腰椎変性疾患(ヘルニア、狭窄症、すべり症、側彎症など)の手術に迷っている。手術を受けたがよくならない、どうしたらよいであろう。手術でかえって症状が悪くなった、なぜだろう。こんな疑問や悩みをお持ちの方は全国に大勢いることと思います。これは仕方ないことなのでしょうか。私はそうは思いません。
なぜ手術が必要なのかを患者さんが理解できるようにポイントを押さえた説明がきちんと行われたなら、患者さんの不安の
80%は解消するものです。
手術を受けたにも関わらず、症状の改善の得られない患者さん。これには、よくならない原因が取り残されているはずです。それを医師が見抜けないでいるのではないでしょうか。次に打つ手がわからない。医師にもあり得ることです。
手術後に症状が悪化した患者さんにも、必ず原因があります。その原因を突き止め、再手術で良く出来る場合は少なくありません。この検討がきちんとなされているでしょうか。
私は、原因不明、手術を受けたが症状はよくならなかった、術後にかえって症状が悪くなったという患者さんを全国から大勢受け入れ、多数の再手術、再々手術などを行い、症状を改善してきた経験から、何がこれらの良くならない、あるいは悪くなる原因であるのかの大部分を経験してきたつもりです。
これらの謎解きが、「腰椎手術はこわくない」に詳しく書かれています。その他、多くの「なるほど」という気づきが得られると確信しています。是非、皆様の手引き書として一読していただければ幸いです。
この著書には、「脊椎外科医の戦場」おける」戦果、すなわち腰椎変性疾患の真実が嘘偽りなく、誇張もなく記述されていることをお約束致します。
腰痛・坐骨神経痛で悩むより多くの方に読んでいただきたいと
思っております。1日1クリックずつ応援お願いいたします。

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