ネットには色々な記事があるものだと思うとともに、患者さん達が迷い、悩むはずだと改めて思いました。
腰痛の9割は仙腸関節が原因で、椎間板ヘルニアや狭窄症などではないという記事です。
用手的に痛みを取り除くとのことですが、そういうケースもあるのだろと思うとともに、私が手術で痛みを取っているヘルニアや狭窄症の患者さん達は1割に過ぎないのかと首をかしげながら、この記事を読みました。
私の外来にくる患者さんの殆どは腰椎に痛みの原因があります。仙腸関節症を疑わなければならない患者さんは、滅多にいないと思うのですが、病院が変わると、こんなにも腰痛の原因が変わるものかと驚いてさえいます。
記事の一部を次に紹介します。私がここで取り上げる理由は、腰痛治療の現場は混沌としているなという私の素朴な驚きを知って頂きたいためです。勿論、仙腸関節症が腰痛の原因になり得ることを否定するつもりはありません。
この治療効果の持続性はどうなんでしょうか。もし、経験をお持ちの方がおられるなら、コメントを頂ければと思います。
「神の手を持つ」腰痛の名医が断言! 椎間板ヘルニアの9割は「誤診」です
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140820-00040164-gendaibiz-soci
現代ビジネス 8月20日(水)8時1分配信
9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」でもなかった!
長い間の腰の痛みがついに耐え切れなくなり、整形外科に行き、レントゲンやMRIなどを撮られたあと、「椎間板ヘルニア」あるいは「脊柱管狭窄症」と診断される。その後、医者の勧めるままに、電気治療やブロック注射を受けに通院して、もらったクスリを飲んでもなかなか痛みが消えない・・・。
こんな悩みを抱えている方、両親はじめ家族が腰痛に苦しめられている人も多いのではないだろうか。
「腰痛の原因が、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄ではないのに、そう診断されている人は実に多いのです。私が実際に患者さんを治療した実感では、9割以上の腰痛の原因は別のところにあります。本当の原因を直した結果、腰痛がウソのように簡単によくなった方はたくさんいらっしゃいます」
こう話すのは、「かただ整形外科」(神奈川県小田原市)の片田重彦院長だ。 1946年生まれ、慶応大学医学部を卒業後、同医学部の整形外科助手、国立小児病院整形外科医長などを経て、93年に「かただ整形外科」を開業、現在も腰痛に悩む患者と朝から暗くなるまで向き合っている。
「他の病院ではいつまでたっても治らなかった腰痛が、片田先生に腰のあたりを5分間ほど指で治療してもらったら、あっという間にラクになった。片田先生は神の手の持ち主だ」
こんな評判が口コミで広がって、神奈川県はもちろん、首都圏から腰痛に悩む人が次々訪れ、最近予約制を導入せざるをえなくなった。
整形外科医の間でも有名な「腰痛の名医」の一人である。
「いや、神の手とか名人芸の世界ではありません。腰痛の原因となっている仙腸関節の不具合を、私の指で押して正常に戻すのですが、力と方向、時間など根拠ある科学理論に基づいて治療しているのです」
腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
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