニアについては現在のところ
再発はないと確信が持てました。

右足の痺れは神経痛の残りとして
様子を見ていきたいと思います。

一方、座れない要因の手術跡付近の痛みや
不用意に動くとズキッとくる腰痛は
手術前の痛みとは違うと思っており、
すべり症や手術で椎間板を取った事による
不安定性によるものとだとすると
自分的にはとても納得はいきます。
(間欠性跛行のような症状はありませんが。)

もし要因がそうだとすると
鎮痛剤が効かない現状からすると
治療としてはどのようなものが考えられるでしょうか?

アドバイス頂いた通り今しばらく様子を見ようと
思いますが、二ヶ月以上この状態が続いている中で
自然治癒でこれから大きな改善もなかなか期待できず
行動の為の準備も考えたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。
2013.04.07 14:12
drshujisato
腰椎すべり症と狭窄症とのことですが、進行すると薬物治療もその他色々行われている
保存治療も効果を失います。結局、最終的には痛みや間欠性跛行の原因それ自体を
外科的に治すほかありません、無理をしながらなんとか生活しても、悪くなる一方のことが
殆どです。私は意を決して手術治療を受けるべきと思います。ただし、外科医は慎重に選んでください。
下手をすると手術によって術前よりももっと悪いことになる危険性もあるからです。
本日の幸さんのコメントを参考にしてください。
手術結果は外科医次第ですから。
2013.04.06 23:18
drshujisato
術前後のMRIを検討しました。
術前はL5/S1の右側に脱出し、一部遊離した椎間板ヘルニアを認めますが、
術後MRIでは、ほぼ摘出されていると思われます。術後横断像MRIで尾側への
撮影が不十分ではありますが、矢状断像では摘出されていると思います。
術前からL5/S1に軽い辷り症があります。辷りの不安定性がどれだけあるかは
今回のデーターから不明ですが、ヘルニア摘出に関しては問題ないと思います。
神経根が受けた影響は改善するのに時間を要することが多いので、今しばらく
経過をみるのが良いと思います。それでも痛みが改善しない場合には
辷りについて検討が必要と思います。
以上、とり急ぎ検討結果をお伝えします。
お大事にしてください。

佐藤秀次
2013.04.06 23:09
杉山修二
腰椎すべり症と狭窄症で悩んでいます。仕事が現場監督の為1時間位立ちっぱなしなることがあるのですが、間欠破行になることがほとんどです。神経根ブロックと硬膜外ブロックを昨年の6月から先月までに各2回ずつ行いました。神経根は効きませんでしたが、硬膜外の1回目はすごく効いて4カ月激しい痛みは出ませんでした。2回目は5日前に打ったのですが2日後に間欠破行になりました。現在も同じ症状です。痛くなるとだいたい200mから300m位が限界です。そして左足に痺れが出ています。薬はリリカとトラムセットとリマチルと痛み止めをあと一種類飲んでいますがあまり効き目がありません。仕事を休めないのですが何か良い治療方法はありますか。よろしくお願いします。
2013.04.06 15:39
たけし
3月25日に
ヘルニア手術後の座れない腰痛で相談させて頂いた
たけしです。
先日MRI画像のCDを送付させて頂きました。
お手すきのときにご確認いただければと思います。
よろしくお願いします。

追加で状況報告・ご相談です。

腰の痛みや腰の痛みで座れない状況は
大きく変わっていないのですが、
少しだけ座れる時間が伸びてきました。
(腰に痛みはありますが20~30分座れるようになりました。無理はしないようにしています。)

ただ、右足の状況について
一時期よくなっていたのですが
最近、ふとももと裏側と太もも・足先外側に
軽いしびれがでます。足先が冷たい感じもあります。
特に座った後、立ち上がった後に出ます。
また歩いている時に足の裏に痛みが出てくるようになりました。
まだ、ひどくはありませんが、ヘルニアの症状と考えると不安です。

佐藤先生の画像診断にあたり
参考にしていただければと思います。
よろしくお願い申し上げます。
2013.04.06 12:06
drshujisato
メールで回答しました。
2013.04.06 00:03
drshujisato
先ず、やらなければならないことは正確な診断をつけることです。
それが治療の第一歩です。
脊髄造影よりもMRIの方が情報量が圧倒的に多く、MRIの取り方や
所見の取り方に問題があるように思います。
腰椎の診断は困難なものが多いので
諦めず、医師を求めてください。
2013.04.02 23:15
石本
はじめまして。44歳の女性です。

以前より、L4と5の腰椎椎間板ヘルニアを指摘されていましたが、痛みとしびれも軽く、MRIでも、たいした所見ではないので、様子を見てました。

平成23年12月より、左下肢の痛みとしびれがひどくなりました。

足の向きをかえるだけで、痛みます。立っている事や歩く事も出来なくなり、日常生活に支障をきたします。

近くのクリニックを受診しましたが、MRIで神経を圧迫してるような所見もないし、マヒや知覚鈍麻もないから、そんなに痛みがでる原因がわからない。と言われました。

納得がいかず、大きな病院を受診しましたが、同じ診断で、とりあえず、ペインで痛みのコントロールをしましょう。と言われました。

ペインで硬膜外ブロックや神経根ブロックをして、トラムセット1錠を1日4回とリリカ25mg寝る前に2錠飲んでますが、コントロール出来ません。

ペインでは、コントロール不可能という事になったのですが、整形外科の先生は、画像で圧迫してるような所見がないので、手術の適応外です。と言われました。

また、納得いかず、ペインの先生にセカンドオピニオンとして、違う病院の脳外科の先生を紹介されました。

その先生は、一応、ミエロをしましょう。と言われました。

ミエロの結果、L4と5の外側型腰椎椎間板ヘルニアと脊椎管狭窄症があります。しかし、ヘルニアが小さくて、明らかに神経を圧迫してるような所見が見られない。
ややこしそうな症例なので、出来れば、触りたくない。と言われました。

画像が重要で、痛みは、考えないものですか?

痛みで普通の生活が送れません。

痛みをとっていただく事が、こんなに難しいと思いませんでした。

痛みをとる方法を教えていただきたいです。

よろしくお願い致します。




2013.04.02 16:59
drshujisato
腰ヘルニアでお困りとのこと、心配されることはありません。
私の手術を受けに、北は北海道、南は沖縄まで、各地からこられています。
術後は翌日から歩けますので、付き添いは不要です。
入院も1-2週間です。
ヘルニアは原因自体を治すことがベストです。
必ず治して差し上げます。


佐藤秀次
2013.03.26 23:31
伊藤章仁
はじめまして。どうぞよろしくお願いします。
53歳 男性です。住まいは愛知県 職業は小学校教員です。
今年2月始めに、右腰から足首にかけての痛みが出て、しばらくしたら痺れも加わったために、江南厚生病院整形外科を受診しました。立ったりしていると痺れや痛みが強くなり、ずっと歩いている(5,6分)と痛くて座らないといけなくなりました。MRIの結果は椎間板ヘルニアでした。ヘルニアは3つあるが、一番下のが大きくて神経を圧迫していると言われ、ブロック注射をしましたが、改善はしませんでした。その後、投薬治療(痛み止め毎食後とリリカ75g朝夕)のみですが、未だに痺れが一日中ふくらはぎから下にあり、ずっと立ったりしていると痺れと痛みが強くなり辛いです。整体にも通っていますが、改善はしません。仕事柄、立ったり、歩いたりしなければならず、今後の生活が不安です。ヘルニアについて、いろいろな情報があり、何を信じていいのかわからなくなったときに、先生のブログに行き着きました。ぜひ先生の診察をお願いし、手術を受けられればと思いますが、遠方でもかまわないのでしょうか。遠方であるので、手術したときの付き添いをする人がいません。どうぞよろしくお願いします。
2013.03.26 04:49
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2013.03.25 21:44
drshujisato
回答します。
 経過から最も疑われることはヘルニアの再発だと思いますが、現在の下肢の症状を具体的に書いてください。
痛みやしびれが下肢のどの部分にあるかですね。L5/Sのヘルニアだけの問題なのかも含めて、再検討が必要な状態です。何か見落としがあると思います。もし,術前後のMRIが手に入るのなら、私宛てに送っていただければ、検討いたしますよ。

2013.03.25 19:38
たけし
はじめまして。45歳男です。
ヘルニア手術後の腰痛についてどうしていいかわからず
調べていくうちにここに辿り着きました。
よろしくおねがいします。

昨年の12月12日に腰椎椎間板ヘルニアの手術をしました。
11月中旬に腰痛と右足の坐骨神経痛が発症し、
街の整形外科でMRI診断で
L5とS1間のヘルニアと診断され
保存療法をしていましたが
牽引によって右足の痛みが著しく悪化し、
激痛と歩行困難で
近くの総合病院に救急車で運びこまれました。
迷いましたが動けない、激痛、右足の感覚が
麻痺する状況で顕微鏡下で摘出手術を決断しました。
手術は成功に終わったとのことです。

手術後、右足の痛みは残ったものの、
歩けるようになり、昨年末に退院し
それなりにリハビリを進め、
30分+αの歩行や1時間半の座位が
出来るようになったのですが
1月末に2時間弱座ったところ
腰痛が発生し、10分も座れなくなってしまい、
2ヶ月経った現在も状況変わっていません。

症状的には手術跡付近のギリギリした痛みが一番強いです。
また背中から腰からお尻まで広範囲で痛みが出ます。
座るとすぐに痛みが出て、我慢できなくなります。
立ちっぱなしも数分で腰が痛くなります。
多少痛みはあるものの歩くことは出来るので
筋力保持と精神衛生上、20分~30分の
散歩を2~3回していますが、
それ以外はほとんど横になっている状態です。
横になっているときはおおかた痛みが引きますが
たまに痛くなったりと波があります。
※現在、筋肉の硬さはありますが、
 右足の痛みはひいています。

主治医の先生はMRIもレントゲンも異常がないので
再発ではないとの診断ですが、
明確な原因がわからない状況です。
仙骨ブロック注射や手術跡付近へのTPB注射、
リリカ、トラムセット、他の鎮痛剤で
対応していますが、あまり効果がありません。
(念のため別の病院でもみてもらいましたが、
 MRI、レントゲンでの所見で
 再発や異常なしとの判断でした)

自分の感覚的にはこのままで治る感じはなく
原因も良く分からず
どう手を打てばいいのか非常につらい日々です。
大変お手数ですが
アドバイスいただけると幸いです。
2013.03.25 11:28
drshujisato
返事が遅れすみませんでした。
癒着だけで症状の再発が起こることはないと思います。
狭窄病変が存在しているのではと思います。
MRI画像があれば、判断できますよ。

佐藤 秀次
2013.03.15 13:25
工藤 貴子
お返事有難うございました。
手術をして頂いた先生は、神経と後で出来た癒着のせいだと言われていましたが金沢脳神経外科病院でも見て頂ければ治る可能性が有るのでしょうか?
お返事お待ちしております。
2013.03.12 11:20
drshujisato
何が原因で良くならないのか、検討の値はあると思います。
現状把握が先ず、大事です。
本院を受診していただくのが、診断がしやすいと思います。
ご検討ください。


金沢脳神経外科病院
佐藤秀次
2013.03.11 01:09
工藤 貴子
遅くなりました。
腰の痛み、右足の痛みと、痺れです。杖を突いて、10分ていどならあるけます。でも、立ちっぱなしだと、3分程度です。なので、リハビリ以外は、寝っ転がって過ごしています。食事の時には、椅子に10分程度座りすぐに、横になり、お風呂からあがっては、横になりの生活です。
宜しくお願いいたします。
2013.03.08 11:21
齊藤 弘美
お忙しい中本当にありがとうございます。
今日も腰の痛みがひどく一日中寝たきり状態でした。現在診て頂いている先生は、MRIを診て年齢も年齢だし痛みと上手に付き合って行くしかないと言われましたが、最近の母の痛み方は何か原因があるのでは…と思ったりしてました。
先生からご返事を頂いた内容は一筋の光が見えたようでもありますが、落胆するのも怖い気がします。
でもじっとしていても状態は悪くなるばかり、母の体調を見ながら金沢は行けない距離でもないので先生に診て頂きたいと思ってます。
先生本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
2013.03.02 00:40
drshujisato
了解しました。
予約担当の医療秘書に話しておきますので、
診察予約を取ることをお願いします。
尾骨部の痛みはなかなか原因が同定できず、今回、受診していただいて
答えがでるかわかりませんが、検討はさせていただきます。
それでは、お待ちしています。
2013.02.27 23:14
drshujisato
回答します。
腰椎の椎弓切除を受けた後も症状が続いていたことを考えますと、
症状の原因がまだ残っているのだと思います。あるいは、すべり症などが
発現したかですね。
MRIなどの検査をすれば、原因は分かると
思います。
諦めないことです。


2013.02.27 21:58
drshujisato
大変お気の毒と思います。
痛みおさまらないようですが、症状を具体的に書いて
いただくと、判断がしやすいのですが。
下肢の症状はどうでしょうか?
2013.02.26 22:53
タカギ
佐藤先生

ご多忙にも関わらず
早々のご回答ありがとうございます。
昨日も、気力を無くした様子で痛い辛いを
繰り返していました。
一度、脊椎の状態の確認と
全身麻酔が可能かを調べて頂きたいので
受診させて頂きたいと思います。
が、血圧高で25年前に脳内出血の歴有りです。
圧迫骨折の手術は半身麻酔でした。
詳しく調べなければ、全身麻酔可能かが
わからないとは重々承知ですが
治る希望を持って受診させたいと思いますので
ダメとなった場合の落胆を思うと光を失い
今、以上に悪くなってしまわないかを
懸念します。
痛みによるうつ状態でも有りますので差し支えない程度で
全身麻酔が可能な条件をお教え頂きたいと
思います。
おっしゃる通り希望を捨てず、頑張らせたいです。
愛知から高速で母を乗せ走って行けます。
よろしくお願いします。

タカギ


2013.02.25 22:52
工藤  貴子
はじめまして。宜しくお願いいたします。77才 男性です。私の父のことですが、
30年前に、北里大学で、背骨の5番目のヘルニアの手術をしっました。4年前にまた、4番をして、昨年また痛みだし、3番目をしました。昨年は、6か月入院しても痛みが取れず痛み止めも効かず、眠れないとの事なので別の病院でみてもらい5番目が癒着していて・・・。と、言う事でしたので、手術をしてもらい、神経のギリギリまでは、癒着していた骨を削って頂けたみたいです。2か月がたち本人は、現在介護保険を準備してリハビリをしています。夜は、眠れるようになりましたが、痛みが、まだ有り、椅子に10分座る事がせえいっぱいです。痛み止めも効きません。母は、認知が始まっているので、父が、元気で居てもらわないと困ってしまいます。宜しくお願いいたします。  貴子 46才
2013.02.25 09:50
drshujisato
回答します。
多椎間に狭窄症があっても、すべてが症状に関係しているわけではありません。
かりに、2~3カ所に狭窄症があっても、全身麻酔が可能な身体なら、
手術治療はできます。md法はすべてのレベルに小切開で行いますので、
低侵襲に手術加納です。
まず、腰椎の状態の正確な診断が治療の前提になります。
車いすの患者が歩いて帰る姿を多数みてきましたので、
諦めないことです。


佐藤秀次
2013.02.24 23:11
タカギ
77歳になる母が多箇所の脊椎間狭窄症で
悩んでいます。
一昨年夏に、骨粗鬆症による腰椎圧迫骨折も
しました。
(骨折は、セメントを入れる自費手術で回復)
その後、狭窄症が悪化、滑り症も有り
毎週ブロック注射をしていますが、
改善の兆候はありません。
主治医は、母の年齢や血圧、病歴、体調等を考慮し
手術は避けたい
たとえ手術をしても狭窄症が一箇所ではないので
完治は無理ではないかとおっしゃいます。
今、家の外では車椅子です。
母の痛みを和らげてあげたく一筆啓上しました。
よろしくお願いします。

2013.02.23 00:07
drshujisato
私は仙部神経部嚢胞は偶然にMRIで認めたことは結構ありますが、どれも無症候性であり、
症状の原因は外にありました。従いまして、この嚢胞に手術した経験をもちあわせていません。
MRIで嚢胞以外には病的所見なしとのことですが、見落としがないか慎重に検討してもらうと良いと思います。
2013.02.21 00:11
drshujisato
回答しますね。
1)PELD術後まだ1週間ですから、腰痛はもう少し自然経過をみると良いです。下肢の症状がよくなっているので安心できるのではと思います。
2)日常生活では、中腰での仕事や思い物を持って運んだり、腰をひねる運動は避けた方が良いです。子供を抱いたり、おんぶすることも避けた方がよいです。リハビリはウオーキングが良いでしょう。自分の腰に合わせて無理なくやることが大事です。経過がよければ、5月頃にはそろそろ生活を正常化していってもよいのではと思います。
3)次の出産は1年以上は空けた方がよいのではと思います。
以上、参考になれば幸いです。
2013.02.21 00:05
冨田 ♀
ご回答有難うございました。
何とか受診日までブロックでしのいで今回は何があっても
受診させていただきます。

P.S ここ数日かなり症状が悪く受診日を早めれないか
   医療秘書室に何度かお電話させて頂きましたが
   温かな言葉かけなどの対応、大変嬉しく思いました。 
   同じ、医療従事者として見習いたいほどの対応です。
   宜しくお伝え下さいませ 
 
2013.02.20 18:49
岡野です
はじめまして。2011年の12月ごろからヘルニアの症状が出て、お尻から太ももに強い痛みがありました。
息子が半年と小さかったんで、我慢して生活していました。
昨年の5月にMRIで再度椎間板ヘルニアと診断され、牽引や、ブロック注射、座薬と試しましたが、良くならず、
11月に激痛で、立つこともできなくなり、一睡もできないようになり、子どももいるので迷いながらレーザー手術を受けました。ところが1か月しても痛みが取れず、失敗ということで、2月の12日にPEDの手術を別の病院で受けました。術後、神経痛は無くなりましたが、まだ鈍い腰の痛みがあります。
子どもは1歳8カ月になりました。
術後1週間ですが、日常生活で気をつける必要があることは
どのようなことでしょうか?
子どもを抱っこおんぶはいけないでしょうか?

また、どのようなリハビリがひつようでしょうか?

4月から小学校に職場復帰の予定ですが、重いものもたくさんもつし、運動会も5月にあるし、無理でしょうか?

できれば、第二子を授かりたいのですが、無理でしょうか?
また、どのくらいしたら、妊娠可能でしょうか?

お忙しいと思いますが、教えてくださいよろしくお願いします。
2013.02.19 18:39
drshujisato
回答1:
 私は手術を考慮するときには癒着の有無は手術禁忌項目とは考えていません。再手術はすべて癒着があるからです。
回答2:
 治療内容については、検査と診察をしなければ何ともいえませんね。治療は診断に基づいて行われるべきものですし、私は過去の手術の有無には関係なく、必要と判断されれば手術を行います。外で固定術を受けられた方の再手術も何例かやっています。

とにかく、現状分析が大事です。

2013.02.18 00:41
drshujisato
回答します。
症状からはC7神経根症によるもので、C6/7に問題があると思われます。診断確定にはMRI、CTが必要です。薬に関してですが、リリカとノイロトロピンは神経性疼痛に対するもので、メチコバールはビタミン剤であり、しびれに用いられることが多いです。いずれの薬も対症治療薬ですが、三者を同時に服用しても問題ありません、
これらの薬剤は痛みやしびれの原因そのものを治すわけではありませんので、症状が長引く時には
手術治療が必要か否かの検討が必要です。
2013.02.17 12:44
冨田 ♀
昨年10/8・10/13に相談させて頂きました。年末の受診は家族の急病にて3月に変更させて頂いてます。

今年に入り、痛みがさらに強まり車の運転中にアクセルを踏み込むと足背の力が入りにくいこと・座位でたとえばコタツに足を伸ばして座ると大腿部後ろの中央あたりの筋がふくらはぎの真ん中くらいまでひきつれる痛み・鼠径部の痛みがかなりひどいです。
ペインクリニックで、神経根ブロック・硬膜外造影を行ったところ右側に関してはL3~L5まで癒着にてまったく薬液が流れない状態で左はかろうじて薬液が少し流れる状況でした。
くも膜下に炎症があるかもしれないとのことでくも膜下ブロックを勧められております(くも膜下ブロックは保留にしてますが・・・)ただその際にL5椎間孔狭窄はあるとのことでもしかすると別の部位も狭窄しているだろうとのことです
18年前に固定術を受けて手術後、臥床安静から歩行開始した時から引き攣れる痛みが出現し現在までずっと続いています。先生が10月に言われたとおり固定部に問題あるのか?と自分でも思いますがなにぶん、MRIでは神経圧迫は全く認めないし固定のスクリューもきれいですとばかり言われてきています。ここまで癒着がひどいとスクリューを取り除くことも難しいと言われました。また神経根ブロックを実施すると排尿の状況もかなり劇的に変わります
(もともと18年前に手術したのは、排尿障害がでたため固定術になったのですが、術後も神経障害が多少は残ると言われてました)固定術後、だいたい排尿は朝排尿1回すると夕方まで排尿なく寝るまでに3回、多くても4回程度の排尿回数で18年間ずっとこのような状況でした。しかし、神経根ブロックを受けると排尿回数もかなり増え排尿の際の勢いも全く違うほどなので、癒着によって膀胱への影響も多少はあるのでしょうか?整形の医師は馬尾神経にも圧迫は認めないとのことで癒着との関連なども受診の際にお調べいただければと思います。
佐藤先生におたずねしたいのは、このような癒着がひどい状況でも手術は検討していただけるのでしょうか?
症状から除圧の手術になるか、前回固定術をしているが私のような場合、先生の実施されている痛みの少ない固定術を新たにできるのかを知りたいのです。もちろんまだ受診してないので症状を見てもらってない状況ではありますが、もし前回の固定が問題あるなら先生のオペはどうなるのか・・・
除圧術だけでいけるなら良いのですが・・・
可能な範囲でお答えおまちしております


2013.02.16 21:53
栄二です。
男性45歳

先生よろしくお願いします。

半年ほど前から腰の激痛から始まり、10日ほどで完治。2ヶ月ほど前に首から背筋の激痛で起き上がることも出来ませんでしたが、10日ほどで完治、現在右手の人差し指先端が10日ほど前からずーっと痺れています。整形外科で頸肩腕症候群として診断され、点滴とリリカカプセル25mgを処方していただき、
その後リリカカプセル25mgとノイロトロピン錠4単位を商法していただきました、痺れが治らないので、今日、別の病院でレントゲンを取り検査していただいたところ、末梢神経障害として、メチコバール錠500μgを処方していただきました、首から来る神経のc7とc6の骨が圧迫して神経に影響が出ているとの事でした、どちらの先生も同じ所見でしたが、薬が違います。どちらの薬を飲んだほうが良いでしょうか?
3種類とも飲んだほうが良いですか?
おすすめの薬を教えてください。それと、どうしたら、完治するのか教えてください。
よろしくお願いします。
2013.02.15 19:50
drshujisato
回答します。
 ボルト(金属)の影響で、MRI画像による固定部位の評価は困難になります。固定術後に起こった問題
の種類で原因を推定するしかないでしょう。すべった骨の整復には神経根障害を起こす危険性が潜むのです。
2013.02.05 21:43
drshujisato
浅野さんへ

質問は腰椎固定術後、下肢の痛みが続き、ボルトのあたる部位の痛みが強いため、杖がないと歩けないという状態が術後2ヵ月以上たっても続いているとのことです。ボルトを抜く手術を考えるべきかの質問です。主治医はきれいに整復されていると説明しているそうです。

回答:この問題は固定術に少なくなく起こり得ます。どういうことかと言いますと、神経の除圧が的確になされないまま、骨の辷りを戻し、いわゆる整復すると戻された骨と骨の間で神経が圧迫を受け、そのまま椎体間固定やボルト固定が行われと神経障害が発生します。整復された状態でも神経の圧迫が起こらないよう適切に除圧が行われているなら、このような問題が発生することは防止できます。私は、固定術でこのような合併症を経験したことはありません。固定が完了する頃には神経障害が進み、痛みは軽減していきますが、しびれや麻痺が残る危険性が高いですます。この問題は固定が完成してから、ボルトを抜いたとしても、障害を受けた神経の回復にはつながらない可能性が高いです。固定術は滑った骨同士がきれいに整復されることよりも、いかにして新たな神経症状を出さないで、元の症状をよくするかが重要なポイントなのです。私なら、術後、そのような症状が発現したなら、すぐに手術のやり直しを考えます。神経障害を後に残さないためです。
2013.02.05 00:01
drshujisato
回答します。
巨大ヘルニアということですが、症状はどのようなものでしょうか? 排尿障害や肛門括約筋の麻痺などはあるのでしょうか? 下肢の感覚鈍麻や筋力の低下などはあるのでしょうか? 問題は現在、どんな神経症状があるかです。
いわゆる巨大と表現されるヘルニアでも、神経障害の軽いものもありますので、問題はこのままヘルニアの自然縮小を待てるか、待てないかです。その辺の情報をいただければもっと具体的な回答ができるのですが。
2013.02.04 23:38
ももこ
こんにちは。椎間板ヘルニアで、現在神経根ブロック注射治療中です。
いわゆる巨大ヘルニアで'MRIをみるさぎり、完全に神経の束が押し潰され、ヘルニアに薄い膜のように張り付いている状態です。
ブロック注射治療は順調ですが、またあの痛みが戻ってくるのではという恐怖感と、このまま圧迫され続ける神経はどうなってしまうのだろう。ゆくゆく手術となった時、圧迫期間が長すぎて神経障害が残るのではないか。だったら今のうち手術したほうが良いのではないかと、毎日悩んでいます。
38歳女性です。5歳、3歳の息子がおりますが、下の子を妊娠中に主人と
死別しました。
子供達の為に、絶対元気になりたいです。手術について
御意見を頂けたら心強いです。宜しくお願いいたします。
2013.02.03 21:07
ももこ
こんにちは。椎間板ヘルニアで、現在神経根ブロック注射治療中です。
いわゆる巨大ヘルニアで'MRIをみるさぎり、完全に神経の束が押し潰され、ヘルニアに薄い膜のように張り付いている状態です。
ブロック注射治療は順調ですが、またあの痛みが戻ってくるのではという恐怖感と、このまま圧迫され続ける神経はどうなってしまうのだろう。ゆくゆく手術となった時、圧迫期間が長すぎて神経障害が残るのではないか。だったら今のうち手術したほうが良いのではないかと、毎日悩んでいます。
38歳女性です。5歳、3歳の息子がおりますが、下の子を妊娠中に主人と
死別しました。
子供達の為に、絶対元気になりたいです。手術について
御意見を頂けたら心強いです。宜しくお願いいたします。
2013.02.03 21:02
drshujisato
メールの送信ができないため、ここに回答します。
せっかく、良くなっていたのに残念なことになりましたね。
主治医は何度でも良くしようと頑張ってくださり、感心しました。
失礼ですが、貴方のような年齢になると何度も手術を行おうとする医師は少ないですからね。
前置きはこれくらいにしまして、自転車の転倒によって何が起こったのか、メールの内容からは
特定が困難です。痛みやしびれが転倒後、身体のどの部分に起こっているのでしょうか。
症状をもう少し詳しく書いていただけますか。
そして、主治医の先生の診断はどういうものだったのでしょうか。
2013.01.21 22:51
drshujisato
貴女あてメールで回答しました。
2013.01.13 10:40
drshujisato
佐藤惠子さんへ

 腰椎固定術後の経過は良いですかね。現在の症状は、間違いなく頚椎に問題があります。神経障害が進みつつあるようです。脊髄や神経根の障害はレントゲン撮影では診断できません。今度、腰椎の術後チェックで受診された時に頚椎を一緒に調べましょう。安心してください。
2013.01.08 22:51
佐藤惠子
63歳女性 佐藤惠子です。

 昨年10月は腰椎固定術にて執刀していただきありがとうございました。
今回は首の痛みについてお聞きしたいことがありコメントいたしました。
首の痛みが何年も前から続き、ここ数カ月酷くなってきました。
以前は首、肩甲骨のあたりに痛みがあっただけでしたが、最近右手小指がたまに痺れることがあります。
これは首の症状が悪化してきたということなのでしょうか?
地元の病院ではレントゲンをもとに「誰でも痛いところはある。年齢もあるし。」と言われました。その時は手の痺れなどはありませんでした。
もし、首が原因であれば診察していただきたいのですが、今月腰椎固定術後三か月の診察があるので、その際に佐藤先生に診ていただくことことは可能でしょうか?
千葉県からの移動なので可能ならば腰の経過観察の時に診ていただければと思った次第です。診察可能な場合診察予約時間よりも早めに病院に行けばよろしいでしょうか?
2013.01.08 00:41
drshujisato
安心して手術を受けられる医師探しほど、難しいものはないかもしれませんね。
整形外科でも脳神経外科でも、結局医師次第です。
この腰椎手術の医師選びの基準は何かというと、医師個人の手術件数とその成績、手術方法となる
わけですが、これらは殆ど公開されていませんね。
誇大広告のような記事を目にすることも多いので、なかなか決め手に欠けるというのが
実情です。
私のところでも、長く手術の順番を待てないのでどこか紹介して欲しいと頼まれるのですが、
責任を持って安心して紹介するということはなかなかできないものです。
残念ですが、地元で評判の良い脊椎外科医を探りあて、ご自身で確認・納得されるよりないのでは
と思います。
力になれないコメントですみませんね。
2013.01.06 17:16
吉野裕子
40歳 職業看護師
11月中旬より大腿部後ろにつっぱるような違和感を感じ始め、その後ふくらはぎ外側に広がり、今では足首や足背の外側に痛みがあります。指先が痛むこともあります。整形外科を2か所受診しました。温熱療法、ストレッチ、薬物療法、ブロック注射どれも無効でした。1人の医師は経過観察のみの方針で、もう1人の医師はもっと前向きな治療をとすすめられましたが、その医師のところでは手術はできないと言われました。
痛みを我慢すれば日常生活や仕事(看護師)はできますが、我慢すること自体に疲れてしまいました。保存的な治療をすすめられるのは自分の希望と合わないのですが、手術を前提として診察してくれる医師とどうしたら巡り合えますか?そういう医師とめぐり合うために、この先また転々と受診先を変えていくことにも疲れてしまいました。どちらかお勧めの病院、医師をご存知でしたら教えてください。こちらは横浜市です。
40歳 職業看護師
2013.01.05 13:33
drshujisato
昔の方々は本当に信義に厚いですよね。
医師はそれに甘えてはいけないのですがね。
紹介状はなくても結構です。
受診していただいてから、私の撮影のやり方で
再度検査させてもらいますので、ご了解ください。
それではお待ちしています。

2013.01.03 00:41
N
新年早々,ご回答いただき感謝いたします。
腰痛の原因追究(診断)が大切だと痛感しております。
遠方ですが,ぜひ佐藤先生に診ていただきたいと考えております。
夫は昔気質なところがあり,他の先生に診ていただくことは
今の先生に失礼ではないかという考えもいまだに持っています。
場合によっては,紹介状のないまま,MRI画像(CD-ROM)のみ持参して
診察を受けることになるかもしれませんが,それは可能でしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
2013.01.02 23:45
drshujisato
質問:70歳代の女性が腰部脊柱間狭窄症と診断され、手術をしてもしびれは治らないと言われた。今後のことを考えて手術を考慮しているがとの相談です。

回答:70歳だから下肢のしびれが改善しないというのは従来の考え方です。私の経験では、70歳代以上の高齢者でも、神経障害が強く進んでいなければ、しびれの改善は通常は良好です。諦めた物ではないというのが私の意見です。

正式な回答はメールでしました。
2013.01.02 23:39
drshujisato
80歳代の男性が腰椎の経皮的内視鏡椎間板ヘルニア摘出術(PELD)を受け、ヘルニアは摘出されたが、症状はよくならず、むしろ悪化さえしているとの相談です。

回答:結論から言うと診断や手術法に問題があると思われます。高齢者では、ヘルニアを取れば良くなるという単純な症例は少ないように思います。通常は、腰椎症が進んでおり、脊柱管狭窄や椎間孔狭窄を伴っていることが多く、そう単純には行かないのが普通です。再検討が必要です。

正式な回答はメールでしております。
2013.01.02 23:26

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