84、67,70、65、80、53、85
これらの数字は今週、私が手術を行った腰椎変性疾患の患者さんの年齢です。
脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、変性すべり症、分離滑り症などで、2例で最小侵襲固定術を行い、残り5例はMD手術です。
昨年の腰椎変性疾患の手術例数は年齢が30、40、50、60、70代へと上がるにつれて増えていき、70代が最多です。80代以降はさすがに減りますが、最近は80代の患者さんが増え続けています。今まで、治すことを諦めさせられていた、あるいは諦めていた高齢の患者さん達が口コミ情報で希望を持ち前向きに動き始めたことを示しています。
このように腰椎変性疾患による手術例は加齢に伴い増加しますが、年齢に比例して手術治療はより困難になる傾向があります。長い罹病期間の末に症状は悪化し、結局は手術を受けざるを得ない状態に追い込まれて行くというのが腰椎変性疾患の実態です。
私の外来では腰椎変性疾患による腰痛や下肢痛、しびれ、歩行障害などが圧倒的に多く、非特異的腰痛と診断する患者は殆どありません。これらの症状は、薬物治療が無効であったり、慢性化したり、悪化したりの場合には手術治療で改善が図れますので、治療法は生活の質重視で決定されるべきというのが私の持論です。
腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
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