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腰椎手術を予定している、または考えている患者さんへ私からのアドバイス

.12 2015 腰椎変性疾患の手術治療 comment(134) trackback(0)
 腰椎変性疾患の手術治療を予定している、あるいは現在検討している患者さんへアドバイスします。
手術を受ける前、主治医に次のことを確認したらよいと思います。
1)もし、今回の手術で症状が良くならなかった場合、腰椎の他の部位にまだ原因となるものがありますか? 痛みがよくならず長引いた場合、先生は「脳が記憶した痛み」と考えられますか? 
2)手術によって、新たな痛みが残る可能性はありますか?その頻度はどの程度ですか?

 患者さんとしては、手術について医師に色々と確認しておきたいと思われるでしょう。しかし、専門的な診断や治療法の判断は結局、医師にまかせるしかありません。患者としてはそれに同意するしかないのが現実です。医師が手術でよくなると判断して、手術を勧めたのであれば、普通は手術によって症状は良くなるはずです。しかし、そうならない現実が多くあります。その理由は大きく二つあります。
 一つは患者さんの脊髄や神経障害が回復できない段階まで進んでしまった場合です。この場合、いくら良い手術がおこなわれたとしても痛みやしびれは後遺症として残ることになります。 残る一つは、診断や手術に誤りがある場合です。前者の場合には、再手術でよくなることはありません。しかし、後者の場合には、再手術でよくなる可能性があります。医師はその可能性をきちんと追求する義務があります。それを充分に行わずに、「脳が記憶した痛み」と切り捨てる医師は患者さんの良くなる可能性を奪い去ることになります。したがって、良くなるはずと患者さんに手術を勧めた医師は、なぜ良くなると判断したのかの根拠を患者さんに示すべきであり、もし運悪くそうならなかった場合には、なぜ良くならなかったかの理由や判断を示すべきです。それをせずに、一方的に患者さんの脳の問題にするなら、それは責任転嫁といわざるを得ません。

 手術で期待した通りの結果にならなかった場合を想定して、患者さんは医師に次の治療をどう考えているかを確認しておくとよいと思います。腰椎変性疾患では、一度の手術で良くならないことは充分にあり得ますので、手術を受ける側として、それくらいの慎重さが必要です。

 私は手術を行う際には、次の手、場合によってはその次の手を考えておき、それらについて説明しておきます。なぜなら、症状の原因は必ず腰椎にあるとの立場をとるからです。私自身、今まで脳に責任を負わせることはまずありませんでした。これが腰椎変性疾患の手術治療の真実です。悪い結果に諦めないで欲しいと訴えるのは私の経験からのアドバイスです。

 また、手術自体がどの程度の痛みを残す可能性があるかも確認しておいてください。これが術後に患者さんを苦しめることがあるからです。切ってしまってからでは、後にもどせないことを胸に刻んでおいてください。

FROM SHUJI SATO
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drshujisato
2016/01/10のウチダさんへ   Re: 脳梗塞を抱えて

腰椎の病気が何であるのかわからないので、手術適応のある腰椎の病気との前提で説明します。
脳梗塞を2回なさっているようですが、手術するとなると患者さんの身体条件が問題になります。
例えば、心肺機能や腎臓・肝臓の状態が手術に耐えるか、糖尿病はないか、あるとすれば、そのコントロール状態はどうか
など色々と身体条件を把握しての判断が必要になります。
また、脳梗塞でいうなら、周術期に再発の危険性は高くないか。抗凝固剤や抗血小板剤などを服用している場合、術前後の一定の期間、薬を止められるかなども重要になります。
これらの条件をクリアできるのでしたら、腰椎手術は可能と私は判断します。ただし、どんな手術でも可能という
わけではなく、手術侵襲をできるだけ少なくする必要があります。できるだけ身体に負担の少ない手術にすることが合併症の防止のために必要です。

以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.01.11 12:19
ウチダ
佐藤先生へ

突然コメントをしてすみません。
75才の父が苦しんでいる姿が耐え難く、佐藤先生のご意見をお聞きしたいです。
父は2度の脳梗塞をしていますが、両足の痺れが酷くなり、近くの病院で検査をしたところ3箇所骨が飛び出ているところが見つかったのですが、脳梗塞をしたことがあるため手術を勧められないと言われてしまい痛みをとることも出来ず途方にくれています。脳梗塞を患ったことがある場合は、手術をしないほうがいいのでしょうか?
2016.01.10 07:19
drshujisato
15/11/04のT.Sさんへ

腰部脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの診断が正しいとの前提で判断しますと、あなたの現在の状態にブロックは効果あっても一時的なものに過ぎないと思われます。バイアスピリンを服用中に神経根ブロックができないかどうかの判断は医師次第であろうと思います。とはいえ、針を刺して、脊柱管近傍に血腫ができて問題が起こる危険性はゼロでありませんので、慎重になる医師がいるのも当然と思います。あなたの症状は手術でよくなる可能性がありますので、手術治療を専門にする医師に相談されることです。私の外来を受診していただいても宜しいですよ。ご検討ください。

2015.11.04 22:33
T.S
佐藤先生。今どうしたら良いか悩んでいます。よろしく御回答をお願い致します。一年半前にMRIとレントゲンを撮り
腰椎ヘルニアと老齢化による脊柱管狭窄症と診断されました。今までリリカカプセル75mgを朝夕各1カプセルとロキソニン錠60mg・ムコスタ錠100mg。カロナール錠300を整形外科より処方さえています。八週間に一度行っています。その際仙骨部硬膜外ブロック注射をしていました。余り効果がありません。四週間前から痛みがきつくなり朝起きるにも痛くて足を動かすことに時間がかかるようになりました。知人に勧められてK.病院でMRIとレントゲンを撮り、同じ病名でした。今の痛みは腰椎ヘルニアからの痛みだろうとの事でした。今のクリニックでやっている事の先に進めるしかないので、神経根ブロック注射をしましょう。という事になりました。ところが私は四年前から左冠動脈前下降肢が完全閉塞しており、副側血行管が伸びており通常の生活の生活をしています。薬はタケプロンOD錠15・クレストール錠2.5mg・バイアスピリン錠100mg各1日1錠・アーチスト錠10mg1回0.5錠を2回・レンドルミン錠0.25mgを処方されています。これを聞いて循環器科の先生のバイアスピリンを止めて良いとの書状をもって来て下さいた言われ、頼みに行きました。返事は止めないと言う事で今ストップしています。もう一度相談してみて書状でOKが出たら進めます。との事で薬の処方は前のクリニックでやって貰ってと最後の日は2時間待たされあ挙句看護師の答えでキャンセルして帰されました。再度循環器の先生に相談してみますが、OKが出るか疑問です。バイアスピリンを止めないと神経根ブロック注射は出来ないのでしょうか。今は休むことなく痛み・痺れが歩くのも不自由です。どうか進むべき道をお教えください。よろしくお願い致します。小生75歳の男性です。T・S
2015.11.04 18:39
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2015.10.30 11:35
drshujisato
15/10/28のC.Kさんへ  Re: 佐藤先生、こんばんは

主治医が準備してくれた資料を事前に病院の私宛に送っていただけると、検討しておきます。
それでは頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO
2015.10.29 22:07
C、K
11月間近になり金沢の寒さも厳しくなってきたことかと思います、佐藤先生体調お変わりなくお元気に過ごされ日々忙しさに追われてることかと思います。大病をされ元気を取り戻されたこと大変嬉しく思いますがどうぞご無理なさらない様にいてほしいと強く願います。 話は変わりまして…動作痛に悩まされできてたストレッチもできなくなったりベッドで過ごす時間が長くなりました。今日、外来日があり左足の足首から下は歩行時に支障をきたすほど痛く歩きにくくなっております。主治医にも症状の旨を全てお話しましたが、少し寒くなってもきたりしていることやストレスも要因して痛みを強く増してるのだと言われました。仙骨ブロック注射はどうしますか?と聞かれ以前、散々打っても効果は感じずにいたのと更に痛み止めが増えたら私の身体は薬漬けになり怖いので今週も仙骨ブロック注射はお断りして帰って来ました。先週の外来時より発疹や真っ赤になり痒みの副作用でノルスパンテープ使用中止となり、代わりにレペタン坐薬0,2mgが処方されました。坐骨神経痛?なのでしょうか、腰は物凄く重だるくて痛く、筋肉痛の強い痛みがお尻や下肢を襲います。外来待ち時間も座ってられずソファに横になったりしている状態で歩くのもままならずあまりの痛さに帰って来てからレペタン坐薬を使い足元にはホットパックを置いて安静にしています。   手術変更の件でまたも勝手を申しまして大変すみませんでした、変更の調整ができたことを心より感謝申し上げます。ありがとうございました。  今日、主治医より紹介状と術前の資料のみが欲しいと申したのですが不足があっては困るからとのことで主治医のお考えで病院にある検査資料をとりあえず全て焼いたとのことでした。先に紹介状と資料の方を明日郵送させますので大丈夫でしょうか?すみませんが宜しくお願い致します。痛みから解放され生活の質の改善を取り戻し笑って過ごしたいです。佐藤先生宜しくお願い致します。
2015.10.28 20:23
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2015.10.23 11:07
drshujisato
15/10/21のC.Kさんへ   Re: 度重なる投稿すみません

私の午前・午後の予定は詰まった状態になっています。当日の午後の調整をどうつけられるか
検討してみますが、現時点では具体的な時間を言うことはできないことをご了承ください。。

FROM SHUJI SATO
2015.10.22 23:03
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2015.10.21 13:45
drshujisato
15/10/20のC.Kさんへ   Re: 朝早くからすみません。おはようございます。

11日(水)の午前に調整しましょう。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2015.10.20 21:14
C、K
佐藤先生毎日お忙しい中での丁寧な回答を頂きまして本当にありがとうございました。無理な動作や運動、ストレッチなど控えたいた思います。横向けで左足が上側になると腰、お尻から足全体にかけ痛みが出て眠れぬ一夜を明かしました。来月、佐藤先生の診察時まで頑張って過ごしていかねばと思っています。主人は11日と12日しか金沢にいないためいる間に佐藤先生の診察を受け話が聞けたら有り難いと勝手な希望ですが言っておりました。勝手を申しましてすみません。たくさんの不安を抱えてしょうがない弱い私になってしまってますが佐藤先生手術よろしくお願い致します。ありがとうございました。
2015.10.20 05:51
drshujisato
15/10/18のC.Kさんへ  Re: 佐藤先生教えて下さい。

固定の行われた部位で神経根の圧迫・絞扼が起こっていることを疑っています。
この圧迫・絞扼があれば、神経根の除圧によって改善が期待できますが、最終的にはやってみてわかることです。
現在は、痛みを強くする運動や動作は控えることです。やれば痛みが強くなるだけと思います。
すべては、次回受診時に説明致します。
頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO
2015.10.19 23:40
C、K
佐藤先生こんばんは、次回外来時に主治医に伝え術前のデータ提供をお願いしますね。ここ最近から悪化していて  やはり大腿部ですかそこからも痛みが発現しています。それは病院で入院治療中の時からもありましたがずっとスルーされてきました。今日、ベッド購入するため主人と買い物へ出たのですが車中でも購入先で歩行時も両お尻はとても痛くて左足は更に強さを増して痛み痺れの強さも激痛になり車から降りて足を地につけた時も左足にはアキレス腱から甲、指先、足裏に激痛が走り帰ってきてからもベッド上で日々悪化する左足に涙が止まらなくなりました。神経障害が進んでいるのでしょうか?何が起こっているのでしょうか?痛みが和らいだ時や少ない時にストレッチや歩く行為をしても今ではその後今日の様な状態に襲われるため動くことをしちゃいけないのでしょうか?どうしたらよいのか本当に困り果てています。お忙しいとは思いますがきをつけることなどアドバイスをお願い致します。
2015.10.18 20:06
drshujisato
15/10/16のC.Kさんへ  Re: 希望の光を求めて私も頑張ります

主治医の理解と協力を得られ、安心しました。
なかなかC.Kさんの主治医のような医師はおりませんよ。
メンツに拘る外科医が多いですからね。
神経根にどのような影響がでているかは、固定術後の患者さんの場合、
画像検査での判断には限界があります。
あなたの場合は、手術で神経根の状態を直接確認して、対処します。
そのため術後の画像は不要ですが、もし可能であれば、術前のレントゲン撮影、
MRI、CT画像のコピーを主治医にお願いしてください。

FROM SHUJI SATO
2015.10.17 21:48
C、K
佐藤先生、いつも丁寧な回答をありがとうございます。一昨日、昨日より症状がかなり悪化しています。2日間ベッド上で過ごす時間が多い中、今日の外来受診でせめて歩かなければとの思いでゆっくりゆっくりですが駐車場から外来までの往復を歩き、それから帰りがけに少しだけ買い物に寄ってもらいました。それがいけなかったのでしょうか?帰ってきてからはかなりの激痛に両お尻は今にも落ちてしまうかと思うほどの強烈な筋肉痛に似た強い痛み 焼けるような痛みを伴う強い痺れに帰ってきてからはベッドでのたうち回っています。ノルスパンテープも張り替えたのですが効果は出ず痛みは強さを増すばかりです。一週間も張ってた2ヶ所は真っ赤になり痒くて副作用が強く出ています。この2日前から症状が酷くなってることを伝えました。季節の変わり目でもありこういう患者さんは症状が出やすいと言われました。特に貴女は何に対しても敏感なので脳がすぐに痛みをキャッチしてしまうので時期的なものもあるのでしょうとの事でした。左足の股関節?なのかそこの痛みも触って伝えましたが前回同様診ることも触診することもなく、筋肉痛を起こしているのだと思いますよ、とまたもや言われました。 佐藤先生の事を主治医にちゃんとお伝えしました、快く快諾してくれ紹介状も必要なら書いてもいいし、必要な画像があるのならそれも提供しますとおっしゃってくれました。それから金沢へ行って手術して戻って来ても僕はまたちゃんと貴女を今後も診ていきますので安心して下さいとの心強いお言葉を頂く事ができ感謝の気持ちでいっぱいになりました。すごくありがたいことですよね。主人の強い後押しもあり二人で決め佐藤先生に手術を託します。2度目となるとさらに不安は大きく怖いですが佐藤先生どうぞよろしくお願い致します。私も頑張ります。
2015.10.16 18:30
あきよ
佐藤先生
心温まるお返事ありがとうございます。朝夕冷え込みますので先生もお身体に気を付けて下さいね。手術頑張りますので宜しくお願い致します。おやすみなさい。
2015.10.15 23:43
drshujisato
15/10/15のC.Kさんへ   Re: 腰椎固定術後の症状悪化での苦しみ

今回のコメントは公開させてもらいます。
C.Kさんのように術後悪化した症状に苦しんでいる患者さんが多いので、共感していただけると思いますので。
勿論、手術が成功したとは言えません。手術の成功は患者さんの症状がよくなって始めて言えることです。
医師が予定通りの手術を行っても、予定した効果が得られなければ成功したとはいえません。
勿論、痛みは単なる筋肉痛ではありません。神経障害性の痛みと思います。
手術は神経を障害している原因を取り除きますが、障害を受けた神経を治すわけではありません。
従って、神経に障害が進んでいるいる患者さんでは、後遺症状が残ることになります。
後遺症が残っても、歩ける状態が回復されるなら、生活の質はかなり改善されると思います。
主治医にどのように説明するか、あるいはしないかはC.Kさんの都合のいいようにしてください。
それでは、手術、頑張りましょう。

FROM SHUJI SATO
2015.10.15 23:21
drshujisato
15/10/14のあきよさんへ

あきよさん、こんにちわ。私はほぼ病前の状態まで復帰しています。皆さんの励ましのおかげです。ありがとう。
そうですね。もうすぐですね。長く待っていただきましたね。
きっと、待ったかいがあったという結果を出しますよ。
質問の退院は一人で大丈夫と思います。しかし、思い荷物の運搬はできませんよ。
入院期間は2週間見てもらえれば良いですが、術後の状態をみて最終判断しましょう。
寒くなってきましたので、手術までの体調管理に気をつけてくださいね。
それでは手術、お互いに頑張りましょう。

from SHUJI SATO
2015.10.15 23:06
C、K
佐藤先生お忙しいところすみません。私は手術直後に何でもなかった左足の完全麻痺の中、主治医より無事手術すみましたよ成功ですからねと言われ麻酔からすぐに目覚めたと同時に激痛と左足麻痺にがあったこと等を佐藤先生にお伝えしてきました。拭えぬ不安の中激しい痛みが襲い続けました。主治医より腰椎固定術後に起こり得る弊害についてなどの説明もなかったと記憶してます。無知すぎました。後悔先に立たず、なので過去を振り返ればむなしくなるばかりです。昨日、今日と腰や両お尻、左足の大腿部?股関節?から爪先、足裏まで痛みがあり痺れも強くベッドで寝た状態が続いています。痛みは筋肉痛がとっても強い感じなのと腰は鉛がたくさん入れられてるような重だるい痛みが起き上がっても横になっていてもあり何度も体勢をかえ寝返りを繰り返しています。また仰向けでは両足を伸ばして寝ることができなくなりどちらかの足を交互に立てたりしてないと左足が股関節なの爪先まで痛みが走ります。良くなる事を毎日願いながらストレッチも続け痛みが少しありながらも大丈夫かなと思う日は買い物へ連れて行ってもらったりもしていました。主治医にも外来受診の度に細かく現状報告をしていますがあまり聞く耳を持たず左足の大腿部?股関節?とその場所を触りながら痛むことも伝えてるのですが診ることも触診もせず 筋肉痛だと思いますよと言われました。左足だけが筋肉痛になりますか?親指人差し指中指、足首、甲が何かに強く巻き付けられてるような強い痛みがあること等も訴えてきましたが薬をちゃんと服用しノルスパンテープ5mgの二枚を一週間に一度の張り替えをきちんとして下さいと言うだけで診察終了となってしまいます。肌が弱いのでノルスパンテープを張る前に保湿クリームとVG軟膏を塗り30分置いて拭き取ってから張るようにとのことで言われた事を守りやってますがテープを張って3日、4日目あたりから異常な程の痒みに見舞われています。張り替えの時にはその部分は発疹ができ真っ赤になっています。それも主治医は知っております。手術成功と言われましたがそれは本当にそうなのでしょうか?手術直後から現在まで様々な痛みや痺れにもがき苦しみ続いています。それでも動けるときには軽い家事仕事をやったり望みを持ち続けて頑張ってきました。佐藤先生の相談室に巡り合う事なく主治医の仰る通り薬物治療のみを解らずとして症状悪化の中このまま様子見をしていくと再手術の時期が遅れ後遺症を残す事も考えられるのでしょうか?一昨日までは左足にはいつもの痛みと痺れがありながらも腰の鈍痛はさほどなく買い物へも出掛けられてました。今後先の事も考慮し主治医にまた金沢へ行く事を今回は手術することを伝えなければいけないですよね 頭の中が混乱しています、とりとめもない長文な上失礼がありましたら申し訳ありません。
2015.10.15 17:43
drshujisato
15/10/13のC.Kさんへ   Re: こんばんは、佐藤先生。

不安な気持ちはわかります。
よくなる可能性をとことん追求しなければならない現状だと思います。
腰椎固定術後の症状悪化に対する再手術は私にしても困難な手術になりますが、
よい結果がでることを信じて、全力を尽くします。
共に頑張りましょう。

FROM SHUJI SATO
2015.10.14 23:39
あきよ
佐藤先生
こんにちは、先生お元気でしょうか。何度か先生のブログでお世話になり、7月末先生の診察で腰椎症性椎間孔外狭窄と診断して頂き今月27日、もう直ぐですが手術予定の愛知在住のあきよです。先生に診て頂けた事ほんとに感謝しております。その後も腰痛が酷いです。先生よろしくお願い致します。それでお聞きしたいのですが、退院時一人で電車で帰ることは可能でしょうか?それと入院期間は二週間程と伺っておりますが、はっきりした日数などは手術後でなければわからないですよね?
お忙しいのにこの様な質問してすみません。またお時間ありましたらお願い致します。
2015.10.14 11:02
drshujisato
15/10/09の47歳 男性 たかさんへ

そこで佐藤先生に2点お聞きしたいのですが、


質問1:担当医師の言う通り、小さなヘルニアで神経に触れているくらいでは排尿障害などはおこらないものなのでしょうか?前立腺肥大、または多数の投薬の副作用なのでしょうか?
(また別の医師はトラムセットや抗鬱薬などを一度止めれば排尿障害もよくなってくると思うとも言われました。)

回答:担当医の見解は正しいと思います。腰椎疾患で排尿障害が発現するのは、ヘルニアの場合はそれなりの大きなヘルニアで馬尾を強く圧迫しないと発現しません。腰椎以外の原因も考慮すべきと思います。薬剤の副作用も検討すべきでしょう。

質問2:足の冷感についてですが、担当医師の言う通り、他の疾患(動脈硬化、糖尿病、バージャー病)可能性あるということで、神経内科・脳神経外科等で検査してみて方がいいのでしょうか?

回答:検査を受けること自体はよいと思いますが、腰椎疾患でも足の冷感が発生することはよくあります。私は足背動脈の触知が悪いときには血流検査をやってもらいますが、その他の場合には先ず腰の治療を優先しています。

それでは受診をお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2015.10.13 23:03
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2015.10.13 22:30
47歳 たか 男性
15/09/25と9/28に質問いたしました、47歳 男性 たか
です。
先生の受診予約とりました。まだまだ先になりそうですが・・・
お忙しい中申し訳ありませんが、また質問したいことがありましたのでコメントしました。よろしくお願い致します。
今日、担当医師の受診があり、いろいろ医師に聞いてみました。

佐藤先生がおっしゃった、私の現在の症状経過(左腰痛があり、お尻から足の裏まで頻繁に痺れと痛みがあり、左足に冷感もあり、また尿も出にくくなって、尿が出る勢いがない)についての三つの可能性について質問してみました。

・一つ目—ヘルニアが消失するまでの期間に神経根の障害が進み、ヘルニア消失後も後遺症とのして症状が残った。
・二つ目―ヘルニアは消失したが、神経根の影響が取り切れていない。これは狭窄症や腰椎症などを合併している場合に起こります。
・三つ目―ヘルニア以外の部位で神経根症状が発現している。

担当医師は、「一つ目—ヘルニアが消失するまでの期間に神経根の障害が進み、ヘルニア消失後も後遺症とのして症状が残った。」このことについては、「痛み、痺れについては考えられる。mriを見る限り狭窄症や腰椎症などを合併はない。
尿が出にくくなって、尿の出る勢いがないなどの排尿障害については、あなたの当時の小さなヘルニアで神経に触れているくらいでは、排尿障害は考えられない、かなり大きなヘルニアで神経を圧迫していないと排尿、排便障害は起こらないはずです」「前立腺肥大、もしくはリリカ、トラムセット、抗鬱薬の副作用も考えられる」「また冷感も後遺症と考えられないこともないが、実際に冷えているわけではなく、冷えていると感じているだけの神経障害だと思うが、これについては整形外科での対処法がない」「神経内科、脳神経外科にも検査してみるて、他の疾患(動脈硬化、糖尿病、バージャー病)の可能性もあるから、神経内科・脳神経外科等で検査してみてはどうだろうか」との回答でした。

そこで佐藤先生に2点お聞きしたいのですが、
・担当医師の言う通り、小さなヘルニアで神経に触れているくらいでは排尿障害などはおこらないものなのでしょうか?前立腺肥大、または多数の投薬の副作用なのでしょうか?
(また別の医師はトラムセットや抗鬱薬などを一度止めれば排尿障害もよくなってくると思うとも言われました。)
・そして足の冷感についてですが、担当医師の言う通り、他の疾患(動脈硬化、糖尿病、バージャー病)可能性あるということで、神経内科・脳神経外科等で検査してみて方がいいのでしょうか?

お忙しい中申し訳ありませんが、佐藤先生のご意見をお聞きしたいと思います。よろしくお願い致します。
2015.10.09 03:15
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2015.10.06 22:36
drshujisato
15/10/02のC.Kさんへ   Re: 薬の再開について

薬に関しましては、効果の程度をみて判断すべきと思います。薬害も心配ですが、もし薬の使用で日常生活における活動性に改善があるのでしたら、薬を使用すべきと思いますよ。もちろん、副作用が許容範囲という前提でですが。
腰椎分離すべり症の固定術後に神経根症状が悪化する原因は限られています。固定が完成しても痛みが改善されないのであれば
私は予想される原因に対する手術治療を考えます。もちろん、どれほどの改善が得られるかはやってみてのことになります。
C.Kさんの手術は、よくなる可能性を追求する手術であることを理解しておいてください。
受診予約のことに関しましては、もう少しお待ち下さい。かなり予約が混んでいますので、調整に時間がかかっているのだと
思います。もし、来週前半までに連絡が行かない場合は、済みませんが確認の電話をお願いします。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.10.02 23:48
drshujisato
15/10/01のH.Sさんへ  e: 保存療法を続けていますが

H.Sさん、コメントを読み、驚きました。
そのような状態が続いているのに、なぜ保存治療に固執するのですか?
担当医と合意とありますが、担当医は何を根拠に保存治療を続けることを勧めるのか、私には理解しがたいことです。
H.Sさんのような状態が続いているのなら、私なら迷うことなく手術を勧めます。
あなたのMRIをみていないので、断言はいたしませんが、手術を考えるべき段階にあると思いますよ。
もちろん、技術の確かな医師を選んでのことです。
早く、正常な生活に戻すことを考えた方がよいと思いますよ。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.10.02 23:26
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2015.10.02 16:52
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2015.10.02 09:30
drshujisato
15/09/30のじんさんへ

不安をもたれず、受診してください。
必要な検査については、受診時に相談しましょう。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2015.10.01 23:15
drshujisato
15/09/29の小林さんへ

皇后陛下がどのような治療法を受けておられるかは存じません。手術を受けられたとは聞きませんので
何らかの対症療法をうけておられるのではないかと思います。
さて、小林さんの場合ですが、症状からはC5/6かC6/7、あるいはこれら両方の頚椎症による神経根症と思われます。
症状が長引くのであれば、手術治療を考えたら良いと思いますよ。
椎間孔狭窄による神経根症状は長引くと手術を行っても後遺症を残すことがありますので、
手術時期は遅くなりすぎないように判断した方がよいと思います。
ただし、手術を受けるのであれば確かな技術と経験をもった医師の手術を受けるようにご留意下さい。
結果は医師次第ですので。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.10.01 22:49
H.S
お忙しい中すみません。初投稿します。
岐阜県に住むH.S。48歳、男です。
現在腰椎ヘルニアの保存療法中で、担当医と合意でこのまま保存療法を続ける方針ですが、先生の見解をお聞かせ下さいませんか。

ここ数年ぎっくり腰は年に2回ほど発症しており痛みが引くまでの期間も年々長くなりまして、昨年はひと月ほど回復にかかる状態でした。
そんな中違和感が始まったのは昨年11月。左足小指のピリピリに始まり左仙腸関節付近の痛み〜太ももの痛みが加わっていき、12月頃日常生活に支障が出始めました。どう言う訳か午後からは軽快するので、仕事もなんとかこなしていました。

2月に整形外科でMRIにてL4、5のヘルニアの診断、3月中旬には就寝中に動けないほどのお尻の痙攣様激痛に襲われるようになりますが、ボルタレン座薬とロキソニンでしのげました。この頃先生のブログを見て手術も考えるようになりました。
しかしその後痛みが徐々に引き薬も飲まなくなり、通院も必要なしとなり5月の連休には遊びに出かけるほど回復していたのです。ただ朝に靴下を履く姿勢だけが取りにくい状態でしたが、一旦は治まったのです。

ところが5月末に痛みがぶり返し、以前より強くなりました。ロキソニン、トラムセット、ボルタレン座薬が全く効かなくなり、痛む範囲も腰椎左側、左の仙腸関節〜お尻、股関節周囲、太もも外側、脛、足の甲に広がりました。他の病院を紹介され、6月に神経根ブロックで直後の痛みはレベル10から2程度下がりましたが数時間でぶり返し、3回注射してブロックは中止となりました。

以後自宅で日々痛みと向き合うだけで精一杯、半分寝たきり状態で辛く泣き、家族にあたる日々でしたが、このブログと先生の著書で気持ちを強く持つうちに、薄皮を剥ぐようにしてゆっくりと症状が回復。3歩進んで2歩下がりながら、夜も眠れるようになり日常生活を少しづつ取り戻し、お盆過ぎから外で散歩を開始しました。とはいえ痛みの出る動作が残り、6月からの休職状態が続いています。痛む動作としては

・椅子に座る、或いはあぐらで座る動作(正座は大丈夫)。
・両足均等荷重で立つ
・中腰動作
・床の物を拾う
・靴下を履く、などが挙げられ、症状は
左仙骨からお尻えくぼ、腰椎付近、股関節にかけての痛み(10段階で3。ときに4程度)。脛外側、踝外側、足裏の小指、親指のしびれ(2程度)ですが、動作を変えてしのいでいます。

ひどい時を思えば状態は確実に良くなってる。痛む動作は残ってるが、それも僅かながら楽にはなっている。しかし痛みの軽い日と強い日もあったりで、仕事ができるまでの状態に回復する目処が立たない不安があります。

このまま保存療法を続けるつもりではいるのですが、佐藤先生の意見をお聞かせ下さいませんか。



2015.10.01 11:49
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2015.10.01 00:17
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2015.09.30 11:27
小林
佐藤先生
大変ご丁寧な返信に感謝いたします。
情報不足で申し訳ございません。富山県在住49歳の男性です。
私の症状は初めてではありません。
再発を繰り返し、恐らくは、初めてこのようになったのは1995年ごろです。当時海外赴任しており、現地でもCT検査
などしたのですが、原因わからず。
1999年に帰国し、富山の大きな病院で検査を受けるが、
わからず。再発した2012年手術で有名な高岡市の病院に
検査入院。頚椎症性神経根症と診断を受けました。
私の問題は、特に左の肩、肩甲骨周辺の激しい痛み。
左手の親指、人差し指、中指の感電した時と同じ痺れ、痛みでした。
手術でも、注射でも何でもしてくださいとお願いました。

リリカを処方され、飲みましたが、理性のある酔っ払い
のような感じで、車の運転も怖くてできず。その後体が
浮腫み利尿剤を飲んだら4Kg水が出ました。
トラムセットも副作用に勝てず寝ているだけなら良い薬
だと思いますが、生活に支障が出ました。

薬を飲んで家で寝ているのは楽なのですが、いつ良くなるのか
わかりませんし、体がおかしくなっってしまいます。

痛くさえなければ、何とか仕事もできるのではないかと
思っているのですが、話が飛躍しますが、皇后陛下の同じ病名
なのですがどのような治療を受けておられるかご損痔ありませんか?
2015.09.29 23:40
drshujisato
15/09/29の47歳男たかさんへ

たかさんのコメントに病院名がでていましたので、それを削除して紹介し、回答いたします。


> 15/09/28に質問いたしました、47歳 男性 たかさんです。先生お忙しい中、お返事ありがとうございます。
> 再度ご連絡いたします。
> 貴院に受診決めました。
> しかし、今までこのような状態であって最初の病院では「軽いヘルニアだから、ブロックと牽引をしましょう」2件目の病院では足に力が入ってきてるし、ヘルニアも小さいから手術不適応ですから、保存療法で自己治癒力で治すしかない」3件目の病院では「ヘルニアは消失しいているから手術のしようがない。症状もよくなるはずなんだけどなあ、ただいえることは今の症状は、ヘルニアと関係ないと思う。長期間痛みと付き合ってきたので、稀にあるが脳に痛みが記憶されてといううことも考えられる。いずにしろ原因がわからないので、投薬で痛みのコントロールして社会復帰できるように努力するようにとのこと、痛みが強いなら投薬も通常の倍のみながら様子をみて」
> なんとも納得できない説明でした。
> また時々ブログに上がる病院で、一度、石川県の・・整形外科にも入院したことがありましたが良くも悪くもなく効果なしでした。> その時先生は、「この症状は、現代医学では治せないよ」と言われ私はかなり落胆しました。
> 毎日痛みと痺れと冷えと尿のでの悪さに耐え憂鬱な日々過ごしています。原因がわからなく治療のしようがないのが辛く、また早く職場復帰したいと思っているのですが・・・
> 根本的治療ができる医療機関をさがしておりました。
> ぜひ佐藤先生もらい、後遺症であれば今後の対応を考えたいと思いますし、改善の余地があるのであれば治療に専念したいと専念したいと思います。
> どうかよろしくお願い致します。
> ちなみ先生の診察を受けるには、どのような手順が必要でしょうか。
> 先生の診察にかけてみたいと思っております。
> よろしくお願い致します。

回答:
 よく決心されました。今までのことから医師に対する不信感が強くなっていたことと察します。
外科的によくできる問題があるのなら、よくして上げられると思いますので、受診してください。
受診は予約制ですので、当院の秘書課宛に電話をお願いします。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2015.09.29 23:27
drshujisato
15/09/29のC、Kさんへ  Re: 早速の回答、返事をありがとうございました。

C、Kさんは、今までかなり詳しく症状経過を書いて頂きました。
最終的には、直接私が診察して、画像検査所見から判断することが必要ですが、手術でよくできるのではないかと
考えています。外科医の感でもありますが。
腰椎に原因があり、それで起こっている症状であるのなら、手術でよくできる自信はあります。
「終わり良ければすべてよし」となるように共に頑張りましょう。
ただし、受診してすぐ入院、手術を行うことは無理ですので、この点はご了解下さい。

FROM SHUJI SATO
2015.09.29 23:00
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2015.09.29 22:14
C、K
日々、お忙しい中での回答を頂きありがとうございました。明日、矢口様に電話を入れたいと思っています。佐藤先生の中で私への治療、手術内容は既に決まっておられるのでしょうか?今回受診に至った際にはそのまま入院手続きをお願いしたいです。勝手なお願いで大変申し訳ないのですが私の体調、体力にも限界があり往復してとなると無理があるもので配慮頂けると凄くありがたいです。すみませんが何卒よろしくお願い致します。佐藤先生、来年11月には娘の結婚式の予定があり今のこの状態ではとてもじゃないけど出席も出来ません。佐藤先生を信頼しお任せしたいと思っております。今の苦境から脱し来年の娘の晴れの舞台に立たせて下さい、痛みから解放されたいです。薬の件ありがとうございました。佐藤先生に巡り会えた事を心より感謝申し上げます。はい、痛みや痺れ苦痛と前向きに闘い佐藤先生の受診日まで辛抱強く耐えて生きます。その中で笑顔を絶やさず日々に感謝し佐藤先生の励ましのお言葉ややり取りを思い出し自分に負けずにいたいと思います。生きてる限り、痛くても多少なりとも楽しく毎日を過ごしていきたいです、それには私自身の精神的な強さ日々努力がないといけないことを胸に刻んでいます。同じ腰椎疾患で苦しむ皆さん心折れる事なく負けずにいましょう、負の言葉ばかりを口に出していてはいいことなど何も起こりません。私がこうして
前向きに強くなれたのも佐藤先生のお陰です。本当にありがとうございます、これからもお世話になりますよろしくお願い致します。
2015.09.29 00:06
drshujisato
15/09/28の47歳たかさんへ

改善の余地があるかどうかは、診察・検査しないとわかりませんよ。
改善の余地の可能性を探る第一歩はあなたが踏み出さなければなりません。
病気の治療は自分が主体的に動くことが大事です。
頑張ってください。
受診の際ですが、MRIがあるのであれば持参してください。こちらでも検査しますが、
以前のMRIを参考にすることもありますので。

FROM SHUJI SATO
2015.09.28 22:43
drshujisato
15/09/28のC, Kさんへ  Re: 日にち薬だと言われて

薬を服用しても痛みに変化がないのであれば、止めることをお勧めします。
薬害もあることですのでね。
毎日が戦いと思いますが、前向きに生きましょう。
私の外来受診の件ですが、あなたから医療秘書課長の矢口あてに受診の申し込みをしてください。
私が受けるよう話しておきますので。その時に実名とあわせて、ブログ名C, Kを伝えてください。
それでは頑張ってください。

FROM SHUJI SATO
2015.09.28 22:33
47歳 たか 男性
15/09/25に質問いたしました、47歳 男性 たかさんです。先生お忙しい中、お返事ありがとうございます。
現在仕事もできず、毎日憂鬱日々を過ごしております。
毎日、夜になると次の日が来なければいいのにと思っています。生きていくのが辛くなることがよくあります。
こんな精神状態なので、心療内科にも行っています。
改善の余地があるのであれば治療に専念したいと思うのですが・・・
できれば、先生に正しい診断をしていただきと思っています。
受診の際には、こちらで撮影したmriをお持ちした方がよろしいでしょうか?
何度も質問すみません。
2015.09.28 21:39
C、K
佐藤先生度々すみません。疼痛治療で1ヶ月間入院していても症状は変わらずにあったことを報告してきました 日によってとっても痛かったりしますがその時は体を休め様子を見ながら少しずつ家事仕事をしてみたりストレッチや階下に降りて家ノ前の道を少し歩いたり、ゆっくりゆっくりのペースですがたまに買い物に連れて行ってもらったりもしています。痛みや痺れはあっても以前より動けてはいます。処方された痛み止めの薬を飲んでもあまり変化を感じずにいたので先週土曜日より思い切って痛み止めの服用を止めています。ノルスバンテープも一週間に一回の張り替えが月曜日と決まっていますがそれもストップしたくて今日より貼っていません。前に主治医に薬の量を減らしやめていきたい相談をしましたが更に痛みが強くなるから止めるのは難しいと言われました。薬漬けの毎日、こんなに飲んでも痛みが和らぐ訳でもないので勝手にやめています。左下肢は歩けば歩くほど足裏までいたくなりますが安静を保ち横になると軽減されたり更に痛みが強さを増したりする事もあります。外来受診の際自力で歩き座って待てるようにもなってはいます。勿論痛みはずっとあります。お尻太ももふくらはぎなどの筋肉痛のような痛みがずっとあるので不快さは常にあります。左足の指は全指とも曲げ伸ばしをしていないと落ち着きません。今の私の現状をお伝えしたくてコメント投稿させて頂きました。

2015.09.28 17:40
C、K
良くなる可能性を探るのも凄く難しいんですね。正直大きなショックを受けましたが、手術を受け後戻りも出来ないのでストレッチや歩いたり今動けてる事に感謝しながら佐藤先生からの連絡をお待ちしております。すみません、8月にも相談した際入院中でしたが秘書課の方から連絡もなかったのですが予約は私の方から入れた方がよろしいのですか?度々すみません、ありがとうございます。またよろしくお願い致します。
2015.09.28 00:31
drshujisato
15/09/25の小林さんへ

年齢と性がわかりませんが、頚椎症性の神経根症のような症状と思います。
C5/6かC6/7だと思います。
本症は自然経過で良くなる人もおりますが、痛みに悩まされ、そのうちに手にしびれや力がはいりにくくなっていく人もいますので
治療法の判断は慎重に行うべきです。
私は、発症後、腰椎もそうですが、3ヵ月過ぎても痛みやしびれの改善のない方では、手術治療を検討するようにしています。
頚椎症性神経根症の方は、特に痛みが強くて辛いですからね。
本症では、私は前方固定術ではなく、MD法で神経根の除圧を行っています。18mmくらいの切開ですから、治癒が早いのが大きなメリットです。
良くなるまで、あるいは手術までの間は薬物治療を行います。
消炎鎮痛剤や神経障害性疼痛の場合はリリカや、痛みが強い人ではトラムセットなどを使います。
頚部の安静も大事です。一般に頸椎の伸展位、首を伸ばした姿勢は痛みを強くしますので、ご注意ください。
さらに痛みのある側を下にして寝るのも痛みを強くします。首を軽く前屈(前に曲げる)姿勢や手を肩より上にあげていると
痛みが軽減することが多いです。どうしても痛みが強い場合には、抗炎症作用の強いステロイドを注射することもあります。
頚部安静のため、コルセット装着も効果あると思います。
痛みが軽減されるとつい動きすぎてしまいますので、ご注意ください。
私は、頸椎もMD法で対処できるものは、そうしています。
外来受診をしていただければ、どのような手術方法がよいか判断いたします。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.28 00:20
drshujisato
15/09/25の47歳 男性 たかさんへ

あなたの経過からは次の三つの可能性があります。
一つ目は、ヘルニアが消失するまでの期間に神経根の障害が進み、ヘルニア消失後も後遺症とのして症状が残った。
二つ目は、ヘルニアは消失したが、神経根の影響が取り切れていない。これは狭窄症や腰椎症などを合併している場合に起こります。
三つ目は、ヘルニア以外の部位で神経根症状が発現している。

一つ目の場合には、後遺症としてみていかなければなりません。
二つ目と三つ目は、正しい診断がつけられれば改善の余地があります。

まずは、正確な診断をつけることが必用と思いますよ。

FROM SHUJI SATO


2015.09.27 23:57
drshujisato
15/09/24のC.Kさんへ  Re: 佐藤先生本当にありがとうございます

不安が次から次へと湧いてくる気持ちはわかります。
外来受診の予定がありますので、質問につきましては、その時に説明しましょう。
あなたの場合、良くなる可能性を探ることは簡単なことではありませんが、全力を尽くしましょう。
もうしばらくご辛抱ください。

FROM SHUJI SATO
2015.09.27 23:30
小林
佐藤先生
富山県に住む者です。
最近、首から左側の肩甲骨周りに筋肉の痙攣を伴う激しい
痛みに襲われ、近所の整形外科を受診し、レントゲンを
撮りました。その結果、首の5番目と6番目の骨がずれて
いて神経に触っているせいこれは奇形ですといわれ。
手術で治るものだと思い、県内のヘルニア手術で有名な病院
で検査入院し、造影剤など使って精密検査を受けたら、頚椎症
性神経根症だが手術するほどのことではないと、結局近所
の整形外科に行ったときと同じよな薬(リリカとビタミン剤)
とシップを処方されました。
自分は痛くて、運転もできず、会社にも行けず困っているの
ですが、腰はすぐ手術するのに、首は温存療法なのはなぜ
なのか理解できません。
佐藤先生に診ていただくまでは長い時間がかかると承知して
いますが、首でも診ていただけますか?
また手術で治る場合は手術していただけますか?
それまでの間、痛みを抑えるためにどのようなことができるか
教えていただきたくお願いいたします。
お忙しいところ恐縮ですが何卒宜しくお願いいたします。

2015.09.25 23:30
47歳 たか 男性
3年半前程に左腰痛と左のももあたりに痺れがありmriの結果L4/L5、L5/S1の椎間板ヘルニアと診断され、医師にしばらく様子を見て保存治療をして行きましょうとのことで、投薬、ブロックしていました。ところがある日左足が下垂足になるほど麻痺してしまい手術を考えましたが、2~3日で足に力が入ってきたので、手術はしませんでした。3年近く保存療法を行っているうちにmriでの検査ではヘルニアが消失していると診断されましたが、いまだに腰痛があり、お尻から足の裏まで時々痺れ、左足に冷感もあり、また尿も出にくくなっております。
医師からはヘルニアは消失してるから、現在の症状の原因がわからないといいます。
また別の医師からはヘルニアがなくてもヘルニアのような症状を出す方もいるからねなどと言われ、痛み、痺れ、冷え、尿のでずらさなどを投薬(トラムセット、モービック、リリカ、漢方薬、前立腺疾患治療薬)で対処している状況です。
佐藤先生にお聞きしたいのですが、ヘルニア消失後もこのような症状が残ることがあるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
2015.09.25 01:10
C、K
私の中でどこからどこまでをやると無理なのか分からずにいたり自分の体なのに今調子良かったのが急に崩れたりするので自分自身の体の把握が難しくいます。痛みのある時は安静を保ち無理な運動や動きは避けるようにしますね。ありがとうございます。術後から現在に至り症状の改善も見られず色々な治療をして参りましたが私の場合原因すら分からないものなのでしょうか?腰も月曜日の便秘以来 かなりの力を入れ込んだので元々痛痛かった腰に更にプラスされて腰に響いて痛みが更に増しているのでしょうか?術後から半年以上経過しておりますが再手術が遅かったこともかんがえられるのですか?私に希望の光はまだ残されていますでしょうか?坐骨神経痛、第5神経痛だけなのでしょうか?主治医からはこの痛みと痺れ、ボルトのあたる痛みには慣れていきなさいと言われ前向きに捉え頑張ってきているつもりです。佐藤先生から考えられることは何が要因、原因だと思われますか?大変失礼な質問でありましたら大変申し訳ありません。佐藤先生を信頼し手術に挑みたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。手術の日程など具体的な手順をどうしたらよろしいのか教えて頂けますと幸いです。
2015.09.24 19:46
drshujisato
15/09/23のあつこさんへ Re: 先生アドバイスをお願いします!!

あなたの症状からは、右L5神経根の障害が考えられます。ヘルニアであるのなら、部位はL4/5の脊柱管内かL5/S1の外側あるいは超(最)外側にあるはずです。
MRIでL5/S1の軽度の椎間板ヘルニアと診断されているようですが、診断が違うのではと思います。L5/S1の脊柱管内のヘルニアは
S1神経根を障害しますので、あなたの症状とは一致しません。
まずやるべきことは、正確な診断をつけることです。
画像検査の仕方が違うので、できましたら外来を受診していただきたいと思います。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.24 15:17
drshujisato
15/09/21のしゃぼん玉さんへ

なるほど、その通りですね。
しかし、別の人の本まで探し読みしていく徹底さには感心していますよ。
理解力や判断力が相当なければ、できないことですので、誰もができることではないでしょうね。
ありがとうございました。

FROM SHUJI SATO
2015.09.24 12:35
drshujisato
15/09/18のC.Kさんへ Re: こんばんは、佐藤先生。

良くなることを期待して受けた手術で期待通りにいかなかった無念な思いはよく理解できます。
私は手術でよくならなかった、あるいは悪化した患者さん達と向き合う中で、私自身も色々と学んできました。
その経験をあなたの場合でも生かせたらと考えています。
未知の領域での手術ですので、結果の予測は難しいです。
しかし、良くなる可能性が残されているのなら、挑戦してあげたいと気持ちを固めています。
痛みを強くするような無理な運動は避けた方がよいと思いますよ。
それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.24 11:53
drshujisato
15/09/18のじんさんへ

あなたのコメントの公開は控えます。
受診の件、了解しました。
私の今までの経験を総動員して、検討させて頂きます。
お役に立ちたいと考えていますので、頑張ってください。

FROM SHUJI SATO、
2015.09.23 22:40
あつこ
佐藤先生、はじめまして。このような相談コーナーを利用させていただけることに心より感謝いたします。
現在、整形外科にて椎間板ヘルニアL5~S1と診断され、内服治療中(ロキソニン朝・夕)です。

病気の経過
今年6月上旬、農作業後、右腰部に激しい腰痛あり。翌日、下肢に力が入らないような感覚あり、歩行できなくなる。2~3日後には歩行出来るようになるが、その後右腰部痛が2~3週間続き、次第に軽減する。
6月下旬、テレビで紹介されていたペットボトルを使った腰痛ストレッチを10日ほど実施。7月上旬より、座骨神経痛の症状(右臀部~右大腿部外側、右膝下外側、右下肢親指に圧痛)が出現。くしゃみ、いきみによる放散痛あり。整形外科受診。MRIにて右L5~S1の椎間板膨隆あり、軽度のヘルニアと診断。現在まで保存的治療を継続。
少しずつ症状改善してきている感じはありましたが、9月14日、非常に無理をしたことをきっかけに症状悪化。当初の痛みが再来し、右下肢外側~くるぶし、足底まで痺れが出現。現在、痛みにより立位、座位もきつく、臥位で過ごす状態。

近日、MRIを再度撮影したいと思っています。
前回のMRIと一緒に先生の方へデータを送り、アドバイスをいただきたいのですが、よろしいでしょうか?
私としては、保存療法も長くなり、このままでは後遺症を残してしまうのではないかと不安がつよく、1日でも早く予約をさせていただき、先生の診察を受けたいと思っております。
何卒、よろしくお願いいたします。
2015.09.23 16:09
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2015.09.22 16:21
しゃぼん玉
佐藤先生。

一冊だけだとその著者の考え方に染まってしまうので
同じテーマでも違う著者が書いた本を数冊読んで
読み比べて判断するようにしてます。

もし加茂医師が書いた本しか読んでなかったら
私も疑うこと無く信じてしまったと思います。

トリガーポイントが有効なケースと無効なケースについては
加茂医師以外のトリガーポイントを研究してる方達が
しっかりと本に書いてました。


2015.09.21 12:48
C、K
今年3月3日に腰椎分離すべり症固定術を受けた49歳女性です、佐藤先生には6月末に診察を受けお世話になりまた相談室においても何度か投稿させて頂きご親切な回答をしてもらい本当にありがとうございました。7月末から疼痛治療による点滴治療での入院が始まり8月末に退院してきました。一ヶ月間の入院生活でも大きな変化はなく痛みや痺れ激痛に見舞われ主治医や看護師に伝えてもこれ以上の治療法がないとの事でした。退院してきてから病院でマスターしたストレッチを一日に何度となく行っています。以前に比べると歩けるようになり少しの間座ってられるようにもなりました。その間もずっとお尻や太もも裏、ふくらはぎ、膝の外側特に左側の症状は痛くて腰もダルくて重みのある痛みがあります。その後ベッドで体を休めた際、痛みや痺れの症状は強く増しそれでもめげずにストレッチしてみたりホットパックで温めたり湿布薬を貼ったりしながら毎日を過ごしています。最近では歩けば歩くほど左足首から下、指先全部、足裏がとっても痛くなり体を休めては離床する度に痛み、痺れが酷くなってしまいます。神経障害?神経の症状は簡単には良くなってくれないんですね。佐藤先生、私に残された可能性、保証はないものの第5神経根の除圧をとありましたが再手術することによってお尻や太もも下肢の痛みが今より改善される望みはありますか?以前より左足首から下や指先の痛みが酷くなってるような気がします。それでも歩けてる事に感謝し頑張ってくれてる自分自身にありがとうと云いながら指先や足裏などのマッサージをしています。前向きに日々を過ごしています。治るのか分からない、いつまで続くか分からないこの痛み苦痛との孤独な闘い!です。佐藤先生私は治したい一心です 残された可能性があるのならそれに懸けたいです。左足の指は人指し指、中指、薬指、小指の外側の痛みが強くなっています。腰椎分離手術をしたから治ると信じてた私の考えが甘かったことを痛感しております。
2015.09.18 23:29
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2015.09.18 09:51
drshujisato
15/09/17のしゃぼん玉さんへ

本当に良く調査していますね。
そうなんですね。
既に皆さんがこの問題に対する正解をだしておられるようです。

FROM SHUJI SATO
2015.09.17 23:32
しゃぼん玉
>医療は平等ではないし、優秀な脊椎外科医が1割しかいないとしたら、
>手術はしない方がいいという、加茂整形の医師の考えは間違いとは
>言えないかもしれないですね。

これは加茂医師の考えではありません。
加茂医師の本にも上記のようなことは書いていません。
優秀な脊椎外科医の手術を肯定して、未熟な脊椎外科医の手術を否定してるわけではありません。
加茂医師は手術そのものを否定しています。
加茂医師は麻痺症状に対してのみ手術を肯定しています。
痛みや痺れに対しての手術を完全に否定しています。


痛みや痺れは基本的にMPS(筋筋膜性疼痛症候群)と診断しています。
したがって、トリガーポイント療法でほとんど治ると言ってます。

トリガーポイント関連の本は私は何冊も読みました。
しかし、加茂医師のような極端な考え方をしてる方はいません。
痛みや痺れが酷い場合は手術をするほうが良いと書かれてる本もたくさんあります。
なんでもかんでも筋筋膜性疼痛症候群と診断するような本はありませんでした。

トリガーポイント療法は筋肉に原因がある場合は効果あると思います。
肩凝り、腰凝り、などには効果あると思います。


2015.09.17 10:03
drshujisato
15/09/15のじんさんへ

私が直接診察して、画像検査を検討して、診断を行い、治療方針を決めることになりますので、
まずは、私の外来の受診を検討してください。私の外来は予約制ですので、当院の秘書課まで
電話をしてください。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2015.09.16 20:00
じん
以前質問させて頂きました じんと言います。腰椎ヘルニアが悪化しました。
腰は激痛です。
1年前、済生会の脊椎専門医から、手術しても良くなるとは言えないと言われ、自殺を考えていました。10年前の手術した医師とは無関係の手術なので逃げられました。耐えるとこまで耐えて自殺しようと思いましたが、意識がある内はできない事がわかりました。
痛みで寝れないので、1年前からロヒプノールで強制的に寝ていました。
副作用が徐々に出始め、現在、便意がなくなり、食欲の喪失で、頭痛で頭が鳴っています。便秘がすごくて、5キロは便があると思います。4日前から、薬を辞めたので、毎日30分くらいしか寝れてません。
動作痛はないので歩いてる方が楽なので、一時間は歩けます。
助かる見込みはありますか?稀な症状なので、怖いです。
助けてください。
2015.09.15 22:14
drshujisato
15/09/11の山田さんへ

外科治療は外科医の経験と力量の差が大きいと言えます。特に、脳や脳血管、背椎の手術は外科医の差が大きく結果に反映されます。結果を出せない手術は患者さんに対して罪作りとなります。従って、やるべきではないと私も考えます。
しかし、手術治療のすべてを否定する極論やそれを肯定するための非科学的な持論を振り回すことは、同じく罪作りです。
科学的な正当性をもつ理論であるなら、そして独創性の高いものと考えるなら、せめて学会などで発表し、専門家と意見を戦わせて欲しいと思います。
医学的に素人の方々に対して混乱を招くことは医師として厳に慎むべき事です。

FROM SHUJI SATO
2015.09.15 19:19
drshujisato
15/09/10のm.sさんへ

地元で手術を受けられると聞きました。よかったですね。
質問のあったL5/S1のヘルニアに関しては、手術の必要はありません。
現在の症状の主因はL4/5のヘルニアであり、将来を心配して行う予防的なヘルニア摘出は
意味がありません。再手術となりますので、有害無益となる可能性さえあります。
これは私の判断ですので、あくまでも参考としてください。
手術の成功を祈ります。

FROM SHUJI SATO
2015.09.15 18:56
山田
医療は平等ではないし、優秀な脊椎外科医が1割しかいないとしたら、手術はしない方がいいという、加茂整形の医師の考えは間違いとは言えないかもしれないですね。
2015.09.11 23:22
m.s
佐藤先生

2日前の火曜日に診察していただいた神戸からの者です。
わかりますでしょうか?

手術を神戸で行うのかどうかを悩み、先生にはご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。

その悩み事についての質問なのですが、先生の診察で私の痺れ、痛みは原因がL4L5レベルのヘルニアで、前回手術したL5S1は痺れなどを起こしていないとの事でした。(ふくらはぎ後面の痺れ、痛み、けいれんは日により時々出るときがあります。また、SLRも30°くらいで痛くなります)

ただ、ヘルニアは起こしているようなので、いずれ将来的に悪さを起こすまで進行するのでは無いかと思っています。
であれば、今回の手術でL5S1レベルのヘルニアも摘出していただくことは可能なのでしょうか?
仕事上、どうしても腰を使う業務なので、L5S1のヘルニアも心配です。
可能であればその摘出もお願いできないかと思い相談させていただきました。
どうぞ宜しくお願い致します。
2015.09.10 23:35
どんばぁばぁ
しゃぼん玉さんへ。

ご親切なご提言またご質問にお答えいただき 有難うございました。
引き続き ブログ拝見しますので よろしくお願いします。
2015.09.10 20:59
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2015.09.10 20:53
drshujisato
15/09/09のksさんへ  Re: 最近のブログを読んで

とても納得のいくコメントをありがとうございます。私の伝えたいことを私よりもはるかに上手く伝えて頂いたと思います。
私は患者さんと向き合っている時に、治したいという患者さんの強い決意が私に伝わってくることを感じることがあります。
その時には、私も自然に共に戦い抜こうという気持ちになれます。
「解放される」とは病気の場合でも、与えられるものではなく、自らが勝ち取るものだと私は思います。
そのための具体的な行動を起こさなければ、何も変わりはしないでしょう。
私はその援軍として、きちんと役割を果たす決意でいます。
しゃぼん玉さんが書かれたように、私はとことこん付き合いますよ。

from SHUJI SATO

2015.09.10 00:09
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2015.09.09 15:01
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2015.09.09 14:10
ks
L5Sのヘルニアで一応自然治癒をしているような、していないような・・・です。よくこのブログを見させて頂いています。先生に質問をしたこともあり、勇気と元気を、そして自分の主治医の限界を?(笑)をみたものです。私は、貴院がある県とは遠く離れた県で約20年間、高校教師をしています。

 この最近のブログの流れを見て、思うことがありました。
じつは最近、子供や保護者を見ていて、何か問題(勉強や人間関係が主)があると、楽して、損せず、苦労せず、自分が苦しまず、問題を解決したがる・・・(もしくは教師に解決をせまる)という傾向があります。勿論個人的な意見です。

 しかし、私は、長年の経験上、人間関係でも、何でも、もし問題やトラブルが起こったら、それを解決するために、誰も傷つかず、誰も損もせず、誰も嫌な思いや苦い経験をさせずに解決するという都合のいい方法なんてない!って思っています。
 
医療の現場も近い感覚があるのではないでしょうか。

 「あそこが痛い、この辺に違和感がある、歩くとおかしい、なんか変だ。」それに対してなんとかしてあげたい情熱がある医師。しかし、患者は「あれは痛いから、あれは嫌だから、あれは受けたくない、こういう噂がある、ここは(病院が)遠くて大変だ・・・じつは金銭的に・・」という姿勢では、何一つ問題は解決しないではないでしょうか。そう言う気持はわからないわけではないですが、解決の一歩も踏み出せないでしょう。

 私は、昨年12月に貴院の予約を入れました。入れたのは10月頃です。しかし、自分の体調の好転により事前にやめました。でも今でも、体調の悪化や不安を感じる時は、ぜひ貴院に行きたいと思っています。でもその時の、金銭的負担や、職場や家族に迷がかかるといったことは受け入れるもんだと思っています。

 それは自分が自分らしく自分の人生を生きるための決断をしたからです。そのための負担だからです。

 問題の解決にむけて、それに対して付いてくる負担みたいなものから目をそむけず、問題が解決するために最大限のことをすべきだと思います。私は先生のブログの文面からそういったメッセージをよく感じ取ります。

 それで良くなるかどうかはわかりません。確約はないでしょう。しかし、自らが自らの決断で行動したことは後悔をなくすか薄くすると思います。そして、良くならなかったとしても次の行動に、思考に移せます。そんな気がして止みません。ですから、同じ腰椎に不安を感じている方へ、精一杯の行動をすべきだと思います。良い先生を探すべきです(私の県ではなかなかいませんでしたが・・というか今も無主治医です)。でも居なかったら、金沢でも、どこへでも探しに行くべきです。そうしたら運命がかわる・・かもしれません。私自身はそう思っています。
2015.09.09 00:15
しゃぼん玉
私も佐藤先生のブログを知ってからすぐには行動できませんでした。
佐藤先生のブログを知ったのは3年位前です。

三年間、私が考えてたことですが。

石川まで遠い。
石川まで時間とお金を使って治らなかったらさすがにショックだ。
それなら、まだ行ってない地元の病院で探したほうがいい
石川に行くのは最終手段
自分の腰を治してくれる病院は本当に近くにはないのだろうか?

このように、横着なことをやっぱり考えてしまいます。
しかし、その後どんなに病院をまわっても良い病院はみつかりませんでした。

その間、佐藤先生のブログを読み続けるし、時々、質問もしました。

引き続き勉強するので知識もついてきます。

横着して治そうとする考えは無くなりました。

近くの病院で治るのならそれがベストですが、
遠くにいくリスクを排除しようとしてネットのやりとりで
解決しようとするのは無理があります。

きっと、同じ場所をグルグル悩み続けて解決しないと思います。

悩むくらいなら行動したほうが良いと思います。
私の経験でそれを実感してます。

いい病院が見つかったら一生世話になることができるんですから。

面倒に感じるのは最初だけです。
思い切って一回だけでも行ってみましょう。
「石川なんて別に遠くないや」って感じるはずです。



2015.09.08 11:21
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2015.09.07 23:40
drshujisato
15/09/07のしゃぼん玉さんへ

私も同感です。病気を治そうと思ったら、他力本願ではだめですね。自分で学習し、情報収集することが大事です。
その上で、解決しない疑問は私に質問して欲しいと思います。
私の外来受診をすべきかどうか、無駄におわらないかどうかなどを質問してくる方がおられます。気持ちとしては
理解できますが、少し虫がいいように思います。本当にお困りの方は北海道からでも沖縄からでも受診されています。遠方から受診される方々は、出費を含めて大変な決断をして受診されていると思います。私を受診して、その甲斐があったかなかったかは、受診して始めてわかることです。事前にそれを知ることはできません。
しゃぼん玉さんの意見は皆さんに大変参考になると思います。
ありがとう。

FROM SHUJI SATO
2015.09.07 23:35
drshujisato
15/09/05の山田さんへ

非公開の質問には原則回答しないことにしています。
このブログ相談室は皆さんに質問と回答を共有してもらうことが目的だからです。
ただ、あなたの質問を読んでいて気になることは、コメントのやりとりだけであなたの問題が解決できると
思われているのではという点です。
医師によって所見の取り方や診断の仕方が異なります。他の医師のとった所見を基に私に診断・判断して欲しいといっても、
無理というものです。診断は自分で必要な情報収集して行わなければならないのです。
私の外来受診が無駄になるかならないかは来てもらわなければわからないことです。
しゃぼん玉さんが同じ患者さんへ向けて、患者が主体的に動くことの大切さを強調しています。
私もまったく同感です。メールのやりとりだけで解決するのであれば、話は楽ですが、問題はそう簡単ではありません。
少し厳しい言い方になりましたが、不安はわかりますが、あなたがとるべき行動は、あなた自身の問題として、あなた自身が決めなければならないことだと思いますよ。

FROM SHUJI SATO
2015.09.07 23:12
しゃぼん玉
佐藤先生。

心臓が悪い人は心臓に詳しいです。
腎臓が悪い人は腎臓に詳しいです。
病気を持ってる人と話をした時に専門用語を普通に使って
話をしてきて驚くことがよくありました。
その病気にかかってない人にとってはまるで医者と話をしてるような気持ちになります。

疾患をかかえるということは勉強することは当たり前のことなんだと思いました。

病気に前向きになってる人は勉強してるし治療に真剣に取り組んでます。
医者任せの患者と、医者と一緒になって治療してる人を比べる
結果は大きく違うこともわかりました。

巨人の長嶋茂雄前監督のリハビリの様子をテレビで見ると感動します。
脳梗塞になっても諦めずにリハビリを続ける人と、
「もうどうでもいいや」と何もしない人。
数年後、全然違うはずです。
体もそうですが、精神的にポジティブです。
何もしない人は体は弱ってるし、精神的にネガティブなので
会話の内容が人の悪口だったり不平不満をいうことが多いです。

医師を批判するのは簡単ですが患者自身が努力をしないのであれば何も始まらないと思います。

治すことを諦めた患者は効果のない注射、痛み止め薬、低周波治療に通います。
私からしたら「なんのために通院してるのか?」と疑問です。
治りもしないことを続けて時間とお金の無駄です。

地元にいい病院がなかった。
数件の病院をまわったけど治してくれなかった。
良い病院は県外で遠いから行くのが大変だ。

私から言わせれば驚くほど簡単に諦める人が多すぎます。
医師にも問題があるかもしれませんがその何倍も問題を
かかえた患者が多いです。
全てを医師任せ、自分は何も勉強しない。
魔法をかけてもらうように簡単に治してほしいと思ってる
患者が多いです。


2015.09.07 09:08
しゃぼん玉
どんばぁばぁ様

>しゃぼん玉さんへのお言付、有難うございました。
>しゃぼん玉さんの気付きの視点にも敬服しきりです。
>しゃぼん玉さんには、手術体験つれづれに書き込みくだされば うれしです。

手術を受けるまでの体験のほうが参考になると思います。
この記事のコメントの2015.08.23 09:49なんてどうでしょうか?

2015.09.07 08:49
しゃぼん玉
どんばぁばぁ様。

私がコメント書いてる時は2015.09.03 23:04の貴方から
私への質問が公開されていませんでした。

>私は 脊柱管狭窄症 すべり症 側弯症で 除圧の手術予定を戴いております。

腰椎のどの場所なのかわかりませんが多くの診断がついてますね。
この中で貴方の痛みや痺れの原因を正確に特定して手術が
おこなわれないと症状は改善しませんからそこは佐藤先生に
任せておけば大丈夫だと思います。
佐藤先生なら症状改善に向けてトコトン付き合ってくれます。

>何日に手術されたんですか?
>当日の朝手術台で麻酔を受けて目覚めるまでの時間とか
>目覚めてからの痛みがどのぐらい続いたのかなど手術当日の経過
>その後の経過 例えば 自力でトイレには、リハビリはいつ からとか 
>そして今の状態など、その他気が付いたことがあれば
>教えていただければ 幸いです。

あくまで私の話ですが術後翌日には尿管外して自分でトイレにいけます。
リハビリも一週間以内に始まったと思います。
痛みは傷口が3日は痛かったですが徐々に痒いに変化しました。

ただこれは個人差が大きいので詳しく書いても参考にならないと思います。
手術する場所、箇所、手術の方法で術後の経過は大きく変わります。
あと、手術が決まって手術前日に入院したら医師、看護師、理学療法士、
麻酔医など病院スタッフが次から次へと病室に来て丁寧に説明してくれます。
びっくりするくらい次から次へといろんなスタッフが病室に来て話をしますよ。
楽しみにしておいてください。
2015.09.07 08:47
drshujisato
15/09/04のどんばぁばぁさんへ

質問の腰部脊柱管狭窄法のみなのか、椎間孔狭窄も伴っているかの判断は
与えていただいた情報のみでは、判断できません。
これに対する回答は診察と画像診断が必用です。
受診を検討されているようですので、受診された時に明らかにしましょう。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.06 23:25
drshujisato
15/09/04のしゃぼん玉さんへ

どんばぁばぁさんへの回答ありがとうございます。
多くの病気は医師お任せでも、そう問題はないと思いますが、腰椎変性疾患はそうならない
筆頭でしょう。
しゃぼん玉さんは長期間、多くの医師から納得いく治療を受けられなかったために自分で学習し、自己防衛しなければならな
かったのでしょう。
しゃぼん玉さん程、主体的に理性的に自分の病気と向き合った患者さんを私は知りません。
これからも患者さんの立場から、主体的に病気と関わるということがどういうことか、皆さんにアドバイスしてください。
医師である私の言葉よりも、しゃぼん玉さんの言葉の方が、より説得力があるように思います。
これからも宜しく。

FROM SHUJI SATO
2015.09.06 23:16
drshujisato
15/09/04のひろこさんへ   Re: 相談

現在の医師の治療方針に納得いかないのであれば、セカンドオピニオンを受けるのも一つと思います。
しかし、セカンドオピニオンをどこで求めるか、慎重に決められることです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.06 22:25
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このコメントは管理者の承認待ちです
2015.09.06 19:02
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このコメントは管理者の承認待ちです
2015.09.06 18:57
どんばぁばぁ
佐藤先生へ
最初の投稿、届いていなくて失礼しました。
一稿目(届いたかどうか不安でした)のあと、秘書さんより次回診察日確認のお電話いただき その時どんばぁばぁで投稿したこと(つもり)話さしていただきました。 患者名特定していただくために行を使い尺が足りなくなりました。二稿目で
左足腰の痛みが長い間に痺れ、そして1年前ぐらいから右足首痛み 痺れ 今では両脚痛み痺れ灼熱感あり 脊柱管狭窄だけでなく椎間孔内外の狭窄もあるのかと 先生のブログ217などnabyo-studyから私も当てはまるのでしょうかお聞きしました。不躾な、見当違いのことでしたら再度お詫び申し上げます。どうぞよろしくお願いたします。
 
行が動きました。またまた鈍なことで申しわけありません。

しゃぼん玉さんへのお言付、有難うございました。
しゃぼん玉さんの気付きの視点にも敬服しきりです。
しゃぼん玉さんには、手術体験 つれづれに書き込みくだされば うれしです。






2015.09.04 14:46
しゃぼん玉
どんばぁばぁ様。

私は医師ではなく一般人なので専門的なことはわかりませんが、
お話できる範囲でこたえます。

貴方の症状が手術で治るかどうかですが個人でできることは
まず、この佐藤先生のブログを最初から読んでみてください。
それと、佐藤先生の本も読んでください。
知識がつけばなんとなく自分の症状が見えてきます。

貴方の症状はどんな感じでしょうか?
安静、立位、座位、前屈、後屈で症状はどう変化しますか?

私の場合は、座位がとにかく辛かったです。
椎間孔狭窄はこういうものなのかと自分では理解してます。
おそらく座った時に椎間孔が狭くなって強く圧迫されてたんだと思ってます。

ヘルニア、脊柱管狭窄症、あるいは椎間孔狭窄でも場所の違いで
症状の出方はきっといくつものパターンがあると思います。

貴方の場合はどこが原因なのでしょう?
今まで診察を受けた医師の説明はどうですか?
原因不明、どこも悪くない、あるいは医師によって悪いという場所が
いくつもあってバラバラな説明とか。

私が調べてわかったことは椎間孔の見落としが多いそうです。
とくに、L5/S1、L4/L5などの見落としが多いようです。
貴方の場合もそれに該当してるのであれば佐藤先生なら見つけてくれます。

それと、1度の手術で治るのが理想だけどそうならないこともある。
というのは佐藤先生の過去のブログにも書かれてます。

多くの場合、1度の手術で治らない場合は二度目の手術に挑戦する
医師はすごく少ないです。
「お手上げ」になる医師がほとんどのようです。

佐藤先生は、1度でダメなら、2度、3度、挑戦してくれます。
患者が諦めなければ、佐藤先生も諦めずに治してくれます。
多くの手術経験で、治す方法というのが佐藤先生の中に確立されてるからだと思います。

私はまだ手術を終えてから月日が経っていませんからまだ元気ピンピンでありませんが、今の所は術前に比べると症状は軽いです。
もし、今後どうも状態が思わしくないということになれば躊躇なく
佐藤先生の所にいくつもりです。
そしてまた手術で対応できるのであればすぐにお願いするつもりです。

治るかどうか不安な気持ちはあると思いますが、治る可能性はあるんですから思い切って診察をうけて説明をよく聞いて納得できたら手術を
お願いしましょう。

不安な気持ちを無くす方法は勉強すると良いと思います。
無知は不安を大きくします。
医師の説明を理解できなければ信頼していいのかもわかりません。
医師の説明を理解できれば信頼できるかできないかの判断がつきます。

このコメントが参考になったら嬉しいです。










2015.09.04 13:51
ひろこ
お返事ありがとうございます
予約外で行ったのでとても待たされましたが、医師に手術の話をしましたら、まだ画像ではその段階ではなく精神的なものもあると言われました。
しびれはあまりないけれど、いつも下半身がだるくてちからがはいりません。明るく過ごす様にとは思いますが、実際には不便な毎日です。しびれが強くなると手術をしてもしびれは治りにくいとも聞いております。
セカンドオピニオンをさがすべきでしょうか?
2015.09.04 09:43
drshujisato
15/09/03のどんばぁばぁさんへ

しゃぼん玉さんへの質問ですので、彼からの回答を待ちましょう。

シャボン玉さんへ

今回の手術体験談を私に遠慮せず、ありのままに伝えてあげて下さい。

FROM SHUJI SATO
2015.09.03 23:56
drshujisato
15/09/03のmasatoさんへ


症状からは、単に圧迫骨折の痛みだけではないですね。
圧迫骨折に伴って、脊柱管内か椎間孔内に問題が起こっているように思われます。
圧迫骨折により後彎変形が進んでいるのでしょうか?
全体像がわかりませんので、正確なことは言えませんが、椎体置換で症状が改善するのか
このあたりのことは担当医によく確認されることです。

from SHUJI SATO
2015.09.03 23:52
drshujisato
15/09/03のどんばぁばぁさんへ

「 書き込み用紙なくなってしまい、・・・・」とありますが、この質問の前に何か書かれているのですか?
「症状の続き」の前に何を書かれたのかわかりませんので、もう一度投稿してください。

2015.09.03 23:45
drshujisato
15/09/03 のしゃぼん玉さんへ

加茂医師が公表されている理論?に対する批判ですので、ここに紹介させていただきました。
誹謗中傷は無視しますが、しゃぼん玉さんの批判は的を得ていると判断できます。
何が真実か、必ず明らかにされます。嘘と真実は歴史の中では、見分けの難しい時期がありますが、
それは時間の問題です。といいましても医学は人の幸不幸に直結する分野ですので、
患者さん自身が賢明な判断を行うことが必要です。
このブログ相談室を皆さんの意見交流の場として利用していただくと良いと思います。

FROM SHUJI SATO
2015.09.03 23:38
どんばぁばぁ
しゃぼん玉さんへ
 はじめまして。書き込みを何度かよましていただき、過去のブログ、他のリンク先などを 見附らけられる才能とバイタリティーに感心すると同時に有り難く参考にさせて頂いております。
私は 脊柱管狭窄症 すべり症 側弯症で 除圧の手術予定を戴いております。
しゃぼん玉さんは 椎間孔の除圧手術を受けられ 良い経過たどられている様でおめでとうございます。
そこでおうかがいしていいでしょうか?
 何日に手術されたんですか?
 当日の朝手術台で麻酔を受けて目覚めるまでの時間とか
 目覚めてからの痛みがどのぐらい続いたのかなど手術当日の経過
 その後の経過 例えば 自力でトイレには、リハビリはいつ からとか 
 そして今の状態など、その他気が付いたことがあ れば 教えていただければ 幸いです。                 鈍なばぁばぁより
2015.09.03 23:04
masato
お忙しい中、早速のご回答を頂きありがとうございます。

つきましては、痛みの詳細をお送りいたしますので、再度ご検討をお願いいたします。

申し遅れましたが、私は66歳の男性です。

痛みの状態は、中腰や座位の姿勢を5分程度保持すると、骨折部周辺から圧迫感を伴い、腰が折れるような痛みが生じます。

さらに、5分程度歩行すると同様な圧迫感を伴う痛みが生じます。常に、体の上部から足方向へ圧迫を受けているような症状があり、腰が安定しない状態です。

また、痛みが発症すると、足底に痺れや冷熱感も伴う。

今後、病院にて椎間板造影検査を予定しています。

ご多忙の中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2015.09.03 15:15
どんばぁばぁ
書き込み用紙なくなってしまい、鈍なことで申しわけありませんでした。
症状の続き:  今では痺れが両脚 お尻まであり 感覚も鈍ってしまっています。灼熱感もあります。
こんなになっていますが、先生の手術で、普通に歩けるようなると、普通の生活ができると夢みております。
が、痺れとか,マヒまでくると残ることがあるということもききます。そこで このブログのしゃぼん玉さんの紹介79,323の椎間孔内外の除圧術は、またnanbyo-studyの関節突起の肥厚も 私にも当てはまることでしょうかお尋ねします。
不躾なまた見当違いの質問でしたらお許しくださいませ。
2015.09.03 14:04
しゃぼん玉
私は医師でないので言いたいことをストレースに言わせてもらいます。


加茂整形外科の医師が批判しているのは脊椎外科医だけではありません。
書籍を読めばわかりますが運動器疾患を診る医師(手術をする医師)を否定しています。

つまり、変形性股関節症、変形性膝関節症、半月板損傷、
肩、肘、、、などです。

基本的に馬鹿の一つ覚えのように全ての運動器疾患を
「筋痛症」、「脳の勘違い」で結論付けてます。

ヘルニアや狭窄症だけではないのです。

↓下記のサイトを見てくださ。

http://junk2004.exblog.jp/13379548/

半月板には神経がないから損傷しても痛みはない。
原因は内側広筋、大腿直筋、外側広筋のMPSと言ってます。
本当に医師免許を持ってるのか疑わしいです。

これも少し調べて勉強したことがあるんですが。

スポーツ整形で有名な九州の産業医大の内田医師のブログだったか何かの記事にも書いてありました。

確かに半月板そのものが痛みを発してるわけではないそうです。
しかし、半月板が損傷することで動きが不安定になることで
周りの組織が引っ張られたり刺激を受けることで周りの
組織から痛みが発生してると考えられてるそうです。

半月板が痛いわけではなくても半月板損傷は引き金になっています。
だから、正確な手術によって半月板を治療することで痛みは取れます。

半月板損傷の痛みで苦しんでる患者を適切な処置をせずに筋肉をマッサージしたりトリガーポイント注射なんかしても治るわけがないのです。

真面目に運動器疾患に取り組んでる医師と、無茶苦茶な理論で患者を
騙し続けてる医師とどちらが信用できるでしょうかということです。

産業医大の内田医師のブログ(半月板損傷に関する)です。

http://blog.livedoor.jp/soshi_sports/archives/cat_31007.html

わけのわからない理論を並べる医師のブログとは大違いです。
加茂整形外科の医師は信用してはいけません。

脊椎疾患の話から外れましたが医師選びは本当に大切だということが言いたくて
コメントしました。

2015.09.03 08:55
drshujisato
15/09/02のしゃぼん玉さんへ
>
> ・画像は完璧ではない
> ・患者の自己申告する症状もすごく大切
> ・画像と症状が一致する原因場所を探す
> ・画像が微妙でも、「この症状ならココかココかココに必ず原因があるはずだ」という理論で手術をすることもある。
>
> 先生にとっては症状の誘発する姿勢で画像を取らなくても
> 原因を特定することは可能なんですね。

その通りです。画像検査はあくまでも補助診断法です。これに依存しすぎると間違いが起こります。馬尾や神経根の圧迫・絞扼による症状であるかを問診で確認することが最も大事です。あとは、疑いを持った部位を画像で精査することになります。詳しく検討しても明らかにここが原因であると断定することが困難なことがあります。その場合でも、原因となり得る病変が他になければ、ここに原因があるはずだと考えます。勿論、このような判断を下せるのは3000例以上に及ぶ手術経験があるからです。画像には見えていない原因が見えるようになったら、つまり心眼が働くようになったら診断のプロと言えるでしょう。画像検査を自身の目で見て、症状との関連性を解き明かしていくことが極めて重要なのです。画像検査所見は放射線科医に任せるのではなく、脊椎外科医が自身で読影しなければなりません。

FROM SHUJI SATO
> 私はMRIを取る時に足を伸ばすと辛かったので膝の下にクッションを
> いれました。
> この場合は膝を曲げることで椎間孔は少し開いてたと思います。
> 膝を伸ばして撮影したら椎間孔は狭くなって撮影されたんだと思います。
>
> 画像を100%信頼してる医師にはそれが原因で悪い場所が見えなかったんだろうと思いました。
2015.09.02 23:38
drshujisato
15/09/02のyukiさんへ

いつでもご相談下さい。安定していくとよいですね。

from SHUJI SATO
2015.09.02 23:19
drshujisato
15/09/01のmasatoさんへ

私は圧迫骨折の手術治療は手がけていませんので、自身の経験として回答することはできません。
是非、主治医にご確認ください。
少し疑問なことは、圧迫骨折自体がそれほども長く痛みをだしているのでしょうか?
どのような痛みなのでしょうか。
圧迫骨折によって椎間孔内の神経根が圧迫されて痛みを出すこともありますので、症状を詳しく書いて頂けると
判断ができるかも知れません。あわせて年齢も知りたいところです。
ご検討ください。

from SHUJI SATO
2015.09.02 23:16
drshujisato
15/09/01の山田さんへ  

私はブログを見たことがないのでわかりませんが、批判は自由です。しかし、医師であるなら、同じ専門家が納得できる根拠を示して批判することが必要ですね。一般の医学的には素人の方々をただ混乱させるような物言いは厳に慎むべきと考えます。
ヘルニアで症状が出る人、出ない人の差はどこにあるかという質問ですね。
とても重要な質問ですので私の考えを簡単にのべさせていただきます。
ヘルニアで症状がでるかでないかは、実は人の差ではありません。それはヘルニアによる差です。つまり、ヘルニアがどれほどの影響を神経に与えるか与えないかという差です。与える場合でも色々な段階があります。軽い影響から強い影響まで様々です。なぜそのような差がでるのかは、ヘルニアが発生する部位と強く関係する傾向があります。ヘルニアの大きさとは必ずしも一致しません。つまり、誰でもヘルニアの出方によっては症状がでるということになります。
ここでは、これ以上詳しく述べませんが、もし関心がおありなら、私が書きました「腰椎手術はこわくない」を読んで頂くと理解できると思います。
その通りです。有名な脊椎専門医でも診断ミスが起こり得るほど、ヘルニアなどの腰椎変性疾患は診断が難しいのです。私は今でも悩みながら診断しております。
以上、参考になりましたら幸いです。

from SHUJI SATO
2015.09.02 23:08
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2015.09.02 20:28
しゃぼん玉
佐藤先生ありがとうございます。

専門用語は結構分かるようになってるので先生の説明も理解できます。

・画像は完璧ではない
・患者の自己申告する症状もすごく大切
・画像と症状が一致する原因場所を探す
・画像が微妙でも、「この症状ならココかココかココに必ず原因があるはずだ」という理論で手術をすることもある。

先生にとっては症状の誘発する姿勢で画像を取らなくても
原因を特定することは可能なんですね。

私はMRIを取る時に足を伸ばすと辛かったので膝の下にクッションを
いれました。
この場合は膝を曲げることで椎間孔は少し開いてたと思います。
膝を伸ばして撮影したら椎間孔は狭くなって撮影されたんだと思います。

画像を100%信頼してる医師にはそれが原因で悪い場所が見えなかったんだろうと思いました。

2015.09.02 13:08
yuki
佐藤先生
お忙しいなか、早速の回答ありがとうございます。
L3,4の滑り症の進行は覚悟した方がよいようですね。
最初の手術はアクティブな生活を取り戻すという目標もあったのですが、術後の足腰の状態からジョギングは諦めました。
水泳と登山は十分に楽しみましたが、さすがに今の状態で山に登る気にはなれません。筋トレや軽い運動で自信がつけば軽い登山でもしたいなとは思うのですが…我ながらなかなか諦めが悪いです。
幸い今のところ日常生活の支障というのはありませんので、この状態ができるだけ長く続くように自分なりに気をつけていきたいと思います。
また状態が変化すれば、先生に相談したくなることもあるかと思いますので、そのときはよろしくお願いします。
今回、佐藤先生に相談して、ずいぶん気持ちの整理がつきました。
本当にありがとうございました。
2015.09.02 09:27
山田
加茂整形外科のブログをみると、脊椎専門医を批判してます。ヘルニアで症状が出る人と出ない人がいるのはなぜなんですか?
不思議です。有名な脊椎専門医でも診断ミスがあるてことなんでしょうか?
2015.09.01 23:34
drshujisato
15/08/31のyukiさんへ  Re: 腰椎滑り症術後について

L4/5のすべり症で固定術を受けたあと、L3/4にすべり症が進んできたのですね。
固定術後の隣接椎間におけるすべり症の発生は稀ではありません。しかし、必発ということでもありません。
あなたの場合はL3/4に既にすべり症が発生し、進行傾向にあるようですから、今後症状が進行する危険性が高いと
判断すべきでしょう。
腰に負荷をかけすぎれば、それだけ早くすべり症が悪化すると考えた方が自然であろうと思います。
インナーマッスルの強化はすべり症の進行に抑制的に働くと思いますが、当然限界はあります。
腰に無理をかけ過ぎないことがよいと思いますが、どの程度が無理になるかは、、患者さん個々で異なりますので
一般論でしか言いようがありません。
再手術のタイミングを計る際には、症状の評価が重要です。日常生活の支障が大きくなるようでしたら、再手術を
考えたら良いと思います。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.09.01 22:41
drshujisato
15/08/31のひろこさんへ  Re: 相談

今までの経過と現状がどう対処すべきか答えをだしていると思いますよ。
生活の質が低下した状態から抜け出せないでいるのでしたら、薬物治療の限界にきています。
手術治療を検討されることです。
患者さん自身が手術に迷っていると医師は手術を勧めません。
決断の時がきているのではないでしょうか。

FROM SHUJI SATO
2015.09.01 22:27
masato
大変お忙しいところ、突然のご相談で申し訳ございません。何卒、よろしくお願いを致します。

2メートルの高さの脚立から転落し、第一腰椎破裂骨折しました。受傷後、温存療法かつ通院にて治療を行い、3か月間硬性コルセットを装着。当時の主治医の診断では、圧潰率30%との診断でした。

3か月経過後、コルセットを外し日常生活に戻って良いとの指示。

さらに3か月後、疼痛発症によりMRIにて確認した結果、圧潰率が50%に進行し骨融合が認められるとの診断。

現在、痛みのためほとんど寝たきり状態で、受傷後約1年9か月が経過しています。

ことことから、腰椎椎体置換術を受けること決断したが、本手術の難易度や危険性についてお伺いしたく思います。

ご多忙の中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2015.09.01 18:35
drshujisato
15/08/28のしゃぼん玉さんへ

入院中も学習していたのですね。感心しました。
おっしゃる通り、同じ整形外科医に向かって苦言や批判を口にするのには余程の覚悟があってのことでしょう。
しかし、学会には自浄作用が必要と思います。その医師は権威に挑戦する勇気ある医師と思いますよ。もちろん、自信があるからだと思います。
整形外科医でありながら、不合理な自説を吹聴し、手術の有効性を頭から否定する医師が少なくなく、これも問題が多いと思いますが、結果のでない手術を行っている医師もまた少なくないことを思うと、その医師の発言は真理により接近していると私は評価します。
今後、このような脊椎外科医が増えていくことを期待しましょう。
検査時の体位のことですが、症状を誘発する体位でMRI撮影を行うことは、理論的には良い方法であると思います。しかし、立位や腰の伸展・屈曲や側屈でMRIを撮影するには装置に限界があります。このような撮影に対応する機種もあるようですが、一般的ではありません。痛みを誘発する姿勢を撮影の間、とり続けてもらうことにも無理があります。狭窄性病変の存在を証明することは診断上、極めて有用ですが、それが症状の真の原因であると確定するには、狭窄性病変の証明だけでは不十分です。やはり、神経学的な評価が高位診断に重要であり、画像診断は横位診断の際に重要になります。つまり、L5神経根症だとすると、L4/5の脊柱管内かL5/S1の椎間孔内か椎間孔外かの診断です。少ないですが、L3/4でもL5神経根症に類似した症状を呈することがあります。このように何番の神経根が障害されているかがわかれば、腰椎のどこに問題があるかが推測できます。動きや体位の影響を読み解くことは極めて重要ですが。これは腰椎レントゲン撮影で中立位、伸展位、屈曲位などのダイナミック撮影でかなりの情報が得られます。この動的因子の関与を踏まえた総合評価で私は責任部位の同定を行います。このような方法で検討しても、画像上明らかな狭窄病変が証明できないこともあります。この場合は、神経学的な診断から、原因はここにあるはずだと推測して、手術を行うことがあります。手術をして初めて、画像では明らかにできなかった問題を発見することがあります。そして、術後に症状の改善が得られることを多く経験してきました。
一口で言いますと、腰椎変性疾患では神経根や馬尾が障害される一定のパターンがあり、このパターンを把握したなら、診断はかなり高い精度になります。その点、ブロックテストは一つの参考にしかなりません。
しゃぼん玉さんなら、私の書いた内容を理解できるだとうと思い、少し踏み込んだ説明をしました。
結論をいいますと、狭窄病変の証明は原因診断の絶対条件ではないということです。
ここに腰椎変性疾患の診断の難しさがあります。

さらに疑問や質問があれば喜んで受けます。

FROM SHUJI SATO


2015.09.01 00:00
drshujisato
15/08/27のさくらさんへ

社会復帰の目処がたって良かったですね。
とはいっても、固定が完成するまでは無理は避けて下さい。
ボルトが緩んだり、椎体間に挿入したケージ(多分、椎体間固定も行われているのではないかと思います)が骨の中に沈んだりすると固定が不完全になる危険性がありますので、ご注意ください。
主治医と充分相談しながら復帰を進めて下さい。
それでは頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO
2015.08.31 23:09
drshujisato
15/08/26のBABAさんへ

腰椎変性疾患は、人によっては4度でも5度でもあるいはそれ以上繰り返し手術が必要になるとの
前提にたって長期的な視点で対応していくべき疾患です。
私はよくできる可能性がある限り、何度であっても諦めずに治すことに挑戦すべきと考えています。
生涯と通して生活の質を重視した取り組みが重要です。
症状が悪化した際には、検討させていただきますので受診してください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.08.31 22:41
yuki
佐藤先生、はじめまして。
自分の腰の状況に不安を感じて検索していたところ、先生のブログに辿り着きました。よろしくお願いします。

私は現在、58才、女性です。
2011年8月に腰椎滑り症の固定手術を受けました。
術後は、間歇跛行、局所のしびれなどは完全になくなり、水泳や登山を楽しんでいました。
1年半後に引越のために主治医が変わりました。
新しい主治医には次のように言われました。
「固定した上の部分は滑りやすくなってるので、いずれ必ず再手術が必要になります。何をしたからすべる、しなかったからすべらないというものではないので、運動もやりたいようにすればいいですよ。」
執刀医には滑りやすくなるという説明は受けていましたが、再手術云々ということは言われていなかったので大変ショックでした。
お聞きしたいことのひとつは、再手術は100%に近い確率で必要になってくるのでしょうか?

ここからは、私の現在の腰の状況についての質問です。
8月9日に登山のあと、11日から腰の違和感を感じました。
13日の夜中には寝返りも大変なほどの腰痛に襲われましたが、1時間くらいでひどい痛みはとれ、その後徐々に回復してきました。
26日からは軽い運動や水泳も再開しました。
念のためにレントゲンを撮ってもらうと、2年前には3番が1mm後ろにすべっていたのが、3mmに広がっていると言われました。
大きな症状はないので、経過観察となりました。
水泳や登山は続けてもよいのでしょうか?
また、腹筋や背筋、ピラティスによるインナーマッスルの強化などは進行を遅らせる効果はあるのでしょうか。
以前は滑りが9mmくらいで手術になったように記憶していますが、どのくらいで手術が必要になるという目安はありますか。
これ以上すべらないために出来ることがあれば教えてください。
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。
2015.08.31 21:31
ひろこ
以前6月にご相談しましたひろこです。
5月のころは30分ほど歩けたのに最近は10分ほどしか歩けず、足がだるくでだるくて腰痛も相変わらずなので、再び以前の著名な医師に相談しますと、精神安定剤を処方されました。
近所の整形外科医が新たにMRIを専門施設で8月末に撮ったところ、やはりL4と5で椎間板の膨隆と黄色靭帯の肥厚があり、神経を圧迫してるそうです。しかしこのくらいの症状のひとは沢山いてなんともない人もおおいからしばらく様子をみようといわれました。痛みの感じ方に個人差があるのはわかりますが〜
でも家事もままならず、外出は出来ず友達にも会えずスーパーに自転車で行くのぐらいで、ほとんど家におり、最近は朝起きるのが辛く、精神的に悪いとわかっているけど夜寝る時朝にならなければいいなどと考えてしまいます。
このまま様子をみるのがよいのか、それとも手術も検討してしてくれる病院を探した方がよいのでしょうか?
なんどもすみませんが先生のご意見を是非お願いいたします
2015.08.31 10:32
しゃぼん玉
佐藤先生。

先日貼り付けたリンク先は私が入院中にみつけて病室でずっと読んでたものです。

記事の内容の全般が脊椎外科医に対する不満や怒りです。
佐藤先生の、2015年6月16日の記事に書かれてるような内容です。
「手術を勧めず患者さんを悪くする医師は手術で患者さんを悪くする医師と同等かそれ以上の責任がある」

リンク先の先生はこうも書いてます。
心臓外科医は命にかかわる疾患に全力で立ち向かってる。
体力、根気、難易度の高い手術にも挑戦してる。
ヘルニアや狭窄症は命にかかわらないからかどうか知らないが
いい加減な診断や手術をしてる医師があまりにも多い。

リンク先の先生は椎間孔に絞って脊椎疾患をまとめてますが
このようなブログを書いてる医師は本当に少ないです。
整形外科医が整形外科医を批判するのはいいことではないかも
しれませんが、あえて直球で記事にするほど現状の脊椎外科医の診断や手術レベルに対して我慢できない気持ちが強いんだと思います。

すごく難しい用語で説明されてますが根気よく調べながら
読めば素人でもある程度理解できるし分かりやすいサイトでした。
入院中にほとんどの記事に目を通すことができました。

それと、サイトに気になることが書かれてました。
仰向け、横向き、立位、座位によって椎間孔の大きさは変化する。
安静時に痛みや痺れが強くない患者を仰向けで撮影してもその画像で
原因を見つけるのは非常に難しいことだ。
立位や座位で撮影すれば椎間孔が狭くなった状態を撮影できるので原因を
見つけることができる可能性が高まる。

レントゲンの撮り方を立位や座位にすることで「どこも悪くない」と
言われる患者が減るのではないかと思いました。

患者としては痛みや痺れがあるのに「どこも悪くない」と言われることが
一番つらいです。
なんとかして医師には悪い場所を見つけて欲しくて診察を受けてます。

佐藤先生の過去の記事。
先生のように診断力があっても原因の特定が難しいことがわかります。
素人意見ですが症状が誘発される姿勢で撮影するというのも
見逃しを減らす一つの診断方法なのかと思いました。
もちろんこれだけで完璧に診断できるということではないと思いますが。

http://spine.drshujisato.com/blog-entry-79.html

http://spine.drshujisato.com/blog-entry-323.html






2015.08.28 20:18
さくら
佐藤先生
今日もお疲れ様です。
体調は大丈夫でしょうか。。

術後1ヶ月再診に行ってきました。

レントゲン写真の横からの写真は
ちょうどお尻上のカーブの背骨に
左右2本ずつボルトが入っていました。
経過も良好で次は3ヶ月後に
またレントゲンを撮ります。

私は両膝の半月板損傷もあるので
そのときにいっしょに
診てもらうことにしました。
腰はガマンにガマンしたことで
歩けなくなったので
膝もひどくならないうちにと
決めました。。

私事ですが
早ければ来月から軽い散歩と
軽いアルバイトをみつけて
社会復帰を目指したいと思っています。

2015.08.27 16:52
BABA
佐藤先生へ

25日のご回答有難うございました。
先生の豊富なご経験からの判断に、術後初めて納得できた思いです。

ここのところ仕方がないと半ば諦らめていましたが、
一度手術をした後でも、日常生活に支障をきたした場合には、我慢するのではなく、再手術をしても良いんだという前向きな気持ちになれました。
これも先生のご本に出会えたお陰です。

今回は暫く様子見たいと思いますが、病状が悪化した時には
是非金沢に行きたいと思います。
2015.08.26 18:51
drshujisato
15/08/24のしゃぼん玉さんへ

 さっそく記事を読みました。熟読したわけではありませんが、
作者は腰椎椎間板ヘルニアの病態の一つの真実を言い当てていると思います。しかし、神経根の緊張やtractionのみでは説明しつくすことはできません。椎間板ヘルニアには発生部位による違いや急性期と慢性期の病態があり、それぞれが特徴的な症状を呈し、症状の発現機序は異なります。一つの機序ですべてを説明することに無理があります。ここでは詳細を述べませんが、腰椎椎間板ヘルニアを症状の発現機序から説明しようとする姿勢には共感しました。
私は椎間板ヘルニアのみならず、脊柱管狭窄症、腰椎症などの腰椎変性疾患における症状発現機序を全体として説明できる理論を構築することが必用と考えています。この立場でいうなら、神経根の緊張・tractionは複数の機序の内の一つと考えています。

from SHUJI SATO
2015.08.25 21:30
drshujisato
15/08/23のシャボン玉さんへ

 長い腰痛癧と治療歴があり、原因不明のまま症状は進行し、13年が過ぎてしまったという誠に気の毒な経過であった
と思います。感心したのは、医師が診断できない原因が必ず潜んでいるはずと執念の医師探しを行ってきたことです。
ご自身でも一生懸命に腰椎疾患の勉強をされてきたことには驚くばかりです。
幸い、椎間孔狭窄症との診断がつき、今回手術によって症状が改善したことは、シャボン玉さんが考えてきたように
腰椎に原因があったことを証明するものです。
本当に良かったですね。今回、医師探しを諦めずに行うことを腰椎変性疾患に悩む患者さんに勧めていますが、ご自身の長く
辛い経験からの言葉として重たいですね。医師探しを病院ショッピングと揶揄する医師が少なくないですが、これにめげずに
目的を達成したのですから、私も大変嬉しく思います。おめでとうございます。
まずは、一安心というところですが、しばらくは無理を避けてお過ごしください。

FROM SHUJI SATO
2015.08.25 20:11
drshujisato
15/08/22のBABAさんへ

ご質問に回答します。

L4/5の固定が完成した後に、その部位が原因で足の症状が再発することはまずあり得ないことです。
神経も歳をとるからという担当医の説明はナンセンスです。
この場合は、隣接椎間の問題を考えるべきです。
多くはL5/S1の問題であり、椎間孔のことが多いというのが私の経験からの判断です。
固定隣接椎間は金属の影響が強く加わるため、所見の読みが困難であり、原因病変が見落とされてしまうことが
多いので注意が必要です。
しばらく経過を観察されて、症状が進行するようであれば受診されたらよいでしょう。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.08.25 19:50
しゃぼん玉
佐藤先生。

「椎間孔狭窄」などのキーワードで
いろんなサイトを見てました。
そこで興味深い記事をみつけました。
少し長い記事です。

http://www.nanbyo-study.jp/?page_id=1006

http://www.nanbyo-study.jp/?page_id=2347

先生は上記記事の理論どう思いますか?
先生の理論に近いような気がします。
私は上記サイトの記事を読んでなるほどと思いながら読みました。

後根神経節、外側根靭帯、痛みや痺れは神経根に加わる緊張で発生する、などの言葉で説明しています。
誤診、見落としが非常に多い理由も丁寧に説明されてます。

上関節突起が深く入り込んで神経根の逃げ道がなくなることも丁寧に説明されています。

佐藤先生が言われる腰椎変性疾患の真実がこのことなんだと思いました。
間違って理解してたら指摘して下さい。







2015.08.24 11:47
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2015.08.23 10:44
しゃぼん玉
腰痛発症から佐藤先生の手術を受けるまで長い道のりを書かせて頂きます。
悩んでる方に少しでも参考になればと思います。
私は手術をするまで10前後の専門医のいる病院で診察を受けてダメでした。
小さな病院を含めると20くらいの医療機関にかかりました。
13年間の間に症状はどんどん悪化しました。
13年間我慢をしていたわけではありません。
対応してくれる医師や病院を探していたら13年経っていました。

私は今から13年くらい前に腰痛を発症しました。
手術を受けるころには一日中下半身(腰全体、両足)に痛みと痺れがありました。
諦めなければ治してくれる医師や病院は必ずあると思います。
口コミで良いと聞く病院には積極的に診察を受けてください。
ダメなら次、ダメなら次とどんどん診察を受けてください。
近くになければ遠方でも頑張って通ってください。

以下の病院は一度いっただけではなく症状が良くならないことで何度か通いました。
悪化しても診断は変わらず、医師の対応にも変化はありませんでした。

A病院 レントゲンとMRI L4/L5の椎間板が痛んでる。L5とS1も少し悪い。たいしたことない。
B病院 レントゲンのみ   L4/L5の腰椎不安定症 固定術すれば治るけどやらないほうがいいと言われる
C病院 レントゲンのみ   どこも悪くない
D病院 レントゲンとMRI L4とL5の椎間板が傷んでる ブロック注射 効果無し
E病院 MRI       どこも悪くない
F病院 レントゲンのみ L4とL5、L5とS1(少し)の腰椎不安定 固定術すれば治るかもしれないけどやらないほうがいいと言われる
G病院 レントゲンのみ L4とL5、L5とS1(少し)の腰椎不安定 固定術すれば治るけどやらないほうがいいと言われる
H病院 MRIのみ 脳の血流が悪い L4とL5の脊柱管狭窄症 たいしたことないと言われる
I病院 レントゲン CT MRI  言われる症状に一致するような悪い場所はどこも確認できない。

その他 健康ランドのマッサージや整体のようなところで対症療法。
    スポーツクライブで水泳や筋トレ。
    トリガーポイント治療。
    効果なし。


金沢脳神経外科病院 佐藤先生に診察を受けて手術。
2015.08.23 09:49
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2015.08.22 22:20
BABA
佐藤先生へ
BABA

4月20日19:26でご相談させていただいたBABAです。その節はありがとうございました。
その後現状の不安もあり、術後2年で手術した大学病院でX線・MRIを撮りました。
L4L5とその周辺と椎体間には綺麗で異常が見られず、固定も上手くいっているとの診断でした。

現在の痺れふくらはぎ圧迫の可能性としては(手術の失敗ではないがとの前置き)、
仰向きのMRI画像では、該当脊柱部分の神経が背側に若干歪曲して(腹側にはスペース)癒着しているようにも見える。
比重の関係かもしれないので、撮り直さないと確かなことは言えないが・・・。

これに対し、術後1年9ヶ月以上軽快した場合でも、その後そのようなことがおこるかとの質問には、
・ 神経も年を取るので、同じように圧迫されてもしびれ等が発現することもありうるとのこと。

 そこで質問ですが、上のようなことで、術後10ヶ月痺れ発症、1年9ヶ月で現在の症状(足裏違和感、足首下痺れと下肢圧迫感)は
可能性としてありますでしょうか?

症状が治まれば問題無いでのでこのまま暫く様子見たいと思いますが、もし佐藤先生の治療でご対応可能であれば、
将来的には先生の診察を受けたいと思っております。その節はよろしくお願い致します。

2015.08.22 20:26
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2015.08.21 01:13
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2015.08.20 20:13
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2015.08.20 13:21
drshujisato
15/08/17の白川学さんへ

了解しました。
共に耐え、共に戦いましょう。
希望の光は耐えて求め続けて始めて見えてくるものと思います。

from SHUJI SATO
2015.08.18 21:09
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2015.08.17 23:02
drshujisato
15/08/16白川学さんへ

現在の予約日が最短とご理解ください。ボルタレン座薬を一日の使用量内であれば、毎日使用しても問題ないと思います。
短期間であれば、ステロイドの注射が奏効することがありますので、担当医とご相談ください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2015.08.17 22:50
drshujisato
> 佐藤先生
>
> お忙しいにも関わらず、診察を早めていただき、本当にありがとうございました。
>
>
> 実は、この2日でさらに悪化してしまい、昨日、今日で立ち上がれたのが15分もない状態になってしまいました。激痛で眠れず、救急車を呼ぼうと思いましたが、お盆ですので、呼んでも変わらないと思い、座薬でなんとか忍んでいます。
>
> もう先生に言おうかどうかかなり悩み、こんなことを言うのもあまりにもおこがましく情けないのですが、背に腹は変えられず、再度のお願いとなります。
> 先生の受診をさらに早めることはできませんでしょうか?
>
> 地元の整形外科では大きく切開手術とのことで、それは避けたいです。
>
> 本当に、本当に我儘で他の患者様のことも考えると胸が痛いのですが、今、生きた心地がせず、背に腹は変えられず、ご相談させていただきました。
> もちろん、ご都合をつけていただいての9月8日だと思いますので、ダメで当然だと思っております。その場合、アドバイスをいただけますでしょうか?
> ボルタレンサポ50mgを毎日受診まで使用しても大丈夫でしょうか?
>
> ほかに頓服でロキソニン以外、普段飲んでいる薬はありません。
>
> どうぞ宜しくお願いいたします。
2015.08.17 22:46
drshujisato
15/08/15のさくらさんへ

残念ですが、あなたの持病のことがわかりませんので、回答できません。
そのことは是非、主治医に確認してください。

from SHUJI SATO

2015.08.17 22:23
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このコメントは管理者の承認待ちです
2015.08.16 20:27
さくら
佐藤先生
ちょっと質問があります。
先日術後初めての内科診察と
血液検査したのですが
持病の数値がはねあがり
薬が増えてしまいました。
難病なので
理由はわからないのですが
もしかしたら…
手術と関係があるでしょうか。
体重は1kg増えて
下肢の浮腫がひどく痛いです。
よろしくお願いします。
2015.08.15 08:50

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