MRIやCT,脊髄造影など腰椎変性疾患を可視化して、診断する方法が主流になっていますが、これらを駆使しても、診断できない腰椎変性疾患は数多くあります。
痛みを誘発するテストや痛みを抑制するテストで原因部位を特定しようという方法がしばしば用いられていますが、これらも決定的な診断法にはなりえません。
椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄症もすべり症も無症状のものが多く、何が患者の症状の原因であるかを特定することは、そう簡単なことではないのが腰椎変性疾患の泣き所です。私は独自の腰椎変性疾患の診断法を行っています。
誤診されたり、診断に確信がもてないためにそのままにされたりが実に多いのが腰椎変性疾患です。
私は患者を苦しめる腰椎変性疾患の本質は何であるかを長年、臨床の場で研究してきました。その結果、腰椎変性疾患の種類を問わず、腰痛や下肢痛・しびれを起こす原理は極めて単純であるとの結論に至りました。真理は単純。まさにその通り。腰椎変性疾患は椎間板の傷害や神経根の絞扼・刺激によって腰痛や下肢痛・しびれなどを起こします。
その結論に基づいた手術治療を私は行っています。自分で言うのもおこがましいですが、満足できる良好な手術結果を得ています。それでなければ、年間300人を越える患者さんが私の手術を希望して全国から来られることはないでしょう。良くなった患者さんが他の患者さんに伝えるという、口コミ情報で患者さんが集まってこられます。病気の本質に基づいた手術治療であるからこそ、患者さんは術後速やかに改善を実感できます。他の治療法に多い当たり外れのないことが私の手術治療の大きな利点と言えます。
腰椎変性疾患の診断と手術には、コツがあり、それを知らない限り、安定した良好な結果を出し続けることはできません。
しかし、そのコツを習得したなら、腰椎変性疾患治療の9割打者になれること間違いありません。
腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
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