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腰ヘルニアなんぞで人生棒に振ったらいかんぜよ!  Part2

.07 2011 腰椎椎間板ヘルニア comment(0) trackback(0)
ある日、タクシー運転手が腰ヘルニアに悩み、仕事ができなくなり、思い詰めて自殺したというい話しを別のタクシー運転手から聞いたことがある。将来を悲観した自殺である。この責任は誰にあるのか。私は脊椎外科医として複雑な思いに捕らわれた。その自殺したタクシー運転手を治療していた医師に全く責任はないと言えるであろうか。確かに、腰ヘルニアの痛みで死ぬ人はいない。しかし、その痛みのため、仕事が続けられない、生活の糧をまかなうことができないと追い詰められ、生きる希望を失った患者にとっては、腰ヘルニアは死に至る病であることを先のタクシー運転手の死が示している。痛みの患者を見慣れてしまう医師という職業の怖さがある。患者の痛みだけが見え、その痛みのために生活の不安を持ち、周囲から孤立し、将来への見通しを立てられずに苦悩する人の心が見えなくなる。戦場で、多数の戦死体を見続けた人は死体を見ても心が動かなくなると言う。痛みを持った患者を見続けることにも同じ怖さがある。現在、腰ヘルニアに悩む患者さん達に声高く叫びたい。腰ヘルニアは必ず治る、直せる病である。絶対に諦めては駄目だ!





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