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ブログ医療相談室:椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などで悩んでいる方の相談を引き受けます 4

.28 2012 医療相談室 comment(1000) trackback(0)
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などの症状や治療などで悩んでいる方が全国に非常に多いことを知るにつれ、私で役立つ事があるのなら相談に乗ってあげたいと思うようになりました。

 情報が氾濫する中で、何を信じれば良いのか解らない方も多いと思います。誤った情報に動かされ、無駄な時間とお金を使わないで済むよう、力になりたいと思います。

 できるだけ、担当医からの説明で理解できない部分の補足説明とか治療方針上の悩みとか治療効果が上がらない不安などへコメントしたいと思います。

訴訟や紛争に関係するような事例への相談やコメントはいたしません。そのような事例に意見を述べるには、私がブログ上で得られる情報は余りに少なく、偏りがあるからです。私の真意を理解していただき、気軽な相談くらいに受けとめてください。

私も常に正しいわけではありませんので、断言することは余程のことでなければ致しません。相談者の判断を助ける役に徹したいと思います。従いまして、私のコメントに対する責任も負えませんのでご了承ください。さらに、専門医や医療機関への紹介や仲介はいたしませんので、これもご了解ください。

勿論、無料ですので気軽にブログ上で質問してください。返事は直ぐに出来ないことが多いと思いますが、夜遅くなっても、できるだけその日のうちに回答したいと思います。まじめな質問には必ず返事します。不適切と判断される内容には応答しませんので悪しからず。
質問には年齢と性は必ず書いて下さい。判断する上で大事になりますので。


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東京KE男(60歳)
佐藤先生

いつも、親身になってアドバイス頂き感謝いたします
昨年8月に、左下肢麻痺、下垂足となりました
過去2回同部位を、ラブ方で手術を受けており不安でしたが
先生のアドバイスを受け下記の手術を受けました

L5/S 後方椎体固定術
L4/5 5/S 拡大開窓術
左L5 椎間孔開放術

現在は固定も完成され、麻痺も残らず日常生活は不便なく過ごせるようになりました。手術をしてよかったと思っており、先生に感謝申し上げます

ただ、よく言われる固定術の後遺症でしょうか、下記のような腰部の不快感に悩まされています

1. 長時間、腰の筋肉に負荷がかると痛くなります、下肢への痛みはなく腰部のみの痛みです
2. 筋肉を弛緩させる姿勢をとったり、お風呂に入ると痛みはなくなります
ロキソニンはあまり効果がありません

素人判断ですが、3回も背筋を切っているので、限界を超えると痛くなるのではないかと思っています
主治医は外科的には問題ないため対処ができないようです 

何か軽減できる方法がないか、お教えください
例えば、背筋を鍛えれば軽減されていくのでしょうか

一生付き合って行こうとは思っていますが、少しでも軽減できればと思い、
ご相談させて頂きました
2017.12.06 11:16
drshujisato
17/11/07のS・Y(男性、53歳)さんへ  Re: 脊柱管狭窄症の術後の痛み

質問を頂いた17/10/30に回答しておりますので、確認をお願いします。

FROM SHUJI SATO

2017.11.07 23:07
S・Y 男性 53歳
はじめまして。私の夫の病状で相談いたします。
今年1月の下旬に脊柱管狭窄症で地元の病院にて手術をいたしました。2月の初めに退院をしまして、その後仕事に復帰をしましたが、8月ころから股関節と大腿部の痛みに悩まされるようになり、術後の定期健診では時間とともに痛みがなくなるとの説明を受けました。しかし、9月頃から酷く痛むようになり、主治医に相談し10月の初めにリハビリ入院をいたしました。2週間の入院の間にリハビリと痛み止めの点滴を受けていました。痛みが少しは治まったところで退院したのですが、また痛みがぶり返し少し歩いては休み、痛みが治まったらまた歩くというような歩行をしております。同病院の麻酔科でブロック注射をしましたが、痛みが治まりません。術後のMRIの検査では患部は問題ないとのことでした。なぜこの痛みが起こるのか主治医から明確な説明はありません。現在セカンドオピニオンを考えております。それとも主治医の言うように痛みは時間とともに無くなっていくものなのでしょうか。
2017.11.07 14:10
drshujisato
17/11/05の石田さんへ  Re: 腰椎椎間板ヘルニア、下肢痛についてのご相談

画像上のヘルニアの大きさと症状の強さとは必ずしも一致しません。
このことは、今までも繰り返し述べてきましたし、私の本「腰椎手術はこわくない」にも詳しく書いてあります。
あなたの場合は、まさにこの不一致例に該当するのだと思います。
診断に問題があるようです。現在の症状を説明し得る原因が腰椎にあるはずですので、セカンドオピニオンを求める
ことを検討されたらよいでしょう。もし、ヘルニアであるなら、手術で良くなるはずですので、諦めないことです。
しかし、手術は外科医次第ですので、慎重に選んで下さい。
それではお大事に。

from SHUJI SATO

2017.11.05 23:19
石田
はじめまして。石田と申します。
33歳女性です。

13年前、20歳頃から常に下肢痛があります。
8年前にMRIを撮り、軽度の椎間板ヘルニアと診断されました。
中学時代にバレーボールで腰を痛め、それが原因ではないかと思っています。
腰の激痛は2週間程で落ち着いた記憶がありますが、その後はずっと違和感、だるさ、時々痛みもあります。

下肢痛は靴下の圧迫や、少し触れるだけでも激痛があり、最近は足を引きずることや、痛みで眠れない、また起きてしまうこともあります。
その消えない痛みのストレスが原因で、毎日イライラしている気がします。

8年前、3年前にそれぞれ別の整形外科を受診しましたが、そんなに酷いヘルニアではないから手術まではしなくていいのではということで、リハビリと痛み止めで様子を見てきました。あまり改善は感じられませんでした。今は通院していません。
6,4,1年前に出産しているので余計に悪化しているのかもしれません。
妊娠中は下肢痛で歩けないこともあり、今は子育てにも大きく支障が出ています。

家族に当たってしまうようなこともあり、本当にどうにかしたいです。
このような状態の場合、どのような治療をしていくのが良いのでしょうか。
手術で痛みが消えるのなら強く希望しますが、怖い気持ちもあります。
2017.11.05 00:57
drshujisato
17/10/31の相田さんへ  Re: 腰椎椎間板ヘルニア

お気の毒な結果です。
ヘルニアの手術は、ヘルニアによる神経根の圧迫を取り除くことを目的として行います。手術が成功すれば、術後から速やかに
痛みは軽減します。ご子息の術後経過には明らかに問題があります。神経根の圧迫が残っている可能性が高いと思われます。
他の医師に判断を求めることをお勧めしますが、解決しない場合には私が力になりましょう。
ヘルニアは長引くと神経根の障害が進み、後遺症として痛みやしびれが残りますので、今のままになさらないことです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.11.01 00:10
相田
高校1年生の息子が、7/20にLOVE法で手術を受け痛みが取れず9月に再発の診断で激痛に耐えられず、学校にも通えない為に10/3に再度LOVE法で手術をしました。
痛みは残りましたが何とか退院し、学校も3日だけ通えました。でもまた10/28から術前のように左臀部、ふからはぎ、足首の激痛で休んでいます。ロキソニン、リリカ、トラムセットも効かないです。どうしたら良いのか八方塞がりです。
2017.10.31 22:55
drshujisato
17/10/28のY.S67歳(現在68歳)さんへ   Re: 以前相談日 2017.8月26.28日

遠方からの受診で大変と思いますが、しっかりと診させて頂きます。
気をつけてご来院ください。

FROM SHUJI SAT0
2017.10.30 00:03
drshujisato
17/10/26の古田 徹さんへ  Re: ご回答ありがとうございます。

了解しました。しっかりと診させて頂きますよ。
まずは現在の原因を明らかにしましょう。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.10.30 00:00
drshujisato
17/10/25のえみ〔55歳女性)さんへ  Re: 滑り症とヘルニア

 病院名が書かれているので、それを伏せてここで質問メールの紹介と回答をさせて頂きます。

> 佐藤先生、
>
> はじめまして、ご相談させて頂くメールいたします。
> 55歳女性です。
>
> 10年前から腰痛で苦しんでいます。
> 今まで年に何回ぎっくり腰をやったり、腰痛が酷い時に湿布、薬とマッサージで何とか生活をしてきました。
> 痛みがないときはハイキングも楽しめました。
> 今年6月に二日をかけて山道を9時間歩きましたのせいかとかは分かりませんが、7月になって特に右脚のしびれと突っ張り感で短距離しか歩けなくなり、埼玉県・・・・・病院で見てもらいました。
> 先生が今回の痛みは以前持っている滑り症からの痛みではなく新しい5Sヘルニアだと言われました。
> ヘルニア手術を勧められました。同時に今はひどくなっていない4、5番滑り症を一緒に手術しますかと聞かれましたが、(先生が判断しないのでご本人決めること)先生から病状の説明を聞いてしないことにしました。
>
> 無事に6か間で退院しました。
> 最初の2、3日は軽くしびれがありましたが自宅周辺で10〜30分散歩もできました。日が経つたびに今度は左脚もも裏が突っ張り感が現してきました。今は10分以上立つあるいは歩くと腰が固まってしまって動けなくなります。横になれば又よくなるの繰り返す症状がでてきました。
> 時々お尻から痺れもあります。
> 毎日腰が重くて違和感があります。
>
> 手術後の後遺症でしょうか?
> 4、5番滑り症がヘルニア手術した影響で悪化したでしょうか?
>
> この症状で一人が外室も怖くて出来ない状態です。
>
> これまでの症状を踏まえ、ご意見を賜りたくご相談させて頂きます。
>
> ご返信をお待ち申し上げます。
> よろしくお願い致します。
>
> えみ


回答:

 症状経過からは、L4/5のすべり症と脊柱管狭窄症が現在の症状の原因と推測されます。L5/S1のヘルニアの手術後にL4/5の進行が起こったのかも知れませんね。このようなことは稀ではありません。現在の症状が改善しないようであれば、手術治療を検討することが必要と思います。主治医は今回の術前にそのことを説明されているので、相談してみてください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.29 23:57
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.10.28 21:50
Y.S 67歳(現在68歳)女性
以前相談させて頂き、先生の診察を予約してやっと来週の31日が予約日になります。栃木県から行きますので、どうぞ宜しくお願いします。
2017.10.28 12:07
古田 徹
多忙の中ご回答ありがとうございます。
先生のご説明で気持ちも少し楽になりました。
本当にありがとうございます。

薬の効き目も大して変わらず副作用の辛さだけが毎日続きます。
一日でも早く楽になりたいと気持ちが焦ってしまいます。

先生の受診予約もさせて頂きました。
お忙しいので少し先になりましたが、その受診日までが待ちどうしいです。
その時はよろしくお願いいたします。

何か所も受診して酷い対応だったので不安でした。
その為、診断がきちんとされず痛みと副作用に耐えて仕事をしなければなりません。
病気の相談に受診したのに門前払いではどこで相談していいのか患者側はわかりません。
先生のブログに出会えて本当に感謝しております。
ありがとございます。
気持ちだけでもすごく楽になりました。

お忙しいので先生のお身体も大切にしてくださいね。

よろしくお願いします。
2017.10.26 08:56
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.10.25 17:02
drshujisato
17/10/21のErikoさんへ

やはり、L4/5を疑うべきですね。
私は画像検査で診断に確信をもてない場合でも、神経症状と腰椎の状況から原因はそこに必ずあるはずと判断した場合には
除圧術を行います。この方針で期待を外されることはまずないと、私の経験から言えます。
筋力低下や萎縮が進んできているようですので、このまま放置しては筋力の回復が悪くなります。神経根が圧迫された状態では、
運動をしても筋力はつきませんし、筋の萎縮の進行を防ぐことはできません。
神経障害を取り除くことが筋肉の病的状態を改善する大前提ですので、参考にしてください。

FROM SHUJI SAT
2017.10.21 17:01
drshujisato
17/10/20の古田徹さんへ  Re: ご回答ありがとうございました。

 大病院の医師だから診断・治療が優れているわけではありません。結局は、医師次第なのです。L5/S1の椎間孔狭窄が疑われているようですが、それが現在の症状の原因として質問に回答致します。

> Q1、ただ単に痛みに弱く大した原因でもないのに大げさに痛がってるだけなのでしょうか?

 回答:確かに痛みに弱いというか、痛みに敏感な人がいることは私の経験からも事実です。しかし、もし椎間孔狭窄が原因でしたら、椎間孔内には強い痛みに関係する神経節があるので、これが圧迫刺激されるとかなり辛い痛みになります。ですので、必ずしも大げさでない可能性もありますよ。

>
> Q2、椎間孔狭窄は医師でも分かりにくい物なのでしょうか?

 回答:椎間孔狭窄は今日、脊椎専門医の間では関心が高まっており、その存在自体はよく知られるようになりました。しかし、その診断と手術法に関しては、まだまだ課題が多いと言わざるを得ません。自信をもって診断し、手術できる医師は極めて少ないのが現状です。仮に正確に診断されても、手術は固定術が標準であることから、医師・患者双方から敬遠される傾向があります。
通常、保存治療は効果が少なく、痛み・しびれは慢性化して生活の支障が大きくなる傾向が強いです。さらに、痛みをかばい悪い姿勢をとるため、長期化すると腰椎の側彎変形を進め、より複雑な病的状態になりますので、長く放置することは避けるべきと私は考えています。私は、椎間孔狭窄症にもMD法による特殊な神経除圧術を行っており、固定術を回避しています。
>
> Q3、よく筋肉をつけなさいと言われますが、椎間板症と椎間孔狭窄にはそのほうがいいのでしょうか、(実際いろんな動画などで試しましたが、その姿勢さえ痛みでできません。)

 回答:その通りで、脊柱管狭窄症にせよ、椎間孔狭窄症にせよ、椎間板ヘルニアにせよ、神経根が圧迫刺激されている状態では、痛みのため腹筋・背筋を鍛える運動を行うことは困難であり、却って神経障害を進めることさえ起こります。患者の腰椎の病的状態を無視して、一律に運動を勧めることは誤りです。
>
>医師によってすべて意見が違うのでどうしていいのか全く分かりません。精神的にもかなりまいっています。

 回答:医師自体に正確な判断がついていないことによって意見の食い違いが生じています。これが腰椎変性疾患の混乱のもとであり、患者さんが犠牲になる原因です。これに対しては、患者さんが賢く行動するほか防ぎようのないことが何とも辛いことです。
>
> 家族に相談をして先生の診察を受けることを望んでいます。
> その際は、よろしくお願いいたします。

 回答:喜んで診させていただきますよ。

それではお大事に。

FROM SHUJ SATO
2017.10.21 16:51
Eriko
佐藤先生

早速の返信ありがとうございます。

先生のご指摘の通り現在の症状としては脊柱管狭窄症と同じような症状で症状が強い時は前かがみになると症状は緩和します。

以前右側のときもMRIなどでは診断が難しく約16年ずっと椎間板ヘルニアと言われてきた経緯があります。最終的にはL5/S1の椎間孔外狭窄で原因としては高齢者に多いものではなく先天的なものが関連していたようです。(すみません詳細はわからないのですが)

主治医の先生ともまた相談をしていきます。
好きなダンスを続けてはいるのですが、筋力がおちているためか音楽に合わせて足を動かすことができなくなっている状況なのでなんとか原因がはっきりして回復することを願っています。

アドバイスをありがとうございました。
大変勉強になりました。

先生もお体大切になさってください
2017.10.21 01:20
drshujisato
17/10/15のErikoさんへ 

お久しぶりです。
現在は症状からは左l5神経根症にお悩みのようですね。
かってL5/S1で固定術が行われているのであれば、その固定が完成、すなわち骨性癒合が完了しているのであれば、
現在の症状はL4/5の脊柱管外側部でL5神経根が障害されて発現していることを疑うべきです。
ミエロで異常がなかったとありますが、異常を診断できなかったのではないかと推測します。
なぜなら、L4/5の脊柱管外側狭窄は誤診されることが多いからです。
[狭窄の程度]のみを診断基準にすると誤りが生じます。
重要なことは、L5神経根と脊柱管との生来の解剖学的な関係です。つまり、L5神経根が障害を受けやすい狭窄の先天的な型があります。このことを知っていないと誤診が起こります。
L5神経根症の原因診断で誤診が起こりやすいのは、L5/S1の椎間孔内と外の病変、さらにL4/5の脊柱管外側です。
どうでしょうか。現在の痛みやしびれは立位や歩行で誘発・増強され、座位や横になると消失・軽減される脊柱管狭窄症に典型的な特徴はないでしょうか? この問題は通常、梨状筋症候群や精神疾患に関連づけられていることが多いように思います。
今一度、検討し直してみて下さい。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.20 19:54
古田 徹
先日、10月11日に相談させていただいた古田です。
ご多忙の中ありがとうございました。
その後、画像を持ち込み名古屋の大きな病院で診察を受けたのですが、医師いわく足の痛みが出る理由がわからないとの所見でした、普段通院している病院では画像を見せながらL5/S1の椎間孔狭窄の説明をして頂きました。(素人目にも明かに潰れている神経が確認できます。)
実際、完全に痛みがあるので、何とか治療したいため、大きな病院に行ったのですが診断は先述の所見でした。
生活のため、その場しのぎの整体や電気や針治療にも通っている状態です。
Q1、ただ単に痛みに弱く大した原因でもないのに大げさに痛がってるだけなのでしょうか?

Q2、椎間孔狭窄は医師でも分かりにくい物なのでしょうか?

Q3、よく筋肉をつけなさいと言われますが、椎間板症と椎間孔   狭窄にはそのほうがいいのでしょうか、(実際いろんな動   画などで試しましたが、その姿勢さえ痛みでできませ    ん。)

医師によってすべて意見が違うのでどうしていいのか全く分かりません。精神的にもかなりまいっています。

家族に相談をして先生の診察を受けることを望んでいます。
その際は、よろしくお願いいたします。
2017.10.20 15:15
佐藤・T
佐藤先生
ご回答を頂戴しありがとうございました!
焦らずに改善に期待をもって生活してくことが出来る心境になりました。
改めて深謝申し上げます。
先生もいつまでもお元気でご活躍下さい。
2017.10.20 12:50
drshujisato

17/10/15のM.Nさんへ

外科医選びは至難です。私が書いた「腰椎手術はこわくない」には、この問題に一項をとり、説明してあります。
参考になさってください。指導医といっても、個人差が大きいと思って下さい。ご主人が手術を受けられて良くなっているのであれば、人柄も良いようなので、その医師でだめなのですか。よく検討されることです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.20 12:27
drshujisato
17/10/14の佐藤・Tさんへ   Re: 脊柱管狭窄症手術後の回復経過について

症状からは、馬尾障害がある程度進んでから、手術を受けられていますね。
固定術後、間欠性跛行が解消し、足底のしびれも改善しているようですので、現在残っている症状は
馬尾神経の障害がまだ残っているためと思われます。神経障害による症状の改善は、少なくとも3ヵ月以上を要します。
あなたの場合には術後3~6ヵ月くらいのうちに現在の症状は徐々に改善を示すのではないかと期待されます。
ただし、足底や足趾にしびれや違和感が後遺症として残る可能性があると思いますよ。
なぜなら、術後の回復は神経の自力回復だからです。自力で回復できない神経障害は後遺症として後に残ることに
なります。この辺りのことは、私が書いた「腰椎手術はこわくない」で説明していますので、一読してみてください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.20 12:12
Eriko
佐藤先生

ご無沙汰しております。
以前何度かご相談させていただいていました。

現在39歳、2012年に椎間孔外狭窄に対してMELを2013年にPLIFを行い現在経過観察中です。
手術となった右下肢の痛みやしびれは消失しましたが、今度は左の腰痛、臀部、下肢の痛みやしびれがでています。MRIでははっきりした所見はありませんでしたがインプラントのため画像が不鮮明なところがあります。L5神経根ブロックは効果あり、トラムセットも効果はあるので痛みがどうしても我慢できないときは内服しています。ただ左の中臀筋、大臀筋の筋力がMMT2くらいにまで低下、足関節や拇指の背屈も低下しています。そのため歩行に多少影響がでてきている状況です。原因がはっきりしないため先日ミエロを行いましたが脊柱管内には特に狭窄所見はなかったようです。自分も医師であり自分なりに少し勉強をしてみました。梨状筋症候群などの可能性もあるかなと思うのですが誘発所見はすべて陰性なのでどうなのかなと考えた次第です。

主治医の先生も何が原因かはっきりせず外来でできることを進めていく方針になっています。

長い前置きで申し訳ありません。今回はもし先生のところに同じような患者さんが受診されたときどのようなことを考え、対応していくのかお伺いしたくメールをさせていただきました。

筋力は落ちていくのが心配なので一生懸命筋トレなどを行っていますが左は回復兆候がありません。
中殿筋はここ数か月程度の経過で明らかに低下があり現在は自分の力では持ち上げることができないくらいになっています。

お忙しいところ申し訳ありませんがアドバイスなどいただければと思います。
2017.10.15 22:37
MN
お忙し中、早速のご返事ありがとうございました。私がないと言った腰痛はキリキリとした痛みではなく、重だるい鈍痛は日によってあったりなかったりします。もし手術ならば、私の通ってる整形に週1回手術に来ている大学病院の脊椎外科指導医(40歳くらい)か、去年、夫が脊椎間狭窄症の手術をしてもらった、近所の私立病院、脊椎外科指導医(50歳くらい。とても面倒見がいい)どちらにしようか迷ってます。素人には、判断できません。指導医ならば、技術に差はありませんか?どのような基準で医者選びをしたらいいのでしょうか?

2017.10.15 11:17
佐藤・T
佐藤先生
初めまして、突然にご相談させて頂きます。
56歳男性です。
3年程前から間欠性跛行が少しづつ出始め、以来騙し騙し日常生活を送って来ましたが、9ヶ月程前の段階で症状が進んで歩ける距離200m以下、脚裏の灼熱痛以外にも足底の痺れと分厚い靴下を履いたような感覚麻痺が出現し、本格的にMRIやレントゲンその他の検査を受けた結果、L4滑り症による脊柱管狭窄症であると診断されました。画像を見ましたが脊柱管は一番狭いところで正常の2割以下に絞扼されていました。
1ヶ月前に、拡大開窓術とL4/L5固定術を受け、間欠性跛行は消失、足底の痺れも8割方改善して数日前に職場復帰が果たせてよかったのですが、一つ気掛かりな症状があります。
何か、脚全体がムズムズして力が入らないような感覚、(実際には力は入っているようですが)脚全体が重だるくて頼りないような感覚があります。
この原因と回復の見込みについて、是非教えて頂きたく、お忙しい中恐縮ですが宜しくお願い致します。
2017.10.14 15:24
drshujisato
17/10/11のMNさんへ  Re: 脊椎間狭窄症

 腰痛はなく、下肢の症状のみなのですね。果たしてL3とL4のすべりが関係しているのか、それとも別に原因があるのか。原因診断を正確に行うことが極めて重要です。原因診断に誤りがあれば、症状と関係のない所に手術が行われ、その結果、症状は改善しないということが起こります。脊椎専門医に意見を求められることですね。そして、納得できる説明であるかどうかを判断してください。手術については、遅すぎるのは、もちろん回復不良になりますので、そうならないように進めることが必要です。だからといって、早すぎる必要もありません。一応の判断基準として、下肢、特に足や下腿に痛みやしびれが持続するようになった場合には、神経障害始まっていると判断してよいでしょう。筋力が落ちた場合は明らかに神経障害が進んたと理解すべきです。
繰り返しますが、脊椎専門医の意見を求めることをお勧めします。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.14 00:29
drshujisato
17/10/11の吉田 徹さんへ  Re: はじめまして、よろしくお願いします。

 2年以上も辛い状態におかれているとのこと、大変お気の毒と思います。
あなたの場合、椎間孔狭窄症が疑われているようですね。
もし、そうだとしたなら、必ずしも固定術が必要なわけではありません。
椎間孔を拡大して症状を改善する方法があります。
いづれにしても、現状では痛みの解消に向けた前進は期待できそうもありませんね。
地元で解決しなければ、私の外来受診を検討してみてください。
治療方針を示せると思いますよ。
固定術の成績が悪いように説明されたようですが、必ずしもそうではありません。
それは医師の力量次第だと思います。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.14 00:07
drshujisato
17/10/09 の佐藤惠子さんへ

 前回も説明しましたように、経過における症状の変化を注視することが重要です。明らかに新しい症状であるなら、
新たな問題が発生している可能性を疑うことが必要になります。診断には症状変化と関連づけられる画像所見上の変化を
とることができるか、このあたりを慎重に判断することが必要です。今後も悪化傾向が続くなら受診を検討してください。
再検討致します。それではお大事に。

from SHUJI SATO
2017.10.13 23:54
MN
お世話になります。63歳女性です。今年の6月始め、散歩の途中に急に歩けなくなり、しばらく休むと歩けました。その時は気にもしなかったのですが、それから時々間欠性跛行がでるようになりました。思い起こしてみると、2、3年前にも同じ症状が出て、すぐに改善したので気にも留めていませんでした。しかし、今年の8月末より、10分程度しか歩けなくなり、立ち仕事(4時間)にも支障が出るようになりました。8月末からは、足のすね辺りがずっと痺れています。整形外科の病院に行き、プロレナール2週間のみました。その後、レントゲン、MRIをとると、L3L4が少しずれており、脊椎間狭窄症と言われました。「左側の神経が折れ曲がってるから、症状が出てる。手術です。もし、薬がよかったら、リリカやサインバルタも出てるからためしてみますか?ここの病院にも脊椎外科医(週1度大学から専門医が来てる)がいます。」と言われ、いきなり手術といわれびっくりしました。プロレナールのんでもほとんど変化なく、左足の膝下しびれ、熱感あり。腰痛は全くなし。長時間の立ち仕事、間欠性跛行は、以前のように筋肉のひきつりはなくなりましたが、10分程度の歩行です。私は、ハイキングや旅行が好きで、歩けなくなってからは、かなり行動が制限されています。手術か、保存療法か来週まで決めて手術の予約を入れなければなりません。このまま、ずっと薬を飲み続けるのにも不安があるし、もし固定術になったなら、後遺症も心配です。まだ、手術をする脊椎専門医には会っていませ
ん。まだいろいろ薬をためしたわけではなく、すぐに手術というのも不安です。でも、先生のブログを拝見したら、症状が軽いうちに手術したほうが神経症状が残らないと書いてあり、そんなに怖い手術でなければ、受けようかと思いはじめました。私の症状は、かなり症状は重いのですか?十分手術の適応なのですか?お忙しい中、よろしくお願い致します。
2017.10.11 20:43
古田 徹
お忙しいところ申し訳ございません。
愛知県在住、48歳、男です。
2年位前に腰痛で整形外科を受診し、画像診断で、L5/S1の椎間板症とそのためのの椎間孔狭窄による腰部から下の痛みであろうとの診断、L5の損傷が大きい為手術できないとのこと、
以後、保存治療でコルセット装着、薬物治療を続けております。
2か月前くらいから、体感症状が、酷く感じるようになり、もう一度画像検査をして、結果2年前とさほど変わりないとの事でした。
私は今後の生活の事をも考慮し手術を希望しましたが、腰痛の原因が明確ではないため、あまりおすすめできないとの回答でした。
症状緩和の為、リリカという薬が処方されもう少し保存治療をして下さい。との事です。
私としては作業内容により現在ほとんどなにもできない状態なので作業ができる体になりたいと思い手術を希望した訳です。
長くなりすみませんが、
2年以上の保存治療で変わらないのにまだ続けるとの診断がよくわかりません。
通常の保存治療の期間とメリットがあまり理解できません。
固定術の術後の効果に期待が薄い為手術を避けたいような言い方でした。
固定術の効果はそんなに期待できないものなのでしょうか?
治療法の選択肢がわかりません。
もちろん、主治医も年齢や休養期間、などを考慮して頂いての判断だとは思います。
診察券を出せば病気は治るなどとは全く思っていません。
なにか、より良い方法があればアドバイスをお願い致します。
どこに相談してよいのかわからなかったもので、
すごく助かります。どうかよろしくお願いします。
2017.10.11 08:33
佐藤惠子
2017 9/12 9/14に相談しました。68歳女性 主訴は腰痛(L4/5固定術をそちらで受けました)

症状の傾向を観察したところ、今年の症状悪化以降、歩行後腰痛が発生または増強。その後その日は就寝するまで痛みは持続します。これは以前は無かったことです。


一般に後遺症は下肢に残るケースを見聞きするのでこんなに強い腰痛が残るのだろうかと思っています。後遺症で強い腰痛がのこるのでしょうか?
スクリューを除けば痛みが軽くなるだろうかと考えることもあります。
2017.10.09 21:11
drshujisato
17/10/02のT.Iさんへ   Re: 17.9.26のT.Iです

手術治療が必要かの判断には、(1)神経障害の程度、(2)生活の質の障害程度、(3)症状の進行性などが重要です。勿論、手術は早すぎる必要はありませんが、神経障害が進んでからでは遅すぎることになります。
それでは受診をお待ちしています。受診予約は秘書課でお願いします。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.10.03 23:02
T.I
佐藤先生、ご回答ありがとうございました。

先生からのアドバイスの「すべりがあるから、必ずしも固定術は必要なわけでは

無いとの」ご見解をいただき、安心しました。

(診断によっては必要となるかもせれませんね)

今現在は症状もすこし落ち着いて日常の生活にあまり不便ではありませんが、

症状が年齢の経過と共に進んで行くことを考えれば、貴著「腰痛手術はこわく

ない」に記述がありました、「早めに処置を行うことで症状の改善率が高くな

る」とのご見解のもと、将来の生活向上のために佐藤先生の診察を受けたいと

考えております。

診察予約は医療秘書課でよろしいでしょうか。

それではよろしくお願いいたします。

2017.10.02 15:30
drshujisato
17/09/26のT.Iさんへ   腰椎変性すべり症

ご質問に回答致します。

> 1.紹介状がなくても受診できますでしょうか
   回答:頼みにくいのであれば、必ずしも必要ではありません、

> 2.初診から診断までの受診回数はどの位でしょうか(北海道在住)
   回答:私は最初の受診で診断をつけ、治療方針を立てます。行う検査は、レントゲン撮影とMRIです。必要があればCTも行    いますが、脊髄造影などの造影剤を用いた検査は行いません。

> 3.私のこのような症状はどの部位が原因と推察されますでしょうか
   回答:与えられた情報からは、L4/5が最も疑わしいですね。その他にも原因があるかは不明です。

> 4.なるべく固定術は避けたいのですが、私の症状から除圧術で改善は見込めますでしょうか
    回答:下肢の症状は神経除圧術で良くなります。固定術でよくなるわけではありません。固定術はあくまでも付加的な     手術であり、ケースバイケースです。すべりがあるから、固定が常に必要なわけではないんですよ。

> 5.現在狭心症の投薬を受けていますが(アスピリン腸溶錠、クレストール)手術に影響はありますか
    回答:アスピリンなどの抗血小板剤は術前に一時的に止める必要がありますが、それが可能か、担当の内科医の判断を求めることが必要になります。手術になればの話ですがね。

私は低侵襲手術を原則として、固定術は限られた患者さんで行っています。あなたの場合はどうであるか、最初の受診時に判断致します。
それでは受診をお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.10.01 23:49
drshujisato
17/09/25の田所 武さんへ   Re: 「L5/s1脊椎狭窄症手術」

11月14日にまず原因を明らかにしましょう。
手術は、特に腰の手術は患者さんの十分な理解・納得が必要です。
ご自身が曖昧な気持ちのままで手術を受けるべきでありません。
手術の結果を見に引き受けるのは、医師ではなく、患者さん自身だからです。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.10.01 23:07
T.I
男性、62歳

佐藤先生、初めて相談させて頂きます。
20歳台にぎっくり腰から椎間板ヘルニアを発症して、その間3回くらい1週間位腰から足への激痛で身動きできない症状を経験しました。
37歳位に激痛発症後は最近4年ほど前まで普段の生活を送り、痛みや痺れ等もありませんでした。投薬やマッサージ等の治療も受けませんでした。
しかし4年ほど前から、両下肢すね両側に痺れと左足に冷感を感じるようになり、検査を受けたところL4,L5椎間が狭くなっているのでロキソニン投薬による治療(朝1回服薬)を受けました。効果は順調でしたが、この2週間ほど前から突然前記の症状が強くなり、服薬しても改善せず、更に腰付近の痛だるさ、右足くるぶし付近のつるような痛み、股関節の痛みなどの症状が出たので再度検査の結果L4の腰椎変性すべり症と診断されました。現在ノイロトロピン、血行回復剤、ビタミン剤、ロキソニンを服薬により若干の痛み、痺れが抑制されていますが、このままでは年ごとに悪化していくのでは不安に感じております。
医師から後方除圧術か腰椎固定術の説明を受け、どちらの手術もリスクがあるとのことでした。
これらの術式に関して調べている内、佐藤先生のMD法を知りました。低侵襲な術式で術例豊富な佐藤先生と貴院ならこの痛みからの解放が可能だと思い、希望を託し投稿相談させて頂いた次第です。
いくつか質問させて頂きます。
1.紹介状がなくても受診できますでしょうか
2.初診から診断までの受診回数はどの位でしょうか(北海道在住)
3.私のこのような症状はどの部位が原因と推察されますでしょうか
4.なるべく固定術は避けたいのですが、私の症状から除圧術で改善は見込めますでしょうか
5.現在狭心症の投薬を受けていますが(アスピリン腸溶錠、クレストール)手術に影響はありますか
長文になりご迷惑をおかけします。
以上よろしくお願いいたします。

2017.09.26 08:15
drshujisato
17/09/21のN.H.Kさんへ  Re: 回答へのお礼

私自身、相当に経験を積んできたつもりですが、まだまだ頭を悩ます患者さんがおりますので
腰椎変性疾患は奥の大変深い領域です。
まだまだ治療は確立されていないと言ってよいでしょう。
OPでは必ず満足していただける結果を出すよう全力を尽くします。
それまでもうひとがんばりしてください。

FROM SHUJI SATO
2017.09.26 00:36
田所 武
「L5/s1脊椎狭窄症手術」
9月3日に佐藤先生からアドバイスをいただきました表題の田所です。
結論的に9月25日の手術を断念することにしました。
理由は・
1・固定術の恐怖。
2・本当にL5/S1だけなのか
3・3年前の2回の手術で治らず、突然L5/S1を指摘された。

そのようなことが頭を駆け巡り、医師に対する一種の不信感から9月25日の手術日が近づいてきても落ち着かず、佐藤先生のアドバイスを何度も読み返しました。、金沢脳神経外科に電話をし予約が取れるか相談しました。幸い11月14日取れましたので、ここは信頼する佐藤先生に診てもらうのが一番と考えました。
そして手術日の10日前にキャンセルをしました。
金沢での手術まで痛みに耐えねばなりませんがそれでも待ちます。11月14日には大阪から参りますのでどうかよろしくお願いいたします。

2017.09.25 21:38
N.H.K
17/09/15のN.H.Kです。

お忙しい中、回答をありがとうございました。
大丈夫です、誤解はありません。

私は、腰痛の診断がこんなに難しいとは知りませんでした。
そしてこのブログの中の皆さんのコメントを読んで、手術選びがその後の人生に大きく作用することを知りました。

佐藤先生、どうぞよろしくお願いいたします。

2017.09.21 04:22
drshujisato
17/09/15のN.H.Kさんへ  Re: 素朴な質問なんですが...

まず、フランスの主治医に関して誤解の無いように説明させていただきますが、主治医の診断および治療方針は標準的なレベルから逸脱するものではなく、本邦の専門医と比べても遜色ないように思います。さらに、誠実で説明力が伴っているのであれば、患者さんが信頼したくなるのは当然と思います。私が手がけてきた腰椎分離症と腰椎分離すべり症の手術経験から、診断と手術には自信があります。「瘢痕組織・・・」については、分離した骨の間のスペースには骨軟骨や瘢痕性組織が埋まっています。これも神経根・節の圧迫に関係していますので、手術の際にはこれを除去して神経根・節の除圧を十分に行います、その上で固定を行います。
適切な神経除圧とな固定術が手術成功の鍵なのです。
私に任せて下さい。期待にお応えします。

FROM SHUJI SATO
2017.09.18 23:57
drshujisato
17/09/14の佐藤惠子さんへ

画像所見も重要ですが、あなたの場合にはそれ以上に今後の症状の変化・推移がより重要になります。
それをきちっと追跡しながら、適切な診断を行っていきましょう。
後遺症と新たな問題の両面から症状経過を見ていくことが必要になります。
それはお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.09.18 23:32
N.H.K
お忙しい中、何度も何度も質問いたしまして大変失礼いたします。

一度、先生の診察を受診させていただいたときに、私の分離症へのアプローチに瘢痕組織を取り除いてとおっしゃっていたように記憶しているのですが、瘢痕組織を取り除く理由はなぜですか?



2017.09.15 07:09
N.H.K
17/09/06のN.H.Kです。
前回の質問は本当に殴り書きで要点もあやふやだったにもかかわらず、私の疑問をくみ取って回答してくださりありがとうございました。

実際フランスの医師の説明を聞いた時は少し心が揺れました。

なぜなら彼には説明力があり、と同時に診断力があるように見え(一般人の私にはいくら勉強しても机上の空論で説明力=診断力です)、人間性があり、そして説明力があるならばやはり技術力もついてくるはずだと思うからです。

先生の返答の「腰痛と神経根の症状は、むしろ一体のものと見なした方がよいでしょう。」というのが私の症状にしっくりくるのと「必ず現職に復帰できるように致します。」というパンチのある返答に心打たれました。
私も先生のような仕事が出来るように頑張りたいものです。

どうぞよろしくお願いいたします。

追伸 
質問後、国外にしばらく出ていたため質問へのお礼が大変遅くなってしまいましたことをお詫び申し上げます。
2017.09.15 06:47
佐藤惠子
回答ありがとうございます。 2017 9/12に相談した佐藤です。68歳 女性(主訴は腰痛)


臀部(おしり)痛みは8月30日の受診時にもありました。腰部と臀部の痛みの出現は連動しているようです。

右下肢の大腿部前側に痺れがあります。これは固定術前からあったものです。
最近は臀部と大腿部の境あたりに痺れが時々出現するようになりました。(両足)

以前からあった右下肢ふくらはぎの痺れが腰痛悪化とともに強くなってきているようです。

以上が追加情報です。

今年8月受診時に臀部の症状があっても画像上問題が発見されなっかたことを考えるとやはり後遺症なのかと思うことがあります。今後受診するとしたら8月受診時と検査方法が変わったりするのでしょうか?
または整形外科領域の問題だったりするのでしょうか?(例えば筋肉や骨)
2017.09.14 14:46
drshujisato
17/09/12の佐藤珪子さんへ

私の説明が悪かったのか、それとも誤解があったのかだと思いますが、神経後遺症としての痛みは強弱に変化があっても、基本的には持続性であり、完全に消失することはありません。これを神経障害性の疼痛と読んでいます。これに対して腰痛は原因が多岐にわたります。あなたの腰痛は今回の検査では、原因を特定できませんでした。固定は完成していますので、固定部位以外に腰痛の原因があると思われますが、最も原因となり易い固定隣接椎間にもすべりや不安定性は見られず、また脊柱管及び椎間孔狭窄なども明らかでありませんでした。もちろん、腰痛の原因があるはずですが、今回はそれを明らかにできなかったということです。今後の症状経過をみて判断することが必要です。今後の留意点は、痛みが臀部や大腿に広がってくるかどうかです。もし、そうであるなら、神経の障害が始まったということですので、受診してください。原因を特定できると思います。原因が明らかになれば、対応できます。また、どんな時に腰痛が強くなり、どんな時に腰痛が軽くなるのかを観察してください。

from SHUJI SATO
2017.09.13 00:06
佐藤惠子
2017年8月30日に佐藤先生の外来を受診しました。68歳女性です。 

2012年に固定術を受けました。
今回質問したいことは腰痛についてです。今年の夏から痛みの頻度が高くなり受診したわけですが、特に画像上問題はないとのことでした。今の腰痛は、後遺症だろうとのことでした。
この痛みは耐え難いものであり、歩行も10~15分がやっとの状態です。腰痛は術前より悪化しているようです。下肢に残存する症状は後遺症として我慢できる範囲ですが、腰痛は我慢できそうにありません。手術当日の夜の痛みを10とすれば今の痛みは7ぐらいです。安静時も痛みがあります。横になっても1時間経たないと痛みが取れないこともあります。

腰痛が術前と比較して悪化傾向ですが後遺症とはこういうものなのでしょうか?
「腰に問題があれば痛みが持続するようになる」から痛みがない時があるのなら腰に問題はないという先生の見解についても質問があります。術前も常時腰痛があった訳ではなかったのでそこも疑問です。


追記:腰痛が改善した時期はありました。2012の退院から2012年末までです。その翌年からは痛みが再発しましたが、歩けなくなる程ではありませんでした。最近は歩行に支障があるほどの痛みです。


遠方であるためこのような形の質問となったことをお許しください。限られた診察時間の中でうまく説明できませんでした。      
2017.09.12 00:38
drshujisato
17/09/06のN.H.Kさんへ  

フランスの医師の見解は私のものと異なるようですね。
先ず、あなたの腰椎の問題を整理しましょう。あなたの病気は、L5分離症とこれに伴うL5/S1の椎間孔狭窄によるL5神経根症です。L4/5の椎間板には加齢変性の所見が見られますが、これはあなたの年齢ではごく普通に見られる変性の程度であり、問題にするほどではありません。さらに、L4/5には椎間孔狭窄はありませんし、脊柱管外側狭窄も認めません。つまり、L4/5では脊柱管内でも椎間孔内でも神経症状が発現する可能性はまずありません。事実、あなたの症状はL5神経根由来ですので、この症状が発現するのはL5/S1の椎間孔内か椎間孔外しかありません。L5腰椎分離症や分離すべり症でL5神経根の症状が発現する場合には、殆どの場合はL5/S1の椎間孔狭窄によるものです。L4/5にヘルニアや狭窄症を認めることは極めて少ないと考えてよいですし、あなたの場合は腰椎分離症の一般的な形を取っています。

フランスの医師がL4/5の椎間孔狭窄の方がより問題と説明していますが、L4/5の椎間孔狭窄症の場合に障害されるのはL4神経根であり、あなたの症状と一致しません。あなたの症状はL5神経根性のものです。

腰痛と下肢の痛みをわけて考えることに関しても、フランスの医師は腰痛は分離症で、下肢の症状はL4/5の外側狭窄で起こっていると判断しているようですが、必ずしも症状をそのようにクリアカットに分けて考えられるわけでありません。また、先ほども述べたように、あなたの腰椎にはL4/5の脊柱管外側狭窄は認めませんので、そこでL5神経根の症状が発現することはありません。

腰痛と神経根の症状は、むしろ一体のものと見なした方がよいでしょう。分離症以外の腰椎変性疾患では、神経根の圧迫・刺激でも初期には腰痛のみのことがありますのでね。勿論、分離症は腰痛の主因の一つでもありますので、分離によって腰痛が起こっていると判断すること自体は間違いではありません。

あなたの場合、L5/S1の椎間孔でL5神経根の除圧を行い、椎体間固定とペディクルスクリューの固定を行うことで、下肢の症状は早期に消失すると思われますし、固定が完成した後、通常は3~6ヵ月後には現在の仕事を問題なく続けることができると思います。私が手術を行ってきた分離症、分離すべり症の患者さんは問題なく社会復帰されています。

フランスの医師の診断・治療方針を知ることができ、私も参考になりました。診断や治療方針がこれだけ異なるのは、国内においても同様であり、ここに腰椎手術の難しさがあるとご理解ください。医師の診断・手術が適切であったかは、手術結果が証明するものです。

私の手術を受けられる予定とのこと、必ず現職に復帰できるように致します。
それでは、手術までの期間、お大事にしてください。

FROM SHUJI SATO



2017.09.07 00:22
N.H.K
佐藤先生へ
こちらで診察を受けた日は少し頭の中が整理できないまま相談してしまいましたが、あれから先生のブログをもう一度読んでみて、Anjiさんと先生のやりとり2016/07/16での一文からこんな文を見つけました。
回答1:先ず、L4/5の椎間孔狭窄ではL4神経根が障害されます。その通りです。L5神経根はL4/5の脊柱管外側部かL5/S1の椎間孔内、あるいはL5/S1の椎間孔外の三カ所で圧迫されることがあります。診断法は、L4/5の脊柱管外側部はMRIの矢状断と横断ですが、横断像が重要です。L5/S1の椎間孔はMRIの矢状断と冠状断です。L5/S1の椎間孔外はMRIの横断と冠状断です。これらによって
ほぼ診断が可能です。勿論、診断には相当の経験を必要とするケースもあります。さらに詳しく説明しますと、L4/5の外側部狭窄の主因は椎間板と椎間関節(特に上関節突起)、黄色靭帯です。L5/S1の椎間孔狭窄は椎間孔に入り込んだS1の上関節突起と黄色靭帯です。L5/S1の椎間孔外は生まれつきの形態が関係し、仙骨翼がL5/S1の椎間板に接近している場合やL5の横突起と仙骨翼が関節を組んでいる場合に見られます。さらに、側彎変形があると椎間孔の外側部での狭窄が起こります。椎間板症で椎間板腔が潰れてたケースでは、S1の上関節突起が椎間孔に入り込むことで椎間孔狭窄を起こすことがあります。これらの所見をMRIとCTで診断することになります。

質問です
①赤線を引いたところは、こちらの医師が診断を下したときに使った内容です。
L4/L5 脊柱管外側部にあるL5の神経根が直立、左に体を傾けたときに狭窄されるという内容でした。
先生の考えではそれはあるとかんがえられますか?
②解決策として、まず、腰痛か神経痛、どちらが辛いかと聞かれたところ、神経痛と答えたところL4/L5外側部の除圧を提案されました。
なぜなら襲撃が少なく合否も手術が終わった後にすぐわかり、入院の必要がないからということです。
しかし、腰痛と神経痛どちらが苦になるかという質問にははなはだ疑問を感じます。
それはどういう意図からなんでしょうか?

追加の質問になりますがどうぞよろしくお願いいたします。
2017.09.06 17:25
N.H.K
2017/0725.08/04に相談させて頂きましたN.H.Kです。また、6月6日に先生の診察を受けましたO.Kです。手術も予定済みです。

現在の症状
元々あった症状は左右の腰痛、左ふくろはぎ~足裏にかけての痺れ
             +
新しく1か月前に酷い神経痛にあい、その時は左足の脛から親指にかけて激痛が走りその領域に触れるものすべてが激痛を引き起こしました。それ以来、左足のふくろはぎが常に痺れて痛いのと皮膚感覚が右に比べて若干鈍くなった気がします。
座位で増強しだすと左の下半身は全部痺れだします。
また長時間歩くとふくらはぎが締め付けられたように痛みます。
また、座る姿勢によるのですが右の足先がごくまれに痺れます。

9/4に手術を決める前に予約を入れていた脊椎医に、届いた佐藤先生の診断書とフランスでの新しい検査結果をもって診断を聞きに行ってきました。(先生に手術のお願いをしておきながら大変失礼なのですが、フランスの医療費はほぼ無料に近いので、聞くだけ聞いてみようと)
私は、佐藤先生の診断と画像、アプローチ方法を伝えて、それに対するフランスの医者の見解と質問です。
①固定術をする予定だと伝えたところ、それは脊椎にちゃんとした湾曲があり椎間板の破損が進んでいない場合、問題は少ないだろうが、私のL4-L5の椎間板は変性が進んでるため、私の職種も手伝って、負担がかかり早々に破たんするだろうと言われました。
そうなるとL4-L5も固定するのは時間の問題だと思いますが、それについてはどう思われますか?

②彼は問題はL5の神経領域にあると考えたみたいですが、L4/L5の椎間孔狭窄による神経根圧迫。
診断の決め手は、一番最近に起こった神経痛が左足親指からすねを通っての神経痛
また、直立のレントゲン撮影によると側弯が寝て取るレントゲンよりも、さらに左に側弯し
尚且つ左に湾曲してとったレントゲンではL4とL5の椎体と椎体がめり込むように重なり合つているためそこで神経を圧迫していると予想する。L5/S1もたしかにかなり椎間孔が狭まっているが、L4/L5の方が明らかに異常だと。
それについては、どう思われますか?

佐藤先生の診断書にはL5分離症とL5/S1の椎間孔狭窄によるL5神経根症であると書かれてありました。

③これは、私の質問です。
固定術をした場合、現在の職種に復帰することは可能ですか?
フランスの医師からは、私の関節自体他の人よりも緩く、そのせいで関節に負荷がかかりやすく、今の職業の復帰は芳しくないと言われました。

フランスの医師に、私は日本で手術の予定を立てていると伝えたうえで、フランスの医師が、日本の脊椎医師の診断を見れて光栄です。意見を交換できるのは非常に嬉しく患者が一番いい結果を受け取れるようにしたい。
脊椎手術の診断はとても難しく、また間違った診断で手術をした場合患者が取り返しのつかないことになりますと。選ぶのは患者です。佐藤先生に伺ってみてくださいといわれました

私は、素人ながら腰痛は分離症からきていて、L5/S1にはもともと問題がありさらにL4/L5にも問題が発生したのかなと考えています。
そしてもし固定術をするなら佐藤先生にお願いしたいです。先生の診断に納得し、さらに進行する症状が手遅れにならない前に夫婦一致で先生にお願いすることになりました。
しかし、今回の医師は説明も解りやすく、日本の医師と意見を交換したいと。初めてちゃんとした説明を聞き理解した夫は(私のフランス語ではやはり理解できないところもあるため)、この先生は信頼できるにあたいすると。
私一人の決断ではだめで夫婦一致の決断が必要になります。


手術を承諾してくださった佐藤先生をはじめ、私と病院の仲介に入ってくださった医療秘書の方、又検査にあたってくれる先生方には本当に手術を決めているにも関わらず、こんな質問をして大変失礼に思っています。本当に申し訳ありません。

                            夫婦一同
2017.09.05 19:54
drshujisato
17/09/02のKiTPさんへ  Re: 17/08/18に相談させて頂いたKiTPです

リハビリ頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO
2017.09.03 23:12
drshujisato
17./08/31の田所武さんへ  Re: L5/s1脊椎狭窄症手術

主治医は左L5/S1の椎間孔狭窄症に対して、椎間孔内L5神経根除圧とペディクルスクリュー固定を行う方針なのですね。
椎間孔狭窄症であるのなら、その手術法が一般的です。固定術は低侵襲で行うようなので良いと思います。
それがあくまでも現在の標準的な手術の考え方であると断ったうえでですが、私は固定術を行わない椎間孔を拡大して神経の直接除圧を行っています。しかし、私の方法は特殊であり、一般的ではありません。従って、他では殆ど行われていないと言ってよいでしょう。
診断に間違いがないのであれば、主治医が勧められる手術法で問題ないように思いますが、これはあくまでも参考程度にしてください。診察もせず、画像もみていないのですから判断には限界があるとお断りしておきます。


2017.09.03 22:44
KiTP
17/08/18に相談させて頂いたKiTPです。

アドバイスありがとうございました。
現在、術後まもなく4週間になります。
リハビリは毎日続けております。
相変わらず左足は膝上から下にしびれ、右足は膝下から下に軽いしびれがありますが、相談させて頂いたときよりは多少ましになっている気がします。
先生のアドバイスにあった様に神経障害の改善に3ヶ月から半年という事ですので、長い目で見てリハビリを続けていく決意です。
自分の目標は最悪でも片杖で自力歩行する事としております。
アドバイス誠にありがとうございました。
2017.09.02 16:36
drshujisato
17/08/30のY.S(67歳 女性)さんへ   Re: 以前相談日 2017.8.26 2017.8.28

> ①持参するのもは、術前のMRIの画像だけで大丈夫でしょうか?紹介状は必要でしょうか?(担当医に言いづらいのですが)

回答:術前のMRI画像だけで結構です。担当医に言いづらいなら、紹介状は不要です。

> ②現在、なんとか良くならないかと接骨院で電気をかけたり、整体のような事をしたり、リハビリ専門の病院に行ってリハビリをしたりしていますが、これは続けていたほうがいいでしょうか?
>
回答:効果を実感できるのでしたら続けて宜しいですが、それがないのであれば続ける意味はないと思います。リハビリは体力低下を招かぬように、症状を悪くしない範囲で行うことは良いでしょう。

それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.08.31 23:11
drshujisato
17/08/28のカン シンメイさんへ  Re: 腰部脊柱管狭窄症手術について

了解しました。
最善を尽くしたいと思います。
それではお待ちしています。

from SHUJI SATO
2017.08.31 23:03
田所 武
佐藤先生お世話になります。
7月30日お尋ねしましたL5,S1脊椎狭窄の田所です。3年以上痛みと戦っています。
決心をして8月初めに同病院で手術を依頼し9月25日の手術を決めました。手術にあたっての話を進めていく中でやはり固定術をやることがわかりました。
先生の本を読んでいたので気になり、別の日にその医師にその内容を詳しく尋ねたところ、画像ではL5,S1の椎間板が左側の椎間関節に接触しておりそこの神経根が圧迫されているとのことです。その椎間関節を上下1cmづつ切除して薄くなった椎間板の除圧を行い切除した骨と人工骨を埋め、上下の椎骨をボルトで4か所固定するということです。
筋肉の剥離についても昔と違ってごく一部を剥離するだけです、とおっしゃっています。
私の場合この椎間関節を切除しない限り、神経根の圧迫は取れないといわれました。
手術は当然顕微鏡下の低侵襲術で行われます。
背中の切開は左右に上下4cmを切り開き左側から手術を行いその後ボルトで固定するそうです。
手術時間1時間半、入院期間2週間、コルセット着用は半年間です。私が3年前に受けた脊髄腫瘍手術より何倍も楽な手術で体への負担も全く違うといわれ、ほんまかいな!と思いましたが反論の材料もありませんので、「それですべてよくなりますか、他に悪いところが隠れていたら痛みは取れませんね」と投げかけると「画像を見る限り他に悪いところは見当たりません、今はあなたがこの手術を受けるかどうかだけだと思います。手術が嫌ならいつでも辞めてもかまいませんよ、その時は早めに連絡してください。よく考えてみてください」ということでした。
今私は一抹の不安はありますが90%手術を受けようかなと思っています、佐藤先生のアドバイスをお願いします。
2017.08.31 15:34
Y.S 67歳 女性
早速昨日先生の診察の予約を入れさせていただきました。栃木県から行かせていただきます。
①持参するのもは、術前のMRIの画像だけで大丈夫でしょうか?紹介状は必要でしょうか?(担当医に言いづらいのですが)
②現在、なんとか良くならないかと接骨院で電気をかけたり、整体のような事をしたり、リハビリ専門の病院に行ってリハビリをしたりしていますが、これは続けていたほうがいいでしょうか?

度々の質問、失礼いたしますが宜しくお願い致します。
2017.08.30 07:41
カン シンメイ
お忙しいところ、早速丁寧な返事をして頂きまして、ありがとうございました。妻と商談して、今の病院の診断資料をもらてからすぐ佐藤先生のところに行きますので、宜しくお願いします。
2017.08.28 23:54
drshujisato
17/08/28のアキラさんへ  Re: 返信 FBSS 疼痛の原因について

了解しました。

FROM SHUJI SATO
2017.08.28 23:16
drshujisato
17/08/28のY.S(67歳女性)さんへ   Re: 以前相談日 2017.8.27

腰椎固定術後の検査としては、脊髄造影検査がありますが、これによっても診断できないのが
椎間孔や椎間孔外の病変です。私は腰椎固定術前のMRIに診断の鍵があると考えています。
もし、術前のMRIの持参が可能であるなら、受診時にそれを持ってきて頂くと大変参考になります。
もちろん、コピーで結構です。
私の外来は予約制で、三ヵ月くらい先まで埋まっているようです。
予約のことなら、当院の医療秘書課にお問い合わせください。

FROM SHUJI SATO

2017.08.28 23:14
アキラ
お忙しい中、早速返信をしていただき、ありがとうございます。
すぐにでも先生に診断をしてもらいたいのですが、遠方で、この身体では、受診が難しいのが現状です。
でも、診察をしていただける医療機関があると思えるだけでも、とても心強いです。
今後も改善が進まないようならば、病院の方に連絡をし、家族の力を借りてでも、診察をお願いしたいと思いますので、その際は宜しくお願い致します。
2017.08.28 16:43
Y.S 67歳 女性
佐藤先生、先日は早々の返事ありがとうございました。
先生のお返事にあった前者の方で術後は一度改善しましたが、約7ヶ月ぐらい後に両下肢の脱力感から始まり、つっぱり、痛み、ジリジリ感、足首がグラグラして立っていられない、足がロボットのようで、最近は陰部の方まで痺れ感があり、座っている時はお尻がボコボコしている所に座っている感じがします。
病院での定期的な検査では、いつもMRIをとり異常なしと言われ、私の症状を伝えても精神的なものとしか扱われません。
ボルトが入っているとMRIでの検査では原因が分かりにくいということですが、今後どのような検査をすれば原因が分かりますか?
栃木県に住んでいますが、佐藤先生に1日も早く診ていただくことは可能ですか?
宜しくお願い致します。
2017.08.28 16:37
drshujisato
17/08/27のアキラさんへ  Re: FBSS 疼痛の原因について

ヘルニアが摘出されていても、術後に足の麻痺が続いているのであれば、それを成功と呼べるかというと、私はそうは思いません。術後も座位で痛みが増強し、歩行障害が続いていることから、手術の結果はむしろ失敗というべきではないでしょうか。
なぜなら、手術の目的はヘルニアを摘出する行為にあるのではなく、ヘルニアによる症状をよくすることにあるからです。
あなたの症状経過からは、まだ腰椎に問題が残っていると思います。
私の外来受診が可能なら、検討させて頂きますよ。ご検討ください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO



2017.08.27 22:19
アキラ
32歳 男性です。
2015年12月にS1の腰椎椎間板ヘルニアを発症し、左臀部から足先までのしびれと痛みが出て、その後完治せずに、2016年6月にPED式の手術をしました。
手術後に左足の筋力低下がおきましたが、主治医は、手術は成功したと取り合ってくれませんでした。左足は右足よりも7cmほどふくらはぎが細くなりました。
今は、やはり左足の臀部から足先までの痛みと右臀部に痛みがあります。
左足の足首から下にしびれがあります。
痛みは足先は灼熱系のピリピリする痛みであり、臀部はヒリヒリする痛みです。
臀部の痛みは座位で出てきて、30分が着座の限界な状況。
歩行は連続10分が限界で、社会生活を営むことができていません。
投薬はリリカ150mg、トラムセット1日3錠、ロキソニン1日3錠、デパス1日3錠です。
MRIを見ると、S1のヘルニアは綺麗に取れており、神経圧迫はなくなっています。
しかし、神経障害性疼痛は、術前よりも悪化しており、原因がわからずに困っています。
現在は、別の病院の整形外科の先生に見てもらっているのですが、筋力低下は多少回復しているので、疼痛があっても、投薬と神経ブロック注射で、様子を見るしかないといわれています。
ブロック注射は仙骨硬膜外ブロックであり、翌日には効果がなくなって疼痛が復活しています。
原因がなくなっているのであれば、術後から一年以上も経過しているにもかかわらず、歩行が10分、距離にして300mしか歩けずに、歩いた後に疼痛やしびれが悪化するのが腑に落ちません。
何か動くと神経を痛めつける原因が存在するように思っています。
本当に様子を見ることで、このような症状は改善していくのでしょうか?
また、痛みが出る状況ですが主治医には歩くようにいわれています。痛みが強くなる状況でも、動くことは改善に向かうアクションなのでしょうか?
これは、先生がおっしゃっている術前の神経障害が進んでしまっていることでの疼痛なのでしょうか?私的には、術後の筋力低下からして、何か手術によって、神経が痛んだことと、癒着によって神経が可動域を失い、動くことで痛みが出るようになっていると思っています。

このような病状ですが、先生の見解を教えていただけるととても助かります。

社会生活も営めない日々が続き、精神的にも限界でして、ご相談をさせてもらいました。
2017.08.27 15:09
drshujisato
17/8/26のY.S(67歳、女性)さんへ  Re: タイトルなし

MRI画像所見と症状の重症度は一致しないことが多いです。
あなたの奥さんの場合、症状が強い割に、画像所見が軽いのかも知れませんね。あるいは、他の原因が見逃されている
可能性もあるように思います。
いずれにしましても、真の原因・程度を正確に診断して、手術治療について判断することが必要です。
病院と同じ市にお住まいですので、私の外来受診をご検討ください。
確かに私の外来も手術も大変混み合っていますが、重症の方はできるだけ早く対応するようにしております。
受診の際には、秘書課で予約をお願いします。
それではお大事に。
 私の本で勉強して頂き、執筆した甲斐があります。ありがとう。

FROM SHUJI SATO
2017.08.27 12:05
drshujisato
17/08/26のY.S 女性(67歳 女性)さんへ 

 L3-L5の固定術後に術前症状が改善し、その後再び症状が発現してきたのか、あるいは、術後から術前症状の改善がなく
それらが悪化してきたのか。どちらなのかによって、原因は異なります。

あなたの書かれた内容からは、前者が疑われますが、いかがでしょうか?
前者の場合、固定が予定通り完成しているのであれば、固定した隣接椎間、すなわちL5/S1かL2/3に問題が起こっている可能性があります。一般的にはどちらかと言うと、L5/S1の可能性が高いと思います。もし、固定が不完全であるなら、手術部位での問題を考える必要があります。具体的な症状が書かれていれば、もっと正確に腰椎の何番の問題かを言うことが出来るのですが。ただし、主治医が術後固定状態に問題なしと説明されていることが正しいのなら、L5/S1の椎間孔内・外に問題がある可能性が高いのではないかと推測します。ボルトが入っているとMRIによる診断が困難になりますので、それによって正確な診断ができていない可能性もあります。

後者の場合は、手術自体が適切でなかった可能性がありますが、詳細は割愛します。もし、そうであるのなら、そのように再投稿してくださればお答えします。

結論としまして、あなたの様な事例は多く見られます。対処し得る原因がある筈ですので、諦めず解決に向けて行動を起こすことです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.08.27 11:54
カン シンメイ
佐藤先生へ 私は野々市市に住んでいるカンと申します。妻(58歳)は4か月前から左足痛い、しびれる症状が出て、歩くと症状は強くなり、座ると少し良くなり、横寝たら痛みがかなり緩和します。4か月前から整形外科を通い、腰部脊柱菅狭窄症と診断されまして、薬治療を受けました。神経の薬と痛み止めです。しかし、3か月以上を立ちまして、大きい変化はありません。今も100-200mを歩くと痛みが出ました。私の妻はなぜ治らない、一生痛くなるかと心配して、精神も不安定の状態です。今の病院の先生はMRIで見るかぎりひどく無いと言って、まだ手術をお勧めていません。一方私の妻はいらいらして、如何すればいいかわかりません。今日先生の本「腰椎手術は怖くない」を読ませて頂いて、この病気が治せる兆しを見えました。是非先生のところで手術を受けたいです。これは可能ですか。先生は大変忙しくて、手術の待ち時間が半年と聞きましたが、本当ですか。如何すればいいですか。お忙しいところ大変申し訳ありませんが、ご指導をして頂ければ幸いです。宜しくお願いします
2017.08.26 23:24
Y.S 67歳 女性
佐藤先生、初めまして、宜しくお願いします。どうしたらいいのか分からず、こちらに辿り着きました。
平成27.10月頃 歩行時の腰痛、両下肢痛、排尿障害の神経障害も徐々に進行し、改善の見込みがない為手術を受けました。
手術は腰椎前後合併固定術
前方手術 第3/4と第4/5椎間板に腸骨の一部を詰めた人工骨を挿入し、変形を矯正した。
後方手術 第3.4.5腰椎の両側に2本づつ合計6本のスクリューを刺入、椎弓切除を行なって神経の圧迫を解除。スクリューとロッドを連結して第3-5腰椎を固定した。

術後、平成28.7月頃より、両下肢脱力感、つっぱり、痛み、しびれが徐々に強くなり、今は歩行もままならない状態です。担当医には手術は完璧なので、精神的な問題だと言われてしまいました。どうしたら良いか分からず、先々歩けなくなってしまうのではないかという不安で非常に辛いです。宜しくお願い致します。
2017.08.26 22:40
佐々木康子(74歳女性)
早速の説明に感謝いたします。
先生の説明で幾分か判断できました、、
しかし、私も困惑の状態であり、検討し一度外来で伺うことも考えております、
その節はよろしくお願いします。
ありがとうございました。
2017.08.26 08:11
drshujisato
17/08/22の佐々木康子さんへ  Re: 脊椎管狭窄症について

あなたの腰椎には脊柱管狭窄症、あるいは腰椎すべり症などが疑われます。狭窄症で、年齢的には早いと答えた医師は
もし本気でそう答えたのであればよくわかっていないかも知れませんね。年齢からは先ずそれを疑います。
内視鏡手術とMD法の違いは、内視鏡を使うか手術顕微鏡を使うかの違いであり、本質的な違いはありません。MD法は手術顕微鏡を使う低侵襲手術法であって、内視鏡を使う手術法と患者さんから見ると基本的には同じで小切開手術です。

FROM SHUJI SATO
2017.08.24 22:49
佐々木康子(74歳女性)
平成18年1月から足の甲の痛みが出る、各個人整形医と総合病院の診察を受ける、レントゲン診断では異常なしと聞くが、お尻から下がしびれ、痛み、冷感、ピリピリ感、があります、又首、肩、も痛みあり、整骨院電気針の治療も受ける、整形外科は18年から投薬する、狭窄ではないかと聞くが年齢的に早いのでは?と言われる、安定剤も抗鬱剤の処方されるが効果がありません、29年7月からブロック注射3回行うが下半身麻痺が出たので中止した、歩行困難と肛門、会陰部のしびれがある、少しでも改善できないかと思い先生の著書「腰椎手術はこわくない」を拝読し相談を決断いたしました。またプールで泳いで長年(10年間)続けその悪影響があるのでしょうか?また内視鏡手術とMD法の違いもよくわからなく相談いたします、よろしくお願いします。
2017.08.22 18:54
渡邉
初めまして。渡邉と申します。この春退職して今は自宅で仕事をしております。本年6月上旬から左臀部に軽い痛みを感じておりました。6月下旬になって臀部および太もも(左右とも)に激痛を覚えるようになり診察を受けたところMRIでL1の腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。やがて7月に入ると痛みが増し、両太ももの痛みや、坐骨神経痛に悩まされるようになりました。ただ膝から下は、足裏に軽い痺れがあるだけで痛みは出ません。主治医からは手術を勧められたのですが、尿や排便には異常はなく、足の脱力感もないので、しばらく様子を見たいとお願いしました。リリカ75mを朝晩2錠ずつと、カロナール200m2錠をとんぷくに処方してもらいました。また、以前より月1回通っていた鍼灸師の治療を週1回受けております。7月中は上半身をまっすぐ立てることができなかったのですが、8月上旬より腰回りの緊張がゆるみ上半身をまっすぐ立てられるようになってきました。また、骨盤下の坐骨神経痛の痛みも和らいできて、現在はリリカ75mを朝晩1錠、新しく処方してもらったカロナール300mを1日1~2錠で過ごしております。薬の効果が薄れると、現在も両太ももの痛み、そして坐骨神経痛が現れますが、以前から比べるとだいぶ楽になってきました。これからも少しずつ回復して最終的には元の状態に戻ることを期待しているのですが、以下についてお伺いしたいと思います。まず、1、このまま回復して、最終的には元の状態に戻ることは期待できるのでしょうか。2、回復の遅れなどでやはり手術が必要と判断するべきなのはどのような場合が考えられるでしょうか。3、自分はフィットネスクラブで腹筋や背筋を鍛えるウェイトトレーニングをしていたのですが、珍しいL1の腰椎椎間板ヘルニアの原因はこのトレーニングの可能性はあるのでしょうか。あるいはほかに考えられる原因はどのようなものがあるでしょうか。4、L1付近はもとより、腰椎には全く痛みを感じないのですが、これは靭帯の破裂による炎症が起こっていないからなのでしょうか。以上、よろしくお願いします。
2017.08.21 15:19
drshujisato
17/08/19の矢野英利さんへ  Re: 脊柱管狭窄症

 具体的な情報がないため判断が困難です。最初のヘルニアの手術は腰椎の何番で行われ、2回目の脊柱管狭窄症の手術は
何番で行われたのでしょうか? さらにどんな手術が行われたのでしょうか?
これらの情報を提供できるなら検討いたしましょう。
いずれにしても、術後経過としては異常のように思われます。

FROM SHUJI SATO
2017.08.19 23:16
drshujisato
17/08/18のKiTPさんへ  Re: ヘルニア術後の下肢麻痺

まず、レントゲン撮影ではヘルニアの診断はできないことを知っておいて下さい。
それは時代遅れの診断法であり、現在は腰椎椎間板の診断にはMRIが必須です。
あなたの場合は、ヘルニアの診断の遅れと手術の遅れの両方が災いしています。
さらに、ヘルニアによる神経障害が急速に進む不運なケースであったと思います。
排尿障害はありませんか?あるのであればヘルニアの重症型です。
麻痺した神経障害の改善には3ヵ月から半年くらいかかります。それでも麻痺や痛み・しびれ
などが後遺症として残る可能性があります。
残念ですが、再手術でよくできる問題ではないように思われます。
リハビリの継続が必要です。
それでは頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO


2017.08.19 22:59
矢野英利
初めまして、大阪堺市の矢野と申します 宜しくお願いします。
手術を受けて3カ月半、まともに歩けない状態でこの100日余り
苦しんでおります。 先ず平成27年10月、左足の麻痺で椎間板ヘルニアと云う事で1回目の手術を受けました。術後 麻痺も殆んど取れ普段の生活に戻ってましたが3カ月を過ぎた頃から
左足が少し痺れ股関節の痛みがでて(首から下2/3位)の位置
の背骨が起きたらずれ 寝たら正常に戻る 時には戻るとき音がする、このような状態が続きました。
それで今年4月30日脊柱管狭窄症と云う事で2回目の
手術をして今に至ってます。
手術後 先に書きました様に症状が全ての箇所で ますます酷くなり2回目の手術が何だったのか 診察の度に先生の言葉が
結果を言うのは6カ月待て、骨盤の上の痛みは腰痛、背骨はずれてない、悪い所は全て取った、手術して治るならもう一回やるが それは無い(背骨は指で触っても解かる位飛び出てる、寝たら真っ直ぐになる)と云って私の言ってる事に聞く耳を持ってないような状態です
2回も手術をしてるのに今後他の病院へというのは無理かと思いつつネットで佐藤先生のページを見たときに光が見えた
と思いました。どう対処すべきか御指南下さい。
担当ドクターには精密な検査を求めています。

syueip@camel.plala.or.jp
2017.08.19 11:01
KiTP
はじめまして。
友人からこのサイトを紹介してもらいました。
55歳男性です。

10年ほど前にヘルニア持ちの診断を受けましたが様子見という事で放置。
7/30日中にいつもよりひどい腰痛を感じ、翌日から3日間近所の整体に通いました。
しかし全く改善されず8/3の朝、仕事中に左足が激痛で立っていられなくなり会社の近所の個人整形外科を受診。
レントゲン撮影のみでヘルニアとの診断されるもボルタレンの痛み止めを処方されただけで帰されました。
痛さのあまり仕事にもならないのでそのまま帰宅しましたが痛みがさらに増してきたため自宅近所の救急病院へ。
こちらでも事情説明するとレントゲンだけでヘルニアと診断され、その前にボルタレンサポ使用であればもう何も出来ないと帰宅させられました。
その夜は痛さでほぼ寝られず、翌朝少し離れた総合病院の整形外科を受診。
レントゲンとMRIを指示されましたが仰臥位をとると左足が激痛で耐えられないためMRIが撮れず、ひとまず痛みが引くのを待ちましょうという事に。
しかし翌日8/5(土)になって左足が動かなくなっている事に気づいて昨日受診した総合病院に電話したところ、土日は救急治療のみで整形の先生はいらっしゃらないので痛み止めを出す程度しか出来ないと言われました。
結局月曜朝まで我慢して救急車で総合病院へ。
この時点で左足は全く動かず、しかし激痛は変わらずでした。
無理を言って横向きでMRIに入り患部を確定、翌8/8に手術しました。
術後、激痛はウソのように消えましたが相変わらず左足は動かず。
脚を持って動かされても他人の脚の様な感覚でした。
また、右足も術前の痛みは取れましたが、しびれが切れた様な感覚であまり力が入りません。

今日で術後10日ですが、左足は膝上辺りから下にしびれがあり、膝に力が入りません。
また足首を上下させる事も不可能です。
膝に力を入れるとわずかながら動かす事は可能です。
右足は術後すぐは力が入りませんでしたが、今は同じく膝上あたりから軽いしびれと、足首を上下させる事が出来ない程度まで回復しています。

執刀医は脳神経外科でしたが今はリハビリ病棟に移されています。
左足が回復するのかどうかが非常に不安で、リハビリ科の主治医はほぼ車椅子生活になるであろう的な事を言いますが、私自身は避けたく思っています。
脳神経外科の執刀医は、取れるヘルニアは取ったが中央部分は神経に触るので取り切れていないとおっしゃってました。
この状態ではすでに左足の神経は死んでしまっていて回復はかなわないものなのでしょうか?
もし他の病院で再手術して復活出来るならそこも視野に入れます。
2017.08.18 15:47
drshujisato
17/08/04のN.H.Kさんへ

 私のアドバイスが役に立ったのであれば幸いに思います。
腰椎変性疾患は患者さんにとっても医師にとっても「複雑な迷路」を出口に向けて
歩くような困難を伴います。出口を間違えると、患者さんはひどい痛手を負うことになります。
その不幸を避けるには、「迷路」から「正しい出口」へ向けて誘導する
経験豊富なガイド、すなわち脊椎外科医が必要です。私はその役割の一端を担うことを
使命としてきました。
このブログを通して、沢山の患者さんが私の外来を受診され、その多くの方々が手術を受けられて
痛みから解放され、生活復帰をされています。ただ相談にのるだけではなく、私の診断と手術の正しいことを証明してきたと
思っております。
あなたの場合も、地元で納得いく結論が得られないのでしたら、喜んで私が手術をさせて頂きます。
まずはご自身の近くで検討してみて下さい。

FROM SHUJI SATO



2017.08.05 12:49
drshujisato
17/08/04のyaさんへ  Re: ご覧になられましたか?

あなたの以前の相談を読んだのですが、大変長文なうえ、症状と手術前後の経過、ご自身の生活の問題、医師の見解、あなたの判断等々、色々と混ざり合っていることから、あなたの問題の本質を読み解くことが出きませんでした。私の外来受診を予定されていますので、その時に整理して判断致しましょう。その時には、こちらで検査をもう一度させてもらいますのでご了承ください。
それではお待ちしています。

from SHUJI SATO
2017.08.05 12:19
N.H.K
7/25に回答していただきましN.H.Kです。
本当にどんな質問にも回答してくださり感謝でいっぱいです。
診察外でも、このブログを開設してくださったお陰で患者側から見ると本当に2重の恩恵を受けています。
まずお医者さんにこうして質問をする機会なんて普通は診察外ではありませんから。本当に素晴らしいです。

短い期間ながら、先生や本から得た知識と自分に出来るすべての可能性を試したうえで、最終的に決断したいと思います。

実は3日前お風呂から上がった直後から急に痺れが増強して、その晩から朝にかけては、痛くて立てない、歩けない、おまけに何かが足に触れるだけで痛いんです。その痺れはいつもと違い足の甲を通って親指のほうでした。いつもとは違う症状です。
幸い薬と2週間のお休みを処方してもらい、今日ようやく足を地面につけても痛くなくなりました。

明らかに悪化の傾向をたどっているので早く何とかしないとと内心は焦っているのですが....
9/4に再診があります。これで思うような内容でなければ、日本での手術を検討しています。
その時はご迷惑をお掛けしますがどうぞよろしくお願いいたします。 先生のブログ開設のお陰で問題解決の糸口や心のケアまでしていただいています。ありがとうございました。



2017.08.04 05:05
ya
先日、ご相談をいたしましたyaです。
相談室にも返信がないのですが診察予約日がもうすぐなのですが受診してもいいのでしょうか?

10日ぐらい前はL4・5の両方の痛みがありましたがここ1週間はL4領域の痛みの土踏まず、すね内側、膝前側、太もも前側、足の付け根、お尻の痛みになってます。
明らかな筋力低下はないと思われますが歩いてると膝の力が抜けるような感覚があります。
あと座ってられますが1時間とか座り続けて歩き始めると足の痛みを強く感じます。
膝の力が抜ける感じもこの時強く感じます。
歩き続けたら20分とか経つとマシになりますが。
ボルタレン飲んでも痛みます。
あと足首も痛いのですがL4で足首前側の痛み出ますか?
今は土踏まずそのものよりもその周辺の足の裏が痛くてたつ、歩くがつらいです。

この症状は今回は6月初めからですが、何年か繰り返し、数ヵ月で落ちつくを繰り返してます。
先日の相談通り、かかっている医師は問題ないを繰り返し、手術後ですし、明らかにこれというものもないし、数年前から病院探しはやめました。
しかしかなり痛むこと、膝の力が抜ける感覚は気持ち悪くて困ってます。
パートですが仕事も始め、今年の5月までジム通いもできてました。
数年の間に痛みが出ると2、3ヶ月ジムもお休みしてました。
仕事はなんとか続けられました。
7月で退職し今は転職活動中ですが、調子がよくないので仕事探しは難航中です。
これから先もどうすればいいのかわかりません。
かかってる先生は原因がないから適当に痛み止め飲んで過ごせというし、何回も繰り返すからつらいです。

こないだはメールアドレス一応書いておきましたがgmailアドレスの方がよかったですか。
受診の際に簡略のこれまでの経過書いたもの持っていきますね。
よろしくお願いいたします。
なお、受診しない方がいいなら事前におっしゃってください。
2017.08.04 01:16
drshujisato
17/07/31の田所 武さんへ  Re: L5S1脊椎狭窄

腫瘍を摘出しても痛みが改善しなかったのであれば、痛みの原因は他にあることも疑わなければならないでしょう。
それが何であるのか。この診断が的確に行われなければ、何度手術をしても良くならないかも知れません。
手術件数はその施設の専門性の高さを知る一つの有用な指標ではありますが、あくまでも参考程度のことです。
今のところで、どうしても納得できないのであれば、他にセカンドオピニオンを求められたらよいと思います。

from SHUJI SATO
2017.08.01 23:56
田所 武
早速のアドバイスありがとうございます。
3年前(2014年8月)の手術は第5腰椎部脊髄腫瘍30mm(良性)、合わせて胸椎11の黄色靭帯骨化症の手術も同時に行っています。術後も痛みが継続しましたが治るのに時間がかかるといわれ、こんなものかと痛みに耐える毎日でした、それでもよくならず5か月後に梨状筋の通電検査を受け、手術の必要があるといわれ、手術をしました。それでも痛みは改善せず3か月ごとに再診を受けています。リリカ、トラムセットを飲まなければ痛みはさらにひどいので今日まで欠かさず服用しています。
痛みの発生源が今までのところでなかったのか、本当の根源はどこなのか、医療に対する不信感が募ります。
腰椎の手術をすればよくなるといわれてにわかに信じがたい気持ちです。当大学病院の脊髄腰椎の年間手術件数も300~400と聞いており、結構大勢の人が整形科に行かれてます。
やはり手術をしてみるべきでしょうか。
2017.07.31 16:15
drshujisato
17/07/30の田所 武さんへ  Re: L5S1脊椎狭窄か

3年前に脊髄腫瘍と梨状筋症候群の手術を受けたとありますが、これらの手術を受けることになった症状が2回の手術後も
改善せず、現在も続いているということでしょうか?
脊髄腫瘍はどこにあり、どんな腫瘍で、どんな手術を受けられたのか、差し支えなければ押して下さい。
現在L5/S1が疑われているようですが、L5/S1では、脊柱管内ならS1神経根、椎間孔内あるいは外ならL5神経根の
症状になります。各神経根の症状の特徴はこのブログや私が書きました「腰椎手術はこわくない」で説明してありますので参考にしてください。L5/S1の椎間孔内や外でのL5神経根障害の診断は極めて難しい場合があります。あなたの場合、L5/S1の椎間孔内や外に狭窄病変がある可能性は否定できません。これらの部位で起こるL5神経根症は梨状筋症候群と誤診されて手術を受け、改善しないケースが見られます。まずは正確な診断が必要です。ただし、正確に診断できる医師は極めて少ないと認識して下さい。

FROM SHUJI SATO

2017.07.30 11:36
田所 武
3年前脊髄腫瘍の手術を受け、梨状筋手術も受けました。
その後痛みは改善せず、リリカ等の薬を服用し現在に至っています。痛みの症状は左下肢に痺れと痛み、歩くこと座ること寝ることさえ姿勢の置き方で痛みが増幅し苦しんでいます。
医者はMRIの所見からL5S1に問題があると指摘します。
私も素人ですが画像からはL5神経根(その下に小さくS1,S2・・・)と椎間板との間は隙間があり圧迫されているようには見えません。当然脊髄神経は画像上問題ありません。最近は歩ける距離が短くなり、座位が少し長くなると腰の痛み、臀部の痛みを発症、ともかく同じ姿勢を続けると痛みが増幅します。特に階段、重いものを持つ、腰に負担がかかると痛みが増え、生活上の支障をきたしています。2度も手術を受けて痛みが継続していることに不信感があり、本当に脊椎の問題なのか信じられなく、手術を躊躇しています。医者は手術を勧めますが、今どうしようか迷っています。私は75歳男子です。
2017.07.30 10:57
drshujisato
17/07/25のN.H.Kさんへ  Re: 希望があります

地元の医師の診断は不完全と思います。その理由は、あなたの場合は腰椎5番に分離症があり、すべりはないのですが、椎間孔狭窄があります。脊柱管には問題は見られません。あなたの腰痛と左下肢の症状の原因は「腰椎分離」と「椎間孔狭窄による左L5神経根の圧迫」によります。脊柱管は関係していません。腰椎分離症自体は腰痛のみですが、椎間孔狭窄を伴う段階に進むと下肢の痛みやしびれが発現します。従って、地元の医師は「椎間孔狭窄による神経根の圧迫」を診断できていないのではないかと思います。
私は多くの腰椎分離症、分離すべり症の手術を行ってきましたが、下肢の神経症状の原因の大部分は椎間孔狭窄によります。
従って、あなたの場合は受診時に説明しましたように、神経根除圧と腰椎固定術が必要です。保存治療で症状が改善する段階を過ぎていると思いますよ。手術をなさるなら上記のことを踏まえた低侵襲除圧固定術をお勧めします。
2017.07.28 14:55
N.H.K
こんにちは。
2017年 2/13,2/20,5/09に相談させていただきましたN.H.Kです。また、6月6日に先生の診察を受けましたO.Kです。

私の現在の症状は、腰の痛みと、左足の痺れ、座っていると時折正座をした後に起きるような酷い痺れがお尻から左足まで走り、痺れが痛くて立って治まるのをまたないといけません。
少しでもダイナミックな動きをすると、腰痛が悪化します。
先生の診察を受診した時には1か月の休暇を頂いていた間だったので、症状も少し落ち着いていたのですが、また仕事が始まり1か月目はそこそこの日常生活がおくれていたのですが、2か月目に入り痛みの連鎖サイクルに完全に入ってしまいました。また痛みを繰り返すたびに症状も悪化するというおまけ付きです。

1週間前に専門医の診察を受けることが出来ました。
先生の診断では痺れはL5/S1からきていること、しかしすべり症も狭窄も6か月前のMRIの画像所見からは読み取れないこと。腰痛は分離症があるのでそこが必要以上に動いているなら、説明がつくということで、再度前後に曲げてのレントゲン、MRIを取ることになりました。
今回3人目の先生だったのですが、説明もわかりやすく、 丁寧な診察と・・信頼を持てそうな先生でした。
ただし不安なところは、もしも画像検査で神経症状を説明する所見が見当たらなければ、もちろんどんな医者でもそうだと思うのですが、手術適応にはなりません。
また35歳はまだ若いのでできれば手術は最後の最後に、出来ることはまだたくさんあるから試してみようと言われました。
どうしてでしょう?
佐藤先生の診察を受けたとき先生は35歳、まだ若いんだから。だからこれからの人生も考えて手術を勧めますと。おっしゃって下さったと思うんですが。どうして180度も意見が異なるのでしょうか?
また、医者の視点から色々試してみようという点はありがたいのですが、患者側からすると、もうギリギリで、体は動きます。仕事もできます。けれど、動くたびに痛いんです。そうすると精神が先にまいってきて悠長に待っていられません。

腰痛の診断は本当に難しいと思いますが、私にも私の未来があって、今の仕事が好きでもっと知りたくて海外に住んでいます。仕事を変えれば、もしかしたらよくなるかもしれませんが、それも中々難しく..
第一希望は現在住んでいる所での手術を願いますが、もしも手術の方法が最小侵撃でなく術後に痛みのリスクがある場合や、診断が適切ではない手術の場合は日本で希望したいと思っています。
もし、今、佐藤先生の診察を受けておらず次の一手が何もない状態で今回の診察を受けていたら、間違いなく心が病んでいました。いったいいつになったら私の腰痛は終わるのと?

最善の結果が得られるように頑張ります。
2017.07.25 00:55
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このコメントは管理者の承認待ちです
2017.07.24 23:23
en 52歳 女性 札幌
先生 早々に本当にありがとうございました。
慎重にします。
病院探し始めます。
相談させていただいて本当によかったです!
ありがとうございます。

2017.07.24 01:12
drshujisato
17/07/23のen (52歳 女性 札幌)さんへ  

 L4/5の腰椎すべり症と脊柱管狭窄症による神経障害が進行中のようですね。
年齢からは、固定術が必要なんだろうと思いますが、正確にはレントゲンやMRI検査をみての判断になります。
固定法についてですが、私は低侵襲固定術をお勧めします。通常の腰椎固定術は、腰部筋のダメージが強く
術後の痛みが強い上に、痛みが後遺症として残る患者さんもおられます。その点、低侵襲固定術は痛みが少なく
後遺する可能性も低いです。さらに、固定術は合併症が少なくないので、慎重に判断されることをお勧めします。
術後経過が悪いと、対処法が限られますのでくれぐれも慎重になさって下さい。

FROM SHUJI SATO

2017.07.23 23:24
drshujisato
17/07/19の谷口さんへ  Re: 脊柱管狭窄症と腰椎すべり症の術後の痛み

固定術後の痛みということですが、腰痛でしょうか、それとも下肢の痛みでしょうか。その両方の場合もありますが、
まず術前の症状が術後どのように変化しているか、痛みがどう変わっているかをお知らせ下さい。
症状がどうであるかによって、原因が異なり、今後の見通しも異なります。
通常行われている固定術は術後の創部痛が強い傾向があります。創部痛のみであれば次第に軽減することが
期待できますが、創部痛以外の痛みであるなら、痛みの原因を慎重に診断する必要があります。
固定術後のMRIは痛みの診断には役に立ちませんので、「MRIで異常がない」という診断は意味がないと思って下さい。

FROM SHUJI SATO

2017.07.23 23:02
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2017.07.23 02:25
谷口
82歳の母が1週間前に脊柱管狭窄症と腰椎すべり症のため、固定術を受けました。
痛みがまだ続いていて、夜も眠れないと訴えていて心配です。再度MRIで見ても何も問題ないと言われたそうです。痛みはいつ頃消えるのでしょうか?
2017.07.19 17:31
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2017.07.14 00:22
drshujisato
17/07/05の佐々木淳子さんへ

再手術が必要な問題はありませんので、やがて痛みは軽減していくと期待できると思います。
痛みに負けずに希望をもって頑張って下さい。
応援しています。

FROM SHUJI SATO
2017.07.06 23:30
佐々木淳子
7月4日に受診させていただいた佐々木淳子です先生お励みスタフの親切なお言葉有難うございました先生にお会いして嬉しく涙しました画像検査しましたが今のところ手術で治療する段階で無いとのご説明を受け腰の痛み足のしびれわ他に有り腰椎の手術わ医師との出会いで結果が決まると思いました受診時お伺いしなくて涙しお聞きします私の腰の痛み足のしびれわ自然治療で神経がもどる事もありますかいつか先生に良い返事出来るようになりたいです
2017.07.05 16:08
drshujisato
17/06/29の橋爪さんへ

もう一年たちましたか。早いですね。
順調に経過しているとのご報告、ありがとうございます。
手術を受けられた患者さんが、その後どうなっているのかは読者の方々に
とって、大変参考になると思います。
またお知らせ下さい。

FROM SHUJI SATO



2017.06.29 23:37
drshujisato
17/06/25、29の高橋 聡子さんへ  

私の外来受診で再手術の道が開かれなかったことがご不満の様子ですが、手術を行うには
それ相応の根拠がなければむやみにできるものではありません。
あなたの場合、除圧固定術として画像上特に問題は見られませんでした。
従って、現在のあなたの腰椎には再手術が必要な問題は存在しないということです。
言い換えるなら、あなたの現在の腰痛は再手術で改善できるものではありません。
この痛みにどう対処すべきかについては、一般的な薬物治療が中心になります。しかし、腰椎固定術後に発生した
腰痛にはなかなか良い方法がないのが現状であり、あなたの痛みもそうであろうと思います。このブログでは、この問題を
既に取り上げて説明しております。

(追記)このコメントを読まれた読者の方には、腰椎固定術後の腰痛はコントロール困難な痛みであることを念頭において、どうしても固定術が必要な場合には低侵襲固定術を選ばれることをお勧めします。低侵襲固定術では、術後の頑固な腰痛は私の経験ではありません。

from SHUJI SATO


2017.06.29 23:29
橋爪
佐藤先生、お久しぶりです。
去年の5月にヘルニア手術をして頂いた橋爪です。

手術をしてから一年が経ちました。
ブログを拝見させていただいてますが、
先生がお元気そうで嬉しく思います。

私も何の違和感もなく、過ごしています。
感謝してもしきれません。

また痛くなったら金沢まで、ゴーの気持ちでいますが
幸い先生の顔も見れそうにないくらいに調子が良く、
忙しく働いております。

先生も益々、お元気で皆様を助けてあげて下さいね。

余計な報告ですみません。
2017.06.29 10:03
高橋 聰子
私高橋 聰子は5月24日埼玉県から来て診察していただきました、私は再手術を考えていたのですが佐藤医院長先生にその必要はないと言われ落胆して帰ってきました。
相変わらず腰の痛みは治らず麻酔注射を打つ毎日です、今後この痛みを和らげる方策があるのでしょうか教えてください。
2017.06.29 08:43
drshujisato
17/06/23の佐々木淳子さんへ  

その後、改善が進まないのですね。
かなり難しい問題のように思われますが、もう一度検討させて頂きます。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.06.25 22:52
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2017.06.25 17:53
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2017.06.25 16:54
佐々木淳子
16年3月29日に受診させていただいたS.Aです帰路は先生のお励み前向きなお言葉で前向き言い聞かせて執刀医の定期的な予約に行き一年程で骨に筋肉が付いたら楽になると言われて頑張りましたが二年たちましたが変わらずしびれ痛みであちこちの診察を受けましたが結果わ元の病院に戻つて下さいとの返事ばかりです娘が最後に母の痛み足のしびれわいつ頃取れますかと聞きますと四年先にわ治るでしようと言われて頑張りましたがジムやスイミング通いましたが今年の五月頃から痛み足のしびれ亀裂が起こり痛さ我慢して体が痩せ始め排尿障害が出て人間ドツクや腸の内視鏡検査お受けましたが結果わ異常が無く日ごとに歩く辛く執刀された先生わ画像綺麗精神的なものですと言われて薬とノルスパンと痛み止めの点滴ですが変わりません七月4日に予約のお返事おいただきました佐藤先生にお逢い出来るように頑張りますその節わよろしくお願いいたします
2017.06.23 17:59
drshujisato
17/06/21のTOKIさんへ  Re: すべり症の治療について、ご回答ありがとうございました。

本当に異常所見がないのか、私は疑問に感じます。
私の経験では、梨状筋症候群を疑わなければならない患者は皆無です。
もちろん症状によりますが、臀部や下肢の痛み・しびれなどの原因は腰椎にあると私は考えています。
だからと言って梨状筋症症候群の存在を否定するつもりはありませんが、腰椎に原因がありながら、その診断が十分に行われていないケースが大部分のように思います。
外来にてしっかりと診断させて頂きます。

FROM SHUJI SATO
2017.06.21 23:56
drshujisato
17/06/21の高山さんへ  Re: 17/06/07で相談させて頂いた件での追記です

外側型ヘルニアのみでしたら、固定術の必要の無いヘルニア摘出術を受けられるのが良いですが、ヘルニアと併せて分離すべり症があるのでしたら、あなたの年齢と肥満があることから、分離部l5神経根除圧と固定術が必要と思います。
固定隣接椎間の問題は将来確かに起こる可能性はありますが、そのことを今問題にしても仕方ないことですので、まずは現在の病気をきちっと完治させることに集中すべきでしょう。将来の問題については、もし起こったなら、その時に対応すればよいことです。あれもこれもと一度に心配し過ぎると、前に進めないばかりでなく、現在の病気に対する適切な判断ができなくなりますのでご注意ください。

from SHUJI SATO
2017.06.21 23:48
TOKI
こんばんは。早速のご回答ありがとうございました。
予約を取りお伺いさせていただきます。又早速「腰椎手術はこわくない」を読ませていただきました。

一つだけ気になっていることを質問させて下さい。
強い下肢痛があるがMRI上の狭窄がない。とのことであちこちの代替治療もしてきました。梨状筋症候群なので根気強く筋肉を緩めるか、筋肉切開が有効。と接骨や鍼治療の先生に言われたのですが、腰椎以外の原因も可能性として考えられるものでしょうか。
2017.06.21 21:35
高山
佐藤先生6/7の相談に対するご返答ありがとうございました。あれからセカンドオピニオンを数ヶ所受け、新たに判ったことがあります。傾斜含めた6方向レントゲンと3D-CTの結果、L5s1の外側ヘルニアだけでなく、第5腰椎左右分離と軽度のすべり症であることも判明致しました。今の症状は右臀部から仙骨辺りの鈍痛、右第1、2、3足指の痺れ.足背の痺れ.足底の痺れ.右外顆の痺れ(先生のおっしゃった通りL5神経根の障害)と右第1足指の筋力低下が軽度出現しています(足首の背屈は良好で筋力低下はありません)。体を反らすと右臀部に痛みあり。歩行は可能ですが数十分座ることができない状態です。今後分離部除圧(内視鏡)だけでいくか、固定術を行うべきか悩んでおります。30代後半であり、BMIも高く術後コルセットが効かないのではないかと危惧もしております。除圧術だけでは今後滑りが進行したり、取ったヘルニアの椎間板が潰れてしまうのではないかとも心配しております。しかし固定術をした場合、他の椎間板にいつか負担を来すのではないか、痺れが悪化したりはしないかなどどちらも悪いことばかり考えてしまいます。先生のお考えをもう一度伺いたくご相談致しました。何とぞ宜しくお願い致します。
2017.06.21 15:43
drshujisato
17./06/19のTOKIさんへ  Re: すべり症の治療について

ご質問に回答致します。
>
> 1、これらの症状から今の治療方針しかないのでしょうか?

 回答:診断に誤りがあると思われます。L4/5にすべり症があり、下肢に現在の症状があるのでしたら、通常は脊柱管狭窄があります。その診断ができていない可能性があります。もし、L4/5に脊柱管狭窄がないのしたら、その一つ下のL5/S1の椎間孔に狭窄ああるいはヘルニアがあるのかも知れません。いずれにしても、すべり症のみではあなたの症状は説明できません。症状からはL5神経根の症状が疑われ、それであるな上記した原因が必ずあるはずです。正しい診断に至らないのは、医師の診断力に問題があるように思われます。
>
> 2、先生に外来で見ていただく場合、予約はどのくらいの待ち  なりますでしょうか?
> 以上お忙しいところお手間をおかけしますがよろしくお願いいたします。

 回答:当院の秘書課にお問い合わせ下さい。

腰椎すべり症の手術治療の考え方は、私が書きました「腰椎手術はこわくない」に詳しく書いてあります。是非、読んですべり症に対する理解を深めて下さい。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.06.19 23:23
drshujisato
17/06/18のyukoさんへ  Re: ありがとうございます

受診を決められたとのこと、了解いたしました。
ご期待に応えたいと思います。
それではお待ちしています。

from SHUJI SATO
2017.06.19 23:10
TOKI
申し訳ありません。
本日午前中に送付したメールに不足がありましたので付け加えます。
年齢53歳
東京在住
職業 介護職休職中
2017.06.19 12:58
TOKI
はじめまして。よろしくお願いいたします。
7年間介護の仕事をしておりました。1年半前から、寝起きの腰痛に始まり、右の臀部痛が出始めました。MRI,レントゲンで4番、5番にすべりがあるが大したことはない。とのことでした。
一年前より、右臀部痛に加え、右膝下の痛み、痺れ、歩行時の痛みが出始めました。近所の診療所からTVにも出られる有名な病院に転院しました。
改めてのMRI,レントゲンでも軽いすべりで脊柱管狭窄はないので、薬で痛みを取りながらリハビリで腹筋をつける。を続けています。薬はロキソニン、トラムセット、サインバルタ、芍薬甘草湯です。
しかし、痛みは右臀部、右膝下に加え、右股関節周り、右腿裏に及んできました。最近では足先に瞬間的に強い痛みがでます。また、右足全体が筋肉痛のように痛みます。
その都度先生に訴えてきましたが、狭窄がないので筋肉をつけてすべりの不安定さをカバーするしかない。とのことです。
介護職を傷病手当で休職しておりましたが、長引き退職になってしまいました。
薬はよく効きますが切れると相変わらずの痛み、長く続ける不安もあります。
神経根、仙骨ブロックは短期間の効き目。そのほかAKA療法、頭蓋仙骨治療、中国鍼、いろいろ試しておりますが、良くなりません。
MRI,レントゲンで大したことがないのに、痛みが強く憎悪している。シングルマザーなのでいつまで無職ではいられず、ネットでこちらを見つけとびつきました。

1、これらの症状から今の治療方針しかないのでしょうか?

2、先生に外来で見ていただく場合、予約はどのくらいの待ち  なりますでしょうか?
以上お忙しいところお手間をおかけしますがよろしくお願いいたします。
2017.06.19 10:05
Yuko
佐藤先生
6月16日にご相談させていただいたYukoです。アドバイスありがとうございます。
先生に診ていただきたく、予約いたしました。少し先になりますが、よろしくお願いいたします。
2017.06.18 06:27
drshujisato
17/06/16のyukoさんへ  Re: 再度ご相談

ブロックテストで痛みが取れないため、手術の適応が疑問視されたようですね。しかし、ヘルニアなどでブロックテストが常に陽性にでるわけではありませんので悲観される必要はありません。症状と検査所見を総合して診断すべきことであり、どうしても結論がでないのでしたら私の外来受診をご検討下さい。手術治療の適応があるのか診断致しましょう。
それではお大事に。
from SHUJI SATO
2017.06.17 00:26
Yuko
佐藤先生
5月16日に「手術に踏み切りたいが・・」とご相談させていただいたYukoです。
その後、担当の先生に、手術して根治するという方向で考えたい、家族も同意見であると伝えました。それでは一度、検査も兼ねて神経根ブロック注射をしましょうということで、先日ブロック注射を受けました。結果、全く効果が見られませんでした。注射直後も痛みがなくなることはありませんでした。
その結果を受け、診察を受けたのですが、ブロック注射が効かないということは痛みの原因がヘルニアによる神経圧迫ではなく、筋肉かもしれないということで、しばらく薬で様子を見ましょう、あまりにも長引くようなら入院してもっと詳しく検査しましょうという方向が示されました。

現在、夕食後にリリカ50mg、朝食後にサインバルタ40mgを処方されています。痛みはあまり変わりません。午前中は特に眠気とだるさで体を動かすことがきついです。

ブロック注射をするまでは、痛みの原因がヘルニアによるものと思っていたので、その原因さえ取り除ければと思っていました。ここにきてまた原因が分からず、痛みとどのくらい付き合っていくのか、待てば良くなるのかなど不安です。薬を飲み続けていくことも心配です。

ヘルニアが原因でないとすれば、手術という選択肢はなしですよね? それで治るのでしょうか? 分からなくなってしまいました。ご意見を聞かせていただけると嬉しいです。



2017.06.16 11:22
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2017.06.14 10:37
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2017.06.12 09:24
drshujisato
17/06/07のハッピーさんへ  Re: 頭痛のご相談

そのような頭痛が疑われますね。症状からは。
もし、持続するなら脳神経外科で検査を受けられることがよいと思いますよ。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.06.11 00:32
drshujisato
17/06/07の高山さんへ  Re: L5/S1ヘルニアついて

症状からも右L5/S1の外側型か超外側型の椎間板ヘルニアが疑われます。
あなたの症状からはL5神経根の障害が疑われるからです。
発症してからまだ一ヵ月以内ですので、下肢の感覚障害や麻痺がないのでしたら、まだ自然治癒を期待できる時期にあると思われます。しかし、痛みは軽減しても慢性化しながら神経症状が悪化することがあるので、今後の症状の推移に注意してください。
もし手術になった場合には、通常は固定術が行われますが、固定術を行わずにヘルニア摘出を行う手術を行っている病院があると思いますので、是非探されることです。固定術は避けた方がよいと思います。熟練した外科医なら、ヘルニアの手術で神経合併症が発生する確率は限りになく0に近いので、医師選びが大事です。私の拙書「腰椎手術はこわくない」にこの辺りのことは詳しく書いてありますので参考にしてください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2017.06.11 00:28
drshujisato
17/06/04のA さんへ

固定術後のボルトの緩みが起こることは稀でありません。
その程度によって対応が異なります。
下肢にまで症状が出ているのが気になります。
とにかく、どんな状態であるのか調べてみなければ対処法をいうことはできません。
受診を予定されているのでしたら、そのときによく検討させていただきます。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2017.06.11 00:01
ハッピー
2017,5/5,10,15,19に送らせて頂いたハッピーです。
7/4の先生の受信迄、安静にして待機しています。
お忙しい中本当に申し訳ありません。先生が脳神経外科も専門でいらっしゃるので、ご相談させて下さい。
右足の痛みに加え、このところ入れ歯の不具合(治療中)、右肩の痛み(腱鞘板断裂、腕が上がるので様子見)などが重なっている為か、ここ数日前から頭痛がしています。首の付け根下の肩凝りから、頭の付け根から後頭部に辛~い頭痛(特に夕刻から)が起き、何とか夕食を済ませ、頭痛薬も効かず、楽になりたくて睡眠
導入剤を飲んで寝ています。
緊張型頭痛と言うのでしょうか?その後、変化しなければ放っておいていいのでしょうか? お騒がせしてすみません。




導入剤を飲んで寝ています。
導入剤を飲んで寝ています。緊張型頭痛



と言うのでしょうか?
2017.06.07 08:45
高山
初めまして、当方30代の者です。
5月17日仕事中、腰からお尻にかけてギュッと締め付けられるような痛みを発症、28日に足を着くこともできない激痛が出現し入院しました。腰椎MRIの所見で、正中の狭窄はなく、L5/S右椎間孔狭窄 axialでは右L5/S外側ヘルニア coronalでは右L5神経根の横走化があるといわれました。
また6/3のMRIで右L5/S1にやや大きいヘルニアがあり神経根の頭側への圧迫を認めると言われました。現在は1度の仙骨ブロックと3度の神経根ブロックで寝返り可能になり立位までは出来るようになったのですが、座位で右仙骨から横5㎝位に鈍痛、右下腿後面がつるため長い間座っていられません。また歩くと5㍍位で右足先から膝まで突っ張り痺れが増します。足の痺れは右足背、下腿外側、右第1.2.3足指が常にあります。背屈は可能です。今後保存的にいって軽快していくものなのか、早急に手術(内視鏡)をするべきなのか悩んでいます。
また手術をする事で追う考えられるリスクがあれば教えて頂きたいと思います。
できれば早く現場復帰をしたいと考えています。
長々と書きましたが、宜しくお願いします。
2017.06.07 06:26
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2017.06.05 22:39
A
佐藤先生、初めまして。70歳男性です。
8か月前に、すべり症の固定術をしましたが、痛みが続き歩行困難な状態が続いています。先日、MRIを撮りました所、ボルトのゆるみが出て、神経にぶつかっているそうです。
主治医いわく、骨が固まるまで、あと一年程待たないと手術は出来ないと言われました。
テルボンを打ち8か月たちます。毎日、痛み止めを1,2回飲み、週1、2回ブロック注射を打っても痛みは消えず日常生活が困っております。他に、症状が軽減される方法はないものでしょうか?
最後の頼みの綱だと思い、7月の終わりに、佐藤先生の診察を予約させて頂きました。その時は、よろしくお願いいたします。主治医には、一年待たないと再手術は出来ないと言われましたが、一日も早く改善されたいです。情報が少ないですが、佐藤先生でも、一年程待たないと難しいとゆう診断が出る可能性もありますか?
お忙しい中すみませんが、よろしくお願いします。
2017.06.04 10:38
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2017.06.03 14:44
syuravana
佐藤先生、こんばんは。
お忙しいところご回答いただきましてありがとうございました。佐藤先生とのやり取りは伏せておきますが、主治医に本当に右側にでないのかもう一度確認をしてみます。ありがとうございました。またご質問するかもしれませんがそのときはよろしくお願いいたします。 syuravana
2017.06.03 00:26
drshujisato
17/05/31のsyuravanaさんへ    Re: 頸椎 C3/C4のヘルニア

左外側の頚椎椎間板ヘルニアであるのなら、脊髄の左外側部圧迫で右上肢・下肢に知覚障害が発現することはあり得ます。
この場合、左下肢の筋力低下も起こることがあります。MRIを見ていないので、正確なことはわかりません。
まず、正確な診断をつけてもらうことが先決ですね。
それではお大事に。

FRMO SHUJI SATO
2017.06.02 00:18
drshujisato
17/05/31のchikaさんへ

腰椎に原因があるのか、MRIなどで精査することが必要です。
すでにMRIを取られているようですが、その診断が正しいかどうか、検証が必要と思います。
別の医師を受診して、再検討されることが良いと思います。
それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.06.02 00:09
syuravana
佐藤先生、はじめまして。当方42歳男です。

首のことでお伺いしたいのですが、頸椎C3とC4の間の椎間板が飛び出してヘルニ
アとなっております。

左側から飛び出て脊髄へ当たっているか、かすっているかのどちらか微妙なMRI画像となっております。

MRI画像で椎間板左側から飛び出し脊髄の真ん中より少し左側へ接触しているような形です。

症状は①不定期のめまい、倦怠感、②右手のしびれ、③右足のしびれ、右足底の痛みが主で、①から③まで順番で症状が発症しております。

ヘルニアが脊髄の中央からやや左に接触しているとすれば、①から③の症状は起き得ない症状となるものでしょうか?

神経根であれば左、右に分かれているので外部発生症状の説明がつくかと思いますが、脊髄に対してであれば必ず右への接触(圧迫)、左への接触(圧迫)で体に現れる症状は右、左で決まっているものでしょうか?

主治医に確認しましたところ脊髄中央より左に接触しているかかすっているかなので右側に症状が出るわけがないと言っております。 (専門外でしたら申し訳ございません)もしご回答いただけるようでしたらお付き合いいただけたらと思います。 syuravana
2017.05.31 23:45
chika
はじめまして。
2か月くらい前から、長い時間歩いたり、立っていたりすることがつらくなってきて、今では台所に立っているのもつらい状態です。MRIでは L3/4に少し狭窄があるが、影響するほどのものではないという診断で、腱反射も正常ということで、原因不明ということでした。症状としては、しびれは足の裏に時々ぴりぴり感じる程度です。痛みとしては、臀部は痛いというより、なんとなく臀部から太ももが重たいという感じで、足全体にツッパリ感があります。その日によって、ふくらはぎに強く感じたり、太ももに感じたりです。腰痛はありません。一番つらいのは歩くことなのですが、前かがみになったり、後ろにそったりしても、あまり変化はないように感じます。今の状態がつらく、ご相談させていただきました。お忙しい中、申し訳ございませんが、よろしくお願いします。(53歳女性)
2017.05.31 12:34
drshujisato
17/05/26のasaさんへ  

判断するには情報が少ないので確かなことは言えませんが、もし神経根の圧迫が起こったなら、手術で取り除くことはできると思います。しかし、神経根に既に障害が完成している場合には、手術をおこなって原因を取り除いても、回復は余り良くないかも知れません。どのような結果になるかは名言できませんが、私の外来受診をご検討ください。しっかりとした判断を下したいと思います。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2017.05.26 23:49
drshujisato
17/05/25のnoriko satouさんへ  Re: この先の治療について

脊髄刺激療法以外の治療方法につきましては、これっと言えるほどのものがないのが現状です。
この痛みによって、もっと悪いことが連鎖して起こるわけではありませんのでご安心ください。
気分の転換を図る上でも、身体を動かすことが大事と思います。勿論、痛みを強くする運動は
避けた方が良いです。それではお大事に。

from SHUJI SATO
2017.05.26 23:35
drshujisato
17/05/24の志村さんへ

お父様が手術治療に前向きになられたのであれば良かったですね。その気持ちの変化が報われるように信頼できる医師をお捜し下さい。きっといるはずです。諦めないことです。

FROM SHUJI SATO
2017.05.26 23:24
drshujisato
17/05/23のK.Y(男性 57才)さんへ   Re: 両足の痺れ

了解しました。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.26 23:20
drshujisato
17/05/22のハッピーさんへ   Re: お礼

承知しました。しかりと診断させて頂きます。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.05.26 23:18
asa
先生、はじめまして。主人(70歳)の事でのご相談です。
去年の10月に、すべり症で4番と5番にスペーサーを入れる固定術をしました。退院してしばらくすると、ボルトが外れたので、再手術をしました。何日かは痛みもなく調子が良かったのですが、だんだん手術前と同じ症状で、腰から下が、筋肉痛のひどい様な、神経痛の様な痛みが続いて、100m歩くのも困難です。座っている時、寝てる時は痛みはありません。
先生に診て頂きたいと考えております。
まだ診察して頂いていないので、これだけの情報では不十分だと思いますが、神経根の圧迫で、手術ができれば元の様に痛みなく歩ける様になりますか?
神経障害の後遺症とゆう事だと、このまま改善されないとゆうことでしょうか。
つたない文章ですみません。
よろしくお願いします。
2017.05.26 01:14
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2017.05.25 21:47
noriko satou
5月17日に診察を受けました佐藤典子です。
受信の際は、ご丁寧なご説明をして頂きありがとうございました。スタッフの方にも親切にして頂き感謝しております。

再度メールさせていただいたのは、診察日に勧められました
脊髄刺激療法ですがあれから色々調べた結果、やはり体の中に
機械を埋め込むのは、怖いので諦めました。
以前の医師にしてもらった手術の切り口が20cmと大きいので
まわりの筋肉が脂肪化しているので鉛を腰に入れているような
激痛があるとのことで、私の腰が痛いのが判明しなぜ痛いのか
原因がわかり良かったのですが脊髄刺激療法の他に手術で腰の痛みがなくなる方法はないでしょうか?
この先、腰の激痛に耐えながら生きていくしかないのでしょうか?このまま放っておいても良いのでしょうか?
佐藤先生の診察を受け痛みの原因が判明したので、東京から
金沢に行って良かったです。
どうか再度、ご指導を宜しくお願い致します。
2017.05.25 15:12
志村
5月2日に書き込み致しました志村と申します。お忙しい中、早々にお返事をいただきましたのに、お礼がこんなにも遅くなってしまい申し訳ありません…
先生からいただいたお返事を父に読ませましたところ、ストレッチをやめてくれました。また、手術での治療に前向きになってくれたので、今後は先生のアドバイスを参考に信頼できる主治医を探していこうと思います。
真摯に聞いていただけた事が本当に救いになりました。ありがとうございました。
2017.05.24 18:47
K.Y 男性 57才
5/21に回答をいただきましたK.Yです。忙しいところありがとうございました。連休以降は状態が極端に悪い方向には行ってないようなので、しばらくはこちらのペインクリニックに通院してみようと思っています。それでも良くならない場合はまた、ご相談させてください。 
2017.05.23 19:33
ハッピー
17/5/19への返信有り難うございました。
脇腹の事は気にせず、無理は避けて7/4にお伺い致します。
5/5のご相談以後、足の痛みは増していますが、先の見通しが得られて気持ちが前向きになっています。ご診断をよろしくお願いいたします。
2017.05.22 15:04
drshujisato
17/05/21のY.Kさんへ

質問に回答します。

> 質問1.ブログの2013/3/9の「腰椎手術後に症状の悪化した患者へのメッセージ」のなかで「術前にはなかった反対側の下肢に痛みとしびれがでた・・
>    椎間孔の狭窄が悪化し、神経根の絞扼が強くなった結果と判断して、MD法による神経根除圧術を追加しました」
>    の記事は私のケースと類似していると考えたのですが、先生も同様の可能性があるとお考えでしょうか?
>    ただ、椎間孔狭窄症でよくある症状の「腰を伸展すると強くなり、前に曲げると軽くなる」の症状はありません。

   回答:おっしゃる通り、椎間孔狭窄を先ず疑いたいですね。椎間孔狭窄症は、脊柱管狭窄症と症状は似ていますが、座位でも痛みが強くなったり、立ち上がりなどの動作・姿勢変換などに関係して痛みが増強することが多いように思います。
>
> 質問2.S1神経にボルトが当たっている場合、改善策は再手術によるボルトの入れ直ししか方法はないでしょうか?
>
   回答:S1神経根の症状よりはL5神経根の症状のように思われますが。痛み・しびれの分布からですが。
>画像を見ないとなんとも言えないとこではありますが、L5 に挿入したボルトが脊柱管内または椎間孔内に入り込んだ場合には、L5神経根が障害されることになります。ボルトでS1神経根が直接に障害を受けることは考えにくいと思います。このようにボルトが直接にL5神経根を障害する以外に、固定術では椎間孔内でL5神経根が障害を受けることがあります。私はそれを疑っています。正確な原因は受診時に明らかにしましょう。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.21 23:37
drshujisato
17/05/21のエンジェルさんへ

固定隣接椎間の狭窄やヘルニアなどの手術は、執刀医が言われるようにボルトを抜き、新たにボルトを入れて再固定を行うことが一般的です。私はボルトを残したまま、MD法で狭窄やヘルニアを取り除く手術を行っています。これで良好な結果が得られますので、私は再固定術は余程の問題が無い限りはおこなっていません。ただし、私のような手術のやり方は例外的と思ってください。あなたのような患者さんが全国から手術を受けに来られています。
以上、当院の現状をお知らせ致しました。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.21 23:17
drshujisato
17/05/19のハッピーさんへ  e: 脇腹膨らみは?

なんでしょね。腰椎とは関係ないと思いますよ。
受診時に検討しますが。
それでは受診をお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.05.21 23:06
drshujisato
17/05/17のK.N(51才、女性)さんへ 

患者さんの症状から、どこに原因があるのかを診断することは簡単なことではありません。
下肢の痛みやしびれ、歩行困難は、脳から頸髄、胸髄、腰髄、馬尾、その他の末梢神経など文字通り頭の先から足の先まで
が原因になり得ます。それを見極めるには患者さんからの詳細な症状に関する情報が必要です。それに神経学的異常所見や
画像所見を総動員して診断しなければなりません。あなたの場合には、先ず頚椎を疑うべき症状のように考えられました。
手術に関しては、慎重にご検討ください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.21 23:01
drshujisato
17/05/14のK.Y(男性 57歳)さんへ   Re: 両足の痺れ

痛み・しびれの分布図を拝見しました。画像所見と比較すると、L3/4とL5/S1に原因があると考えて大きな矛盾はないように
思いますが、確信はありません。もし、手術治療の再検討を希望される場合には再受診をご検討下さい。
必ず手術になるとは約束できませんが再検討致します。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.21 22:51
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.05.21 19:23
エンジェル
 はじめまして、現在52歳の女性です。宜しくお願いします。
 約11年前に2度にわたる腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症の手術を受けています。
 1度目は右L4~5腰椎椎間板ヘルニアの椎弓切除術、2度目はその約半年後のL3~5腰椎後方除圧固定術です。
 なお、2度目の固定術後には執刀医よりL5~S1の軽度左狭窄は残さざるを得なかったとの説明がありました。
 上記の2度にわたる手術後も軽度の左足裏の痛みやむくみ、両側の拇指痺れや、長時間同一姿勢が維持できないなど、長期間にわたり続きましたが、ぎっくり腰をきっかけにL5~S1左狭窄に椎間板ヘルニアが再発した半年前から遡ること2年間は足腰の痛みや痺れがほぼありませんでした。
 上記のL5~S1左狭窄のヘルニア再発後はロキソニン等服薬、トリガーポイント筋肉注射二回、仙骨硬膜外ブロック一回、受けています。重度ではないものの15分くらい立っているとふ腰や左足の大腿部のつっぱりふくらはぎのこわばり、指の痛みやしびれなどがでてきます。症状は一進一退の状態です。
 再発後に固定術の執刀医に相談したところ、仮に手術する場合は、11年前に固定したボルトを取り除いた上で、新たにL5~S1を固定すれば良いとの説明がありました(再発した箇所は11年前に固定した箇所の直ぐ下に位置するため、取り除かないと固定できないとのこと)。
 11年前に固定したボルトを取り除いて大丈夫なのかという不安な気持ちが大きく、固定は残したままで内視鏡等による切除術など他の手術法はないものかと悩んでいます。
 どうかアドバイスを宜しくお願いします。
2017.05.21 16:17
ハッピー
29,5,5と5,10,と5,15に送信し、7,4に受信予約をさせて頂いたハッピーです。
何度もすみません、もう一つお尋ね致します。

数ヶ月前から右足付け根の脇腹に、仰向けに横になると細長い塊が出て来ます。触ると凹みます。2ヶ月程前に外科のCT検査で、鼠径ヘルニアでは無いと言われ又、エコー検査でも悪い物は見えないと言われました。
放って置いているのですが、最近少し大きくなってうずき、存在感を感じます。これは、腰椎の関係とか、筋力の衰えとかの関係は有るのでしょうか?
足腰の痛みと共に気になっています。関係有りでしたら、先生の受信迄、放っておきます。お忙しい中、申し訳ありません。

2017.05.19 18:29
drshujisato
17/05/17のYukoさんへ   Re: ありがとうございます

地元で納得できる医師が見つからない場合は、こちらで対応させて頂きますのでご安心ください。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2017.05.17 23:10
K.N 51才 女
前回相談日3月2日

佐藤先生、4月11日の受診の際は大変お世話になりました。

両下半身の痺れ(特に左)に悩み、頚椎専門医を何軒回った事でしょう。
その度に、「頚椎は画像上軽度、OPは急ぐものではない。」「腰椎椎間板症とヘルニア、しかし両下肢に痺れは出ないはず、精神的なものか内科的なものじゃないの?」等、診断も治療の方針も違い、辛い思いを抱えながらの金沢受診でした。頚椎より、腰椎の神経圧迫の見落としがあるはずとの思いでの受診でしたので、先生から、頚椎の前方固定術の説明を受けた時、頚椎のOPは全く考えてなかった私は、即答する事ができませんでした。
今も迷ったままでが、下肢のこわばりのようなものも出現しており、怖いと感じる事があります。このままの状態では治癒しない事も理解しており、決断していかなければ・・と思っていますが、今しばらくお時間下さい。現在のかかりつけ医とも相談しながらの毎日です。

ブログでお伝えするべき事では無いのかもしれませんが、佐藤先生は診察室で、私の画像より症状を言い当て、そして私の日常が破綻していってしまう事を心配して下さいました。
とても嬉しかったのです。それをお伝えしたくて・・

脊椎の病気は本当に辛いです。精神的にも通常な状態を保つ事などできません。ドクターの何気ない一言に傷つき、反対に一言に救われた気持ちになる事があります。

先生、今後も痛みに苦しむ患者に寄り添うお優しくも力強い方でいて下さい。
スタッフの皆様にも大変親切にして頂きました。ありがとうございました。
2017.05.17 23:07
drshujisato
17/05/17のYOSHIさんへ  Re: 脊柱管狭窄症手術後の痛み発生に

症状からはまだ解消されない問題が残っているように思います。
手術をされた医師は、残る症状に問題意識が低いようですので、仮に検査を求めても
前向きなことにはならないでしょう。
別の医師に意見を求めることが良いように思います。
ただし、他で手術を受けた患者を診ることには消極的な医師が多いので、
このことを踏まえて動かれることです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.17 23:07
Yuko
佐藤先生
5月16日に相談させていただきましたYukoです。
早速のお返事ありがとうございます。お返事を一緒に読んだ家族も手術に踏み切ってみたらと背中を押してくれています。

今度の診察の時に、手術をしてよくなりたいと担当の先生に伝えます。が、この先生なら安心してお任せできると納得しないと踏み切れません。担当の先生とお話ししてそう思えればいいですが、そうでなかったら遠方でも佐藤先生に診ていただきたいという気持ちです。
お願いできますか?
2017.05.17 18:39
YOSHI
お世話になります。東京都在住の71歳、男性です。今年の2月下旬に都内の病院で、脊柱管狭窄症の内視鏡よる手術を受けましたが、確かにいままでの腰部や臀部の痛みやしびれがなくなりましたが、手術直後から寝返りをうつときに臀部に引きつるような痛みが発生し、担当医師にそのことを告げると、「リハビリを継続したらよくなりますよ」といわれて退院をしたのですが、手術退院後1ケ月後に診断を受けた時に痛みのことを話したのですが、リハビリをすればよくなりますといわれて、再検査をしてもらえず「診察はこれでおわります。」と言われてその後手術を受けた病院には行っておりません。5月17日現在リハビリを毎日続けていても痛みが解消されず、むしろ歩く時も臀部に痛みが発生して、現在鎮痛剤を服用しております。痛みがさらにひどくなったら、近くの病院でブロック注射をしなければとも思っています。それとも手術を受けた担当医師にMRI等による詳しい再検査を受けるべきでしょうか。それとも他の専門医を探して受診すべきでしょうか。また手術後の臀部の痛みの原因は何が考えられるでしょうか。よろしくお願いいたします。

2017.05.17 09:46
drshujisato
2017/05/15のOHSさんへ

了解しました。ご期待に応えられるようしっかりと診察させて頂きます。

FROM SHUJI SATO
2017.05.16 23:50
drshujisato
17/05/16のYukoさんへ  Re: 手術に踏み切りたいが・・

私の答えははっきりしています。生活の質を回復するため、手術を考えます。
腰椎椎間板ヘルニアや狭窄症、すべり症などでは、歩けなくなったら、排尿障害や排便障害が出るようになったら、手術しましょうと言われている患者さんが多いことに驚きます。なぜなら、そこまで悪くなったなら手術をしても回復が悪くなるからです。
どうも「腰椎手術は最悪の事態を避けるための治療手段」と今も考えている医師が多いことに驚きます。この考え方では、生活の質の回復は不可能です。保存治療が効果を示さなくなったり、神経機能障害が進み始めた時が手術のタイミングと私は考えています。
この時期に手術をうけられた患者さんは後遺症を残さず生活の質を回復しています。あなたの主治医も古い考え方をお持ちのようです。あなたの場合、ヘルニア以外にすべり症があるようなので、手術を受けるにしてもどのような手術の仕方がよいのか、慎重に決めることが必要です。手術はタイミングの取り方もそうですが、手術方法も医師によって大きく異なりますので、医師と十分に話し合って決めることが重要です。
手術タイミングの取り方はは、私の拙書「腰椎手術はこわくない」に詳しく書いてありますので、参考にしてください。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2017.05.16 23:48
OHS
 2017/05/15(昨晩)にご相談させていただきましたOHSです.
 早速のご回答,また,大変に詳しいご説明をいただき,誠にありがとうございました.
 友人に連絡したところ,お電話にて診察の予約を入れさせていただいたとのことです.
 今後ともよろしくお願いいたします.
2017.05.16 22:11
Yuko
47歳、女性です。初めてご相談します。
腰痛歴は長いです。17歳の時にボート競技で椎間板ヘルニアになり、牽引などの治療を受けました。20代半ばに2、3度ギックリ腰で鍼灸治療を受けています。その後も疲れると腰痛を感じ、今に至っています。

今年1月より、ふくらはぎに違和感を感じ、年末にひいた風邪のせいかと思ったら、動くと太ももから爪先まで痛みが走るようになりました。2月下旬まで整骨院で電気治療とマッサージ、痛みが強い時は針を打つなど、またストレッチを教えてもらい、毎日していましたが、なかなか改善せず、原因を知るためにも近所の整形外科を受診しました。
レントゲンを撮ったところ椎間板ヘルニアと腰椎すべり症と診断され、痛み止めと血流をよくする薬を処方され、電気治療に通うように指導されました。1カ月通いましたがまったく痛みが取れず、神経への影響が心配でしたので、大学病院でMRIを撮ってもらいました。診断は椎間板ヘルニアとすべり症、前に滑っており、滑っているのは第5腰椎、その上の椎間板がヘルニアになっていて、上下ともかなり椎間板がすり減っている様子です。
4月よりロコアテープ、リリカ(25mgからスタート、現在は75mg)を処方され、様子をみている状態です。薬を飲んでも痛みは変わりません。特に前かがみの姿勢、座っていることが辛いです。一番心配なのは、排便時にいきむ時、激痛が走ることです。そのせいか便秘がひどくなりました。
歩いていて痛みがひどくなることは稀です。歩いている状態が一番楽です。
仕事は小学生の放課後活動支援です。10年やっています。学童のような預かり施設ではなく、子どもの遊びを支援するお仕事です。体を動かすことが好きなので、バドミントンや卓球、バスケットボールなど様々な運動を子どもたちとしています。
現場にいて、セーブしながら活動することが性格的にも難しく、子どもたちに誘われると一緒に動いてしまいます。辞めることも考えましたが、あと数年は続けて、子どもたちに関わっていきたい気持ちが強いです。
そのために手術も考えています。担当の先生にも伝えましたが、手術にはリスクもあるし、まだ歩けているのだから薬で様子みたらというアドバイスでした。
子どもたちと一緒に遊びたい、これ以上悪化させたくないというのが私の希望です。
佐藤先生が私の主治医だったら、どんなふうにアドバイスしてくださるかお聞きしたくてご相談しました。長文で申し訳ありません。
2017.05.16 10:10
drshujisato
17/05/15のOHSさんへ  

まったくもって、お気の毒な結果です。
K.Oさんの症状から考えて、障害受けている神経根はL5(腰椎5番目の神経根)神経根です。手術されたL5/S1の場合、脊柱管内のヘルニアではS1神経根が障害されますが、椎間孔(外側型)や、椎間孔外(超外側型)ヘルニアでは、L5神経根が障害されます。S1神経根とL5神経根の症状の違いは、S1では痛みやしびれはふくらはぎから足底に至りますが、L5の場合には下腿外側から足背(足の甲)、母趾や第2・3指などの足底側に発現します。筋力は、L5では母趾や足関節を反らす力が落ちます。これに対して、S1神経根では、足関節を床の方向へ曲げる力が落ちます。また、坐骨神経痛はL5神経根でもS1神経根でも両方で発現します。これらがヘルニアの起こる部位と症状との典型的な関係です。常にすべての症状がそろって発現するわけではありませんが、基本は上記した通りです。ヘルニア発生部位と症状との関係に基づいて判断しますと、K.Oさんの症状はL5神経根の症状であると疑われますので、ヘルニアがL5/S1であるならば、外側型、超外側型でなければなりません。このヘルニアは診断が難しく、見逃されていることが多いのが特徴です。L5神経根の障害は通常はL4/5の脊柱管内のヘルニアで発現しますが、これがMRIで認められないのであれば、やはりL5/S1の外側型か超外側型を疑う必要があります。

K.0さんの場合、診断に問題があるのかも知れません。あなたの説明にL5神経根ブロックの際、頭側に造影剤は向かうが尾側には向かわないとありますが、この所見が外側型あるいは超外側型であることを暗示しているように思います。
私は、誤診例や不完全手術例を数多く受け入れ、再手術で治してきましたので、是非受診を勧めてあげて下さい。
期待に応えることができると思います。
私の拙書「腰椎手術はこわくない」に上記した誤診しやすいヘルニアについて詳しく書いてありますので是非参考にしてください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.16 00:11
drshujisato
17/05/15のハッピーさんへ   Re: 診察のお願い

腰椎に原因があるのであれば、必ずや診断できると思います。
受診をお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.05.15 23:40
drshujisato
17/05/14のK.Y(男性 57歳)さんへ  Re: 両足の痺れ

了解しました。

FROM SHUJI SATO
2017.05.15 23:37
drshujisato
17/05/12のN.H.Oさんへ  


脊椎に原因があるのであれば、必ずや診断できると思います。
それによって治療法を提案させて頂きます。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2017.05.15 23:35
OHS
 千葉県在住のOHSと申します.
 岐阜県在住の友人のことでご相談させてください.
 友人K.O.は50歳の男性.昨年,椎間板ヘルニアの手術を受けましたが,手術前にも増す痛みに堪え忍んでいる状況にあります.
 主な症状は,左足甲の痛み・痺れ,左足裏と中指あたりの刺すような痛み,左腿裏の鈍い痛み,腰部の痛みとのことです.
 これまでの経緯を以下に記させていただきます.
 
 2016年9月,岐阜県内の病院で椎間板ヘルニアL5/S1の内視鏡による摘出術を受けるが,かえって症状が悪化.術前にはなかった痛みも加わる.
 執刀した医師も転院先の主治医も,MRIやCTの検査では何の異常もなく,症状の原因は分からないとのこと.
 転院先病院内のペインクリニックで以下の神経ブロックを受けたが,あまり効果はなく,術後2ヵ月経っても歩行や座位の維持が困難な状況が続いた.
・ 椎間関節(後枝内側枝)S1/L4への高周波熱凝固法 (10月)
・ 仙腸関節3カ所への高周波熱凝固法 (11月)
・ L5神経根へのパルス高周波法 (11月)
 L5神経根ブロックの際,造影剤が上方向のみに広がり,下方向には全く広がらなかったことから,癒着の可能性があると言われ,紹介状をもらって退院.
 滋賀県内のペインクリニックを頼り,1月と4月の2回,癒着した神経を剥離する治療(RACZカテーテル術)を受けたものの,いずれも痛みが再発(特に2度目は一時的な改善も見られず).
 痛み以外にも,基礎的体力の低下からか,微熱・悪寒等の症状が継続的に現れている.
 
 現在は服薬と一般的な神経ブロック注射で何とか凌いでいるとのことですが,打ち続く痛みに精神的にも限界を迎えており,非常に心配な状態です.
 大変厚かましく恐縮ですが,以下2点,お聞かせいただけないでしょうか.

質問1.
 L5/S1ヘルニアの内視鏡による摘出術によっても,その後の各種神経ブロック術や癒着神経剥離術によっても,結果的に痛みが軽減されないのには,どのような理由が考えられますでしょうか?(ご説明させていただいた内容のみではご判断が困難であろうとは思いますが..)

質問2.
 友人とも話をしまして,ぜひ佐藤先生の診断を受ける機会を頂戴したく考えております(本人は日々状態が変わり,長い文章を読んだり書いたりが難しい場合も多いため,このような形でご相談させていただいております).
 まずは脊椎専門外来に予約を取らせていただくことでよろしいでしょうか?

 友人は再手術等による痛みからの解放を強く望んでおります.
 ご多忙のところ申し訳ありませんが,ご検討・ご回答いただければ幸いです.
 よろしくお願いいたします.
2017.05.15 22:23
ハッピー
29,5,5と5,10にメールさせて頂きました69歳女性のハッピーです。
佐藤先生の本も早速に読ませて頂いています。27,6月のヘルニア手術直後の脛の激痛以來、2年近く右足(特に下の脛、外側足首)の痛みが股関節まで上がり、全体に硬直したようになり歩行困難なって来ています。長い間の進行の為、神経障害の手遅れかと不安になりますが、先生ご指摘の変形性側弯症と腰椎孔狭窄症も原因かを一度見て頂きたく思います。近くで良い先生を探し歩く自信が有りません。7月4日、10;00に佐藤先生の予約を入れさせていただきました。
お忙しい中、遠方より恐縮ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2017.05.15 14:42
K.Y 男性 57才
度々申し訳ございません。本日郵送しました書類を修正して送りましたので最初の封筒は破棄してください。
2017.05.14 20:24
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2017.05.14 17:38
N.H.O
17/05/09のN.H.Oです
お忙しい中、回答をありがとうございました。

①の回答ですが、もしもそれでよくなれるなら本当に嬉しいんですが、自分でも、いったい何が痛みの原因なのかまだわからず、現在の主治医も診断に難航している模様です。
そして、運よく違う専門医の診察を前倒しでしてもらったのですが、問題なし。何もしなくていいという回答を頂きました。

痛みも痺れも継続中で、動くと悪化します。
20代のころは、痛みがあっても腰痛はうまく付き合っていくものだと思いました。
けど、この痛みは明らかに昔とは違い、もうお付き合いすることはできません。

幸いなことに、今回の帰国に合わせて先生の診察を予約することが出来ました。
また、メールでの問い合わせだったんですが、すぐに回答してくださりありがとうございました。
もし、これで本当に何も問題が見つからなければ、帰りの飛行機も気が楽ですし、何かあるのならばそれはそれで腰痛とさよなら出来る第一歩で、又嬉しいことです。

当日はどうぞよろしくお願いいたします。
2017.05.12 00:28
drshujisato
17/05/09のS.H さんへ

質問にお答えします。

>質問> ①主治医は、右下肢のヘルニアは認められないので、L4/L5の左下肢の神経圧迫でも、神経は液体で満たされているため、炎症がうつることがあり、それではないか、とのことですが、そのような事があるのでしょうか?

 回答:主治医の説明は医学的な根拠に欠けますね。ヘルニアは左から中心部、さらには右へと膨らんでいませんかね。まずは
ヘルニアの直接的な影響を考えるべきと思います。画像上、ヘルニアの影響が軽いように見えても、左をかばう姿勢を保つことで右に影響がでることがあります。
>
>質問 ②現在、復職していますが、座位が辛く、激痛ではありませんが、痛みがあり、業務に支障が出ています。約3ヶ月保存療法を行っており、後、どれくらいで軽快するかわからなければ、保存療法の継続も精神的、業務的にも厳しく、完全復帰するには、手術も視野に入れるべきかどうかを考えておりますが、小生の現状は、手術適用の範囲と、なるのでしょうか。また、手術により、座位でのジンジンとした痺れるような痛みは軽快するのでしょうか?(ヘルニア由来かどうか)

 回答:ヘルニアが原因で起こっている症状であれば、手術で解消します。じんじんとした痺れるような痛みもヘルニアによる神経根への影響によるものと考えられますので、手術で解消すると思われます。ただし、神経根の障害が進んでしまってからでは、
手術をしても神経障害性の痛みやしびれが後遺症として残ることがありますので、神経根の障害が進む前に手術を行うことが極めて重要です。
>
>質問 ③退院後に、筋力低下と感覚異常は、治らない可能性が高いと言われましたが、今からでも、手術で神経圧迫を取り除けば、治癒する可能性はありますでしょうか?

 回答:それは手術のタイミングが悪い場合のことです。上記したようにヘルニア手術が最も良い結果をだせるのは、神経根の快復力が良いタイミングで手術を行うことなのです。効果のない保存治療を長く続けることが神経機能の回復を悪くする原因であると知って欲しいと思います。
>
> 回答④入院時のMRIと、右下肢の症状で撮った約3ヶ月後のMRIに差異が見られないことから、自然吸収は見込みにくいと考えているのですが、ご意見を頂ければありがたいです。
>
 回答:それであれば、なおさら早く手術を受けられることです。このまま保存治療を続けても、良くなる見込みよりも悪くなる危険性の方が髙いからです。

あなたが質問されたことに対する回答は私の本「腰椎手術はこわくない」に詳しくかいてありますので、手術を受けられる前に是非読んでみて下さい。外科医選びも重要であることが理解できると思います。

from SHUJI SATO
2017.05.10 23:01
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.05.10 18:40
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このコメントは管理者の承認待ちです
2017.05.10 17:51
drshujisato
17/05/06のK.Y さんへ   Re: 両足の痺れ

カルテ・画像を確認致しました。
先ず、画像所見を説明しますが、所見だけを列記しますと、腰椎に側彎変形を認める。L3/4両側とL4/5の右側に椎間孔狭窄と椎間板ヘルニアの所見あり。L5/S1の右側に椎間孔内と外に狭窄り。さらにL5/S1の左側に椎間孔狭窄を認める。L3/4とL5/S1の椎間関節には亜脱あり。脊柱管内には病的といえる程の所見は認めない。
以上があなたのレントゲン撮影、MRI、CT全体を通しての所見です。
診察の際、訴えられが症状と上記所見との間の関連性については一致する部分と一致しない部分があり、
手術適応をありと判断できませんでした。
ただし、あなたの訴えの中には画像と一致する部分もありますので、完全に手術が無効とまではいえません。
もう一度、いたみやしびれが常にある部分と常ではないが起こる部分とにわけて図示したものを送ってください。
メールで結構です。
再検討致します。

FROM SHUJI SATO
2017.05.10 15:31
drshujisato
17/05/09のN.H.Oさんへ  

 質問にお答えします。

> ① 先生の本を読んだので、私の今の症状は良くないと思っています。症状をこれ以上悪化させないためにはどうしたらいいでしょうか?

  回答:私の経験では、L5/S1の分離すべり症の場合、腰痛や下肢痛・しびれの原因は合併する椎間孔狭窄によるものが殆どです。このことから、L5/S1の椎間孔内でL5神経根を除圧し、併せてL5/S1で腰椎固定術を行えば、症状は解消します。
このような手術で私は良好な結果をだしてきました。固定術は侵襲の少ない固定術が普通の固定術よりも明らかに
優っています。


> ②5月末から6月にかけて帰国する予定なのですが12時間の飛行です。やはり、腰にはよくないとは思いますし、痺れや痛みに耐えれるか不安なんですが、そのせいで急に悪化することはないでしょうか?
>
> 回答:飛行機内では、一定の姿勢をとり続けないよう、姿勢を変えることが大事です。楽な姿勢を見つけて、その姿勢を維持することです。

FROM SHUJI SATO
2017.05.10 00:13
drshujisato
17/;05/07のハッピーさんへ  Re: 神経損傷?

主治医がそう説明されたのでしたら、そう理解した方がよいでしょうね。
正直な主治医だと思いますよ。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.05.09 23:59
S.H
男性・40才

お忙しい中、恐縮ですが、腰椎椎間板ヘルニアでご意見を、お伺いしたいと思います。

2016/04に、左腰の腰痛でズキンズキンと強い痛みが続いたらことから、整形外科を受診し、SLRテストで左足が陽性、腰椎椎間板ヘルニアの疑いで、MRIをとり、神経圧迫が、少ないL4/L5の軽度のヘルニアとの診断。この時は、ボルタレンで痛みが治まる。

2016/12/~2017/01
痛みが再びあり、この時は、左下肢の太もも上までピリピリとした痛みあり。我慢が出来るレベルだったため、整形外科を受診せず。

2017/01/下旬
ギックリ腰になり、数日間立てない状態となり、5日ほどで歩ける状態となり、2月初旬に整形外科を再受診し、痛み止めと湿布を処方してもらう。(MRIは撮っていません)

2017/02/初旬
整形外科受診後、左腰と太ももに痛みがありましたが、動ける状態だったため、2日ほど、業務で遠方にデスクワークに行き、夜の入浴後に、1度座り、立とうとしたところ、左腰から、左下肢の外側、左足の親指にかけて、電気が走るような激痛が走り、立てなくなる。その後、左足首と、親指の背屈がしにくい(MMT4レベル)、足首から親指の感覚鈍麻が発現。激痛を我慢し、再度、整形外科を受診、MRIをとり、L4/L5のヘルニアが悪化しおり、寝返りも出来ないことから、入院治療となる。保存療法を選択し、硬膜外ブロックを3回、ボルタレンやトラムセットで薬物治療、リハビリにて1ヶ月程入院し、左下肢の痛みがあるものの、我慢すれば、立って歩けるようになったことから、自宅療養となり、様子を見ていましたが、2017/04下旬に業務に復帰せざるを得なくなり、今に至ります。

自宅療養では、ウォーキングを中心にしておりましたが、痛みの状態は、日々変化し、当初の激痛はないものの、重怠い、ジンジンする、依然の線の疼痛でなく、お尻の下部や太もも、ふくらはぎに点の疼痛や、親指だけがビリビリ痛み出したり、日々変化します。また、約10分ほど座るとお尻から左下肢がジンジンと、痺れるような痛みがあり、長時間座れません。また、筋力低下や感覚異常はないものの、なぜか、3月下旬に右腰や右臀部に痛み、右下肢にもジンジンとした痛みや突っ張り感が発現しました。再度MRIを撮りましたが、以前と変わっていないとのことでした。(右下肢にヘルニアの神経圧迫はない)現在は、横になる分には、さほど痛みはないのですが、歩行や特に座位が辛い状態です。時々、刺すような左腰の痛みもあり、筋力低下や、感覚異常の程度が進行しないか心配しております。

①主治医は、右下肢のヘルニアは認められないので、L4/L5の左下肢の神経圧迫でも、神経は液体で満たされているため、炎症がうつることがあり、それではないか、とのことですが、そのような事があるのでしょうか?

②現在、復職していますが、座位が辛く、激痛ではありませんが、痛みがあり、業務に支障が出ています。約3ヶ月保存療法を行っており、後、どれくらいで軽快するかわからなければ、保存療法の継続も精神的、業務的にも厳しく、完全復帰するには、手術も視野に入れるべきかどうかを考えておりますが、小生の現状は、手術適用の範囲と、なるのでしょうか。また、手術により、座位でのジンジンとした痺れるような痛みは軽快するのでしょうか?(ヘルニア由来かどうか)

③退院後に、筋力低下と感覚異常は、治らない可能性が高いと言われましたが、今からでも、手術で神経圧迫を取り除けば、治癒する可能性はありますでしょうか?

④入院時のMRIと、右下肢の症状で撮った約3ヶ月後のMRIに差異が見られないことから、自然吸収は見込みにくいと考えているのですが、ご意見を頂ければありがたいです。

乱文となってしまいましたが、どうぞ、お許しください。御教授頂ければ幸いです。
2017.05.09 11:38
N.H.O
佐藤先生へ

こんにちは 17/02/13と17/02/20に相談させてもらいましたN.H.Oです。
再度ご相談させていただきます。
腰椎分離症、すべり症(初期)ということで、3か月の保存療法をしたのですが、改善する兆しもなく余りにも腰痛が酷くて17/03/20に再度掛っている専門医を尋ねたところ、改めてMRIを撮ることとななりL4-L5の終板炎、L5-S1の終板炎起こり始め、分離症によるL5の前方すべり/L5-S1椎間孔狭窄/L4-L5-S1椎間関節症 初期という内容で結果レントゲン科の意見としては椎間関節炎の為の痛みという総合診断でした。
それをもとに医師が診断してくださるんですが、椎間関節炎は前回行った後枝内側枝熱凝固があるのでそれが痛みの原因ではないと、すべり症もあるけれどわずかに滑っているぐらいなので、そこまで痛みがあるは考えられにくいしなるべく固定術は避けたい(何故なら私はまだ若いし、固定術をしなくてすむのならそれにこしたことはないと...)、そこでたまに分離部自体が痛みの原因になっていることがあるから、まずそこにブロック注射を打ちそれでもだめなら、固定術を考えようと言われました。(この時は、痺れは軽く腰痛を医師に強くうったえていました)

現在の状況
① 17/03/20の時の診察では左足小指、薬指~足裏に軽く痺れ感があっただけだったんですが、日増しに酷くなっていき今では、しゃがむと1分もしないうちに、正座した時と同じぐらいの痺れ感、座っているとそこまでで酷くはないものの痺れが消えません。また長時間立っていると、小指、薬指の痺れが痛みに変わりだし足を地面につけるのが辛いです
② 私の職業はパティシエなんですが、重いものはできる限り持たない、無理な動きはしないようにと気を付けながら今までは酷い腰痛だけだったんですが、少しづつこの痛みがお尻のほうに移動し、痛みも鈍い痛みから、、ナイフで刺される感じに変わりました。

こんなに短期間で腰痛の症状が急激に変わり本当にびっくりしています。
質問です
① 先生の本を読んだので、私の今の症状は良くないと思っています。症状をこれ以上悪化させないためにはどうしたらいいでしょうか?
(セカンドオピニオンも試してみようと思い予約してみましたが5か月待ちです。また国の医療システムが完全分業制なので、ブロック注射も2か月待ちさらにその後の診察も1-2か月待ちとなっています八方塞がりで、今の私にできることは待つことと、症状を悪化させないことぐらいです)
②5月末から6月にかけて帰国する予定なのですが12時間の飛行です。やはり、腰にはよくないとは思いますし、痺れや痛みに耐えれるか不安なんですが、そのせいで急に悪化することはないでしょうか?

 
長文になりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

2017.05.09 03:44
ハッピー
27年5月4,5日に送らせて頂きましたハッピーです。
お忙しいお立場の中、早々にお返事を頂きありがとうがざいました。
多くの皆様も同じと思いますが、真摯に聞いて下さるお医者様の返答は気持ちだけでも楽になります。感謝致します。

セカンドオピニオンを探し、これまでの経過を伝え、椎間孔狭窄の事を尋ねてみます。その後様子を見て、茨城で遠方ですが、佐藤先生にお頼りするかもしれません。

それからご質問ですが、2度目の手術の直後右足の脛に激痛が起きたのは、やはりその後執刀医が言われた、手術の時神経を痛めたという事なのでしょうか?
又、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。







セカンドオピニオンを探し、今までの経過を言い、椎間孔狭窄症の事を尋ねてみます。その様子を見て、茨城で遠方ですが、佐藤先生にお頼りするかもしれません。

ご質問ですが、2度目の手術の直後右足の脛に激痛が起き歩けず、PELD手術でしたが2週間の入院をし、痛み止め薬でその後様子見でした。
この事は、執刀医に後日言われた、手術による神経損傷なのでしょうか?
2017.05.07 20:56
drshujisato
17/05/06のK.Y男性57才さんへ  Re: 両足の痺れ

週明けにカルテを確認して、回答致します。

FROM SHUJI SATO
2017.05.06 23:34
K.Y 男性 57才
前回相談日3/23日
5月2日に初診で広島から伺った者です。当日は大変お世話になりました。しかし、先生の診断された内容に落胆し、かなり動揺していたため聞きたいことを漏らしてしまいました。当日は体の痛い所、痺れている所を全てを図に記したため焦点がボケてしまいました。私が知りたかったことは足裏の指先辺りの痺れと下肢の痛みが何処から来ているのかということで、聞きそびれたかと思います。後に反っても前に深く曲げても腰と背骨に痛みが出ることから椎間関節症もあると思いますし、椎間関節の変形などにより椎間孔狭窄から足に痺れが出ていると思うのですが。もう一度画像を見てお返事を頂けないでしょうか。諦めきれずにメールしました。よろしくお願いします。
2017.05.06 23:11
ハッピー
初めまして、69歳の女性です。ご相談させて頂きます。
3,4年の腰痛難民の結果、間欠跛行が起き27年に一度では治らず、2と6月にPELDの内視鏡手術で右腰のヘルニアを取りました。腰の痛みは取れたのですが、その後だんだん右足の脛から前の足首に痛みが出てきました。
リリカ75mgの痛み止め薬と湿布で様子を見ていましたが、痛みが増してきてブッロック注射を5回ほど打ちました。やはり効かず、特に足首が捻挫の様な痛みで辛くなり杖を買いやっと歩いています。同じ姿勢で座った後に立ち上がる時も、又夕方から辛く寝ていても痛みます。かばって歩く為か、その上の膝や股関節も痛み出しています。その事を訴えるのですが、先生は手術の時に神経を痛めたかも、と言いその後何の処置も無く、様子見のままです。この先、どうしたら良いのか途方に暮れ、痛みを我慢し続けるのに精神的にも堪えます。
足首の痛みの為、運動もままならず筋力の衰えを感じ、より不安になります。
お忙しい中、ご返答を頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします。




2017.05.05 13:36
drshujisato
17/05/03の中村マサトシさんへ  Re: 背骨付近の振動で苦しんでいます。

せっかくメールを頂いたのですが、あなたの症状の原因を明らかにすることは困難です。
腰椎の問題と直接に関係した症状でははないと思われます。
私の経験を思い起こしても、そのような症状をもった患者さんはおられませんでした。


FROM SHUJI SATO
2017.05.05 00:55
ハッピー
先ほどのハッピーという者ですが、69才の女性です。失礼いたしました。宜しくお願いいたします。
2017.05.04 20:13
ハッピー
ご相談させて頂きます。3、4年の腰痛難民をした後、27年に一度では治らず、2と6月に右の腰を2度PELDという内視鏡でヘルニア手術をしましたが、だんだん右足の脛から足首の前側に痛みが出て、ブロック注射を4、5回と湿布と痛み止め薬を出されたままです。足首の痛みが増し杖を付きやっと歩っていますが、膝や股関節まで痛みが出てきて途方に暮れています。同じ姿勢で座っていて立ち上がる時や、寝ていても痛みます。治った様に当初感じた腰も少し痛みを感じる時が有ります。
訴えると、手術の時神経を傷めたかもと言われ、その後何の手立ても有りません。
痛みと歩けない辛さに、精神的にも堪えます。今後どうしたらいいでしょうか。
2017.05.04 19:33
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.05.04 18:06
中村マサトシ
お忙しいところ、恐縮ですが、是非、先生のご意見をお願い致します。

私は74歳の男性です。
3年程前に、両足裏の違和感や指にピリピリする痛みを覚えましたので整形外科でMRIの
検査を受けました。結果は腰部(L4~L5)の脊柱管狭窄症の軽度の疾患とのことでした。
その後、左臀部やモモ裏に痛みが出ることもありましたがリリカ2錠、リマプロストアルファデクス
3錠の薬物療法をしています。

実は、先生にお聞きしたいことは脊柱管狭窄症に直接関係があるかどうかは分からない原因不明な
症状が10年以上前から続いていることです。
どういうことかというと、寝ている時に背中や腰が痛くなることが前からあったのですが、10年前
位からは痛みだけでなく背骨に付着する組織(脊柱起立筋など)が微細な振動を起すようになりました。
場所は背中の両肩甲骨の間辺りでしたが、最近は下に下がって腰の辺りの背骨周辺が振動します。
とても不快で寝ていられません。振動を感じている部分に手を当てても別に手には感じられません。
寝るとすぐに痛くなったり振動するのでなく就寝後、3~4時間程度たつと決まってその症状が出てきます。
しかし、体をおこすと間もなく痛みも振動も治まってきます。ですから5分から10分程してから又寝ます。
就寝後、痛くなるのはいくつかの原因が考えられるのですが、振動することに関しては分かりません。
勿論、いくつもの病院に行きましたし、MRIも取りましたが原因は分からないとのことでした。

神経ブロック注射や局所麻酔注射もしましたが、最初の2,3回は効きましたがすぐに効き目がなくなりました。
以前にエペリゾンを服用しましたが最初は効きましたが、すぐに効かなくなりました。

先生の専門外のことをお聞きしている場合は大変申し訳ありませんが、何かお気づきのことがありましたら
ぜひ、お教え下さい。
2017.05.03 17:39
drshujisato
17/05/02の志村さんへ  Re: 脊柱管狭窄症について

お答えします。
脊柱管狭窄症でしたら、腰部のストレッチングは腰痛を強くしたり、下肢の神経症状を悪くする可能性があります。
受けられている治療によって症状が悪化しているように思われます。
まず、ストレッチングなど腰を伸ばしたり捻ったりの運動は止めてください。
狭窄症はストレッチや運動でよくなることはありません。
治療についてですが、脊柱管狭窄症で生活の質が損なわれるほど症状が進んでいるのでしたら
手術が必要です。
どこで手術を受けるのがよいかですが、病院名や医師名を具体的に示すことは控えさせていただいております。
私が書きました本「腰椎手術はこわくない」に医師選びのコツを紹介していますので参考にしてください。
腰椎手術は整形外科でも脳神経外科でも行っていますが、どちらが良いということではなく、医師を基準に選択
されることをお勧めします。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2017.05.02 23:11
志村
初めて相談させていただきます。

父(60歳)が二年程前から足の痺れを訴え始め、病院で診てもらったところ脊柱管狭窄症と診断されました。
それからしばらくは見たところ痺れや疲れやすくはあれどさほど症状も重くなく、近場の整形外科で紹介されたストレッチで回復を測っていたのですが、ここ二週間程前から急激に痛みが強くなってきたようで、今では杖が無ければ歩くのも辛いような状態です。10メートルも歩くと一旦しゃがんでしまい、全く動けない訳ではないのですがとても辛そうです。また、安静にしている時でも痛むようになったらしく、仰向けで眠るのが辛いそうです。横向きになって足を抱えて眠ると比較的楽なようですが、それでも眠りが浅い状態と言います。
生活に支障が出ており、近所の病院では為すすべもなく、早急に狭窄症に詳しい病院に診てもらいたいのですが、ネットで調べると情報量が多過ぎて判断が出来ず、とても困っております。
手術を受けるべきか、受けるとしてもどこの病院で受けるべきなのか…
ご助言いただけたら幸いです。
2017.05.02 01:06
drshujisato
17/05/01のikさんへ

私の回答で少しでも気持ちが楽になったのであれば、大変嬉しく思います。
私でお役にたてることがあるなら、喜んで対応させて頂きます。
それはお大事にしてください。

from SHUJI SATO
2017.05.01 23:49
ik
75歳・千葉県(母)頚椎症性脊髄症で、何度かご相談させて頂いたikです。
先日の投稿後、日々少しずつ得ている知識から冷静になって考察してみると、佐藤先生へは、随分トンチンカンな質問・相談をしていることに気づき、返答に大変困ってらっしゃるだろうと思い始めていました。今回はご返答頂けないかもしれないとも…。
そこへ、心の深層ではきっとこれを求めていたと思えるようなご返答を頂けて、こんなに気持ちが癒されるものかと思っております。先生のようなお医者様…ご自身の研究をもって根拠のある答えをおっしゃれる…うやむやに流さずに!…、また、家族を含む患者側の気持ちにとことん配慮できる…そんな先生は、もういらっしゃらないのではと思っていました。本当にありがとうございます。
私や家族は先生への受診をかなり前向きに考えております。本人はいま、回復期リハビリテーション病棟への転院で頭がいっぱいのようなので、本人の療養生活のペースにタイミングを合わせつつ、予約をできたら…と、思っています。
先生、取り急ぎになりますが、お礼を申しあげたく送信させて頂きます。まことにありがとうございました。またお世話になることがございましたら、何卒宜しくお願い致します。
2017.05.01 10:56
drshujisato
17/04/27のtsubotaさんへ   Re: 再手術について

 L5/S1の椎間孔狭窄症であるという前提で説明しますが、術後経過からは神経除圧は不完全と思われます。
このような結果に終わるのは、手術法というよりは医師の術中判断・技術の問題であることが多いようです。
あなたの場合、再手術が必要と思いますが、固定術は避けれたら避ける方がよいでしょう。
最近、あなたと同様の経過で県外から私の手術を受けに来られた患者さんがおられます。その方は他の大病院で
L5/S1の椎間孔外狭窄症に対して内視鏡手術を受けられたが、症状の改善が得られませんでした。私はMD法で
再手術を行いましたが、先の手術はあきらかに不完全なものでした。再手術後は速やかに症状の改善が得られました。
私の外来受診までは、無理な運動は避けて下さい。神経根が圧迫されている状態では、運動によって症状を悪化させます。
痛みを強くしない程度に無理なく行って下さい。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.04.27 22:47
tsubota
氏名:tsubota 62歳 男
過去の相談日:17/04/20
早速回答をいただき、ありがとうございました。
他の病院で内視鏡による腰椎椎間孔拡大術を受け、5ケ月経っても改善しない者です。
先日、手術を受けた病院で再度MRIを撮り、今後について相談をしたところ、直接、主治医の診断は受けられませんでしたが、その結果は、
・手術の効果が出ないのは癒着のせいかもしれないが、今後回復が期待できないとは言い切れない。
・低侵襲の手術では、椎間孔を少し広げるだけで、大きく削除するようなことはしない。再手術をするなら、固定術しかない。
というものでした。
私は固定術だけは避けたいので、ぜひ先生の診断を受けたいと思っております。
そこで質問です。
既に先生の外来受診は予約しましたが、受信日まで1月半ほどあります。
この間、安静にした方が良いのでしょうか。無理にリハビリをした方が良いのでしょうか。
現在、常に左足裏にしびれ、お尻に鈍痛があり、2~3分歩くとしびれも痛みもひどくなるという状況です。
2017.04.27 15:15
drshujisato
17/04/25のikさんへ  Re: 75歳・千葉県(母)頚椎症性脊髄症でご相談させて頂いたC5麻痺について再度ご相談させて下さい。

ご質問に回答致します。

> ①C5麻痺に対する治療プログラム、方針を先生はお持ちでしょうか?または(日本・海外いずれかにあるのか)ご存知でしょうか?
>
回答:先にも書きましたようにC5麻痺がなぜ起こるのか、正確な原因は不明です。しかし、私の経験からはC4/5の椎間孔内でC5神経根の運動枝である前根が優位に障害されて発生すると考えています。その考えに基づいて椎間孔内でC5神経根を除圧して症状の改善された患者さんがおられます。もし、私の患者さんでC5麻痺が発現し、改善不良の場合には私なら頸椎の後方から椎間孔拡大術を行いC5神経根を除圧するでしょう。どの程度の回復に繋がるかの保証はありませんが、改善の可能性はあると考えています。残念ですが、一般的に定まった治療プログラムはありません。
>
> ③母の状態におけるリハビリについてですが、
> もし先生のところで受診・入院したら、学べる 或いは、全国のどこでもいいのでご紹介頂ける もしくは、最新のリハビリ手法・研究を行っているところ等を教えて頂けるでも構いません、何でも嬉しいのですが、可能性はあるのでしょうか?

 回答:上記しましたように、私は手術以外には根本的な意味で有効な方法はないと思います。リハビリなど手術以外の方法で改善するケースは、発症時から神経根が改善できる可能性を残していたケースです。あくまでもリハビリは回復へ補助的なものであって、リハビリで回復したわけではないと私は理解しています。
>
> あなたのメールからは家族を思う気持ちがひしひしと伝わってきます。そのような気持ちを理解こそすれ不愉快に思うことなどありませんのでご心配なく。結論としましては、やはり直接診察して、画像所見を検討しなければ確かなことは言えません。もし受診が可能であるなら、検討させていただきます。その際には、当院の秘書課で診察予約をお取り下さい。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.04.25 22:25
ik
過去の相談日 2017.04.11 22:34 / 2017.04.15 05:52
75歳・千葉県(母)頚椎症性脊髄症でご相談させて頂いたC5麻痺について再度ご相談させて下さい。

佐藤先生、母がC5麻痺と分かり、何も分からなかったところから一歩進みだせると希望を持ったのですが、いまだ前進難しく、再度ご相談させて下さい。

母の執刀医は、C5麻痺というものの存在にも触れないので、ご存じないのだと思います。つまり勿論リスクの説明はなく母は手術に至りました。現在は「おそらくこうだろう」という根拠は何なのか分からないリハビリを続けています。C5麻痺自体が原因不明なので、原因不明だから色々やってみようというのならまだいいのですが、「術後に力が入りすぎて肩が肩すぼみに固まっているから、これだと腕は上がらない、肩を下に下ろしましょう」と肩を下げるリハビリです。

先日、父のかかりつけのT整形外科医にセカンドオピニオンへ行きました。都内にあり、頚椎・腰椎手術を相当量されている先生です。どうにか行ける距離ですので、母のこの状態に対して治療方針が立つなら…という思いでした。
結論としてはC5麻痺で、【治療方針はリハビリ中心、再手術などのリハビリ以外の可能性は認識していないとのことで、脳神経外科にあたってみるのもいいかもしれない】という話でした。

佐藤先生、質問させて頂きたいのは、

…無知な手前 失礼な言い方をしたら恐縮なのですが、…

①C5麻痺に対する治療プログラム、方針を先生はお持ちでしょうか?または(日本・海外いずれかにあるのか)ご存知でしょうか?
自己でも調べておりますが、まだ探せておりません。
原因が不明のため、根治を目指すものはないのかな?と思います。しかし経験としてこうすると比較的治る患者さんが多いからやっている、といったものでも構いません。

②以前再手術の可能性はケースバイケースとお答え頂きまして、更におうかがいしたいのが、佐藤先生がみたら再手術の可能性の有無はご判断頂けるのでしょうか?

③母の状態におけるリハビリについてですが、
もし先生のところで受診・入院したら、学べる 或いは、全国のどこでもいいのでご紹介頂ける もしくは、最新のリハビリ手法・研究を行っているところ等を教えて頂けるでも構いません、何でも嬉しいのですが、可能性はあるのでしょうか?

先生におかれましては、私の言葉が非常に不躾で失礼な面も多々あったかと思います。顔を出さずに先に質問を繰り返してしまって申し訳ございません。①~③すべて、まず受診してください、というご返答でも結構です。お答えになれる範囲で結構です。本人、父、兄ともに いまだ藁をもすがる思いで手探りをしております、大変恐縮ですが、何卒宜しくお願いいたします。
2017.04.25 06:08
drshujisato
17/04/20のtsubotaさんへ   Re: 再手術について

質問に回答致します。

> 明らかに手術前より症状が悪化していますが、


>質問1.この状態でも時間が経過すれば治る見込みはあるのでしょうか?

 回答:残念ですが、手術が有効であったとは思えない経過だと思います。診断か手術か、どちらかに問題があると思われます。

> 2.術後はブロック注射ばかりでしたが、主治医に再手術を求めるべきでしょうか

 回答:主治医があなたの手術結果をどう受けとめているかによります。もし、手術のやり直しが必要と判断されているのであれば、その理由について説明を受けられ、あなたが納得できることが大事と思います。それがないまま、あなたが次の手術を求めても良い結果にはなりません。
   
> 3.主治医が再手術に消極的な場合、佐藤先生を頼ってもよろしいでしょうか

 回答:再手術の前に、まず今回の診断と手術が適切であったかの判断が必要です。その結果、手術が必要と判断できるなら
 手術をお引き受け致します。そのためには私の外来受診をご検討ください。

from SHUJI SATO
2017.04.20 22:33
tsubota
初めての質問させていただきます。
62歳の男性です。
5年前に腰椎椎間板ヘルニア摘出の顕微鏡手術を受けました。
術後はあまり効果がありませんでしたが、3年後にはかなり回復し、少しの痛みとしびれがあるものの、ジョギングができる程度になりました。
頑張って運動をしていたのですが、少し重労働をした後に痛みが増してきて、犬の散歩も苦痛になってきましたので、昨年11月に別の病院で椎間孔拡大術(L5-S1)という保険非適用の内視鏡手術を受けました。
ところがこの経過が良くありません。
術後2週間経った頃には痛くて夜も寝られませんでした。
この痛みはやがて消え、3ケ月を経過したころには2時間くらい歩けるようになりましたが、調子に乗って少し走ったせいか、また悪くなりました。
術後5ケ月後の現在は、歩行は500mまで、寝返りにも苦痛があり、寝ても座っても腰と尻に鈍痛があります。足先のしびれも強くなっています。
明らかに手術前より症状が悪化していますが、
1.この状態でも時間が経過すれば治る見込みはあるのでしょうか
2.術後はブロック注射ばかりでしたが、主治医に再手術を求めるべきでしょう か
3.主治医が再手術に消極的な場合、佐藤先生を頼ってもよろしいでしょうか
2017.04.20 08:29
drshujisato
17/04/15のikさんへ  

了解致しました。

from SHUJI SATO
2017.04.16 00:00
drshujisato
17/04/14のY.Kさんへ  Re: 腰椎固定術後、反対の下肢に異常が出た

>質問に回答します。

> 1.手術直前のMRIを要求してもいただけないのですが、いただくのは難しいのでしょうか?

   回答:病院に保管されているあなたの画像のコピーを請求する権利がありますので、遠慮無く請求したらよいですよ。

> 2.投薬で日常生活ができるうちは、再手術は考えないほうがよいでしょうか?

   回答:投薬自体がなぜ必要になったのか、それを明らかにすることが先決です。原因次第で治せる可能性があるからです。

> 3.手術した病院の紹介状がなくても、佐藤先生に診察していただけますか?

   回答:紹介状は必ずしも必要でありません。ご安心ください。

> 4.佐藤先生に手術していただくには、最低2回受診しなければいけないようですが、費用的にも厳しいため、
>   1回目の診断でご判断いただくことは難しいでしょうか?

   回答:原因診断は通常は一回の受診で行っています。そこで手術が必要となると、術前チェックが別の日に予定されることになります。すべてを一度の受診では無理ですね。
>

 分離症があったということですので、なぜ術前に症状のなかった部位に固定術後に症状が発現したのか、予想はつきます。
受診を検討してみてください。

FROM SHUJI SATO
2017.04.15 23:57
ik
過去の相談日2017.04.11 22:34

佐藤先生、先日はお忙しい中、母(75)の頚椎症性脊髄症についてご回答下さり、まことにありがとうございました。何も分からず立ちすくんていたところから、答えてくださる先生がいて嬉しい気持ちと、今後の事に冷静になれた気が致しました。
私達は千葉におりますが、またご相談させて頂くかもしれません。できれば受診の予約もしたいと考えておりますが、色々な事が整うまで少し時間を要しますので、取り急ぎお礼を申し上げたく書かせて頂きました。まことにありがとうございました。
2017.04.15 05:52
Y.K
初めて相談させていただきます。45歳、男性、長野県在住

昨年末に右足激痛で歩けなくなり救急車で運ばれ入院、MRIの結果、右外側ヘルニアと診断され今年2月8日にL5-S1の腰椎固定術を受けました。
手術中に分離症が確認されました。スペーサーは入れていません。
手術翌日から、手術と逆の左足の臀部から太もも外側、踝がしびれ出しました。
主治医に相談しても、日常生活に戻れば気にならなくなると言われ、検査することなく退院させられました。

現在自宅療養していますが、同じ個所に痺れと痛みがあり、投薬で、リリカ75mg(朝晩)、トラムセット(毎食後)、ドンペリドンを飲んでいます。
歩行には問題ないですが、少し長い時間座っていると臀部から踝まで痺れて我慢できません。
また、服薬の副作用で吐き気と頭痛、眠気があり、職場復帰ができていません。

主治医からは、「悪いところはどこもないからトラムセットを増やして、つらくても職場復帰しなさい」と言われましたが、
痛みの原因もわからず、痛みに耐えて復職は難しいです。
先日別の病院で原因を特定するためにCTを取りましたが、画像が不鮮明で診断がつきませんでした。
CTのCD-Rを自宅で確認しましたが、素人にはわかりません。
MRIをとっても多分無理だといわれて、原因不明のままです。

現在の症状(軟性コルセット着用中)
・右足:ひざ下から親指まで感覚異常
・左足:臀部から太もも外側、踝のしびれ、痛み、長時間座れない
    薬の副作用で、吐き気、頭痛、眠気

ご相談ですが、
1.手術直前のMRIを要求してもいただけないのですが、いただくのは難しいのでしょうか?
2.投薬で日常生活ができるうちは、再手術は考えないほうがよいでしょうか?
3.手術した病院の紹介状がなくても、佐藤先生に診察していただけますか?
4.佐藤先生に手術していただくには、最低2回受診しなければいけないようですが、費用的にも厳しいため、
  1回目の診断でご判断いただくことは難しいでしょうか?

できれば投薬なしで生活できるようになり、職場復帰したいと考えております。
大変お忙しい状況とは思いますが、よろしくお願いいたします。

2017.04.14 19:33
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.04.14 15:04
drshujisato
17/04/12のpianoengさんへ   Re: 86歳母の腰椎狭窄症について

頚椎の変性疾患も私の専門ですのでお答えしましょう。
頚椎症性脊髄症でC3-C6の拡大椎弓形成術を受けられ、術後に両腕が上にあげられなくなったのですね。
恐らくC5麻痺といわれる問題がおこったのだと思います。これは頸椎4番と5番の間で5番の神経根が
障害されるために起こる問題です。手術に問題がなかったのでしたら、この問題が起こった可能性があります。
なぜこの問題が起こるか正確なことはまだ不明であり、防止策も確立されていません。
次第に改善されることが多いとされていますが、最終的な回復程度は個々に異なります。
再手術が必要かはケースバイケースです。通常は保存治療、リハビリテーションで回復を促します。
これはあくまでもC5麻痺の場合の話です。
参考なれば幸いです。

FROM SHUJI SATO


2017.04.12 22:53
drshujisato
17/04/12のpianoengさんへ   Re: 86歳母の腰椎狭窄症について

大変お気の毒な経過で言葉を失います。
高齢だから、骨粗そう症があるからという理由で悪化を食い止めず、回復するチャンスを失わせることが
後を絶たないことに強い憤りを感じます。大学病院でもその有様なんですね。
お母様のためになんとかしてあげたいというあなたの気持ちは痛い程にわかります。
なんとかできるものなら今すぐにでも手術をして差し上げたい気持ちです。
しかし、脊柱管狭窄症によって神経が高度に障害され、長い時間が経過していることから、仮に手術を行ったとしても
症状の改善は期待できないと思われます。誠に残念です。
と言いましても、それだけでは諦めつかないでしょうから、お手持ちのCDを金沢脳神経外科病院の佐藤秀次宛に送って下さい。
検討いたします。できましたら、コピーをとられて、それを送って下さい。返送を避けていただければありがたいです。

FROM SHUJI SATO

2017.04.12 22:20
pianoeng
こちらの相談室を知り、利用の仕方の注意書きがあることにも気付かず、すぐ書き出してしまいました。質問の仕方が適当でなかった為、改めて投稿させて頂きます。

86歳母の腰椎狭窄症について

① 2014年8月下旬のある朝、突如左脚に力入らなくなり、大学病院受診。MRIにより腰椎狭窄症と診断されるも、高齢と骨粗鬆症を理由に手術は勧められず。その後痺れや麻痺が右脚でも始まり歩行困難になってきた為、翌春までに数件の脊椎専門医を訪ねるも、同じ答えですっかり諦め今に至ってしまいました。初めて脱力を感じてから既に2年8ヶ月ほど経過してしまいましたが、排泄障害もある今からでも先生のMD法等で、多少の改善の余地はありますでしょうか?

② 太腿から足先まで完全に感覚がなく、膝からふくらはぎまでは疼痛があります。疼痛があるというのは、神経がまだ生きている証拠ととらえていいですか? となると、痛みがさらに酷くなっていくのでしょうか? 神経が死んでしまえば痛みはなくなるのでしょうか?

どんな小さな事でも、何かご助言を頂けるようでしたら、宜しくお願い致します。
お忙しい中、お目通し頂き、有難うございました。

2017.04.12 19:17
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このコメントは管理者の承認待ちです
2017.04.12 09:52
ik
初めてご相談致します。75歳の母が術後に状態が悪化し、佐藤先生の患者さんに寄り添ってくださるご対応に大変感動し、すがる思いで書かせて頂きます。

佐藤先生は、頚椎症性脊髄症についてはご専門の範囲でしょうか(素人なものでよく分からなくて申し訳ありません)?
母は、3月に頚椎第3〜6を後部から切り込みを入れて、脊髄を広げる手術をしました。もともと手に少しのしびれがあり、歩行もふらついて何度か転倒していました。術後まもなく良くなる予定でしたが、今は両腕が自力であがりません。主治医は手術は問題ない、神経も損傷ない、原因が分からない、こういうケースは初めてだということで、リハビリをしていますが、本人いわく、少しも変わりません。本人は絶望しており、家族もどうしたらいいか分からずにいます。
もし頚椎症性脊髄症もご専門でしたら、
ご質問したいことは、
1.母(患者)の中で何が起こってしまったのか
2.再手術が必要なのか
を知りたく、もがいているところです。

先生でしたら、どう捉えられますか?お答えできる範囲でもけっこうです、藁をもすがる思いですので、ご返答頂けると嬉しく存じます。
2017.04.11 22:34
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.04.10 23:59
drshujisato
17/04/09のnoriko satoさんへ   Re: ご回答ありがとうございました。

術後3ヵ月とは早いですね。まだ骨の固定が完成していない時期に側彎が発生したことになります。
固定部位の側彎変形であるなら、固定に問題があるのかも知れません。
受診されましたら、詳しく検討させていただきます。
それまで頑張ってください。

from SHUJI SATO
2017.04.09 22:13
noriko sato
2017年4月6日に再度メールをしました佐藤です。
とりとめのない乱文を読んでご回答頂き本当にありがとうございました。
先日、佐藤先生の外来の予約を5月17日に取らせて頂きました。今後の人生をかけて伺いますのでどうぞ宜しくお願い致します。
因みに手術前と手術1ヶ月後のレントゲンでは、脊髄は側弯していませんでした。術後3ヶ月目に側弯症になっていることが確認されました。術後CTを撮ったことはありません。
先生の本は今、私のバイブルのように何度も読み返しています。
先生に診察して頂けることを糧に今後痛みと戦っていきたいと思います。ありがとうございます。
2017.04.09 10:15
drshujisato
17/04/06のmurakamiさんへ

不安な気持ちが和らいだのであればよかったです。
「手術まで頑張って下さい」とお伝え下さい。

from SHUJI SATO


2017.04.08 23:01
drshujisato
> 17/04/06のnoriko satouさんへ
>
> 順序立てて問題を整理し、対応を考えることが必要です。
> 固定術後に臀部や下肢のしびれがなくなったのに、なぜボルト付近に激痛が起こり、腰椎が側彎になったかです。
> 術前に側彎がなかったのであれば、どうして術後に側彎が起こったのかです。もし、後者であるなら可能性としては
> ボルトが緩んだり、固定が不完全になっていないかです。この問題はCTによる評価が正確です。
> まず、痛みと側彎の原因を明らかにすることがこれからの治療に不可欠です。
> それが不明のまま、さらに固定を延長することには賛成できませんし、ボルトを抜くかどうかの判断もつきません。
> 私の外来を受診できるのでしたら、まず正確な原因診断をつけたいと思います。
> ご検討ください。
> 私の拙書「腰椎手術はこわくない」を読んで頂きありがとう。この本で腰椎変性疾患に関する皆さんの疑問が解けるものと
> 期待しています。

2017.04.08 22:56
murakami
17/03/21のmurakamiさんへ のご回答を頂きながら、お礼申し上げるのが大変遅くなりまして失礼致しました。
佐藤先生のお言葉を義母に伝えましたところ、とても気持ちが楽になったようで、手術の日を心待ちにしているようです。
このように直接先生にご相談できる場があることはとても有難いです。
本当にありがとうございました。
そして今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2017.04.06 12:00
noriko satou
3月29日、30日にメールしました。あれから佐藤先生の本を読みました。前回と重複するかもしれませんが再度宜しくお願致します。
2015年3月頃から腰の痛みと臀部両足の痺れを感じ間欠性跛行の状態になり6か月間、腰にブロック注射とリリカとボルタレンで様子を見ていましたがまったく効かないので、転院し
即入院となり第4、第5腰椎脊柱管狭窄症と変性すべり症、ヘルニアもあり、同年9月に自分の骨を移植しボルトを入れました。術後は、臀部と脚の痺れはなくなりましたがボルトをいれた付近が激痛で背骨が右に側弯症となり11度曲がっています
主治医によると痛い痛いと思って身体を曲げたからからじゃないのぉ?痛いのは右に曲がってるせいだと思うけどねぇ?
とメンタルのせいにされました。自分では曲げていた覚えはありません。するとパーキンソン病じゃないと言われたので
別の病院で調べましたがパーキンソン病ではないと診断されました。佐藤先生が仰るように転院することにしました。
私の手術は、失敗だったのでしょうか。固定術を行ったあと
MD法や低侵襲手術をすることが出来ますでしょうか?
診断書のコピーを持っているのですが体幹機能障害と書いてありました。家事も買い物も何もかも出来なくなり外では杖をついて何とか少しは歩けます。
カロナール、ボルタレン、トラムセット、トラマール、サインバルタ、ノイロトロピンなどの薬物療法をしていますがどの薬
も効きません。主治医はこの先、ボルトで脊髄の矯正の再手術をするしかないんじゃない?と言われましたが又ボルトをこれ以上入れたらそこがまた痛くなるのではないかと思っています
その手術をすると腰が完全に曲がらなくなると言われました。

佐藤先生の病院のHPの主な疾病の所に側弯症がのってなかったのですが側弯症も診察可能でしょうか?先生の本やブログを読んでるうちに こちらは東京と遠いですが家族と相談して何とか佐藤先生に診てもらいたいと今思っています。
もう一つ、私のような状態の場合ボルトを抜く手術は考えられますでしょうか?抜いたらまたすべり症になってしまうのでしょうか?他に何か手立てはありますでしょうか?
とりとめもなく長文になってしまい申し訳ありません。
どうぞよろしくアドバイスをお願い致します。
2017.04.06 10:33
drshujisato
17/04/01のみやさきさんへ 

確かに長く置きすぎましたね。神経根は椎間孔内で潰され、強い癒着を認めました。MD法で椎間孔内で潰された
神経根を椎間孔の外側から脊柱管内へ向けて除圧しました。併せて脊柱管狭窄症に対する神経除圧も行っています。
神経障害が強いと、除圧後の神経機能回復には時間を要します。さらに、術後一時期は、神経根の周囲に炎症が起きるため術前よりも一時的に痛みやしびれが強くなりますが、術後2週間を過ぎると炎症は消退し、神経根の本格的な回復が始まります。
丁度、その時期に入ってきたと考えています。術後直ぐは、痛み・しびれが良くならないため不安のようでしたが、最近は症状の改善を実感できるためか表情も明るくなっておられます。退院時の説明は4月10日に私が患者さん、家族の方に行う予定になっています。

FROM SHUJI SATO
2017.04.01 22:08
みやさき
 3/3に返信を頂きました みやさきです。
 佐藤先生には、義父が大変お世話になりました。4/10(月)に 退院が決まりました。本当は、もう少し入院した方が良いように思うのですが、本人も 長期にわたる入院生活に
飽きてしまったようで 早く帰りたい気持ちが、強いようです。術後しばらくは、普段でない熱が出たりしたため 「手術しない方がよかったかも」とよく言っていたようです。しかし
今では その言葉を聞くことは、無くなりました。本当にありがとうございました。側弯部分も 本当は、無くなれば良かったのですが、さすがに 手術の決断をするまで 長すぎました。引っ張りすぎました。しかし 痛みのない生活を送れる喜びは、一年前に手術した私自身が、一番分かっています。この義父の年齢で MD手術のみで執刀された 佐藤先生、飯田先生の技術力に 本当に驚くばかりです。
 佐藤先生は、義父が月曜日に 退院しますが、その最後に患者さんと会われるのでしょうか?その辺りの事を 教えて頂きたく思います。最後に 本当に 佐藤先生、飯田先生 ありがとうございました。
 
2017.04.01 21:45
noriko sato
お忙しい中、お返事ありがとうございました。
セカンドオピニオンをしてみます。本当は、佐藤先生の所に行きたいです。私は、東京都に住んでおりまして金沢までは遠く
杖をついて一人で行けるか不安です。佐藤先生の本を購入しました。じっくり拝見させていただきたいと思っております。
ただ、この痛みが一生続くのは嫌なので前向きに検討したいと思います。ありがとうございました。
2017.03.30 16:57
drshujisato

17/03/29のnoriko satoさんへ  Re: これからの治療方法を教えてください。

ボルトを入れているところで腰椎が曲がり始めているとのことですが、術後3ヵ月で
なぜそのようなことが起こっているのか想像つきません。
主治医の楽観的とも思われる対応も解せません。セカンドオピニオンを求めた方が良いと思います。
通常の固定術後の経過ではありませんね。

from SHUJI SATO
2017.03.29 23:36
noriko sato
初めてご相談します。
54歳女性です。2015年9月に第4腰椎第5腰椎脊柱管狭窄症、すべり症、軽いヘルニアで手術を受けました。
術後3ヶ月経ちレントゲンを撮ったところボルトを入れている所から脊髄が右に曲がり始めボルトを入れているあたりが常に痛くてたまりません。麻薬の痛み止めを飲んで様子を見ている状態ですがこのままだといつか歩けなくなるのではないかと不安になり、主治医にこの痛みは一生続くんじゃないのぉ?と言われ絶望感でいっぱいです。術後足の痺れはなくなりましたが足は痛いままです。脊髄にボルトを入れたのがいけなかったのでしょうか?転院も考えています。
この先、どうすれば良くなりますでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。
2017.03.29 15:15
drshujisato
17/03/23のK.Y 男性 57歳 さんへ 

了解致しました。

FROM SHUJI SATO
2017.03.27 23:09
K.Y 男性 57才
忙しいところご返事ありがとうございます。先生が気にされているる整形外科の医師が腰をあまり診なかったのは、たぶん昨年後縦靭帯骨化症が見つかり、それの経過観察の日(1月末)に私が首から背中、腕、下肢の痛みと足の痺れがあるから後縦靭帯骨化症の症状がすすんでいるんではないかと心配して相談したからだと思います。それはともかく、下肢の痛みと痺れ、また首から肩甲骨付近の痛みの原因がはっきりしないので不安です。5月初旬に先生に診てもらいに行きますのでよろしくお願い致します。
2017.03.23 22:34
50代女性
ご回答ありがとうございました。
振動、揺れはますますひどくなり、昨日は明け方寝ていると1時間以上小さく振動して眠れないので起きました。立っていても左脚が小さく揺れていることが数回あり、今朝は椅子に座っていて上半身が小さく揺れていました。今日は歩いている時の揺れが大きく感じます。
医師の「ここに骨化があったら揺れる」という言葉を思い出し、まずは整形外科にかかり、それから神経内科に行こうと考えていました。
アドバイス頂いてよかったです。神経内科を受診します。
ありがとうございました。
2017.03.23 11:12
drshujisato
17/03/21の50代女性へ  Re: 先生、また教えてください。

それは不随運動と思いますが、胸椎や腰椎の問題とは関係ないでしょう。
薬の影響がないか、その他の原因がないか、神経内科で検討してもらうとよいでしょう。

from SHUJI SATO
2017.03.23 10:03
drshujisato
17/03/21のmurakamiさんへ  

 
質問:

> 先日3/7に脊柱管狭窄症で受診させて頂きました80歳女性の義娘です。
> その節はありがとうございました。
> 次回受診が5/8で、手術が6/2という予定になりましたが、ここ最近症状が進み、手術までに歩けなくなるのではないかと本人が心配しております。
> 受診した際、足の後側に痺れがあるとお話しましたが、今は前側足首10cm上のところまで痺れがあるようです。
> 痺れの状態もひどくなり、歩いていると左の足の感覚がなくなることもあるそうです。
> ある程度症状が進むと進行が早くなるというお話がありましたが、このまま症状が進んで6/2の手術の時には手遅れになるというようなことにはならないでしょうか。
>
> また昨年の11月から整骨院に通い、電気を当てる等の治療を行っていますが、このことは問題ないでしょうか。
>
> 手術の際、うつ伏せの状態で行うとのことで、最近整骨院でもうつ伏せになるようにしているようですが、最初の10分位は痛みがあり、その後は痛みがなくなるとのことです。
> 痛みがある時はうつ伏せはしない方がいいのでしょうか。それとも少しすれば痛みも消えるので、ちょっとがまんして時々うつ伏せの状態になった方がいいのでしょうか。

回答

 3月受診で6月手術予定は当院では早い流れと思います。
手術までは、腰椎に負荷をかける運動は避けたほうがよいでしょう。
運動によってかえって症状を進めてしまうからです。
運動によってよくなる腰椎ではありませんので、軽いウオーキングくらいにとどめてください。
狭窄症は急に症状が悪化することは少ないので、無理を避けることが必要です。
特に悪いのは腰の伸展ですので、これは避けてください。

from SHJJI SATO

2017.03.22 23:09
drshujisato
17/03/19のK.Y さんへ Re: 両足の痺れ

腰椎に問題がありそうですが、あなたの症状のすべてであるかは不明です。
やはり、原因診断をつけることが先決だと思います。
整形外科の医師が腰を詳しく診ることをしなかった理由はなんであったのか、気になるところではあります。

FROM SHUJI SATO
2017.03.22 22:59
drshujisato
17/03/13のHaruさんへ  Re: 坐骨神経痛の続き(現在、入院中です)

あなたの痛みの原因が適切に診断されていないように思います。
坐骨神経痛の初期の段階は臀部付近の痛みです。進行すると次第に大腿外側・後部へと広がっていきます。
原因診断が正確でなければ、どんな治療が必要かの判断はできません。
海外在住とのこと、これから診断・治療をどう進めるのがよいか難しいですね。
もし、腰椎変性疾患によって発現している坐骨神経痛であるなら、手術も検討されるべき時期にあると私は考えます。

from SHUJI SATO

2017.03.22 22:40
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2017.03.21 21:04
50代女性
去年7月下旬にヨガで体を強く引っ張られた際に質問させていただいた者です。その節はありがとうございました。
最近体が小さく振動する、揺れるような症状があります。
振動は正座をしている時、寝ている時、安静にしている時に感じることが多いです。
揺れるのは、寝ている時に2秒くらいでしょうか、揺れてびっくりして目を覚まします。歩いている時に、体が振られている感じで、揺れているようです。
椅子に座っていると、椅子が揺れているように感じます。
感じる回数も増えていて、毎日感じるようになりました。
私には黄色靭帯骨化が、胸椎2・3・4・8・9番にあります。
ヨガで引っ張られる前(去年の初め)に医師に診てもらった時には、「確かに骨化はあるけど、こんなの全然なんともない、将来症状を出すかどうかもわからない」と言った後、「あ~ここにあったら揺れる」と医師が言ったのを覚えています。
私の症状は骨化から来るものなのでしょうか?

2017.03.21 12:07
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2017.03.21 00:19
K.Y
K.Y 男性 57才
初めて相談させていただきます。現在両足(指先、足裏)の痺れで悩んでいます。まずは過去の病歴を説明しますと
15才の時初めて腰をいためました。今考えると最初の腰椎ヘルニアだったかもしれません。以後現在まで腰痛との闘いでした。平成19年腰椎椎間板ヘルニア発症(L4/L5)、違う病院にて経皮的レーザー椎間板減圧術を受け順調に痛みと痺れが取れ約1か月で仕事に復帰しました。しかし、生産工場勤務のため毎日20㎏の製品を100~200袋パレットに積み上げる作業があり、腰の方は良くなるばかりかだんだん悪化していきました。翌年仕事ができなくなり、ペインクリニックで椎間関節症と診断されブロック注射と脊髄後枝内側枝高周波熱凝固治療を行い半年後に職場復帰をしましたが、また職場は同じなのでますます悪化。毎日痛み止めを服用しながら今日までやってきました。1年程前から両足の指先辺りの痺れが出てくるようになりました。昨年8月には仕事中に背中を強打したがため突然の慢性硬膜下血腫で緊急手術、脊髄漏洩が認められたので、腰椎から硬膜外カテーテルを頸椎まで挿入してブラッドパッチ治療を行い何とか9月に退院。しかし、その入院中に後縦靭帯骨化症があることが判明しました。骨化症のため首の痛みが気になりながらも11月からまた会社に出勤し血腫の方も順調に回復していた矢先、今年に入り両足の痺れが強くなり、地元の医療センターの整形外科に行きましたが、首や腰が原因ではない、精神的なことが原因でしょうと言われ腰を詳しく診てもらえません。先週から精神科でサインバルタカプセル20mgを処方してもらい1カプセル/日飲んでいます。翌日から両足の痺れは取れましたが、現在は腰から下に痛みがあり、足裏は砂利を踏んだ感覚が今も少し残っています。左足は少し力が入りません。腰を後ろに反ると両方に痛みが出ます。自分では明らかに腰が悪く椎間孔狭窄が原因かと思いますが、今の状態で様子を見ていてよいのでしょうか?痺れが出るとほとんど仕事になりません。先生よきアドバイスをお願いします。
2017.03.19 22:39
drshujisato
17/03/13のYMさんへ

腰椎椎間板ヘルニアの手術適応は症状と神経障害程度を考慮して決めます。すなわち、薬物治療などの効果が不十分で、痛みによって生活の支障が大きい場合には手術を考慮します。さらに、麻痺などの神経障害が進行する場合にも手術を考慮します。特に、排尿排便に関する障害が発言した場合には早急に手術を行うべきです。この辺のことは私の書きました本「腰椎手術はこわくない」に書いてありますのでご一読ください。

FROM SHUJI SATO
2017.03.18 00:54
TN63歳息子 母91歳のこと
佐藤先生
ご回答いただきましてまことにありがとうございます。
感謝しております。
椎間孔狭窄の可能性からの診断をお願いしてみます。

2017.03.16 14:53
drshujisato
17/03/13 TN63歳息子 さんへ  母91歳のこと  Re: 心因性腰痛の疑い? リリカ・ボルタレン・硬膜外ブロックによっても止められない痛み

以下の判断についてご相談お願いします。
①脊椎管狭窄で、これらの鎮痛剤効果ないような激痛があるのか
 ・・・あれば 手術以外に方策はないのか

 回答:脊柱管狭窄症では、書かれているような激痛になることはまずありません。

②心因性腰痛でない仮設において、今後 どのような処置・検査をすれば
 よいのか。あるいは、心因性腰痛の確証を得るための処置(最強の硬膜外ブロックを処置する?)

 回答:心因性腰痛でないことの証明は、正確な診断を立てるよりありません。症状からは椎間孔狭窄の可能性を考慮する必要があると思います。

FROM SHUJI SATO
2017.03.15 23:38
drshujisato
17/03/10の小林 67歳 男性 さんへ  Re: 狭窄症手術

了解しました。検討いたしましょう。

from SHUJI SATO
2017.03.15 16:11
Haru
佐藤先生へ

お返事どうもありがとうございます!

もう少し質問(相談)があり、再度投稿致します。

私は今主人とヨーロッパに10年住んでいますので、先生の所に伺うの難しい状況で、日本へ一時帰省中は医療費は全額実費になるので、そういう意味でも日本で病院にかかるのは大変です。長時間の飛行機も、今の激痛が続く中辛いです。

それから坐骨神経痛発症は昨年9月中旬です(それでも6か月経過しているので慢性化しているのだと 自分でも思っています)。
椎間板ヘルニア(L4,L5)発症からは1年経過しております。

先月(2月)から始まった肛門周辺の痛みと、相変わらずの臀部激痛の為、現在潰瘍性大腸炎の主治医がいる病院で入院しています。

パラせタモール点滴3日間投薬後→
トラマドール(150MG 朝と夕)、リリカ(75MG 朝、昼)(150MG 夜)パラセタモール(容量は不明)

の投薬をして3日目より、6か月間続いていたナイフで刺される痛みが緩和されてきていますが、肛門周辺の電気が走るような痛みは残っています。
こちらの医師、看護師にもその旨伝えていますが、理学療法と電気療法でと上記の投薬で様子を見ていこうといった感じです。

先生のメッセージを拝読して、手術を必要としないこちらの医師のことですが、今年1月にMRIで検査したところL4のヘルニアは殆ど治癒していた事、L5は馬馬神経に触れているけど ヘルニア自体は大きくないので、手術は必要ないとの判断でした。
それから、こちらの整形外科医は私の臀部痛は お尻の硬直、コリを理学療法や電気療法で治癒できれば 坐骨神経痛も良くなるだろうという判断です。
私の坐骨神経痛は臀部に集中しています。

手術は私自身は、再発、後遺症、術後に悪化された人達の声も多いので、【最後の決断】にしようと思っています。

海外で、日本の医師 日本語の理解できる病院はないので 一人で抱える不安や心配が強く、先生からのメッセージは励みになります。

上記の状態の中で、佐藤先生はやはり手術を検討した方が良いと思われますか?

2度目の相談で、お手数おかけしますが お返事頂けるととてもとても助かります!!

どうぞ宜しくお願いいたします。

2017.03.13 15:35
YM
お忙しい中、よろしくお願いします。


相談の趣旨、治療は「保存療法が妥当か否か?」という事です。


62歳 男性


20代で、デスクワークに就きました。その頃から,腰の違和感を覚えだし、40代?頃から、毎年、年に1回はぎっくり腰を発症。


昨年9月、ジョギングを始めたところ、下肢のしびれを感じて、MRIでヘルニアと診断されました。一旦、鎮痛剤で症状は収まりましたが、先週から、チェーンソーの作業が影響してか、しびれを感じ、鎮痛剤を1週間飲みました。、今日現在,弱いジーンとした感覚です。


ブログを読ませて頂き、治療方法の選択は難しいと感じました。「ヘルニアは,手術は希で有る」と聞いていたからです。医者の正しい適切な判断が重要になると思うのですが、これまでの整形受診の経験から、私の場合、かなり難しいと思われます。適切な判断を下せる医師がいらっしゃるとは思えないからです。

少ない情報で恐縮ですが、このまま、保存療法を続けて良いでしょうか?

よろしくお願いします。
2017.03.13 14:48
TN63歳息子 母91歳のこと
先ほど 投稿させていただきましたが、前回 質問の日付
2017.2.20です。
2/16~2/23まで 整形にて入院しておりました。
よろしくお願いします。
2017.03.13 13:31
TN63歳息子 母91歳のこと
ご返答 ありがとうございました。

その後、2/23 整形を退院さされました。
2/28、3/3 痛み継続中にて整形受診(リリカ・激通時のボルタレン座薬、ベジタミン)
3/5 骨ソショウ症検査(異常なし・年相応) 検査後の痛み止め点滴終了直後
激痛訴えも再診察なしで、精神科受診を勧められました。
後日取得の紹介状によると、痛みの継続は、認知症・せん妄によるものと判断された様子。3/7 別病院精神科受診(オーギス抑肝散料エキス、非常時のクロアチアピン)
痛み継続により、3/10 整形と同一病院内科受診・・・内臓疾患・癌の可能性について検査お願い エコー 血液検査 異常なし。痛みクリニック紹介状
3/11 痛みクリニックにて 中程度の硬膜外ブロック注射
痛みの訴え 硬膜外ブロック後も継続中。
MRIにより、脊椎管狭窄は全ての医師が確認している。
痛み止め:点滴ステロイド系含め3回、リリカ、ボルタレン、鼓膜外注射が効かない状況

以下の判断についてご相談お願いします。
①脊椎管狭窄で、これらの鎮痛剤効果ないような激痛があるのか
 ・・・あれば 手術以外に方策はないのか
②心因性腰痛でない仮設において、今後 どのような処置・検査をすれば
 よいのか。あるいは、心因性腰痛の確証を得るための処置(最強の硬膜外ブロックを処置する?)

その他:激痛の時もあるが、だるく痛い程度の安定的なときもある
    食事のため椅子にすわると痛がる
    骨ソショウ症検査前の身長測定で、激痛なしで直立(これで心因性と
    判断されたもよう)
2017.03.13 12:57
drshujisato
17/03/10 小林 67歳 男性 神奈川県在住 さんへ    Re: 狭窄症手術

 メール拝見致しました。
腰椎変性が随分と進んでいるのでしょうね。現在の病院で2椎間の腰椎固定術が提案され、術後ゴルフは禁止とのことですが、
そのような治療方針が一般的であろうと思われます。しかし、あなたの腰椎所見によっては、必ずしもこのような治療方針で
なくても良い可能性はあります。これは直に診察し、画像所見を見なければが判断できません。
受診を予定されているとのことですので、あなたの希望に添う治療方針が可能かどうか、検討させて頂きます。

from SHUJI SATO
2017.03.10 10:36
小林 67歳 男性、神奈川在住
追伸、
今朝ほどの長文でお伺いしました小林です。
佐藤先生の診断によりボルト固定回避した手術も可能性ありとされれば、全力でA1c短期に下げるべく努力いたします。糖尿の私の主治医は7%位まで持っていければ手術可能と言ってくれています。また心臓の主治医は手術前後3週間位バイアスピリン服用止めることは可能といってくれております。
もちろん、いずれも佐藤先生の総合的ご判断になることは充分承知をしております。
宜しくお願い申し上げます。
2017.03.10 08:33
小林 67歳 男性、神奈川在住
やはり私のメール送信に何か不手際があったようで申し訳ありません。再度慎重にお送りいたしますのでよろしくお願いいたします。
ここ10年以上やや競技志向のゴルフが生活の8割を占めています。昨年は年間190日以上ゴルフ付けです。
15年前から遺伝的糖尿病でここ数年はA1c7.6位、インスリン一日計40単位注射、10年前に狭心症でステント3本挿入、バイアスピリン服用です。腰痛は7.8年前からゴルフの際はボルタレンでごまかしてきました。
昨年の11月にゴルフ中に酷くなり、以来3か月以上L4.5仙骨あたりと右臀部から股関節に激痛、右足つま先までしびれ、間欠はこうで電柱間しか歩けず、整体、針治療、リリカ服用、安静でようやく痺れが軽減しましたが、痛みは変わりません。
近くの整形外科ではMRI見て、L2.3.4.5に3か所ヘルニア、4と5間にかなりの狭窄、それとすべり症で手術推奨、総合病院の脊椎センター診断でも手術推奨で骨削りインプラント2か所固定、手術以降ゴルフは禁止、という診断でした。但し、A1cを6%前半に迄落とし、バイアスピリン止めないと手術できないと言われ、腰は痛くて手術すべき状態だが手術できず、またしたとしても元通りのゴルフはできない、、、進むも地獄、守っても地獄です。
佐藤先生のブログたまたま発見し、先生の専門医としてのお考え、姿勢に感動、感激しました。著書も取り寄せ拝読し、遠方ではありますが時間的、経済的覚悟もし、先生に見ていただきたく来月予約を取らせて頂きました。
何とか先生の手でインプラント固定の方法を避け、この痛みを軽減し、ゴルフを継続できる方法の手術をお願いしたいのです。
家族も私のQOLがゴルフにあることを理解し応援してくれています。あと数年で良いですから。
実際にご診察頂く前に先生の一言がいただけたら、と長々お尋ねいたしました。よろしくお願い申し上げます。
2017.03.10 06:50
drshujisato
2017/03/07のHSNKさんへ  Re: 脊柱管狭窄症の術後について

まず、83歳女性の腰部脊柱管狭窄症で固定術が行われたことによって、今回のような不幸な結果が生じたと
推測されます。ボルトが緩んだとのこと、その程度にもよりますが、一般的には筋肉を鍛えたくらいのことでは
解消できない問題です。さらに固定術を広げることを提案されているとのこと、患者さんはさらに悲惨なことになるでしょう。
先ず明らかにすべきは、何が原因で痛みが続いているかです。その原因を究明したうえで、どんな治療が可能かの検討に
進むべきです。他の病院で手術を受けられた患者さんを受け入れる医療機関は極めて少ないでしょう。
私は受け入れていますので、どうしても行き場がないようでしたら、当院秘書課までご連絡ください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2017.03.10 00:03
drshujisato
17/03/06のH.K.Oさんへ

 私の本で勉強して頂いたとのこと、ありがとうございます。
医学に素人の患者さんの視点で書いた本ですので、なるほどと頷ける点が多いと思います。
さて、脊椎手術における脳神経外科医と整形外科医の得意・不得意ですが、なかなか一口では
言えない問題です。一般には神経に強い脳神経外科医、骨に強い整形外科医と理解されていますが、
確かにその傾向はあると思います。しかし、低侵襲手術という観点で見るなら、両者の違いは
少なくなっていると思います。つまり、大きく切って、脊椎を矯正するという従来の整形外科的な
手術は減少する傾向であり、両者とも低侵襲手術の方向性にあると思われます。その点では、両者に大差
ないと言えますが、それでも全く同じではありません。素人の方には理解しにくいと思います。
あなたの腰椎分離すべり症は通常は腰椎固定術が必要ですが、手術を受けられるなら低侵襲固定術を
お勧めします。なぜなら、手術自体が患者さんに残す痛みは低侵襲手術の方が遙かに少ないからです。
私は腰椎分離すべり症の腰椎固定術を数多く経験していますが、低侵襲手術の中でも最も侵襲の少ない最小侵襲
による腰椎固定術を行っており、手術成績は大変満足いくものになっています。
参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO

2017.03.09 23:48
drshujisato

17/03/06の小林67歳男性さんへ

申し訳ないのですが、メールを見つけることができませんでした。
いつメールされたのでしょうか?
投稿名で検索してもでてきませんでした。
もし、可能ならもう一度私のブログ医療相談室宛てに送信できますか?
早急に回答致しましょう。

FROM SHUJI SATO
2017.03.09 23:24
HSNK
初めてご相談させていただきます。
うちの母の事なのですが、脊柱管狭窄症で発症してから四年ぐらいたちます。
83歳です。
温存療法で一向によくならなかったので、脊柱管狭窄症では有名な某医療センターで背骨の第3第4第5が悪いので両側を補強してボルトで留める手術を8ヶ月前に行いましたが、手術しても一向に痛みが無くならず、先生はそのうち落ち着くと言うばかりで一月ほど入院しましたが、それでも痛みが引かないので、散々先生にお願いして、やっと再度検査してもらったところ、ボルトが緩んだようだが、周りに筋肉がつけば大丈夫と言われリハビリをつづけるよう言われました。ボルトなんてそんなに簡単に緩むものでしょうか。最近になって日に日に痛みが増してきたので、再度先生に何とかならないかお願いしましたら、加齢で骨が弱ってるから、再度手術して補強を骨盤まで伸ばしてやり直すしかないと言われました。他に方法はないと突き放されました。手術した時は骨が丈夫で助かったよと言っていたのに、話が違うと思いました。再手術をすればいいのでしょうが、肺の病気を持っているため、体力的にムリだと呼吸器科の先生に言われています。
再手術は出来ない、でも痛みが一生死ぬまで続くのは辛すぎると本人も落ち込んでいます。他の病院に診てもらおうかと思っていますが、なにぶん遠いところには通いきれないので、近くの病院を探そうかと思ってますが、手術しなくても痛みを無くす方法はありますでしょうか? 本人の生きる希望になる様、何とか方法は見つかりますでしょうか? また、手術した患者を新たに他の病院は診てくれますでしょうか?お手数ですがアドバイスいただきたく、よろしくお願いいたします。
2017.03.07 00:08
drshujisato
17/03/02のHaruさんへ   Re: 坐骨神経痛

お待たせしました。
昨年の3月発症とすると約1年が経過しているということですね。
もし、1年過ぎても坐骨神経痛が続いているのでしたら、明らかに慢性化しています。
自然治癒の期待は低いと思います。
にもかかわらず、なぜ手術が必要と判断されないのか、もしかすると真の原因が診断されて
いない可能性があるように思います。
セカンドオピニオンを求めることが良いと思います。
勿論、私の外来受診でも宜しいですよ。

from SHUJI SATO
2017.03.07 00:01
drshujisato
17/03/02のK.N 51才 女 さんへ

了解しました。
検討させて頂きます。


FROM SHUJI SATO
2017.03.06 23:55
小林 67歳 男性、神奈川在住
ご返答をお待ちしております。
2017.03.06 23:04
H.K.O
こんばんは。17/2/13,17/2/20に質問させていただきましたH.K.Oです。
ようやく、アドバイスしていただいた「腰椎手術はこわくない」を読むことが出来ました。
正に、書かれてあるように腰痛期が私は10年以上。現在は神経根圧迫前期と後期を行ったり来たりしているように思います。(痺れは、有ったりなかったりと曖昧で前回書はかかなかったんですが、よく考えると痛みが強い時は無いというもので。)問題はL5/S1なのかなと.....素人ながらに診断...余りにも症状がピッタリで驚かされました。
そして仕事の事や、将来を考えると改めて、手術を考慮すると共に、主治医選びは大切だなと思わされる著書でした。
素朴な質問です。
脊椎を手術する場合受け持って下さるのは、佐藤先生のように脳神経外科の先生、もしくは整形外科の腰専門の先生です。
この二つの違う専門分野の先生が、脊椎手術を受けもっていますが、何か得意な分野や考え方、アプローチの違いがあったりするのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
また、大変恐縮ですが、
日本では、三寒四温の時期と伺っています。日々お忙しい中体調を崩されませんよう春をお迎えください。

2017.03.06 07:14
drshujisato
17/03/01のみやざきさんへ

手術は予定通りに終えました。症状改善には時間を要すると思います。
しばらく経過を見守りましょう。

FROM SHUJI SATO
2017.03.03 00:00
drshujisato

17/02/25の林 宗さんへ  Re: 残存痛について

高齢者で経過が長く、神経障害が完成していると膝より足先に痛みやしびれが残ることがあります。
感覚が戻ってきて、却って痛みに敏感になることもあります。
あなたの場合がそれに当たるかどうかはわかりませんが、足の痛み以外の症状はどうですか。
立っていることや歩くことが改善しているのでしたら、このまま自然経過を見ることになると思います、
症状が全体に悪化しているのでしたら、何かあらなた問題が起こっていることも考えなければならないでしょう。
術前と術後の症状を比べてみて下さい。

from SHUJI SATO
2017.03.02 23:55
Haru
先程投稿したHaruです。

35歳女性

潰瘍性大腸炎は8年患っています。

書き忘れていたので、再投稿します。

2017.03.02 15:23
Haru
佐藤先生へ

初めての相談です。

海外在住の潰瘍性大腸炎持ちです。

昨年3月日本帰省中に椎間板ヘルニア(L4/L5)を患い、同年9月より坐骨神経痛を発症。
臀部(主にお尻と太もも付け根裏側)に激痛があり、投薬(ロキソニン、リリカ、トラマドール、パラセタモール)、理学療法、トリガーポイントブロック注射、ストレッチ、運動、散歩等続けておりますが 激痛が中々緩和されずに、特に寒い日は筋肉が硬直する為か 激痛が酷く睡眠にも支障があり とても辛いです。

注射は4回と6回に分けて打ってもらいましたが、5時間程しか効果はなく 潰瘍性大腸炎の悪化があり、中止してもらいました。

ヘルニア発症時の腰痛はかなり緩和されています。

治療法やストレッチや散歩も、症状が悪化する場合もあるため、大体どの程度の日数でいったん中断した方がよいのか?  

セカンドオピニオンで訪れた整形外科にて 温熱療法、電気を流す、牽引を始めましたが、牽引のとき既に痛みがあるので中止してもらうべきか? 

ヘルニアから来る坐骨神経痛には、個人差はあるかと思いますが 大体どれくらいの月日が必要なのか?

先生のお考えを教えて頂けたら助かります。

こちらの医師は、MRIの写真と問診にて手術は必要ないと口を揃えて言っています。
坐骨神経痛の緩和(改善)が見込めないまま 日々激痛と闘うことが (痛みは他人には見えないので孤独、不安、恐怖感も一層強まり)辛いです。心のもちようなのか?と考え、何とか明るく前向きになりたいのですが、すぐに襲ってくる激痛に心が折れています。 

お忙しいかと思いますが、お返事頂けると大変有難いです。

宜しくお願い致します。 
2017.03.02 15:17
K.N 51才 女
2/16、18にご相談させていただいています。

症状は改善してきていると感じる日もあり、やはりダメだという日もありです。かかりつけ医に抗不安薬の処方をしていただきました。焦りや不安は幾分解消され、痛みも抑えられるような気がしますので、間違った処方では無いと感謝しながら過ごしています。このまま症状が軽くなり、やがて無くなるのを願うばかりです。

原因が分からないままですので、勇気を出し、4月に先生の外来受診の予約をしました。
行動あるのみです。先生のブログに出会えて良かったです。
よろしくお願いいたします。
2017.03.02 13:26
みやさき
2/14に書かせて頂いた みやさきです。
 昨日 先生のおかげをもちまして 義父の手術が終わりました。本当にありがとうございました。あとは、リハビリです。これも 高齢のため 中々大変かとは、思いますが ご指導のほど よろしくお願い致します。今は、とにかく 再発をしないようにと 祈るばかりです。これは、一年前に 手術した私にも言える事ですが。まだ 義父とは、話せていませんが
痛みが取れていると思いますので 早く感想を聞いてみたいものです。義母(本日一時帰宅)と共に お世話になりました。
まだ リハビリで しばらくお世話になりますが、なにとぞ
よろしくお願い致します。強く先生の事を 紹介した手前 私も お見舞いを兼ねて 病院に伺う予定です。お会い出来れば
なお うれしく思います。
 取り急ぎ お礼を申し上げます。ありがとうございました。
2017.03.01 18:19
林  宗
87歳 男  昨年12月14日脊柱管狭窄症で手術、翌年1月17日退院 (4,5番手術)入院中は痛みもかなり良くなり前より50パーセントぐらい減少したが、退院後自宅でDRの指示によりリハビリーに務めているが、2月末まで痛みは回復せず、左足指先にしびれ発生、歩行後や、前傾姿勢をとるとかなり痛い、1月31日にx線を撮ったが狭まかったところは綺麗に広がっており、DRからは痛みがひくのに1年ぐらいかかる
とので様子を見るといわれた。月に一度X線を撮り経過観察するといわれた。もうすこし様子をみるべきか。(昨年1月脳梗塞発症現在異常なし)
2017.02.25 15:58
drshujisato
17/02/20のTN63歳息子さんへ  Re: 突然の椎間板ヘルニア

回答します。
> 相談
> 1.高年齢の手術は、通常していただけないのでしょうか。

 回答:私は年齢に関係なく、全身麻酔が可能な身体であれば手術を行います。ただし、私のように考え、手術する医師は
少ないのが実情です。

> 2.ブロック注射によって痛み軽減しても、退院できるような
>   状況になるのでしょうか。

 回答:ブロックによる治療を行う過程で、痛みが軽減されれば退院できると思います。
   ただし、ブロックは痛みを軽減することが目的であり、ブロックで病気が治る訳ではありませんので
   ブロックで効果がないときには、治療法を見直すことが必要です。

 
>
> 尚、母は認知症(医師の診断は得ておりません)で、5分前の
>   記憶がないような状況です。手術など自分で意思決定が
>   できません。

 回答:認知症があったとしても、椎間板ヘルニアによる神経性疼痛は本人にとって大変辛いものになります。
  家族が本人に代わり、判断してあげることが必要です。

from SHUJI SATO
2017.02.22 00:08
drshujisato
17/02/20のtsさんへ   Re: 昨日の相談の御礼

納得いく説明を受けることができたらいいですね。

FROM SHUJI SATO

2017.02.21 23:54
drshujisato
17/02/20のH.K.Oさんへ   Re: ありがとうございます

 是非、「腰椎手術はこわくない」を読んで頂き、病気の正しい理解と手術に対する考え方を
学んでください。判断の誤りで後悔する人、苦しむ人が多いからです。
また、わからないことがありましたら、遠慮なく質問してください。

FROM SHUJI SATO
2017.02.21 23:50
TN63歳息子 母91歳のこと
はじめての相談です。よろしくお願いします。
数日前 突然の腰・右足 激痛で(脈拍200以上 現在は170前後)入院
椎間板ヘルニア(MRIによる)その前のレントゲンでは
腰骨が曲がることによる坐骨神経痛
ヘルニアにより、L4・L5を圧迫
ボロタリン(座薬)など効果なし。夜には、のた打ち回るほどの激痛 鎮静注射にてようやく眠る。
医師は、これほどの高年齢者に手術したことない。90歳以上で突然のヘルニアはめずらしい。
ブロック注射により痛みを軽減する方針
相談
1.高年齢の手術は、通常していただけないのでしょうか。
2.ブロック注射によって痛み軽減しても、退院できるような
  状況になるのでしょうか。

尚、母は認知症(医師の診断は得ておりません)で、5分前の
  記憶がないような状況です。手術など自分で意思決定が
  できません。



2017.02.20 10:58
ts
19/02/19に相談したtsです。
不安でいっぱいの週末で、先生にご相談したのに対し、すぐにご返事をいただき、深く感謝しております。
本日、可能であれば、主治医の先生に診てもらおうと思っています。
本当にありがとうございました。
2017.02.20 07:43
H.K.O
こんばんは。17/02/13に質問させていただいたH.K.Oです。
お忙しい中、翌日に回答してくださり本当にありがとうございます。回答はその日のうちに読ませていただいたのですが、ご挨拶が遅くなり恐縮です。
 早速、書籍を取り寄せてみようと思います。

この2年間で腰痛が悪化する一方で、日常生活や特に仕事に支障をきたし、どうしたものかといろいろ調べているうちに佐藤先生のブログを知ることができました。
 
 症状は、書いてくださったとおり、左の臀部から足の裏までの痛み、お尻の真ん中の痛み、ふとした動作の電撃痛、酷い時はくしゃみでも腰に響くというか、この症状がもう全然治まらなくなり、不安でした。
 日本語で質問でき、そして回答を頂けることに、それだけで安心させられます。
 次の診察までに、知識を増やして納得できる選択をしたいです。
 ブログの開設に、心から感謝いたします。
2017.02.20 05:36
drshujisato
17/02/19のTSさんへ   Re: 手術後5日目の痛みの再発

症状経過からはヘルニアの再発が疑われます。
このまま症状が改善に向かうなら良いのですが、改善しなければ再手術が必要になりますので、
ご注意ください。

FROM SHUJI SATO
2017.02.19 23:41
drshujisato
17/02/18のK.N 51歳女性さんへ

腰椎に症状の原因があるように思われます。
もし、地元で診断がつかないようでしたら、こちらで検討させて頂きますよ。


FROM SHUJI SATO
2017.02.19 23:26
TS
初めての相談です。
47歳、男性です。
昨年5月にぎっくり腰をしてから(7、8回目ぐらい)長く立っていると、左足ふくらはぎの外側からくるぶし辺りが痛むようになり(それまでのぎっくり腰では足に痛みが出ることはありませんでした)、9月にMRI撮影したところ、ヘルニアと診断されました。しばらく保存療法をしておりましたが、次第に立てる時間、歩ける時間が短くなり(2分位、100メートル歩くのがやっと。ただし、座っているのは割と平気であった。)、先週月曜日(2月13日) に、MED方法で 手術しました。手術後の経過は良好で、立っても歩いても足に痛みはなく(腰の痛みと、一定の同じ姿勢を続けていると左脚ふくらはぎ外側に軽い痺れを感じることぐらいはありましたが)、リハビリを順調に受け、5日後の2月18日に退院しました。ところが、その直後から立つと左足のふくらはぎ外側に痛みを生じるようになりました。思い当たるのは、退院の際に看護婦さんにお礼を言う際に、習慣でお辞儀を軽くしてしまい、その時背中にピキッと痛みが走りました。軽い痛みだったのですが、確かにその後から痛みが出てくるようになりました。家に帰ってから、寝て休んでいたのですが、次第に痛みが強くなり、2、3分間座っていても痛みが出るようになりました(座っての痛みは手術前にはなかったものです)。また、リハビリでは左足を上げることができていたのに、今は以前と同じく、痛くて30度位がやっとです。
先生のブログを拝見すると、手術から5〜7日で痛みがまた出てくることがあるとありましたが、私の症状もそのような余地はありますでしょうか。それとも、ヘルニアが再発した可能性が大きいのでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
2017.02.19 18:05
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.02.19 08:56
K.N 51才 女
はじめまして。

足のしびれ、痛みで困っております。昨年10月に左足背、下腿踵のしびれから始まり少しずつ悪化、臀部、ついには右足にも同様の症状が出るようになりました、痛む日は寝て耐えるばかりです。頚椎の脊柱間狭窄症もありますので、首に関連があるのか、どうしてこんな痛みを抱えることになったのか不安ばかりの毎日です。仕事も無理になり休んでいます。3軒目の整形外科で子宮筋腫が大きく仙骨下方向側にあり、血管や神経圧迫を起こす可能性があるかもしれない。整形外科に限らず、考えられるものはすべて精査された方が良いとのアドバイスをいただきました。腰椎椎間板変性症と言われ、そぐわない坐骨神経痛の症状、筋力低下、腱反射の異常等に内科、婦人科、神経内科にきちんと対応していただけるものでしょうか? 結局整形外科に戻り手詰まりとなりそうな嫌な予感がしています。先生の外来で一度診ていただきたいという気持ちが強くなっております。よろしくお願いいたします。
2017.02.18 22:19
drshujisato
17/02/16のK.N 51歳 女性さんへ

ブログを読んで頂いてありがとう。
あなたの質問にお答えします。
症状からはL5神経根の障害が疑われます。両側に症状があるのでしたら、通常はL4/5に問題があります。
L5/S1の問題であるなら、椎間孔内や椎間孔外となりますが、この場合は通常、片側の症状です。
この場合少ないですが、両側に症状がでることはあるのですが。すべり症はありませんかね。
女性の場合、すべり症と狭窄症の組み合わせが多いです。症状からは頸椎ではなく、腰椎に問題があるように思われます。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2017.02.17 23:26
K.N 51才 女
 先生のブログいつも拝見させて頂いています。初めての相談です。

 昨年10月より左足背から下腿外側、踵に痺れが出ました。12月には右にも同様に軽い痺れが出始め、時折腰や大腿外側、臀部にもじりじりとした痛みが出るようになりました。(座位が辛く、長時間でなければ立位歩行は問題ありません。安静時も痛み出ることあり)

今年2月になり両踵、足背外側に痺れが残るくらいで右は軽快してきたと思っておりましたが、つい2,3日前から強い腰痛が出てきました。
 2月初めに受診した病院ではレントゲン、MRIにてL5/S1の椎間板が痛み、少しだけ出ている。骨棘もある。問題になるようなヘルニアでは無い。椎間孔の狭窄も無い、手術は不要、との言葉。
安心はしましたが、いつまでも続く辛い症状に疲れてきました。

ヘルニアと聞くと急激で強い症状と思ってしまいますが、緩やかに進行していくこともあるのでしょうか? 私のような症状で待てば症状が消失することもあるのでしょうか?

頚椎にも問題を抱えています。(C4/5/6脊柱管狭窄、軽度の脊髄圧迫保存療法中、首も辛いです)足の痺れは無関係でしょうか?

よろしくお願い致します。
2017.02.16 16:25
drshujisato
17/02/14のみやざきさんへ  

良くなって頂けるよう全力を尽くします。
まずは、パスでよかったですね。

FROM SHUJI SATO
2017.02.14 23:47
drshujisato
17/02/13のH,K.Oさんへ  

海外でさぞ不安であろうと思います。
L5に分離すべり症があり、腰痛が症状なのですね。下肢には痛みやしびれはないのですね。
分離すべり症による腰痛であろうと思われます。通常は椎間孔狭窄症を伴い、臀部や下肢の痛み、すなわち
座骨神経痛がみられることが多いです。
腰痛が治まらず、生活に支障が大きい場合には手術を考慮します。
通常は、腰椎固定術を行いますが、固定術には色々なやり方があり、手術自体で腰痛が残ることもありますので
手術方法を慎重に決めることが大事です。このあたりのことは、私が書きました本「腰椎手術はこわくない」に
詳しくかいてありますので、是非読んで勉強してみてください。

FROM SHUJI SATO
2017.02.14 23:43
drshujisato
17/02/12の土谷 縷美さんへ   Re: 右足付け根から膝の痛みについて

症状からは右L3神経根の障害が疑われます。かって、固定術を受けられていますので、
それががL4/5で行われたのなら、一つ上のL3/4の問題で、外側型ヘルニアか椎間孔狭窄症が疑われます。
しかし、ボルトの影響で診断は困難かも知れませんね。
そちらで診断がつかないようでしたら、私の外来受診を検討してみてください。

FROM SHUJI SATO
2017.02.14 23:30
drshujisato
16/02/06のkawaiさんへ

まず、原因診断のためにレントゲン撮影とCTを行い、検討致しましょう。
当院の秘書課で予約をお願い致します。
返事が遅れ、失礼しました。

FROM SHUJI SATO
2017.02.14 22:53
みやさき
 先日、義父に関して メール致しましたみやさきです。
 先ほど 義母より連絡があり 先生の並々ならぬ ご配慮にて 28日に手術して頂ける事に なったようです。
本当に ありがとうございました。あとは、無事に 手術が終わることを 祈るばかりです。本当に ここまでの段取りを 組んで頂き ありがとうございました。一度は、あきらめた手術。ただ お礼しかありません。義父の入院中に 病院にお見舞いがてら お伺いして 機会があれば ぜひ 先生に
お目に掛かりたいものです。ありがとうございました。
2017.02.14 21:48
H.K.O
初めまして、34歳の女性です。
 腰痛が初めておきたのは高校生の頃(のちに分離症だったとわかりました)。その頃から、現在に至るまで、良くなったり悪くなったりと腰痛を繰り返してきました。しかしここ2年ほどで、痛みが中々引かなくなり、新しく腰痛が始まる度に痛みも増して、今では痛みが常にある状態で日常生活や仕事に支障をきたしています。
 現在、私は海外に住んでいます。2年前にこちらで腰痛の専門医を受信しました。結果L5の分離症、L4-L5の左のversant latéral modic1、L5-S1 の右のforaminaleが少し狭くなっている、L4-L5-S1の椎間板変性、という診断に基づいて、2016年1月にL4-L5-S1の後枝内側枝熱凝固法をしました。しかし、半年間は痛みが和らいでいたのですが徐々に痛みがつよくなり、ついに我慢できなくなり今年になって再受診した所、MRIによる炎症反応はなし。L4-L5の椎間板が狭くなっていて一番狭いところが5mm位、L5-S1に分離すべり症 grade1とありました。
炎症所見がないため、痛みのもとはこの分離すべりではないかということで、3か月間の理学療法士の下でのリハビリとボルタレン、トラマドールを処方していただき、3か月たっても痛ければ、レントゲンを撮って再診するよう言われました。
 ①簡単な文章だけで大変失礼な質問なんですが、私の腰痛は腰椎の不安定性からくるものなのでしょうか?診察に当たって、外国語で医療用語を理解するのが難しく、佐藤先生の見解を伺えれば幸いです。
 ②もしも、手術を提案された場合にはどんな方法があるのでしょうか?
 
文中に、いくつか頂いた診断書の単語をどう訳してよいかわからずそのまま記載しましたが、ご了承ください。
どうぞよろしくお願いいたします



2017.02.13 01:37
土谷 縷美
度々申し訳ございません。
年齢は71歳 女性です。
これも書き忘れました。伺う身でありながら本当に申し訳ございませんでした。
2017.02.12 22:21
土谷 縷美
先程質問させて頂きましたが、前回の質問の日にちを記入しておりませんでした。
前回は昨年、16/08/12でした。rumiで質問、ご回答いただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。
2017.02.12 22:16
土谷 縷美
以前、脊柱管狭窄症の手術後、7年過ぎた後にも関わらず、納得できる回答を頂きその後、筋力を落とさないよう僅かずつですが努力していますが、時々臀部の痛みが出てくるようになりました。
手術後、半年毎に受診、昨年12月に先生に現状を報告したところ、脊柱管狭窄症のせいと言われました。(前回の手術時点で第3腰椎が若干狭窄になっていましたがその部分は手術の対象にはなりませんでした。又手術をして下さった先生は退任され、現在の先生は別の先生です。)次回は早めの4月にしようと云う事で決まりました。
ところが、最近、それに加えて、ひざの痛み、そして2月9日から突然、右足の付け根内側の激痛、太ももから膝までも痛みます。
座っている時は然程困難はないのですがジンジンする感じ、立ち上げった瞬間、付け根と臀部が痛い。特に付け根です。
歩行が困難で、杖やカートを利用しても痛みは変わらず、歩くのが凄く切なく辛い状況です。
狭窄症の時とは違った場所の痛みです。間歇歩行も痺れもありません。通院している病院で4月まで待たずに受診しようと思っていますが、佐藤先生に藁にも縋る思いでお伺いいたします。やはり脊柱管狭窄症の為でしょうか、または違う病気など考えられるのでしょうか。
宜しくお願い致します。
2017.02.12 21:14
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2017.02.10 17:54
kawai
はじめまして。

埼玉在住の56歳男性です。
20年程前(H10)にMRIにて腰椎椎間板ヘルニア(L5-S)と診断され硬膜外ブロックにて20日間入院(当時の診断書有 ボトルを下げて薬を注入しつつ牽引しました)。その後もブロック注射を繰り返しておりました。

10年前にICD(ペースメーカー。作動実績皆無の診断書有)を入れてMRIが使えなくなりました。

現在でも定期的にブロック注射に通っていますが、腰痛が全日続きQOLが著しく悪化、坐骨神経痛もあります。大学病院・総合病院等では、「MRIできないと駄目」と断られ途方に暮れております。

2015.4.20のコメントに「脊髄造影等での検査で判断・・・」とありました。お邪魔して診察をお願いしても宜しいでしょうか。

尚、手術の際のICDの停止は、主治医のOKも出ており遅滞なく手配できます。是非、ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
2017.02.06 13:21
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2017.02.01 15:38
drshujisato


16/01/28のasakoさんへ

回答します。

> ①両膝人工関節で腰椎固定術を受け、仮にうまくいった場合、日常生活は一人で送れると思われますか?それとも何かしら介助が必要になるでしょうか?
> 現在は、何とか一人で身の回りの事ができますが、続けて歩くのが困難です。
>
回答:「仮に上手くいった場合」とありますが、実際はそう簡単ではありません。手術が上手くいっても、症状の改善されない、むしろ悪化する場合もあり得ます。さらに固定術によって新たな問題が起きる危険性が高齢女性の場合にはあり得ます。例えば、骨粗そう症が進んでいると骨の固定が上手くいかなかったり、より広い範囲に固定を行わなければならないことが起こり得ます。その結果、手術侵襲が大きくなり、合併症が起こる可能性が大きくなります。結果を予測することは、なかなか難しいと受けとめるべきでしょう。

> ②そもそも後弯を直さなければ痛みは取れないのでしょうか?
> 後弯を直さずに痛みを取る手術の方が、より安全性が高い気がするのですが、どうでしょうか。

 回答:後彎の程度にもよりますが、私の経験から言いますと、高齢者の後彎は、矯正する必要はありません。神経除圧手術によって狭窄症による神経圧迫が解消されれば、患者さんの辛い症状である、痛みやしびれ、歩行障害は改善されることが普通だからです。「曲がった骨はまっすぐに直さなければならない」は古くからの整形外科領域の考え方ですが、私は患者さんの満足度から言えば、神経除圧術の方がよいと考えています。
>
> ③義母のように肥満、高齢、以前の手術の詳細が不明、骨粗しょう症、筋肉も弱っている状態ではよほど緊急性の高い手術でないと受けない方が良いような気が個人的にはします。
> まして腰椎固定術は大手術でありあとあと痛みが残る場合も多いと聞きますが、先生はどう思われますか?
> 固定術でない腰椎手術の場合ならどうでしょうか?


 回答:そうですね。リスクという観点からはかなり不利な条件がそろっています。腰椎変性疾患において、緊急性は何をもって判断するのか。痛みを持って、歩くことのできない状態で生活する患者さんは多いわけですので、これらの症状があるから緊急と医師は考えていないと言ってよいでしょう。私ども外科医にとって、緊急性とは、下肢の麻痺が急速に進む場合や排尿・排便障害など発現してきた場合を言います。これは手術介入が遅れると永久的に障害が残ってしまうからです。そういう意味において、あなたの義母の場合はどうであるのか、情報が少ないので判断は困難です。腰椎固定術はあなたの義母の場合には、相当にリスクの高い手術になるように思われます。侵襲の少ない手術法で対応できないのか、検討する価値はあると思います。

FROM SHUJI SATO


2017.01.28 23:54
drshujisato
16/01/27のkumagoromamaさんへ   Re: 腰椎ヘルニア術後の痛みについて

回答

椎間板ヘルニアで下垂足になり、術後に足関節の背屈力がかなり回復していますので、障害を受けた神経の除圧は良好と思われます。この点では幸運であったと思います。なぜなら下垂足が後遺症として残る患者さんが多いからです。その一方で、痛みが持続しているとのこと。この痛みは神経障害性の疼痛であると思われます。であるなら、後遺症として今後も持続すると考えた方が良いでしょう。神経障害性の痛みは患者さんにとって辛い症状になりますが、薬物治療を行いながら、なんとか乗り切って頂きたいと思います。私の外来受診をご希望であるなら、検討させて頂きますので当院秘書課までお問い合わせ下さい。

From SHUJI SATO


2017.01.28 23:17
asako
佐藤先生はじめまして。

義母(76歳)の事で相談させていただきたく、お願いいたします。

義母は20代の頃、椎間板ヘルニアの手術をしております。
また、60代後半から変形性膝関節症となり両膝共に人工関節置換術を受けています。

数年前から腰が曲がり、軽度の腰椎変性後弯症と診断され、腰痛や立位持続困難、歩行障害が発生しています。軽度から中等度の腰部脊柱管狭窄症もあります。

現在は持続して数分しか歩けず、独歩したいなら変形矯正手術が必要と言われました。いわゆる腰椎固定術です。

義母はかなり肥満しており、また両膝が人工関節の為、立ち上がるのも大変な感じです。
この上背骨を固定してしまって、日常生活がちゃんと送れるのかとても不安です。

その上、若い頃受けたヘルニア手術の詳細が不明で、なおかつ肥満で高齢の為、手術はさらに難しくなると思われます。

そこで質問をさせていただきたいのですが、

①両膝人工関節で腰椎固定術を受け、仮にうまくいった場合、日常生活は一人で送れると思われますか?それとも何かしら介助が必要になるでしょうか?
現在は、何とか一人で身の回りの事ができますが、続けて歩くのが困難です。

②そもそも後弯を直さなければ痛みは取れないのでしょうか?
後弯を直さずに痛みを取る手術の方が、より安全性が高い気がするのですが、どうでしょうか。

③義母のように肥満、高齢、以前の手術の詳細が不明、骨粗しょう症、筋肉も弱っている状態ではよほど緊急性の高い手術でないと受けない方が良いような気が個人的にはします。
まして腰椎固定術は大手術でありあとあと痛みが残る場合も多いと聞きますが、先生はどう思われますか?
固定術でない腰椎手術の場合ならどうでしょうか?

今後、手術が可能かどうか入院して検査をするそうです。
その前に先生のご意見をお聞かせいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2017.01.28 17:43
kumagoromama
佐藤先生はじめまして。
いつもブログを拝見しており、意を決してメールさせて頂きました。
37歳の女性です。
H26年3月 左臀部~左足の痛みとしびれあり、L4.5の腰椎椎間板ヘルニアと診断、投薬で経過観察
26年4月16日 朝起きたら左足が下垂足でMMT0となり、5月1日L4.5の固定術をうけました。(主治医は脊椎の専門医で、すべり症もあったため固定術が望ましいとの判断でした。)
かなり巨大ヘルニアだったと言われました。
術後左足は半年程装具(オルトップ)をつけて生活し、現在MMT4+程度になりました。
しかし、足のしびれと痛みがとれず、リリカ・トラムセット・ノイロトロピンを服用し、更に頓服でロキソニンを多い時は1日4~5回位飲んでいます。
しびれは一生とれないと言われて覚悟していましたが、痛みも術前と変わらず、ついに精神科に行けと言われました。現在精神科からはジェイゾロフトも処方されていますが、副作用で手の振戦が出現し、結局痛みは変わらない状態です。
痛みは臀部~左ふくらはぎ、母趾がぎゅーっとしめつけられるような痛みです。術後もうすぐ3年となり、固定術は完成しており、術後のMRIでも神経の圧迫はなくなっていますが、どうにもこうにも痛みがとれません。
ただ、痛みもずっとひどいわけでもなく、痛みが軽い日もありますし、足も動くようになったので、主治医からは脳が痛みを記憶してるとかメンタルの問題と言われています。
これはやはり、メンタルの問題なのでしょうか?
もし可能なら先生の外来を受診させていただくことは可能でしょうか?
仕事にも支障がでており、本当に困っています。
お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願い致しますm(_ _)m
2017.01.27 13:17
drshujisato
17/01/23のH.T.さんへ  Re: 手術前は期待。手術後は、絶望


病院名や医師の名前を伏せて、ここで質問内容を紹介し、回答致します。


手術前は期待。手術後は、絶望
東京在中54歳女性2016年11月29日腰椎椎間板変性症によってL4L5を腰椎後方固定術(PLIF)を行いました。

腰痛になり一年間、・・・・・病院にてブロック注射などを行い様子を見たが、改善されなかったので手術に至りました。
術前の症状としては20分の歩行で一度、座り前屈みになり休憩するとまた歩ける状態でした。たまに歩いていると右膝裏あたりから指先が少しチリチリした感じになっていましたが、それも座り前屈みになれば痺れは、治っていました。椅子に座っている時も前かがみになったりと落ち着いて長く座ってることができませんでした。(1時間)
医師は、「手術をしたらもっとたくさん歩けるようになし、もっと長く座ってられるようになります。」とのことで手術を受けたのですが、
手術をしてから、5日が経っても5分弱しか座れませんでした。
手術直後には痺れがなかったのですが入院中13日目(退院前日)にして左足にものすごい強いしびれが出ました。
なので退院が1週間遅れて3週間の入院生活でした。
退院後もしびれは弱まったものの毎日、しびれと違和感を感じています。椅子に座っているのも5分から10分それしか座れません。
食事もろくにできません。

・・・・・病院は固定術でも軟性コルセットです。
寝る時は外して寝ても良いと言われましたが外していては寝返りも痛くてできませんので私は外す事はせず多少緩めにつけて就寝しています。

手術をしてから2ヶ月近くが経ちますが改善が見られないので、期待の光が見えず気持ちが落ちてしまいます。
手術を担当した、・・・医師は、「私は外科医なので脳にたけた医師を紹介すると、退院する日に家族に話し、NHKの腰痛は脳にあると言うビデオを家族が見せられました。まるで責任転換のように。入院中も医師から「あなたは神経質だからとか気にしすぎとか、厄介な患者さんだなと言われました。」
椅子に5分も座っていられない、術後2週間後に強いしびれまるで剣山の上にでも歩いているかのような痺れでした。そのような状態で不安になったり心配しない患者がいるでしょうか?
ちなみにまだ退院してからの検診には行けてません。

先生のように患者の悩みに優しく寄り添ってくれるような病院が東京にありますでしょうか?
宜しくお願いします。


回答:
不幸な結果で私も残念に思います。明らかにfailed back surgery すなわち「失敗腰椎手術」と思います。病名が腰椎椎間板変性症でL4/5の固定術を受けられたとのこと、私にはあなたの術前の症状と病名、そして手術が論理的に結びつきません。そして、結果が悪いと、あなたの精神的な問題にすり替えられる。こんな不幸な事後処理が医師の都合で延々と繰り返されてきたのです。患者さんが賢くならない限り、この不幸を断ち切ることはできないでしょう。執刀医が「手術をすればよくなる」と判断した根拠はどこにあったのか、それが極めて重要なのです。単なる医師の経験的な判断ではなく、あなたの症状の正確な原因診断に基づいて手術法が選択されるべきです。手術法には色々あり、それぞれに一長一短、優劣があります。数ある中で、どの手術法がよいか、慎重に検討され、結論されるべきことです。そういう点において、安易に手術が行われたような気がします。もし、そうでなかったのなら撤回し訂正します。
親身にあなたの問題と向き合ってくれる医師を紹介して欲しいとのことですが、残念ですが希望に添うことができません。地元でセカンドオピニオンを受けられたらいかがでしょうか。これも親身になってくれる医師がいるかの保証はありませんが、このまま悶々としているよりは出口への行動を起こすべきだと思います。

From SHUJI SATO
2017.01.23 23:56
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.01.23 15:18
drshujisato
17/01/15のAki.hiさんへ  Re: 最後の質問をさせてください

 色々と不安がこみ上げてくるのだと思いますが、あなたの頚椎の状態が実際のところどうなのかわからない状態では
あなたの質問の一つ一つに回答することは困難というか、一般論としての話にしかならず、さらにあなたを不安にさせる
ことになろうと危惧されます。前方でも後方でも、以前にも書いたと思いますが、一長一短があります。あなたの頚椎が
本当に手術が必要なのか、必要であるならどんな手術が必要なのかは正確な診断に基づいて決めなければなりません。
手術合併症は術者の単純ミスからベテランにおいても起こり得る不可抗力的なものまで色々あります。経験の豊富な外科医ほど
単純ミスは少ないですが、皆無とはいえません。だからこそ外科医は手術中、まったく気を抜くことのできない緊張状態に
あるのです。とにかく、主治医とよく話し合われて、今後のことを決められることです。「不安は不安を呼ぶ」と言われるように
不安の連鎖を断ち切る勇気も必要だと思います。画像診断はおこなっていませんので、ご了解下さい。

from SHUJI SATO
2017.01.16 23:35
drshujisato

17/01/15の高齢の母さんへ

回答

質問① 太ももの痛みの他に、腰の痛みがひどくなってきました。以前は立っているときだけの痛みが、座っている時にも痛い時があるようです。分離辷り症も原因でしょうか。

 回答:なんとも言えませんが、椎間孔狭窄症による神経根症の可能性はあります。この辺りの診断を次回受診された時につけ
    たいと思います。

質問② 先生のご著書の80最終行~81ページに「最初から固定術を行う手術の場合」で、「最初から神経根・馬尾除圧と固定術を行うことを基本としてる」とありますが、(ただし、高齢者では、徐圧術のみとする傾向にあります。)とカッコ書きがあります。母の場合は、固定術はできないのでしょうか?
地元の病院のリハビリでは、「背骨が動く(?)」と言われたそうです。骨粗鬆症では、やはり「豆腐に釘」状態になるのでしょうか?

 回答:固定術は極端な言い方をすれば、どんな腰椎でも可能です。ただし、骨粗鬆症が進んでいるとボルトが緩み、固定に
     失敗して、症状が悪化することが少なくありません。まさに「糠に釘」となりますので慎重でなければなりません。

次回受診時に最適な治療法を検討させて頂きます。

FROM SHUJI SATO
2017.01.16 23:07
Aki.hi
11月30日・12月10日・12月24日・1月5日に質問させていただいた福岡のAKI・HIです。心配性なのか、確実性を求めすぎるのか・・・。本当に何度も申し訳ありません。
現状は、頸椎c4-c6のヘルニア・その部位に分離型opllによる脊髄の圧迫画像あり、12月20日ぐらいから自分の判断ですべての薬を止めたところ、両腕両足のしびれが軽減された感じで脱力感・歩きにくさもなくなったようです。しかし、1月10日あたりから両腕両足のしびれ+胸あたりのしびれも出てきています。両足は脱力感はないものの歩くのに違和感がある状態です(妻から見たら異常歩行はない)
福岡の脊髄外科専門医から手術の説明を行うという予約を取っており、覚悟して伺ったところ、
・9月のMRIと12月のMRIの比較でそう悪くはなっていない
・腰痛については、全身MRIでは、腰椎にそう問題はなく胸椎の黄色靭帯骨化症もあるが神経に触れていないため、筋肉由来のものであろう
・首を右に傾けると右腕がピリッとするのは神経根症だろう。両手両腕のしびれも神経根症の者ではないか?(左に傾けてもピリッとはせず・・・)
・両足のしびれ・脱力感は脊髄症状から来ているのではないだろう・・・
以上の理由から、脊髄症についてはまだ様子見でいい(しびれがなくなったり足の痛みがときどきでるということは脊髄症状ではみられないので違うのではないか!)、神経根症については若いので前方からの手術を勧める(骨化した部分の一部もとる)という説明でした。
 自分は、OPLLと聞いてから前方からの手術は基本的に考えていません。神経根症の方は痛みはないため、現在手術は考えていません。自分の一番の不安・一貫した不安は、下半身まひや四肢麻痺です。その部分を中心に、かかったお医者さんにも佐藤先生にも質問をさせていただきました。
そこで、最後の質問にしたいと思っていますが、
①脊髄症状がでている状態というのは、どの状態なのでしょうか?両腕両腕のしびれ・脱力感の軽減・再発だけでは軽い症状で、医者の立場から見るとまだ様子見という判断なのでしょうか?
②症状を追跡していくと、手術のタイミングはわかる。と専門医の先生はおっしゃいました。次の来院は3か月後でいい、とのことです。そんなに間を空けるものなのでしょうか?手術なら後方から正中割でお願いしたいという旨を話していて、術式を指定されるとやりづらいとおっしゃったので、気分を害されたからかなとも心配しています。
③佐藤先生は、どのタイミングを手術のタイミングと考えられていますか?数か月待ちの先生の患者さんならば、手術時期を考えて決められると思うのですが、一度悪化すると神経は回復しない。となると、軽い症状の今、予防的な手術となってもすべきなのか、多少巧緻運動障害が出る・周りから歩きがおかしいよと指摘されてからでもいいのか。子どもと一緒に走り回れる・剣道ができるなど、元通りに回復できる!という状態を希望しての手術タイミングです。画像もないのに、難しい質問を、すみません。
④先生のような手練れの方ならば、後方形成術をされるときに、ドリルで骨を削るときに脊髄を傷つけるというような、操作ミスでの四肢麻痺は0%なのでしょうか?福岡の専門医の先生は、麻痺がおこるという操作ミスは余程の経験のない医者ではないと起こさないとおっしゃいました。あとは医者を信じてくれないと・・・と。信じているつもりですが、危険性は知っておかないと!とも思っています。
⑤もし後方形成術で熟練の先生なら操作ミスはほぼないということなら、あとは合併症だけです。佐藤先生は経験されていないでしょうが、一般論でいいので、入れたチタンなどが感染した場合外すと多くの病院で書かれていますが、後方からだと除圧のために広める役割のスペンサーなどを外したら意味がなくなるのではないでしょうか?その場合、どんな処置になるのでしょうか?
⑥以前、佐藤先生は画像を送ってくれるならみてあげますよということをおっしゃっていましたが、現在はなさっておられないのでしょうか?これだけ相談にのっていただいているのに、診断を受けに行くのが筋だとは思いますが・・・
 以上、最後の質問にしたいと思います。是非、回答いただけると幸いです。

2017.01.15 23:11
高齢の母
12月17日質問、12月22日ご回答をいただきました「高齢の母」家族です。
昨年はお世話になりましてありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。

早速、2月中旬に診察の予約をさせていただきました。もし手術で痛みが軽減される可能性があるのならば、是非また手術をお願いいたします。

最近の母の状況ですが、痛みのせいか少し落ち込み、元気がありません。

①太ももの痛みの他に、腰の痛みがひどくなってきました。以前は立っているときだけの痛みが、座っている時にも痛い時があるようです。分離辷り症も原因でしょうか。

②先生のご著書の80最終行~81ページに「最初から固定術を行う手術の場合」で、「最初から神経根・馬尾除圧と固定術を行うことを基本としてる」とありますが、(ただし、高齢者では、徐圧術のみとする傾向にあります。)とカッコ書きがあります。

母の場合は、固定術はできないのでしょうか?
地元の病院のリハビリでは、「背骨が動く(?)」と言われたそうです。骨粗鬆症では、やはり「豆腐に釘」状態になるのでしょうか?

昨日今日と大雪で交通機関が乱れていますので、来月も心配です。当日は無事に佐藤先生にお会いできることを祈るばかりです。
よろしくお願いいたします。


2017.01.15 20:58
drshujisato
16/01/09のS.Dさんへ

実名を伏せて、紹介させていただきます。


佐藤先生はじめまして。
著書「腰椎手術はこわくない」を読ませていただき大変ためになりました。
・・・在住のS.Dと申します。
職歴と病歴について説明します。
昭和34年 1月生まれ
昭和37年 小児マヒにかかる。
昭和40年 ・・・・にて両足首(足関節固定術、アキ
レス腱長術)の手術をする。
障害の程度、左足運動機能の全廃、右足首運動機の
全廃。
昭和53年 自動車板金塗装屋に就職。
昭和58年 自動車板金塗装屋を独立。
平成6年 タクシー会社就職。
平成7年 ・・・・リハビリテーション科を受診(ポストポリ
オ)と診断される、月一回の受診と年一回の検査
入院が始まる。
平成16年 個人タクシー開業
平成24年 左臀部に痛みが出てくる。
平成25年 10月頃から左臀部の痛みが強くなり座位、歩行
、横になっても辛く、・・・整形を受診し検査をし
た結果L2-3L3-4に狭窄がみられ神経ブロッ
ク注射を数回うつも効果なし。

平成26年 5月28日に脊柱管狭窄症の手術を行う。
執刀医 ・・・医師
第一助手 ・・・
8時半に手術場に入室し12時半頃に病室に戻っ
てくる。
14時頃に麻酔が切れてきて傷口が痛み出してき
たので通常の痛み止めを点滴から入れ様子を観る
。15時過ぎから痛みが強くなり我慢の限界をこ
える。病棟の医局室に・・・・医師がいたため病室に来て、
傷口周囲を触り 確認する。痛みの原因は、血腫が出来ている可能
性があるので緊急でMRI検査をする。
ただ痛みが強く体を動かすことが出来ず・・・医師
が注射をします。気が付いた時には、エレベータ
内に執刀医の・・・医師と・・・・医師が手術
の様子を・・・・医師に聞いていました。
術中の出血が多い話しをしていました。
病室に戻ったのち・・・医師から血腫が出来て
いるので緊急手術をしたいとの話があり痛みの方
は、どうですかと聞かれましたので痛み止めの
注射を打ったので今のところ痛みが
無く楽と答えました。
私から・・・医師に対し逆の立場だっ
たらどうしますかと質問をしたら
注射が効いているなら様子をみると
答えたので私も様子をみると話しま
した。
夜に痛みが強くなり痛み止め注射
を数本打つも痛みが治まらず・・・
医師が宿直でおり、・・・医師と・・・
医師の携帯に連絡をしてもつながら
ず・・・医師と連絡がつき
29日早朝4時に緊急手術を
行う。
術後、麻酔から覚めて右足を動かそ
としても膝下から動かすことが
出来ずパニック障害になり精神
科・・・医師にかかる。
3週間でリハビリ科に転科し訓練
するも1ヶ月ぐらい立つ事も出来
ず2ヶ月目で歩行が出来るようになりまし
た。
・・・医師の説明では、神経に傷を
付けたと話されビックリしまし
た。
入院中に3回「訴える事はしませんよね」
と言われ、あきれ返って物も言えず情けない
気持ちと私自身にも託した責任があると思い
示談交渉もせず8月中旬頃に退院
しました。
平成26年 12月頃に又、手術し
た場所が痛くなり。
平成27年 3月に・・・では、
治らないと思い 知り合いから
教えてもらった、・・・・整形外科
クリニックの・・・先生
にかかりL2-3がずれている事が
痛みの原因と言われL2-3固定と
L3-4の再除圧とL4-5狭窄症除圧
をすれば動かない足も動くようになり、
痛みも取れると説明があり手術をして
も今の状態より悪くなる心配がない
と言われましたので、この先生なら
・・・医師より経験の数が違うと思い
再手術をお願いしました。
平成27年 5月に再手術を行い
出血が多かったため輸血をしました。
3日目よりハードコルセットを着け
平行棒内で立ち上がりと歩行訓練
及び右足の動かす訓練を開始、徐々
にではありましたが右膝下が動いて
来ました。
約1か月半で退院し・・・リハ科に転院
、リハビリを受ける事になり
平行棒内で松葉無で歩き2週目より
2本松葉杖にて歩行訓練開始、ただ
手術をした下のあたりにしっくりこない
感じが出て若干歩きづらい感じでし
た。
退院前の(右膝下の動き評価2)
平成27年 8月中旬に退院 、3日目で
L4-5あたりに激痛が出たので
1週間ほど様子をみても痛みが変わらず
、・・・生に診ていただきレントゲン
画像では、何も異常がない説明でした。
取りあえず痛み止めを飲んで様子をみる事になり、
・・・リハ科より「トラムセット、ロキソニン、
リリカその他」の薬を出してもらって
いたので1ヶ月ほど様子をみましたが痛みの状態が
良くならず精神的に「うつ状態」になり
・・・精神科の・・・先生にかかり今までの経過を
説明し「リボトリール、サインバルタ」を飲んで様
子をみる事になり徐々に精神状態
が良くなって来ました。
その後も痛みは変わらず・・・先生に聞くと痛みが取れ
なければL4-5固定術をすれば痛みは、
取れると説明をされましたが、固定術だけは避け
たいと思い1ヶ月半ほど安静にしながら
生活をしていたら痛みが少し取れて来
たので自己流で自宅内で歩く事と足の動かす訓練を
始め、11月中旬より軟性コルセット
を着けて仕事を始めました。

(現在の状態)
1 リハ科より、「パリエット、グロリアミン、クレス
トール、ハルナール、
アルファロール、アローゼ、メチコパール、ロキソ
ニン、トラムセット5錠、リリカ25mg3錠、
ツムラ牛車腎気丸×3、ロキソニンテープ」
精神科より「サインバルタ3錠、リボトリール2錠」
2 腰の痛みの状態は、5段階評価3で左臀部の痛みが3
~4位です。
ベッドに横になった時に痛みが無く楽な状態です。
3 歩く時と仕事の時は、軟性コルセットを着用し2本松
葉杖で歩いている状態です。


この3年間、腰に関して色々な事がありました。
二回目の手術後にいろいろとネットで調べていたら佐藤先生のご活躍が目にとまり「腰椎手術はこわくない」をすぐに買い求
め読んでいるうちに患者も医者も読むべき本と感じました。
ただ何時までもくよくよしていては前には進まない事と自分が目標としている65歳までは、今の状態より少しでも歩くことが楽になれば3年後に個人タクシーの更新がありますので許可をいただいて続けていく事が今の目標です。

長文になってしまいましたが宜しくお願いします。

私のコメント:
大変辛く困難な闘病生活であったことに心が痛みます。
手術に関する結果は、どんなものであれ手術の執刀医にあることは明白です。
手術を受けることを患者さんに勧め、良くならなかった時には、その責任を患者さんに負わせる無責任な医師が後を絶たない中で、あなたの主治医は手術に過誤があったことを
正直に話されたことは評価できますが、その後の対応がいただけませんでしたね。
私の拙書には、「腰椎手術はこわくない」と逆説的なタイトルがつけられていますが、従来怖いと受けとめられてきた腰椎手術を怖くない手術にしなければならないとの私の強い思いをこめて執筆致しました。皆さんのお役に立てるなら、これに勝る喜びはありません。
是非、個人タクシーを再開できるよう、頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO




2017.01.12 00:10
drshujisato
17/01/09 三重県 橋爪さんへ

橋爪さん、お久しぶりです。
調子が良いようで安心しました。
三重県から金沢まで意を決して来られた橋爪さんの決断と行動力がもたらした結果ですよ。
このブログを訪問される皆さんには、腰椎手術を安易に考えると、後悔に苛まれることになりますので、
私のブログを通じて、賢い判断・選択をして頂きたいと願っています。
橋爪さん、お元気で人生をenjoyしてください。

From SHUJI SATO
2017.01.11 23:37
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2017.01.09 18:28
三重県 橋爪
先生、あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しております。
毎日ブログ拝見しております!先生がお元気そうで何よりです。
私も先生のお陰で、元気にバリバリ働いております。

手術をしてから7ヶ月以上経ちましたがも全く痛みもなく健康だった10年前よりも、疲れたり不調がなくなりました。
ヘルニアと診断された時、手術は絶対しないと決めていた事が今は、早くすれば良かったのにと後悔しますがこれも私に、神の手の先生と巡り合わせてもらえる期間だったのだと嬉しく思います。
神様と先生に感謝です。

ここのブログを見ているとこんなにも手術の失敗があるものなのか?と思い知らされますが、現実なんですよね?
私の周りにも沢山います。
本当に医者を選ぶ、大事ですね。
私は先生に出会えて手術をして頂いた事が宝くじに当たった様に思います。
先生いつまでもお元気で皆様を痛みから救って下さい。

陰ながらいつも応援してます。



2017.01.09 16:47
drshujisato
17/01/05のY.Oさんへ   Re: PED手術後の経過について

回答:
 L4/5の椎間板ヘルニアに対してPEDを受けられたが術後経過が思わしくないとのことですが、
神経除圧が不完全なためと思われます。術後に症状が悪化したのは、圧迫されている神経根への手術操作によるものであり、外科医としては極力避けなければならない問題です。これだけのことであれば、術後日を追う毎に症状は改善しなければなりませんが、そうならないことに問題があります。あなたの場合は、神経根の除圧が不完全な可能性がありますので、その確認が必要です。検査としては、MRIやCTが必要です。現在の主治医があなたの問題に適切に対応できていないように思われますので、きちんと診断できる医師の診察を求められることをお勧めします。

FROM SHUJI SATO
2017.01.08 15:47
drshujisato
17/01/05のAki.hiさんへ   Re: インスリン抵抗性の患者

> 11月30日・12月10日・12月24日に質問させていただいた福岡のAKI・HIです。毎回丁寧な回答ありがとうございます。改めて先生のブログをすべて読み返してみました。その上で、質問です。お願いします。
> ①実は手術の予約をしてきました。関東での手術予定で、遠方なので簡単に行くことはできません。12月23日より、自分の判断で一切の薬(ロキソプロフェンna69mg・ミオリラーク50mg)を止めてしまいました。もともと痛みはほぼなく、しびれが主だったのですが、上下ともにしびれがなくなったような感じです。歩くときに自分の足でなかったような感覚も消えています。9月後半に出現し始めた症状が、一時的に落ち着いたということでしょうか?先生はヘルニアがあってもそれと症状との関係を推測するのは難しいと言われていますが、軽度の脊髄症状が一旦出た以上、やはりヘルニアによる圧迫は間違いなく、いずれは手術となるのでしょうか?急に症状が気にならなくなったので、合併症との兼ね合いで思案しています。

 回答:頚椎でも腰椎でも、変性疾患では経過中に症状の悪化・改善を繰り返すことは普通に見られます。神経根や脊髄への影響が進むと、症状の改善が見られなくなっていきます。これを元に考えるなら、あなたの頚椎の問題はまだ軽い段階にあると思われます。そもそも、現時点で手術が必要なのか、疑問を感じないわけではありません。

> ②人間ドッグの結果が来て、インスリン抵抗性7.85(血糖インスリン30・空腹時血糖106)とX線心胸比51%でした。執刀医に何にもないといっていたのですが、あれ?と焦っています。後方からの術式で3h半程度の手術らしいですが、合併症の度合いは増すのでしょうか?因みに165cm・80kg・ウエスト92cmの肥満体系です。インスリン抵抗性の患者で先生が体験された具体的な合併症があれば、教えていただけると助かります。

 回答:糖尿病があっても、血糖コントロールをつけて手術に臨むなら、そう問題はないと思います。糖尿病患者では、罹病期間や程度にもよりますが、一般に手術感染に注意が必要です。その他、糖尿病による他の臓器や血管系などの問題や肥満はリスクになりますので、これらをきちんと把握した上で準備し、手術に臨むべきです。

> ③先生の手術は半年待ちが常であるそうですが、私がお願いしている先生は「いつでも(1月後でも)いいですよ」とおっしゃいます。よく雑誌などにも紹介される脳神経の脊髄専門医で、手術例も数多い先生でいらっしゃいます。以前の先生のブログで、すぐに手術できる病院は・・・とあったのですが、どう考えるべきなのでしょうか?自分も数か月待ちを予定していたので早くしていただけるのだ!と驚いたのですが。なお、地元でかかっている脳神経外科の脊髄専門医の先生も「いつでもいいですよ」とおっしゃいます。両方とも大学教授かつご自身の病院も持たれています。

 回答:外科医を選ぶ基準は簡単ではありません。一般に言われていることで確かな基準は年間手がけている手術件数が多いことです。ただし、本邦では病院単位の手術件数は公表されていますが、外科医個人の情報は少ないので判断が難しくなっています。手術件数はあくまでも一つの目安と考え、医師の人柄や周囲の情報で判断しなければならないのが実情です。

> ④正中ヘルニアによる脊髄症状で後方からの椎弓形成術ですが、首を左後ろに傾けると左腕の肩から肘の間にかけて痛みが走ります。椎孔間の狭窄もあるのかな?と思いますが、手術の説明はこれからなのでかもしれませんが、執刀医はまだ何もおっしゃいません。脊柱間をc3-6まで拡大する予定ですが、それで左腕の症状は改善するのでしょうか?
> いつも質問をさせていただいてから、いろいろ変化があり、さらなる質問になること申し訳なく存じますが、よろしくお願いします。

回答:あなたの頚椎の真の状態がわかりませんので、あまり踏みこんだことは言えませんが、症状からは椎間孔狭窄症が疑われます。もしそうであるなら、椎弓形成術は脊髄の除圧が基本ですので、椎弓形成術のみではあなたの症状が良くならない可能性があります。この辺りのことは主治医から説明を受けられたらよいでしょう。

from SHUJI SATO
2017.01.08 15:28
12/28 m.o
年末年始のお忙しい中、貴重なお時間を使いお返事いただきましてありがとうございます。よくある症状と教えていただき、少し安心しました。
看護師をしていたのですが、脊椎、脊髄外科は苦手分野で…恥ずかしながらこれを機に勉強し直しております。
前に受診した整形外科では、すべり症とは言われませんでした。分離して右半分が前斜めに傾いているように見える、とのことでした。
今は専業主婦ですが、結婚式も控えており仕事復帰や子供も早めに…と考えますとどうしたらいいのかと悩んでいました。
佐藤先生の仰る通り、まずはMRIを撮りに行ってきます。またわからないことがあったら相談させて下さい。
2017.01.05 18:05
Y.O,
初めまして。25歳の男です。
先日PED手術(L4/L5右側)を行いましたが、
思ったより術後の経過が悪く、どうすればいいのか分からない
状況にあり、佐藤先生にコメントいただければと思います。
発症から手術までの経緯は下記の通りです。

・2015年3月 起床時に腰に痛みが発生。激痛ではないため
 普通に生活を送っていた。
・2015年4月~9月 腰に痛みはないが、足に時々痺れあり。
・2015年10月 痺れが中々よくならないので整形外科受診、
 飲み薬と注射をするが特に変化なし。
・2016年1月 MRI検査を進められ、L4L5にヘルニア発覚
 生活に支障がないため、保存療法を薦められる。
・2016年8月 痺れ等の症状がほとんどなくなる。ただ、SLRテ ストだけは右足があまり上がらない
(2015年10月頃から変化なし)。 
・2016年10月 9月に力仕事をしてから、右の坐骨神経痛が
 ひどくなり、歩く際も腰がまっすぐ伸びない。
 仕事(デスクワーク)は何とかこなすも、休日はほとんど
 寝たきりの生活。このときには仰向けで寝ることもできない。
・2016年11月 激痛で歩けなくなり会社に行けず、そのまま
 病院。MRIを撮ると前回MRIよりヘルニアが大きくなっている。
 すぐに大きい病院を紹介してもらい、痛みのため身動きが
 取れないこと、右足の指の力がほとんど入らないこと、
 仕事の都合を考慮の上、PED手術を決める。
・2016年11月24日入院
・2016年12月2日手術
 手術終了後、右足全体が激痛。座薬と注射で一夜を凌ぐ。
 手術翌日、仰向けで寝れていることに手術効果を実感するが、
 座ると、1分で右足&臀部に激痛。歩くのも20mくらいで臀部 から右足(とりわけふくらはぎ)に激痛。
 痛みは手術前の痛みと違い、中からじわじわ焼けつく痛み。
 先生いわく、神経が真っ赤に炎症を起こしていたし、手術で
 神経に触れているため。じき収まるとのこと。
・手術1週間後
 椅子に座るのは5分で痛み限界。歩く距離は100mで限界。
 仰向けに寝転べば徐々に痛みは和らぐ。
 当初1週間で退院して、デスクワークへの復帰なら可能と
 言われたため、現実との違いに悲観。
・手術1カ月後(現在)
 椅子に座るのは、頑張れば40分程度座れる(臀部&ふくらは ぎに痛みは存在)。調子が悪いと5分で激痛。
 歩くのも1キロくらいは痛みに耐えながら歩行可能。
 SLRテストも少し痛いが、左足と同程度まで上がる。

術後ヘルニアがきちんと取れていないのではないかと思い、
先生に聞いたところ、術後はMRIを撮影してもヘルニアが
綺麗に映らないのでわからないと言われてしまいました。
手術前に、痛みはすぐに無くなると言われ、私自身痺れが
残ることは覚悟していましたが、痛み(生活に支障が出る
ほど)が現在残っており、仕事にも行けず今後がとても不安
です。

ここで、佐藤先生に質問なのですが、私の場合ヘルニアを発症
してからの期間が長いとは思いますが、手術後、立位時&座位時の痛みが1か月以上も続くことは、臨床上多いことなのですか?
また、セカンドオピニオン等を利用し、他の治療を進めるべき
状態なのでしょうか?

長文となり、すみません。以上、よろしくお願いします。


2017.01.05 14:40
Aki.hi
11月30日・12月10日・12月24日に質問させていただいた福岡のAKI・HIです。毎回丁寧な回答ありがとうございます。改めて先生のブログをすべて読み返してみました。その上で、質問です。お願いします。
①実は手術の予約をしてきました。関東での手術予定で、遠方なので簡単に行くことはできません。12月23日より、自分の判断で一切の薬(ロキソプロフェンna69mg・ミオリラーク50mg)を止めてしまいました。もともと痛みはほぼなく、しびれが主だったのですが、上下ともにしびれがなくなったような感じです。歩くときに自分の足でなかったような感覚も消えています。9月後半に出現し始めた症状が、一時的に落ち着いたということでしょうか?先生はヘルニアがあってもそれと症状との関係を推測するのは難しいと言われていますが、軽度の脊髄症状が一旦出た以上、やはりヘルニアによる圧迫は間違いなく、いずれは手術となるのでしょうか?急に症状が気にならなくなったので、合併症との兼ね合いで思案しています。
②人間ドッグの結果が来て、インスリン抵抗性7.85(血糖インスリン30・空腹時血糖106)とX線心胸比51%でした。執刀医に何にもないといっていたのですが、あれ?と焦っています。後方からの術式で3h半程度の手術らしいですが、合併症の度合いは増すのでしょうか?因みに165cm・80kg・ウエスト92cmの肥満体系です。インスリン抵抗性の患者で先生が体験された具体的な合併症があれば、教えていただけると助かります。
③先生の手術は半年待ちが常であるそうですが、私がお願いしている先生は「いつでも(1月後でも)いいですよ」とおっしゃいます。よく雑誌などにも紹介される脳神経の脊髄専門医で、手術例も数多い先生でいらっしゃいます。以前の先生のブログで、すぐに手術できる病院は・・・とあったのですが、どう考えるべきなのでしょうか?自分も数か月待ちを予定していたので早くしていただけるのだ!と驚いたのですが。なお、地元でかかっている脳神経外科の脊髄専門医の先生も「いつでもいいですよ」とおっしゃいます。両方とも大学教授かつご自身の病院も持たれています。
④正中ヘルニアによる脊髄症状で後方からの椎弓形成術ですが、首を左後ろに傾けると左腕の肩から肘の間にかけて痛みが走ります。椎孔間の狭窄もあるのかな?と思いますが、手術の説明はこれからなのでかもしれませんが、執刀医はまだ何もおっしゃいません。脊柱間をc3-6まで拡大する予定ですが、それで左腕の症状は改善するのでしょうか?
いつも質問をさせていただいてから、いろいろ変化があり、さらなる質問になること申し訳なく存じますが、よろしくお願いします。
2017.01.05 01:46
drshujisato
16/12/30のH・Oさんへ   Re: 脊柱管狭窄症 再発について

L4/5の腰椎固定が完成しているのでしたら、再発するならL5/S1とL3/4の可能性があります。L3/4に軽い狭窄症が見られるようですが、あなたの現在の症状とは一致しないように思います。あなたの症状の原因がL5/S1の脊柱管内にないのでしたら、同じL5/S1の椎間孔内あるいは椎間孔外のヘルニアや狭窄症ではないかと考えます。L5/S1の椎間孔内や椎間孔外でしたら、障害される神経根はL5神経根になり、症状は殿部から太もも・すね外側、足背に起こります。痛みやしびれの部位はいかがでしょうか。
現在の段階では、L3/4の手術を受けるべきではないでしょう。

FROM SHUJI SATO、
2016.12.31 19:25
drshujisato
16/12/29の滋賀県のA.Fさんへ

私はラブ法も沢山経験していますが、時間がたってから血腫ができて悪くなった患者さんは経験していません。
その可能性は極めて低いと思います。
術後に発生し得る問題は、ヘルニアや狭窄症の再発、すべり症の発生、腰椎症、滑膜嚢腫の合併などです。これはいずれもMRIで診断できます。
あなたの症状はヘルニアによる神経障害性のものではないかと思います。それであるのなら、時間をかけて神経の回復を待つことが必用でしょう。

FROM SHUJI SATO
2016.12.31 18:48
drshujisato
16/12/28のm.oさんへ  Re: 腰の症状について

 症状からは確かに腰椎分離症と思われます。すべり症はないのでしょうか。腰椎分離症では、あなたのような症状を持つことが多いんですよ。分離症だけでは、通常は腰痛のみですが、椎間孔狭窄が進んでくると殿部は太もも、足への痛みやしびれが発現するようになります。分離症のみで、すべり症がないのなら、椎間板ヘルニアを伴っているのかもしれません。原因診断をきちっとつけるにはMRIが必用です。まず、あなたの腰椎の問題を正確に把握したうえで、治療方針を決めるべきでしょう。30歳ということで、今後妊娠を予定されているのでしたら、現在の症状は腰への負荷が増すとともに悪化する危険性があります。問題の程度によりますが、手術で治しておいた方がよい場合もありますので、分離症の手術を多く扱っている医療機関で相談されることをお勧めします。

2016.12.31 18:35
drshujisato

16/12/24のAki.hiさんへ  Re: opllかどうか?


> ①OPLLの判断は専門医でもそんなに違うのでしょうか?CT画像で「靭帯が厚くなって骨化がみられる」という先生と、「確かに靭帯が厚くなっていて骨化もあるだろうがOPLLではない」という先生。OPLLの初期かどうかの判断の違いのようですが、難病指定の病気なので気になります。また、認定されるほどの症状がなさそうなのかもしれませんが、手術を受ければ認定されそうです。手術なら認定を受けておきたいのですが、自分は後方からの手術希望なので、どうしていいかわかりません。

 回答:後縦靱帯の骨化は偶然に無症状のものが発見されることが少なくありません。つまり、靱帯骨化が見られるから靱帯骨化症ではないのです。後縦靱帯の骨化が主因で脊髄症状が発現しているものを後縦靭帯骨化症と呼ぶのが通例です。後縦靱帯骨化も軽く見られるが、脊髄の症状の主因が脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの場合には、後縦靭帯骨化症とは言わずに、それぞれ脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアと呼びます。中には、明確な一線を引きにくい事例があることも事実です。後縦靱帯骨化も脊柱管狭窄もともに脊髄症状に関係していると判断される場合です。この場合には、私は後縦靭帯骨化症として扱います。特定疾患としての医療費の助成があるからです。これは患者さんの負担を考えてのことですが。後縦靭帯骨化症の手術には、前方からの靱帯骨化巣の摘出+椎体置換術と後方からの椎弓形成術があります。どちらの方法を採るかは、医師の専門的な判断によります。あなの場合にはどうであるかはわかりませんので、主治医とよく相談されてください。


> ②いづれの先生からも「画像に正中圧迫があり、髄液が流れていない部分がある。ただ、亢進もあまりないし、巧緻運動もない。(グーパーは42回できます)。足が自分の足でないという自覚症状だが、一般的な脊髄症の症例と合わない。」と言われています。自分は脅迫障害がありデプメロールを10年程度飲んでいますが、それゆえ自覚症状が心因性によるのではと感じておられるようです。手術をすれば転倒による四肢麻痺はない。剣道もできる。ただ、足の違和感などで満足してもらえるかは・・・」とのことでした。確かに心配性ですが、そんなに心因性で症状が現れるのでしょうか?ということは、手術をしても症状は変わらないということになるのでしょうか?因みに痛みはありません。

 回答:後縦靭帯骨化症として説明しますと、この病気では一般に脊髄がそれ相応に圧迫されないと脊髄症状は発現しないのが特徴です。症状が発現する頃にはかなりな程度の後縦靱帯骨化になっています。従って、あなたの程度で脊髄症状が発現しているのはどうかなと思われます。心因性の要素の強い痛みやしびれもありますので、このあたりの判断はあなたの頸椎の問題がどうであるのかを適切に評価してのことになります。

> ③佐藤先生は予防的手術の必要性をおっしゃっていると存じますが、私のような状態で本当に手術の必要性はあるのでしょうか。私は今までに転倒して頭を打ったこともないし交通事故もありません。ただ、ヘルニアによりその危険性があるとわかった以上すべきなのかなと感じて動いています。ただ妻が心因性なら・・・という感じなのです。自分でも手術の危険性と将来の危険性とを天秤に測っているのですが、医者の「手術ですね」という言葉がないのも不安なものです。
> よろしくお願いします。

回答:医師が「手術ですね」と言われないことにあなたの頸椎の問題の程度が表されているように思われます。もちろん、あなたの頸椎の状態を知らずに判断することは危険ではありますが。

from SHUJI SAO
2016.12.31 18:22
H・O
初めてメールします。53歳 女性です。
脊柱管狭窄症、第4腰椎辷り症として、第4/5腰椎椎間固定手術を
2012年に行いました。
 その後数年は、回復傾向にありましたが2016年5月に痛みとしびれが再発し、再度同じ病院にかかりましたが
手術した部位は問題なく、手術した上の第3腰椎の軽い狭窄で手術の必要なしの判断でした。
仕方なく針や、整体に通い過ごしていますが、一向に回復傾向なくセカンドオピニオンとして違う病院の診断を受けましたが基本同じ診断でした。
(ただし第3腰椎の神経除圧をする手術はできるが、今の状態が軽い狭窄のため手術を実施してもよくなる保証はないとこと。)
 多少疲れがたまると痛み、しびれが強く横にならなければいけなくなってしまいます。
 スーパーも歩き回れず、ネットスーパに頼って外出も激減しました。
 車も1Hも同じ姿勢で乗っていると痛みはじめこれ以上の時間の乗車は難しいのが実態です。
 治療の方向性がつかめずメールをしました。
 ①軽いと診断されている第3腰椎の除圧手術を受けた方がいいのか
 ②ほかに何かいいアドバイスがあればお願いします
2016.12.30 23:30
山﨑一弘
一度送信させていただきましたが不達の心配があり再送させていただきました。重複していましたら申し訳ありません。

79才 母の脊柱管狭窄症についてです。
今年の7月27日に脊柱管を広げるために骨を削る手術をしました。手術に至るまでにブロック注射とPGE1点滴治療をおこないましたが変化はありませんでした。術前と後で痛み方や姿勢の変化はありましたが、現在は痛みの訴えが以前よりもより強くなっています。担当の先生は「画像上でも良くなっているから問題はなく、もうこれ以上やりようはない。完全に痛みは取れないが徐々に軽減する」とおっしゃっていますが、以前よりも強く痛みを訴えておりこのまま経過を見守るだけで、はたしてよいものかと思っております。
◯手術前の痛み→お尻、坐骨が痛みが強く、座っていられない。(突き上げられるような痛み)
・足が床につけないほどの痛み。
◯手術後の痛み→腸骨の痛み、お尻全体やお尻左側、握りこぶし大の部分が痛い。この3点がその日によって移動する。左の大腿裏の強い張り。
・立っているのが辛い。体重が腸骨にかかるような痛みがあり、上から押さえつけられるような感じで息苦しい。上半身を真っすぐ起こしていられない。背もたれがあれば座っていることもできるが、その後の痛みが強くなる
・左側の足外側、膝から下がチクチクした痛みがあるが、術後は軽減された。術前は触ると皮膚の感覚がなかったが、現在は完全ではないが感覚を以前より感じるようになった。
・就寝後2〜3時間位に痛みで目が覚めてしまう。その後朝まで眠れない。

というのが現在の主な症状です。骨粗鬆症による腰椎圧迫骨折と側弯がありますが、それはさほど心配するものではないとの事で処置はしていません。7年程前からパーキンソン病を発症して薬の服用を続けています。症状の目立った進行は今のところないようです。
この数ヶ月の痛みの訴えが特に強くなっていて生活動作の制限も多くなってきています。母の精神的な負担も大きくなっていますので、何とか積極的な治療はできないものかと思っております。

宜しくお願い致します。
2016.12.29 13:34
滋賀県のA.F
滋賀県のA.Fです。(12/15投稿)
佐藤先生 
その節は、お忙しい中お答え頂きありがとうございました。
今回の不具合の原因が血腫の可能性は低いとの事ですが、
私の手術は、従来のラブ法なので、筋肉の剥離も多い為、周辺の筋肉に強い力が
加わったりした場合に、縫合箇所等の癒着が剥がれて出血し、神経の圧迫等何らかの異常が起きる様な事は考えられませんでしょうか?
それとも、末梢神経の問題なのでしょうか?
また、別の質問なのですが、右足指を動かすと、右臀部から太ももの付け根辺りが
つられて動く症状が術後より続いていますが、これはヘルニアの圧迫により、
別系統の神経が癒着し、信号が混線しているのでしょうか(左では起こりません)?
主な症状(痺れ・麻痺)と合わせて、何とか治す方法はないでしょうか?
再度の質問で、お手数とは存じますがご意見お聞かせ下さい。
とりあえず、今は少しでも自然回復することを願い、様子を見ようとは思っております。
2016.12.29 11:18
m.o
初めて相談させていただきます。
30歳女性です。
私は中学生の頃から腰痛があります(中学3年間ソフトボール部でした)
痛みは、右腰部、時々殿部にビリっと電気が走るような痛みがありました。
痛みが気にならない程度のときもありました。就職して7〜8年多忙であったため、あまり意識していませんでしたが1年半ほど前から腰がポキポキ鳴るの気づき、10ヶ月前に退職したのですが、家にいると頻回に腰がポキポキ鳴るのに気づきました。
ポキポキ、時にはゴリっと音が鳴るのは、前かがみになって物を拾う時、歩いていて振り返る時、横になる時、寝返りをうつ時、仰向けで寝ていて上肢を挙上させる時など…数えたらきりがない程です。
ひどい時は、右下腿外側の下方に痛みが出たり右腰部痛と連動して右足背に痛みが出ます。痺れ、知覚異常はありません。
近医の整形外科を受診しレントゲンを撮ったところ、第5腰椎が疲労骨折して分離しているかもしれないとのことでした。
疲労骨折の原因は中学のスポーツの可能性が高いとこのと。
私が見ても分かるほど骨盤が傾いていました。医師からは腰痛はずれた骨を補おうと筋肉が頑張っていて痛みが出ている、まだ若いからストレッチで筋肉を鍛えて足までくる痛みが続いたり痺れが出たらMRIで精査しましょう。とのことでした。

佐藤先生へ質問させて下さい。
腰がポキポキ鳴るのが気になって仕方ありません。この状態ですと、もし分離症だった場合手術となるんでしょうか?
また、この頻回に腰がポキポキ鳴るのは、手術しないとおさまらないんでしょうか?

今後妊娠、出産を希望しています。
それに伴い、症状が悪化するなど何か影響などありますでしょうか?
画像等ないので詳しく言えないと思いますが、先生のご見解をお聞かせ下さい。
2016.12.28 05:56
drshujisato
16/12/22のTMMHさんへ  Re: 再発ヘルニア発見と再手術のご報告

L5の仙椎化があるのでしたら、通常のL4/5はあなたの場合にはL5/S1に相当することなり、主治医の説明の通りです。
やはり外側型のヘルニアでしたね。原因が判明し良かったですね。後は再手術で良くなることを期待しましょう。
頑張ってください。

FROM SHUJI SATO
2016.12.26 01:16
Aki.hi
三度の質問ですみません。先生の丁寧なお答えに励まされながら、手術でいいのかを探っています。
手術を前提に、お二人の脳神経外科の脊髄専門医に相談に行きました。そこで、一人の方には「分離型の頸椎の後縦靭帯骨化症で、手術を受ければ認定されるのでは」と前方からの手術を提案されました。もうお一人からは「これを私はOPLLとはいいません。」と後方からの手術を提案されました。
そこで質問ですが、
①OPLLの判断は専門医でもそんなに違うのでしょうか?CT画像で「靭帯が厚くなって骨化がみられる」という先生と、「確かに靭帯が厚くなっていて骨化もあるだろうがOPLLではない」という先生。OPLLの初期かどうかの判断の違いのようですが、難病指定の病気なので気になります。また、認定されるほどの症状がなさそうなのかもしれませんが、手術を受ければ認定されそうです。手術なら認定を受けておきたいのですが、自分は後方からの手術希望なので、どうしていいかわかりません。
②いづれの先生からも「画像に正中圧迫があり、髄液が流れていない部分がある。ただ、亢進もあまりないし、巧緻運動もない。(グーパーは42回できます)。足が自分の足でないという自覚症状だが、一般的な脊髄症の症例と合わない。」と言われています。自分は脅迫障害がありデプメロールを10年程度飲んでいますが、それゆえ自覚症状が心因性によるのではと感じておられるようです。手術をすれば転倒による四肢麻痺はない。剣道もできる。ただ、足の違和感などで満足してもらえるかは・・・」とのことでした。確かに心配性ですが、そんなに心因性で症状が現れるのでしょうか?ということは、手術をしても症状は変わらないということになるのでしょうか?因みに痛みはありません。
③佐藤先生は予防的手術の必要性をおっしゃっていると存じますが、私のような状態で本当に手術の必要性はあるのでしょうか。私は今までに転倒して頭を打ったこともないし交通事故もありません。ただ、ヘルニアによりその危険性があるとわかった以上すべきなのかなと感じて動いています。ただ妻が心因性なら・・・という感じなのです。自分でも手術の危険性と将来の危険性とを天秤に測っているのですが、医者の「手術ですね」という言葉がないのも不安なものです。
よろしくお願いします。
2016.12.24 19:02
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.12.24 19:00
TMMH
2016/12/05 & 2016/12/06 & 2016/12/09 のTMMHと申します

佐藤先生
複数回に渡り、ご回答を頂きありがとうございました。ご報告とお礼を申し上げたくて、また投稿させていただきます。

ここまでの経過は、
45歳女性L5S1左側ヘルニアをPELDにて手術後、左脚の不完全麻痺と原因の特定できない痛みが継続していた。

佐藤先生、私の腰椎は4個の亜型?のようで、このせいで、主治医が普通の人のL5を私の場合L4と呼んでいた可能性があります。これだと、経過と話に一貫性がありますか?

…原因を特定できない痛みは、4回(8本)のブロック注射と術後3回目のMRIにて、やっと再発ヘルニアが見つかり、それが原因と特定されました。(画像と私の訴えていた神経初見とか一致していた)。内視鏡操作のために椎間板に空けた穴からヘルニアが再発し、ひとつ上の段から下に降りてくる神経を圧迫している(外側ヘルニア)というお話でした。来週すぐに再手術が決まりました。

術後、初めて佐藤先生にご相談させて頂いた時の先生のご推測通り(ヘルニアの再発を疑う)でした。私の頭には常にそのことがありましたので、なんとかして主治医に見つけて欲しいと望む3週間でした。なかなか直接的に申し上げ辛く、でも一貫して痛む症状を伝えることで、3回に渡るMRIで発見できました。諦めて退院していたら…と思うと、今は安堵の気持ちでいっぱいです。

思うところは、たくさんありますが、…手術も主治医選びも自分で決めたことで、リスクと隣り合わせであることも理解して決めたことです。だから、ずいぶん遠回りをしてしまいましたが、大変人生の勉強になりました。

再手術こそ、今度こそ無事に不具合なく終わり、麻酔から覚めた時に、痛みや痺れから解放されている感覚を実感できるように、今は静かに願うばかりです。

数回に渡り、ご回答いただき、佐藤先生に助けていただきました。来週の再手術がんばります。本当にありがとうございました。
2016.12.22 16:25
drshujisato
16/12/17の安藤直美さんへ   Re: 術後も治まらない異常感覚と痛み

あなたの症状と書かれた内容から判断しますと、椎間板ヘルニアによる頸髄症であり、右下肢の筋力低下と左体幹と下肢の知覚障害、異常知覚があることから、ブラウン・セカール症候群と呼ばれるタイプと思います。
左足の異常知覚、熱感などに対して腰椎手術を受けられたようですが、腰椎が原因の症状ではないでしょう。
頸髄症による後遺症状である可能性が高いように思われます。もっと早くに手術が行われていれば、避けられた合併症であったかもしれませんね。脊髄は障害が完成すると回復が悪く、後遺症が残ります。患者さんにとって辛い後遺症状は痛みや不快な異常知覚です。これらにはリリカやトラマールなどが使われますが、十分な効果が得られないのが実情です。
他には、脊髄刺激療法などがありますが、もし、関心をもたれるのであれば、当院でも行っておりますので、一度診察をうけられたら良いと思います。それでは検討してみてください。

from SHUJI SATO
2016.12.22 10:43
drshujisato
16/12/17と18の高齢の母さんへ

佐藤先生
先日高齢の母でコメントを記載しましたが、氏名等を
漏れましたので、追加させていただきます。

母は、術後、台所に短時間立つことができ、入浴も一人でできるようになりました。手術をしていなければ、寝たきりになっていたと思うので、佐藤先生に手術をしていただき本当に感謝しております。


回答:
 現在の症状の原因として、右L5/S1の椎間孔狭窄症の可能性があります。もし、これが原因であるなら
手術で改善できると思います。そのためには、原因診断を正確に行う必要があります。
再受診をご検討ださい。

FROM SHUJI SATO
2016.12.22 00:10
drshujisato
>16/12/16のYonedaさんへ

 術野に液が溜まって、神経根が圧迫されているとの説明には疑問があります。
術後、仮に液が溜まったとしても、それで神経症状が発現するとは考えにくいと思います。
やはり、ヘルニアの再発を疑うのが常識と思います。
ヘルニアの再発はMRIでも診断が難しいことがあります。
画像を見ていないため、正確なことは言えませんが、私の経験からは主治医の説明には合点がいきません。
あくまでもヘルニアの再発を疑うべきと思われます。

FROM SHUJI SATO
2016.12.22 00:02
drshujisato
16/12/15 の滋賀県のA.Fさんへ  

術後1年くらいたってから手術部位に血腫ができるということは考えにくいと思います。
術野は癒着していますので、血腫ができる可能性は極めて低いです。
ヘルニアの手術した部位の問題であるなら、ヘルニアの再発の可能性が最も高いと思います。
しかし、MRIでヘルニアの再発がないといわれたそうなので、その診断が正しいとしたなら、
原因診断はなかなか難しいと思われます。

FROM SHUJI SATO
2016.12.21 23:52
drshujisato
16/12/10のなつみさんへ   Re: 腰椎変形すべり症

 腰椎すべり症で脊柱管狭窄が進んできますと、臀部や下肢しびれや痛みが発現するようになります。あなたの
場合、進行しいている可能性があると思われます。再検されたらよいでしょう。

FROM SHUJI SATO
2016.12.18 23:32
drshujisato
16/12/10のAki.hiさんへ   Re: 再度の質問です

簡潔に回答いたします。

> ①大学病院での手術を検討していますが、脊髄専門医の教授に執刀依頼ができるということですが、その場合最初から最後までその教授が執刀されるのでしょうか?(自分はそのつもりで依頼しようと思っていますが)。その際、若い先生や大学院生などにオペを見せるということがあることは承知していますが、術中別の方に執刀させてそれを指導するということもあるのでしょうか?もし、そういうことがあるのであれば、最初から最後まで執刀をお願いしたいと伝えて了承されるのでしょうか?やはり、頸椎の脊髄なので、豊富な経験のある方に執刀願いたいとの患者の身勝手ですが。

 回答:気持ちは理解できます。この件は主治医に直接質問・お願いされることですね。教授の考え方次第ですのでね。

> ②佐藤先生のお答えにより、「脊髄の圧迫が強くなくても、椎間に病的な動き、すなわち不安定性があると脊髄の症状は強くなる傾向があります。」とのこと、よくわかりました。頸椎が不安定であるかどうかの所見は、画像で専門医がみられたらわかるのでしょうか?その場合、現在の自分が考えている全筋層構築的椎弓形成術での圧迫除圧だけでも症状が改善される!とはならない可能性もあるのでしょうか?

 回答:もちろん、わかります。不安定性が軽ければそれでよいと思いますが、強い場合には固定が必要になることがありますので、この点も主治医に確認されることです。

> ③この相談室でも多く寄せられていますが、頸椎脊髄症の場合、再発は高いのでしょうか?先生からいただいた回答でも、「全体的に脊柱管を拡大することで脊髄症の発生を抑止できたとしても、椎間孔狭窄症は別問題として術後に起こることはあり得るでしょう。」とのこと。自分の場合は、右に首を傾けるとピリッと痛むので、正中性のヘルニア圧迫と右の神経根の圧迫があります。手術をされて大丈夫と思われた事例でも、再発が高いのでしょうか?

 回答:狭窄症の再発は実際は極めて少ないと思います。しかし、理論的にはヘルニアや椎間孔狭窄症などは発生しえますし、私も経験があります。

> ④「脊髄症状がある場合軽微な衝撃でも四肢麻痺になる可能性もある」との記述を病院のHPなどで多く拝見しますが、「軽い衝撃でも」とはどの程度の衝撃でしょうか?また、手術で脊髄圧迫がとれれば、衝撃があっても(大事故なのを除いて)四肢麻痺にはならないのでしょうか?

 回答:狭窄が強い時には、頸椎の急激な伸展で脊髄症状が悪化することは少なくありません。追突事故や転倒して前頭部を打撲した場合などです。

> ⑤家族が一番心配しているので、聞きにくいのですが、頸椎の手術の場合、多くの手術を手掛けた専門医の先生の手術であっても、手術により四肢麻痺になる可能性はあるのでしょうか?後方椎弓形成術のビデオを見ると、脊髄硬膜と思われれる所を手術器具が触っていますが、硬膜が破れる=即脊髄損傷=四肢麻痺となるのでしょうか?

 回答:熟練した外科医の手によるなら、手術操作の誤りで問題が発生することは極めてまれと考えます。しかし、人がやることですから、絶対ということは手術ではありません。また、適切な手術操作であっても、術後に脊髄症状が悪化することがありますので、あまり楽観的には考えない方がよいと思います。

> ⑥頸椎の手術をしたら、1年ほどして剣道に復帰したいと考えていますが、再発の可能性を考えると、無理なのかなとも思っていますが、手術後のスポーツはどの程度できるのでしょうか?また、スポーツをすることと再発の相関関係は高いのでしょうか?
> 以上、質問ばかりで申し訳ありません。

 回答:これは術後の経過・状態をみて判断することですね。一般には好ましいことではないと考えますが。

from SHUJI SATO
2016.12.18 23:27
drshujisato
16/12/09のTMMHさんへ  Re: 2016/12/5 & 2016/12/6 のTMMHです

今までの経過をまとめてみますと
 左のL5/S1のヘルニアによるS1神経根の症状があり、
これに対してL4椎間孔経由でPELDが行われ、術後L5神経根障害が発生した。
ここで少し疑問があるのは、L5/S1のヘルニアに対して、L4椎間孔を経由したことです。
これではS1神経根の除圧操作は無理だろうと思われます。
なぜL5ではなく、L4椎間孔から手術が行われたのか、その真意はあなたの記載からはわかりかねるところです。
また、L4椎間孔を経由した際にL4神経根に影響がでたとすると症状はなぜL4神経根によるものではなく、L5神経根のような症状を
呈したのか、これも理屈がいまいち合いません。
このあたりが明らかにならなければ、真の原因を推測することは困難です。
現在の症状は確かに股関節に問題があることも疑わせます。もし、術前に股関節に問題がなかったとしたら
なぜ術後にこれが発現したのか、これも疑問です。もちろん、術前から股関節症などがあったのであればその限りでは
ありませんが。
いずれにしても、正確な専門的な情報にかけるため、原因推測は困難に思われます。

FROM SHUJI SATO

2016.12.18 23:08
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.12.18 18:47
安藤直美
初めまして。私の体の痛み8
を死に物狂い検索すると先生のブログに行きいつきます。私は8年程、首の痛みや痺れを整形外科に訴え続け、MRI検査まで導てもらえず頸椎ヘルニアえお育ててしまい、歩行困難になり、ようやく頸椎ヘルニアが見つかり脊髄なで到達し、緊急手術で前方固定手術を受けました。かなり脊椎脊髄損傷を損傷して為、左足に運動神経に軽い麻痺があり右乳頭から足先まで温痛覚の麻痺が残りました。しかし、右足首より下に異常感覚があり、物凄い灼熱感と痛みが術後も悪化した為、腰の狭窄症とすべり症が原因の可能性があるとの為、狭窄の圧を取り腰椎の固定手術を受けもう10か月が経過しますが、足の灼熱感と痛みは増すばかりで歩くのも困難で気が狂いそうな痛みと闘っています。手術をした主治医は出来る事はした。あと考えられるのは心因性のものだと言われてしまい、打つ手なしかとこのままこの灼熱感と痛みにいつか耐えられなくなり、早く死にたいとも思うようになりました。しかし治る可能性があるなら藁にも縋る思いで先生のブログに相談してみました。現在ノルスパンテープ10mgとトラムセット、リリカを使ってますが効果はありません。日常生活もまともに送れず痛みに耐えるためだけに生きている人生になりそうです。
整形外科お先生には、打つ手なしと言われた私はペインクリニック行くべきなのか、先生に見てもらう価値はあるのか?
ご相談したく、書き込ませていただきました。
宜しければ、お返事頂ければ幸いです。もし治る可能性があれば遠方ですが受診の予約取らせていただきたいと思います。
地獄のような灼熱感と痛みです。
当方48歳女性で決して痛みに弱い方ではありません。
回答お待ちしてます。
2016.12.17 22:31
高齢の母
今年の夏に手術をしていただきました。
その節は大変お世話になりましてありがとうございました。
皆さんに親切にしていただき、夢のような入院生活でした。思い切って金沢まで行ってよかった、と母と懐かしく思い出しております。
退院後は、地元の整形外科のリハビリに通っていますが、なかなか痛みが取れないので、リハビリ方法を変更することになりました。

実は、手術前に先生がおっしゃった通り、やはり痛みが残り、痛みが強くなってきました。右の足の付け根の神経がきゅーと痛く、突っ張るような痛み、奥の筋がつるような痛みだと言います。先日のレントゲンでは筋は問題ありませんでした。
リリカ等の他、座薬の痛み止めを朝使用しています。

質問なのですが、
①この痛みは、回復しきれない部分が原因で、もう治らないのでしょうか。
②それとも、今回の手術対象外のL5/S1のすべり症と椎間孔狭窄が原因でしょうか。
③再度の手術で回復の見込みはありますか?
母は、また佐藤先生に手術をしていただきたいと希望しております。
でも、「もう骨がボロボロだから無理なのでは」とか、「夏に手術したばかりなので、何回もできないのでは。。」と言うので、母に代わり、思い切って相談させていただきました。

・・・・・
本来なら、秘書課に直接お電話をしてお伺いするべき内容かと思います。不適切な内容でしたら、削除の上、ご連絡いただけませんでしょうか。手術が可能でしたら、暖かくなる3月頃に、予約をお願いしたいと考えております。
よろしくお願いいたします。
2016.12.17 21:45
Yoneda
Yoneda

女 29歳

左脚の下肢痛の再発ついて

9月に膨隆型のヘルニアを手術しました。左側の神経根をヘルニアが直撃しており、症状は下肢痛のみでした。
術後は多少の痛みの残存はあったものの、経過は良好でした。
しかし術後2週間ほど経ち、日常の行動を増やしたところ、痛みが再発しました。
MRIを撮ると半透明のモヤモヤしたものが映っており、神経を潰していました。
主治医によると、水が溜まっているとのことで、時間が経てば吸収されるとのことでした。
しかし、痛みは変わらず、2ヶ月ぶりに撮ったMRIでは変化無しでした。
再手術で水を抜きますか?と聞かれましたが、考えさせて下さいと返答しました。

1.血腫は知っていますが、水が溜まるなんてことがあるのでしょうか?

2.再手術の場合、癒着をはがして、水を綺麗に抜くことはできるのでしょうか?

ご回答宜しくお願い致します。
2016.12.16 21:25
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2016.12.16 00:26
滋賀県のA.F
本年9月14日に受診しました、滋賀県在住のA.Fと申します。
55才男性です。
その時は、左足の神経症状でご相談頂きましたが、MRI画像でも
特に異常なしと言うことで終わりました。

今度は、その2ヶ月程後の11月3日早朝、昨年9月に右L5/S1ヘルニアで手術をした
右足がこむら返りを起こし、それと同時に足の痺れ、足裏の違和感(感覚麻痺)が発症。
この2日前の11月1日に、ゴルフの素振りをした事が原因ではと心当りが有りました。
翌日は特に異常は感じられませんでしたが、何故か1日経って発症しました。
昨年退院の後、それまで症状はほとんど収まっていたのに、手術前とそっくり
同じ症状でしたので、とうとうヘルニアが再発したに違いないと大変心配になりました。

事情により、別の病院を1ヶ月以上後の12月13日に受診した所、
意外な事に、MRI画像でもやはり異常が見られず、再発はしていないとの事で、
原因は「脳が記憶しているから」とか「後遺症」によるものと、よくありがちな説明でした。

ただ、話の中で、「血腫」という文言に触れられたものの、それが原因ではないかという
説明はなく、私も聞き直すことを失念しましたので、後にそれが気になりました。

自分なりに後から考えると、血腫が出来たとすると、何となく説明がつくように思います。
何らかの原因(部分的に強い負荷が掛かるなど)で、血腫ができて、一時的に
ヘルニアと同じ部位を圧迫したとしたら、同じ症状が出るでしょうし、心当たりの
有る事をしてから時間差がある事も合点がいきます。
また、血腫の消失後の後遺症があるものの、少しずつ回復しつつあることが、その事をうかがわせます。

しかし、疑問が残るのは、術後1年以上経過しているのに、血腫ができる=患部が
内出血するなどということは起こり得るのでしょうか?
また、そうではないのなら、真の原因は何でしょうか?

この点についてご教示お願い致します。
2016.12.15 17:08
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2016.12.11 00:14
なつみ
41歳 女性です。以前、佐藤院長先生に診察して頂きました。腰椎変形すべり症と診断を受けました。2週間前から左膝が突っ走るようになり、歩きにくいです。すべり症からの症状でしょうか?足の裏には、灼熱感がででまいりました。
アキレス腱反射が消失しつ。不随意運動が毎日のようにでてくるようになりました。両膝です。
2016.12.10 07:43
Aki.hi
11月30日に相談させていた、福岡のAki.hiです。佐藤先生、丁寧な回答ありがとうございます。
いくつかの疑問が生じましたので、重ねて質問させてください。
①大学病院での手術を検討していますが、脊髄専門医の教授に執刀依頼ができるということですが、その場合最初から最後までその教授が執刀されるのでしょうか?(自分はそのつもりで依頼しようと思っていますが)。その際、若い先生や大学院生などにオペを見せるということがあることは承知していますが、術中別の方に執刀させてそれを指導するということもあるのでしょうか?もし、そういうことがあるのであれば、最初から最後まで執刀をお願いしたいと伝えて了承されるのでしょうか?やはり、頸椎の脊髄なので、豊富な経験のある方に執刀願いたいとの患者の身勝手ですが。
②佐藤先生のお答えにより、「脊髄の圧迫が強くなくても、椎間に病的な動き、すなわち不安定性があると脊髄の症状は強くなる傾向があります。」とのこと、よくわかりました。頸椎が不安定であるかどうかの所見は、画像で専門医がみられたらわかるのでしょうか?その場合、現在の自分が考えている全筋層構築的椎弓形成術での圧迫除圧だけでも症状が改善される!とはならない可能性もあるのでしょうか?
③この相談室でも多く寄せられていますが、頸椎脊髄症の場合、再発は高いのでしょうか?先生からいただいた回答でも、「全体的に脊柱管を拡大することで脊髄症の発生を抑止できたとしても、椎間孔狭窄症は別問題として術後に起こることはあり得るでしょう。」とのこと。自分の場合は、右に首を傾けるとピリッと痛むので、正中性のヘルニア圧迫と右の神経根の圧迫があります。手術をされて大丈夫と思われた事例でも、再発が高いのでしょうか?
④「脊髄症状がある場合軽微な衝撃でも四肢麻痺になる可能性もある」との記述を病院のHPなどで多く拝見しますが、「軽い衝撃でも」とはどの程度の衝撃でしょうか?また、手術で脊髄圧迫がとれれば、衝撃があっても(大事故なのを除いて)四肢麻痺にはならないのでしょうか?
⑤家族が一番心配しているので、聞きにくいのですが、頸椎の手術の場合、多くの手術を手掛けた専門医の先生の手術であっても、手術により四肢麻痺になる可能性はあるのでしょうか?後方椎弓形成術のビデオを見ると、脊髄硬膜と思われれる所を手術器具が触っていますが、硬膜が破れる=即脊髄損傷=四肢麻痺となるのでしょうか?
⑥頸椎の手術をしたら、1年ほどして剣道に復帰したいと考えていますが、再発の可能性を考えると、無理なのかなとも思っていますが、手術後のスポーツはどの程度できるのでしょうか?また、スポーツをすることと再発の相関関係は高いのでしょうか?
以上、質問ばかりで申し訳ありません。
2016.12.10 04:18
TMMH
佐藤先生

2016/12/5 & 2016/12/6 のTMMHです。

原因を特定できない痛みについて、ご相談させてください。

S1神経根の症状の典型的なL5/S1ヘルニア(左側)術後、左脚の不完全麻痺と下肢痛で引き続き入院中です。不完全麻痺のほうは、ずいぶん運動機能が回復してきて、立位で踵立ちがまだ不出来なくらいまで戻ってきました。下肢痛は、昨日神経ブロック注射を受けて、注射直後痛みが消失出来ました。(L4に施したそうです)

現在、下肢痛がなくなったおかげで、術後2日後に起こった股関節の深部痛及びそれに伴う下肢痛がわかりやすくなりました。そのため、L4に対するブロック注射が効いている間に、この股関節/下肢痛の原因を探しています。理学療法士さん2人がかりで90分かけて、どのような動きでどこに痛みが出るのか出ないのか、探しました。…が、痛みと神経?とか噛み合わないらしく、主治医も理学療法士さんも苦戦しています。理学療法士さんにはMRIにはL5/S1の脊柱管やL5椎間孔内も異常はなかったか、はっきり聞くことができましたが、いずれも問題はないと(ヘルニアは無いと)のことでした。

現在、左脚股関節の深部と下肢痛は、股関節が開くような動きで強い痛みが出ます。S1の神経の痛みに比べると、強くて太い?痛みです。動きとしては……
①仰向けで左脚をガニ股(表現がうまく出来ずすみません)にして、左膝辺りで床に力をかけたら、強い痛みが出ます。股関節の深部と太腿です
②右回転で寝返りをすると、痛みで1回転出来ません
③立位で、股関節をくねって左股関節を上にずらしあげると、強い痛みが出ます
④立位で腹筋を掛けて歩きだせません(同じく痛みが出ます)
⑤左脚に体重をかけると、下肢痛(ふくらはぎ)が強く出ます

質問:以上の症状から、佐藤先生は何が痛みの原因とご推察されますか?

(主治医は、来週股関節の検査を考えています)

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
2016.12.09 21:47
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2016.12.09 18:48
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2016.12.09 09:57
drshujisato
16/12/08のみやさきさんへ

他の相談者への返答を誤ってみやさきさんに送ってしまいました。
誠に失礼致しました。
患者さんへの返答は当院の秘書課から伝えられる手はずになっています。
できるだけ期待に応えられるよう対応したいと考えていますので、ご了承ください。

from SHUJI SATO
2016.12.09 09:28
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2016.12.09 01:34
drshujisato
H16/12/07のH6MGTさんへ  Re: 診察のお礼と今後について


質問に回答いたします。

Q (私の場合)MDの手術はどのように考えたらいいのでしょうか
> ・L5神経根と馬尾神経障害程度(画像所見、症状等に基づく)からみた、私の手術の必然性と予後
> ・時期、タイミング
> 先生のお考えをお聞きしたいです。

 回答:あなたの場合、L4/5に脊柱管狭窄症がありますので、これによる下肢の症状が生活の支障になるのでしたら、MD手術による神経除圧の適応があると考えます。現在のところ神経障害自体は進んでいませんので、この点からは急ぎ手術が必要な状態というわけではありませんが、前述したように神経障害とは別に、生活の質にかかわる問題になっているのでしたら、手術を考えてよいと思います。その際、肛門痛などの狭窄症では説明のつかない症状の原因が明らかにされていることが望ましいでしょう。
狭窄症による症状であるなら、手術によってる改善が期待できると思いますよ。

FROM SHUJI SATO
2016.12.08 23:29
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2016.12.08 23:24
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2016.12.08 14:04
drshujisato
16/12/07の木下さんへ

大変残念な結果でお気の毒に思います。
結果論でものを言うのはフェアでないことは承知していますが、それにしても
最初の手術方針には疑問をぬぐえません。
パーキンソン病があり、脊柱管狭窄症に対する手術であるなら、神経除圧術でよかったのではないかと
私の経験から、そう考えます。
広範囲の固定術は問題が多く、私は回避すべきとの立場を取っています。
しかし、固定術を行った後に発生した圧迫骨折、それに伴う後彎変形の増強というやっかいな問題が
起ことに対しては治療上の選択肢は余りありません。
結局、主治医か提案する後彎変形の矯正とさらに広範囲の固定術が必要になる場合が多いように思います。
直接拝見しているわけではないので、余り突っ込んだことは言えませんが、
私のところでも治療に限界があります。
そのうえで検討してみてください。

FROM SHUJI SATO

2016.12.08 09:57
drshujisato
16/12/08のみやざきさんへ

了解しました。
それでは、患者さんのお名前と住所、連絡先をお知らせ下さい、
非公開で扱いますので、ご安心ください。
秘書課に私の方から話しておきます。
その上で、秘書課に連絡を取って頂ければスムースに進みますので。
それでは準備を進めてください。

from SHUJI SATO
2016.12.08 09:35
みやさき
 お忙しい中 早々に 返事を頂き ありがとうございます。
 どこまで いけるのか分かりませんが、もし手術不可でも
今後の指針を ぜひ示して頂けるよう お願い致します。
 色々と ありがとうございます。
2016.12.08 08:55
drshujisato
16/12/06のH・Kさんへ  Re: 靱帯骨化症、受診の件について

転院・入院とし、検査を行い、原因診断と治療方針を決定させていたきましょう。
治療方針が決まりましたら、その後のことを相談して進めましょう。
移送方法につきましては、交通機関とご相談ください
これに関しても必用があれば当方にご相談ください。
秘書課が受診予約を行っていますので、具体的には秘書課までご連絡ください。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2016.12.07 23:47
木下
多くのご相談に本当に丁寧に向き合われている先生に感銘を受けています。

母が脊柱管狭窄症手術の後、再手術をすすめられていますが、どうしたらよいか本当に分かりません。どうか以下のことアドバイスお願いいたします。


73才女性

パーキンソン病あり(薬でコントロールされていて症状は強くありません)


2015年12月 
腰部脊柱管狭窄症の手術(L3-4-5固定および除圧)をうけた。


◆術前の症状:
長年腰痛と左足のしびれがある。最近では短距離歩いただけで冷や汗の出るような痛み。すぐ疲れてしまい、横になることも多い。

◆これに対する診断:
2-3-4-5の狭窄とすべり、それに腰椎の湾曲が不足している。

◆術後:
左足に以前なかった麻痺が出現し、腰も痛い。左足しびれもある。


2016年4月
2月に転院したリハビリ専門病院を退院

◆退院時の状態:
独立歩行不可能。痛み、しびれなおあり。L3に圧迫骨折がみられる。


2016年12月

◆現在の状態:
歩行は退院時に比べ少しできるが、上半身の前傾が増し、ほぼ腰が直角に曲がっている様子。とてもつらい、痛いとのこと。
圧迫骨折により、手術にて入れたL3,L4のスクリューが平行ではなく、三角形をつくるように先端があわさるような形になってしまっている。


再手術は、入れた金属をすべて取り除き、脊椎を矯正固定するとのこと。胸椎12番から下をすべて固定とのこと。
去年の結果がこのように悪く、これ以上辛い思いをさせることは我慢ならない一方、手術しか治る方法はないと言われ、どうしたらよいか分かりません。

先生のところへお伺いした場合、治療お願いすることできますか。

ご意見アドバイスお願い致します。
専門的なこと何も分からず申し訳ありません。


2016.12.07 23:43
drshujisato
16/12/06のみやさきさんへ  

私が手術適応ありと判断した患者さんの手術をすすめられるかどうかを主治医になった医師が検討する仕組みになっています。
ご指摘のように心疾患などで手術のリスクが高いと判断された場合、やむなく手術をお断りすることがあります。
あなたの義父殿の件につきましては、担当医に確認をし、再検討したいと思います。
いま、しばらくお待ちください。

FROM SHUJI SATO
2016.12.07 23:10
drshujisato
16/11/30のETさんへ   Re: すみません、追加相談です

回答が遅れ、失礼しました。
ご質問のL5/S1の椎間孔内・外病変による症状はL5神経根の症状になります。
すなわち、臀部から大腿外側・後部の根性痛である坐骨神経痛であったり、下腿外側部から足背・足底の知覚障害、足関節の背屈障害などです。椎間孔狭窄症の場合、脊柱管狭窄症と同様に立位で下肢の症状の悪化、坐位で軽減する傾向がありますが、
椎間孔狭窄症では坐位でも痛みが増すことが少なくありません。
慢性化とは通常は発症後3ヵ月以上を言いますが、半年以上に及ぶことが多いです。
発症後の期間も勿論重要ですが、それよりも神経障害の程度が術後の症状回復程度と相関します。つまり、知覚障害や筋力低下などの神経症状が強い程、術後の回復により時間がかかり、回復が不完全になります。
神経剥離術の効果はかなり限定的なものと考えています。もし、椎間孔狭窄症であれば神経剥離術の効果は期待薄と推測します。
以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.12.07 22:53
H6MGT
佐藤秀次 院長 様

○11/6火に先生の診断を受けた者です。当日は診察まことにありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。排尿・排便障害が起こっているのではないかと思い、大変心配していたものですから、帰宅した今少しホットとしているところです。今後先生のお考えに基づき、陰部の違和感、肛門の熱感については他の診療科を訪ねてみることにします。
○ただ、足腰の痛みやしびれは、いぜん続いているのでどうすべきか悩み、毎日が苦しいです。当日言い忘れたのですが、現在、ペインクリニックにて硬膜外ブロック注射をうってもらっています。今まで5回打ちましたが、あまり効き目を感じていません。2割程度の効き目です。また、脊柱管狭窄症が発症してからこれまで(約4年弱)、整形外科の理学療法をはじめ整骨院・整体院・鍼灸院等での代替療法、AKA博田法、あやしい治療にもチャレンジしましたがあまり効果はありませんでした。
○このままでいくと、神経根や馬尾神経がダメージを受け、後遺症が残るのではないかと不安です。メンタル面が弱いので(心療内科に通院しているため)よけい心配になります。
今のところ、20~30分は連続して歩けているものの、だんだん無理がきかなくなっているような感じがします。

○そこで、院長先生にお尋ねしたいのですが、
Q (私の場合)MDの手術はどのように考えたらいいのでしょうか
・L5神経根と馬尾神経障害程度(画像所見、症状等に基づく)からみた、私の手術の必然性と予後
・時期、タイミング
先生のお考えをお聞きしたいです。

○遠いですが、手術をするなら先生の手でお願いしたいと考えていますので、よろしくお願いします。
○個人的な内容になっているので、公開するには困るということであれば、おこたえできる範囲内で結構です。
2016.12.07 19:49
H・K
佐藤先生、16/11/30に靱帯骨化症で相談したH.Kです。

お忙しい中のご回答、ありがとうございます。

佐藤先生からのお優しい言葉と、受診のお話をいただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです。
佐藤先生のことを妻に話したら、泣いて喜んでいました。
家族一同、心から感謝申し上げます。

今の妻の状態ですが、足の甲を強く触るとピリピリするそうです。足の甲にだけ、若干感覚がまだあるみたいです。


早速ですが、受診するとなると問題なのが、①「どうやって妻をそちらの病院に連れて行くか」ということです。
妻の体に負担をかけないようにするためには、どのような方法をとれば良いのかわかりません。血栓症は殆ど治っていると思いますが、車椅子ですし、尿管カテーテルも付けていますので良い案が思いつきません。
家族で話し合っているのですが、まだ答えが見つからない状態です。

それから、②「いま入院している病院から佐藤先生の病院に転院は可能でしょうか?」受診だけで、また直ぐ秋田に戻るとなると、体に大きな負担となってしまうのが心配です。受診したその日に入院出来れば良いのですが・・・。

11/30にもお伝えいたしましたが、リハビリ病棟にいるため、間もなく退院しなければならない状況なので悩んでおります。

ご迷惑をお掛けしますが、佐藤先生のお考えをお聞かせ下さい。
お手数をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
2016.12.06 23:07
みやさき
2016.10.12 17:02 に ご相談させていた みやさきです。
毎回ご相談に乗って頂き とても感謝しております。今回は、前回書かせて頂いた義父(下の名前は、ええいち です。)の件です。昨日(月)にほぼ最終検査を受けたそうです。その最後の検査で 心臓に疾患があり 心筋梗塞を起こす可能性があり 手術不可という結果になったそうです。まさかの結果です。手術して頂けると思って通っていたため 帰りの新幹線での落ち込みようは、なかったようです。こんな事もあるのですね。紹介した私も とても残なんに思います。火曜日でなかったため 佐藤先生に お会い出来なかった事も 残念だったようです。
 今後の事を 相談したいようですが、どのようにしたら宜しいのでしょうか?もう残された方法は、対処療法しかないかと思います。ぜひ 義父と義母に 次なる指針のようなものがありましたら 相談に乗って頂きたいのですが、ぜひとも よろしくお願い致します。
 ただ 佐藤先生ほど 患者本位の対応をして頂けなかったような 趣旨も話していたのが 少し残念でした。手術して貰える事を よりどこにして義父と義母は、堪えたようでした。
 ぜひとも 今後の事を 教えて下さい。よろしくお願い致します。  
2016.12.06 22:44
TMMH
佐藤先生

16/12/05のTMMHです。
先ほど、主治医(執刀医)と話ができました。
これに遡って、朝の回診でまずMRI撮ろうということになり、今日急遽MRI撮影してくれました。骨盤の中の痛み(臀部深いところの痛み)を、きちんと受け止めてくださったと思います。

そのMRI画像をもとに、お話を伺いました。
まず、1番心配したヘルニアの再発などはなく、そのほかMRIから異常な所見は見当たらない。今辛い痛みと、脚の不具合については、手術中の操作によって刺激された神経の興奮が収まれば大丈夫だから、もう少し時間がかかるけれど、概ね1ヶ月、長くても3ヶ月で落ち着くと思う。

(あまり用語を使って、生意気で知ったかぶりな患者とは思われたくなく、今までは黙って聞いていることが多かったのですが、今日は思い切って聞いてみました)
L4からだったそうです。何度も聞いたのですが、私は踵立ちが出来ず、足は上に反りにくいからL5ではないですか?と伺いましたが、『アプローチがL4椎間孔から』ということと、今の神経症状が『L5神経根の症状』という辺りのやりとりが少しうまくいきませんでした。
それでも、主治医は手術中の操作による影響だと話してくれて、あまり心配しなくて良い経過と思われること、左足の不具合についてはリハビリをこのまま継続し、痛みには投薬と場合によっては神経ブロック注射で緩和も考え、神経の興奮が収まるのを待ちましょうということでした。私はこのまま手を離され、帰されてしまうことを1番恐れていましたが、これからこの状態が良くなるようにまたこれからも引き続き一緒に向き合ってくださることを確認できて、安堵しました。入院のままリハビリを継続したい旨話すと、主治医はこの痛みがきついままでは退院しても辛いから、もう少し入院していつでも我々が手を出せるほうがいいでしょうと言ってくださいました。

昨夜急遽いただいた、佐藤先生のご見解と予想される診断とは、若干?主治医の診断は異なっているのでしょうか…。その部分に少し引っかかりは残りますが、何より、再発ヘルニアがなく、操作で刺激された神経に対するこれからの方針も聞くことができましたので、安心しています。私は、今の結果はともあれ、主治医が私のQOLをくみ取って手術の選択肢を作ってくれたこと、将来のヘルニア悪化に対してできるだけ選択肢を残そうとしてくださったことを感謝しているとお伝えしました。すると、佐藤先生のブログから何度も聞き慣れた言葉が…『ヘルニアは何度でも切れるよ、骨を削ったとしても、次も大丈夫』と。そして、『自分には技術があって選択肢があったから、逆にこういうことになっちゃったかな…選択肢がある分、術式は本当に最後まで迷ったし、結果としてこうなっちゃったから、いっそのこと選択肢なんかなくて、バサっと切って取ったほうがもしかしたらこういうことにはならなかったかな…とも思うんだけどね…』と、主治医の葛藤とお人柄が見えるやりとりがありました。

今日は入院後、初めて安心して眠れるような気持ちです。

これも佐藤先生にいただいたお言葉を力にして、落ち着いて主治医とコミュニケーションを取れたおかげです。今は、足が動きにくいことも、痛いことも怖くなくなりました。ありがとうございました。明日からもリハビリをがんばります。

佐藤先生、どうかご自愛ください。そして、これからもこのような痛みと不安でいっぱいの私たちの力になってください。先生の著書は自宅の枕元に毎晩置いて寝ていました。先生のブログは、御守りのようにスマホにいつも開いていました。手術までの時間はブログに助けられ、術後は実際に先生のコメントに助けていただきました。本当にありがとうございました。
2016.12.06 21:48
drshujisato
16/12/05のTMMHさんへ   Re: 今、お返事いただきましたTMMHです

矢張り,L5神経根症でしたね。それを疑っていました。
PELDは椎間孔経由で行われたようですから、そう考えました。
手術操作にともない、神経根障害が発生したとことは間違いありません。
あなたが執刀医を信頼していると聞きましてほっとしています。
患者さんの主治医に対する不信感を引き起こすことは私の望むところではないからです。
明日は、前向きな話し合いになることを期待しています。
いつでもご相談ください。公開になることをご理解ください。
もし、公開したくない質問内容であるなら、回答のみを公開致します。

FROM SHUJI SATO

2016.12.05 23:25
TMMH
佐藤先生

今、お返事いただきましたTMMHです。

このような早急なご回答をくださいましたことを、まず心から感謝申し上げます。先生を必要とする多くの患者さんたちの診察や手術の後の、このようなお時間に、なんと感謝をお伝えしたらよいか、本当にありがとうございます。

術後の左足の不具合は、足関節や拇指を上へ反らす力が入りませんでした(入りにくい状態でした)。なので、L5神経根の症状なのですね。

今出ている左足の下肢痛は、左脚付け根の股関節の内部の深いところ(左臀部の深いところ)〜足首後ろ側までの痛みです(左脚後ろ側ど真ん中の深いところが縦に鈍痛しています)。麻痺症状と混ざっていて、どこまでが麻痺に付随しているのか、どこまでがこの臀部痛の関連している痛みなのか、よくわかりません。(麻痺症状は、太腿から足の甲まで脚の前面が痛く、感覚が鈍く、甲は2、3枚被ったような鈍麻がありましたが、現在は軽快し、ビリビリとした痺れの痛みがあります)ただ、下肢痛は、術前のものとは、位置が違うと思います。

主治医は、私が客室乗務員をしていて、仕事への復帰を希望していることをよく理解してくださり、求める結果のレベルが高いから…私のQOLを鑑みて手術を選択してくださいました。術前説明では、ヘルニアは再発する病気だから、再発しても、また手術はできること、また次も診てくれることを約束してくれました。またそのことも鑑み、おそらくPELDで、しかも骨を削らずに済むように低侵襲であることを優先してくださったようでした。だから、結果として、このような形なってしまっても、今私は主治医に感謝の気持ちしかなく、だからこそ、また新たに出来てしまった問題に一緒に向き合ってくださるかどうか、きちんと話がしたかったのです。

今日、このような時間にもかかわらず、また、私の状況をおくみ取りくださって、佐藤先生からのご見解をいただけたことは、これ以上ない勇気と決心をもらいました。私が仕事へ戻るには、6センチのヒールを履き、11時間の立ち仕事に耐えられる状態まで回復出来なければ、諦めなければなりません。でも、まずは、仕事への復帰より、主治医がこれからも一緒に向き合ってくれるかどうか、明日がんばってお話してきます。

佐藤先生、また、ご報告申し上げてもよろしいですか?よいご報告ができるよう、がんばってきます。

ありがとうございます。
2016.12.05 23:07
drshujisato
16/12/05のTMMHさんへ   Re: L5S1腰椎椎間板ヘルニア術後の症状につきまして

急ぎ回答しましょう。
術前の症状はS1神経根症(L5/S1の椎間板ヘルニアによるS1神経根症状)に典型的であり、L5/S1のヘルニアが原因であったことは間違いないと思われます。
まず、術後すぐに下肢の麻痺が発生したようですが、麻痺とは足関節や拇指などを上に反らすことができない状態でしたでしょうか。それとも足関節を床の方に曲げる力がはいらなかったのでしょうか。それによって障害された神経根が異なります。
前者ならL5神経根、後者ならS1神経根になります。いずれにしても、手術操作に伴う神経根障害が発生したと考えるべきでしょう。その後次第に力が回復しているようですから、神経根が完全に障害されたわけではなく、不完全障害と言えます。この場合、障害程度に応じた回復が期待できます。痛みもそのためと思われます。
さらに12月4日に臀部から下肢の神経痛ようの痛みが発生し、持続しているようですが、これは通常ヘルニア再発を疑います。
丁度術後の炎症期が始まる頃ではありますが、それだけの問題でなく、新たな問題が発生したことを疑うべきでしょう。
再発としたなら、S1神経根の症状であれば、L5/S1の脊柱管内、L5神経根の症状であれば、L5/S1の椎間孔内です。
このあたりの診断・評価がきちっとできるかを念頭に置いて、明日医師の説明をきかれたらよいでしょう。
また、術後の症状悪化についても、その思い当たる原因について率直に聞かれたらよいでしょう。
執刀医は手術中の不測の事態については、認識しているはずです。医師を責める姿勢ではなく、自分の問題ときちっと向き合う必要があるという視点で説明を求められたらよいと思います。
よくある話として、このような場合、医師は血腫ができたせいと説明することがよくあります。しかし、血腫だけであなたのような症状が発現することは稀です。私は3000例以上の同様の手術を行っていますが、血腫で麻痺がでた患者は経験ありません。
それはあくまでも例外的な問題と理解してください。このような説明を医師がする場合には、医師自身が原因を特定できていない場合が多く、患者を欺いているわけでもないことも理解してください。
これから一番大事なことは、現在の問題の原因が何で、その解消のために再手術が必要か否かです。
つらいでしょうが、感情的にならず、冷静に原因追及をされたらよいでしょう。感情的、攻撃的になると、医師は身構え、警戒して、率直な話が難しくなりましょう。執刀医が一生懸命に手術を行った結果であることも理解してあげてください。
それでは疑問が解決することを願っております。

FROM SHUJI SATO
2016.12.05 22:18
TMMH
佐藤先生

先生の著書も拝読し、こちらのブログも全てのコメント欄を含め拝見していました。手術を控えて時間があったので、自分のために勉強しておりました。今回、病室からまさか自分が先生のご意見をお聞きしたく、コメントを書かせていただくことになるとは、想像しておりませんでした。是非、お力をお貸しください。

45歳女性 L5S1腰椎椎間板ヘルニア(左側)
初診時の主訴は、左臀部痛(坐骨神経痛)、左下肢痛(太もも裏側、ふくらはぎ裏側、アキレス腱の辺りまで)手術直前は、痛みの中心地は、ふくらはぎ裏側と足裏踵外側のビリビリした痺れ、左脚中指と薬指の痺れ、感覚麻痺(入浴後など)、両腰下部と背中の鈍痛

経過
2016年6月頃より、起床時にお尻の痛み、太もも後ろ側の痛みが始まる。当初は、起床時のみ、徐々に座位から起立する時にも痛みだし、9月末に専門医を受診(脊椎脊髄病指導医)。問診、触診を受け、後日(10月初め)MRI撮影、L5S1椎間板ヘルニアと診断。(たぶんですが、脱出なし、膨隆型と思われます)この時、主治医の話では、自然吸収は難しいだろう。投薬、神経ブロック注射を経て、手術も考えよう。神経ブロック注射は、効きにくい位置かもしれない。
10月半ば、1回目の神経ブロック注射=3日間ほど効果あり。2週間後2回目の神経ブロック注射。翌日、手術を決断し、12月2日に、PELDにて手術。腰左側(脇側)からアプローチできたので、骨を削ることなく、ヘルニア摘出できたとのこと。(術中のアプローチ方法変更の可能性、術式をラブ法へ変更の可能性があったため、全身麻酔だった)
手術開始から2時間後、全身麻酔から醒めた時点で、左脚付け根から足先までの重さと怠い痛み。
その後、点滴にて鎮痛剤使用し、ひどい痛みは軽快。左脚の重さは、その後、足首がうまく動かない(動きが0ではないものの)、左脚が垂直方向に上に持ち上がらない。最初の離床時、立ち上がったが、脚にうまく力が入らず立てず。(膝が笑う状態。股関節付け根部分も笑う状態)この時点での左脚の不具合を10とすると、翌日は6くらい、翌々日は5くらいに少しずつ動きの悪さは軽快。
術後2日目の12月4日、昼頃、左脚を踏み出すため右脚に体重を載せた瞬間、ちょっとだけ股関節が右に動いた、と同時に、左脚付け根(左臀部深い部分)で鋭い痛み(神経の痛み)が走り、そこから、また術後直後にあった左脚の付け根から足までの痛みが再現。脚をちょっと横方向に開くような形になると、同様の痛みが出現する状態。術後、座位及び寝ていることに苦はなかったのに、この後、どの姿勢をとっても寝ている姿勢が辛くなる(左臀部痛、左下肢痛)

これらの左脚の症状は、いずれも、術前にあった坐骨神経痛や下肢痛とは異なる症状で、大変戸惑っています。左脚の動きの不具合は、時間ごとに軽快しているようにも感じていて、この症状に対してリハビリも開始しましたが、痛みのほうは、鎮痛剤が必要な状態で、現在、ロキソニンとボルタレン坐薬を時間をみながら使用しています。(術前、鎮痛剤は必要ない状態になっていました)

明日、主治医(執刀医)にインフォームドコンセントをお願いしていて、①術後の脚の動きの不具合②術後の左脚の痛みについて、現在の状況と今後の改善可能性についてお話を聞くことになっています。

主治医とは、コミュニケーションを取りやすいと思ってここまできました。しかしながら、踏み込んだ話の内容となると思いますので、佐藤先生のご意見をお伺いしたいです。
質問①どのような点に注意して、主治医と向き合うべきでしょうか?
質問②佐藤先生は、現在の症状をどのようにご推察されますか?

先生のご意見をいただけましたら、大変ありがたいです。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
2016.12.05 21:08
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2016.12.02 17:33
drshujisato
16/11/30のH.Kさんへ    Re: 靱帯骨化症


> 今知りたいこと、
> ①妻の病状で、転院、手術が出来るのでしょうか?

 回答:奥さんの状態は急を要します。脊髄の障害が進行してしまうと、手術をしても回復が不良になります。
現在の症状の原因が頚椎なのか、その他も関係しているのか慎重に判断する必要はありますが、このまま放置してはいけないと
思います。きちっとした診断と手術ができる病院に転院すべきでしょう。

> ②本当に手術は意味がないのか?
 
 回答:手術が意味ないといういう医師の真意がわかりません。そんなことはないと思いますよ。

>
> ②に関しては、ネット検索で、「手術を断られた」、「意味がない」などという話が殆どなかったので、疑問に思ったからです。


 早い対応が必要です。もし、地元に適当な病院がないのでしたら、私どもの病院を受診することは可能ですか?
ご検討ください。最善の対応をさせていただきますよ。

FROM SHUJI SATO
2016.12.02 12:49
drshujisato
16/11/30のAki・hiさんへ   Re: 教えてください

脊髄症が既に発症しているのであれば、手術を前向きに考えた方がよいでしょう。なぜなら、脊髄の障害が進むと回復不良になるからです。症状程度と画像所見は一般には一致しますが、一致しない場合もあります。例えば、脊髄の圧迫が強くなくても、椎間に病的な動き、すなわち不安定性があると脊髄の症状は強くなる傾向があります。
それでは質問に手短に回答致します。
① 一般的に、後方椎弓形成術ではc3-7までをさわり除圧するのでしょうか。それとも私が提示されたように必要な部分のみ除圧するのでしょうか?

回答:私は問題のある範囲に限定した手術を行います。しかし、医師によっては再手術を避けるなどの理由から、C3からC7までをルーチンとすることはあると思います。
術後の頚部痛や後彎変形などを防止するためにも、必要な範囲に限定した方が私は良いと考えています。

② > ②skip式や筋層再構築式をはじめとする後方の筋肉温存手術では首が前傾になりにくいとのことで、症状改善の次にそれを大事に考えています。筋肉温存手術でc2・c7の筋肉を特に大事にするような書かれ方ですが、c4-6のみの場合にはc2・c7は当然触らないのであんまり関係ないのかなとも思います。それでも筋肉温存手術がいいという考えに傾いていますが、主治医の言われるc4-6のみの術式と比べて、それ以外のメリットがあるのでしょうか?

 回答:手術に完璧なものはありません。どんな手術も歴史的にみれば、改良が重ねられてきています。椎弓形成術も然りです。筋肉温存の考え方は、形成術後の軸性痛や後彎変形を防止する観点から重要と思われます。だからといって、従来の手術法が行われるべきではないとはならないでしょう。ちなみに私は正中縦轄法を採っていますが、治療が必要な軸性痛はほとんど起こっていませんし、症例を選べば後彎変形の問題も臨床的に問題になるほどのものは起こりません。手術では、術式の選択と術者の技量が特に重要です。
私は主治医が勧める限定的形成術で良いと思いますが。強いて違いについて言えば、筋組織を温存して、脊柱管を全体として拡大することによる脊髄症の再発防止において有利になるかということでしょうか。これはあくまでも私見です。私は仮に限定的な拡大術後に再発が起こっても、対処法はあると考えています。
また、全体的に脊柱管を拡大することで脊髄症の発生を抑止できたとしても、椎間孔狭窄症は別問題として術後に起こることはあり得るでしょう。

③ > ③主治医は、紹介状を書いてもいいけど九州で白石式をしている方を知らないとのことです。近畿まで行けばいらっしゃるようですが、先生は九州で筋肉温存手術をしている先生をご存知でしょうか?或いは先生方の行われる術式などを知る専門誌があるのでしょうか?各病院に問い合わせることもありますが、当然一度来てからですという回答です。遠方へはなかなか行けないので、これはという確信がないと・・・。手術となれば半年待ちでも大丈夫かなーとも思ってますし、なかなか情報は入りずらいです。

  回答:この相談室では医師の紹介や医療機関の情報提供などはおこないませんので、
    ご了承下さい。

④ > ④ミエログラフィーは手術前検査では必須ですか?自分は注射でもだめで・・・しなくていいなら断れるのでしょうか?当然手術に大きな影響があるならば、その必要性を教えていただくと我慢できるのかもと思っています。

 回答:脊髄造影を必ず行うという医師がいる一方で、私を含めてむしろ有害なこともあり、不要と考えている医師も多くおります。これは医師次第です。

⑤ > ⑤最後に、整形の先生と脳神経の先生の手術での大きな違いは何でしょうか?どちらもいいようですが、手術式に加え、身を任せるポイントになるのでしょうか?また、脊椎脊髄外科学会認定医の先生にお願いするのと、脊椎脊髄外科学会指導医の先生にお願いするのとの手術の差はありますか?

回答:科による違いではなく、医師による違いと捉えた方がよいでしょう。認定医や指導医の資格は結果を一定程度に担保しますが、だからといって、保証するものではないと理解してください。


2016.12.02 11:58
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2016.12.01 11:42
ET
11/29に相談しましたETです。下肢痛は、左腰に座るとしびれ感とときどきつっぱり的痛みが生じます。歩く時もしびれ感等があります。下肢痛は、いまは緩和しているのですが、当初は左すね、左足裏等でしたが、いまは左もも裏のしびれ感、足首痛(ときどき)、です。神経根ブロック(S)後に、左足膝関節が抜けるような痛みが生じています(関節が抜けるような感覚)。手術していただいた先生は、MRI手術後と直近のを見比べていまして、現在の症状を説明できるMRI所見がはっきりしない旨述べられていました。
佐藤先生がおっしゃる「L5/S1の椎間孔内や外の狭窄病変」としては具体的にはどのような症状でしょうか?果たして上記のような症状がそれに該当するのでしょうか?
それと、8月から4か月くらいたっていますが、来年の5月に手術した病院(現在福岡在住。病院は東京です)で再度経過を見てもらうようになっていますが、現在の病状が慢性化するとは、どのくらいの期間をいうのでしょうか?5月くらいまで様子見、で考えることは無理、でしょうか?

それと、現在のペインの先生は神経根癒着をはがすカテーテル治療も提案されていますが(今回の診断で延期しています)、この治療については佐藤先生はどのようにお考えでしょうか?

お忙しいところ申し訳ありません。なにとぞアドバイスのほどお願い申し上げます。
2016.11.30 10:01
H・K
はじめまして。
お忙しいところ、申し訳ございません。
妻の病気のことでご相談がございます。
妻の年齢は46歳 女 

妻の片足の異常で歩行困難のため、9月始め、自宅に近い病院にいきました。
検査入院の結果、診断された病名は、頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、胸椎黄色靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症。

「手術をしないといけないのか」と思っていたら、出来ないようなことを言われて、びっくりしました。
レントゲンを見た感じですが、腰部脊柱管狭窄症が私自身すごく気になりました。かなり狭いです。
入院一ヵ月前後たってから、プラスで脊髄損傷とも書かれていました。

入院直後は、まだ片足で歩けましたが今現在、下半身不随状態になっています。それに排泄障害に近い症状も出てきております。尿意、便意の感覚がわからない時があるみたいです。

入院中に、血栓症を患い、血栓症以外の治療がされていません。

手術のことをもう一度聞くと、「血栓症が改善されても、OPLL、OYLの手術をしても意味がない、出来ない」とのことでした。

今は、リハビリ病棟に移され、腕の筋力をつけるリハビリをしております。
入院して3ヶ月なってしまいました。
その間、セカンドオピニオンに踏み切ったのですが、担当医と依頼した病院の専門医とのやり取りだけで終わってしまい、私自身、その専門医に会っていません。
結果的に、同じ診断。手術が出来ないそうです。
その後、色々と病院を探しましたが・・・。

この病気は、何もしないと骨化が進行すると聞いています。
この先、手も腕も動かなくなってしまうのではないでしょうか?入院前、手の痺れがあったと思います。

もうそろそろ、退院しなければならない時期になり、
自宅を改築するか、施設に入所するしかないようなことを言われました。二択の選択しかない状況です。

患者の希望で手術は出来ないのでしょうか?
難病なので、大変に難しい手術なのは知っています。
しかし、何もしないで病院に匙を投げられた気分で辛いです。
転院も考えておりますが、近くに専門の病院がありません。
第三の選択、「転院、手術」がない状況です。

私自身、状況的に焦っているものですから、佐藤先生には何を言ってるのか伝わらないかもしれません。
乱文で、本当に申し訳ございません。

今知りたいこと、
①妻の病状で、転院、手術が出来るのでしょうか?
②本当に手術は意味がないのか?

②に関しては、ネット検索で、「手術を断られた」、「意味がない」などという話が殆どなかったので、疑問に思ったからです。

私は、妻が歩けなくてもいい覚悟で、手術を希望しております。歩けるようになれば幸いですが・・・。
今、足を触っても感覚が無いそうです。手術が出来るのなら、感覚だけでも戻って欲しいです。排泄も気になります。

今、痛みがある箇所は、背中、膝、腰です。
特に、膝が痛いみたいです。背中の痛みは、24時間あるそうで、痛みが増してきてるようです。膀胱炎にもなってしまいました。尿管カテーテルのせいだと思うのですが・・・。
妻が壊れていくような感じで心が痛いです。

佐藤先生のお力をお貸しいただければと思います。
勝手なことで、誠に申し訳ございません。
佐藤先生、お忙しい中、お手数をお掛け致しますが
ご回答、宜しくお願い申し上げます。

2016.11.30 03:51
Aki・hi
こんばんは。福岡のAKI、46歳男性です。9月下中に現れた右手のしびれが10月上旬には右腕全部、さらに両手に広がり、つねにじびれており、脱力感も現れました。10月下旬には、脱力感が下半身にも広まり、自分の足ではないようで、早歩きができない状態です。10月1日に撮ったMRIではc4-6の頸椎椎間板ヘルニアが飛び出しており、正中性の脊髄圧迫があるそうです。ただその圧迫による脊髄のへこみがひどいわけではなく、自覚症状と理学上の所見にズレがあるということです。脊椎脊髄病学会指導医である主治医は、神経内科の先生の意見も聞かれ、精神的な部分が大きいのではという所見にも引っかかってあるようです。確かに、意識すれば早歩きできる時もあります。しかし、足の亢進はみられており、巧緻障害はないものの字は書きにくくなっています。カラーを2週間装着していましたが、改善は見られず、現在はミオナールを飲んでいるのみです。「予防的に手術ということもあるけれども・・・」という状態らしいのですが、その場合は、後方からc4-6の3つを除圧してねじで固定するとのことです。術後は、筋肉を鍛えても必ず首が前のめりになると言われています。
手術を前提にいろいろ本を読んでいるのですが、わからないことが多くて、そこで佐藤先生に伺いたいのですが、
①一般的に、後方椎弓形成術ではc3-7までをさわり除圧するのでしょうか。それとも私が提示されたように必要な部分のみ除圧するのでしょうか?
②skip式や筋層再構築式をはじめとする後方の筋肉温存手術では首が前傾になりにくいとのことで、症状改善の次にそれを大事に考えています。筋肉温存手術でc2・c7の筋肉を特に大事にするような書かれ方ですが、c4-6のみの場合にはc2・c7は当然触らないのであんまり関係ないのかなとも思います。それでも筋肉温存手術がいいという考えに傾いていますが、主治医の言われるc4-6のみの術式と比べて、それ以外のメリットがあるのでしょうか?
③主治医は、紹介状を書いてもいいけど九州で白石式をしている方を知らないとのことです。近畿まで行けばいらっしゃるようですが、先生は九州で筋肉温存手術をしている先生をご存知でしょうか?或いは先生方の行われる術式などを知る専門誌があるのでしょうか?各病院に問い合わせることもありますが、当然一度来てからですという回答です。遠方へはなかなか行けないので、これはという確信がないと・・・。手術となれば半年待ちでも大丈夫かなーとも思ってますし、なかなか情報は入りずらいです。
④ミエログラフィーは手術前検査では必須ですか?自分は注射でもだめで・・・しなくていいなら断れるのでしょうか?当然手術に大きな影響があるならば、その必要性を教えていただくと我慢できるのかもと思っています。
⑤最後に、整形の先生と脳神経の先生の手術での大きな違いは何でしょうか?どちらもいいようですが、手術式に加え、身を任せるポイントになるのでしょうか?また、脊椎脊髄外科学会認定医の先生にお願いするのと、脊椎脊髄外科学会指導医の先生にお願いするのとの手術の差はありますか?
いろいろとすみませんが、お願いします。
2016.11.30 02:37
drshujisato
16/11/27のsasakiさんへ 

なかなか難しい問題だと思います。
受診されましたら、再度検討いたします。
それまで頑張ってください。

from SHUJI SAT0
2016.11.29 23:53
drshujisato
16/11/29のETさんへ   Re: 腰部脊柱管狭窄症手術後4年後に発生した左腰下肢痛

腰椎固定術後の腰部下肢通とのことですが、下肢の痛みの分布はどうなのでしょうか?それによって問題が異なります。
MRIで滑膜嚢種が疑われているようですが、もしこれが原因であるなら、自然に改善することもありますが、狭窄病変として
慢性化する場合もあります。ただし、このMRI所見と症状が一致するかは慎重な判断が必要です。
その他、見落としされやすい原因にL5/S1の椎間孔内や外の狭窄病変があります。これが見落とされている場合が多くあります。
結局、現在の症状を説明できるMRI所見があるのかないのか、この判断が重要になります。
あなたの場合も同様であり、現在の症状が慢性化するなら、これらを診断できる医師を求められたら良いと思います。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2016.11.29 23:47
ET
すみません、さきほどの相談に記入忘れがありました。

年齢は現在58歳、男性です。
よろしくお願いします。
2016.11.29 17:11
ET
メールで大変恐縮なのですが、佐藤先生のアドバイスを頂戴していただければ幸いです。少し長くなりますがよろしくお願いいたします。

1 経過
2011年1月より腰痛発症し、その後保存療法等を行っていましたが改善せず(左腰下肢痛)、2012年6月、腰部脊柱管狭窄症にてL4,5部分を固定術(ボルト)にて手術を受けました(同部分に人工椎間板も)。手術は成功し、2016年7月までまったく痛みがありませんでした。スポーツもゴルフを週2回、スポーツクラブに頻繁に通っていました(平穏に楽しく過ごしていました)。もちろん仕事も根詰めてやることができていました。
ところが、2016年8月に、ゴルフをきっかけとして、左腰下肢痛が始まりました。8月に手術した病院ではない(遠方のためいけなかったのですが)整形外科でMRIをとってもらいましたが、診断では手術したところやそれ以外の狭窄、ヘルニアはみられない、とのことでした。しかしその後も近隣の整形外科にて保存治療としてリリカを飲み、リハビリをしてきましたがなかなか治らず、10月よりペインクリニックを受診。仙骨硬膜外ブロック、腰の硬膜外ブロックを計6回やりました。下肢痛や痛みは少し緩和されたのですが、まだ座ると痛み、しびれがあり、歩くとやはり左下肢痛があります。なお薬はリリカ以外にリボトリールを飲んでいます(各1日1錠)。先日、やっと手術した病院(遠方のため)の受診ができ、手術後のMRIと、8月のMRIとの比較、触診、レントゲン等をしていただきました。手術した先生の診断では、触診上問題なし(筋力等のおとろえ等なし)、唯一MRIの手術後と直近との差として、L5の部分に「水泡」(ほうのう?でしょうか)がつぶれたような軌跡が若干みられ、それが神経を圧迫したのかもしれないが、それ自体はっきりしないものであり、また、そのようなものはだんだんなくなり自然治癒する可能性が高い、との診断でした。このため保存療法により自然治癒を待つのが最適、との診断をいただきました。
私自身もそれで納得していますが、その遠方の病院の翌日に、通っているペインクリニックの先生を受診したところ、その病院の整形外科の先生が、痛みの原因を確認されるため、神経根ブロックをされました(S1です)。
その後は少ししびれと痛みが改善されましたが、私としては、やはり手術していただいた先生の方針にしたがって進めたいと思っているのですが。
2 佐藤先生へのご質問
上記のような次第ですが、
佐藤先生はいかがお感じでしょうか。ちなみに、確かに緩和されつつあるのですが、座って仕事したり、出張時が多いこともあり、痛みに対する不安が増したりすることもあります(いまはリボトリールを毎日飲んでしのいでいます)。
・・・ただ、手術をしていただいた先生は私自身大変信頼をしていまして、家族もその方針に賛成しています。

・・・すみませんお忙しいときに、このような支離滅裂な質問でお許しください。ただ、痛みと付き合う度量もなく、毎日不安の中で過ごしています。
2016.11.29 16:35
drshujisato
16/11/23の高井明子さんへ  Re: よろしくお願いいたします

高井さんの場合、原因の診断が困難ですので、もし、手術でよくできるとしたなら、ここを手術して確認するしか
ないという判断の仕方です。腰椎固定術後の改善しない、あるいは悪化した症状は一般的に扱いが大変難しくなります。
私の判断も絶対に正しいとは言いきれませんが、手術によって良くなる可能性を失わせてはならないという思いからこの度
手術を引き受けました。
術前の説明は私が行いますので、ご安心ください。その時に質問したいこと、確認したいことをお尋ねください。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2016.11.28 23:54
drshujisato
16/11/22の蓮さんへ  Re: 腰椎後方固定術後

L5/S1の腰椎固定術後の腰痛の問題ですね。
病名は何で、術前の症状はどんなで、術後は全体としてどうなったでしょうか?
判断にはそれらの情報が必要になります。
もし、固定術後に腰痛のみが残り、それが頑固に続いているとしたなら、
手術自体がもたらした腰痛の可能性があり、これにはなかなか有効な手だてがありません。
従来の腰椎固定術の大きな欠点の一つです。
私の外来受診をご希望でしたら、検査・診察させていただきます。
秘書課が予約受付しておりますので、お尋ねください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.11.28 23:43
sasaki
佐藤先生
3/29に受診させていただいた佐々木です。
帰路は遠方でしたが、先生の励ましを自分にいい聞かせ、もう一度腰のリハビリに立ち向かいました。
痛くても歩く、スイミング、ブロック注射に通いましたが、痛み、硬直、しびれは一段とひどくなり、秋頃からは歩くことも辛く、何軒も病院をまわりました。その頃からは気合だけでは無理で、体がやせ始めました。どの病院も手術した執刀医のいる病院に戻るように言われましたが、中には大阪の脳神経外科の先生は、「うちの病院でも、その手術した病院の患者さんが診察にきて、あなたで6人目だから、その手術した病院に、診察した内容を伝えて、ちゃんと診察するよう伝えておく」といわれた先生もいらっしゃいました。手術した病院にも遠方でしたが、何回もお聞きしました。先生は、痛みが取れるのは、3~4年先との返事でした。家庭環境に問題があり、うつ療法としてうつの薬と、ノルスパン20と痛み止めを処方してもらっていますが、今は腰に鉛のように重く、ドリルで穴あけされているような痛みがあり、硬くはれています。その先生の言われた通り、患部を冷やしています。
足の裏は赤くなり歩くと硬直して痛い、原因を知りたいです。私は難病ですか?
少しでも痛みが軽くなればと、体力のある間に佐藤先生に診ていただきたく来年の1/24に予約をさせていただきました。その日迄前向きに頑張ります。

よろしくお願いします。
2016.11.27 19:23
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2016.11.25 00:46
drshujisato
16/11/19の越智康久さんへ  Re: ありがとうございました

やはり、ヘルニアを併発したのですね。
再発ヘルニアも自然に吸収治癒へと進むことがありますが、そうならない場合には
慢性化して、神経障害が進むことになります。
すでに知覚障害や麻痺が強くなっていたり、排尿・排便障害がある場合には手術治療が
必要になります。
再手術は強い癒着の中でヘルニアを摘出したり、神経根の除圧を行わなければならず、
初回手術よりもリスクが高くなります。主治医が説明する通りです。リスクが高いとは手術をしてもよくならず
悪くなることさえあるということです。
再手術が行われるにしても、固定術が選択されることが少なくありません。
このブログでも繰り返し述べてきましたが、私は再発ヘルニアにもMD法を行っています。
自慢に聞こえるかもしれませんが、私は再発例はヘルニアでも狭窄症でもすべてMD法で
対処しています。しかし、これは例外的であって、再発ヘルニアは脊椎外科医泣かせであり続け
ています。
大便の排泄がうまくできないそうですが、排尿障害はありますか?排尿障害もあり、肛門周囲にしびれがあり、
肛門括約筋の動きが悪い場合には再手術を急ぐことが必要です。
これらの症状がないのでしたら、大便の排泄困難に関しては神経の直接的な障害によるものではないと判断してよいでしょう。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO、
2016.11.24 00:03
高井明子
佐藤先生

12月8日に手術を受ける埼玉の高井明子です。術前に病院で先生にお会いすることが出来ないかもと思い、ブログを使ってご挨拶させていただきます。

来年3月の手術予定が12月に早まり、急なお話で正直、まだ不安な気持ちが残っておりますが、佐藤先生に診察室でおっしゃって頂いた「他に悪い部分が見つからないので、ここを手術をすれば良くなる可能性があると思いますよ。」という言葉を支えに、少しでも症状が今よりも良くなることを期待し、手術にチャレンジしてみたいと自分を奮起させております。

これまで何件か病院に行きましたが、どこも悪くないとおっしゃるお医者様ばかりでしたので、佐藤先生と飯田先生に手術をして頂ける事にとても感謝しております。

気持ちを直接お伝えしたくメールさせて頂きました。
術前・術後も不安な気持ちが続いてしまうかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2016.11.23 16:21
はじめまして、私は1年半前に腰椎後方固定手術(L5S1)をしました。しかし、未だにまだ仕事復帰も出来ない状態です。
記述などを読み、手術をする前にこちらのブログを見つけてるば…
と悔やみました。知識も何もなく手術を薦められ私も手術をすれば良くなり、仕事なども出来ると思って五時間の手術に耐えました

術後の経過などには、問題ない?らしいですが術後からの腰痛に悩まされてます。術後に色々な治療もしました、鍼灸治療に整体など
ネットで調べ遠くでも、行きました。
しかし、全く効果がないのが事実です。
リハビリは、続けています。水中歩行など体幹トレーニングや超音波治療、ホットパックなどやっています。
継続は、力なりと…考えながらですが。

最近になり、左側の太ももの外側がビンポイントで痛みが2週間程続いています。リハビリの方に見て貰った所、坐骨神経痛じゃないとの事でした。筋肉か筋などからの痛みかなとの事でした。
しかし、筋肉など日常あまり使わないんで何故?と思ってます。

佐藤先生の所では、手術をしてあっても診て頂ける事が出来ますか?主治医に色々と症状を伝えますが、MRIでもCTでも異常ないから様子を見ようとの事ばかりです。
ペイントクリニックで、注射するしかありません。
愛知医科大学の痛みセンターにも通ってます。
1日でも早く、仕事がしたい…それだけなんです。
宜しくお願い致します。
2016.11.22 18:25
越智 康久
佐藤先生
16/11/16に脊椎管狭窄症の術後の痛みについて相談した者です。
お忙しい中、丁寧なご回答をいただきありがとうございました。

痛みとしびれの原因究明が必要とのアドバイスをいただき、昨日手術した病院でMRIを撮りました。すると佐藤先生にご指摘していただいた通り椎間板ヘルニアを併発していたことがわかりました。
先生が診察をするうえで患者の感じている症状をしっかりと聞いて救い上げてくださっているのだと敬服しております。
本当にありがとうございました。

そこで更に先生にお伺いしたいことができ、また書き込みをさせていただいています。厚かましく何度も申し訳ございません。

執刀医によるとヘルニアが発症している場所が脊椎管狭窄症の手術をしたL5の部分なので、再度ヘルニアの手術をすることはリスクが高く難しいと言われています。
治療はブロック注射と痛み止め(トラムセット)の服用をすることになりました。
脊椎管狭窄症の手術前に受けたブロック注射が効かなかったうえ、しびれが増したので他に治療法はないか尋ねたのですが、とにかくやってみようという方針になり、不安を覚えています。
また大便の排泄がうまくできなくなり、その点についての主治医の回答もありません。
身体が動くのであれば、先生の診察を受けに金沢まで参りたいと思うのですが、今の状態では遠方の外出をすることもできません。
なんとか少しでも自身の状態を把握し改善したいと考えています。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2016.11.19 22:18
drshujisato
16/11/16の越智康久さんへ  Re: 脊椎菅狭窄症

腰部脊柱管狭窄症の神経除圧術後に急性に激痛が下肢に発現したそうですが、
症状からは、通常は椎間板ヘルニアの併発を疑います。
執刀医の対応は適切とは思えませんね。
手術をした後に問題が起こるはずがないのであれば、執刀医の対応に間違いは
ないのかもしれませんが、残念ながらそんなことはありません。
もし、執刀医が「精神的なもの」と頭から決めつけているのであれば、
他の専門医の診察を受けられた方がよいかもしれませんね。
まず、原因を明らかにすることが必要です。

FROM SHUJI SATO

2016.11.16 23:44
越智 康久
佐藤先生はじめまして。私は福岡在住の67歳男性です。
持病である脊椎管狭窄症による痛みで夜も眠れなくなり、藁にもすがる思いでインターネットを検索していたところ先生のブログに行き着きました。

私は今年7月に脊椎管狭窄症の神経除圧術手術を受けました。
術後は左足にしびれはあるものの、日常生活をおくれるようになり一安心していたのです。
ところが、今月に入って突然腰部と臀部、左足にしびれとともに激痛がおこり、倒れて救急搬送されてしまいました。
手術を受けた病院に運ばれ、痛み止めの点滴を受けると少し歩けるようなりました。すると、担当の医師より『手術はしたのだから他に治療することはありません』と言われて翌日帰宅を促されました。
しかし、それでも痛みとしびれは日に日に強くなり左足には力が入らず、排泄障害も出てきました。
そこで再度受診したところ、『あなたの痛みは精神的なものです。痛み止めを用いた対処療法しかありません。』と診断され痛み止め(リリカカプセル)を処方されました。私は多少几帳面な性格ではありますが、そのような受診歴はもちろん診断をされたこともありません。

私はこれが神経に関わる痛みだと感じていますが、自分の症状が本当はどういったものなのか、どのような病院にいけば症状が改善されるのかわかりません。
なんとか現状を打開したく先生におすがりした次第です。
不躾なメールで申し訳ございません。
ご教授の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 
2016.11.16 23:06
関西内科医
佐藤先生、ご回答ありがとうございます。お忙しい中丁寧に回答される姿勢に再度感激しております。

客観的なご意見を頭に入れ、今後の対応について考えたいと思います。
2016.11.10 08:47
drshujisato
16/11/09のブラウンさんへ

 私は教育と医療を受ける権利は国民に等しく与えられるべきであり、生まれ育ちの差があってはならないと
考える人間の一人です。あなたは教育、私は医療、立場対象は異なれど、大きな使命をもった仕事に従事できることを
喜びましょう。あなたは大きな手術を克服して、いま真剣に己の使命と向き合っておられ、大変共感します。
そして、大変すばらしい執刀医、主治医に恵まれ、私までうれしくなります。
これからも私で役にたつことであれば、喜んで協力いたします。
是非、教師としての尊い使命を全うするよう頑張ってください。
このブログを続けていて良かったと思える「あなたからのメッセージ」に感謝します。
ありがとうございます。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2016.11.10 00:00
drshujisato
16/11/08のNMさんへ   Re: 頸椎後縦靱帯骨化症 後方除圧固定術後の激痛

頸椎後縦靭帯骨化症に対する椎弓形成術後に発現することのある合併症で有名なものにC5麻痺があります。
これは頸椎5番目の神経根の障害がおこるもので、症状としては肩から上腕外側の痛み・しびれと手を頭より上に持ち上げることができないなどがあります。あなたの場合はどうでしょうか。
頸椎後縦靭帯骨化症に対する靭帯骨化の摘出と椎体置換は手術範囲にもよりますが、リスクの高い手術と心得て判断することが
必要です。現在の症状の改善のためにどうしても必要と判断されるのであれば別ですが、症状の改善に確信がもてないのであれば
慎重であるべきでしょう。一般的な理屈だけでなく、きちっとあなたの場合の根拠をもって手術を判断することが大事です。
対症療法としては、残念ですが、一般に行われている治療法よりも特に効果が高いというものを私は知りません。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.11.09 23:42
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.11.09 22:48
ブラウン
佐藤先生、お忙しい中、ご丁寧に教えてくださりありがとうございます。私の仕事と主治医の診察日の都合で、診察が来月頭になってしまうこともあり、とても不安に思っていたので、佐藤先生のご意見を伺うことが出来、少しホッといたしました。

見ず知らずの者の悩みに、いつもとても親身になって教えてくださり、心から感謝しております。悩みを抱えたまま診察まで悶々とした毎日を過ごすところ、佐藤先生の存在は、ここに訪れる多くの患者の支えです。

私は高校で数学の教師をしております。受験生を担当しているため、今は追い込みの時期です。一人でも多くの生徒に志望校合格を勝ち取らせてあげたい!と私もコルセットをしながら、日々生徒と真剣に接しています。医学部を目指す生徒もたくさんいます。輝かしい生徒の将来を思いながら、この仕事のやりがいと責任の重さを感じる日々です。

佐藤先生のブログを拝読していく中で、仕事に対する姿勢という意味でも学ぶところが多々あります。私はまだまだ手探り状態なところもありながらですが、生徒がなんでも相談できる存在の一人になれたらと思って、自分なりに頑張っています。固定術を受けて大好きな仕事に戻れたこと、本当に幸せです。

今の主治医の先生は手術前『まだ若いから、固定術をすることで、いつか隣接椎間に問題が生じることもあるとは思います。でも、責任を持って診させていただきますので、あなたらしく生きてください。全力でサポートします!』と言ってくださいました。主治医の先生とても信頼しています。検査を受けて、次回の診察できちんと診断をしてもらってきます。

佐藤先生、そして主治医の先生がいらっしゃるから、色々前向きになれています。本当にありがとうございます。

立冬も過ぎ、これから寒い日々になります。佐藤先生もお身体を大切に、お元気でお過ごしください。
2016.11.09 07:26
drshujisato
16/11/07のブラウンさんへ  

回答します。
>
> ①抜いてもいいボルトが折れたことで痛みが出るのは何故ですか?またその痛みは時間とともに緩和されますか?

 回答:まず、ボルトが折れたことで痛みが起こっているのか、他に原因がないかを区別することがまず必要です。
    固定が完成後、ボルトが折れていることを偶然発見することがあります。この場合には、そのまま経過を見ます。
    他に原因があるのでしたら、それへの対処が必要になるでしょう。

あなたの場合は、まずボルトが折れたことと現在の症状が関係するかの判断を正確に行っていただくことが重要です。

FROM SHUJI SATO
> ②ボルトが折れたことによっての緊急手術とは、一般的には癒合が完成していない場合での話でしょうか。

 回答:そのスケート選手の詳細は知りませんので、正確でないかもしれませんが、ボルトだけではない腰椎骨折を伴っていたのではないかと推測します。言い換えるなら、ボルト挿入部の骨折がなかったとしたなら、抜く必要はなかったであろうと考えるからです。癒合が完成したのちでも、外傷性の骨折にともないボルトが折れることはあり得ると思います。


>
> お忙しい中申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
2016.11.09 00:21
drshujisato
16/11/07の関西内科医さんへ   Re: 相談:L5/S1ヘルニアの再発

ブログを読んで頂きありがとうございます。
質問に回答いたします。

> 質問1:椎間板ヘルニアの成書などを拝見しても、急性発症が主体で書かれてあり、とりわけ再発については慢性経過など存在しないかのようなイメージすらあります。こうした慢性型の再発というのはよくあることでしょうか?

 回答:椎間板ヘルニアが主因で神経障害が発生する場合には、通常は成書にあるように急性発症で炎症期、炎症消退期、神経障害期、回復期などを認めます。ヘルニアが自然消退せず、神経圧迫・刺激を続けると、いわゆる慢性期に移行します。ご質問の「慢性型の再発」とは、椎間板も関係しますが、その他の因子、すなわち椎間関節の変形や黄色靭帯の肥厚、時に腰椎間の不安定性などが複雑に関係して発生する「腰椎症性の脊柱管狭窄、椎間孔狭窄」と言った方がよい病態と考えられます。この病型では、
急性ヘルニアのような激痛は少なく、慢性的に繰り返す腰痛であったり、臀部・下肢の神経性疼痛やしびれなどが症状として多いと思います。私の経験では、過去にヘルニアを起こした部位での再発には、文字通りのヘルニア再発以外に腰椎症性脊柱管狭窄症や椎間孔狭窄症が少なくありません。この場合には、自然軽快の可能性は低く、緩解増悪を繰り返し、神経障害、特に神経根障害が進行する可能性の方が高いと考えています。私はこのようなケースでは、神経障害が進む前に神経除圧術を行う方針をとっています。適切な時期に手術を行えば機能的回復、予後は良好です。
>
> 質問2:慢性経過の再発の場合、マクロファージ云々の機序による自然軽快を見込める可能性は低いでしょうか(そういうデータはあるのでしょうか)。
>
 回答:上記しましたように慢性型は改善悪化の経過を繰り返しながら、経時的には神経障害が進行するものが多いというのが私の印象です。この点をデーターとして示した論文を私は知りません。私の不勉強かもしれませんが。

以上、参考になれば幸いです。

from SHUJI SATO
2016.11.09 00:10
N.M
16/11/06のN.Mです
さっそくのお返事ありがとうございます。
トラムセットは、すこし試しましたが胃や腸が悪くなるので断念しました。今は他に痛み止めはとっていません。手足に痛みはありませんが、手の指はがくがくとバネ指のようになってきました。横になると痛みはおさまりますが、寝方によって痛みが走ります。起き上がると両肩に鉄板が重くのしかかるように激痛がおこりますので、食事など急いで用事しすぐ横にならざるをえません。根本的痛みをとる方法はないということでしょうか。別の病院で痛みの相談に伺いましたら、骨化しているのがC5,C6なので前方除圧固定術で骨化部分をとり人工骨を入れましょうと言われました。後方での手術だけでは神経が後ろへ引っ張られているままなので、前方からの手術で骨化した部分を取れば、肩の痛みもやわらぐのではというものでした。しかし、激痛で体調がすぐれないところに前方からの手術とはとてもふみきれません。後、対症療法というとペインクリニックでしょうか。ペインクリニックは身体全体が悪くなりそうですね。一旦手術を行った後の激痛はもうしかたないということになりそうで、途方に暮れております。
2016.11.08 23:39
ブラウン
佐藤先生、よろしくお願いいたします。33歳女性、ブラウンと申します。

これまでの質問に同様なものがあるかもしれないと少し探してみたのですが、見つけられず、質問をさせていただきますことをお許しください。

3年前にL4/L5辷り症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症にてPLIFを受けました。術後仕事にも復帰し、子供と一緒に走り回ることも出来るようになりました。

数ヶ月前から咳などをした時の刺すような腰の痛みが気になりながらも、様子を見ていたのですが、先日の検診でボルトの一本が折れていることがわかりました。(隣接椎間には全く問題ありませんでした。)

骨の癒合も完成しているし、椎体のずれもないので問題ないとは思うけれどきちんと確認しましょうとのことで、次回CTを撮ることになっています。

ただ、ふとスケートのプリシェンコ選手のことを思い出してから、すごく不安になっています。

プリシェンコ選手が、着氷の時に腰椎を固定していたボルトが折れて棄権、緊急手術を受けたということがありました。その際、プリシェンコの主治医が『このまま競技を続けていたら、大変なことになっていた』というようなコメントを出されたと記憶しております。

癒合が完成したら、ボルトは抜かない人が多いけれど抜いてもいいと、術前主治医の先生がおっしゃっていました。

そこで2点お伺いしたいことがあります。

①抜いてもいいボルトが折れたことで痛みが出るのは何故ですか?またその痛みは時間とともに緩和されますか?

②ボルトが折れたことによっての緊急手術とは、一般的には癒合が完成していない場合での話でしょうか。

お忙しい中申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。





2016.11.07 19:51
関西内科医
佐藤先生のブログをいつも拝見させていただいております。ブログコメント欄で不躾ではありますが、私自身(35歳内科医)のヘルニアについての相談です。以下、記載させていただきます。お時間のあるときにお返事いただければ幸いです。

20年前(20歳)に1年の経過で腰痛と左下肢の末梢神経障害が進行し、慢性経過のL5/S1椎間板ヘルニアと診断されました。Love法で髄核摘出術を受けました。その後15年間、ほとんど症状はなかったのですが(時折だるくなる程度)、2016年10月下旬頃から再び当時の疼痛が出現し始めました。何かのきっかけで発症した印象ではなく、徐々に悪化しております。20年前は首を曲げるだけでLasegue徴候のときと同じようなL5/S1症状が強く誘発されていましたが、今は首を曲げるだけで・・・というほど強く疼痛は誘発されません。しかし、慢性的に疼痛と末梢神経障害がQOLを障害している状態です。今後、内視鏡業務に差し支えがでないか不安な日々を過ごしています。

質問1:椎間板ヘルニアの成書などを拝見しても、急性発症が主体で書かれてあり、とりわけ再発については慢性経過など存在しないかのようなイメージすらあります。こうした慢性型の再発というのはよくあることでしょうか?

質問2:慢性経過の再発の場合、マクロファージ云々の機序による自然軽快を見込める可能性は低いでしょうか(そういうデータはあるのでしょうか)。

多忙な中恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。
2016.11.07 12:23
drshujisato
16/11/06のN.Mさんへ   Re: 頸椎後縦靱帯骨化症 後方除圧固定術後の激痛

首の後部の激痛とのことですが、手足の痛みやしびれ、麻痺などが悪くなっていないのでしたら、
創部に関連した痛みと思われます。横になると楽とありますので頚部に負荷が加わった時の
痛みということでしょうね。
12cmの切開やスクリュー自体の直接的な痛みではないでしょう。スクリューの入り方に問題がなければですが。
これは困った痛みということになりますね。
術後4ヵ月とのことですが、痛みが長引いているのが問題です。
トラムセットは試されましたか。もし試していないのであれば、これがどのうような効果をもつか
知りたいところです。
いづれにしても、対症療法を検討していくことだと思います。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.11.07 11:14
drshujisato
16/11/04のCHIKAKOさんへ  Re: お尋ねします。

腰椎椎間板ヘルニアの術後に激痛に悩まれているとの相談ですが、
詳細が不明なため、適切なコメントはできません。
しかし、明らかにヘルニアの術後経過としては異常です。
原因があり、対策があるように思われます。
お困りでしたら、私の外来受診をご検討ください。
当院医療秘書課が予約をとっています。
それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.11.07 10:55
N.M
頸椎後縦靱帯骨化症と診断を受け、即、後方除圧固定術の手術を受けました。N.M 男性 58歳です。術後、術前にない激痛にみまわれ早4ヶ月経ちますが一向に症状が改善致しません。横になっていると楽なのですが、起き上がると鉄板がのしかかるような筋肉が引っ張られるような激痛で耐えられません。仕事も4カ月求職、痛みが引く気配がないためこのまま一生激痛から解放されないのか心配です。骨化はC5,C6がひどいのですが、後方除圧なので骨化の切除はされていません。このままだと仕事ができず途方にくれています。主治医からいただく薬は全くききません。(りりか、サインバルタン等)激痛に対する処置は全く先生からは対処がありません。伺いたいのは、あきらめるしかないのか、一生仕事ができず激痛とつきあっていかなければならないのかです。後ろ12センチの切開が原因かチタンスクリューが8か所入っているせいかわかりません。よろしくお願いします。
2016.11.06 15:11
CHIKAKO K
初めまして 佐藤先生 49才男性 今年9月岐阜県で椎間板ヘルニアの手術を受けた従弟の事で相談です。術後、別の病院を紹介され、現在入院中ですが、これ以上治療方法がないと言われ痛み止めの飲み薬のみの治療です。本人は激痛と日々戦っており、見ている方も辛いです。精神的にも参っており何とか痛みを和らげる方法はないかと検索していたらこちらにたど辿り着きました。もっと早く知っていればと後悔しますが何とか急患としてでも佐藤先生の病院で受診することはできないでしょうか?術後の方がどんどん痛みが何倍も強くなって痛み止めも効きにくくなっています。
2016.11.04 22:52
drshujisato
16/10/31のtoshinao、Aさんへ  Re: 脊椎管狭窄症の術後の痛み

症状経過からは、固定部に問題がないのでしたら、手術部位とは違う所に問題が起こってるのかもしれませんね。
しかし、術後まもなく問題が起こっているので、手術部位に何か不都合が起こった可能性が否定できないようにも
思われます。最終検査結果を待ちましょう。

FROM SHUJI SATO
2016.11.04 00:12
drshujisato
16/10/30の堀内さんへ   Re: RE: 90歳の父について 2016.10.29 21:04 

了解しました。
全力を尽くします。

FROM SHUJI SATO
2016.11.04 00:00
drshujisato
16/10/30の月の夜さんへ Re: ご回答ありがとうございます。

頑張ってください。


FROM SHUJI SATO
2016.11.03 23:59
drshujisato
16/10/27の吉田さんへ  

残念な結果でしたね。
なんとか改善の道が切り開かれる願っています。

from SHUJI SATO
2016.11.03 22:30
toshinao,A
初めてメールします、68歳男性です平成27年年末より大病院の整形外科に通い、脊椎管狭窄症と診断され投薬、ブロック注射,等の治療を受けましたが病状(通常に歩くと2,3分で左臀部と左大腿部の左側に激しい痛みを感じ歩行不可になり少し休むと歩行可に成ります)が改善しない事から、平成28年5月に低侵襲脊椎手術(除圧固定術)の手術を受け10日間で退院致しその後の経過は全く痛みは消え、1ヵ月後のレントゲン、CTも問題無く術後2ヵ月で腰のコルセットを外し軽いリハビリを始めました8月の定期健診で異常はなかったのですが、医師より私の判断でコルセットを着用しない事とリハビリを注意され術後6ヵ月はボルトが固定しないので無理はせず家で安静にと意見をされその後8月25日に普通にあるこうとしたところ左足首の中央の神経部の12,3センチ部分に電気が走る痛みが突然現れその後改善が見られないので、緊急診察を受けましたがレントゲンCT共異常は見られず、トラムセット、リマプロストアルファを処方され現在に至っていますが、医師からは何等かの原因の説明は全く無く
時間の経過で快方に向かうであろうという予測です、しかし痛みが発生してから約70日も経過しているので若干の改善は見られるのですが、今普通に歩く事は出来ません歩く時はお婆さんの使う手押し車を使い、又腰を若干曲げると歩けます今の状態ですと
時間が経過しても多分全快は難しいのでは、このままでは仕事も出来ませんし、生活に支障をきたします、現在自宅療養約5ヵ月
医師はもし再手術をするのは大変なので避けたいと、11月10日に最終の検査レントゲン、CTです、アドバイスを宜しくお願い致します・
2016.10.31 06:23
堀内
佐藤先生
お忙しいところご返信いただきましてありがとうございます。
父に申したところ、早速12月20日に予約を入れさせていただいたようでした。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
2016.10.30 10:15
月の夜
佐藤先生

月の夜です。佐藤先生から本当にご回答いただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

もし、不具合がでてきても、今は対応ができるんですね。
こういう先生の言葉がとてもありがたいです。

そして、私は、そろそろ現在の生活の拠点で、腰痛の専門医を探す時期に来ているようです。佐藤先生が、受診が必要な場合として挙げて下さった条件に、残念ながら当てはまっています。太ももの裏がつることや、右に重心をかけるたび、お尻の筋肉が痛んだりしています。

いつかは・・・と思っていたので候補の病院はありますが、どうなった時に受診するとよいのかわかりませんでした。治療が終了して、大きな症状がなくなっている段階ではありますが、ご回答いただいて、今行ってはいけない理由はないように思えてきました。

近所のクリニックの医師に紹介していただくとよいのでしょうね。手術後初の私の腰痛を治療して下さったことへの感謝と、受けた治療に不満があるわけではないことを伝えて、次のステップのために勇気を出して話してみようと思います。

佐藤先生、見ず知らずの私にアドバイスを下さってありがとうございました。

佐藤先生が健康に恵まれ、今後もご活躍なさることを祈っております。
2016.10.30 01:30
drshujisato
16/10/25の月の夜さんへ  Re: 腰椎固定術の長期的経過

腰椎固定術を受けられて30数年間、大きな問題を起こさずにきたことをまず喜びましょう。
それでは、質問に回答します。

(質問1)30数年前に受けた腰椎固定術はどのようなものか(術後の後遺症にはどのようなものがあるか、長期的な経過はどんな可能性があるか)。

 回答:あなたが受けられた腰椎固定術は椎体間固定(椎間板を摘出して、そこに採取した腸骨を移植)とペディクルスクリュー固定(属にボルトといわれています)であろうと思われます。骨の癒合が完成した頃にスクリューを抜く手術(抜釘術)がおこなわれたのです。術後の後遺症としては、手術によるものとして骨を採取した部位の痛みや腰痛があります。また、神経障害が進んでいた場合には足の痛みやしびれが残る人もいます。一番困る合併症は感染症と手術による神経障害ですが、これらはなかったようなので良かったですね。長期的には、固定をおこなった骨と行っていない骨とのつなぎ目、すなわち隣接椎間に起こるすべり症や椎間板ヘルニア、狭窄症などです。これらが起こったとしても、今ではきちっと対応できますのでご安心ください。

(質問2)画像上分離やすべりはないが、腰椎がグラグラしているという症状で再手術になる可能性はあるか。

 回答:固定隣接椎間に発生した骨のぐらつき、すなわちすべり症や不安定腰椎は進行性に悪化する傾向がありますので
 専門医に詳しく検討してもらうことが必用ですよ。
 私は腰椎固定術の術後は、術後3,6,12ヵ月に定期的なチェックしますが、その後は腰痛などの症状が発現した時に受診してもらうよう指導しています。腰痛が持続する、あるいは繰り替えすようになった場合には受診が必用です。さらに、殿部や太ももに痛みやしびれが発現するようになった時にも受診が必用です。
腰椎固定術後の再手術は一般にはより困難になると言われています。私は起こった問題の種類に応じた手術を行っています。
ヘルニアや狭窄症ではMD法による圧迫されている神経の除圧術、すべり症や腰椎不安定症の場合には腰椎固定術です。できるだけ身体に負担の少ない手術法をとるようにしています。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.10.29 21:45
drshujisato
16/10/25のErikoさんへ

症状からはL5神経根症でしょうね。一般的なこととして、慢性化の過程で痛みよりもしびれ、麻痺が優位になる
傾向があります。これは神経根の絞扼が進む一方で、腰椎の可動性が減少していくためと考えられます。
いずれにしても、麻痺が進むことはよい徴候ではありませんので、今後の経過次第では手術を検討する必要がある
ように思われます。

FROM SHUJI SATO
2016.10.29 21:13
drshujisato
> 佐藤先生
>
> お忙しい中返信をありがとうございます。10/17にご相談させていただきました。実は筋力低下の症状は新しく出てきた症状だと思います。9月のレントゲンではL4/5の動きが大きくなっているようなことを言っていました。痛みよりもしびれの方が強いのでダンスも痛みと相談しながらなるべくやるようにしています。しびれの個所は臀部~下腿外側と足裏なので部位はL5神経だと思いますが上記のような変化でしびれ、痛み、筋力低下は起こり得ますか。ダンスでも痛みがでる時間が短くなってしまっているので少し心配しています。お時間があるときにまた教えていただければと思います。よろしくお願いいたします
2016.10.29 21:06
drshujisato
16/10/23の堀内さんへ  Re: 90歳の父について

質問に回答します。

> 1.年齢的に手術は受けられますでしょうか。また、痛みはどの程度緩和されるでしょうか。

  回答;90歳でも全身麻酔が可能であれば大丈夫です。狭窄症による症状であれば改善は良好と思います。

> 2.もし可能な場合、いつ頃、手術を受けられますでしょうか。
> 3.また手術までに3回受診の必要があるということでしたが、それはどれくらいの間隔で受診するのですか?
> 4.大まかな費用もお教えいただけましたら助かります。
>
  回答:2~4については、当院の秘書課で確認してください。

 手術適応なしと診断された80歳越えの高齢者の腰椎手術が増える一方なので、手術待ちが長くなっています。ご了承ください。

FROM SHUJI SATO
2016.10.29 21:04
drshujisato
16/10/21のnamiさんへ

成功を祈念します。

from SHUJI SATO
2016.10.29 20:56
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.10.29 14:21
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.10.29 13:33
吉田です。
16/09/26の吉田のです。
今月カテーテルによる癒着剥離を行いました。治療後3日間は痛みなど3割程度引いたのですが、その後以前の状態に戻ってしまいました。先生のおっしゃる通り癒着剥離での痛み、突っ張る症状は治りませんでした。軟部組織損傷が痛みの原因だと思います。治療していただいた先生も佐藤先生と同じで足の神経症状が出ていないのでカテーテル治療をやってみないと分からないとの見解でした。
今、毎日トラマール8錠、リリカ2錠を飲んで仕事をしておりますが、痛みが強く薬が効かない状態です。精神的にもかなりきていて夜、朝とも吐く生活が続いています。カテーテルをしていただいた先生にも言われたのですが、このままの状態が続けば神経刺激装置も考慮にいれた方がいいと言われています。私も神経根ブロックも30回以上打っているのでそろそろ限界を感じています。
佐藤先生にはいろいろご相談にのっていただきありがとうございました。今後のご活躍を期待しております
他の患者様も今後少しでも良くなるよう祈っております。
これにてコメントを終了させていただきます。
2016.10.27 19:30
月の夜
45歳女性です。初めてメール差し上げます。

急な腰痛で近所のクリニックを受診し、治療が終わったところです。佐藤先生に教えてほしいことが2つあります。

(質問1)30数年前に受けた腰椎固定術はどのようなものか(術後の後遺症にはどのようなものがあるか、長期的な経過はどんな可能性があるか)。

(質問2)画像上分離やすべりはないが、腰椎がグラグラしているという症状で再手術になる可能性はあるか。

画像もなく、佐藤先生を困惑させてしまうことは百も承知ですが、クリニックの医師は脊椎は専門ではないので、とおっしゃり、他にどこに相談するとよいかわかりません。もしよろしければ、この先をお読みください。よろしくお願いします。

<経過>-----------------------------------------
10歳頃、腰椎分離すべり症。(当時小さかったため、記憶はあいまいですが)分離しているのは第1、第3、第4、第5腰椎との診断。

身長が伸びるまで待って13歳頃、第5腰椎と第1仙骨の固定術。左腰骨を削り、背中側と腹部側より手術。手術後~現在も、第4腰椎付近の痛みと、右足のしびれ有。

17歳頃、金具を取り出す手術。背中からのみ手術。

20歳頃まで年に一度経過観察のため通院。転居に伴い通院終了。
~大きな痛み等なく経過。

2016年4月、45歳 急に立ち上がれないほどの腰痛があり、近所のクリニックで腰痛症との診断。8月までリハビリ治療。
-----------------------------------------------

今年、レントゲンとMRIを撮った際に、医師に聞いてみたのですが、

(質問1)くっついていない骨をあちこちくっつけたように見えるが、小児整形外科手術は専門ではなく、脊椎手術の長期的な成績はわからないので、手術を受けた病院へ問い合わせるしかないのでは、とのことでした(その大学病院へ連絡してみましたが、やはり診療情報が残っていませんでした)。

(質問2)について、今回、リハビリでの評価結果が第4腰椎がグラグラしているとのことで、そこに負担をかけないための動きや筋トレを指導してもらいました。その話を医師に伝え、画像を見てもらったのですが、現状どこにも分離やすべりは見られないとの答えでした。グラグラはあまり心配のない症状でしょうか。他に、リハビリでの評価では、今回の腰痛の原因は、固定術の後いろいろな部位の筋肉の働きが悪く、その代償として周りの筋肉に負担がかかっているためではないか、ということでした。

 今回の受診で、手術による癒着や筋力低下が見られると医師から言われましたが、そもそも手術の内容を聞かれても、後遺症と言われてもよくわからず、もう少し自分の腰の状態を知っておきたいと思っています。リハビリしているうちに固定術後には隣接椎間に影響がでやすいなどの心配があることも知りましたし、30数年間、実際に手術した腰椎の場所も勘違いしていたことも知りました。(手術前からも、触ると痛い所があったので、そこが固定の必要な部位だったんだと思っていたら、それは第4腰椎でした。)

 一方で、佐藤先生のブログを拝見し他の患者さんを知りました。先生のお書きになった本も拝読しました。固定術後、ここまで長い間、生活に支障なく過ごしてこられたことや、今症状が出ても、近所のクリニックで治療をしてもらうことができ症状が落ち着いたのは、幸せなこと思います。

(質問1)に関して、少し論文を探してみました。最長10年程度の追跡調査で、固定がうまくいっているかとか、再手術が必要な患者はどのくらいいたか、という報告は見つけられました。ただ固定術後の患者の弱点はどこか、どのような症状がでやすいのか、どんなタイミングでどのような病院でフォローを受けているのか、再手術になる場合に、初回手術と異なる注意点があるのか、等、知りたい情報は見つけられていません。

佐藤先生のご経験から教えていただけますと幸いです。
2016.10.25 20:33
Eriko
佐藤先生

お忙しい中返信をありがとうございます。10/17にご相談させていただきました。実は筋力低下の症状は新しく出てきた症状だと思います。9月のレントゲンではL4/5の動きが大きくなっているようなことを言っていました。痛みよりもしびれの方が強いのでダンスも痛みと相談しながらなるべくやるようにしています。しびれの個所は臀部~下腿外側と足裏なので部位はL5神経だと思いますが上記のような変化でしびれ、痛み、筋力低下は起こり得ますか。ダンスでも痛みがでる時間が短くなってしまっているので少し心配しています。お時間があるときにまた教えていただければと思います。よろしくお願いいたします
2016.10.25 12:47
堀内
佐藤先生、はじめまして。

90歳になる父についてご相談させてください。
数年前から、背骨の側弯があり、腰から右足にかけて痛み、しびれ、冷えがあります。
今まで受診した病院では、2件では脊柱管狭窄症、もう1件では骨粗鬆症、もう1件では年なので仕方がないと言われたようです。いずれにしても痛み止めの注射をしてもらうことしかできません。
最近は注射をしても2日ほどしか効かないようで、だんだん痛みも増してきていてかわいそうでなりません。
毎日、マッサージに通ったり、ストレッチをして紛らわしている状態です。
重篤な持病もなく、年齢の割には健康な方だと思います。杖を使っていますが、自分の足でも歩けます。

たまたま佐藤先生のブログを拝見いたしまして、できれば手術を受けさせたいと思っております。
診察しないことにはわからいとは思いますが、

1.年齢的に手術は受けられますでしょうか。また、痛みはどの程度緩和されるでしょうか。
2.もし可能な場合、いつ頃、手術を受けられますでしょうか。
3.また手術までに3回受診の必要があるということでしたが、それはどれくらいの間隔で受診するのですか?
4.大まかな費用もお教えいただけましたら助かります。

関西に住んでおりますので、予めメールでおたずねさせていただきました。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
2016.10.23 00:51
nami
お返事ありがとうございます。

手術を受けることになりました。

内視鏡での手術だそうです。

早く退院できるので、楽しみです。

近いところが見つかってよかったです。
2016.10.21 16:13
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.10.20 08:22
drshujisato
16/10/17のErkoさんへ  

お久しぶりです。
ダンスもでき、仕事もできているのでしたら先ずは良かったですね。
質問のありました「残存している筋力低下の問題」ですが、
術後3年余り経過していることを考えますと、神経障害の後遺症と受けとめる必要があると思われます。
神経根障害がありますと、リハビリを行っても筋力改善には限界があります。それが健側の下肢筋力がアップするのに
患側では改善しない理由です。残念ですが、現在の筋力維持をはかるためのリハビリという理解を持った方が良いでしょう。
麻痺筋はリハビリを怠ると、筋力低下が起こりやすいので注意が必要です。
それでは頑張って下さい。

from SHUJI SATO
2016.10.19 20:14
drshujisato
16/10/16のTAKAさんへ   Re: 術後発症した排尿障害について

 書かれた内容からは、手術の際に馬尾神経に障害が加わったのであろうと思われます。術後MRIでヘルニアが消えていても、問題はヘルニアを摘出する手術過程で発生しているのです。これは手術技術と関係することが大部分です。
通常のヘルニア手術では、術後すぐに患者さんは症状の改善を自覚できます。特に激痛は速やかに解消するのが一般的です。
さらに排尿排便の障害が発生したということは、残念ですが最悪の事態が発生したと考えるべきです。
術中神経が腫れていた云々は、術後症状の悪化とはまったく関係ありません。
排尿排便障害の今後の見込みですが、馬尾神経の障害程度によりますが、一般には改善不良のことが多いですが、約3ヵ月から6ヵ月の経過の中で徐々に改善する場合もありますので、それに期待しましょう。
患者さんは痛みやしびれ、排尿・排便障害のほか、精神的にも相当にショックで落ち込んでいると思いますので、長い目で経過を
みることが必要なことと良くなることに期待をもって頑張るよう励まして上げて下さい。

FROM SHUJI SATO


> ①神経がひどく腫れてたとき、程度はおるでしょうが腫れ自体はどの程度の期間で治まるのか?こんなにかかるものなのか?
> ②術前になかった排尿障害は治る可能性をもっていいのか?
>
> 補足:症状の経緯。もともと腰が弱い。25歳前後くらいにひどいギックリ腰を経験。今年6月頃腰が痛いという。7月には痛みに痺れがでてきた。8月あまりにもひどくなってきたので病院にいく。ヘルニアだろうと診断を受ける。9月上旬にMRIをし上記のような画像を見せられる。その後さらに悪化し家事が難しくなったので実家へ帰省。そこでの病院でも絶対安静とのことでしたので安静にしたが痺れの他に感覚が無くなるという症状が出始める。さらに症状が悪くなる一方だったので9/29紹介状を書いてもらい手術できる病院へいったところすぐ手術だといわれ9/30手術。
>
> 長々と書いてしまいましたが何卒宜しくお願いいたします。
2016.10.19 20:02
drshujisato

16/10/15のKE(53歳、男、埼玉)  Re: 腰椎椎間板ヘルニア(L5/S1)

 書かれた内容からは、二通りの可能性が考えられます。
一つは、ヘルニアによる神経障害が進んでいたため、その後遺症としての症状である可能性です。
二つ目は、神経を障害する原因がまだ潜在している可能性です。
どちらかは現在の情報から判断は困難です。
地元で解決することができないのでしたら、私の外来受診を検討なさってください。
現在の症状の原因診断と今後の治療方針について検討致しましょう。

FROM SHUJI SATO
2016.10.19 19:31
drshujisato
16/10/15の磯野さんへ  Re: すべり症固定術の後遺症。足首垂下。76歳男性

外来受診を予約されたとのこと、お待ちしています。
私がこのブログ相談室を開設した理由は、「腰椎変性疾患に対する手術治療は真に患者さんのためになるものにしていかなければならない」との強い思いからです。
医師の自己満足だけで、その一方で患者さんが苦しみ続けるという手術が少なくありません。
これを何とか改善していかなければならないと考えてきました。
そしてたどり着いた結論が、「患者さんに賢くなってもらうこと」です。
そのための情報発信を行うことが必要と判断いたしました。
それは脊椎手術の現状を患者さん皆が共有しあい、治療において賢い選択ができるようになることを目指します。
そのためのお手伝いをさせて頂いていると考えています。
このブログをそのような使命感に支えられて運営しています。
ご理解いただけたら幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.10.19 18:46
きなこ
40代女性、専業主婦です。

5年前にL5s1ヘルニアの手術後腰痛が残り今でも震動などが腰に響いたり、座位、立位で同じ姿勢でいると痛みが出てきます。
医者にはヘルニアは取れたが椎間板が痛んでいる(MRIでは黒くなっています)ので椎間板症と言われそれで痛みが出ると言われました。
なかなか薬や注射も効かず社会復帰できないでいます。
手術をするなら固定術と言われましたが痛みが残ったり他に負担がくるのであまり勧めないと言われました。
激痛ではないですが行動範囲が狭く生活の質が低いです。
手術のリスクを考えるとこのまま主婦でいる分には過ごせるのであえて手術はしなくてもいいのかなと思いますが、手術で良くなる可能性が高いのならぜひ受けたいと思っています。

また椎間板症はある程度歳をとると痛みを感じなくなるということも聞いたりしましたがこれは本当なのでしょうか?

また椎間板症で手術しても良くなる可能性はあまりないのでしょうか?

佐藤先生のご意見お聞かせて頂けると有り難いです。
2016.10.18 07:33
Eriko
佐藤先生

ご無沙汰しております。以前何度か相談させていただきました。38歳女性です。
2012年と2013年にL5/S1椎間孔外狭窄でL5/S1の固定術を行いました。その後半年程度してダンスも再開して仕事(小児科医師)も今まで通りにしております。術後しばらくして左下肢のしびれなどが出現したことでご相談したかと思いますがその後もしびれは続いています。筋力トレーニングも必要かと今は理学療法士さんに習ってストレッチおよび筋力トレーニングをしています。ただ左の中臀筋がMMT2くらいにまで低下しており左足の第1指を反らす筋力も低下しています。靴の減り方も左右で著明に差がありおそらくスリ足になっているのかと思います。PTに教えてもらった通り毎日筋トレをしているのですが3か月程度経過しても右はどんどん筋力upしているのに対して左はほとんど変化がありません。(仰臥位で膝がベッドから離れない状況です)この状況をどこまで様子みてていいのか今後筋力が改善するのか気になり再度相談させていただきました。仕事はもちろんダンスも続けていきたいのでなんとか回復するといいと思っています。お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
2016.10.17 17:44
drshujisato
16/10/12のみやさきさんへ

術前の症状が改善する一方で、足やふくらはぎあたりに残る知覚症状は神経後遺症による可能性が高いと思われます。
術前に見られなかった症状が新たに発現しているのでしたら、再発を含めた検討が必要になります。
あなたの現在の症状が後者に該当するのであれば、受診を検討してみて下さい。

義理のお父さんの件、頑張りましょう。良くできる可能性を追求するのが私の仕事と受けとめています。

FROM SHUJI SATO
2016.10.17 11:47
drshujisato
16/10/12の西田あつこさんへ   Re: 脊柱管狭窄症

 脊柱管狭窄症は随分と程度が進んでいるようです。
あなたのお母さんの場合、二つの問題を検討することが必要です。
一つ目は、腰椎の状態と手術による改善の見込みをたてることです。二つ目は、腎不全や
ペースメーカ使用がありますので、全身麻酔をかけての手術リスクの評価です。
手術を考えるには、少なくともこの二つがクリアされなければなりません。
私は手術で良くなる可能性があるのであれば、全身麻酔をかけることに余程大きな危険がない
限りは手術を引き受けてきました。ただし、私どもの病院は単科専門のため、内科的や外科的疾患に
幅広く対応できません。従いまして、手術は術後も当院で管理が可能な患者さんに限っております。

FROM SHUJI SATO

2016.10.17 11:30
TAKA
佐藤先生はじめまして。
私の妻(38歳・女)についてぜひ相談をのって頂きたいです。
先月の9/30に内視鏡によるヘルニア除去手術を行いました。
場所はお尻と腰の境目付近です。MRIではそこだけ黒い影が神経の白い線を遮断してるのでは?と思うくらい大きくでてました。症状は左足全般にしびれ・痛みがあり手術前には感覚があまりないと訴えていたほど(ただし、動かしたりすることは普通にでき、排尿障害もなし)。手術は担当先生いわくきれいに取れた。と言っていたので成功を喜んでいました。ところが、妻が麻酔から覚めると全く改善がされていないと言われ、更にはいままで全くなかった排尿・排便の失禁等の障害が発生してしまいました。1週間様子を見ても改善がなかったので再度MRIをとり確認頂きましたが、特に異常は無いとのこと。手術時の話をしてもらい、神経が相当腫れていたのでその炎症が原因かもしれない。とにかく1ヶ月は絶対安静にして様子を見ましょう。といわれました。それから術後2週間半経ちましたが改善は見られず、妻はショックを相当受けてしまい精神的に苦しんでおります。(左足のつま先が感覚なかったのがしびれにかわったという変化はあります)
長くなりましたが、先生に伺いたいのは
①神経がひどく腫れてたとき、程度はおるでしょうが腫れ自体はどの程度の期間で治まるのか?こんなにかかるものなのか?
②術前になかった排尿障害は治る可能性をもっていいのか?

補足:症状の経緯。もともと腰が弱い。25歳前後くらいにひどいギックリ腰を経験。今年6月頃腰が痛いという。7月には痛みに痺れがでてきた。8月あまりにもひどくなってきたので病院にいく。ヘルニアだろうと診断を受ける。9月上旬にMRIをし上記のような画像を見せられる。その後さらに悪化し家事が難しくなったので実家へ帰省。そこでの病院でも絶対安静とのことでしたので安静にしたが痺れの他に感覚が無くなるという症状が出始める。さらに症状が悪くなる一方だったので9/29紹介状を書いてもらい手術できる病院へいったところすぐ手術だといわれ9/30手術。

長々と書いてしまいましたが何卒宜しくお願いいたします。
2016.10.16 22:43
KE(男・53歳 埼玉県)
KE(男・53歳 埼玉県)

佐藤先生のHPを拝見し何とかこの状況から抜け出したいと思い相談させていただきます。
以下のような状態で2年間が過ぎてしまいそうです。複数の整形外科にもかかりましたが、改善と増悪(感覚麻痺があった筋緊張による疼痛、でん部下部の灼熱間、坐骨神経痛、でん部のヒリヒリ感の再発)の繰り返しです。複数の病院へ診察するも薬の種類の変更、追加、リハビリのみで検査、提案もなく日々お悶々とし、うつ症状もあり自殺したいとも考え始めました。
何とかこの状況から抜け出し社会復帰をしたいと考えております。今後の方向性はまったく見えません。佐藤先生のご意見をお伺いさせていただければ幸いです。


2年前に椎間板ヘルニアL5/S1と診断され3週間後にMED法にて手術

発症時 爪先立ちがまったくできない状態。
    坐骨神経、アキレス腱~踵に激痛 左脚上側部 足裏感覚麻痺
    救急で搬送され、当日手術といわれるが家族の付き添いができないため入院をお願いするが、手術が前提でないため
入院を拒否され帰宅。

ロキソニンと座薬(ボルタレン)を処方されるが症状の改善なし。


1週間後別の病院で診察、2週間経過後脚力低下により手術

術後、左足裏の違和感と内踝から踵にかけて、でん部に痛みあり。複数回にわたって症状を訴えるが、ロキソニンのみ処方される。改善なし。感覚麻痺も改善なし。

2週間後退院するも坐骨神経痛、足裏の違和感、内踝の痛みは継続。夜間・昼間受診するが、ロキソニンのみ処方。 

足裏全体の感覚が砂利を踏んだ感覚から感覚がなくなる。
8ヶ月後につま先足立ちはできるようになる。
1年後 神経障害は直らないといわれ診察終了
やむなく他病院を探し、狭窄症と診断され牽引治療28KG(体重60KG) 治療後自宅で足の小指・薬指の不随意運動が発生
右足にもヒリヒリとした感覚があり、救急で診察するが何かわからない点滴を受け帰宅。

以降、上記左足部位に激しい疼痛と坐骨神経痛(ヒリヒリ感・灼熱感)があり、2週間自宅で寝たきり。改善と悪化の繰り返し悪化時歩行できず。回復時リハビリに何とかいける状態
次第に座位維持、歩行困難(500M程度の買い物以外外出できず。)
複数の病院で診察し、繊維筋痛症として診断されるが違和感を感じ、別病院で診察。リハビリの問題ではといわれ腰部と足の筋肉の緊張緩和をしてもらい、少し緩和

3ヶ月前に腰に激痛、近くの病院へ1ヶ月入院。
リハビリを行うが、歩行は1日500歩、座位1時間程度
左足の感覚麻痺は改善があったが、過度の負荷(段差をあがり)急な筋肉収縮を感じ再び表面の感覚、深部感覚が感じられない。


    
2016.10.15 17:11
磯野
私の質問9月22日に対し先生のご回答を10月14日に受け取りました。即医療秘書課にお電話し先生の予約を取らして頂きました。秘書課では今迄の経緯の説明を求められた為?私の経緯を病院名を含めてお知らせ致しました。このページを現病院が見ているとしたら色々トラブルが予想されますがその点はお許し下さい。全く時間が無い先生と思いますが何故此処まで親身に心配して頂けるのか不思議の一言に尽きます。私の受けた病院では患者対医師の会話は看護士さんが熱心に書き取って居りますが見せて貰った事もないしまして医師は全て任せよの対応で患者の理解とか、患者への積極説明はおよそ有りません。肝心な質問をしても明るい術後の状況を口にするだけで書いたものは全く残さないが原則の様です。患者が山程詰まっており対応出来ないのも大きな原因かと思います。そして後は医師を信用し手術への流れです。そして私は今回想像を超えた後遺症に発展した訳です。こんな訳で私から見た経緯は宜しければ別便で出しますので参照下されば幸いです。兎も角受診日を首長くして待って居ります。更に付言失禁が始まりました。76歳男性
2016.10.15 16:30
みやさき
15/11/18 15/12/21 16/01/11に ご相談をさせて頂いています。事務職です。
いつも相談に乗って頂き ありがとうございます。今回も よろしくお願い致します。

術後約9か月が経ちました。術後も消えなった左指先の痺れが 一か月半前のスカッシュを行ってから 強く感じるようになり 現在でも変わっていません。ふくらはぎも 時々チクチク感じる時があります。そのため 強く感じるようになってから MRIを撮ったのですが 画像上は問題なく 再発もしていないようです。「リリカカプセル25mg」と「トラムセット」を2週間分処方して貰い どちらに効き目があるのか試したのですが、どちらもあまり効果は、感じられません。
痺れに関しては、術後も残る事を 理解しているつもりですが、今後も 悪化する事はあっても 痺れが無くなることは、本当に無いのでしょうか?また 時々来る ふくらはぎのピリピリ感も 同じような経過をたどり 悪化していくものなのでしょうか?

昨日 私の義理の父を診断して頂き ありがとうございました。病院嫌いの義父でしたので 先生の診断を受けてもらうまで 時間が掛かってしまいました。もっと早くとは、ずっとおもっていましたが、少し前に進んで 安心しました。手術も3月で 予約して来たようです。正直 都内在住ですので 手術日を予約してくるとは、思いませんでした。
先生の立ながらの患者本位の説明に感銘を受けたのではないかと思います。義父も先生の所に行くまでに 都内でも屈指の2大病院に診断を受け 片方は、手術はもう出来ないと言い、片方は、固定術で執刀すると言い、こうまで診断する先生によって意見が分かれるものだなと 改めて思いました。固定術は、必須だと思っていました。本当に義父の決断を 導いて頂き 感謝しております。ありがとうございました。
 最後に 私自身 まだ緊急性ではない このような状態なのですが、お願いすれば 今後の指針として 診断して頂けるのでしょうか?それとも より深刻になってからの方が 良いのでしょうか?
 長くなってしまいましたが、お忙しい中 読んで頂き ありがとうございました。
2016.10.12 17:02
西田あつこ
88歳の母のことでご相談します。
母は脊柱管狭窄症で腰も曲がり、寝返りも打てないほどです。
最近では尿失禁も増えていきました。腎不全、ペースメーカー装着もしているためMRI検査ができず、通院している病院では手術は命がけになるのでしないほうが良いと言われています。

湿布と薬で過ごしておりますが、何か良い方法はないかなと思っております。私自身は本当は手術を望んでおります。

何か良いアドバイスをいただけたらと思います。
よろしくお願いします。
2016.10.12 12:35
drshujisato
16/10/06のt.mariさんへ   Re: ありがとうございました

遠方から受診していただきましたが、ご期待に沿えず済まない思いでおります。
具体的な神経症状をお持ちなのに、その原因を特定できないのは私を含めて
医師や現代医学の力不足があるからにほかなりません。
画像診断には限界があることを私自身、稀ならず経験してきました。
私は画像検査で原因が確定できなくても、「原因はここにあるはず」との経験に基づく診断で
手術を行い、治してきた患者さんが多くおります。ですので、手術治療に期待がもてる
場合には、手術を行う方針をとっています。
今回、あなたの場合はもうしばらく経過を見せて頂く必要があると判断いたしました。
これは、「諦めてくれ」という意味ではなく、原因を見極めたいということです。
私は、きちっと「根拠・理由を示すことのできる手術」にすべきと考えます。
きちっと「根拠・理由を示すことのできる手術」になるなら、必ず治せると私は信じます。
私にとって、「腰椎変性疾患を治す」ことは技術の問題ではなく、正確な原因の診断にあります。
というわけですので、諦めずに今後の症状経過を知らせてください。
腰椎変性疾患の自然経過は、「徐々に良くなるか」か「徐々にあるいは急に悪くなるか」のいずれかです。
それでは、お待ちしていますね。

from SHUJI SATO




2016.10.08 14:15
drshujisato
16/10/03の篤子さんへ  Re: 助けてください!

了解いたしました。
最善を尽くします。
遠方からの受診、お待ちしています。

from SHUJI SATO
2016.10.08 13:30
t.mari
10/4に診察していただいたt.mariです。

今までたくさんの病院にかかった中で、本当に親身になって診ていただき、あたたかい言葉をかけていただいたのは佐藤先生が初めてでした。
こんな遠方まで来るのには正直とてもしんどかったですが、行って良かったと心から思っています。

感謝の気持ちを伝えたくてメールをさせていただきました。
本当にありがとうございました。
また経過をご相談させていただければ幸いです。
毎日お忙しいと思います。先生もお体を大事になさってください。
2016.10.06 21:10
篤子
佐藤先生、大変お忙しい中お返事頂き誠に有り難く、不安を察しての優しいお言葉に感謝しております。
僅かな右足のしびれが残る程度にまで改善していたヘルニアでしたが、今回は症状の現れ方が前回とは違って全く症状がなかった左足先の違和感に始まり椅子での坐居により両方の座骨辺りの疼痛が起きるようになりました。腰を反る運動、前屈みで背骨から右臀部に痛みが出て、現在は腰の張りと坐骨神経痛に悩まされています。
前回は、急激な症状悪化でしたが、今回は
ゆっくりですが、日を追うごとに悪化して来ました。
診察の日が待ち遠しいのですが、宮崎からなのでこれ以上悪化しないようにと祈るばかりです。
もう一度自分の足で普通の暮らしが出来る
希望を捨てずに、先生の診察に伺います。
何卒、宜しくお願いいたします。
2016.10.03 16:36
drshujisato
16/10/02の篤子さんへ  Re: 助けてください!

症状からは腰椎に原因があると思いますよ。
L5神経根症状のようですので、見落とされた原因が潜んでいると思われます。
私の外来受診を予約されたようですので、原因を解明して、治療方針を検討いたしましょう。
あまり悲観されずに受診をお待ちください。

FROM SHUJI SATO
2016.10.02 23:20
TAK
16/09/02,/17,10/01 のTAKです。
佐藤先生、ありがとうございます。
頂きましたコメントを胸に刻み、仕事復帰した際に 現在の症状で耐えられそうかイメージしながらも1か月間 日々安静に努めていきます。本当に感謝致します。
2016.10.02 23:12
drshujisato
16/10/01のnamiさんへ  Re: 椎間関節嚢腫

自然治癒しないのでしたら、手術で治すことができます。
私はMD法で手術をしています。
手術をしてもらえるところを探されたらよいでしょう。
諦めることはありませんよ。

FROM SHUJI SATO
2016.10.02 23:05
drshujisato
16/10/01の東京KE(59歳男)さんへ

意を決して手術を受けられ、症状が改善したと聞きまして、大変うれしく思います。
腰当たりの症状に関しましては、何が原因か特定は難しいですが、
まだ術後日が浅いので、もう少し経過をみての判断が必要と思います。
私の行っている低侵襲固定術では、退院時に問題になるほどの症状は認めないため
手術侵襲自体による症状のような気がします。本当のところは不明ですが。

FROM SHUJI SATO
2016.10.02 23:02
drshujisato
16/10/01のTAKさんへ  Re: PELD術後の不安について

公開が原則ですので、あなたのコメントは非公開にして回答します。

術後まだ日が浅いので、もう少し経過をみて判断されることが良いと思います。
術後すぐには症状が改善していたので、手術はうまくいったのであろうと思います。
術後1か月以上経ても症状の改善がない場合には、再発を疑い、どのような対応がよいのか
検討していただいたらよいと思います。

FROM SHUJI SATO
2016.10.02 22:49
drshujisato
16/09/26の吉田さんへ  Re: 2016.08.26 23:50に回答をいただいものです。

腰椎分離すべり症の固定術後の腰痛に対して、神経剥離術を行った経験はありません。
その理由は、以前にも書きましたが、癒着だけで腰部の頑痛が起こるとは考えていないからです。
この種の腰痛の真の原因はなかなか明らかにできないことが多く、いまだに頭の痛い問題です。
残念ですが、これ以上のコメントはできません。

FROM SHUJI SATO
2016.10.02 22:35
drshujisato
2016.7.26のMMです


低侵襲固定術を受けられるとのこと、頑張ってください。
主治医から説明を十分に受けて、手術に臨まれることです。
それでは成功を祈ります。

from SHUJI SATO
2016.10.02 22:19
篤子
先生のお悩み相談室、いつも拝見させて頂いております。
今、私はとても困った状況にあります。
原因不明の坐骨神経痛に悩まされています。
ちょうど昨年、9月頃に腰椎椎間板ヘルニアL5、S1なり、先生の相談室でご相談させていただきました。受診したかったのですが、遠方のため、地元にてPN法にて手術しました。痛みとしびれが少し残りましたが、今年の春頃には痺れが少し残る程度にまで改善しました。
リハビリが必要だと言われて、自分で体幹トレーニングや筋トレをしました。車の運転が出来るようになり、大変喜んでおりましたが、ネットで効果的だと書かれてあった腰をそらせる運動と下肢を進展させるストレッチをしたところ、7月頃より腰痛、坐骨神経痛が悪化しました。前回にはなかった左足先のしびれも出てきたので、MRI、X線検査、内科的な検査等、さまざまな検査をしましたが、ヘルニアは縮小しており、どこにも異常な所見がみられませんでした。何件も病院を回りましたが、どこの病院でも原因がわからない状態です。
現在の症状は腰痛、坐骨神経痛があり、ロキソニンを内服していますが、効いていません。原因がわからない不安と痛みで不眠になり、心身ともに疲労困憊です。
今月末に診察の予約をしたので、受診させていただく予定ですが、いても立ってもいられず先生にご相談させていただきました。
私の症状は腰部の熱感、臀部の痛み、下肢外側痛み、しびれ、冷感、足背のピリピリ感、前屈姿勢をとると足先にするどい痛みがはしる、座るときつい、膝関節外側熱感、があります。
やはり腰痛疾患による可能性が高いのでしょうか?
先生のご意見をお聞かせください。
どうかよろしくお願いいたします。
2016.10.02 14:20
nami
67才女、第4/5椎間関節嚢腫と言われました。

今治療していただいてるのは、投薬と仙骨ブロック注射、

仕事をしているので長い休みは無理です。

右臀部から右側太もも、右側ふくらはぎは筋肉が引っ張られるような痛み、
右臀部の痛みは車の乗り降りの時が痛い。
趣味の社交ダンスができなくて、非常に悲しい。鬱になりそうです。
今までできていたことができなくて、齢だからとあきらめなくてはいけないのか、本当につらいです。

短い入院でできる手術があればしたいです。
2016.10.01 22:48
東京KE(59歳男)
過去の相談日 16/7/26
タイトル:緊急手術を勧められています

佐藤先生

お世話になります。

下垂足、左下肢麻痺となり、固定術の緊急オペを
勧められていましたが、先生のアドバイスで決心が
つき、8月に手術を行いました

L5/S 後方椎体間固定術
L4/5 5/S 拡大開窓術
左L5椎間孔開放

術後の経過で心配があります

術後2か月で、
下垂足はほぼ解消、中殿筋もだいぶ回復して、MMT3+
杖なしで、階段昇降も問題なくなりました

本当に早く手術をして良かったと思っています
先生に感謝いたします

神経障害(ピリピリ感)も当初より、軽減してきて
います。

但し、ここにきて、
座っていると腰の灼熱感が強く、夜になるとシンジンして
寝られなくなっています
素人感覚では、5/Sの除圧した部分に思えます
足まで痺れることはなく、腰回りの違和感です

退院後一回目の診察があり、レントゲン上も問題なく
主治医は、その違和感は不明、といわれています
様子を見ましょう、との事です

固定術特有な痛みなのでしょうか
ヘルニアの初期のような感覚で、不安で一杯です

ご回答、宜しくお願い致します
2016.10.01 20:14
TAK
佐藤先生、16/09/02,16/09/17に投稿致しました39歳、男です。今回よりT.Kometani→TAKとさせて頂きたくお願いします。

先生のご意見を頂きたいことがあります。
9/23PELD実施。(左足臀部から足の裏までに痛みしびれ冷感あり、L5/S1のPELD)
術後1,2日目:痛み・しびれ共に無し。術前症状がすっかり改善と体感。
術後3日目:所用で1時間ゆっくり外出(歩行)し、左足に弱いしびれ有り
術後4日目:所用で50分ゆっくり外出(歩行)中、残り15分位の所で左足ふくらはぎ中が局所的に筋肉痛がおきたように重くなり歩行がしづらくなる。帰宅するしかなくそのまま歩行。
術後5,6,7日目:外出歩行は10分程度にし自宅安静。
以上の経過において、術後5日目以降、気になる症状が出ています。左足の臀部全体において、椅子に座っている際・横になっている際、冷感とは逆に暖かくなる感覚があります(初めての感覚で不気味です)。また濡れているような冷感があることもあります。
あとは歩行時、左足膝から下に非常に弱いしびれがあり、時に足の裏に痛みがあります。

先生の過去掲載ブログコメントより、術後8日目の現在は炎症期から炎症消退期の境であり14日目までは様子をみていこうかと思っています。もしそれで症状が変わらないならどうしようか悩んでいます。1~2か月は保存的に経過を見て再手術には踏み切らないでおくという方向もあれば、一方では先生おっしゃるように再発後2週間過ぎると手術局所に癒着が強くなり時間が経つほど再手術が困難になるので再手術に踏み切るという方向とが浮かびます。
先生のコメントより再発ヘルニアについてはPELDは余程の経験のある医師でないと避けた方がとのお考えもあると思いますが、手術を受けた病院が術後3か月以内の再発であれば無料で再手術するとのことで、(術後執刀医の先生と話した際も再もPELDでとの話をしたこともあり)やるならPELDか、と思ってはおります。
色んな方への先生のコメント等、拝見するうちに佐藤先生に手術頂くのが理想だし、もっと年単位で時間があいて再発ならば金沢で、と考えるのですが、今回は会社の休みの都合上どうしても(多分佐藤先生の手術となると半年待ち位と思われるため)それが難しくいまの病院で、となりそうです。
仕事はとりあえず11月頭までは休むことにしております。
現在の状況としては成り行きだと10/25に1か月後のMRIに病院へ行くまでは行く予定はありません。
私が不安なのは、この変な暖かみ・冷感は取れそうか、11月から掃除仕事をしていけるのか、また手術しないといけなくなってしまうのか、です。
先生、私がとった方が良いと思われる受診についてのスタンスについてお考えを頂きたくお願い致します。

■もし可能でしたら非公開でメール頂けますと幸いです。
 iw6ey2@bma.biglobe.ne.jp
が私のアドレスです。公開すべきと先生がお考えでしたら全然公開頂いて構いません。
2016.10.01 00:54
drshujisato

16/09/23のMASAさんへ  Re: PLDD術後


具体的に何が起こったのかはわかりませんが、術中に神経根に悪影響がでたことは
間違いないと思います。
手術操作が原因の問題です。
術後の画像で、原因がわからないことはが少なくありません。
手術はどんなものであれ、簡単には考えないことが大事ですよ。
自然の回復を期待できるのか、原因が不明ですので予測はできません。
FROM SHUJI SATO
2016.09.30 15:09
drshujisato
16/09/22の磯野さんへ  Re: すべり症を低侵襲手術により固定したが後遺症に悩む。足首垂下。


 麻痺が発生してから半年以上が過ぎているのであれば、今後麻痺の回復を期待することは難しいと思います。
執刀医や病院長の説明が妥当かについては、あなたがそれに何得できるかが大事なことです。
あなたの文面では、そのようには受け止めておられないようなので、それがあなたの答えでしょうね。
手術を契機に起こしてはならない問題が起こってしまったということです。しかし、残念ですが、そのような
問題が発生する危険性は十分にある手術なのです。そこで、あなたが術前にそのようなリスクについて
十分な説明を受けていたか、これが重要になります。もし、受けていなくて、このような合併症が起こったのであるなら、
執刀医側の責任は大きいといえます。
さて、私の診察の件ですが、ご希望であればもちろんお引き受けいたします。
本院の医療秘書課が予約を受け付けていますので、ご一報を入れてください。

from SHUJI SATO
2016.09.30 14:27
drshujisato
16/09/20のまるこさんへ  Re: 骨化した脊柱間狭窄症の再手術について

>> 6月11日に佐藤先生からアドバイスを頂きありがとうございました。あれから、MRでは、寝たままの状態でしかわからないので、9月8日一泊入院で、ミエロでの、検査を終え以前5*6(多腰椎)番目の椎弓を片側切除した所の反対側?に、骨化?が、見られ、狭くなり神経が圧迫されてるとの事でした。固定までせず、以前と同じように片側を開けるようにする?と…。今の状態は、座っていても、時間と共に左足の脱力と、腰の右側が、痛みます。再度固定せず手術して、も、どの程度足の脱力が、戻るのか?半信半疑で悩むところです。
> 5*6番目の所は、私が見ても複雑になっています。アドバイスよろしくお願いいたします

回答:手術法の具体的な選択に関しては、与えられている情報から正確に判断することはできません。
除圧のみでよいのか、固定が必要なのかは、条件次第です。
2016.09.29 23:09
drshujisato
16/09/16のK.K.さんへ  Re: 腰椎椎間板ヘルニアについての質問です

回答が遅くなり、失礼しました。
ご質問に回答いたします。

> 質問1:この場合、足の感覚がなくなってから数日以内に手術しないと神経が死んでしまうとのことでした。一般的にそういうものなのでしょうか?

 回答:椎間板ヘルニアで下垂足になったのであれば、早急な手術が勧められます。手術をしなくても、下垂足が改善する場合もありますが、それは結果論であって、最悪の場合を考えて、手術を行うことが勧められます。

> 質問2:足の感覚がなくなってから時間が経ちすぎているので、手術をしたとしても、痛みはとれるかもしれないが下垂足は回復しないと言われました。一般的にそういうものなのでしょうか。

 回答:麻痺の程度次第ですが、完全麻痺となってしまった場合には回復が不良になります。足関節や母趾を反らすことができる段階であるなら、改善が期待できます。

> 質問3:この形で下垂足になった場合、リハビリ等による改善方法はないのでしょうか。

 回答:完全に麻痺しきってしまったなら、リハビリの効果はありません。

> 質問4:手術を受けるかどうかを判断をする際、年齢的にどんなことについて考慮して判断すべきでしょうか。
>
 回答:全身麻酔で手術を行うことに問題がなければ、80歳代でも90歳代でも手術ができます。ただし、私どもの行う最小侵襲手術の場合ですが。

FROM SHUJI SATO
2016.09.29 22:46
drshujisato
16/09/16のM.U (42歳男性)さんへ

腰椎固定術後に下肢の症状が発現したのであれば、固定術によって神経根の圧迫が起こった可能性が
あります。これ以上のことは、直接に診察して、画像を検討することが必要です。
受診を検討してみてください。

FROM SHUJI SATO
2016.09.29 22:36
drshujisato
16/09/16のcocomocacoさんへ

返事が遅くなり失礼しました。
受診されましたら、まず原因診断をきちんと行いましょう。

from SHUJI SATO
2016.09.29 22:30
吉田
佐藤先生。
2016.08.26 23:50に回答をいただいた吉田の夫です。
お忙しい所回答をいただきありがとうございました。

先生の回答の中で、軟部組織損傷が痛みの原因とのことでしたが、すみません、
この痛みがどうしても軟部組織損傷が痛みとは思えないのです。
現在通っているペインクリニックで左S1神経根にパルス2回、神経根ブロックを
4回打ちましたが、1時間程度は痛みが軽くなるのですが、どうして神経が引っ張れる感じがしてS1神経部分だけ引っ張られ強い痛みに変りそれが毎日です。
 寝ている時など引っ張られなければ痛みはありません。

 手術した場所がL3~S1より下にかけて大きく切ったのですが、引っ張られ強い痛みがでるのはS1周辺部分だけです。 軟部組織損傷が痛みの原因であるならば他の切った場所も同様に痛みが出てもおかしくないと考えます。ペインクリニックの先生にも話したのですが、
 1回目の術後から痛みがでてしまったのはS1の仙骨部にスクリューをいれた所でした。本来なら脊柱管が自由に動く隙間があったのですが、スクリューで止めたことにより脊柱管の隙間が狭まり、MRIに映らないまた神経症状が出ない程度に脊柱管が自由に動くことがあまり出来なくなったと考えます。1回目の手術後、S1周辺部に最初は切れるような痛み、しばらくたってボルトが引っ張れるように痛いと訴えていたのではそれが原因ではないかと思います。 その結果ボルトを抜いても引っ張られる痛みがあったのは、10か月間脊柱管が締め付けられ、動くことが出来なかった結果,仙骨部S1周辺の脊柱管および神経根に癒着が出来てしまい現在の様な状態になったのではないかと思います。
 ただ先生の言うとおり足に痺れ痛みがあるものの、大きな神経症状はありませんのでその点については説明がつきません。
 私みたいな症状で過去癒着剥離の手術はしたことはあるのでしょうか?
勝手なことばかり書いてしまって申し訳ありません。
2016.09.26 18:20
2016.7.26のMMです
2016.7.26のM.Mです

佐藤先生。

10月4日に外来予約を予定しておりましたが、来月の4日に受診して頂いて、その後先生の手術まで、どうやらこの身体が待てそうにありません。
最近では下肢の痛みが酷く、仕事に支障が出て来ております。

都内2件の病院にて、同じ診断を受けました。
第5腰椎すべり症と狭窄症です。年内には手術に踏み切りたいと思っています。
今はまだ詳しい検査中ですが、
手術は低侵襲固定術で受けられそうです。


先生の御著書と出会えた事…
再発や再手術等々、色々な可能性を理解して手術に挑む事が出来そうです。
この巡り合わせに感謝しております。

本来ならば、先生に診断して頂いて、先生に手術して頂きたいのですが、まだまだ現役で仕事をして行かなければならない為、中々休む事も出来ず、家族とも相談し今回はこちらで進めて行こうと思います。

また何かありましたらご連絡させて頂きますので、アドバイス頂ければ幸いでございます。
今後ともご指導お願い申し上げます。
2016.09.25 12:55
t.mari
16/9/8のt.mariです。
お忙しい中、ご回答をいただきありがとうございました。

お返事をお待ちしている間に、できる限りはと思い、脳神経で有名な病院に脊椎脊髄科というのがあるのを調べ受診してみました。
そこでは、腰部に異常は見られないのでぎっくり腰の延長だということと、足が上がらないのは腓骨神経麻痺(検査をし、電気信号がなかった)で、完全に麻痺はしてないからそのうち治るということ、リリカ75㎎を処方されました。

薬の効果は感じませんし、結局腰痛の原因がわからないままですが、日によって多少足が上がりやすい時もあり、何よりもう少しで佐藤先生に診ていただけるのでそれを励みにしております。

足の麻痺をご心配いただき、本当に心より感謝しています。
頑張って伺いますので何卒よろしくお願いします。
2016.09.24 15:45
MASA
36歳
男性です。

今年の4月に腰・右足のすねに痛みが発症して腰椎椎間板ヘルニアと診断を受け、6月1日に
L4/5のPLDDレーザー手術を受けました。その後、術前には症状がなかった、右臀部・太腿裏の痛みが急に発症致しまして現在も続いております。医師に(術後MRI画像)を確認してもらいましたが、MRI画像では特に異常は見らないとの事で、リリカ75mg・セレコックス200・ミオナール50mgを現在に至るまで服用しております。
又、違う総合病院にて診断してもらいましたが、軽微なヘルニアで特に異常ないとの事でした。

先生にお伺いさせて頂きたいのは、PLDDが原因となり
身体に異常をきたすような事はあるのでしょうか?

PLDDを簡単に考えて手術を受けてしまった自分も悪いのですが、術前より症状の悪化があることに、気持ち的にも参っています。

お忙しい所申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い致します。
2016.09.23 08:41
磯野
超多忙な中だと推察致しますが、その中での質問恐縮致します。目にとまれば幸いと思い質問させて頂きます。先生には本年4月20日に質問し4月25日に暖かいご回答を頂いた者です。
すべり症の低侵襲法でL5/S1の固定手術を本年2月に受けましたが後遺症で下肢のしびれと下垂症になった者です。病院側は6ヶ月待てとの事でしたが、その後リハビリ入院(1ヵ月)や自主リハビリの努力虚しく下垂は全く改善しません。病院側は丁度6ヵ月経過の所でMRI検査や足指5本の電流検査?などしてMRIのL5 周りの画像を私に見せ説明して頂きましたがL5神経はきちんと通っており又圧迫の形跡も認められないと説明。只同一箇所4回目の手術で不回避的に少し神経を伸ばしてしまった。更に電流刺激?でどの指も反応するので長い時間は掛かるが必ず治癒すると主張。病院側理事長も私を待っており多少の不便さは有っても今回の手術で背骨がしっかりしたので更なる別の箇所の不具合を予防したと煙に巻くような主張。(謂わば一種の脅迫)そして最後に私が当病院の患者で有る限り病院は責任を持つと云われました。佐藤先生への質問ですが病院側の主張に理が有るのでしょうか?何だか私との根比べ、問題先送り、私の諦め待つの弁に感じて帰りました。私の今はこの下垂に妥協しながら安全に生活する方法を体に覚えさせる自主訓練?を毎日やって居ります。率直にお聞きします。
佐藤先生の診断と処置を頂ける機会が有るのでしょうか?ご指導賜りたく。尚今回の手術で期待していた坐骨神経痛は余り改善しませんでした。
2016.09.22 20:16
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2016.09.20 20:33
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2016.09.19 15:49
M.U 42歳 男性
術後の捕捉説明ですが、術前にあった痛みもあり、新たに発症したしこりのところの痛みのため、それまで痛みを我慢しながらも出来た仕事も出来ず、痛みのため日常生活にも支障があります。
2016.09.17 21:46
T.Kometani
佐藤先生、16/09/02にご相談させて頂きました。
ありがとうございます。近日中にPELDを受けることに決まりました。まずは手術を受け、安静に努めたいと思っております。
お忙しいところありがとうございます。
2016.09.17 21:45
50代女性
ご意見ありがとうございました。
今後は、ヨガだけでなく、しません。(ジムは退会しました。)
本当にありがとうございました。
2016.09.17 10:49
K.K
初めて質問させていただきます。
80歳男性です。
半年ほど前から左足の裏側の痛みが続いており、徐々に左足首の感覚が無くなってきて、1か月ほど前に下垂足の状態となりました。先日、MRIにより、腰椎椎間板ヘルニアによるものとの診断を受けました。映像では、神経がその箇所だけ半月状になっていました。

質問1:この場合、足の感覚がなくなってから数日以内に手術しないと神経が死んでしまうとのことでした。一般的にそういうものなのでしょうか?
質問2:足の感覚がなくなってから時間が経ちすぎているので、手術をしたとしても、痛みはとれるかもしれないが下垂足は回復しないと言われました。一般的にそういうものなのでしょうか。
質問3:この形で下垂足になった場合、リハビリ等による改善方法はないのでしょうか。
質問4:手術を受けるかどうかを判断をする際、年齢的にどんなことについて考慮して判断すべきでしょうか。

以上、雑駁な質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。

2016.09.16 23:56
M.U 42歳 男性
佐藤先生、早速の御返信誠にありがとうございます。
説明不足で二度手間を取らせてしまい大変申し訳ありませんでした。
術前の症状は狭窄症に見られる症状はなく、強い腰痛でした。床に5分程座ったりすると腰全体が痺れるような感覚もあり、歩いてるだけでも指すような痛みがありました。
術前の診察では滑り症の場所と痛む場所が違うし、神経もそこまで圧迫されてないが、このまま放っておくと他の症状も出てくる恐れがあると言われたので手術に踏み切りました。
術後の症状は両足の腿とふくらはぎの外側と膝と足首の痛みですが、10m位歩くとズキズキとした痛みが出てきます。
また術前に痛かった場所は、今でも同じように痛みますが、前回お話ししたインプラントがあるところのしこりの方が痛みが強いです。
今回も説明不足でしたら大変申し訳ありませんが、御返信よろしくお願い致します。

2016.09.16 20:26
cocomocaco
お忙しい中回答ありがとうございます
再手術で良くなると思うとのことで希望が持てました
外来の予約を入れさせていただきました
遠出は私には難しいのですが金沢までなんとか行きたいと思います
よろしくお願いします
2016.09.16 16:13
drshujisato
16/09/15のcocomocacoさんへ

椎間板ヘルニアの神経後遺症としては、合わない症状のように思います。
取り残されたヘルニアによる神経根の影響が残っているのではないでしょうか。
癒着は確かにヘルニア手術を困難にすることがありますが、癒着があるから手術結果が悪くなるわけではありません。
これは手術技術の問題です。
取り残しのヘルニアによる神経根の影響であるのなら、再手術で良くできると思います。
その前に正確な診断が必要になりますね。
他院で検討してもらうなり、私の外来を受診されるなり、先ずは行動を起こすことです。

from SHUJI SATO
2016.09.16 15:09
drshujisato
16/09/15のM.U42歳 男性さんへ

質問にお答えする前に確認が必要です。
L2/3のすべり症と脊柱管狭窄症で固定術を受けられたそうですが、
どんな術前症状があり、術後はどうなったのか、術後下肢の痛みはどの部位に発生したのか、その他の症状はないのか。
などについてお答え下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.09.16 14:45
drshujisato
16/09/15の50代女性   Re: お考えをお聞かせいただけると有難いです。

黄色靭帯や後縦靭帯の骨化がなぜ起こるのかは詳しくは未解明です。
先天的な側彎であれば、それ自体と骨化は関係しないと思います。
ヨガで無理な外力を加えられたことと痛みは関係しているのでしょうね。
今後はやらないことだと思いますよ。

from SHUJI SATO
2016.09.16 14:37
cocomocaco
はじめまして
47歳女性です
よろしくお願いします
4年半前にL5S1間の椎間板ヘルニアになり寝たきりになってしまい、飲み薬、貼り薬、ブロック注射、神経根注射を行いましたがどれも効果がなく、ラブ法で手術をしました
寝たきりだったのがだいぶ歩けるようにはなりましたがいまだに30分ほど座っていると坐骨神経痛が辛くなりまた同じ場所で立っていると腰痛がでるのでなかなか仕事をすることができません
車なども30分が限度です
動いているといいのですがじっとしていると痛くなってきます

坐骨神経痛は右臀部から右足薬指小指までです
手術では癒着があり取りきれなかったと言われました
手術後も痛みが残ったので飲み薬や貼り薬、ブロック注射など行いましたが効果がありません

薬を飲んでも効果がないので精神的なものかと思い心療内科で抗うつ剤なども飲みましたが特に変わらなかったです
今は専業主婦で無理のない生活をしているので激痛はありませんが仕事をしたり遠出をするのが無理です
手術でも癒着が取りきれず4年半放置したものでも再手術で良くなる可能性があるのでしょうか?

薬や注射が一時的でも効かない患者でも手術で効果があるのでしょうか?

またブロック注射も効かないところを手術しても効果がないとかかりつけ医が言っていましたがそうなのでしょうか?

激痛ではないですが生活の質をあげたい、仕事をしたり旅行が出来るくらいになりたいと思っています
再手術は考えていなかったですが手術で良くなる可能性が高いならしていただきたいと思っています

お忙しい中で申し訳ないですが回答お待ちしており
ます

2016.09.15 23:21
M.U 42歳 男性
今年の6月に滑り症と脊柱菅狭窄症の為2番と3番の腰椎後方固定術を受けました。
術後それまでなかった両方の下肢の痛みと新たな腰の痛みが発症しました。
退院後、3回の診察のうち2回目までは様子を見て下さいとのことでしたが先日3回目の診察でも同じ症状を伝えたところ、レントゲン、MRI、CTで以上がないので我々に出きることはもうないとのことで、その痛みとは一生付き合ってくようですねと言われました。
主治医には失礼を承知でそれでは他の病院に診察するので紹介状を書いてくださいとお願いしたところ、他に行っても手術したところに行ってくれと言われるだけだよと書いてもくれませんでした。
下肢の痛みは歩いたり少しストレッチなどをすると腿の外側やふくらはぎの裏側などがいたみだします。
また、腰の痛みは自分勝手な判断ですがちょうどインプラントがあるところにしこりがあり、そこを押すと激痛が走ります。
そこで質問です。
1.術前になかった下肢の痛みの原因はどのような場合に発症するのですか?
2.今後同じ病院にしろ新しく受診する病院にしろどのような診察を求めればいいのでしょうか?
先日の3か月目の診察では人工骨もほぼくっついたのでコルセットも取って言いと言われたので今はしてません。
わかりずらい説明で申し訳ありませんがご回答宜しくお願いします。
2016.09.15 21:49
Fumiko.K
前略 ご多忙の折早速ご回答いただき有難うございました。主治医と相談しながら根気よく快方に向かうよう努めていきたいと存じます。
2016.09.15 20:12
50代女性
7/24にヨガで体を引っ張られて体調不良で質問した者です。背骨がじわじわ痛い(痛いところに骨化はあります)、肋骨の下や右脇の背中が痛かったりしたので病院に行き、骨密度検査(若い女性と同等の数値でした)、レントゲン検査、骨化の評価(胸椎2.3.4.8.9番に針のような骨化がありました)をしました。診断は「筋肉によるもので、徐々に痛みは治まるでしょう」でした。心配なのは、今年の初めに検査してもらった時は、「こんなの全然大したことない」と、相手にされない感じでしたが、今回は「骨化が小さいから大丈夫と思うけどね」と言われました。起こったことは仕方がないのですが、今、背中が痛くてリハビリをしていますが、背中がバリバリで、起きているとすぐに背中が張ってきたり、痛くなります。引っ張られることは骨ができやすいとも聞いていますし、胸椎の上の方3/1くらいが25度側弯しています。こんな状態は骨化を助長することにならないのか心配です。早く治したいと思いますが、慢性化する?もう慢性化しているのか?どうなのでしょうか?先生のお考えをお聞かせいただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
2016.09.15 15:24
高橋 里枝子
佐藤先生

ご多忙のところ、私の疑問にお答えくださって、誠に有難うございます。
このようなとても辛い状態のときに、先生より暖かいお言葉をいただいて、
涙が出るほど(本当に泣いてしまいました)嬉しかったです。
あと数ヶ月、先生にお会いできるまで、頑張って、乗り切ろうと思っております。
本当に有難うございました。
2016.09.15 13:00
drshujisato
16/09/12のFumiko.Kさんへ   Re: 左大腿部の突発的疼痛について

質問

> 札幌市在住の77歳の女性です。昨年夏第三腰椎圧迫骨折で約3か月間入院し、8月末退院しました。その後12月に入ってから時々発作的に左大腿部前面の疼痛に見舞われました。中々治まらないため、今年8月、・・・病院の・・・先生の診察を受けました。MRIを見て圧迫骨折により神経が押されているせいではとのことで、リリカの投薬を受けました。簡単に治まらにことなのかもしれませんが、あまりにも辛いので、先生から見られて、何かサジェスチョンを頂ければ大変有難いことと存じます。よろしくお願い申し上げます。

回答
 担当医が説明されるように圧迫骨折部で椎間孔狭窄が発生し、神経根が圧迫されて現在の症状が発現していると思われます。
第3腰椎の圧迫骨折に関係しているのであれば、腰椎3番の神経根が圧迫されている可能性が高いと思われます。
保存治療で改善しないのであれば、手術治療を検討されたらよいでしょう。

from SHUJI SATO
2016.09.14 23:19
drshujisato
16/09/08のt.mariさんへ  Re: 診察を受けるまでについて

質問にお答えします。

> 質問1. 佐藤先生の診察を受ける際、脊髄 造影の画像があった方が良いでしょうか?
>
 回答1:私は脊髄造影検査はペースメーカーが装着されている患者以外では行いませんので、特に必要なことはありません。
     こちらに来て頂き、MRIやCTを取らせて頂きます。

> 質問2. 先生のところで脊髄造影を撮るの は外来では難しいでしょうか?
> 
 回答2: 上記しましたように、脊髄造影検査は不要ですので、行う予定はありません。

> 質問3. 触られて飛びあがりそうなぐらい の痛みはボルトの周辺なのですが、そこだけでなく背骨や骨盤全体も痛みます。
> ボルトを抜いて良くなるものなのかどうか疑問に思います…先生はどう思われますか?

 回答3:ボルトが骨の中で緩んでいない限り、痛みとの直接的な関係はないと思います。もし、緩みが起こったための痛みであれば、ボルトを抜くことで痛みを軽減できる可能性はあります。これはレントゲンとCTを検討することでわかります。
>
> 質問4. 診察予約を取った時に説明した症 状にこのような変化があった時は医療総務課へご連絡させてもらった方が良いでしょうか?
>
 回答4:受診に関して質問のある時には、医療秘書課にご一報下さい。

足の麻痺が強くなっているそうですので、その原因が気になるところです。もし、動きの悪い状態が続くようでしたら、秘書課に連絡していただき、受診を早められないか確認してみてください。

FROM SHUJI SATO
 
2016.09.14 16:09
drshujisato
16/09/05の高橋里枝子さんへ   Re: 腰椎ヘルニアと仙腸関節

腰椎のすべての椎間に軽いヘルニアがあるが、症状の原因は仙腸関節症かも知れないと言われているのですね。
症状からは、腰椎に問題があると思われます。
まず、腰椎に真の原因がないか、見極めることが必要です。
その結果で、仙腸関節にも目を向ける必要があるかだと思います。
私の外来受診を予約されたとのこと、しっかりと診断し、治療法を決定致しましょう。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2016.09.14 15:56
drshujisato
16/09/02のT.Kometaniさんへ   Re: 腰椎椎間板ヘルニアPE(L)D手術検討中ご相談の件

あなたのヘルニアにどんな手術法が必要なのかは、判断材料がないためコメントすることはできません。
一般論として、PELDでなければならない理由はないと思います。
ご質問の、自費で120万円を払ってでも受けるか、保険診療で受けるかは、手術結果とは無関係です。
つまり、自費でも結果が良ければ、120万円は高くないと感じることができるでしょうが、
保険診療で安くついても結果が悪ければ、医療費負担の多寡で医療機関を選択したことに後悔することでしょう。
ようは、手術の結果次第なのです。
どんなヘルニアであってもきちっと結果のだせる最小侵襲手術法が、私はMD法と信じて疑いません。
自由診療では、医療機関が価格を決定しますので、医師による価格格差はあって当然なのかもしれませんね。
より確かな結果を期待する方は、より多く負担しなければならないということですね。
ちなみに私はどんな手術でも保険診療を適用しています。世の中には不平等が満ちていますが、せめて
医療と教育を受ける権利は国民に平等に保証されなければならないと考えるからです。


FROM SHUJI SATO
2016.09.14 15:42
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2016.09.13 17:28
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2016.09.12 19:10
drshujisato
16/08/28の松崎さんへ

私のコメントに言葉足らずがあったようで失礼しました。
この問題につきましては、2012/05/26に「韓国で頚椎の人工椎間板置換術を受けた患者のビデオを見て思うこと」との題でコメントしたことがあります。
世界的には、ドイツや韓国を中心に人工椎間板手術が行われており、日本は遅れをとっているのが現状です。
保険診療でカバーされないため、自費で手術を行う病院が国内にも現れました。
長期的な予後において、椎体間固定よりも優る人工椎間板の進歩・開発と、なによりも高額な医療費負担の問題が解消されることが望まれます。

FROM SHUJI SATO

2016.09.09 11:53
drshujisato

16/08/28の羽田さんへ    Re: 二ヶ所目の上位外側ヘルニア

質問にお答えします。
 1)ヘルニアが二カ所にあるときの手術の考え方について

   神経症状とMRI所見から、症状の原因となるヘルニアが特定できる場合には、原因ヘルニアのみに手術を行います。つまり
   1箇所に絞り込めるなら1カ所、それができないのであれば二カ所に手術を行います。

   あなたの場合、L2/3とL3/4にヘルニアがあり、L3/4に手術をおこなったが、症状の改善がえられなかったようですが、
   この場合、三つの可能性があります。
    一つは、今回手術をしたL3/4ではなく、L2/3のヘルニアに症状の原因がある場合、
    二つ目は、手術部位はL3/4でよかったが、神経根除圧が不十分な場合
三つ目は、L2/3やL3/4のヘルニア以外に原因がある場合
   これらとは別に、神経根障害が進んでいた場合は、適切な手術であっても、神経根障害による後遺症状が残ることがあり    ます。
  

  2)佐藤 秀次先生のMD法を用いて、外側ヘルニアを治療してもらえる病院は、あるのでしょうか。

    病院や医師の紹介は行っていませんので、ご了解ください。

    L2/3の外側型ヘルニアには固定術が必要と説明されたようですが、私は固定術が必要でない
    特殊なやり方で外側型ヘルニアを摘出しています。今まで、沢山の外側型ヘルニアの経験がありますが、
    固定術は不要です。
    手術法に関しては、医師によるばらつきが大きいのが現状です。


   FROM SHUJI SATO
2016.09.09 11:26
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2016.09.08 21:12
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2016.09.08 15:31
t.mari
16/7/27にご相談させて頂き、10月に診察をお願いしたt.mariです。

10月の受診まで悪化しないようにと生活をしておりましたが、8月中旬より左足首が上がらなくなり、引きずるような歩き方になってしまいました。坂道や階段はもちろん、平坦な所でも少し歩くと腰の痛みで途中休憩しないと進めない状態です。
足がやたら冷えるので肌寒い日には腰が辛いです。

10月まではまだ日があると思い、2月から行っていた整形外科で紹介状を出してもらい、この腰椎固定術をした他県の病院に診察に行きました。

そこで持ち込んだMRIに、脊柱菅の中?に丸い楕円形のようなものがうっすら見え、袋ができている可能性があるという事で再度詳しくMRIを撮りましたが、そちらでは確認できず、MRIでは異常が見られないので痛みやしびれの原因はわからないとの事でした。
袋ができているかの確認は脊髄造影とCTが必要で、もしその検査で異常がなければボルトを抜いてみるという方法しか考えられないという事で、とりあえずは帰宅しました。

質問1. 佐藤先生の診察を受ける際、脊髄 造影の画像があった方が良いでしょうか?

質問2. 先生のところで脊髄造影を撮るの は外来では難しいでしょうか?

質問3. 触られて飛びあがりそうなぐらい の痛みはボルトの周辺なのですが、そこだけでなく背骨や骨盤全体も痛みます。
ボルトを抜いて良くなるものなのかどうか疑問に思います…先生はどう思われますか?

質問4. 診察予約を取った時に説明した症 状にこのような変化があった時は医療総務課へご連絡させてもらった方が良いでしょうか?

先生の診察まで大人しく待っている方が良いのか、検査だけしておいた方が良いのか迷い、また相談させて頂きました。
お忙しい中、大変申し訳ありませんがご返答頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
2016.09.08 10:30
高橋 里枝子
さきほどお送りしました質問に、年齢、性別をいれずに、大変失礼を致しました。
51歳、女性でございます。
またヘルニアは、L4-5,L2-3 が悪いとなっております。
2016.09.05 21:43
高橋 里枝子
佐藤先生、初めまして。
先生には11月に診ていただくことにはなっておりますが、こちらにてよろしかったら教えていただきたく、ご質問させていただきます。

私は、腰椎の全てにヘルニアがあるのですが、どれも小さなものだと言われ続け、手術の対象にはなっておりません。
ですので、この1年間、保存療法として、注射や薬、リハビリに運動とありとあらゆることを試しているのですが、症状は悪化していき、現在は両脚が常に強く痺れ、腰とともに寝ているときにも痺れるようになってきました。
また、左の脚が症状が強く、とても重く、引きずるようになってきました。

ただ、現在の主治医によりますと、注射やリハビリの結果、もしかしたら、仙腸関節が、脚腰の痺れや痛みの原因の可能性がつよいといわれております。
たしかに、仙腸骨(左)や、股関節が、特に痛みます。
それとともに脚の痺れが腰から、膝、そして足裏まであり、立っていることができません。座っていることも苦痛です。
以前は唯一歩いている時が、まだ良かったのですが、最近はあるくこともできにくくなってきております。

先生に、ご質問なのですが、先生の診察で、この痛み、痺れが腰椎ヘルニアなのか、それとも仙腸関節からなのかを診ていただく事は出来るのでしょうか。
また、仮に仙腸関節からだとしましても、引き続き先生から手術を受ける事は可能なのでしょうか。

先生から直接診ていただかないといけないことは十分承知しておりますが、仙腸関節という聞きなれない言葉も、腰椎ヘルニアと似たような症状がでると聞いて驚いております。

先生よりご説明をいただけると幸いです。


2016.09.05 20:24
drshujisato
16/08/26のMMさんへ    Re: 16/07/26のMMです

腰椎変性すべり症で症状が急激に悪化する場合には、椎間板ヘルニアの合併を疑うことが必要です。
ご希望に沿えればよいのですが、予定が詰まっており、誠に申し訳ありません。
このブログ活動は病院とは無関係にやっていますので、もし、急ぐ必用性が増しているのでしたら、
秘書課に再度、早くならないか問い合わせてみて下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.09.05 13:43
drshujisato
16/08/24のNSさんへ

 遅くなりましたが、回答いたします。


> 質問1:このまま保存療法を続けて改善の可能性はあるでしょうか?自律神経系の症状や腕の痺れと脱力感がある為、脊髄が圧迫されている、或いはこのまま進行するのではないかと不安です。

 回答:頸椎症性神経根症であれば、通常、症状は片側です。あなたの症状からは、C5/6よりもC6/7に原因があるように思われます。原因レベルの診断は症状とMRI或いはCT所見との関連性から行います。保存療法によって症状の改善する可能性は、一般論としてあると思いますが、これも神経根の圧迫程度次第です。神経根症でも、自律神経性の症状を伴いますので、後者があるから、脊髄症というわけではありません。今後の進行性については、与えられた情報から判断することは困難です。

> 質問2:首の矯正を受ける前までに出ていた症状は肩甲骨の凝りと頚椎下部の鈍い痛みだけでした。その他の痺れや脱力感等の症状は矯正の刺激で椎間板が脱出した為と考えられるでしょうか?それとも矯正では筋肉や神経を痛めただけで、椎間板の脱出自体は元々あった症状と思われるでしょうか?症状が少しずつ改善しているので矯正後の症状は筋肉組織の損傷かもしれないと思っている節があります。

 回答:同様の経過をもつ患者さんを見てきましたが、私の経験からは、既に頚椎にヘルニアや頚椎症をもっていて、そこに徒手外力を加えたために症状が悪化したと判断される事例がほとんどです。勿論、外力の加え方によっては、それ自体で発症する可能性は否定できません。
>
> 質問3:10月半ば(発症から約2ヶ月と1週間後)に飛行機に乗る予定があります。9時間程のフライトですが、乗っても支障は無いでしょうか?気圧の変化で悪化するのではないかと不安です。

 回答:それは何ともいえません。頚椎の問題次第です。
>
> 質問4:頚椎の椎間板が出ている状態で妊娠や出産をした場合、更に悪化する可能性はありますか?

 回答:腰椎と異なり、頚椎ではそれほど問題にはならないと思いますが、あなたの頚椎の問題次第であろうと思われます。
>
>
 あなたの不安に適切に回答するには、頚椎病変の正確な評価が必要です。もう一度、担当医にあなたの不安に対する
回答を求められたら良いと思いますよ。

FROM SHUJI SATO
2016.09.05 13:37
T.Kometani
39歳、男 愛知県の者です。初めまして、先生宜しくお願い致します。本年2月半ばに腰椎椎間板ヘルニア発症。その後は近所の整形外科にて月1回飲み薬・シップのみ処方され過ごしてきました。その整形外科では最初の2か月位は体を前傾・後傾させてどうか等は確認されていましたがその後4か月位はそれも無くなり、症状が治まればもう来なくていいです、薬もやめてくださいと言われ今に至ってます。発症から半年以上経過した現在、常に痛みがあるわけではありません(私は左足臀部から足の裏まで痛み痺れが有る時は有ります。)が、寝起きや仕事後(清掃業務)、肩から鞄を背負って歩いたりすると痛みがあり、ひどいときは歩けない位の激痛です。今週頭にこれまでの整形とは別の大きい腰痛オペクリニックに行き脊椎ドック受診しました。L5/S左に椎間板ヘルニアを認め、左S1神経根が強く圧迫されています。半年以上経過で症状改善されておらず、局所麻酔、7mm切開、1泊入院のPELD L5/Sを勧めます。レーザーのみ治療では症状改善可能性が著しく低いと判断します。との診断が下りました。このクリニックですが自費診療で130万とのことです。ネットで調べてみると保険適用されるPELDを行う愛知県下病院も一つ程あるようですが、先生のお考えでは自費診療で130万かけてでも(患者体への負担、再発など考慮し独自のPELDを行っている為自費となっていると思われる)このクリニックで受けられますでしょうか。それとも保険適用が認められているPELDを実施している病院でも構わないとお考えになられますでしょうか。
追加で申し訳ございません、私手術は人生で初なのですが、このクリニックだと執刀医の方の選択がありその先生先生により費用がかかると知人から聞いたことがあります。そういったことってございますでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありません。宜しくお願い致します。
2016.09.02 23:23
松崎
固定術の問題を解消するには人工椎間板(人口は間違い)の開発が必要と思います

とありますが、世界ではまだ人工椎間板が開発されていない という理解で記されているのでしょうか?

意図が不明であり、患者に誤解と混乱をもたらす表記だと思われます。

日本の医師として責任をもってご説明ください。
2016.08.28 19:46
羽田
はじめまして羽田と申します。
佐藤先生、この度はよろしくお願いいたします。

私は五年前にバイクの事故で、左大腿骨骨幹部を骨折しました。その時から、約二年間右手で杖を持って左足をかばうような生活を続けていました。不自然な姿勢で生活を続けたのも一因かと思いますが、杖を使わなくなったあとは非常に強い、かつ目が覚めている間は、ずーっと痛く耐え難い状況になりました。
最初のMRIでは、L2L3外、L3L4の二ヶ所が、ヘルニアの疑いと診察されましたが、手術するほどではないとされました。
痛み止めの薬も強く大量に出されるようになったことや、仕事や子育て、なにより、痛みからくるストレスで、とにかく手術を前提に考えてもらえる病院を探し、手術をしてもらいました。
腰の痛みが無くなるといわれていたのですが、三割程度痛みが軽くなった程度です。執刀医に確認すると、手術(med法)したヘルニアは、L4L3の一ヶ所だけでした。残ったL2L3の外側ヘルニアは、脊椎固定術しか方法がなく、様子を見るようにとのことでした。
今も耐え難い生活が続き、消沈しています。そこで偶然、佐藤先生のブログを見つけた次第です。一般的に二ヶ所ヘルニアがあるときに、一ヶ所しかしないは治療として正しいのでしょうか?また、当方は兵庫県神戸市在住ですが、佐藤先生のMD法を用いて、外側ヘルニアを治療してもらえる病院は、あるのでしょうか。神戸市から金沢は行けない距離ではありませんが、第一選択で手術を考えていただける(固定術よりはMD法)病院を探しています。
佐藤先生のお時間が許す時でかまいませんので、アドバイスをいただけると助かります。


2016.08.28 06:07
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2016.08.27 10:01
drshujisato
16/08/24の群馬県FKさんへ

頸椎前方固定術後の隣接椎間の問題は腰椎固定術同様によく知られています。
これは固定部の動きがなくなることで、その上下の隣接椎間に力学的負荷が増すために発生する問題です。
ということは頸椎に負荷をかけ過ぎないことが予防になるという理屈になりますが、そんなことをしていたら
仕事や生活になりませんね。私は、頸椎の脊柱管が生まれつき狭くない限りは、普通に生活することを勧めています。
この問題を解消するには、関節機能をもった人口椎間板の開発が必要と思います。
上記したことから、運動やストレッチはむしろ隣接椎間の障害を促進すると理解されると思います。
前方固定術の最大の欠点は隣接椎間の問題です。
しかし、症状の改善効果は高いので、この手術が必要な患者さんは迷わず受けていただきたいと思います。

FROM SHUJI SATO
2016.08.27 00:16
drshujisato
16/08/22の吉田さんへ

腰椎分離すべり症に対する固定術後の痛みに苦しんでおられるのですね。
腰痛のみで下肢の痛みやしびれが悪化していないのであれば、固定術による
皮膚の神経を含めた軟部組織損傷が痛みの原因であろうと思われます。
この痛みは同じ手術を受けられた患者さん皆に等しく起こるわけではないので、
たいへん厄介で困った痛みです。
残念ですが、この痛みを取り除く有効な治療はないのが現状です。
手術部位には常に癒着が起こっていますので、癒着が原因とは考えられません。。
したがって、癒着を剥離したからと言って軽減する痛みではないと思います。
ホルトを抜いても痛みが改善しなかったことからも大変やっかいな痛みであることがお分かりでしょう。
私もかってはこの問題に悩みました。そして、たどり着いた結論が低侵襲固定術です。
手術による組織破壊を少なくしたのちは、このような激痛に悩む患者さんはいなくなりました。
残念ですが、この痛みをなくすには、現在の固定術をやめ、低侵襲固定術にかえるよりないというのが
私の見解です。
肝心の痛みに対する治療ですが、私にも名案はありません。
根気よく時間をかけ、対症治療を行っていくしかないのかと思われます。
このような結果になりまことに残念です。

FROM SHUJI SATO


2016.08.26 23:50
drshujisato
16/08/21のゆうきいさんへ 

再発ヘルニアでも自然治癒の可能性がありますので、常に手術が必要なわけではありません。
再発ヘルニアの場合も、初回ヘルニアや術後ヘルニアに準じた注意をされたらよいでしょう。
私は3ヵ月間の安静を指導するようにしています。
主治医が良心的な対応をされていないようで、お気の毒に思います。
手術だけが治療ではないのですがね。治療の目的は患者さんの症状の改善にあるわけですから
手術治療も保存治療もともに大事な治療と私は思います。
最後に、再発ヘルニアには固定術というのは、古い考えです。
といっても、このように考えている医師がまだまだ多いの実情です。
私はこのブログで繰り返し述べてきたように、再発ヘルニアにもMD法に神経除圧術を
行っており、固定術は特段の理由がない限り行っていません。
以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO



2016.08.26 23:01
16/07/26のMMです
佐藤先生

10月4日に外来予約をしているMMです。

すべり症は急激に悪化することがあるのでしょうか。
今月の初旬頃から、肘下の痺れが急激に強くなり椅子に座っていると痺れと痛みで辛くてたまりません。

歩いていると幾分楽になるので、仕事中はなるべくこまめに動くようにしてますが、
仕事以外は殆ど横になるようになってしまい休みがちになってしまいました。


以前MRIを撮った病院に再度行ったところ、突然手術をすすめられました。
6月に受診した時は、様子を見ましょうとしか言われなかったのに…
という思いです。

全国から大勢の患者さんが先生の診察をまっていらっしゃるのは理解してますが、
先生の外来予約がもう少し早めになる事はないでしょうか。
2016.08.26 10:36
NS
初めて質問をさせて頂きます。
首を壊してから毎日とても不安で仕方ありません。
ご回答頂ければ嬉しく思います。
どうぞよろしくお願い致します。

32歳、女性
仕事はデスクワーク4年目です。
今年に入ってから何ヶ月も続く肩甲骨の凝りと頚椎下部の鈍い痛みがあった為、先月7月29日にカイロプラクティックへ行きました。首の矯正を受けた際に首の右側下部から右側肩甲骨にいつもと違う鈍い痛み(首の筋肉が無理矢理強く引っ張られたような痛み)を感じ、3日後に左頬骨付近の痙攣が始まりました。数日後に道を歩いている最中、両腕の薬指と小指に軽い痺れを覚えましたが帰宅時には改善。しかし後日、急に酷いドライアイとドライマウス、鼻の乾きで夜中に目覚める事が続きました。その症状も数日で改善し、痙攣以外の症状が無いまま数日経過。その後、昼寝から目覚めた時に両腕の肩から腕にかけての痺れを感じ、気分の悪さや胸の痛み、息苦しさ、右足の軽い違和感を感じて緊急外来を受診。レントゲンで多少のストレートネックは確認されましたが骨の形に以上はありません。後日改めて脳神経外科にて問診を受けた際、筋組織や神経が壊されているから色々な症状が出て当たり前だと言われました。カルテには頚椎症性神経根症の疑いありと記載され、また後日MRIを撮って診断。頚椎の5,6番目の椎間板が少し出ている事が判明しました。その日は頚椎ヘルニア等、明確な診断名は頂けませんでした。メチコバール錠を処方して頂き、本日に至ります。今日から2週間後に再診の予定です。お医者様の話では頬の痙攣は精神的な要因との事ですが、首の矯正を受けるまでは一度も痙攣が生じた事はありません。また、首や肩の症状が酷い時に決まって同時に痙攣が出て、左頬全体に膜がかかったような違和感も出ます。ドライアイやドライマウス、胸の痛みも生まれて初めての経験です。
首の矯正を受けた日から数えて本日で3週間と6日になります。現在の症状は時折感じる(特に寝起きや仕事中の)右腕の違和感と脱力感、右側薬指と小指の軽い痺れとチクッとする痛み、首と肩と背骨に感じる痛みと疲労感、時々起こる胸の痛みと息苦しさです。

質問1:このまま保存療法を続けて改善の可能性はあるでしょうか?自律神経系の症状や腕の痺れと脱力感がある為、脊髄が圧迫されている、或いはこのまま進行するのではないかと不安です。

質問2:首の矯正を受ける前までに出ていた症状は肩甲骨の凝りと頚椎下部の鈍い痛みだけでした。その他の痺れや脱力感等の症状は矯正の刺激で椎間板が脱出した為と考えられるでしょうか?それとも矯正では筋肉や神経を痛めただけで、椎間板の脱出自体は元々あった症状と思われるでしょうか?症状が少しずつ改善しているので矯正後の症状は筋肉組織の損傷かもしれないと思っている節があります。

質問3:10月半ば(発症から約2ヶ月と1週間後)に飛行機に乗る予定があります。9時間程のフライトですが、乗っても支障は無いでしょうか?気圧の変化で悪化するのではないかと不安です。

質問4:頚椎の椎間板が出ている状態で妊娠や出産をした場合、更に悪化する可能性はありますか?


首を痛めてから人生が一変してしまい、起きている間はずっと不安と怖さを感じています。
診て頂いている脳神経のお医者様は治るから大丈夫と言って下さったのですが、症状に対する診断は非常に簡潔なものでした。
大変長くなってしまいましたが先生のご意見を頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
2016.08.24 10:16
群馬県FK
48歳男性です。今年の6月に頸椎椎間板ヘルニアにより5-6間の前方固定の手術をした物です。現在術後2ヶ月が経過し仕事も復帰しとりあえず順調に生活をしています。ですがこの先の事で心配事が有り相談させて貰います。
質問1固定した隣接椎間障害が起きないようにするにはどんなことに気をつければ良いですか。
質問2運動、ストレッチ等有効な物はありますか。
以上ですが回答をよろしくお願いします。
2016.08.24 09:55
吉田
初めて相談させていただきます。よろしくお願いいたします。
私の主人(47歳)のことです。
ちょっと長くなりますが、今までの経緯を書かせていただきます。

2014年3月にぎっくり腰となりしばらく近所の整形外科に通院していたが良くならず、5月には座っていられないほどの痛みが発生し他院を受診した。そこで腰椎分離症と診断され、分離部ブロックを受けるが痛みは改善しなかった。
6月に都内の病院を受診したところ、腰椎分離すべり症および椎間板ヘルニアがかなりひどいと診断され、根本的に直すには手術したほうが良いと言われ手術を受けることとなった。
6月27日 腰椎後方固定術を受ける(TLIF 両L5/S1 グラフ制動術L4/5)
術直後より術前よりも痛みが強くなり、座っていられなかった。7月11日に退院したが痛みはひかないままであった。
その後もボルトが引っ張られるような強い痛みが続くことを説明したが、手術自体はうまくいっており、画像も問題ないので痛みの原因はわからないとの説明であった。
他院もいくつか受診したが、どこの病院も同じ回答であった。
ただこの程度ではふつうは手術しないと言われた。
この時トラムセットを1日10錠服用していた。しかし効き目はあまりない。

10月に職場復帰したが依然痛みが強く、翌2015年2月に精神的にも耐えられなくなり再び休職する。

主治医にボルト自体が痛いので抜釘をお願いした。しかし椎間板部分が完成するまで1年から1年半はできないと言われたが、精神的にも耐えられないため術後10ヶ月の4月27日に抜釘手術を受ける。抜釘手術を行っても激しい痛みは変わらず、新たにツッパリ感が出てきた。
その後トリガーポイントや鍼治療を試みたがいずれも効果はなかった。

痛みをなんとかしたかったので、今年の1月より近所のペインクリニックに通院し始めた。そこでは固定したことで神経を圧迫して強い痛みと突っ張りを発生させているとの説明だった。硬膜外ブロック、仙骨ブロック、関節内注射を打っても痛み・突っ張りの変化はなかった。その後右のS1・S2、左のS1~S5(S4・5に関しては他院)神経根ブロックを打ち、打った部分の痛みは軽減されたが、依然突っ張り感があり、立っていたり歩いたり座っていると仙骨部分が突っ張って強い痛みが発生する。

現在転院しそこで癒着の可能性を指摘され、検査を行ったところL4/5、L5/S1間の癒着があることが分かった。
カテーテルにより癒着剥離をお願いしているが順番待ちで現在は週1回のS1神経根ブロックと月に1回のパルス高周波治療を行っています。しかし効果のほどはあまり感じられません。

仙骨部分がボンドで張り付いたような感じがして1日中引っ張られてそれが痛みとなってきています。
仙骨部分から首のあたりまで痛みがあります。
皮膚と神経が癒着しているようなことはあるのでしょうか?
このような症状に対して治療方法はあるのでしょうか?


長くなり申し訳ありません。お忙しい中最後まで読んでくださりありがとうございます。
もしご意見いただけましたらよろしくお願いいたします。
2016.08.22 11:06
ゆうきい
はじめまして
46歳男です
2011年末に腰椎椎間板ヘルニアで内視鏡にて手術しました
三か月のコルセットとリハビリで後遺症なしで復職できました

今年7月18日に再発
激痛により立つ事、座る事すら出来ず
限界の為23日に救急搬送により入院
脊椎センターがある病院にもかかわらず普通の整形外科医師が担当医
MRIにより以前オペしたL5S1に再発
担当医はオペなら固定
オペしないならかえれます?
とずっと言われてました
オペを拒否してから特に治療しないので
こちらから神経根ブロックをたのみ
次に仙骨ブロックをたのみました
医師が信用できないまま
8月に入る頃から痛みが我慢できるれべるになり
そこから歩行、座位が徐々にできるようになり
逃れるように8月半ばに退院しました

質問なんですが
今現在痛み座骨神経痛、痺れがかなりかるくなりました
以前オペした時には
三か月はコルセットして穴の空いた椎間板が落ち着くまで
無理しないでリハビリしてくださいといわれました

今回は何も言われないまま
もちろん聞いても適当な事ばかり言われました
なので
保存療法の場合でも椎間板の穴が落ち着くまで三か月はコルセットして療養したほうがよいでしょうか?
今現在コルセットなしでウォーキングなどしています
しかし仕事が力仕事なので休職しております
保存療法の仕方、期間もわからないまま
困ってます
入院した病院は以前オペした病院で当時の医師はいません
脊椎指導医は4人います

2016.08.21 23:41
rumi
ご回答有難うございました。
大変失礼ながら、本当にご回答頂けるのか、半信半疑で質問させて頂いたので、とても嬉しく、心の拠りどころのなりました。
病状がはっきりしたのが、50代後半でその後手術を決心するまで長い年月を過ごし、杖を突いての日々だった故、その間に麻痺が進行していたのですね。
全く気が付きませんでした。
全く運動嫌いでしたが、幸いと云えますでしょうか、この一年程前から、女性専用ジムでストレッチ・筋トレ・プロテイン飲用に心掛けています。先生のご回答を糧に筋力をこれ以上落とさないよう努力します。
本当にありがとうございました。
又、不安な事がありましたらご相談させて頂きます。
お世話様でございました。
2016.08.18 16:53
drshujisato
16/08/15の山田哲三さんへ  Re: 椎間板ヘルニアの摘出

質問にお答えします。

> 質問1.3度目にMD法の手術を受けるに際し、軟骨を摘出しても強度面でOKなのでしょうか。

 回答:私は4度目のヘルニア再発までmd法による手術経験がありますが、腰椎の強度上問題になるほどのことは経験していません。あなたの場合、過去2回の手術でどの程度に骨が削られているのかわかりませんので、正確に言うことは困難です。

> 質問2.以前のあるメール回答によると、受診3回程で1ケ月後に手術となるとありましたが、現在はいかがでしょうか。

 回答:手術までには平均三回くらいの受診が必要になりますが、手術は混んでおり待ちが一ヵ月ということはありません。現在6~7ヵ月待ちであると聞いています。
2016.08.18 00:36
drshujisato
16/08/12のrumiさんへ

病院名が具体的に書かれているで、これらを削除して公開致します。

回答

相談内容からは、脊柱管狭窄症によって術前に既に足の麻痺が進んでいたのではないかと思われます。
一定の手術効果は認められていますので、不完全手術というよりは、後遺症の可能性が高いのではないでしょうか。
麻痺があると、加齢とともに、とくにリハビリをしない状態が続くことによって歩行が困難になることがあります。
このような場合は、筋力をつけるという意味ではなく、筋力をさらに落とさないという目的のために
リハビリが必要です。
それではお大事。

質問

脊柱管狭窄症の手術後からの右足つま先不可
ネットで拝読させて頂き、初めてご相談させて頂きます。
70歳  女性です。
術後年数が長い為、ご回答いただけるか不安ながら投稿させて頂きます。
右足つま先立ちが出来なくなり、このところより一層、足がグニャンとなる症状が強くなってきたようで不安が募ってきました。
私は、腰部脊柱管手術を受けて、この11月で丸7年になります。手術はビスを4本、骨盤の骨をその周りに埋め込んだとの説明を受けました。
(東京・・・病院、現在は・・・センター)
狭窄症自体のあの苦しかった諸症状は完全に無くなりました。
手術後、入院中から右足を引きずっていましたが、時と共におさまるものと思っていましたが、1年過ぎた頃から右足がつま先立ちが出来ないことに気が付きました。
主治医にお話ししましたが、狭窄症自体は良くなっていたので突き止めて伺うことはしませんでしたが、偶々、町田市の・・・病院でリハビリを徹底的に行っていることを知り、主治医の先生に紹介状を書いて頂き通院しましたが、平行線を辿り、手術前からの症状だったのでは?と言われました。
やむなく、今に至っていますが、日常生活には然程の支障はありませんが、周りからは、引きずって歩く私の姿を見て、未だ悪いの?と聞かれてしまいます。
そお言われても狭窄症自体は良くなっているので良いのですが段々と歩行困難になるのでは?との思いがヒシヒシと強くなっています。
現在も半年に一回通院していますが先生は変わり、手術をした上部が狭窄になっているが、手術したからと云って右足の症状が良くなる訳ではない。と言われています。
対応策があるのなら是非知りたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。



FROM SHUJI SATO

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コメント返信
2016.08.18 00:28
山田哲三
宮城県在住の66歳の男性です。40歳の時に腰の右側、右足に激しい痛みがあり、最初の椎間板ヘルニアの摘出手術。60歳の時、右足で立てない麻痺となり、二度目の摘出手術をしました。後遺症としては右足の腱反射が見られなくなりました。1ケ月前ほど腰の右側に痺れ、右足に腰からつま先に走る痛みと下肢全体に重苦しい麻痺(鈍痛)があり、2週間ほど、横になっていたが、改善せず。病院を訪問。MRIでヘルニアが出ていることが判明。手術を依頼したが、2度の手術で骨の強度がなくなっているので、3度目はできないと言われた。それにもかかわらず、何とか手術を受けたいというと、金属をいれるとできるかもしれないといわれ、20日分の痛みを緩和する薬をもらった。投薬を続けてえいるが、改善はなく、むしろ苦しくなり、座薬をもらって、日々横になる生活を余儀なくされています。
質問1.3度目にMD法の手術を受けるに際し、軟骨を摘出しても強度面でOKなのでしょうか。
質問2.以前のあるメール回答によると、受診3回程で1ケ月後に手術となるとありましたが、現在はいかがでしょうか。
2016.08.15 23:23
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2016.08.12 22:36
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2016.08.12 22:25
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2016.08.12 09:40
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2016.08.12 09:16
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2016.08.10 16:29
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2016.08.09 22:35
drshujisato
16/08/08の山口さんへ

腰部脊柱管狭窄症であるとの前提で説明します。
歩くことや日常生活が普通にできているのであれば、手術は必要ないでしょう。
もし、痛みやしびれなどで日常生活に支障が大きくなるようでしたら、手術を考えるとよいと思います。
その時に私の手術をご希望ということなら、勿論お引き受け致します。
コルセットを着用して楽になるのであれば、着けたらよいでしょう。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.08.09 21:53
drshujisato
16/08/07のタカシさんへ   Re: 術後の状態について

医師の術前説明である「術後二ヶ月もすると痛みも取れて、日常生活は問題なくなり、社会復帰できる」という風に、あなたの場合なっていないのはなぜなのか、おかしいと思います。
術後の症状経過からは、神経根の不完全除圧の状態にあるのではないかと思われます。
現状では、運動によって良くなるのではなく、却って症状を悪くする懸念があります。
セカンドオピニオンを求めることをお勧めします。

FROM SHUJI SATO
2016.08.09 21:43
drshujisato
16/08/03の匿名希望さんへ

受診していただければ、腰椎に外科的な治療が必要な問題があるかどうかの診断をつけることはできると思います。
腰椎変性疾患(椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など)の診断や治療方針は医師によって異なることが多いと言ってよいでしょう。
これはどうにもならない問題だと思います。だからこそ、患者さんが賢くなることが必要です。
宣伝するわけではありませんが、私が書きました本「腰椎手術はこわくない」には、患者さんを賢くするための知識が多く紹介されています。一読してみてください。

画像診断はおこなっていませんので、ご了解ください。

from SHUJI SATO
2016.08.09 21:18
山口
書き忘れました。

痛いときに腰のコルセットをつけていますが良いでしょうか?
2016.08.08 23:29
山口
母親が78歳、脊柱管狭窄症なんですが
今のところ散歩にも行けるし普通に生活は出来ています。
でも、無理をすると坐骨辺りが痛くなり歩けなくなります。
無理をしなかったら普通の生活できるレベルなんですが、
生活の中でこのようにしてたら良いとか何かないでしょうか?
このまま少しづつ悪化していったら将来手術しかないのでしょうか?
先生のところまで手術に行くことが出来れば
手術をしてもらえるのでしょうか?
2016.08.08 23:28
タカシ
いつもブログを拝見させていただいております。初めてご相談をさせていただきます。
33歳男性です。
6月3日にMED手術をして自宅療法中のものです。
術後1週間から2週間で、炎症による痛みのぶり返しは、ありましたが、先生のおっしゃるとおり、3週間が経った頃には、痛みが少し引いてきて、ロキソニンを服用するのみの状態になりました。そのため、社会復帰のために、軽いウォーキングを開始しましたが、10分も歩くと痺れが強く出てしまい、歩き続けることができない状態になります。これは、二ヶ月経った今も変わりません。また、少し頑張って20分ほど、術後一ヶ月ごろに歩いたのですが、次の日に痛みが強く出てしまい、ボルタレンの座薬を入れて3日間安静にしたところ、痛みが緩和しました。
担当医からは、水中ウォーキングとストレッチを軽めにやるように言われたため、水中ウォーキングをしたのですが、水中の中でもトボトボしか歩くことができずに、しかも15分ほどで、脚への違和感が出てきて続けることができませんでした。
水中ウォーキングをした次の日は、いつもよりも痛みが強く、ボルタレンの座薬を入れて、なにもすることができませんでした。(水中ウォーキングは、8/4に行い、現在も安静にしているところです。)
術後二ヶ月経ちましたが、歩くこともままならず、社会復帰までは、遠い道のりで、精神的にかなり参ってきています。また、先生からは、ただ安静にしているだけではダメと言われていますが、軽いストレッチでも、10分程度のウォーキングもままならない状態で、何をすればよくなるのか五里霧中で、悩んでいます。ヘルニアを発症してから8ヶ月で、手術をして2ヶ月が経っているので、血行が悪い?からこんな状態なのか、神経が炎症しているからなのか、わからないです。
なお、脚の痺れは小指をからかかとまでの外側にかけて強くあります。しびれは術前と変化ありません。痛みは術前には、リリカを150ミリ飲んでいましたが、飲まずに済んでいるので良くはなっていると思っていますが、ロキソニンと悪化したときのボルタレンが手放せない状態が続いています。また、座ることは、連続で45分が限界です。
ご質問ですが、このような状態のときは、どのように過ごすべきでしょうか?なるべく横になって安静にしておくべきでしょうか?
また、仮に痛みが治まったら、ウォーキングは、してもいいのでしょうか?しびれが完全に取れるまでは、控えるべきでしょうか?(ウォーキングをすると次の日に痛みが強くなる傾向があり、ウォーキングに対しても恐怖感が出てきています。)
今年の6月に赤ちゃんが生まれたこともあり、家でできる限り家事を手伝いたいと思っているのですが、家事を手伝っても回復が遅くなるなどの問題は起きるのでしょうか?
術後二ヶ月もすると痛みも取れて、日常生活は問題なくなり、社会復帰できると説明を受けていましたが、程遠い状態です。
この原因は、神経が、長期間圧迫されたことにより神経が過敏状態にあると理解すればいいのでしょうか?それとも、血行不良により、筋肉か何かが傷んでいるのでしょうか?
ヘルニアの箇所はS5になります。
会社にも行けずに、子供の面倒もあまり見ることができずに、自分の不甲斐なさでいっぱいです。
大変お忙しい中恐縮ですが、ご回答をいただけるとうれしいです。
2016.08.07 20:15
匿名希望
返信頂き感謝します。

>あなたの場合、まずは正確な診断をつける必用があります。

そうしますと素人ー患者には診断結果が正確なものかどうか分からないですよね。医師によって同じ検査結果を見て判断が違うというのも患者側からすると不安です。
佐藤医師の場合は腰痛、坐骨神経痛があり痛みがある状態の時、診察をしに伺った方がいいでしょうか?過去にブロック注射や投薬を繰り返して来ました。
*メルアドがあれば東京での腰のMRIの検査結果等、メールに添付して送り佐藤医師に見て頂きたいものです。
2016.08.03 13:07
drshujisato
16/08/01の匿名希望さんへ

症状は腰痛のみなのでしょうか。そうだとすると、脊柱管狭窄症という診断は私も納得できません。そして、仮に狭窄症であったとしても、腰椎固定術が選択されたことに疑問があります。
手術を行うのであれば、症状の原因を正確に診断して、その原因に最適な手術法を選択することが重要です。
あなたの場合、まずは正確な診断をつける必用があります。

FROM SHUJI SATO
2016.08.03 00:02
drshujisato
16/08/01の水本嵩雄さんへ  Re: 頚椎ヘルニアで悩んでいます。

頸椎椎間板ヘルニアの場合、ヘルニアが脊髄の前方にあり、脊髄の症状を呈している場合は、前方固定術が一般に行われます。一方、ヘルニアが椎間孔付近にある場合は私はMD法でヘルニア摘出や神経根除圧を行っています。
相談の女性はヘルニアがC5/6にあり、両側の手に症状があり、後彎変形があることから、一般的には前方固定術が適応になる
ように思われます。手術法の決定には、ヘルニアと脊髄・神経根との位置関係が重要です。
画像を私のFBに送っていただければ、検討致します。

FROM SHUJI SATO
2016.08.02 23:53
匿名希望
整形外科の病院で腰椎狭窄症と診断され半年後に固定手術の日程を組んでもらい海外から手術をしに来ました。そこの有名な医師(院長)が手術前の再診で前回のレントゲンとMRIも変化のないものでしたが「痛みの原因は何だろう」と言われるので
カルテにある原因でないのかと聞きますと、恐らく初診で見た医師はそう捉えたんだろうけど彼と私は考え方も違うからと言われ、今激しい痛みがないのであればしないほうが良い。手術したことで新たな痛みの原因を作るのが怖いと云うことでした。ぎっくり腰などの痛みが出ると歩けません。それで痛みが出ないようにマッサージを入念にして手術を受けに行けるようにしたのですがセカンドオピニオンとしてその院長に従い何も処方されることなくホテルに戻りました。
初診の医師を指名していれば手術はできたかもしれませんが複雑な気持ちです。現在背中から腰回りの筋肉が凝りやすくマッサージの毎日です。凝りをほっとけばぎっくり腰をやり激痛で歩けません。アドバイスを頂けますか?老後になってからの腰痛は耐えられないと思います。
2016.08.01 14:40
水本崇雄
はじめまして、自分は脳外科なのですが、実は27歳 女性の友人のことで悩んでいます。今年の6月に起床時からの後頚部痛から始まり、現在は左の握力が弱く、日によって波はあるのですが、また時に右手の動きも悪くなることがあります。近医のMRIでは頚椎がストレートネックを越えて後彎変形していて、C5/C6の頚椎ヘルニアで左の神経をかなり圧迫していまして、前方固定を進められたのですが、若いということと、傷の大きさや、隣接椎間障害などで固定にはとても抵抗があって、どうしたらいいか模索中なんです。
なにかアドアイスをいただければと思います。MRI画像は取り込んであるのですが、もしよろしければ、先生のFace bookのメッセージに送ってもよろしいでしょうか いろいろとあつかましく、申し訳ございません。よろしくお願いします。

2016.08.01 14:33
drshujisato
16/07/30のt.mariさんへ  Re: 16/07/27のt.mariです

10月にお待ちしていますよ。
期待に応えるよう頑張りますからね。

from SHUJI SATO
2016.07.31 21:06
drshujisato
16/07/30のM.Mさんへ  Re: 16/07/26のM.Mです。

あなたの決断が報われよう頑張りましょう。
10月4日お待ちしていますよ。

FROM SHUJI SATO
2016.07.31 21:03
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.07.31 17:33
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.07.31 16:55
t.mari
お忙しいところご返答くださり、本当にありがとうございました。

本日、10月に外来受診の予約を取らせていただきました。
それまではなんとか今以上に悪化しないように気をつけながら生活しようと思います。
ありがとうございました。

外来で伺いますのでよろしくお願いします。
2016.07.30 17:34
M.M
06/07/26 M.Mです。

佐藤先生。
ご回答ありがとうございます。
わたしも自ら行動を起こそうと思います。
10月4日に外来予約入れさせて頂きました。何卒宜しくお願い申し上げます。
2016.07.30 16:36
drshujisato
16/07/27のt.mariさんへ    Re: 腰椎固定術後の影響について

質問にお答えします。

> 質問1. 腰椎固定術を受けて金具が入ってる事で、こういった症状になるのは諦めないといけないのでしょうか?

 回答:一般的にはそう考えられていますが、私はそうは思いません。腰椎固定術後の再発には一定のパターンがあるからです。
    あなたの再発がどのパターンに当てはまるのか、それがわかれば治療法があります。通常、ボルト自体に問題がなければ
    固定した上下の椎体間のヘルニアや狭窄症などを疑いますが、部位としては脊柱管や椎間孔が該当します。勿論、固定し
    た部位とは関係なくヘルニアや狭窄症が起こることもあります。いづれにしましても、診察と検査で原因診断を行い、治
    療方針を決めることができると思います。
>
> 質問2. 仙骨硬膜外ブロックを受けるとしびれがさらにひどくなり、2時間位治まらないのですが、よくある事なのでしょうか?
 
 回答:よく起こるかどうかは別にしまして、そのブロック治療はあなたの腰椎の問題には有害のようですので、控えた方がよい
    でしょう。
>
> 質問3. 少しずつ悪化している気がします。いつか歩けなくなるようになる前に、今できる事は何かありますでしょうか?

 回答:他で固定術を受けられた患者さんは、通常行き場がありません。私はそのような患者さんを全国から受け入れて治療して
    いますので、私の外来受診を検討してみてください。詳細は当院の医療秘書課までお願いします。
>
> 痛みとしびれから、一時でも解放されたいと切実に思います。
> ご返答のほど、何卒よろしくお願いします。

 「天は自ら助くる者を助く」ですよ。自分から問題解決へ向けて行動することです。

from SHUJI SATO
2016.07.29 10:51
drshujisato
16/07/27のM.Mさんへ

質問に回答します。

> 先生に質問します。
> ①リリカを飲んですでに4カ月経過してますが、朝晩100ミリです。
> これから先他の内服薬で効いてくるこてはあるのでしょうか。

 回答:リリカを含めた薬物治療は痛みを軽くするための対症療法であり、原因治療ではありません。従って、神経根を障害す
    る原因が働いている限り、つまり痛みを起こす原因がある限り、薬物治療のみで痛みをコントロールすることは、一般的に困難です。痛みを起こしている原因を治さなければ、リリカも効果を示さないのです。原因が適切に治療された後の神経障害性疼痛であれば、リリカの効果が期待できます。

> ②ブロック注射等を試してみる選択肢は時間の無駄になりますか。

 回答:神経根障害が進むと、ブロックも効果を失います。ブロック治療に何を期待されるかですが、これのみではすべり症にともなう症状を治すことはできません。仮に効果があったとしても一時的であり、手術時期を多少後にずらすだけで、すべり症は亜悪化し、難治性になる可能性がありますので注意してください。

> ③最近では背中の張り、首こり、手先の痺れも出てきています。頚椎のレントゲンでは異常なしとの診断でしたので、これもすべり症の症状なのでしょうか。

 回答:直接ではありませんが、姿勢が悪くなることやストレスなどが関係して首の凝りや頭痛の起こる方はおられます。手先のしびれは腰椎の問題とは関係ありません。


> 地元の整形外科医は、ナイーブになりすぎているのではないか、と言われます。
> 確かに当方痛みは人より弱く、小さなことで気にするタイプかも知れません。
> 心の問題も身体に現れてくるのか、最近鬱っぽく感じられます。

 腰椎すべり症であれ、身体に病気をもって長引いている方は精神的に病み、うつになる方も少なくありません。また、痛みに対する感受性の個体差は大変大きいです。痛みに弱い人、不安症の人などは、それ自体が痛みを増幅しますので、より苦痛を味わうことになります。「病は気から」とも言われるゆえんです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.07.29 10:19
t.mari
初めてご相談させていただきます。
42歳、女性です。

12年前に腰椎分離症のため、腰椎固定術を受けました。
その後は痛みもなく、年に1~2回ほどぎっくり腰をするものの普通に生活をしてきました。

それが今年になりひどいぎっくり腰になりました。病院で診察を受け、ボルトが緩んでるのではないかと大きな病院を紹介され診てもらいましたが異常はないとの事でした。
鍼を打ったりストレッチをしながら3ヶ月ほどでなんとか普通に動けるようになり、それでも座ると痛くて苦痛になっていたため、事務職からずっと動き回れる仕事に転職しました。

それが2ヶ月程したある朝、起き上がれなくなる位の腰痛がおきてしまい、再度病院で診察を受け、背中と手術をした上下の椎間板が狭くなって傷んでいると言われ、金具が入っているためMRIを取ってもうまく映らないし、再手術したところで良い事にはならないと言われました。

背中から腰にかけての痛みとお尻から両足の先までのしびれがあり、寝ていてもどんな姿勢をとってもずっとしびれます。
寝ていても痛みで時々目が覚め、寝起きが特に痛くて、動いている方が気が紛れて楽に感じます。
先生の著書も拝見し、場所的にはL3.4.5、S1の神経根痛に症状が当てはまる気がします。

現在は仕事中にはコルセットを着けて、毎週ペインクリニックに通い、仙骨硬膜外ブロックを打っていますが効果を感じません。

質問1. 腰椎固定術を受けて金具が入ってる事で、こういった症状になるのは諦めないといけないのでしょうか?

質問2. 仙骨硬膜外ブロックを受けるとしびれがさらにひどくなり、2時間位治まらないのですが、よくある事なのでしょうか?

質問3. 少しずつ悪化している気がします。いつか歩けなくなるようになる前に、今できる事は何かありますでしょうか?

痛みとしびれから、一時でも解放されたいと切実に思います。
ご返答のほど、何卒よろしくお願いします。
2016.07.27 21:08
M.M
16/07/26のM.Mです。

佐藤先生
早速のご回答ありがとうございます。先生の御著書拝読させて頂きました。
下肢の具合が悪くなって2年も経過し、内服薬で変化がないのであれば、
次の段階にうつるべきなのかもしれません。
しかしやっぱり手術となると、中々思い切れず…

こちら受けた診断です。最初の整形外科で第四腰椎すべり症、そこではMRIが撮れないので後日勤務先近くの病院で診察しました。第五腰椎すべり症(狭窄あり)と診断されましたが、すでに地元の整形外科でリリカを処方されているのであれば、それを飲んで様子を見て下さい。リリカは暫く飲まないと効いてこないし、これから先歩行障害等現れたらまた考えましょう。
との診断でした。

先生に質問します。
①リリカを飲んですでに4カ月経過してますが、朝晩100ミリです。
これから先他の内服薬で効いてくるこてはあるのでしょうか。
②ブロック注射等を試してみる選択肢は時間の無駄になりますか。
③最近では背中の張り、首こり、手先の痺れも出てきています。頚椎のレントゲンでは異常なしとの診断でしたので、これもすべり症の症状なのでしょうか。
地元の整形外科医は、ナイーブになりすぎているのではないか、と言われます。
確かに当方痛みは人より弱く、小さなことで気にするタイプかも知れません。
心の問題も身体に現れてくるのか、最近鬱っぽく感じられます。

2016.07.27 11:09
drshujisato
16/07/26のM.Mさんへ

 腰椎すべり症で、何をもって重症と診断するかですが、
私は神経障害の程度と生活の質の障害程度から、「重症」の診断をします。
もちろん、すべり症の程度やこれに伴う腰椎の問題の程度も含めてのことですが。
腰椎すべり症の進行と手術適応の判断・考え方につきましては、私が書きました「腰椎手術はこわくない」に
詳しく書いてあります。ぜひ、参考にしてください。
あなたの場合は、手術を考えた方がよい段階にきていると思いますよ。
腰椎固定術は、合併症が少なくない手術ですので、慎重に考えて下さい。
できるだけ低侵襲な新しい腰椎固定術を受けることをお勧めします。
私の診断や治療を受けることを検討しているのでしたら、詳細は当院の医療秘書課までお問い合わせ下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.07.26 22:55
drshujisato
16/07/24の50代女性へ  Re: 背骨をおもいっきり引っ張られたのですが、だいじょうぶでしょうか?

無理な力を背骨や腰椎に加えたための、一時的な症状であろうと思います。
次第に軽減していくのではないでしょうか。
年齢とともに腰椎を含めて身体の柔軟性は失われていきますので、無理な力を加えたり、
ひねったり、そらしたりは避けた方がよいと思いますよ。
ヨガでも腰を痛め、手術が必要になる方がおられます。
注意なさることです。

FROM SHUJI SATO
2016.07.26 22:45
drshujisato

16/07/22の古川智子さんへ  Re: 腰椎すべり症・脊柱管狭窄症の術後

84才女性のすべり症に腰椎固定術が行われたと聞いて驚きました。
高齢女性のすべり症では、通常は脊柱管狭窄症のみを手術対象にするのでよいというのが私の経験から得た結論です。
おそらく、大きな切開の固定術を受けられたのでしょうね。出血量も多いのでそう思われます。
しかし、今更このようなことを言っても取り返しつきませんが、このコメントを読まれるかもしれない方々に向けて
「80才を越える高齢者の腰椎すべり症と脊柱管狭窄症では、余程の理由がない限り固定術は不要である」ことを伝えておきたいと思います。
さて、あなたのお母さんの場合の痛みは、術後一時的な神経根刺激症状としての痛みか、腰椎固定術に伴う神経根圧迫の発生に
よるのかのどちらかと思われます。前者であれば、術後1~2週間も過ぎますと次第に解消するでしょう。しかし、後者の
場合には神経根性の痛みが持続するようになりますので、再手術が必要なことがあります。
今しばらく経過をみての判断が必要と思います。

FROM SHUJI SATO
2016.07.26 22:39
M.M
佐藤先生
始めてメールさせて頂きます。
54歳、女性、事務職です。
2年位前から、足のスネあたりにピリピリ感と冷えた感じが続き、今年の春先からは足の指に痺れ。すべり症と診断され、リリカカプセルを100ミリ朝晩二回飲んでいますが、一向に改善されません。
最近では立っていると臀部にまで痺れを感じてきています。
歩行は15〜20分くらいは歩けますが、足裏灼熱感はあります。
すべり症が自然に治らないとしたら、重症になるまえに手術した方が良いのでしょうか。
だとしたら自分は今が時期なような気がしてます。
都内在中なので今まだ歩けるうちに、佐藤先生の診断を受けたいのですが。
手術まで何度くらい通院することになりますか。
2016.07.26 13:46
50代女性
胸椎黄色靭帯骨化症があります(胸椎3番4番5番と6番もかな?)が、たいしたことはない(これだったら制限はないと)と言われました。昨日ヨガに入ったのですが、中身はヨガではないのもありました。正座から両手を前に伸ばしてからお尻を高くあげる態勢で骨盤にベルトを回して後ろから別の人が引っ張るというのをしていたのですが、途中で講師が来て、「太もも前に力入れて」「両手に力を入れて踏ん張って」と言っておもいっきり引っ張ったんです。突然だし声も出せず言われたとおりにするしかなかったのですが、終わった直後は背骨を伸ばされた感覚でした。その時に痛みはありませんでした。が、帰宅してから両脚の回りが薄い層に覆われたような感覚があったり、両手がむくんだ感じがしたり、ブラジャーの紐のあたりの背骨が(1点)が痛かったりするのですが、やはり背骨を引っ張ったのが悪かったのでしょうか?心配です。
2016.07.24 13:53
古川智子
佐藤先生

初めまして。突然のメールを申し訳ありません。
ひょっとしたら、このメールの前に文章途中のメールを誤って、貴病院のお問い合わせメールに送信してしまったかもしれません。何卒、ご容赦願います。

私の84歳になる母が7月20日に地元の病院で、腰椎すべり症と脊椎管狭窄症の手術を受けました。
腰椎の4番目がすべっていて、狭窄症も見られたため、3、4、5番の圧迫を取り除いて、固定術も受けています。

術後2日目(7月22日)になって、右前骨盤の下の奥(右足の付け根の奥あたりでしょうか)辺りに、姿勢を変えたら、特に、身体を起こすと激痛が走るようになりました。傷口の痛みよりずっと、強いそうです。
執刀医の話では、骨粗しょう症があったため、4つのボルトのうち、1つが締りが悪く、大きなものに変えたそうです。また、出血量も多かったため、貯血していた800mlのうち、半分を手術中に輸血して、術後に残り半分を輸血しました。その後、採血の結果、輸血の必要は、無いようです。
また、傷口からの出血を体外に出すチューブも術後2日目の朝に取りました。

リハビリ担当の理学療法士さんによると、仰向けに寝た状態ですが、両足も動きますし、足の指の力も問題ない、ということでした。

術後2日目になって、上記のような箇所に痛みが出ることがあるのでしょうか。
術後の腫れや、血の塊が、運動神経以外の神経に障っているのではないかと思い、心配でなりません。

この手術の前に、貴病院のHPと佐藤先生のブログは、拝見していましたので、私としては、先生に執刀をしていただきたかったのですが、脚が悪くなった高齢の母を兵庫県から連れて行くことができませんでした。

診察もしていただいていないのに、このような質問を突然させていただいて、大変恐縮なのですが、先生のご見解を頂ければ、幸いに存じます。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

古川智子





2016.07.22 21:50
drshujisato
16/07/18のi.mさんへ   Re: 子供の椎間板ヘルニア その後

わかりました。
詳しく検討させて頂きます。

FROM SHUJI SATO
2016.07.19 22:32
drshujisato
16/07/16 Anji(54歳 男)さんへ   Re: ご回答とアドヴァイスに対する御礼

「正しい知識をもって自身の病気の治療と向き合う」とは、言うは簡単ですが、行うは大変に難しことです。
それを実行しているAnjiさんは大変立派です。
ネットには情報が氾濫していて、何が正しいのか、素人の方には判断が難しいと思います。
しかし、正しい情報を求めて自ら動かないかぎり、何も得ることはできません。
そのように前向きに取り組む方々を私は応援します。
もし、また疑問に当たるようであれば、相談室をご利用ください。

from SHUJI SATO
2016.07.19 22:29
i.m
保存療法を続けていましたが、先々週末より痛みが強くなりました。
かかりつけ医もお手上げのようです。
大学病院とかで診てもらって手術を検討した方が…と言われてしまいました。
最近ある人から脊髄係留症候群ではないか?と言われましたが、ネットで調べてもあまりよくわかりません。
下肢の症状、排尿障害などはなく、とにかく腰が痛くて足が上がらなくなっているという症状なので…
先生の受診の予約は8月で入れさせてもらっていますので、宜しくお願い致します。
2016.07.18 19:45
T.K.S1S2
佐藤先生

お時間をいただきありがとうございました。
様子を見ることにします。
2016.07.18 00:04
Anji  54歳 男
佐藤先生

ご多忙の中、早速のご回答を頂き、恐縮しております。

たくさんの質問の一つ一つに対して、懇切丁寧かつ明解なご回答に加えて、さらに詳しい補足解説までしていただき、感謝の言葉が見つかりません・・・。
すべての内容を完全に理解できたとは言えませんが、今回思い切って質問させていただき、先生のご回答を拝読して、確実に一段は理解が深まったと感じます。

最後のアドヴァイスのところでは、神経根除圧術においては、
 ・疑われる問題箇所は、見逃すことなくすべて対処すること
 ・除圧が不完全に終わることと腰椎構造の過剰な切除により不安定性を誘発することの両方を回避して、過不足なく必要十分な除圧を行うこと
の2つが重要であることを再認識させられました。
と同時に、「正確な診断とそれに基づいた最適な手術法の選択」と言葉でいうのは簡単ですが、実際にそれを成し遂げるには、いかに高度な診断力と手術技量が要求されることか・・・と改めて痛感した次第です。

尚、手術法の選択という点に関しては、質問させていただいたときには、除圧術のみの適応となるのか、固定術も必要になるのか?ばかりが念頭にあって、「低侵襲手術」という観点が十分にできていませんでしたので、これからできるだけのことを調べてみるつもりです。(少し調べてみましたが、脊椎専門の整形外科では内視鏡手術ばかりのようで、先生のいう手術顕微鏡を用いたMD法を受けられるところは整形外科と脳神経外科が協力体制を組んでいる病院を探さなければいけないようです。)

今回の先生のご回答とアドヴァイスを踏まえて、さらにブログ記事の中に多数掲載されているMRI画像を題材にさせていただいて(付け焼刃ですが)少しでも読影の練習をして、次回の診察では、
 ・L5神経根症の原因箇所と手術方針に関する再検討において、主治医と十分な意思疎通を図ること
 ・低侵襲手術の選択を優先したい旨を伝え、転院も含めてよく相談してみること
にしたいと思います。

末尾になりましたが、先生のような方がインターネット上に「ブログ医療相談室」という場を開設してくださったことを「本当に、何という有難いことなのだろう」と感じています。
今回このような恩恵に浴し、この御恩に報いるためにも、焦り過ぎずに、慎重に手術法と病院の選択をして、術後の御礼報告ができるようにしたいと思います。

とりあえず、今回の御礼まで。
2016.07.16 22:08
drshujisato
16/07/15のAnji 54歳 男性 さんへ   Re: L5神経根症の原因の診断と手術方針について

腰椎変性疾患についてよく勉強されているなと感心いたしました。私の拙書で勉強して頂き、書いた甲斐があったと
嬉しく思います。勉強された甲斐があり、あなたの疑問は大変等を得たものです。
それでは、質問にお答えします。

質問1:ご本の「誤診を招きやすいヘルニアの5タイプ」の項やブログのカテゴリー「椎間孔狭窄」の記事を拝見すると、矢状断、横断に加えて冠状断を追加することが重要とのことですが、L4/5の脊柱管外側部の狭窄、L4/5の椎間孔狭窄、L5/S1の椎間孔狭窄の3つの場合について、具体的にどういう断面の、どのレベルを見ればよいのかをご教示いただけないでしょうか?
> 例えば、矢状断(左椎間孔レベル)、横断(L4/5椎間板レベル)、冠状断(○○レベル)というように。

  回答1:先ず、L4/5の椎間孔狭窄ではL4神経根が障害されます。その通りです。L5神経根はL4/5の脊柱管外側部かL5/S1の椎間孔内、あるいはL5/S1の椎間孔外の三カ所で圧迫されることがあります。診断法は、L4/5の脊柱管外側部はMRIの矢状断と横断ですが、横断像が重要です。L5/S1の椎間孔はMRIの矢状断と冠状断です。L5/S1の椎間孔外はMRIの横断と冠状断です。これらによって
ほぼ診断が可能です。勿論、診断には相当の経験を必要とするケースもあります。さらに詳しく説明しますと、L4/5の外側部狭窄の主因は椎間板と椎間関節(特に上関節突起)、黄色靭帯です。L5/S1の椎間孔狭窄は椎間孔に入り込んだS1の上関節突起と黄色靭帯です。L5/S1の椎間孔外は生まれつきの形態が関係し、仙骨翼がL5/S1の椎間板に接近している場合やL5の横突起と仙骨翼が関節を組んでいる場合に見られます。さらに、側彎変形があると椎間孔の外側部での狭窄が起こります。椎間板症で椎間板腔が潰れてたケースでは、S1の上関節突起が椎間孔に入り込むことで椎間孔狭窄を起こすことがあります。これらの所見をMRIとCTで診断することになります。

> 質問2:その中で、自分の病状(特に L4/5の椎間板が殆ど潰れてしまっていることが気になっています)に関係しそうなものとして、「腰椎不安定症がある場合」と「腰椎の動きによる神経の圧迫・刺激が続く場合」があります。これらはどのように診断されるのかをご教示いただけませんか?

  回答:腰椎不安定症は文字通り、連続する二つの腰椎間に異常に動く状態がある場合にそう診断します。私は、腰椎のレントゲン撮影側面像で腰を伸ばした伸展姿勢と前に曲げた屈曲姿勢で腰椎間の異常な動きがあるかないかで診断しています。この腰椎の異常な動きは症状に反映されます。つまり脊柱管や椎間孔狭窄では、腰椎の伸展で根症状は強くなり、屈曲で軽減されます。

> L5神経根圧迫の原因が2箇所にわたり、L4/5とL5/S1の2椎間で除圧術を行った場合、そのことにより腰椎が不安定になり、同時に固定術が必要になることはありますか?

  回答:MD法除圧術では、骨や関節の削りが少ないので、通常は術後に腰椎の不安定性が生じることは極めて少ないと思います。勿論、側彎変形が強かったり、椎間孔自体の狭窄が高度の場合や不安定性を伴うケースでは、除圧と一緒に固定を行うことはあります。ケーズバイケースです。

> また、ブログの記事の中で最も気になった 2014/02/04の「腰椎固定術後も症状の改善が得られず、再々手術を必要とした高齢女性」のケースでは、なぜ L5神経根除圧だけでなく、L5/S1での椎体間固定(TLIF)とペディクルスクリュー固定を行ったのか、その理由をご教示いただけないでしょうか?

  回答:この方は、L4/5の固定術が既におこなわれていたこと、L5/S1の椎間孔狭窄が高度であり、L5神経根を完全に除圧するには椎間関節の全削除が必要であったためです。固定隣接椎間には動きの負荷が強くなるため、片方の関節をすべて削除することにより不安定性が生じて椎間孔狭窄が再発する恐れがあると判断したためです。

以上ですが、回答になったでしょうか。
あなたの腰椎の問題は、症状からはL5神経根の症状であることは間違いないと思います。それであるならば、上記したように
L4/5の脊柱管外側か、L5/S1の椎間孔内か、L5/S1の椎間孔外を疑うべきです。患者さんによっては、これらの問題が二つ、あるいは三つが合併している場合があります。現在の診断学では、これらの区別を正確に行うことはできませんので、私は手術では問題のすべてに対処するようにしています。一度の手術で済ませてあげたいためです。それでも腰椎固定術が初回手術で必要になることは少ないです。しかし、手術のやり方が術後の腰椎不安定性に関係しますので、低侵襲除圧術をお勧めします。しかし、低侵襲でも不完全な除圧術では症状の改善が不良になりますので、慎重に手術法を選択すべきです。

もし、不明な点があるようでしたら、再度ご質問ください。あなたと私のQ&Aは他の方々にとって大変参考になると思いますよ。

FROM SHUJI SATO
2016.07.16 00:15
Anji  54歳 男
初めて質問させていただきます。

昨年12月上旬から左下肢痛による間欠性跛行が現れ、近くの総合病院を受診し、腰部脊柱管狭窄症ということで保存療法(薬物、神経根ブロック)を続けてきましたが、6ヶ月が経過し、このまま続けても病状が回復に向かうことはないと思い、主治医に手術を検討してほしいと伝えました。病状の診断と手術方針について説明を受けた後で、遅きに失した感はありますが、自分でも手術について調べ始め・・・、その中で佐藤先生の御著書に出会い、このブログを知りました。
御著書を拝読させていただき、ブログの中から関連記事に一通り目を通させていただいて、主治医の説明に納得できないことがいくつか出てきました。
まだ理解不十分で、整理できていない点もあるとは思いますが、次回の診察が数日後に迫り・・・、手術に踏み切る決断のためには、正確な診断に基づいた手術方針の納得が不可欠であると考え、主治医との間でお互いに納得できる意思疎通を図るために、是非先生のアドヴァイスをいただきたいと思い、、質問させていただくことにしました。

冗長にならないように心掛けたつもりだったのですが、長文になってしまたことを、ここに予めお詫び申し上げます。


まず、症状と主治医の説明について述べさせていただきます。
 症状: L5神経根圧迫による左下肢痛(下腿外側、足関節、足背、拇趾)・痺れ
 MRI所見での病変:
L4/5の椎間板症(椎間板が殆ど潰れている)、 脊柱管狭窄症
L5/S1の椎間板ヘルニア
椎間孔部での神経根圧迫は、L3/4(両側)、L4/5(両側)、L5/S1(左側)
 診断と手術方針:
L5神経根圧迫の主原因は「L4/5椎間板症による椎間孔狭窄」であり、十分に除圧するには、「L4/5椎体間固定術」を行い、椎孔間のスペースを十分に確保する必要がある。

上記の診断および手術方針について、2つ質問をさせていただきます。

(1) 診断についての疑問と質問
疑問というのは、いくつもある病変のうち、どれがL5神経根症の主原因なのかという点に関してです。
先生のご本の「ヘルニアの部位によって違う下肢の神経症状」という箇所を読んで、L4/5の椎間孔狭窄が原因ならば、圧迫されるのはL4神経根であり、L5神経根ではない・・・、L5神経根を圧迫しているのはL5/S1のヘルニアによる椎間孔狭窄ではないのか?という疑問が生じました。
一方で、これまで受けた3回の神経根ブロックはすべてL4/5間のL5神経根狙いであり、毎回それなりの効果があったことを考えると、主原因は椎間孔狭窄ではなく、L4/5の脊柱管外側部の狭窄なのか?とも思えます。
これまでは、何回もMRI画像を見せられても、詳しいことはわからないまま、受け身的に漫然と眺めていただけで反省することしきりですが、上記のような疑問を持って振り返ってみると、そもそも「神経根が圧迫・絞扼されている(ことが疑われる)状況」を示している画像を見せられた記憶がありません・・・。
手術方針を決めるには、L5神経根圧迫の原因が何なのかについての正確な診断が不可欠だと思いますが、その診断を理解し、主治医と共有するためには、MRIのどういう画像を見せてほしいとお願いしたらよいかが分かりません。

質問1:ご本の「誤診を招きやすいヘルニアの5タイプ」の項やブログのカテゴリー「椎間孔狭窄」の記事を拝見すると、矢状断、横断に加えて冠状断を追加することが重要とのことですが、L4/5の脊柱管外側部の狭窄、L4/5の椎間孔狭窄、L5/S1の椎間孔狭窄の3つの場合について、具体的にどういう断面の、どのレベルを見ればよいのかをご教示いただけないでしょうか?
例えば、矢状断(左椎間孔レベル)、横断(L4/5椎間板レベル)、冠状断(○○レベル)というように。

(2) 手術方針についての疑問と質問
(1)で述べましたように、前回の主治医の説明には疑問を感じているので、もう一度 L5神経根圧迫の原因について確認した上で、どうしても腰椎固定術がなのかどうかを訊いてみるつもりです。
先生の基本的な手術方針は、「神経根除圧を優先し、固定術はできるだけ避けるべき」であるということですが、ご本やブログの中で、例外的に同時に固定術を行うケース(除圧だけでは再発の可能性がある場合)について触れておられますが、

質問2:その中で、自分の病状(特に L4/5の椎間板が殆ど潰れてしまっていることが気になっています)に関係しそうなものとして、「腰椎不安定症がある場合」と「腰椎の動きによる神経の圧迫・刺激が続く場合」があります。これらはどのように診断されるのかをご教示いただけませんか?
L5神経根圧迫の原因が2箇所にわたり、L4/5とL5/S1の2椎間で除圧術を行った場合、そのことにより腰椎が不安定になり、同時に固定術が必要になることはありますか?
また、ブログの記事の中で最も気になった 2014/02/04の「腰椎固定術後も症状の改善が得られず、再々手術を必要とした高齢女性」のケースでは、なぜ L5神経根除圧だけでなく、L5/S1での椎体間固定(TLIF)とペディクルスクリュー固定を行ったのか、その理由をご教示いただけないでしょうか?

ご多忙の中、勝手なお願いでいろいろ質問して、ご面倒をおかけして本当に申し訳ありませんが、以上についてご回答もしくはアドヴァイスを頂ければ幸甚に存じます。

末尾になりましたが、佐藤先生の益々の御活躍と御健勝を、陰ながら、心よりご祈念致しております。


追伸

『腰椎手術はこわくない』は、本当に目から鱗の素晴らしい本でした。
治療が始まった頃に、図書館やネットでタイトルに「腰部脊柱管狭窄症」や「坐骨神経痛」がついている本を調べて何冊かに目を通していましたが、どれもはぼ同じ紋切り型の治療ガイド的な内容でしなく、一般向けの本はこんなもんなのか・・・と思っていました。
ですから、この本に出会った時には、これほどまでに、治療を受けながらも「このままでいいのか?」と悩んでいる患者の立場に立って、患者が感じているであろう疑問や知りたいと思うであろう病態について、詳細かつ明解に解説してくださる本があったとは!!と驚きながら・・・、憑かれたように一気に通読しました。
特に、腰椎変性疾患の全体像の解説、正確な診断のためのポイントの詳しい解説、手術方針に対する一貫した明確な思想には深い感銘を受けましたし、また、医師選びの基準についての説明の箇所も非常に示唆に富む内容でした。
「治療の初期にこの本に出会えていれば・・・」という思いが頻りですし、「こんなに心から信頼できる先生は他にはいないだろう・・・出来れば佐藤先生の診断を仰ぎ、手術を受けたい」という思いを捨てきれていません・・・。
ですが、現在の病状の自己判断では、できるだけ早く手術を受けたほうがいいと考えざるを得ない状態です。
ご本の奥付のプロフィールにある「手術予定は半年先まで埋まっている」というご事情と、ブログを通して知った、ご高齢の患者さん、FBSSで困難な再手術の患者さん、原因不明と突き放されて困っておられる患者さん等など、本当に多くの方々が佐藤先生を頼って遠方から受診されている事実に心を打たれ、自分のようにまだ若く、初めての手術の者がもっと大変な思いをされている患者さんの手術機会をを遅らせてはいけない・・・と断念し、地元の病院で手術を受けることにしようと思いました。
2016.07.15 18:15
drshujisato
16/07/13のTKS1S2さんへ   Re: Re: 右足の坐骨神経痛の治療について

症状から判断しますと、術後も残る座骨神経痛は神経障害性の後遺症状の可能性が高いように思われます。
時間をかけてみることが必要と思いますよ。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.07.14 23:58
drshujisato
16/07/12のHTさんへ   Re: 固定と骨セメント

私は骨セメントはTLIF(現在は全例でTLIFを行っています)では用いません。CAGEの陥没を防止することは重要ですが、
骨セメントは使用しません。高齢者では、ピーク材を用いたCAGEを使うことが多いです。
骨セメントの使用による合併症は心循環系のものが多いようです。死亡例もありますので、注意が必要ですね。

FROM SHUJI SATO
2016.07.14 23:44
T.K.S1S2
佐藤先生
お忙しいところご確認いただき、ありがとうございます。

以下、ご質問に回答致します。
>座骨神経痛は常にあるのでしょうか、姿勢や歩行などで悪化したり、軽減したりがあるのでしょうか?
常に右足の裏の土踏まずあたりと右ふくらはぎの真裏と少し右側(S1,S2の神経を刺激した時に痛みが走る部分)に痛みがあります。
我慢できないほどではありませんが、ときどきふくらはぎをもみほぐして痛みを紛らわせたくなる時があります。
ふくらはぎの痛みは、前屈や長座等、足を延ばして90度以上に腰を曲げた場合に強くなります。また、椅子に座った状態でも必要以上に腰をかがめると痛みが増します。
歩行でのふくらはぎの痛みの変化はありませんが、ときどき足の裏の痛みが増す場合があります。

痛みはありませんが電気がながれているようなしびれが右足親指から外側へかかとまであります。
これは歩行や姿勢による変化はありません。

その他、関係あるかどうかわかりませんが、右お尻からふともも裏(足の付け根あたり)がひどく痛みます。コリなのか神経痛みなのかの判断がつきません。
椅子にすわっていると痛みが強くなる傾向があります。

痛みが軽減する姿勢はありません。

>歩行状態はどうなのでしょうか?
わざと腰を捻るような歩き方をしなければ、問題ありません。普通にあることは可能です。
腰を捻った時に、右腰と右ふくらはぎに痛みがでます。(左右どちらに捻っても同じです。)

>後遺症としての座骨神経痛なのか、まだ他に原因が潜んでいるのか、話だけでは判断が困難です。
>まずは、上記した質問に答えをお願いします。
以上、回答となります。

よろしくお願い致します。
2016.07.13 22:26
drshujisato
16/07/09のT.K.S1S1さんへ   Re: 右足の坐骨神経痛の治療について

L5/S1の椎間板ヘルニアの術後、足の症状は改善したが、座骨神経痛が改善しないということですね。
ヘルニアによる神経根障害のために坐骨神経痛と下腿や足に痛みやしびれがでていた人の術後の一般的な経過は
まず、座骨神経痛が消失し、それから日数をかけて下腿・足の痛みしびれが消失していきます。
その日数とは、神経根障害の程度に応じて長くなり、長い人では半年かそれ以上かかります。重症な人では痛みやしびれが
残る場合もあります。
あなたの場合は、足の痛みはよくなっているのに座骨神経痛がよくならないということで、ちょっと理屈が合いません。
座骨神経痛は常にあるのでしょうか、姿勢や歩行などで悪化したり、軽減したりがあるのでしょうか?
歩行状態はどうなのでしょうか?
後遺症としての座骨神経痛なのか、まだ他に原因が潜んでいるのか、話だけでは判断が困難です。
まずは、上記した質問に答えをお願いします。

FROM SHUJI SATO

2016.07.12 23:17
HT
先生のブログ、いつも興味深く拝読しております。
以前先生の外来を受診したHという内科医です。
1つ、お伺いしたいことがあります。
TLIFまたはPLIFで固定する場合、
固定部の椎骨陥没予防のために、骨セメントを使うことは、ありますでしょうか?
また、骨セメントを使用した場合の副作用はあるでしょうか?
お手間をかけますが、ご返信いただければ幸いです。
2016.07.12 00:22
T.K.S1S2
初めまして佐藤先生
当方43歳、男です。長文失礼します。
昨年11月に椅子に座るとふくらはぎに違和感を覚えて、整形外科にかかりました。
その後、症状がどんどん悪化して今年の2月には右脚の裏側(お尻~太もも~ひざ裏~ふくらはぎ)から足首(くるぶし)、土踏まずに神経痛があり、右足先にはしびれもでるようになりました。
MRI診断の結果、ヘルニアが原因ということで、3月末に大学病院にてヘルニア手術(LOVE法)を行いました。(手術前に神経根ブロックもしてもらいましたが、効果もほとんどなかったため手術を決断しました。)
ヘルニアは第5腰椎と仙骨の間にあり、左右の腰椎を少し削って骨と神経の隙間を開けて、ヘルニアを取り除いたと聞きました。(左側も狭くなっている傾向があったため、予防として、と聞いています)
術後の変化としては、
1.朝立つと右足首に強い痛みとしびれがでて、1-2時間すると治まっていたのがほぼなくなった。
2.腰を曲げると右ふくらはぎの痛みがどんどん強くなっていったのがなくなった。
があり、一定の効果はあったと思っていますが、右足全体にでていた坐骨神経痛は取れませんでした。
5月ごろにMRIで術後診断をしてもらいましたが、ヘルニアがあった部分は綺麗になっており、その他の部分についても映像上の異常は見られないという診察結果でした。
術後、2回(5月、6月)神経根ブロック(L5、S1、S2)に実施してもらいましたが、L5は造影剤を入れた時にまったく痛みを感じず、S1、S2では該当部位に強い痛みがでており、S1、S2が痛んでいると思われます。
ブロック注射は3日ほどで効果がなくなっています。
現在、リリカ、メチコバール、セレコックスで投薬治療を行っている状態ですが、改善の傾向がないため、手詰まりな感じがあります。
先生であれば、どのような治療を施されますでしょうか。また原因について想像できることはありますでしょうか。
アドバイスいただければ幸いです。
2016.07.09 18:07
drshujisato
16/07/01の眞弘さんへ   Re: 腰椎PLDD経皮的レーザー椎間板減圧術後 悪化

PLDDが腰痛に効果なく、むしろ悪化したとのことですが、その可能性を次に述べます。
1〕まず、診断ミスを疑います。ヘルニアのタイプによってはPLDDは効果ありません。すなわち、あなたの腰痛に効果のない
 治療を受けた可能性があります。
2)PLDDの技術的な問題が原因の場合もあります。
他の医師から、MRIで異常なく、原因不明と診断されていることからは、真の原因が見落とされている
可能性があるように思われます。
ます、正確な原因診断を受けられることです。明らかな神経症状があるにも関わらず、原因不明という診断には疑問があります。
大変でも、他の医師に診断を求めることをお勧めします。

FROM SHUJI SATO
2016.07.06 22:59
眞弘
35歳男性です。

初めてご相談させて頂きます。
宜しくお願い致します。

今年の4月に腰痛が発症し、座位での腰のだるさ、右お尻・太腿・脹脛の違和感にて、2つの病院を受診致しました。

その1つの病院にて6月1日にPLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)を受けました。その後、腰の痛み坐骨神経痛がかなり悪化致しました。病院側からは、様子を見てみましょうとしか回答がありません。薬としてリリカを毎日服用するようにとの事です。

術後悪化傾向が進み、心配になり総合病院を受診しMRI検査にて診てもらいましたが、特に異常が診られず原因不明です。その際、医者にPLDDは駄目だよと言われました。

PLDD術後後遺症等は発症するのでしょうか。
インターネット等で調べても良いことしか記入がなく、私のような経験をされている方の話も出てきませんので、非常に毎日心配しております。

なかなか分かって頂けない状況です。

長々と申し訳御座いません。

先生のご意見頂きたくメールさせて頂きました。




2016.07.01 11:46
drshujisato
16/06/30のTa48歳女性へ

私の外来予約は当院の秘書課が行っていますので、秘書課へ電話を入れて下さい。
「脊椎専門外来の予約を取りたい」と言われれば、予約日を決めてくれます。

from SHUJI SATO
2016.06.30 23:27
Ta 48歳女性です
先生お忙しい中、何度もお返事ありがとうございました。

最初の回答がなぜか届いていなかったため、再質問させていだたきお手数お掛け致しました。

是非、診察していただきたいのですが、具体的にどのようにすればよろしいでしょうか。
医院の方にお電話すればよろしいでしょうか。

ご指示のほどよろしくお願い致します。
2016.06.30 00:32
drshujisato
16/06/27のminomonntaさんへ

海外に離れておられて、さぞご心配のことと思います。
私でお役に立てることがあれば、遠慮なくご相談ください。
それではお大事に。

from SHUJI SATO
2016.06.27 23:33
minomonta
佐藤先生、お忙しいなか、コメントを頂き、ありがとうございました。

先生の返信であらためて脊椎の固定術のリスクの高さを感じました。

今まで診て頂いた先生から、矯正・固定以外の方法で痛みをとる治療について話を頂いたことがありませんでしたので、先生の行っている治療・手術も視野に入れて考えみます。まずは本が先生の本が到着したようですので、早速家族に読んでもらい、私は海外からリサーチを続けます。

色々調べても限界があり、どうしたらよいのかわからず、寝ていても、仕事をしていても、母にどうしてあげるのがベストなのかそればかり考えているところに先生のブログに会いました。第三者としてご意見を頂けたこと大変感謝しています。ありがとうございました。
2016.06.27 11:39
drshujisato
16/06/26のminomontaさんへ   Re: 質問)後弯症の術式について

ご希望どおり回答のみ公開致します。
まず始めに、私は後彎変形の矯正を行う手術方針はとっていないことをお断りしておきます。
また高齢者の圧迫骨折に対するセメントを用いた椎体形成術も私はおこなっておりません。
私が行っているのは、後彎変形や側彎変形に伴う脊柱管狭窄症や椎間孔狭窄症に対する手術です。
つまり、変形自体の矯正は行わず、狭窄症によって障害されている神経の圧迫・絞扼を低侵襲手術でとり除き、
痛みやしびれ、歩行障害を改善することを行っています。
勿論、後彎変形の程度にもよると思いますが、後彎変形が強く、心臓や内臓が圧迫されて生活上の支障が
大きい場合には矯正術が必要になるかと思いますが、手術リスクはそれなりにあると考えるべきと思います。
どのような矯正術がよいかについては私自身が手がけていないため、回答は控えさせて頂きます。
高齢者の脊椎手術、特に固定術、矯正術は問題が起こった時には取り返しがつかないことになりかねませんので
慎重に判断されることです。
私の拙書を注文していただいたとのこと、ありがとうございます。その本には腰椎変性疾患に対する治療に関する
私の考え方をまとめさせて頂きました。患者さんの満足度を重視した手術治療について書いたつもりです。

それではおお大事に。

from SHUJI SATO


2016.06.27 00:28
drshujisato
16/06/26のT。Aさんへ  Re: 術後の足首から下のしびれ痛みについて

6月23日にTakaさんの名で投稿された方ではないでしょうか。そうなら既に回答しています。今回の名前はT。Aになっていますが、相談内容は同じなので同一人物で間違いないと思うのですが。最初のメールには書いていない情報として、既に皮膚科を受診して膠原病は否定されているのですね。そして、太もも外側までしびれが上がってきているのですね。これらをもとに再度、質問に回答します。

> 質問1 この症状の原因は何が考えられるのでしょうか?
>     膠原病の疑いもあるので主治医に勧められ皮膚科にも行き検査しましたが膠原病ではありませんでした。

 回答1: 足から始まり、太ももまで上行しているのでしたら、腰椎由来の症状である可能性は否定できないように思います。
     固定術後の画像検査で得られる情報には限界があります。ましてや腰椎レントゲン撮影のみでは診断は難しいと思い      ます。
>
> 質問2 この状態を放置しておくと、痛みが広がり歩行困難になるのではと心配しています。治す方法(手術等)は考えられますでしょうか?

 回答2: 治す方法は原因次第です。原因診断がつかない限り適切な治療法を決められません。まずは正確な診断をつけることで
     す。
>
> 質問3 地元(首都圏)で他の病院に診てもらうとしたら、どのように申告すれば、レントゲンを撮ってあと鎮痛剤をもらうだけの診察ではなく、MRIを含めたより突っ込んだ診察をしていただけるようになるのでしょうか?
> 地元でダメな場合は、佐藤先生に診てもらうことは可能なものでしょうか?

 回答3:既に他の医療機関を受診されて新たな展開がないことから、納得できる医療機関を見つけることは難しいように思われます。保証はできませんが、私の外来を受診できるのでしたら、原因を検討させていただきます。

ご検討下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.06.26 23:58
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.06.26 16:27
T。A
6月23日に質問を送らせていただいた48歳TA女性ですが、操作ミスで届いていないかと思い、同じ内容を送信させていいただきます。

二年半前に変性腰椎すべり症脊柱管狭窄症手術を受けました。4番5番をボルトでとめました。術前の状況はすべりがひどく歩行困難でしたので固定術に踏み切りました。術後、左足の親指にちょっとした違和感・しびれ・痛みがあり、トラムセット、リリカを毎日服用してなんとか普通に生活をしておりました。ところがこの春から、痛みがだんだんひどくなり、右足の親指から指全体、足の裏にも痛みが広がり歩行するのも苦痛になってます。ベッドに横になっていても最近ではしびれがあるためリハビリで歩くのも困難になっています。温めると痛みがますため湯船から足を出して入浴するような状態です。主治医には術後から痛みを話していますが、レントゲンを見る限り手術は成功でその後の経過も問題なく腰に関しては完治していると言われ、リリカ等の投薬で暮らしていくよう言われています。セカンドオピニオンも考え、他の病院にも行きましたが、レントゲン撮影をするのみで、手術は成功でその後も問題ない。痛みやしびれがあるのであれば、お湯と冷水に足を交互につけて神経が痛みを正確に完治できるようにする方法を勧められましたが、効果がありません。
坐骨神経痛のストレッチや体操も試みましたが改善してません。
この1~2週間では両足の太ももの横にしびれがひろがり、一日の大半をベッドに横になって過ごすようになってしまいました。他の病院にいっても再びレントゲンを撮って異常ないと言われるのが関の山と思い、どうすればいいのか途方に暮れています。


質問1 この症状の原因は何が考えられるのでしょうか?
    膠原病の疑いもあるので主治医に勧められ皮膚科にも行き検査しましたが膠原病ではありませんでした。

質問2 この状態を放置しておくと、痛みが広がり歩行困難になるのではと心配しています。治す方法(手術等)は考えられますでしょうか?

質問3 地元(首都圏)で他の病院に診てもらうとしたら、どのように申告すれば、レントゲンを撮ってあと鎮痛剤をもらうだけの診察ではなく、MRIを含めたより突っ込んだ診察をしていただけるようになるのでしょうか?
地元でダメな場合は、佐藤先生に診てもらうことは可能なものでしょうか?
2016.06.26 15:28
drshujisato
16/06/23のF.Oさんへ   Re: 第4腰椎分離すべり症

L4/5の分離すべり症の固定術による骨癒合は完成し、約2年間は症状の改善が得られていたとして説明します。
可能性として、固定隣接椎間であるL5/S1に狭窄病変あるいは椎間板ヘルニアが起こったことが疑われます。
ボルトが入っていると金属の影響で画像が乱れますので、MRI診断が困難になります。とくに椎間孔狭窄症や外側型や
超外側型ヘルニアの診断は困難です。
症状として、下腿外側から足背にかけて痛みやしびれがあるのでしたら、上記した可能性が高いと思います。
もし、そうであるのなら、手術で改善を図ることができます。
地元でどうしても解決しないのであれば、当院の受診を検討してみてください。
腰椎に原因があるのでしたら、明らかにできると思います。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.06.25 23:27
drshujisato
16/06/21のK.Kさんへ   Re: 腰椎椎間板ヘルニアの相談

MRIでは明らかでなかったヘルニアが脊髄造影で発見できたとのことですが、そのようなことは私には疑問です。
この逆、すなわち脊髄造影で診断できなかったヘルニアがMRIで診断できたということは大いにあり得ます。
すべてのタイプのヘルニアの診断において、MRIが脊髄造影よりも優っています。
ですので、あなたの場合、どのようなヘルニアがどこにあったのか疑問に思います。
ちなみに、私は脊髄造影検査はまったく行っていません。MRIで十分な情報が得られるからです。
もし、受診できるのでしたら、何が原因であるのか検討させて頂きます。
話だけでは難しいケースと思います。

FROM SHUJI SATO
2016.06.25 22:21
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.06.23 17:18
K.K
はじめてご相談させて頂きます。38歳男性です

4~5前から腰が悪化して半年仕事半年休むといったような生活になっており、脊椎専門医の方にみて頂いています。

腰椎椎間板ヘルニアで2年前にL3-4昨年L4-5の手術を
PED PELD術を受けました。

左右ともに腰の痛みが酷く生活がとても成立しないと伝え。大学病院で手術を行いました。造影検査でL3-4(2年前)L4-5(1年前)ともにMRIでは写らなかったヘルニアが見つかり
検査は受けてみるものだなと思いました。

左側の痛みは回復に向かっており時折痛む程度、しかし右側に関しては痛みのレベルは下がったものの、術後1年経過しても
仕事をし生活をしていけるまでは回復しておりません。

最近では腰右側の痛みが大きくなり右足まで痛みが走り2週間
外出もできませんでした。

なんとか病院へ行きMRIを取りましたが、以上は無いとのこと
で、リハビリで体つくりをしていく説明でした

リハビリは術後から続けています、痛みは脳の記憶とも言われましたが。痛みの大きさで筋肉の張り(炎症とでも言ったらいいのか)は大きくなるので記憶とは思えないのです。

手術をしたことでMRIではヘルニアは再発してなくともまた造影検査では写るのではないかと疑ってしまします。

過去にこういった症例はありましたでしょうか?

生きていくために。強引にでも造影検査なり徹底的に検査をお願いしようかと思うのですが。どう思われますか?


自分は九州からなのですが。佐藤先生の所でも受け入れていただけますか? 最悪 九州を出て治療も考えいるので。

返信をなにとぞよろしくお願いいたします。



2016.06.21 17:23
drshujisato
16/06/19のH 50歳 女性さんへ

歩きすぎた後からの症状とすると、腰椎性というよりは下肢の靱帯や筋肉性の症状かもしれませんね。
足の痙攣も筋肉の疲労から起こることがあります。
温泉浴で改善するのでしたら、続けてみるので良いと思います。
腰椎にヘルニアや狭窄症の所見が見られないのでしたら、まずはそれを信じて
対症療法で経過をみてはどうでしょうか。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.06.20 23:45
M.U
すみません先程のメールに手落ちがありました。度々お手数をおかけして申し訳ありません。思い当たる原因は約1ヶ月前健康のためと思いウオーキングを普段の倍ほどしてしまいました。帰りの途中から内腿が痛くなってきました。普段は夕食後約50分ほど普通の速度でほぼ毎日歩いていました。以前から冷房の効いたコンサートに行くと下肢が異常に重くなる傾向がありました。休憩時間にストレッチなどをしていました。最初は夜横になると足の痙攣がひどく寝られない日が続きました。立ち上がると少し楽になるので。現在は寝られるようになりました。
2016.06.20 07:39
M.U
早速ありがとうございます。病院では腰の部分のMRIを撮りました。カナヅチのようなもので色々テストしました。その結果異常なしと言われました。太ももの内側から後ろ側にかけて、ふくらはぎの後ろ側(内側の部分寄り)が時々痛みます。足全体が重く感じます。時々治ったのかと思うくらい良くなる時もあります。リリカ25mgを朝晩飲むように処方されまだ2日目です。効果が出るまで1週間くらいかかると聞きました。昨日近所の温泉で短い時間半身浴をしてきました。かなり楽になりましたが、まだ症状は続いています。温泉は良いのでしょうか?素人判断で逆に悪くしてしまってはと心配です。
2016.06.20 06:25
drshujisato
16/06/16のi.mさんへ

原因が何であり、とう治療すべきか、そして、生活上注意すべきことは何であるのか、
などについて検討致します。

from SHUJI SATO
2016.06.19 23:14
drshujisato
16/06/18のM.Uさんへ  Re: 座骨神経痛?

L5/S1の椎間孔や椎間孔外にも異常はないと説明されたのですか。
L5/S1はS1神経根とL5神経根が複雑な形で障害されることあります。
これらの問題を含めて、異常はないということなのでしょうかね。
それでは、現在の症状については何が原因と説明されましたか。

FROM SHUJI SATO
2016.06.19 23:10
drshujisato
> 15/06/18のUくみこさんへ
>
> L2/3の脊柱管内ヘルニアであれば、L3神経根が障害されますが、この場合は
> 大腿前面から膝辺りに痛みやしびれが発現します。
> あなたの症状はやはりL2/3のヘルニアによると考えた方が、症状と一致します。
> 現在の担当医がL2/3でないというのであれば、なぜL5分離症によって
> 現在の症状が発現するのか、その理由を聞かれたらよいでしょう。
> 担当医が聞く耳を持たないという態度をとるなら、別の医師を探した方が
> よいように思います。
> L2/3のヘルニアの手術のリスクが特に高いことはありません。
2016.06.19 22:55
drshujisato
15/06/18のUくみこさんへ

L2/3の脊柱管内ヘルニアであれば、L3神経根が障害されますが、この場合は
大腿前面から膝辺りに痛みやしびれが発現します。
あなたの症状はやはりL2/3のヘルニアによると考えた方が、症状と一致します。
現在の担当医がL2/3でないというのであれば、なぜL5分離症によって
現在の症状が発現するのか、その理由を聞かれたらよいでしょう。
担当医が聞く耳を持たないという態度をとるなら、別の医師を探した方が
よいように思います。
2016.06.19 22:53
drshujisato
16/06/16の山田晃さんへ

チタンアレルギーのある方にチタンボルトを使ったことがありませんので
正確ではないかもしれませんが、ボルトによる固定は余り勧められないと思います。
ボルトやチタンケージを使わないで、ピーク材を使って椎体間固定を行う方法がありますので、
主治医とご相談ください。

FROM SHUJ SATO
2016.06.19 22:44
drshujisato
16/06/15のKさんへ

左足指先とは、全指なのでしょうか。
腰椎を含む脊椎病変では、足指だけに痙攣や痛みが起こるということは私の経験ではありません。
腰痛や大腿、下腿にも痛みやしびれがあり、足先にも痛みやしびれがあるといのが普通です。
脳から来る症状でもないと思います。
足指自体に問題はないのでしょうかね。

FROM SHUJI SATO
2016.06.19 22:38
i.m
本人の希望もあり受診させていただく方向で考えてます。
前に進みたいと思います。
2016.06.18 19:46
M.U
6月7回に初めて質問させていただきましたM.Uです。早速お返事をいただきましてありがとうございました。あれから隣町の大きな病院に予約を入れ、整形外科を受診しました。MRIの画像を見てL5/S1に異常は見られないと言われました。ところが痺れの症状は変わりなく、時々とても楽になることがありますが、またぶり返します。座骨神経痛の症状なのでしょうか?とても心配です。よろしくお願いします。
2016.06.18 18:26
Uくみこ
佐藤先生ご回答ありがとうございます。
お忙しいのに本当に感謝いたします。
また先生の著書も拝読いたしました。
前回の質問からすこし状況が変わりました。
申し訳ありません。
状況報告と、質問お願いします。

最初に受診いただいた病院に行って紹介状をいただきました。
そのときヘルニアはL2/L3と伺いました。
わたくしがL3/L4と間違っていました。申し訳ありません。
正確にはL2/L3です。
紹介状を持って再度M病院を受診してきましたところ
今度は紹介状があったので説明も丁寧で、同じくL2/L3にヘルニアがあると診断でした。

M病院では、L2/L3に神経ブックをしましたが全く効果ないことからL2/L3ヘルニアはあるが圧迫はなく神経根の炎症なので手術対応ではありません。
と診断されました。
医師からは、この状態を受け入れてリハビリで痛みと付き合っていくしかないと言われました。
左足太もも前部はしびれがひどく、座ることがつらいためリハビリに通うのもつらいです。
歩くことはできるのですが、どんどん気持ちが暗く、日常生活を送れなくなって5か月、ひどい状態です。
L2/L3の手術は神経の束に近く手術するとしてもリスクが高いと聞きました。

家族はM病院の医師の言うことに賛成していて通院するよう言っています。。

二週間後 再診です。

佐藤先生教えてください、
〇わたくしはM病院の医師に次回診察の時なんといえばよいのでしょうか

不安ですぐ感情的になってしまうため、M病院の医師からは心の病と決められてしまいそうです。

なんとか感情的にならないよう受診したいと思います。
どうぞアドバイスください。お願いします。

〇L2/L3ヘルニアについては大腿下部 膝あたりにしびれがあると先生の著書に書いてありました。
好発部位ではないので情報がなく不安に思っています。
L2/L3のヘルニアについてご説明いただければ幸いです。

お忙しいところ申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いいたします。







2016.06.18 12:03
山田晃
チタンアレルギーもあった場合、一般に固定手術は無理となりますか?
何度もすいません。
2016.06.16 13:45
drshujisato
16/06/14のUくみこさんへ

受診の件、了解しました。
正確な診断をつけさせて頂きます。

質問への回答
>
> ○受診前に、MRI画像を送付してもよいでしょうか
>
   回答:受診当日に持参ください。こちらでもMRIなど検査させていただきます。

> ○ 第五腰椎分離症がある場合L3/4のヘルニア手術はリスクを伴うものなのでしょうか、
> どのような手術の選択肢があるのでしょうか
  
   回答:腰椎分離症がL5であり、ヘルニアがL3/4であるなら、ヘルニアに対してはMD法でヘルニア摘出を行います。
分離症が無症状であるのなら、それに対する手術は必要ありません。従って、分離症とは無関係にヘルニアに対する手術が
できますので、特に問題になることはありません。
ちなみに、分離部にヘルニアが発生したのなら、通常は腰椎固定術が必要になります。

FROM SHUJI SATO
2016.06.15 22:37
drshujisato
16/06/14のi.mさんへ

色々と疑問、不安のあることは理解できます。
しかし、病気に関しては一歩一歩進めるしかありませんよ。
あなたの側の都合があることは理解しますが、病院にも都合があります。
病院の都合や受診要項に関しては、本院の秘書課にお問い合わせください。
そのうえで受診するかどうかご検討ください。
まず、病気の状態を正確に把握することから治療は始まります。
それにはまず病院を受診することです。

from SHUJI SATO
2016.06.15 21:59
drshujisato
16/06/13の山田 晃さんへ

 金属アレルギーが明らかですので、チタンアレルギーがあるかを皮膚科で判断していただくことが必要です。

FROM SHUJI SATO
2016.06.15 21:49
drshujisato
16/06/13のt_watanabeさんへ

病名は椎間板ヘルニアでしょうか?
おそらく、再発がおこったのであろうと思います。再発期間が短いので
椎間板ヘルニアが疑われます。
症状の改善が進まなければ、MRIで原因を調べ、今後の治療方針を検討することが必要です。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.06.15 21:44
K
初めてメールさせていただきます。お忙しい中恐れいります。
68才女性。ずい分前から左足指先あたりがずっと一日中痙攣。しかも痛みもかなりあり、疲れたり、夜になるとひどくなります。眠れなほどの痛みです。いろいろと検査などしましたが全くわかりません。CT、MR、レントゲンIなども異常はないないようで、さらに血管や脳にも硫黄はないと言われました。ただ1度だけ左足の半月板に損傷があると言われましたが、別の病院では異常なしと言われました。痛みだけでもと思い、ペインクリニックにも行ってみましたが、症状は変わらず、痛みも取れません。
可能性でも結構です。どうぞよろしくお願いいたします。
2016.06.15 02:13
Uくみこ
6月13日に回答いただいたUくみこです。
パソコン操作誤ってもし同じ内容を2回送ってしまったならご容赦ください。
先生回答いただいてありがとうございました。涙が出るほどうれしかったです。
先生にどうしても受信していただきたく7月27日予約しました。
東京から行きます。どうぞよろしくお願いします。

○受診前に、MRI画像を送付してもよいでしょうか
別病院で一度画像が映らなかったことがあるため画像取り込みができるかどうかだけでも確認していただきたく思います。
ご多忙なところ申し訳ありませんが
どうぞよろしくお願いいたします。

〇先生に質問させてください。
第五腰椎分離症がある場合L3/4のヘルニア手術はリスクを伴うものなのでしょうか、
どのような手術の選択肢があるのでしょうか
ケースバイケースとは思いますが、
わたくしは腰痛はひどくありません。
一般論でよいです。
どうぞご回答ください。
お願いいたします。

2016.06.14 16:06
-
このコメントは管理者の承認待ちです
2016.06.14 13:45
i.m
他の患者さんもいらっしゃるのに何度も質問してすみません…
先生の診断を受ける場合のざっとした流れを教えていただけますか?
うちの場合、千葉県からの受診になること、現在中学生であることでそれに要する時間やその時間の確保など他にも気になるところが色々あります。
紹介状なし、現在の画像など無しで改めて先生の診断を受けることが可能ですか?
それは1日で終わりますか?
出来れば学校に影響のない土曜日にそれが可能なのか?
仮に手術になった場合、入院期間はどれ位になりますか?
その後地元に戻ってからの専門医のリハビリが必要ですか?
だとしたら、現在かかっている医者からの紹介状がやはり必要になるのでしょうか?
先生が診て手術は必要ないという結果になることもありますよね?

申し訳ありませんが教えていただけますか?

痛くなくなっていたからとはいえ、元々ヘルニア持ちの子供を何故に運動部に入れたのか、と言わんばかりの周りの態度に親の私も心が折れかけています。
こうだからこうなんだ、だからこうすれば、という診断が欲しいのです。
2016.06.14 10:05
drshujisato
16/06/12のi.mさんへ

 娘さんの腰椎の問題は、腰椎専門医でも判断が難しいのかも知れません。
専門医なら誰でも診断できるというわけではありません。誤った手術が行われことも稀ではありません。
だからこそ、私は「腰椎手術はこわくない」を世に出したのです。この本で現在までの診断や手術治療には
多くの誤りがあることを皆さんに伝えたかったのです。腰椎手術をこわい手術にしてはいけないという私の強い思いを込めて
書きました。
もし、私の受診が可能なら、是非検討させて頂きます。いつまでも今の状態の繰り返しではいけないと思います。
私が手術したお子さんから、毎年年賀状を頂いておりますが、体育もテニスも問題なく楽しんでいるとの報告を受けています。

from SHUJI SATO
2016.06.14 00:01
drshujisato
16/06/11のまるこさんへ   Re: 脊柱管狭窄症固定手術について

質問は ご希望に従い、病院名を伏せて紹介させていただきます。

> > 54歳女性です。40歳の時左股関節RAOしています。47歳の時突然腰の激痛足の脱力、痺れで動けなくなり近所の病院の腰椎専門の先生に診ていただき椎間板症との診断。神経根ブロック等数ヶ月治療続け、激痛は治らず、某大学病院
> > の、慢性疼痛紹介して頂き、持続カテーテル治療と検査かねて入院。結果は(多腰椎6)第4、5外側ヘルニア、滑り症、脊柱管狭窄症の診断で、外側ヘルニア内視鏡にて手術 。翌日今まで経験したことない程の激痛痺れで歩けず、検査結果、血腫数個見つかり、以後モルヒネ、レペタン座薬にて、治療入退院繰り返しました。
> > 2年後椎弓切除手術し、固定する予定でしたが、滑り出している部分が、ストッパー?になっており、固定しなかったとのことでした。
> > 歩けるようにまで回復し、仕事を病院の託児所夜勤に、変え復帰しました。
> > しかし、又、最近突然腰の激痛と、足の脱力、足の先の、下垂等で入院。ステロイド1クールしました。二日目驚くほど回復し、4日目又、足の脱力が戻り?しかし、腰の痛みが和らぎ、退院しました。先生も私も今は固定しない方向で考えてます。
> > しかし、私の関節が、全体的に緩いようで、リハの先生も、めずらしいくらい緩いとおっしゃってました。膝と足首の装具を作ってるほど緩いです。
> > 今現在も、歩き出して間もなく左足の力が抜けていくのが、わかります。杖なしでは怖くて歩けません。
> > 今後このまま、様子を見るか、固定した方が良いのか?悩むところです。よろしくお願いします。
>
>回答:
> すべての症状がL4/5のすべり症、椎間板ヘルニア、狭窄症によって起こっているという前提で説明します。
> 今までの経過および下垂足が発現している状態などを考慮しますと、保存的治療の限界と考えます。すべり症の程度やすべり部位での腰椎の不安定な状態の有無・程度によって手術方針は変わりますが、あなたの場合は神経除圧と腰椎固定術が必要と思われます。もし、すべりがあっても腰椎不安定性が軽いのでしたら、神経除圧術のみという選択もあるでしょう。しかし、治療方針を正確に決定するためには診察と画像検査の検討が必要です。
>
> 以上参考になれば幸いです。
>
> FROM SHUJI SATO
2016.06.13 23:36
drshujisato

16/06/11のUくみこさんへ

質問にお答えしますね。

> ○現在のわたくしの症状は腰椎分離症によって発症しているものだと思われますでしょうか?

 回答:L5の腰椎分離症だけでしたら、足に痛みやしびれは起こりません。症状としては腰痛です。L5分離症で下肢に痛みやしびれが起こったのでしたら、L5/S1に椎間板ヘルニアが発生した場合が考えられます。しかし、あなたの症状はL5/S1のヘルニアでは説明できないように思われます。症状からは先の病院で診断されたL3/4のヘルニアの方が可能性としては高いと思います。L3/4のヘルニアでは通常はL4神経根が障害されますし、外側型ヘルニアの場合にはL3神経根が障害されます。L4神経根の障害では大腿前面から下腿内側に痛み・しびれが生じますし、L3神経根の場合には大腿前面から膝辺りに痛みやしびれが発現します。ちなみにL5/S1のヘルニアの場合には、臀部から大腿外側・後部、下腿外側・後部に痛みが発現します。

> ○第五腰椎分離症でも左足前面、臀部のしびれはあるのでしょうか?

 回答:上段で説明した通りです。分離症のみでは足に症状は発現しません。

> ○他病院を受診してセカンドオピニオンを受けたほうが良いのでしょうか?

 回答:そうした方がよいと思います。M病院の医師は神経ブロックが効果なかったことから、L3/4のヘルニアを否定したようですが、ブロックによる診断は正しくないことがあります。症状とMRI所見の一致性が診断には重要です。

 最後にM病院の医師が言われた
> 「腰椎分離症は手術対応ではない」ですが、基本的には正しいですが、例外的に扱うべき患者さんがおられます。それは分離症による腰痛によって生活の質が損なわれ続ける患者さんです。このような患者さんでは、腰椎固定術を行うことがあります。

以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.06.13 23:14
山田晃
回答、どうもありがとうございます。
私は指輪のような金属をつけると指がかぶれたり痒くなったりしますので指輪はしていません。体内に入れる金属となるとアレルギーの可能性が高いでしょうか?
2016.06.13 16:15
t_watanabe
初めまして、今年四月末に腰椎を手術をしました
術後一月ほどは痛みも消えてリハビリを受けておりました処が最近になりまた以前の痛みが腰部より
尻太もも右足すね裏部分に痛みが出て来ました歩くのも大変です医師は痛み止薬を出してくれてますが
一向に良くなる様子が在りません何か改善する良い方法が在りましたらお聞かせ下さい、
2016.06.13 14:38
drshujisato
16/06/10の山田晃さんへ  Re: 金属アレルギーによる固定手術の中止

正確に何%と計算したことはありませんが、稀との印象を持っています。
テスト結果を踏まえて、慎重に判断されることが必要と思います。

FROM SHUJI SATO

2016.06.12 23:18
i.m
度々すみません
成長期のヘルニアはもしかしたら治る、というか痛まなくなるかもしれないような事も聞いたことがあります。以前の診察でも、今回の診察でも大したヘルニアのような扱いはされていないのです。
それは下肢の症状がほとんどないこととヘルニア自体が小さいからだと思うのですが…本来なら痛みが出ないはずの小ささらしいのです。
ただ、先生のブログではヘルニアの痛みはその大きさで決まるのではなく、脊柱管の面積で決まるとか?
それはMRIの画像を見ればお医者さんならわかるのですよね?
娘のヘルニアは神経には障っていないように言われ、でも腰が痛いってことはこれが原因だろう、と言われる程度です。他に異常が見当たらないようなので。
それで安静、リハビリとなるのですが…

でも、この先運動を本格的に始めると今回のような事を繰り返すのでしょうか?
今回は結局3ヶ月の運動禁止となりました。
本気になりかけていた部活は中断し、その部は大会でも上位に入っている事もあり、部活動は1年生のうちからとてもハードですし、夏にはもう大会に参加するようになっており、顧問もとても厳しい方です。うちの子のような者がいては迷惑かけると思い、泣く泣く退部の話をしましたが辞めさせないように!と言われ今は残留していますが、3ヶ月も部活が出来ないと他の子とはかなり差ができるとか、授業の体育も成績が落ちますね、など、正直娘を本心で受け入れようとは思っていないように感じます。
3か月後再開し、でもまた同じことが起こらないとは言えないのですよね?

手術をしたら完全完治になるのでしょうか?
痛みの起こらない体にはなれないのでしょうか?

以前、九州の方の女の子が先生に手術していただき、その後元気にテニスをしています、というコメントをいただきました。
そのお子さんはその後も再発することなく、運動を楽しんでいらっしゃるのでしょうか?

ヘルニアが小さく手術対象にはならないと言われますし、手術しないで治るならそれが一番いいのですが、今回のような事が起こりその度に傷つくのなら完治させたいと思うのが親心です。

先生が子供に対して保存療法ではなく、オペを必要と考える時はどういった時でしょうか?
よろしければお聞かせいただけますか?



2016.06.12 15:13
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2016.06.11 12:09
Uくみこ
55歳 女性
発症は4か月前 突然の激痛でした。
一週間たち少し動けるようになりましたが 現在でも左太もも全部のしびれと左腰から臀部にかけて特に付け根のあたりに痛みが継続していて 座ることがつらいです。夜間痛みが増します。
MRIを撮っていただいた病院で L3/4の椎間板ヘルニアと診断されました。素人目にもMRI画像に神経の圧迫が見ることができました。
発症後4か月たっていることもあり 手術も視野に入れ手術もできるM病院に行って診断を受けたところ
ヘルニアではなく腰椎分離症だといわれました。
もともと第五腰椎分離はあり、10年前くらいに運動療法で症状は消えていました。またそのときは右腰でしたし、その時は長時間歩けない、たちないという症状で、今とは全く違う症状でした。後ろにそることも可能です。
病院の受付で画像があれば紹介状がなくてもよいといわれたため紹介状なしで行ったため 医師はご立腹で、本当なら自費だ。神経ブロックも効果なし。こんなのヘルニアじゃないですよ。。精神的問題だ。と言われました。薬も出してもらうことはできませんでした。

佐藤先生に 質問させていただきます。
M病院では腰椎分離症も手術対応ではないと言われリハビリに励むよう言われました。
○現在のわたくしの症状は腰椎分離症によって発症しているものだと思われますでしょうか
○第五腰椎分離症でも左足前面、臀部のしびれはあるのでしょうか
○他病院を受診してセカンドオピニオンを受けたほうが良いのでしょうか
どうぞよろしくお願いします.
2016.06.11 09:33
68歳 女性(もも)
初めてご相談いたします。
症状 2013年に足裏全体のしびれが気になり受診しました。その時は     飲み 薬 で数週間でしびれがなくなりました。2015年7月同様にしび   れがでてきてMRIのある医院を受診結果黄色靭帯肥厚があると言われま   した。リマプロストアルファデスク錠、メコバラミン錠処方、9月にイコサペント酸エチルカプセルも   飲み始めました。2016年6月に症状変わらないのでノイロトロビン錠に変更   イコサ・・・と飲んでいます
質問1 このまましびれがとれないと今後どういう状態になるのでしょうか
質問2 このまま服薬を続けてよいものでしょうか
質問3 病院を紹介しましょうかと言われ不安になっております。
お忙しい中申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

2016年6月10日
 
2016.06.10 16:54
山田晃
近く腰部脊柱狭窄症の固定手術を受けますが金属アレルギーの
テストで手術が出来ないケースは通常何%の人にありますか?
2016.06.10 14:47
drshujisato
16/06/07のM.Uさんへ   Re: L5/S1

椎間孔狭窄症は脊柱管狭窄症と同じく、その進行程度によって治療法を選択します。軽い場合は薬物治療などの保存治療をおこない、進行した場合には手術治療を行います。その判断は素人の方では難しいので脊椎専門医に相談されることです。
ただし、専門医も治療方針に差があることを理解しておいてください。現在の薬物治療が効果あるのでしたら、それを続けて経過をみるのでよいと思います。

以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.06.08 23:52
drshujisato
16/06/02のi.mさんへ

私の経験からも、椎間板ヘルニアになりやすい人がいます。
このような人では、ヘルニアを繰り返しながら神経障害が進む傾向があります。
ヘルニア発症の急性期は安静が基本です。痛みが落ち着いてからは徐々に運動再開を指導します。
どの程度の運動が良いかは個々に判断されるべきですが、実際にはなかなか難しいというのが実情です。
もし、同じ運動でヘルニアを繰り返しているのなら、その運動は腰に良くないと判断した方がよいのではと思います。

それでは、お大事に。

from SHUJI SATO
2016.06.08 23:35
M.U
先程メールをいたしましたM U と申します。年齢性別を記入し忘れました。
女性 74歳です。  お手数をおかけします。よろしくお願いします。
2016.06.07 14:54
M.U
初めて質問させていただきます。よろしくお願いします。2週間ほど前から下半身が具合が悪くなり時々内股に神経痛のような痛みが走るようになりました。足が攣るようになりました。近くの整形外科を受診しましたところ膝の注射をしましたが改善されず、内科ではないかと受信しましたところ股関節ではないかとMRIを撮影しました。L5/S1 左神経孔 の狭小化 との結果が出ました。
軽度の変形側わん。脊柱管は保たれています。どのような治療をすればよいのでしょうか?今はロキソニンを飲んでいます。埼玉県在住です。
2016.06.07 14:29
i.m
早々にお返事いただきありがとうございます。
近くの整形外科には今回の腰の痛みも椎間板ヘルニアからくる痛みでしょう、と言われ1週間の安静を言われています。
過去の画像と娘の症状を診てそのように言われました。
(MRIのとりなおしはしていません。)

ただ、部活の顧問からあそこはすぐ休め、休めと言うからとある整骨院を勧められて、そちらも受診しました。

今回整形外科では前回のその後の経過や普通に運動も出来るようになっていたので、本人の希望のもとテニス部に入ったことも伝えました。
それはいいね!とおっしゃっていたので、運動を回避した方がいいようには受け止めていませんでした。
今回も言われたのは1週間の安静だけを言われただけで、その後どうする、とかは???インナーマッスルを鍛えたりねぇ~と世間話のように言われただけです。再度受診するようにも言われていません。
私の方でも、医者の方からこの子はこういう体なのでこうした方がいい、これはやめた方がいい、などハッキリ言ってもらえれば助かります。
最終的には体を鍛えるようにと言われてしまうので、娘自身も1週間たてば痛みも落ち着いて運動が出来る、と思っています。

再度受診してどうするべきかをたずねてみたいと思います。
2016.06.02 07:08
sk
先日、小学2年生の腰痛を質問したものです。本日、再診し、主治医にはっきりと、先生からのコメントをもとに、MRIを要望し詳しく診ていただきました。最初は、小学2年生ということでうまく取れるかなどうかと心配されましたが、それでも要望をしました。技師の方の優しい対応の元、上手く撮れたようでした。

結果、椎間板の変性や、ヘルニア等は無いようですが、可能性として分離した部分の動きによって痛みを起こしているのかもしれないということで、コルセットや安静、痛みがない時は普段の生活を心掛ける、という対応をしようという結論になりまました。主治医もこちらの意見に耳を傾けてくれた印象がありました。

今回のことで、結果的に、MRIをとってもとらなくても(上記のような)対応は変わらなかったかもしれません。ですが、親自身、本人の安心感や今後の対応を考えていくためにも、先生からのアドバイス通り、しっかり検査していただく事がいかに大切かがわかりました。私自身安心しました。個人的な意見かもしれませんが、

我々患者側は、正直、どうしても”お医者様”というへんな壁にぶつかります。こんなこと言っていいのかな? 要望してもいいのかな?と。それは、今までの経験上、自分が頑張って得た知識などで、意を決してこうしてほしいと訴えても「その検査は必要ない」とか、「それはこちらで判断しますよ」とかと言われてきたことから、”お医者様”に要望をすることをためらう傾向にあると思います。

このブログでも、そのような内容を幾度となく見てきた気がします。
医者と患者とは一体何なんだろうか?と思わされてきました。

でも、私自身は、こうして先生に勇気頂き、行動したことが、主治医に伝わり、ある一定の安心感と信頼を得ました。やはり行動することが大事だなと。

大人である自分の体なら、言葉や経験でなんとかなるでしょうが、幼い子供のことで正直、親として、どうしたらよいのだろうかと思っていました。先生の暖かいアドバイスで、また前進できそうです。お忙しい中、本当にありがとうございました。
2016.06.01 23:02
drshujisato
16/05/31のSATOさんへ

カルテを確認しました。L4/5の再発なのか、L5/S1にも狭窄性変化がありますので、今度はL5/S1の問題であるのか
この判断が必要と思います。やはり、受診していただくのが原因究明の近道です。
ご検討下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.06.01 22:31
drshujisato
16/05/31のi.mさんへ  Re: 再発??

症状経過からは、やはりヘルニアの再発のように思われます。
MRIで正確な診断ができるのですよ
整骨院の判断は違っていると思います。
小学生の椎間板ヘルニアによって、腰椎の側彎変形が強くなることがありますので、
ヘルニアを慢性化させてはならないと私は考えています。
正確な医学的判断が必要と思いますよ。
子供さんにスポーツさせてやりたい親心は理解できますが、それが可能な腰なのか
まずはその答えを専門家に求めて下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.06.01 22:27
sk
 先日小学2年生の子供のことで相談させていただき、お忙しい中、回答し、またお気使いの言葉ありがとうございます。ここ2、3日はあまり痛みを訴えませんが、前屈や背中を反らす動作が痛くてわずかしかできていませんでした。そういうことも踏まえて、親自身が小学生だからといって安易に考えることなく、状態を伝え、MRIなど検査をしていただき、そこから判断をしていこうと思います。

大変参考になりました。ありがとうございました。
2016.06.01 08:32
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2016.05.31 17:56
i.m
ご無沙汰しております。
以前、小5の娘の椎間板ヘルニアの相談をさせていただいた
者です。
あれから半年位は痛みと戦い、気候の良くなった6月位から
劇的によくなりその痛みを忘れるくらいになっていました。
今年春に中学生になり、本人がもともとやりたいと言っていた
テニス部に入り毎日、ほとんど休みもなく部活に励んでおり
ましたが、先週ランニング直後に腰に痛みを覚え、走ることが
できなくなりました。普段の生活では、階段の昇降、しゃがむ
ことがつらいようです。
部活を休みたくない本人の希望もあり、整形外科受診後、顧問
の勧める整骨院に連れて行き、そちらではヘルニアはこの
痛みに関係なく、あきらかにオーバーワークで筋力のない体が
悲鳴を上げていると言われ、マッサージと温める電気の治療を
してくれています。
昨日、またこの整骨院に行った所、体を触った先生がだいぶ
よくなったね、とおっしゃったようですが、本人は家に帰って
きてから、痛みがひどくなっている、と逆のことを言いました。
整骨院の先生は筋肉疲労との診たてなので、筋肉の張りがとれ
ていることでそのようにおっしゃったのかもしれませんが、
それで痛みがとれていないなら、今回もやはりヘルニアから
くる痛みなのではないか?という不安があります。
日に日に階段の上り下りの様子がおかしくなってきているのも
気にはなるのですが、これでまた運動ができなくなる、まして
や部活に参加できなくなるのは親子そろって悔しいというか...
やっと普通の子と同じように運動に打ち込める...と
思ったりしていたので。
周りにヘルニアの大人はたくさんいますが、子供のヘルニアの
痛みを理解していただける大人には出会ったことがありません。
去年もどの病院に行っても、この程度のヘルニアで...と
いう反応で、正直納得のいく診断は得られなかったのが正直な
ところでした。
せっかく打ち込めるものを見つけたところなのに、本人も皆と
差が開いてしまうことを嫌がり、できる範囲で部活に参加して
いる状態です。ランニングはできません。
が、無理しているのも事実です。

また長いスパンで運動を避けるしかないのでしょうか?
前回は小5の秋から小6の間、夏前からは結構動けるように
なり、日常生活は問題なくなっていましたが、体育の授業など
は内容によっては本人が判断して参加させてもらうなどして
いました。

やはり先生を受診した方が、前に進めるのでしょうか。。。

子供の腰痛で同じような悩みを抱えている方もいらっしゃる
ようなので、少し愚痴のような内容になってしまいましたが
書かせていただきました。


2016.05.31 13:51
drshujisato
16/05/30のskさんへ  Re: 子供の腰痛について

お子さんは小学2年生の男の子なんですね。それは心配だろうとお察しします。
分離症による腰痛は確かに捕らえどころの無いような感じを周囲に与えます。まさに、質問の中に書かれたような
痛みが少なくありません。
分離症だけであれば、通常は腰痛のみですが、分離直下を通過する神経根に影響が及ぶと
臀部や大腿部の痛みが発現するようになります。後者の場合は、通常は椎間孔狭窄症や椎間板ヘルニアを
伴うことが多いと思います。しかし、分離部の動きが大きいと(これは激しい運度をした時などに見られる)分離のみでも臀部や大腿の痛み、すなわち坐骨神経痛が起こることがあります。
ご子息の場合は、間違いなく分離症による腰痛を繰り返しているのだと思います。分離症の状態を正確に把握するには
レントゲン撮影のみでは不完全です。レントゲンでは、すべりの程度・状態はわかりますが、椎間板の状態はわかりません。
MRIやCTで椎間板や骨・関節の状態を検討することが必要です。これらの検査で、分離以外の問題を明らかにして
対応を決定することが必要です。
息子さんの痛みは分離による痛みであり、精神的なものと考えるべきではないでしょう。確かに分離があっても腰痛の
ない場合は少なくありません。だからこそ、個々の患者さんごとに病気の全体像を明らかにする必要があります。
分離症と椎間板ヘルニアとの関係については、分離症では椎間板への負荷が大きくなることから、椎間板の変性が進み、ヘルニアが
起こり易いと考えられます。
治療につきましては、成長期の段階では腰椎固定術は避けるべきと考えますが、治療の具体的なことは詳しく検査した上でなければ回答することは困難です。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO


2016.05.30 23:52
drshujisato
16/05/28のはるみさんへ

症状からは、手根管症候群はかりに合併していたとしても、これで全体の症状は説明できません。
手の症状は頸椎性と思いますが、両手・両足に症状があるとすると、頸髄症が疑われます。
その原因としては椎間板ヘルニアや狭窄症があります。
また、可能性として頸椎と腰椎の両方に原因があることも否定できません。
頸椎ヘルニアや頚椎症、狭窄症などは悪化・改善を繰り返し、次第に悪化の傾向を示すことが多いので、
専門医による検査・診断が必要と思います。
過去に症状の改善が得られたから、今回も自然改善するとは限らないのが脊椎の変性疾患です。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.05.30 23:26
drshujisato
16/05/27のSATOさんへ  

カルテを確認しませんと回答できませんので、
当院のIDと名前をお知らせ下さい。公開しませんのでご安心下さい。
その上で回答致します。

FROM SHUJI SATO
2016.05.30 23:17
sk
以前自身がヘルニアになった時に相談させていただきました。暖かい言葉に助けられたことをずっと 感謝しており、だいぶ回復した現在も、ブログを見させて頂いています。さて、実は子供のことで相談させてください。

小学2年生の男の子です。2年前ぐらいに腰が痛いということがあり、一度レントゲンを撮ったら、第5腰椎の分離症で、スポーツや転倒など他の原因が考えられなかったため、おそらく生まれつきではないかと診断されました。その後は半年に1回程度レントゲンを撮り、すべりなどに発展しないか診ていきましょうということで定期的に通院をしていました。

20日前頃から腰が痛いと訴えてきました。定期的な受診も兼ねて受診したところ、レントゲンでは特に異常はないということでしたが、その後も腰が痛いと訴えます。

痛みは、腰全体や日によっては左右どちらか、(やや右側が多い)痛むようです。ひどい時は足を引きずるような歩き方をした時もありましたが、そうかと思えば、少ししたら普通に歩いてたりもします。あと、階段を下りる時が痛むようです。

内科にも行きましたが内科的な問題はなさそうで、成長痛ではないだろうかと言われました。親としては痛かったり、そうでなかったりする姿から、精神的なものから来るのだろうかとも思っています。学校は、ここ2週間休ませています。

このブログの記事で小学生高学年にもヘルニアが起こりうるという記事を見させていただき、少し心配をしておりますが、実際に、小学生の低学年の子供が椎間板ヘルニアなどになる可能性はあるのでしょうか? 上記症状からどんな原因が考えられるでしょうか。 先生の経験などをお聞かせいただけると幸いです。 
2016.05.30 22:47
はるみ
はるみ 41歳 女性です。
両手の痺れ痛み 両足の痺れ痛みについて相談です。
左手の甲 中指ビリビリ人差し指薬指小指ビリビリと灼熱感があります。24時間とまりません。つねっても分からない感覚鈍麻がおきてます。左足に外側痺れ痛みがあります。足首 足の甲指先に痺れ痛みがきて太腿痛いです。左頚椎がかなり痛いです。
頚椎ヘルニアが再発したんでしょうか。違う病気が合併してるんでしょうか?ファーレンテストすると手根管も陽性です。左頚椎背中腰と痺れ痛みはじめています。
自分でもわかりません。
先生、検討していただけませんでしょうか?

2016.05.28 20:44
SATO
昨年9月に貴院にて脊柱管狭窄症の手術をしていただきました。
その節はお世話になりました。
退院後ひと月ほどで左臀部の痛みと左ふくらはぎの締め付けが強くなり、しかし時がたてば改善されるかと様子をみていましたが、現在も変わらない状態です。
受診するのが当然なのですが、遠方なためすぐと言うわけにも行かず・・・
再発の可能性がありますか?
再度 手術ということも考えられますでしょうか?
どうぞ よろしくお願いいたします。
2016.05.27 13:57
drshujisato
16/05/26のポン太郎さんへ   Re: 初めまして。よろしくお願いたします。

ヘルニア摘出術後、症状がよく改善していることから、ヘルニアの再発が疑われます。
下肢の痛み・しびれは余りないようですので、再発の程度は軽いのかも知れません。
または、先の手術による除圧効果があるため、下肢の症状が軽い可能性もあります。
再発ヘルニアも自然治癒する可能性がありますので、しばらく保存治療で経過をみて判断が宜しいと思います。
良くなる可能性があると思います。
術前に腰椎不安定性やすべり症がなかったのであれば、手術後の時期からみて、不安定性やすべりによる痛みの可能性は低いと
思います。
もし、良くならないようでしたら、原因と治療法について検討させていただきます。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.05.26 22:48
drshujisato
16/05/26のsatoayuさんへ  Re: 膝なのに腰なのか、、、

腰椎椎間板ヘルニアか腓骨神経麻痺とのことですが、MRI所見はどうだったのでしょうか?
ヘルニアがあったとして、腰椎何番にどのようなヘルニアがあったのか、この情報が重要です。
症状経過からは、腓骨神経麻痺が疑われます。
ヘルニアの場合は、腰痛や坐骨神経痛が先行しますので、これがなかったとしたらヘルニアによる下垂足は考えにくいです。
膝の痛みがあり、膝にサポーターを強く巻いて歩いていたことから、腓骨神経を圧迫して、麻痺をきたしたのでないかと
思われます。
神経学的所見と神経伝導速度の測定、MRI所見などから、これら二つは鑑別できるとおもいのですが。

以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.05.26 22:36
ポン太郎
佐藤先生御侍史

初めまして、よろしくお願いいたします。
こちら43才男性です。
本年3月に腰下肢痛が出現し、保存的加療を行っておりませんでしたが、改善せず、そのうち鼠径から陰部のしびれが出現し、感覚鈍麻を来たしました。膀胱直腸障害はありませんでした。
MRI上はL4/5の正中に突出したヘルニア、上方にも突出しておりました。
L4/5レベルでは右側に多く出ており神経束は狭小化しておりました。
そのため、4月27日にOpenでL4/5のヘルニアとL4に右側椎弓の開窓術施工しました。摘出ヘルニアは0.75グラムでした。

術後直後から症状は改善し、右下腿内側、外側の痺れ、痛みは改善し、陰部のしびれもなくなりました。
右側の腰痛がある程度でした。
しかし、5月15日頃から腰痛がひどくなり、長い間座った後や、朝起きたあと動くとき、前かがみでものを取るときなど術直後より痛みが強くなりました。
コルセットはしていました。
5月20日にMRI施行したところ、L4/5のヘルニアは術前同様な感じですがL4の椎弓の開窓のおかげで神経束除圧されているようです。
現在の症状は右の腰痛と体動時痛で下肢痛はほとんどなく、右臀部から大腿、下腿外側の痛みがたまにあるくらいです。

今回の相談は医療過誤とかを相談しているわけではありません。
自分ではおそらくヘルニアの再発では無いかと思っております。ヘルニア摘出術では繊維輪と靭帯を摘出していると思っておりますので、この場合は吸収される可能性が高いのか?それに伴ってこのまま様子をみて良いものか?
または画像上ヘルニアの再発ならば再手術をしたほうが良いのか?
腰痛の原因が不安定性によるもので固定術が必要なのか?(先生の見解では辷り症がなければ固定術の必要性がないとお伺いしていたもので。)
腰痛、体動時痛の原因はヘルニアだけでいいのかを御教授頂きたく存じます。
もし再手術が必要ならば是非先生に行って頂きたくも存じます。
何度も言いますが、決して医療過誤を争点にはしていませんのでお気になさらず、お考えをお聞かせいただけると嬉しいです。

初めてにも関わらず不躾なお願い御相談で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
必要であれば画像も添付してお送りします。
よろしくお願いいたします。


2016.05.26 12:18
satoayu 
はじめまして。
57歳の夫のことで相談させてください。 
ここ1,2か月ほど前から、左ひざの痛みで苦痛があり、
薬は飲まずにサポーターやシップでしのいできました。
昨日は、仕事上長い距離歩かなければざならず、膝にかなりきつくさらしと包帯、サポータを巻きました。やく5時間後、足首から下の部分が上に上がらなくなってしまい、まともに歩くことができずに病院にかけこみました。
腰のMRIをとり、とりあえず安静のため入院。3日間内服で様子をみて改善なければ,オペと言われました。
腰椎ヘルニアが原因か、腓骨神経麻痺か、とのことです。
腰は1、2年に数回ぎっくり腰をやりますが、このところはなんともなく、とにかく膝痛で歩く時だけが苦痛でした。
とても不安です。オペにふみきれそうにありません。
ながくなりましたが、助言をいただきたいです。
2016.05.26 06:44
drshujisato
16/05/24のY.Kさんへ

了解しました。31日に検討いたしましょう。医師から異なる診断や治療方針を告げられたら、混乱するのは当然ですね。
正確な診断と治療方針を決めさせて頂きます。
それでは気をつけて受診してください。

FROM SHUJI SATO
2016.05.24 23:06
drshujisato
16/05/23の光谷唯視さんへ 

手術後に症状が悪化してきたのでしたら、特に下肢の痛みやしびれがでてきたのでしたら
神経に影響がでてきたということですので、早めに受診された方がよいと思います。
リハビリでよくなる問題ではないと思いますよ。
症状の程度によりますが、しびれが強く、歩行が困難になってきているのであれば、そうされた方がよいでしょう。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.05.24 22:55
drshujisato
16/05/21のY.Mさんへ   Re: 尿意について

先天的な問題のようですが、、詳細がわからないため判断が難しいです。
胸椎11番目あたりで脊髄が圧迫されて排尿困難になったための手術でしたら、主治医の説明どおりかも
しれません。下肢の症状が悪化していないのであれば、手術後一時的な問題である可能性があります。
排尿障害は一般に改善に時間がかかりますので、手術に問題がないのであれば、現時点では経過をみるほかないのではと思われます。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.05.24 22:49
Y.K
佐藤先生、こんにちは。

今年の1月27日にヘルニア内視鏡術後の疼痛で受診させて頂き(登録番号01295432)、先日の4月10日にまたブログで相談させて頂いた埼玉のY.K59歳です。

外来対応や手術でお忙しい中に、いつも適切なお返事を頂き誠に感謝しております。

1月の受診時の佐藤先生の見解は術後に右L4/5が分離状態にあり、症状の改善が進まなければ固定術が避けられないのでは…、との事でした。あれから症状の改善が進まず、来週火曜日31日に受診させて頂く予定でございます。

受診前に現状をお伝えした方がスムーズに診察が進むかと思い、書かせて頂いております。

実は先月4月に、車の自損事故を3回起こしました。
痺れがある中で運転をしていた私の過失だと深く反省しております。人身事故ではなくて本当に良かったと…。

3回目の時に念のために受診した別の脳神経外科の先生の腰部の見解は、XPとCTより「骨折はわからない。一つ上の部位L3/4?の脊柱管狭窄症」ではないかとの事でした。また、その後に撮ったMRIからは「悪い箇所がみつからない。が右L4の椎間孔狭窄症かもしれない。神経根ブロックで確認したらどうか」との事でした。

1か月が経ち今の主治医の見解はが出たところ、「リスクは非常に高いが手術をするとしたら固定ではなく、L3-5の両側の除圧、L4/5右側椎間板摘出、L4右下関節突起分離部除去で対応する」という判断でした。

先生方の見解が違い、痛みと不安の中、頭が混乱しております。まずは頑張って(長い間座れないので)新幹線に乗り伺います。

火曜日の受診、宜しくお願い申し上げます。
どうぞ先生の適切な判断で、この不安を取り除いてください。












2016.05.24 15:36
drshujisato
16/05/19の浦和さんへ

MRIによるヘルニアの所見が改善傾向にあるのか、そうでないのかの判断に必要です。
症状が全体として改善傾向にあるのでしたら、そのように判断してよいことが多いと思います。
自然経過でよくなる場合には、発症後3か月までに痛みが消失するのが普通です。しびれが取れるのは
遅れる傾向があります。

FROM SHUJI SATO

2016.05.23 23:43
drshujisato
16/05/19の岩本美代子さんへ: ヘルニアについて

そもそも、ヘルニアで固定術がなぜ必要であったのか、という疑問はあります。
しかし、医療ミスというレベルの問題ではないように思います。
もちろん、画像を見ていないので推測でしかありません。
正確な診断には画像検査が必要です。

FROM SHUJI SATO

2016.05.23 23:35
drshujisato
16/05/18の宮崎恵美さんへ

再除圧でよくなる場合もありますので、まずは受診を検討してみてください。
検査が必要です。

FROM SHUJI SATO
2016.05.23 23:30
drshujisato
16/05/18のなつさんへ

ストレートネック、後湾のみでは脊髄症状は発現しません。狭窄症や椎間板ヘルニアなどを伴っているのではないでしょうか。
MRIで診断できますので、検討していただくとよろしいでしょう。

FROM SHUJI SATO
2016.05.23 23:27
drshujisato
16/05/16の三重県40代さんへ  Re: 椎間板ヘルニア

診断が正確になされれば、手術法はそれで決まります。
受診されましたら、まずは正確な診断をつけましょう。
それではお待ちしています。

from SHUJI SATO
2016.05.23 23:08
光谷唯視
先ほどコメントお願いした光谷唯視です
年齢忘れました71歳です
2016.05.23 12:08
光谷唯視
今年3月31日に脊柱管狭窄の手術をしました4月24日退院の予定が20日に痛くなり5月7日に退院しましたが1週間前から両足にシビレ左足が痛くなりました手術後の診断は6月 10日です、それまで行かずにリハビリをした方が良いですか?今50メートル歩くと痛くなります薬はもらって飲んでいます


2016.05.23 11:48
Y.M
初めまして 宜しくお願いいたします。
19才の息子の固定手術後についてです。生まれつき背骨の1本が三角でそこを起点に背骨が曲がり脊髄を圧迫し尿が出にくい症状が出たので8日前に固定手術を受けました。詳しく場所が分からないのですが11番目の三角の部分を削りボルトで上下4本の背骨を固定しました。手術はうまくいったそうですが、尿管を外して4日がたちますが尿意がなく睾丸の辺りに痺れがあるようです。先生は圧迫は取れたし一過性のものとおっしゃるのですが、このまま様子を見ているだけしか方法はないでしょうか?他の場所に痺れはありませんが、手術により尿の出が悪くなってしまい心配です。これだけでの内容でのアドバイスはできないかもしれないですが、直ぐに行動を起こして動くべきかなど教えていただけたら幸いです。
2016.05.21 16:25
浦和
埼玉県在住 30歳 男性
お忙しいところこの様なご質問の場を設けて頂き有難うございます。
今年1月に椎間板ヘルニアを患ってしまい、2月に入ってから肛門部から痛みや痺れを感じ始めました。部位は腰椎L5S1の間と診断されました。排尿や排便には問題有りませんが、3か月ほど経ち急性期と比べると少し落ち着いた感じは、有りますが、まだ痺れや痛みは有ります。この様な症状は保存経過と共に収まっていくのか不安です。宜しくお願い致します。
2016.05.19 18:09
岩木美代子
はじめまして。
どうぞ、教えてください。

2年前に腰のヘルニア手術をしました。
ボルトを入れて、骨盤を削って椎間板の代わりに
入れたそうです。

が、腰痛がなかなか取れず今でも鎮痛剤が
欠かせません。

日常生活に支障があるので、引越したこともあり
違う総合病院で見てもらったところ、未だに骨がくっついておらず
微妙にボルトがずれているそうです。
(どこの病院で手術したの??って聞かれたほどです)
ここの病院では、痛みの根本からということで
再手術を勧められています。
現在は1時間以上立っているのがしんどいので
働くことすらできず本当に困っています。

これってそもそも医療ミスに当たりませんか?
教えてください。
2016.05.19 11:40
宮崎恵美
佐藤先生

昨年の12月15日に手術していただきました宮崎です。その節は本当にお世話になりました。その後の経過でご相談させていただきたく、ご連絡させていただきました。
手術後2ヶ月ほどは痛み等もおさまり回復傾向にありましたが、徐々に腰痛、下肢痛が復活し本人も痛みにたえかねて状況を把握しようとCTを撮りました。その結果は、椎間孔が完全に狭窄しておりました。腰痛、左側の臀部から下肢にかけて手術前にもあった痛みが再発しており、現在その痛みは以前よりも増しているとのことでした。お尋ねしたいことは、再度除圧を行うことで症状は改善されますでしょうか?固定するしか方法はないのでしょうか?
お忙しいかと思いますが、アドバイスをよろしくお願いいたします。
2016.05.18 23:59
なつ
なつ 41歳 女性です。
 頚椎症 脊髄症状について相談です。
 1回 手術してよくなったのですが、ストレートネック後湾しているため、再度脊髄症状がでてきました。
右足左足左手右手痺れ痛みが再発 左足突っ張りはじめ下りが手すりをつかまらないとおりられない症状が術前に起きていた症状がまた再発致しました。脊髄残存症状なんでしょうか?
 左手がグーパテスト20切るかギリギリです。
 膝がガクンガクンと両足再び現れている状態です。
 こういう場合は、どうしたらいいでしょうか?
 
2016.05.18 19:45
三重県40代
佐藤先生 お返事ありがとうございます。今日 診察してもらい今すぐの手術は、お断りし 1週間ごとの経過観察になりました。今の病院の手術方法は、極めて傷口の小さい顕微鏡手術と言われました。あとL4L5のヘルニアは、脊柱管の中の80パーセントがヘルニアだろうと言われてしまいました。なので 筋力低下が、もの凄く心配だともいわれました。ですが、主治医の先生は、L5S1の椎間孔狭窄も 怪しいともいわれます。もしかしたら L4、L5、S1のヘルニアをとっても 痺れが残るかもしれないと 言います。それで 自分の思いは、先生の手術方法に物凄く納得してます 椎間孔狭窄症の拡大手術方法 手術を するなら 佐藤先生と もう心の気持ちは、決まっています。診察予約も入れました どうかよろしくお願いいたします。
2016.05.16 12:12
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2016.05.16 08:20
松丸
佐藤先生

5/10にヘルニア再発で診察していただき、先生がご多忙のととろ、ご迷惑と思いながら何度も質問させていただいた松丸です(東京58才女性)。
このような素人質問に、貴重なお時間を割いて真摯にご回答を頂き、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

手術とは。先生の仰る通りです。先生のメールの文章が胸に落ちました。
最初に頂いた言葉の「困難を乗り越える」覚悟をする勇気を出して再手術に望みます。
このブログの何方かも書かれていましたが、遠くても東京から先生をお伺いして本当によかったです。
本当にありがとうございました。
2016.05.16 06:07
drshujisato
16/05/14の松丸さんへ  Re: 度々質問させて頂き、申し訳ありません。

ラブ法には肉眼手術と顕微鏡手術があります。前者は肉眼下に行いますので、皮膚切開は5cmくらいが
普通です。一方、顕微鏡手術は3cm位の切開です。
私が言うところのラブ法とは顕微鏡を用いたマイクロラブ法と呼ばれるものです。
私のMD法では、皮膚切開はヘルニアでは15-16mm位です。
切開長はマイクロラブの方がMD法よりも2倍くらいはありますが、術後の離床開始や生活復帰にには
それほど大きな差はありません。MD法でも術後は大事をとってもらっていますので、仕事復帰などが
極端に早くできるわけでありません。
重要なことは、あなたのヘルニアは再発ということです。
再発ヘルニアをマイクロラブ法で行うにせよ、MD法で行うにせよ、内視鏡で行うにせよ、なかなかハードルの高い
手術になるということです。
再発ヘルニア手術は初回手術とくらべて手術リスクが上がります。これはどんな方法をとろうともです。
だからこそ、再発手術を多数手がけている外科医を選ぶべきなのです。マイクロラブ法であれば、そのような
外科医が見つかる可能性がありますが、MD法では残念ですが、私の知るところそれほど経験がある外科医がいるようには
思えません。私の認識違いであれば撤回し謝罪します。
手術というものは、基本的に一回勝負です。やり直しはきかないのが普通です。
手術においては何を重視すべきか、よく考えると良いと思います。

FROM SHUJI SATO
2016.05.15 22:00
drshujisato
16/05/13の三重県40代さんへ  Re: 椎間板ヘルニア

あなたの症状から、障害されている神経根はL5神経根です。この神経根はL4/5の脊柱管外側とL5/S1の椎間孔内及び外で
障害を受けます。あなたの場合、L4/5とL5/S1の両方が疑われているようでが、本当のところどうなのか、すなわち
L4/5のみなのか,L5/S1のみなのか、あるいは両方なのか、この区別が非常に重要です。
なぜなら、それによって手術のやり方が大きく変わるからです。まず、この点を明らかにすることです。
主治医を信用していないわけではなく、正確な診断は大変難しいからです。
既に麻痺がでているそうですが、その程度も手術治療を急ぐか否かの判断に必要になります。
上記した点を主治医に確認されたら宜しいでしょう。
もし、手術をするとなるとどんな手術法を考えているかも聞かれることです。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.05.15 21:24
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2016.05.14 16:13
磯野
磯野です 佐藤先生煩わしい質問に良く過激な勤務の中ご回答頂き感謝して余りあります。手術前は腰から足まで激痛に襲われて居たのですが、その激痛は無くなり、残ったのは力の入らない下肢・足首・指となった次第です。私は3月末退院以来特別知識は有る訳では有りませんが、自分流リハビリを行いました。坂を上りアキレス腱を鍛える。それと足親指と小指廻りの自己流マッサージ(車の運転の為です)。徹底して足裏のマッサージ。そして欠かさぬ毎日の散歩。こんな事をして約一ヶ月半。不思議と右足に力が入る様になりました。(足指5本はブラブラですが。)それで車の運転も再開しました。一方手術をした担当医師も密かに責任を感じて居たのかリハビリ入院の提案が有りました。これも素直に応じるつもりです。正直腰・足に慢性的な強い痛みを抱えた人生が良いかと云えば痛みからの開放の方が良いと半分悟って居ります。佐藤先生には私が途方に暮れ孤独な中本当に救われました。感謝して居ります。本当に有り難う御座います。
2016.05.14 12:52
drshujisato
16/05/11の東京kさんへ   Re: 前向きに考えて再手術をすることに決めました。

良い結果を期待しています。
是非、頑張って下さい。

from SHUJI SATO
2016.05.14 00:22
drshujisato
16/05/09の磯野さんへ

質問:
 この神経根障害は更に筋肉がやせると指摘されて居られますが、日常生活では今でも充分困って居りますが更に症状が悪化する  事を意味しますか?恐れ入りますが教えて頂きたく?

回答
 麻痺した筋肉の程度によりますが、進行性に麻痺が進むというわけではありません。障害された神経根に支配されている
筋肉の二次的変化としての萎縮ですので、廃用性に筋肉の萎縮を進めない限りはだいじょうぶです。

FROM SHUJI SATO、
2016.05.14 00:16
drshujisato
16/05/09の磯野さんへ

医師への抗議のお手伝いはこの健康相談室の目的とするところではないことを先ずお断りしておきます。
しかしながら、一般論としての説明を次に致します。
手術説明の時には、手術のリスク、つまりどんな合併症が起こり得るかの説明を医師は患者に行わなければなりません。
手術に期待できる効果と手術に伴い得るリスクを理解したうえで、患者が手術を受ける受けないの決定を行います。
このプロセスが重要です。
医師が説明義務を果たしていたか、そしてそのプロセスを証明できる文章が残されているか、このあたりが重要です。
是非検討してみてください。

from SHUJI SATO
2016.05.14 00:10
三重県40代
お忙しい所お願いいたします。

43歳の整備士です。4月4日朝起きたら急に腰が痛みました。顔も洗えないほどの痛みでした。いきつけの接骨院で マッサージ受けだんだん腰痛が治ってきたと思っていたら 4月27日ぐらいから 臀部の痛みが激しくなり 立てなくなり 整形外科を受診しました。おそらく椎間板ヘルニアだろうと 見立てをされ MRIの予約をしました。ゴールデンウィーク中は、余りの痛みの為寝たきりでした。現在の症状は、左側の臀部の痛み、左側の鼠径部の痛み、左脚のすねの外側の痺れ、左足の甲の痺れ、左足親指から土踏まずの痺れ、間欠跛行で 休憩しないと100メートルぐらいしか歩けません。それで 今日MRIを撮りました。L4L5の酷いヘルニアとL5S1のヘルニアL5S1の椎間板が潰れてることによる 椎間孔の神経根を絞められてる可能性があると言われました。まさかここまで 酷いとは、思わなく かなりショックを受けております。それでお聞きしたいのは、 1週間に比べて痛みの症状が緩和されてきてるので もう少し様子をと 先生に言いましたら 麻痺も出てるし足先を上げる力も低下してるので 5月16日迄に 手術をするかしないかの返事を下さいと言われました。先生の記事を見て 手術をするのなら先生に お願いしたいと考えております。しかし予約も いっぱいだと思います。気持ち的には、待ってもお願いしたい気持ちでいっぱいです。麻痺の事も あるので 心配です。どうすることが最善策なのか お聞きしたいです。よろしくお願いいたします。
2016.05.13 13:57
松丸
先程、質問メールさせて頂いた、5/10にヘルニア再手術で診察していただいた松丸です。
MD法とラブ法のどちらが自分に適しているのか、素人なりに自分で納得した上で手術にのぞみたいと思い、先生がお忙しい中、誠に恐縮とは存じつつ、再度質問させていただきましたので、何卒ご容赦ください。
健康な時には、実家の四国より金沢は全然近いので移動宿泊に何の問題もないと思っていましたが、4月に入ってから症状が進んでいるのか歩行座位立位が座薬無しでは数分しか痛みで出来ず、またその為寝たきりになり、今回、こんなにも体力、機能が落ちているのかを自覚しました。
お忙しい中、何卒ご教示頂けますよう、お願いいたします。
2016.05.12 18:52
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2016.05.12 14:55
東京K
佐藤先生

このたびはお忙しい中、ご返答いただきありがとうございました。

すぐにご返信させていただこうと思ったのですが、診察後のほうがいいかと思い、今日になりましたことをお許しください。

その後再診し、MRI画像上では術後と比較してヘルニアとおぼしき部分が少し小さくなったようにも感じましたが、
症状的には(悪くはなっていないものの)、かといって改善傾向もあまりみられないため、再手術をすることにしました。

この選択が今後どう影響してくるかわかりませんが、ご相談にのっていただいたことで手術に踏み切ることができたように思います。

術後1週間で再発、再発より7週間後の再手術となるわけですが、もとの生活に戻れるよう前向きに考えて手術を迎えたいと思います。

このたびは本当にありがとうございました。
2016.05.11 19:11
磯野
drshujisato
16/04/25の磯野さんへ  

私の書き方が悪かったようです。
L5神経根の障害が強いと、足指は床の方に垂れ下がるようになり、上に持ち上げることが
困難になります。特に親指の障害が強くなります。
時間がたつと、前脛骨筋という下腿前面外側の筋肉がやせて細くなります。
これは神経根障害の程度の一つの目安になります。
それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO


先生ご多忙の中以上の如きご回答頂いております。この神経根障害は更に筋肉がやせると指摘されて居られますが、日常生活では今でも充分困って居りますが更に症状が悪化する事を意味しますか?恐れ入りますが教えて頂きたく?




2016.05.09 15:47
磯野
先生 すべり症対策手術で膝下下肢に障害が出てしまった磯野です。4月20日に相談25日に親切な回答有り難う御座います。
正直術前の医師側の結果予想と現実の結果が余りにも乖離しており、話が違うの思いで一杯です。係る場合一般常識で結構ですが患者としてはどんな抗議・対抗手段があるのでしょうか?何しろ私は医師の説明を聞くだけ、医術的反論は不可能。医師はカルテに基づくのでしょうが、説明は全て口頭のみ。挫骨神経痛を伴う腰痛は緩和しましたが、膝下下肢に力が入らぬと云う喪失結果は余りにも大きい。口惜しさで一杯です。何しろやり直しのきかない手術の結果だと思います。
2016.05.09 13:49
H.A 東京
佐藤先生

2016 5/4にご相談し、5/6に先生より回答を頂いたマッハバロン東京43歳男性(腰椎分離すべり症)です。
毎日多くの患者様・ブログでのご相談で忙しい中、回答してくださり心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
GW明け直ぐにレントゲン撮影した結果すべりの増大はみられませんでした。ネット注文していた先生の著書が昨日届き、すべり症について良く理解できました。自身が感じる痛みと、すべり症についての無知、画像イメージからの闇雲な不安増大は無くします。
佐藤先生の回答から
①今までの経過からもみても生活に支障の進む段階に入ってきたように 思われます。
②分離すべり症では、椎間板ヘルニアを伴って神経症状が悪化するここともありますが、実際にはヘルニアよりも椎間孔狭窄症をともなって神経症状が悪化するという特徴があります。
③マッサージ後に症状が悪化したようですが、それが症状を悪くした可能性が高いと思われます。うつぶせ姿勢で強い力で腰や背中を押したようですので、症状が悪くなって当然と思います。これからは避けた方がよいでしょう。しかし、これくらいのことですべりの程度が進んだわけではないと思います。 今しばらくは安静が大事な状態と思われます。今後のことは専門医と相談されることです。
とのお返事でしたので、近日専門医に受診しそこで相談したいと思います。

痛みと不安で精神的にもどうにかなりそうでしたが、先生の存在、ご本で今後の対応に希望が見えました。また当然の事ですが私自身の努力と強さが必要と思いました。頑張ります。回答本当にありがとうございました。HIRO.A 東京
2016.05.08 13:48
みやさき
 お忙しい中 さっそく返信をありがとうございました。
 どうしても 動ける様になりつつあると ついつい 動きたくなってしまいます。スカッシュが出来なくなって 約7か月経ち ついつい動きすぎているのかも知れません。もう少し 術後の事を思い ゆっくりとリハビリをしていきたいと思います。ありがとうございました。
 すみませんが、また 相談させて下さい。よろしくお願い致します。
2016.05.07 21:02
drshujisato
16/04/21の東京kさんへ  Re: 術後の血腫、ヘルニアの再発を判断する方法について

私の見落としでした。どうも失礼致しました。
それでは、回答します。
>
質問1:
 再発したヘルニアと血腫をMRI画像上で見分けるのはやはり難しいのでしょうか?MRI画像以外に見分ける術はないのでしょうか?
> ちなみに、担当医の説明では、髄核と少し色が違うようにも見えるため、血腫かもしれないとのことでした。
>
回答1:再発ヘルニアと血腫をMRI上で区別することは手術後の時期にもよりますが、一般に困難です。手術後は少量なりとも
    血腫が貯まることはありますが、それによって根症状が悪化することはまず無いと考えてよいでしょう。
    私のMD法の経験では、再発症状のすべての原因はヘルニアの再発です。つまり、例外的なことがない限り
    あなたの場合もヘルニアの再発と考えてよいと思います。仮に、血腫だとして、それによる根症状が何ヶ月も続くことは
    ありません。
>
質問2:早期の再手術を勧められましたが、そうすべきでしょうか?
> それとも、マクロファージが異物としての血腫を食べてくれることを期待して、しばらく様子をみるべきでしょうか?
> 再手術は癒着が進むため、できるだけ早期が望ましいとのことでしたが、手術そのものが苦手で抵抗があります。

回答2: ヘルニアの再発でも自然に治癒するものがあるので、すべて手術が必要というわけでありません。しかし、根症状が
   強く、持続する場合には、再手術という選択肢も考えるべきです。その場合、早いほうが主治医がいわれるように
   手術がしやすいということがあります。私は症状が軽い場合を除くと、早期に再手術を行う方針を採っています。それは
   手術リスクの観点もありますが、何よりも早く普通の生活に戻してあげたいからです。
>
質問3: ②の質問については、再手術をするか否かの判断基準をどこに持っていくべきか?ということを伺えたらと思います。
>
回答3:痛みの程度と下肢の感覚や筋力の問題も考慮することが必要でが、再発から2週間から4週間までに再手術をおこなった
    方がよいと私は考えています。それは上記した理由からです。


以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.05.07 13:10
東京K
佐藤先生

お世話になります。
4/21 12:54に質問を投稿させていただいたものです。

海外に行っておられたとのことで、お忙しいのは重々承知しておりますが、先生からのご回答を心待ちにしております。

回答が難しい内容なのかどうかわかりませんが、多くの方の投稿のなかに
私の投稿が忘れ去られてしまってはいないかと不安に思い、
再投稿させていただきました。

来週水曜日の5/11に再診を受ける予定のため、それまでに先生からのご回答がいただけたら幸いです。

ちなみに今日現在としては、右ふくらはぎと臀部の痛みはあまり変わらず、
間欠はこうの症状が続いております。
ただ、4/21の投稿時点よりは動ける時間が多少延び、10分程度は連続して歩けます。

また、背筋が少しは伸ばせるようになって、背中のコリが少し緩くなったようには感じます。

4/21時点からは少なくとも悪くはなっていないとは言えると思いますが、かといってどんどん良くなっているという実感もなく、どうすべきか悩んでおります。

お返事お待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。
2016.05.07 07:33
drshujisato
16/05/04の匿名Mさんへ  Re: 手術後の下肢痛

腰椎分離すべり症の術後に下肢の神経症状が悪化した患者さんからの相談を時折受けます。
多くは、分離すべり症にともなう椎間孔狭窄が原因で発生しています。
手術の際、椎間孔内で神経根の除圧がきちっと行われていれば、通常起こる問題ではありません。
しかし、除圧が不十分であれば、固定術後に神経根の悪化が起こり易くなります。

あなたの場合は、L5/S1の分離すべり症でL5神経根の問題と推測されます。もし、椎間孔の狭窄が残ってるのであれば
椎間孔内でL5神経根を除圧することで症状の改善が期待できます。ただ手術後からの経過が長いことが気になる点です。

あなた同じような経過で、固定したボルトなどはそのままにして、MD法によりL5神経根の除圧を行った患者さんが何人か
おられますが、術後にL5神経根症状は改善しております。

あなたも手術によって同様の期待がもてるかは診察が必要です。受診を検討してみてください。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.05.06 19:36
drshujisato
16/05/04のマッハバロン東京さんへ  

年齢が43歳で、腰椎分離すべり症ということですので、今までの経過からもみても生活に支障の進む段階に入ってきたように
思われます。

分離すべり症では、椎間板ヘルニアを伴って神経症状が悪化するここともありますが、実際にはヘルニアよりも椎間孔狭窄症をともなって神経症状が悪化するという特徴があります。

今回、マッサージ後に症状が悪化したようですが、それが症状を悪くした可能性が高いと思われます。うつぶせ姿勢で強い力で腰や背中を押したようですので、症状が悪くなって当然と思います。これからは避けた方がよいでしょう。しかし、これくらいのことですべりの程度が進んだわけではないと思います。

今しばらくは安静が大事な状態と思われます。今後のことは専門医と相談されることです。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2016.05.06 19:18
drshujisato
16/05/06のK.Uさんへ

椎間関節嚢胞は自然縮小して症状が改善することが期待できますので、通常はまずは保存治療を行います。しかし、
症状の改善しない方や悪化する方では、手術が必要です。特に狭窄症を伴っていたり、術後の場合には瘢痕組織などの影響も
あって、自然に改善しないことがありますので、この場合は手術が必要です。
要は、症状の改善が進んでいるか、そうでないかによって治療法を選択すべきです。
椎間関節嚢胞の手術は、通常は嚢胞と硬膜や神経根が強く癒着していますので、問題の起こるリスクが高くなります。これも
手術のやり方があるのですが、この病変の手術に慣れていない術者では術中に硬膜の破損が発生したり、強い癒着のために
神経除圧が不十分に終わることがあります。
手術に際しては、術者を選ぶ必用性が高い病変であると言えます。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.05.06 18:48
drshujisato
16/05/06のみやざきさんへ

現在の症状からは、明らかにヘルニアの再発が起こったとは判断できません。
また、どの運動が悪いかを特定するうことは難しいと思います。
まだ術後4ヵ月ですので、油断なくリハビリを進めることです。
運動しただけ回復が早まるわけでもありませんので、症状の状態をみて、徐々に負荷を増すようにしてください。
一般的に、痛みがでてもすぐ改善してしるのであれば、ヘルニアの再発によるものではないと理解して宜しいと思います。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.05.06 18:32
drshujisato
16/05/06の山下操さんへ  Re: 分離症の坐骨神経痛

腰椎分離症のみであれば、通常は腰痛が主症状です。坐骨神経痛があるということは分離すべり症と椎間孔狭窄や椎間板ヘルニアがないか検討が必要です。
分離症でも分離すべり症でも一般には症状の変動を繰り返しながら、進行していきます。症状の進行状態を見て、治療法の選択を行います。
あなたの場合、坐骨神経痛があっても、生活に大きな支障がないのであれば、薬物治療などの対症療法で経過をみるのも一つの選択肢と思われます。もし、生活の支障が大きくなっているのであれば、手術という選択肢もあります。ただし、分離症や分離すべり症の固定術は術後に症状の悪化する患者さんが希ではありませんので、慎重な判断が必要ですし、執刀医選びも結果に直結する重要な要素と心得ておいてくください。
以上、参考になれば幸いです。

from SHUJI SATO
2016.05.06 18:12
K.U
2016.2.8に先生に相談させて頂いたK.U(現在66才)です。その折りは有難う御座いました。昨年5月に狭窄症の手術、10月にヘルニアの手術を受け、削った骨に椎間関節囊胞がMRIにて判明したままの状態です。仕事は土地家屋調査士という測量登記を依頼され行うものです。現地にて測量するには大変苦痛です。50ろmほど歩行するにはOKなのですが同じ場所に立っている事は出来ません。座ってしまいます。事務仕事で椅子に座りパソコン等の操作には支障はありません。4月にも担当医の診察を受けたのですがしばらく様子を見ましょうとの事で投薬のみの治療です。まだまだ仕事をしなくてはなりません。一度背中を切り手術をしているため椎間関節囊胞の手術はリスクがあるのでしょうか?担当医は椎間関節囊胞は先生により手術はしないほうが良いとの考えもあると先生により意見が分かれるともおっしゃいます。私とすれば一日でも早く痛みが無く仕事をしたいと考えております。最近は1週間に3日ほどスポーツクラブのプールで歩いていますが痛いです。私は静岡に居住しておりますが誰か先生を紹介してくれる事は出来ませんか?入院は静岡県・神奈川県・東京都のまで良いのですが・・・大変申し訳ありません。私の場合、手術をした方が良いのか投薬治療がよいのかアドバイス頂ければと思います。
2016.05.06 17:45
みやさき
 お忙しい中 よろしくお願い致します。
 50歳。事務職です。1/10・11に質問をさせて頂いています。
 ここで マイクロラブによる腰椎椎間板ヘルニア手術後 4ヶ月が経ちます。リハビリメニューとして 最近は、スクワット・前後左右のランジ・もも裏のストレッチ等を 行っています。また ヘルニアのために止めていた「スカッシュ」と言う競技を このG.Wよりボールを打つ動作だけ(通常の力で)を 再開してみました。
 ここで 少し不安な状況があり メールをさせて頂きました。どの動作が原因なのか 特定出来ませんが、手術前に痛みが出ていた 左ふくらはぎに 痛みという感じではなく ピリピリと言う感じか 違和感というと言うか 表現が難しいのですが、何もない右足と比べれば 明らかに違います。ただ常時ではありません。仕事上で 一日座っていても 問題ありません。また 痺れに関しては、術前同様に 術後も左足指先に出ている状態です。運動後に 少し強くなるような気もしますが、正直判断しかねています。
 このような状態は、7か月ぶり(術前3ヶ月+術後4ヶ月)に 本格的に 体を動かしているので その影響なのか 特にラケットを振る事(腰の回転)が悪影響を 招いているのでしょうか?それとも 良くなっていく過程での経過なのでしょうか?
 文面だけで すみませんが、先生のお考えを お聞かせ下さい。よろしくお願い致します。
2016.05.06 15:00
山下操
お世話になります。分離症です。ここ10年坐骨神経痛と付き合ってます。良い時も有れば辛い時もの繰り返しです、良い時が続くとやっと解放された!なんて思い、また繰り返し・・歩けます。でも座ってたり同じ市営がつらい。GWは新幹線に乗り孫と山登り・サイクリング楽しんできました。行きの新幹線は辛く、どうなるかと思いましたが何とかクリア。今日から仕事、筋肉痛のみでまだ痛みは出ていない。去年脳神経外科の先生が僕は分離症の手術は得意だから治してあげるといわれ決心したこともありましたが周りの反対でやめました。今は整形外科でリリカ飲んでます。効くのか分りません。これからどうしたらよいのか日々心の中で不安との葛藤です。H33/2生まれ58歳です。ご返答お願いいたします。
2016.05.06 13:07
drshujisato
16/05/03のK・Nさんへ  Re: 脊柱管狭窄手術後の痺れ等の継続

質問に回答します。

、質問
> ①MRIにより脊柱管狭窄は解決したと説明されているが、仙骨部ないしは椎間孔(左右同症状?)の可能性があるか。

 回答:広範囲に神経除圧術が行われたようなので、脊柱管狭窄症の問題、すなわち馬尾神経の圧迫は除去されたと判断して
説明します。両足の甲や底にしびれが残ったり、陰部にしびれが残るのは、術前に馬尾神経の障害が進んでいたためと推測され
ます。これは手術の問題ではなく、長く保存治療を受けてきた過程で、馬尾神経が障害されてしまったのでしょう。こうなると、
いくら素晴らしい手術を受けたとしても、しびれなどが後遺症状として残ります。質問の仙骨部には狭窄症は発生しませんし、
椎間孔の症状ではないと思われます。勿論、馬尾神経+椎間孔内での神経根症ということもありますが、貴方の場合は馬尾神経が
中心のように思われます。

> ②痺れ状態は術前。術後から現在まで2年ほど続いているが今後排泄障害等に進む可能性があるか。

 回答:年齢から判断しても、狭窄症の状態が長く続いてきたと思われます。現在、手術によって馬尾の除圧が充分に
行われていれば、これから先、他の問題が起きない限り、排泄障害が起こる心配はありません。
神経後遺症は日や時間によって、変動がありますので、変動自体は心配いらないと思います。

以上、参考になれば幸いです。

from SHUJI SATO
>
> 以上概略説明ですが、ご示唆頂ければ幸いです。
> 宜しくお願いします。
>  
2016.05.05 14:54
drshujisato
> 初めて相談させて頂きます。
> 73歳男性です。
> 1、これまでの経過
> 7年ほど前からの腰痛で針や整体・整形外科・マッケンジー体操等色々やりましたが余り効果が無く、3年前ほどから下肢・下腹部の痺れがひどくなり脊柱管狭窄との診断を受け、平成26年12月に腰椎椎弓切除術(第2から第5)を受けました。その後腰痛は改善しましたが下肢の痺れと陰部痺れは殆ど回復しておりません。
> 2、現状とその特徴
> ・両下肢・足裏(左右同様)と陰部の痺れが夕刻から就寝前に強い。
> ・朝起床時は症状が軽い。
> ・就寝前はやや排尿困難(日中は異常なし)
> 3、質問
> ①MRIにより脊柱管狭窄は解決したと説明されているが、仙骨部ないしは椎間孔(左右同症状?)の可能性があるか。
> ②痺れ状態は術前。術後から現在まで2年ほど続いているが今後排泄障害等に進む可能性があるか。
>
> 以上概略説明ですが、ご示唆頂ければ幸いです。
> 宜しくお願いします。
>  
2016.05.05 14:39
drshujisato
15/05/01のH.Kさんへ

一般論でお答えします。
まず、腰部脊柱管狭窄症に対する保存療法には限界があり、年齢を考慮しますと手術が必要な時期・段階にあると思います。
手術法に関してですが、ステントを入れ、抗血小板剤を服用しているのでしたら、最小侵襲手術の方が良いと思います。
当院では、術前にヘパリン置換を行い、手術を行っていますが、術中に血が止まりにくいや術後血腫を作った患者さんは経験
していません。また、心臓にトラブルの起きた患者さんもおられません。
切開や筋肉剥離が大きいよりは小さい方が、一般論として患者さんの身体には負担が少ないです。しかし、最小侵襲手術に慣れた
術者でなければ、手術に長い時間がかかり、却って身体の負担が大きくなるので要注意です。ちなみに私は3000例以上の腰椎MD法を
行ってきましたが、ステント手術を受けた方でも術後血腫などの問題を起こした方はおりませんでした。
以上、参考になれば幸いです。

from SHUJI SATO

2016.05.05 14:34
drshujisato
16/04/29の神田歩美さんへ  Re: 頸椎ヘルニア

海外に出向いていたりで、回答が遅れ失礼いたしました。
頸椎椎間板ヘルニアも腰椎椎間板ヘルニアと治療の考え方は基本的に同じです。
すなわち、痛みやしびれなどの症状の改善が不良の場合には手術が必要です。
ヘルニア発症後、症状程度にもよりますが、3か月くらいには保存治療でよいか、手術が
必要かの判断をつけるべきと思います。もちろん、脊髄症状が強い時には、早期手術が必要です。
手術の時期の判断さえ間違わなければ、手術による痛みなどの症状の改善は良好です。
これとは逆に、障害が進んでしまうと後遺症を残すことになりますので注意が必要です。
手術法に関しては、頸椎の場合は一般的には、頸椎前方からヘルニア摘出と前方固定術を行いますが、
私はヘルニアの状態によっては、後方からMD法(小切開、顕微鏡法)でヘルニア摘出のみを行います。
頸部脊柱管狭窄症がヘルニアのもとにある場合は、後方からヘルニアは摘出せずに、脊柱管の拡大術を
行うこともあります。どの方法をとるかは、ヘルニアの状態によります。
以上、参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.05.05 14:08
drshujisato
16/04/25の磯野さんへ  

私の書き方が悪かったようです。
L5神経根の障害が強いと、足指は床の方に垂れ下がるようになり、上に持ち上げることが
困難になります。特に親指の障害が強くなります。
時間がたつと、前脛骨筋という下腿前面外側の筋肉がやせて細くなります。
これは神経根障害の程度の一つの目安になります。
それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.05.05 11:45
drshujisato
16/04/25の後藤さんへ  Re: 骨粗しょう症の母親

海外にでていたりで、回答が遅れ失礼いたしました。
お母さまの件、大変ご心配のことと思います。
「骨粗鬆症、側彎すべり症」による、コントロール困難な痛みとのことですが
さらに詳しく痛みの原因を調べることが必要と思います。
例えば、神経根性の痛みであれば、手術的に軽減できる可能性があります。
これらのことを診断できる医師の意見をきかれることをお勧めします。
しかし、医師探しは困難を伴うことが多いのが実情です。
もし、近くに見つからないようであれば、私の外来受診を検討してみてください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2016.05.05 11:34
drshujisato
16/04/24の2016さんへ  Re: 脊柱管狭窄症の手術

海外にでていて、回答が遅れ失礼しました。
一般論として申しますと、脊柱管狭窄症で排尿障害が急速に進むことはありません。
一方、大きな椎間板ヘルニアでは急速に排尿障害が進むことがあるので要注意です。
5月25日によく検討いたしましょう。
それではお待ちしています。

from SHUJI SATO
2016.05.05 10:49
マッハバロン東京
佐藤先生

はじめまして東京在住43歳男性です。

20年前に腰椎分離すべり症になりました。
その後、現在まで保存治療でやり過ごしてきました。
1~2年に一回程度、腰痛が1、2週間続く程度でした。

3年前の2013年にこれまでにない腰痛が継続したので、脊髄専門のペインクリニックで診察を受けたところ、すべり症のほかにヘルニアが確認できる。多分、5年後には手術だと聞きました。そのときは自分の身体について真剣に考えていなかったので、「手術」という言葉に恐怖し、そのクリニックには通わなくなりました。

去年の暮れから、通勤時から午前中に腰痛が毎日発生し、昼にはおさまっていたのが、夕方・帰宅後・就寝時と痛みを感じる時間が長くなりました。

年度末繁忙期でさらに痛みが増し、我慢できなくなったので、
近所の整形外科でレントゲンと診察受で、湿布と鎮痛剤を処方されました。

GW直前の先日、初めて指圧マッサージを受けてから二日後から腰痛、臀部痛が酷くなりました。
うつ伏せで背中と腰椎を体重をかけて指圧されたのでかはわかりませんが、指で腰椎を上から下になぞるとあきらかに段ができており、前にズレているように感じました。あきらかに段差が強くなっています。
これまで、すべり症のレントゲン画像など見てきたので異常な怖さと不安で昨夜は一睡もできませんでした。

人が背骨を押したくらいで簡単にズレるわけないと、思いたいのですが、これまでの姿勢や動きで複合的な理由で段差が強くなったのでしょう。。。
今週末に脊髄専門の病院にしっかり現状を調べていただこうと思っています。 今現在は部屋を移動するだけでも腰痛臀部痛が酷いので、現実を受け止めないといけません。

佐藤先生の著書を購入し手術について勉強します。
2016.05.04 20:00
匿名M
お世話になります。52歳の男性です。
L5S1の腰椎分離すべり症で、2014年の11月に後方固定術を受けました。
術後1ヵ月ほどして両下肢の痛みがひどくなりました。お尻、もも裏、外側ふくらはぎ、足底です。腰痛やしびれはありません。
何回も執刀医に相談に行きましたが、リハビリの指示と投薬処方のみでした。
1年半過ぎた、今年5月に同病院の別の医師に、痛みが治らず苦しい旨を相談すると、瘢痕組織による癒着性くも膜炎と言われました。
昨年のMRI画像で、脊柱管と腰椎の間に何か別の色をした組織が埋まっているのを示してくれました。
うまく痛みと付きあうしかないとのことで、ペインクリニックを検討してくださいと言われました。
治らないと言われると相当ゆううつな気持ちです。
画像など見ないとわからないでしょうが、先生の経験から、手術などで治療はできないものなんでしょうか?
投薬以外で痛みを軽減する方法などご存じでしたら、ご教示いただきたくよろしくおねがいします。
2016.05.04 19:00
K・N
初めて相談させて頂きます。
73歳男性です。
1、これまでの経過
7年ほど前からの腰痛で針や整体・整形外科・マッケンジー体操等色々やりましたが余り効果が無く、3年前ほどから下肢・下腹部の痺れがひどくなり脊柱管狭窄との診断を受け、平成26年12月に腰椎椎弓切除術(第2から第5)を受けました。その後腰痛は改善しましたが下肢の痺れと陰部痺れは殆ど回復しておりません。
2、現状とその特徴
・両下肢・足裏(左右同様)と陰部の痺れが夕刻から就寝前に強い。
・朝起床時は症状が軽い。
・就寝前はやや排尿困難(日中は異常なし)
3、質問
①MRIにより脊柱管狭窄は解決したと説明されているが、仙骨部ないしは椎間孔(左右同症状?)の可能性があるか。
②痺れ状態は術前。術後から現在まで2年ほど続いているが今後排泄障害等に進む可能性があるか。

以上概略説明ですが、ご示唆頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。
 
2016.05.03 11:28
H.K
72歳、男
1年前に脊柱管狭窄症と診断され、鎮痛剤、ペインクリニックなどを受けましたが歩行も困難になってきました。
手術を考えていますが、5年前に狭心症でステント手術を受け、現在バイアスピリンを飲んでいます。
手術可能でしょうか?
可能な場合、出血および心臓に負担の少ない最小侵襲手術の方が良いのでしょうか、術中出血・術後血腫に対応しやすい(?)従来手術が良いのでしょうか?
一般論でよろしいので、お答えいただければ幸いです。 
2016.05.01 21:49
神田歩美
2ケ月前に、MRIでは6番7番の間に大きなヘルニアがあるとわかりました。神経の道をほぼ塞ぐように飛び出ています。52歳ですが原因は老化といわれました。保存療法として痛み止めや神経に効く薬を飲んでいますが、左上腕の激痛や手の痺れがひどく収まることがありません。痛み止め注射も効きません。仕事でパソコンを一日中使うのも痛みの要因かと思います。休みの日は痛さや痺れがましですが、働かねばならなず、途方にくれています。
手術をするのは後遺症や仕事復帰が可能かとか不安てすが、いまのまま痛みに堪えて様子見でいいのか、手術するのがよいか悩んでいます。
私のような症状では、どんな手術方法がありますでしょうか。
2016.04.29 21:41
磯野
立て続けのメールお許し下さい。足が上下に上がらぬのではなくて右の足指が下に向いたままで上に上げられないのです。一種のグー・チョキ・パーのグー状態です。

下記は先生のコメント
術後L5神経根症が発現したのですね。
足が上に上がらないのは、L5神経根障害によるものと思われます。
2016.04.25 17:29
磯野
磯野です4月20日に連絡した
佐藤先生本当にそちら様の患者でも無い私に御返事頂けるので驚愕して居ります。L5の神経根の扱いに失敗しているのでは指摘始めて聞き同時に云い知れぬ口惜しい思いで一杯です。担当医からは神経をひっぱた為と説明受けただけでした。機能回復リハビリはどう捜せば良いのか実はサッパリです。住む地帯は医療過疎の農村地帯です。これは相談では有りません。途方に暮れたボヤキです。ただ衝撃の御返事です。感謝します。
2016.04.25 17:07
後藤
初めて相談させていただきます。よろしくお願いします。
私には77歳の母親がいます。
母は骨粗しょう症により背骨が曲がり、すべり症も併発しています。昨年までは、痛み止めの服用とカルシウムを強化するための注射を打ち治療していましたが、今年に入り、腰の痛みがひどくなり、ベッドから起き上がることも容易ではない状態です。医師の話では、背骨のつぶれも、すべりの状態も一番重度な部類とのことで、これ以上は治療が困難であり、手術しか方法がないとのことです。ただし、高齢であることと、骨の強度がないため、ボルトでの固定もできなく、手術は勧められないと言われました。今後、母の腰の痛みを、少しでも和らげ、歩行程度はできる状態に改善できたらと考えています。今後、どのような方法で治療を進めればよいかアドバイスをお願いします。
2016.04.25 13:03
M.T
極めてご多忙の中、ご回答下さいましてありがとうございます。
佐藤先生のご意見を伺うと、本当に心強いです。
次回の診察日に、手術を受ける方向でお話します。
2016.04.25 09:50
drshujisato
16/04/20のM,Tさんへ  Re: ご著書拝読しました

私の本を読んで頂いてありがとう。
腰椎変性すべり症に対する手術のタイミングは、なかなか難しい問題ではありますが、
私の著書に書いたことが手術が手遅れになることを避けるために重要と思います。
仙腸関節症の件ですが、これが関係する可能性は極めて低いと考えます。
私が腰椎固定術を行った患者さんで、仙腸関節症と最終的に診断した患者さんはおりません。
仙腸関節症と診断されている患者さんが実際よりも多すぎるのではとの印象を私はもっています。
余り心配することはないと思いますよ。

それでは頑張って下さい。

FROM SHUJI SATO
2016.04.24 21:53
drshujisato
16/04/20の磯野さんへ  Re: 脊椎すべり症手術後の神経的後遺症 回復の可能性が有るのかの質問

4月14日に質問を送付されたとのことですが、残念ですが私の手元には届いておりません。
ここで回答いたしましょう。

本年2月にL5/S1の腰椎すべり症で低侵襲固定術を受けられ、術後L5神経根症が発現したのですね。
足が上に上がらないのは、L5神経根障害によるものと思われます。
L5/S1とすると、男性であることから、分離すべり症ではないでしょうか。分離すべり症の場合、固定術で最も
注意が必要なのは、L5神経根障害の発生です。これを回避することが手術の要といえます。
あなたの場合、L5神経根の障害が発生して、極めて残念な結果です。
障害の程度によって、回復程度が決まります。麻痺が発生してから、3~6か月で回復の程度が決まります。
すなわち、6か月を超えると、その後の回復は期待できないということです。
あなたの場合、麻痺が強そうですので、後遺症として残る可能性もあるように思われますが、機能訓練を
頑張ってください。まだ、諦めないことです。

FROM SHUJI SATO
2016.04.24 21:37
drshujisato
16/04/19のY.Kさんへ

道中気を付けて受診してください。
お待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2016.04.24 21:14
drshujisato
16/04/19のT.Iさんへ  Re: 診察していただきありがとうございました。

お役に立てず、残念に思います。
どうか頑張って、苦境を乗り越えていってください。

FROM SHUJI SATO
2016.04.24 21:10
2016
佐藤先生 こんにちわ!

5/25 11時に初診予約しております16/04/12の2016です。ご返事頂きありがとうございました。最近、特に尿の出が悪く頻尿で困っております。2年前位前から軽い前立腺肥大がありフリバス50mgを1日1回服用しております。泌尿器専門医曰く軽い肥大なので薬の処方しかなく手術するにはまだ早いとの診断です。また脊柱管狭窄症の手術で正常になった人もいるとのことでした。このまま脊柱管狭窄症が進行し貴院で手術するまでに悪化しないか心配しております。佐藤先生のお考えをお願いいたします。おいそがしい中誠に申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
2016.04.24 11:23
東京K
はじめてご相談します。(44歳 男)

約1年間休職して保存療法(ペイン・リハビリ・整体)を続け、少しずつ改善しつつも、途中2度ぎっくり腰のような大きな痛みに見舞われては、都度振り出しに戻る、といったような経過をたどってきました。

2回目の急性腰痛発症後、保存療法に限界を感じ、MED手術をすることを決断し、L4-L5のヘルニア摘出を行いました。

術後、でん部と右ふくらはぎ外側の痛みは消えましたが、親指~中指の痺れとふくらはぎ外側の痺れを感じるようになりました。

新たに感じた痺れは、痛みに隠れていたものだろうとのことでした。

術後1週間は10mほどは連続して歩けたのですが、その後すぐにまたふくらはぎの痛みを感じるようになり、MRIを撮影したところ、同じ箇所に再びヘルニアのようなものが写っていました。

担当医の説明では、再びヘルニアが突出したか、術後の血腫かもしれないが、MRI画像上は見分けるのが難しく、再手術をして中を見てみないとわからない。血腫でも、マクロファージが食べてくれて血腫が消えることもある。とのことでした。

ヘルニアは3g(通常の6倍)を摘出しており、退院後も家の中でなるべく安静に生活していましたが、手術して8日程度で痛みが再発したこととなります。


そこで先生にご質問させて下さい。


①再発したヘルニアと血腫をMRI画像上で見分けるのはやはり難しいのでしょうか?MRI画像以外に見分ける術はないのでしょうか?
ちなみに、担当医の説明では、髄核と少し色が違うようにも見えるため、血腫かもしれないとのことでした。

②早期の再手術を勧められましたが、そうすべきでしょうか?
それとも、マクロファージが異物としての血腫を食べてくれることを期待して、しばらく様子をみるべきでしょうか?

再手術は癒着が進むため、できるだけ早期が望ましいとのことでしたが、手術そのものが苦手で抵抗があります。


②の質問については、再手術をするか否かの判断基準をどこに持っていくべきか?ということを伺えたらと思います。


何卒宜しくお願い申し上げます。

2016.04.21 12:54
M.T
4月7日に、固定術の時期について相談させていただきましたMTです。
早速、先生のご著書を拝読させていただきました。
大変解りやすく、私は、「神経根圧迫後期」で、まさに手術を決断すべき時期だと、前向きに考えることができました。
先生に執刀していただきたい気持ちは山々ですが、遠方でもありますし、諸々の事情で叶いませんが、手術に対する漠然とした不安は消えました。

インターネットでいろいろ検索しましたら、他のサイトに、痺れや痛みの原因は仙腸関節障害にあると書かれているところがありました。
私は、すべり症による脊柱管狭窄で要手術と診断され、仙腸関節については、特に調べていただいていませんが、先生のご著書の中にもありますように、慢性的な痛みをかばうことによる骨盤の歪みはあると思います。
腰椎の手術が成功しても、仙腸関節に異常があると経過はよくないのでしょうか?
佐藤先生が、仙腸関節の影響を考える必要はないとおっしゃるなら、安心なのですが。




2016.04.20 23:30
磯野
下記が4月14日送付・提出したブログ 眼に触れて無いかと思い再送させて頂きます。失礼お許し下さい。
先生の患者に対する情熱にこんな神様みたいなDRがいらっしゃるのだと驚嘆。然も病み上がり。私の本当に虫の良い話に先生は相談に乗って頂けるのか泳ぐ様な気持ちで書いて居ります。実は本年2月腰痛の時の掛かり付け病院である私立病院で右腰痛激痛(挫骨の激痛)の為MRI診断にてL5・S1のすべり症との事で始めてですが低侵襲固定手術を受けました。その結果ですが腰痛は大幅に改善されました。然し想定外の事態が発生しました。それは右足下肢に始めて味わう痺れが発症、更に悪い事に右足首より下に力が入らない状態となりました。担当医師は手術の過程で対象神経を5ないし6ミリひっぱた為と説明。足指は下への踏み込み力は或る程度残りましたが親指から小指まで下に向いています。上に上げようとしても反応しません。自分の身体を支えるのもグラグラし、またこの地帯では生きる為の必須の自動車も駄目かの認識。院長並びに担当医は6ヶ月もすれば神経は生え替わり、痺れもとれ指の上への力も入る様になると断言。私の症状を知る院内医師やその他の院関係者から痺れは有っても運転可能との励ましや40日間入院したが外での実生活で身体を慣らした方がの焦りも相俟って退院しました。現実生活は実生活に馴染むどころか、越えられぬ壁として立ちはだかって居ます。負けたと云う心の問題かと思って見ましたが、現実にフラフラするし転びますし。先生のコメントを見ても神経の障害治りにくい?とコメントして居るし、事実退院に当たり病院から紹介された医師は手術先の先生の通りになれば良いねと云うだけ。機能回復の技師も相手が神経。待つしかないと云う。手術前の病院側の説明は明るさばかりを示唆するもので、ほぼ疑いなくレベルアップした生活の質を目指し手術を受けましたが結果は真逆。病院の6ヶ月は気休めでしょうか?何か出口になる道が残されて居りますか?全く孤独の中、縋る所無くさ迷って居ります。読むのも嫌になるメールを送った事を深くお詫びしますが。75才 男
2016.04.20 09:12
Y.K
佐藤先生、こんばんは。
4月10日、12日の埼玉のY・Kです。

ありがとうございます。
また先生の外来の予約を、取らせて頂きました。

仕事が辞められず、日々痺れと痛みに格闘しております。
一か月ちょっとありますが、先生に相談させて頂く事を励みに、また悪化して新幹線に乗れない事がないように、体調に気を付けたいと思っております。

宜しくお願い致します。
2016.04.19 20:21
T.I
本日は診察していただきありがとうございました。

残念ながら、現実を受け止めていくしかないことがわかりまました。

遠くても一番先に先生の診察を受けるべきでした。


2016.04.19 19:28
drshujisato
広島のH.Uさんですね。
名前にIDが書かれていたので、こちらで回答します。

質問

座骨神経痛症状
2014年に腰椎脊柱管狭窄症(L5)を手術して頂き右足太もも後部付け根辺りに出ていた座骨神経痛は消えたのですが、右足太もも後部外側の座骨神経痛がの痛みが強くなり始めた為、佐藤先生が仕事に復帰されたのを機に昨年5&6月に診察を受け腰椎(L3)の右側神経出口に棘の様なものが出来ているが腰椎(L3)であれば右足太もも前部に出るはずなのでもう少し様子を見ようと事で今日まで痛みに耐えてきたのですが、昨年12月から痛みで夜寝る事が出来なくなり再度パキシル錠(坑うつ薬)を服用し始め痛みは2段階和らぎ睡眠も副作用で取れるようになりましたが、服用2ヶ月で痛みの効果はなくなり睡眠のみが何とか出来ている状態です。私としては痛みが出る場所は別として痛みが出ると思われる神経圧迫箇所の除圧手術をして頂ければと考えています。毎日、痛みに耐えながら生きているのも非常に辛いです。

回答:L3/4にすべり症、不安定症がありますので、除圧のみでよいか、固定が必要かも含めて、再度検討させていただきます。
 受診をご検討ください。

FROM SHUJI SATO
2016.04.19 17:29
ひろむ
先生ご意見ありがとうございました。主治医の診察は腰痛すべり症、脊柱管狭窄症なっておりました。
今度、市民病院にてMRIを取り、そして、硬膜外ブロック注射を4回することになって、それでどうなるか、改善する気配がなければ、手術も考えておきます。
お忙しい中、アドバイスありがとうございました。
又ご相談するかもしれませんのでその時はよろしくお願いします。
2016.04.18 13:30
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2016.04.17 16:26
drshujisato
16/04/12 Y.Kさんへ 

> ①「症状経過によっては、再検討すべき」というのは、今の症状がどれくらいになったら再受診をお願いしたらよろしいのでしょうか。

> 先生の外来は混んでいらっしゃるので、今から予約してよろしいでしょうか?

回答:症状の改善が進まないのであれば、再検討しますので、受診してください。
>
>
> ②最初の手術からの半年の間、藁をも掴む気持ちで、いろいろな鍼やカイロ・AKA博多法にも通いました。今後もたとえ鍼でも、分離症状には施術してはいけないのでしょうか?

回答:本質的な治療にはならないでしょう。鍼灸は悪いことはないと思いますが、効果はそれほど期待できないのでは
と思います。
>
>
> ③よく一般的な分離症にはコルセットで固定するように書いてありますが、術後していた軟性の腰痛ベルトでもした方がよろしいのでしょうか?
>
 回答:分離部の可動性を制限する目的で使用すると、コルセットは腰痛に有効なことがありますが、下肢の症状に対する効果はあまり期待できないと思います。実際に、コルセットを着用して、その効果をみて判断されたらよいと思います。コルセット着用でかえって痛みが強くなる人もいますので、個々に判断すべきと思いますよ。


それでは、お大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.04.16 21:59
drshujisato
16/04/12のm.mさんへ  Re: ありがとうございました。

頑張って、困難を乗り越えてください。
お待ちしていますよ。

from SHUJI SATO
2016.04.16 21:36
drshujisato
16/04/12の2016さんへ   Re: 脊柱管狭窄症の手術

検査・診察を行い、まず、診断と治療方針を決めましょう。
そのうえで、手術が必要なら、どのような手術法がよいか判断したいと思います。

FROM SHUJI SATO
2016.04.16 21:34
drshujisato
16/04/12のひろむさんへ

腰椎すべり症をもとに、脊柱管狭窄か椎間板ヘルニアを合併したのであろうと思います。
症状からは後者の可能性が高いと思われますが、狭窄状態も進んできていると推測されます。
反り返りの運動が症状を悪化させたのでしょう。
そうであれば、安静と消炎鎮痛剤の治療で強い痛みは一旦軽減する可能性があると思いますが、
手術治療についても検討することをお勧めします。なぜなら、ヘルニアがあるにせよ、すべり症に狭窄状態が
あり、神経根が圧迫されているとしたなら、保存治療には限界があるからです。

それではお大事に。

from SHUJI SATO

2016.04.16 21:29
Y.K
佐藤先生、こんばんは。
16/04/10の埼玉のY.Kです。

今回も速攻の回答を頂き、誠にありがとうございました。
またブログを読み返し、先生もインフルエンザだったとお聞きして、尚更、体調すぐれぬ中のお返事申し訳なく思っております。

昨日私の症状には固定術しかないとお聞きし、正直落ち込んでしまいました。でも信頼する先生がそう判断し、また再受診を受け入れてくださる事。
自分でもこの先、このままの痛みを持っては残りの人生が送れないとの気持ちがあり、先生のおっしゃる低侵襲の固定術を受ける気持ちが固まりつつあります。

そこで、またお忙しい中、申し訳ございませんが教えてください。

①「症状経過によっては、再検討すべき」というのは、今の症状がどれくらいになったら再受診をお願いしたらよろしいのでしょうか。
今日も暫く座位をとるとその後お尻や腿が痺れて痛くて痛くて、一日中膝立ちの形でパソコンの仕事をしていました(膝にはもうタコがあります)。歩くと少し軽減しますが、両足の痺れ痛みも日々増しています。また、右足の薬指と小指が1か月くらい前から、何か張り付いたような感覚も出ています。

先生の外来は混んでいらっしゃるので、今から予約してよろしいでしょうか?


②最初の手術からの半年の間、藁をも掴む気持ちで、いろいろな鍼やカイロ・AKA博多法にも通いました。今後もたとえ鍼でも、分離症状には施術してはいけないのでしょうか?


③よく一般的な分離症にはコルセットで固定するように書いてありますが、術後していた軟性の腰痛ベルトでもした方がよろしいのでしょうか?

お忙しい中、本当にすみません。
ご回答、宜しくお願い申し上げます。






2016.04.12 20:59
m.m
佐藤先生

57才女性 東京在住m.mです。
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
今は狭い自宅アパートの中を歩くだけで、痛くてうーんうーんと唸っており、こんな調子で金沢まで行けるだろうかと不安ですが、布団上で出来る腹筋背筋殿筋を欠かさずやって、当日に備えます。
ありがとうございました。
2016.04.12 15:59
2016
こんにちわ!

横浜在住の今月末ごろ手術を予定しています63歳の男です。病院のメールに書いたとおり手術方法に疑問があり納得できません。
是非先生の所で手術を受けたいとおもっております。
よろしくお願いいたします。
2016.04.12 15:10
ひろむ
初めて質問させていただきます。
59歳男性です。4/7夜7時ごろに右太ももに痛みが走り、数年前にすべり症と診断され、その時は何とか保存療法で痛みはとれ今に至ってるのですが、4/8に整形外科を受診してすべりが広がっているとの診断でした。(以前の主治医と同じです)
しかし今回はまっすぐに立つこともあおむけに寝ることもできず、歩行は前かがみで5歩ぐらいしか歩けなくてそれもかなり痛みをともないます。
さらに夜間痛が結構ひどく夜目が覚めます。以前は安静時は痛くなかったと思うのですが、今回は痛いのです。
診察もあおむけに寝ることができず、きちっとした診察できないみたいで、レントゲンも立つことができずやっとの思いで撮りました。
手術するにしても、MRI等検査もできないのではと不安になっています。前回の時は足の下に台を置いてもらって撮ったように思うのですが、今回はそれも痛くて耐えられません
他に方法とかあるんでしょうか?
こんな状況で、手術は回避できないでしょうか?

今日の朝起きてから少し、歩行も楽になったように思っていますが、相変わらず何分も歩けないとは思います、
後日市民病院に行くことになっているのですが、情報少ないですが、ご意見聞かせていただいたらありがたく思います。
よろしくお願いします。

4/7の夕方3回ぐらい両手をついて反り返り運動してたので、それが原因かなと思っています。その時は何ともなかつたのですが、
2~3時間後から痛みが出てきたみたいです
2016.04.12 11:16
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2016.04.12 11:14
drshujisato
16/04/10のY.Kさんへ

 私の説明が不十分だったと思いますので、ここでもう一度説明させていいただきます。
L4/5の右では椎間関節の削りすぎがあり、専門的に言うと、手術による分離状態が存在していいます。
このことによる腰椎不安定性が現在の症状の原因であり、症状が両側にあるのであれば、
腰椎固定術が避けられないでしょう。
私が固定術は避けるべきと言った理由は二つあります。一つは、一般に行われている腰椎固定術は腰部への侵襲が大きいため
術後の合併症が無視できません。そのような固定術は避けるべきが理由の一つです。
さらに、再除圧で症状を改善できる可能性があるため、まず、その可能性を探ることが必要ということです。
今回、検討した結果、再除圧で改善できるような症状ではないと思われますので、今後も症状が改善しないのであれば
やはり固定術が必要と考えます。その場合、固定術は低侵襲固定術にすべきと考えます。
固定術が必要であるのなら、そのための適切な方法を選択すべきです。
以上が腰椎固定術は避けた方がよいと説明した理由ですが、今後の症状経過によっては、再検討すべきと思います。
その際には、もう一度受診していただければ適切な判断を下したいと思います。

それではお大事に。
FROM SHUJI SATO
2016.04.11 22:22
drshujisato
16/04/10のR.Tさんへ

> そこで質問します。

> 1)4~5年間も痛みが取れませんがほっておいてよいものでしょうか。

  回答:あくまでも原因が椎間板ヘルニアとして、頚部痛のみであり、上肢や手に痛みやしびれ、運動障害などがなければ
     対症治療が中心になります。あくまでも、と断ったのは、他の原因が除外されているとの前提に立ってのことです。
> 2)首痛のためだと思いますが、頭痛が週一程度で起こりますが大丈夫ですか。  特に後頭部

  回答:頚部痛に関連した頭痛であれば、問題ありません。

> 3)時々起こるめまいやふわっとかんは首痛のせいですか。

  回答:おそろくらそうであろうと思われます。

 頭痛・めまいのサイドから一度、脳神経外科で原因診断を受けたら良いと思います。MRIで頚椎にヘルニアがあっても無症状のことはいくらでもありますので、MRIのみで診断することには注意が必要です。

それではお大事に。
FROM SHUJI SATO
2016.04.11 17:00
drshujisato
16/04/09のS.Yさんへ


> 質問1 ヘルニアで間欠性跛行の症状は出ますか?

 回答1 Yesです。この場合二通りあります。一つはもともと狭窄症があり、これにヘルニアが合併した場合。二つ目はヘルニア自体が慢性化して、脊柱管狭窄としての症状を出す場合。この二つがあります。ヘルニアの急性期は腰痛が強いですが、慢性期には腰痛はないかあっても軽度です。
>
> 質問2 MRIで狭窄症の診断はできますか?

 回答2 Yesです。私はMRIで診断します。脊髄造影は行いません。 
>
> 質問3 以前左足にはなかった痛みや、安静時にはなかった痛みが両足に出てきました。このまま様子を見ていても大丈夫なのでしょうか?

 回答3 ヘルニアが右側であるなら、症状は通常は右側のみですが、ヘルニアが中心から左側にも及んでいる時には左側にも症状が発現することはあります。それから、ヘルニアはなくても、狭窄性変化が左側にある時、右をかばっているうちに左に症状が発現することがあります。いずれにしても、痛みやしびれのみで、筋力の低下がなければ慌てることはありません。
>
> 質問4 医師に狭窄症があるのか訪ねても、間欠性跛行の症状があるなら狭窄症の疑いはあると言われはっきりとは言われません。> また、手術をするべきなのか、どうしたら良いのか分かりません。

 回答:一般に狭窄性の症状は慢性化し易く、徐々に悪化する傾向を示すという印象を持っています。勿論、経過を見ての判断になりますが、慢性化、すなわち発症後3ヵ月以上経過しても症状の改善が進まない場合には、手術を検討すべきと私は考えています。

FROM SHUJI SATO
2016.04.11 16:43
drshujisato
16/04/09のm.mさんへ  Re: ご回答ありがとうございましたm(__)m❗長くてまことに申し訳ありません。
>
> 質問① 1ヶ月後の診察日まで、生活上で注意するべき事がありましたらご教示いただけないでしょうか。
> コルセット着用して多少は痛みを我慢して外を歩いて筋力低下を防ぐべきでしょうか。それとも痛みがあるうちは安静第一で、ベッド上の1日3回程度の筋トレ位にしておくべきでしょうか。
>
 回答:あくまでも無理のない範囲で動けるなら動くことが良いですが、無理なく動いた後に症状が悪化するのでしたら、
    安静を保つより仕方ないかもしれませんね。
    症状緩和を目的にしたすべての治療は対症療法と考え、効果のない場合や症状を悪くする場合は避けた方がよいでしょ     う。
from SHUJI SATO
    
2016.04.11 16:30
drshujisato
16/04/09のはるみさんへ

手術を受けて良かったという結果をだすよう全力を尽くします。
ご心配なく。
お知り合いが明日受診されるのですね。了解しました。

それでは手術までの体調管理をしっかりしてくださいね。

FROM SHUJI SATO
2016.04.11 16:05
Y.K
佐藤先生こんにちは。

昨年の11月14日、12月16日等でブログで相談させて頂き、今年の1月27日に受診させて頂いた埼玉のYKです。
登録番号(01295432)
その節はお忙しい中に、色々ご相談させて頂き本当にありがとうございました。先生のお顔を見て「やっとお逢いできた」と感激した者です。着いた日は積雪の後の金沢でしたが、もう埼玉は桜が満開となりました。

私の症状は右L5ヘルニア内視鏡手術MED後の疼痛と、術前はなかった両お尻から足底までの痺れでした。
先生の所見では「МR-I上問題はないが、内視鏡手術で骨を切りすぎたから不安定になったのでしょう…再手術を勧められても固定と言うからしないように」との事でした。私が今の主治医(術医が術後の痛みを認めてくれなく転院してる)から検査のため脊髄造影を勧められている話をしたら、侵襲性が大きいのでと、反対されてました。

先生にはすみません。先生のお言葉には悩みましたがやっと話を聞いてくれる医師に出会えたので、勧められるまま2月に検査入院をし脊髄造影をしました。
その結果、痺れはやはり不明でしたが、右L5神経根に影がまだあるらしくヘルニアの取り残りが疑われ、ブロック注射で様子を見ようとなりました。が、好転はしませんでした。

今月4月になり受診時に再度主治医が2月造影CTを見直しているうちに、「椎弓が骨折している」とおっしゃられ、びっくりしてしまいました。説明では分離症と同じとの事で、私の場合はヘルニアを取る時の骨を削る際にひびが入ったか骨折したのでしょう…との事でした。その時に初めて佐藤先生の「切りすぎた」所見の話をしたら、「凄い先生ですね」ともおっしゃってました。

今後の治療方法は、折れた骨を取る手術?か固定手術か…主治医も考えてられましたが、どれもとても難しいリスクがある手術らしく、また最初の手術が別の病院の医師であったため、方向性に悩んでしまったようで、「本来なら最初の医師がするべきですが、1か月検討させてください」と言われてしまいました。

日々さらに両お尻の痺れはひどくなり、復帰した仕事もハードで座位を取ると仙骨や腿・脛が痛むため、トラムセットとリリカ・座薬が離せません。それでも痛いです。歩行は問題ありません。

佐藤先生もおっしゃるように、固定手術なんて嫌です。
でも一生この痛みを持って生活していくのも耐えられません。

今後どうしたら良いか途方にくれてしまい、また先生にご相談のメールをしています。アドバイスを宜しくお願い致します。もし、再受診した方が良いなら、また金沢に行かせてください。












2016.04.10 20:19
m.m
佐藤先生

2016/4/8にご回答いただいたm.mです。
今更ブログを読み返していた所、インフルエンザでいらっしゃったとの事。ご体調不良のなか、ご回答いただいた事、本当にありがとうございました。
とりあえず再度お礼申し上げたくこのコメント欄にて失礼いたしました。
私は3月末迄の激務から、突然寝たきり状態で自分の体に向き合う毎日で早くも折れそうな心持ちでしたが、焦らずに一歩ずつ足元固めて行くしかないと思い直しました。ありがとうございました。

2016.04.10 15:52
R.T
57歳男性です。
4~5年前より、首の後ろや首の右側の筋肉が痛くなります。2~3の整形外科医院から大学病院に診察してもらいました。MRIもその都度とってもらい、結果はすべて頸椎椎間板ヘルニアとの事でした。「日頃の生活で、大きな首への衝撃をあたえないように。」との事でした。
ただ4~5年間、大小の違いはあるにせよ毎日首の痛みは取れません。しかも、時々頭痛をともなったり、フラフラめまいをともなったりボーとします。
そこで質問します。
1)4~5年間も痛みが取れませんがほっておいてよいものでしょうか。
2)首痛のためだと思いますが、頭痛が週一程度で起こりますが大丈夫ですか。  特に後頭部
3)時々起こるめまいやふわっとかんは首痛のせいですか。
首の痛みで体調が悪いです。
大変お忙しいと思いますが、ご意見お待ちしております。 
2016.04.10 14:46
S.Y
佐藤先生 初めまして、37歳女性です。

今年1月から腰から右足首外側にかけて激痛が走り、
T病院を受診したところ、L4L5の椎間板ヘルニアとの診断
軽いヘルニアとの事で2週間ほどで痛みが取れると医師から言われ、トラムセットと湿布で様子を見ましたが痛みが取れず、再度受診し更に2週間同薬で様子を見ましたが
一向に痛みが取れませんでした。少し歩くと腰部、右足ふくらはぎ、外側に激痛、長く歩く事が出来ません。また立っているのも同様の痛みがくるので長く立っていられません。

2月中旬にM病院を受診 診断は同じL4L5の椎間板ヘルニアでした。5週間トラムセット服用で様子を見ましたが
症状は変わらないため、神経根ブロックをしましたが、
いつもの痛みがくる神経に当たらず、近くの神経に薬を撒いて終了しました。術後2日間くらいは長く歩いていても激痛はありませんでしたが、3日目から元に戻ってしまいました。
術後3週間近くなりますが、以前は安静時になかった右足外側の痛み、足の裏の痛み、痺れ、また左足にも右足程の強い痛みはありませんが、同様の外側の痛み、痺れが出ています。

医師からはヘルニアは小さいが痛みが出る神経根を圧迫している、狭窄症の疑いもある、手術なら飛びて出るヘルニア部分をとって、骨を削って神経を圧迫してる所を拡げると言っていました。

質問1 ヘルニアで間欠性跛行の症状は出ますか

質問2 MRIで狭窄症の診断はできますか

質問3 以前左足にはなかった痛みや、安静時にはなかった痛みが両足に出てきました。このまま様子を見ていても大丈夫なのでしょうか

医師に狭窄症があるのか訪ねても、間欠性跛行の症状があるなら狭窄症の疑いはあると言われはっきりとは言われません。
また、手術をするべきなのか、どうしたら良いのか分かりません。
長文申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
2016.04.09 19:20
16/04/06のm.m
佐藤先生へ

2016/04/06に質問させていただいた、57才女性、東京在住のm.mです。

大変ご多忙の中、ご回答いただき、本当にありがとうございました!お忙しい中、もう1点だけ質問させていただいてよろしいでしょうか。

当初、民間療法で何とか手術回避出来ないかと2月末~3月間に国家資格保持者の針灸マッサージ2院と自宅近くの温泉銭湯に度々通った結果、逆に左下肢痛みが増して座薬無しでは長い座位立位歩行が出来なくなりました。3月は毎日近くの整形外科でトリガーポイント注射と低周波治療を受けた後、毎日ボルタレン50座薬使用で何とか通勤して残務終了。
トラムセット服用効果認められないのと副作用なのか酷い便秘と肛門筋力低下のせいなのか3月後半に硬い便が肛門で詰まり、激痛で救急病院で処置してもらい、トラムセット服用止めています。
休職に入った4月から1日置き程度でトリガーポイント注射・低周波治療を受けつつ、殆ど必要最低限以外は左臀部を温めて横になっています。4/7から、左下肢の下は此まで脹ら脛迄だったのが、時折踵に痛みが出て来て、また左手親指外側に軽い痺れ感発生。

インターネットで佐藤先生の本を取り寄せて拝読し、金沢まで何とか座薬使って行き、診察をお願いしたいと考えている次第です。
以前は起床後の朝方、起きて立ち歩いて家事をしていると10分~20分後に痛くなってきたのが、今は日中横になっている布団から立つともう痛い。腹筋背筋の筋力低下のせいかとも思い、前回手術入院時に理学療法士に指導されたベッド上での腹筋他の軽い筋トレを毎食後に続けています。
此まで大変長くてまことに申し訳ありません。

質問① 1ヶ月後の診察日まで、生活上で注意するべき事がありましたらご教示いただけないでしょうか。
コルセット着用して多少は痛みを我慢して外を歩いて筋力低下を防ぐべきでしょうか。それとも痛みがあるうちは安静第一で、ベッド上の1日3回程度の筋トレ位にしておくべきでしょうか。

私よりもっと切実な質問をされている方もいらっしゃると思います。お手透きの時で結構ですのでご教示いただけますよう宜しくお願いいたします。

2016.04.09 18:29
はるみ
はるみ 女性 40歳です。お返事ありがとうございました。心強いお言葉ありがとうございます。
6/28 先生の手術を受けることになっています。
よろしくおねがいします。
4/12に知り合いが先生の診察に行かれるそうです。
6年前に腰椎固定術を受けて次の日から悪化。神経痛や締め付け感 痺れを我慢しています。先生が頼りです。どうぞ
よろしくお願いします。
2016.04.09 09:12
M.T
4月7日に相談させていただきましたM.Tです。
ありがとうございました。
早速、先生のご著書を購入、拝読させていただきます。
2016.04.08 14:54
drshujisato
16/04/07のM.T 57歳9ヵ月さんへ   Re: 腰椎固定術の時期

腰椎変性すべり症に対する腰椎固定術の時期に関する質問ですが、これに関しては、私の著書「腰椎手術は恐くない」で
詳しく書いてありますので、是非、参考にしてください。
あなたの場合は、主治医の当初の方針が急に変わったことに対して不安が大きくなったのであろうと思います。それは当然だと
思います。膀胱直腸障害が発生してから手術では遅すぎです。膀胱直腸障害が発生するずっと前から、下肢の知覚神経や運動神経の障害が進みますので、これらの後遺症状を残さない時期を選んで手術をすべきです。
現在の主治医は背椎の専門医でないのであれば、是非、専門医の意見を聞かれたら宜しいと思います。
治療方針に関しましては、医師によって随分異なりますので、充分納得できる説明のもとに判断してください。

それではお大事に。
FROM SHUJI SATO
2016.04.08 14:08
drshujisato
16/04/06のm.mさんへ

m.mさん、あなたの配慮よく理解できますので、ここで回答致します。

手術の要否とタイミングについて
57才女性 東京在住のm.mと申します。
38歳時に、腰椎、頸椎椎間板ヘルニア発症すれど当時はリハビリで完治。2014年55才時に、座位姿勢で左側臀部、左側太股裏、左側脹ら脛に、神経根ブロックも効かない座骨神経痛発症し、L5/S左側腰椎椎間板ヘルニアともう少し上の部位の脊椎間狭窄症の除圧LOVE法手術を受け、2015年夏に北アルプス登山できる迄に快復。
が、2015年10月頃から前述左側同部位の座骨神経痛が少しずつ再発。2016年1月に前回手術した医師より、前回と同じ腰椎L5/S1左側でヘルニア再発と再手術を勧める診断。2014年時と異なり、2月末頃からは座位だけでなく立位歩行時でも前述座骨神経痛が酷く、4月より休職し、横臥位で患部を温めると痛み緩和するので、悪化が怖く、殆ど毎日横臥位で安静にしている状態です。
先生のご本に3ヶ月以上神経障害が続くと手術の検討をという文意の箇所がありました。

質問1.神経障害とは痺れてなく痛みだけでも神経障害に該当するのですか。
本人は若干左足筋力低下と少し肛門筋力低下を自覚していますが、爪先立や指反らしは出来ます。

質問2.実は5/10に先生の診察予約を取らせていただいていますが、まだ1ヶ月以上あり、このまま安静を保ちながら放置していて良いものなのか、それとも地元の脊椎脊髄医により早急に再手術(LOVE法との事でした) した方が良いのか、判断に迷っています。

ご多忙と存じますので、どうぞお手すきの時で結構ですのでアドバイス頂けましたら幸いです。


回答
 このようなご質問をいただきましので、次に回答致します。

回答1:私は、痛みだけでは、通常は神経障害があるとは診断しておりません。痛みは神経の刺激症状である場合と神経の障害による場合がありますが、後者の場合には神経の支配する皮膚領域に触覚や痛覚、温度覚などの障害を伴ったり、足の筋力低下を伴うことが一般的です。この観点からいえば、あなたの場合はまだ神経が障害されているとは言えないと思います。

回答2:今まで待たれ、現在の症状・状態であるのなら、手術を急がれる必要はありません。私の外来を受診して頂いた時に
適切な治療方針を検討させて頂きます。不安と思いますが、もうしばらく、頑張って下さい。

from SHUJI SATO
2016.04.08 11:11
drshujisato
16/04/05のはるみさんへ   Re: 腰椎変性すべり症

症状からは、確かに腰椎変性すべり症であろうと思われます。
その通りであり、神経障害が進んでいなければ、つまり神経の快復力が良い状態であれば
手術で症状の改善や完治が充分に期待できます。
あなたの場合は、まだ神経障害が進んではいないと思いますので、心配はいらないと思われます。
ただし、低侵襲固定術の実績のある医師を選ぶことです。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.04.08 10:44
drshujisato
16/04/03の菊池 成子さんへ   2Re: すべり症・脊柱管狭窄症の手術後の後遺症について

固定部位が完全に骨癒合しているのであれば、通常、抜釘が必要になることはありません。
勿論、最終的には個々の患者さんでの判断になりますが。
さて、椎間孔狭窄の診断ですが、私はMRIとCTを用いて神経症状との関連性を検討して、診断しています。
ただし、ボルト固定が行われていると、金属の影響で画像診断が困難になります。
それでも、私は前述した方法で診断しています。
椎間孔狭窄症の診断は現在においても、大変困難を伴う診断です。椎間孔狭窄症の診断の知識を持っていても、
手術をかなり手がけていないと自信をもって診断できないのが普通です。
それが現在の平均的な診療レベルだと知っておかれたら宜しいでしょう。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.04.08 10:37
drshujisato
16/04/02のA.Aさんへ  Re: 椎間板ヘルニア術後悪化について

インフルエンザで寝込んでしまい、返事が遅そくなってしまいました。
失礼しました。
さて、私の外来受診に関しましては、勿論お引き受け致します。
秘書課が予約受付をしておりますので、そちら宛てにご一報ください。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2016.04.08 09:54
M.T 57歳9か月
初めて相談させたいただきます。
2011年頃から、時々、左側の臀部から大腿後部に突っ張りを感じていましたが、しゃがむと治まっていましたので放置していましたが、2012年1月に、突然、痺れで足が前に進まなくなり、受診しました。
第4腰椎のすべり症で、脊髄は、ハート形より強く圧迫されていました。
コルセットと、内服薬(オパルモン、セレコックス)で、多少の痛みは繰り返しても、生活上、不自由なく過ごせていましたが、2015年、5月頃から、臀部から大腿後部、さらに下腿まで痛みが出るようになりました。
しゃがむと楽になるのですが、コルセットを着けていると、逆に、しゃがんでも楽にならないので、今は、コルセットを外して生活しています。
一時期は、5分立ち続けるのが厳しい状態でした。
今は、少し延びましたが、それでも15分が限界です。
それで、4月4日にMRI検査をしていただいたのですが、すべりが進行しているのと、脊髄への圧迫が強くなり、先生の表現では「脊髄がたわんでいる」とのことでした。
その先生は、前々から、「画像と臨床症状は必ずしも一致しないので、手術の選択は、症状が大事。直腸膀胱障害が出た場合を除いては、急がなくてよい」とおっしゃっていました。
その先生が、先日は、初めて「手術した方がいい。このままだと、結局、1年2年先に、もっと進行すると思う」とおっしゃいました。
4年前の画像の脊髄は、白く均一に写っていたのですが、今回の脊髄は、太くもやもやした感じでした。
自分では、直腸膀胱障害や、足が上がらないなどの症状が出ない限り、痛みさえ我慢すれば、手術しなくていいのかと思ってきていたのですが、脊髄がたわんでいる、という状態ですと、手術に踏み切った方が良いのでしょうか。
実際に画像を見ていただくわけでもなく、素人表現で申し訳ございません。
ずっとお世話になっている主治医は、専門は肩関節です。
同じ病院に脊髄専門の先生がいらっしゃるので、私が、決心すれば、紹介してくださる形になると思います。

2016.04.07 11:02
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2016.04.06 13:23
はるみ
40歳の女性です。腰椎変性すべり症の症状について相談です。最近、座って立つときに、壁などを支えがないと立てなくなる症状が頻繁にでてきました。毎日ではないですが。
座っていて足の裏がビリビリ痺れがきたり腰に電気がはしったりとしゃがまないと歩けない症状があったりと辛い日々を送っております。左足が腫れぼったい感じとむくみもでてきている状態です。手術をすれば神経障害が進んでなかったら
軽減されますでしょうか?


2016.04.05 15:58
菊池 成子
16/03/29に質問させていただいた菊池成子です。ご回答ありがとうございます。先生のご回答が、とてもよくわかり、納得できました。
 再度質問させていただきます。宜しくお願いします。
先生のご回答の通り、「骨の固定は完成してすべりは完治した」と、主治医の先生はおっしゃっていました。そして、上下椎間にすべり症が発生していないとのことです。ただ、「脊柱管内や椎間孔内にヘルニアや狭窄症など」の発生については、何も言われていません。私のほうも、脊柱管内や椎間孔内にヘルニアや狭窄症などについては、よくわかりません。MRIで分かるのでしょうか。また、他の方法で診断ができるのでしょうか。
 抜釘については、理由としては、ボルトが神経の近くにあるので、取ることによって改善する可能性があるということです。また、今後上下椎間のすべりを予防する意味合いもあるとのことでした。抜釘することのデメリットは、あまりないとのことです。
 先日の症状に追加して、症状としては、長く座っていると尾てい骨の左側に違和感があります。たまに、自転車に乗って降りると、陰部のところが痺れます。排尿も出にくい時があるような気がします。
 一番気になるのは、脊柱管内や椎間孔内のヘルニアや狭窄症です。主治医の先生は、まず、抜釘して様子を見ようという考えのようです。他の場所が、狭窄など神経を圧迫しているように思えるのですが、それを確認するにはどうしたらよいのでしょうか。
2016.04.03 21:15
A.A
昨日4月1日に質問させてもらいご回答して頂いたA.Aです。
ご回答ありがとうございました。

ちなみに先生に診察して頂くことは可能なのでしょうか。
2016.04.02 11:42
drshujisato
16/04/01の加藤由美子さんへ  Re: 黄色じん帯硬化症の手術

黄色靱帯骨化症は胸椎にあるのでしょうね。
現在症状がないのでしたら、手術を急がねばならないことはありません。
靱帯骨化は大変ゆっくりと進みますので、症状は脊髄の圧迫が相当に進まないと
発現しません。しかし、症状が発現した時には骨化はかなり進んでいますので
手術がそれなりに大変になることから、現在の主治医から早めといわれているように思います。

手術の危険性についてですが、靱帯骨化を削除して脊髄の圧迫を取り除く手術ですので、かっては
脊髄の障害を起こし、悲惨な後遺症をもった患者さんが発生していたことと思います。

しかし、現在は手術顕微鏡を用いた手術であり、安全性は飛躍的に向上しています。私は胸椎の黄色靱帯骨化症
にもMD法を用いた手術を行っています。術後に脊髄症状の悪化した患者さんは経験していませんので、私は
車椅子になる程の心配はいらないと考えていますし、そのような術前説明はしておりません。
手術リスクのことを言えばきりなくありますが、
「安全な手術になっています」といってくださる医師を選ばれることでしょう。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2016.04.02 00:24
drshujisato
16/04/01のA.Aさんへ  Re: 椎間板ヘルニア術後悪化について

L5/S1の椎間板ヘルニアは、脊柱管内ならS1神経根、椎間孔内や外ならL5神経根が障害されます。
現在の症状はL5神経根症状のように思われます。
術前の症状とは異なるようですので、術前とは別の問題が起こったことが疑われます。
具体的には、L5/S1の椎間孔内か外、あるいはL4/5の脊柱管内のヘルニアです。
MRIで異常がみられないというこであれば、L5/S1の椎間孔内・外の可能性があるように思われます。
別の専門医の意見を求められたらよいと思いますよ。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.04.02 00:10
drshujisato
16/03/31の佐々木淳子さんへ  

多椎間固定術L3-S1を受けられたための腰痛の可能性が高いと思われます。
このような固定術は、外来でも説明しましたように頑固な腰痛を残す患者さんが少なくないと
思います。ボルトを抜いても腰痛が緩和される見込みは低いと思われますので、
今後時間をかけて痛みが軽減するのを待ちましょう。
痛みに負けないで、歩行訓練などは行ってください。
今後お会いするときには、良い報告が聞けることを期待しています。
それでは頑張ってください。

FROM SHUJI SATO
2016.04.01 23:46
drshujisato
16/03/29の菊池成子さんへ  Re: すべり症・脊柱管狭窄症の手術後の後遺症について

まず、腰椎固定術後に起こり得る問題を説明しましょう。
1)骨の固定がうまく進まず、すべり部位に骨の不安定な動きが起こる場合があります。ボルトの弛みも起こります。
    この場合は、通常は腰痛が起こるとともに臀部や下肢に痛みやしびれなどが発現します。
2)骨の固定は完成してすべりは完治したが、その上下椎間にすべり症が発生したり、脊柱管内や椎間孔内にヘルニアや狭窄症な   どが発生する場合があります。
    この場合も腰痛が起こりやすいですが、腰痛がなく下肢の症状のみのことがあります。

多くはこの二つのうちの一つと思いますが、あなたの場合は腰痛がないことから、2)の可能性が高いと思います。
L4/5の固定でしたら、通常、L5/S1かL3/4に問題が起こりますが、あなたの場合は症状からは、L5/S1でしょうか。
1)なのか2)なのかを主治医に確認されることです。

ボルトの除去すなわち抜釘は1)の場合に必要になることがありますが、2)の場合には抜釘の必要はありません。
主治医がなぜ腰痛がないのに下肢の症状のために抜釘が必要と判断しているのか、その理由を確認されることです。

「まずは抜釘してから考えよう」という程度のことなら、抜釘は勧められません。なぜなら、あなたの現在の症状の解消に
つながる確たる見込みをたてられないからです。

それでは主治医に確認してみてください。

FROM SHUJI SATO
2016.04.01 23:24
drshujisato
16/03/29の菅原世利子さんへ

それはよかったです。
お大事にしてください。

FROM SHUJI SATO
2016.04.01 23:05
drshujisato
16/03/29のY.Wさんへ   Re: 腰椎帯性椎間板孔狭窄症

腰椎症性椎間孔狭窄症のことでしょうね。
これに対するMD法手術ができる外科医は極めて少ない、あるいは殆どいないといった方がよいと思います。
固定術を行わないで、本疾患を神経根除圧術のみで治すことはまだまだ限られた術者でしか
行われていないのが現状です。

神経根障害が進むと、手術をしても回復が悪くなります。そのため手術時期の判断は大変重要です。
この判断は熟練した専門医に委ねられることです。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.04.01 23:02
加藤由美子
弟が、黄色じん帯硬化症と診断をされました。
今、症状が出ていませんが、早めの手術を
勧められています。

手術は、難しく車椅子の生活になるかもしれない
と言われました。

成功率は、どのくらいなんでしょうか?

61歳です。

よろしくお願いします。

2016.04.01 20:44
A.A
初めて相談します。19歳、男です。
今年の2月10日にL5/S1の椎間板ヘルニア内視鏡手術を受けました。自分のヘルニアは膨張型なので繊維輪を削った手術になりました。

半年前に腰が痛くなり、痛みと我慢して生活してましたが痛みがよくならず、手術をすることに決めました。

術後2日目に頭痛がおこり原因は血抜きドレーンが神経に接触してたことだそうです。
術後3日目でドレーンが抜けた後は左腰部、臀部の痛みがなくなり、今まで座ること、あぐらをかくこと、くしゃみをした時にでた激痛があったのですが、それもなくなりました。
しかし術後1週間くらい経った頃から痛みが出始め、よくなったり、悪くなったりを繰り返すようになりました。

現在の症状としては左臀部の痛みと左のすねの外側に痛みと痺れががあります。術前に比べ歩行ができなくなってしまいました。しかし術前、膝を伸ばした状態で足を上げる角度が15〜20度くらいだったのが今は50〜60度くらいまでは上がるようになりました。

医師からは術後神経が炎症をおこしていて、今までヘルニアがあった所に水分、脂肪がありそれが知覚過敏になっているのではないかという説明がありました。
術後MRIを何度か撮ったのですが再発の傾向はありません。しかし神経はまだ凹んでいて回復には時間がかかると医師から言われました。

今は痛み止めと仙骨ブロック注射でなんとか痛みを抑えていますが術前にはなかった左足のすねの外側の激痛があまりにも夜も痛みで眠れず、歩行も困難です。

治るには時間がかかるのでしょうか、それとも手術中に何か原因があったのでしょうか。
ご返答よろしくお願いします。
2016.04.01 14:10
佐々木淳子
3月29日に受診していただいたSAです先生の優しさと的確なお言葉に涙しました頑張り勇気ずけられ本当にありがとうございましたメモした所お聞きします診察をして画像を見ていただきましたが所見なかなか難しいとの事日に日に痛みとしびれが増すばかりですこの画像の以外にどこかで隠れているのでしょうか。難儀な腰の病早く治ればと思いますが又先生に良い報告を出来るようになりたいです又先生にお会いする事又ご相談をお願いします
2016.03.31 11:54
菊池 成子
初めまして、宜しくお願いします。57歳女性です。7年ほど前にすべり症・脊柱管狭窄症の診断を受け、保存療法を続けてきました。しかし、間欠歩行がだんだん酷くなり、5分くらい歩くと痺れと痛みで、歩けなくなってきました。座っている時、お尻の痛みがありました。何もしてない時は、痛みやしびれはありませんでした。そこで、2年前に、固定術での手術を受けました。L4L5です。手術後1年ぐらいは、手術直後の足の指やかかとの痺れと感覚の鈍さが続きましたが、それほど気になるものではありませんでした。しかし、一年後動くようになったせいか、1時間ぐらい歩き続けると、左の足裏の痛みが、出るようになってきました。痺れはありません。そして最近は、30分ぐらい歩くと、左の足裏・ふくらはぎ・太ももの裏までと痛みが出るようになってきました。右足も足裏の痛みが、出ることもあります。常に、左足の裏を中心に、幕が張られているような感覚の鈍さがあります。これは、手術直後からありました。また、足のストレッチを行うと、痛みがひどくなるような気がします。座るとお尻の左側に違和感を感じます。今後、徐々に痛みがひどくなり、以前のようになってしまうかとても心配です。MRIなどの画像診断では、特に異常はないとのことです。主治医に相談したところ、固定した金具を取ってみたらと言われました。受診するたびに、金具を取ってみたらと言われます。腰の重みや痺れはほとんどありません。
 痛みの原因は、何なのでしょうか。今後、どんどん症状が、ひどくなっていくのでしょうか。また、一般的に金具は取らないと思うのですが、金具は取ったほうが、いいのでしょうか。
宜しくお願いします。
2016.03.29 22:15
菅原 世利子
お返事ありがとうございます。

本人も、とても参考になったと申しておりました。
軟らかいタイプのコルセットですが、希望して着用させてもらう事にしました。

ありがとうございました。
2016.03.29 20:31
Y.W
ご回答ありがとうございます。
L4/5の脊柱管内のヘルニアについては確認するように致します。
また、先生の仰る通り、固定術を避けたく、内視鏡、顕微鏡術による手術ができないか、先日サードオピニオンでC病院で検査致しました。
しかし、結果B病院と同様、固定術との診断でした。
小生北海道ですが、MID法は限られた医師の技術によるものなのでしょうか。
このまま、左下肢側面から足のこうの強い痺れと、左足首の屈曲に問題あるまま、長期放置(現在で約3か月)していると術後の回復にも影響あるとの事から少し焦っている状況です。
もし、良いアドバイスがあればお願い致します。
2016.03.29 15:53
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2016.03.28 17:09
drshujisato
16/03/27のT.Iさんへ

了解しました。まずは、診断と治療方針を検討いたしましょう。
それではお待ちしています。

FROM SHUJI SATO
2016.03.27 23:53
drshujisato
16/03/25のY.Wさんへ  Re: 腰椎帯性椎間板孔狭窄症

症状からは、L5神経症状と思われます。L5/S1のヘルニアとの診断ですが、L5/S1の脊柱管内であればS1神経根が障害されますので、診断・手術が適切でなかった可能性があります。もし、L5/S1でL5神経根症状であるのなら、椎間孔内か外にヘルニアがあることになりますが、椎間孔狭窄でも同様の症状になります。そうすると、B病院の判断の方が正しいかもしれません。
私は椎間孔狭窄症でもMD法による神経根除圧のみを行いますが、世間では固定術が行われることが一般的です。私は固定術はできるだけ避けた方がよいと思います。通常の固定術は侵襲が大きいので、術後に痛みなどの合併症が少なくないからです。
三度目の手術は慎重に判断されることをお勧めします。多数回になるほど、結果は不良になる傾向があるからです。
最後に、L5神経根症状は通常はL4/5の脊柱管内のヘルニアで発生しますが、L4/5には問題ないのですね。ご確認ください。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO

2016.03.27 23:50
drshujisato
16/03/23のS.T@Yokohamaさんへ  Re: 胸椎ヘルニア

質問に回答します。

>質問 1.今直ぐ出来ること。( 少しでも悪化を抑える)
 回答:まず、ヘルニアの程度を正確に知ることです。すなわち、神経根のみの影響で肋間神経痛だけなのか、脊髄の影響がでているかをはっきりさせることです。それによって対応が異なりますので。

>質問 2.症状の詳細のときに確認すべきこと。次のアクションをどうすべきか
 回答:足にしびれや痛み、歩行障害、排尿障害などがあるかどうかで、ある場合には、脊髄の障害があることを示唆しますので、手術が必要になる可能性が高いと思います。

> 質問3.手術となった場合、どの様な基準で医療機関を選べばよいのか?
 回答:整形外科でも脳神経外科でも、胸椎ヘルニアの経験をもった医師を選ぶことです。内視鏡や手術顕微鏡を用いた手術をお勧めします。胸椎椎間板ヘルニアは腰椎や頸椎と異なり、発生頻度が少ないので、そんなにたくさんの症例を個人として経験している医師は少ないと思いますが。

> 4. 術後、生活への影響はどの様なものがあるのか?生活で注意すべきことは
> 回答:手術によって脊髄症状が悪化する危険性もありますが、何よりも手術のタイミングが遅れて脊髄障害が進んでいると
   どんな良い手術を受けても、後遺症状が残ることになりますので、手術のタイミングを慎重に計ることが重要です。

あなたの症状から判断すると、肋間神経痛のみで、下肢には脊髄症状はないようですので、慌てることはないように思います。このあたりのことを主治医に確認されることです。

それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.03.27 23:37
drshujisato
15/03/23の菅原世利子さんへ

腰椎椎間板ヘルニア術後のコルセットに関しては、最近ではコルセットは不要と判断する医師がいるようです。
それは、手術侵襲が小さくなっていることと関連していると思われます。
内視鏡や手術顕微鏡を用いる手術では、切開が小さく、筋肉の傷害も少ないためでしょう。
私は大事を取った対応として、コルセットの着用を勧めています。しかし、最小侵襲手術において
術後コルセットを着用する場合としない場合とで起こる問題に違いがあるかについては
明確な答えはないのが現状です。
ヘルニアの再発は比較的早くに起こることがありますので、私は大事をとった対応を勧めています。
明確な根拠はないのですがね。私は術後3か月間くらい着用を勧めています。

以上ですが、参考になれば幸いです。

from SHUJI SATO

2016.03.27 23:21
T.I
佐藤先生

16/03/12に相談させていただいたT.Iです。
先生のおっしゃる通り、C4.5の間違いでした。
執刀にる頸髄からくる不全麻痺であると説明されました。
現在頚部屈曲で下半身に電撃痛が走り、仕事も休みがちになってしまいました。
また手の感覚もおかしいままです。

来月 先生のご予約が取れましたので、神奈川県から残りのサラリーマン人生を全うする希望をかけて伺います。
どうぞよろしくお願いします。
2016.03.27 20:54
Y.W
初めまして、52歳男性です。
左臀部から大腿後面の痛みが強く、また左下肢側面から足のこうに強い痺れがあり、左足首の屈曲がしずらく、足の指が上に上がらない状況です。
このため、A病院にてL5/S1のヘルニア内視鏡術を行いましたがが、1度では痛みが治まらず(逆に大腿部後面に激痛)、再手術を行いました。
2回の内視鏡術で痛みは治まりましたが、左下肢側面から足のこうの強い痺れと、左足首の屈曲は変わらずしずらく、足の指が上に上がらない状況のままです。
逆に歩行が困難(左臀部に力が入らず、左足のみで立てない)な状況です。
このため、3度目の手術(顕微鏡手術)を話されましたが、10日立たない期間に3度もの手術に不安を感じ、B病院で検査を受けました。
B病院では腰椎帯性椎間板孔狭窄症との診断で固定術が必要との診断でした。
固定術は極力避けたいと考えていますが、上記診断では固定術しか無いものでしょうか。
2016.03.25 17:16
S.T@Yokohama
佐藤先生

はじめまして。横浜在住の38歳(男)会社員のS.Tともうします。

1年近く前から、胃が重くなり、胃腸科で胃カメラを実施したところ、逆流性食道炎と診断されました。
その後も改善が見られず、昨年末にセカンドオピニオンでとして、総合病院にてMRI、CT、胃カメラ、エコー等の内臓系の検査を行い、MRIは脳外科でも診察を受けました。
結果は異常無しと診断されました。
その後、肋間周辺の痛み、しびれが続くようになったので、色々と調べた結果、ヘルニアかもしれないと思い、整形外科でMRIをとってもらったところ、胸椎に症状があるとのことでした。痛み止めの内服薬をもらい、様子を見ようとのことです。つい先週のことです。
詳しい診断結果を聞くことが出来なかったのですが、帰宅後に調べると胸椎のヘルニアは事故等以外では発症が稀とのことで、腰等と比較して、手術以外に改善の見込みが無いと謳われている医療機関もありました。
非常に不安な状況となってしまい、週末に再度診断結果の詳細を聞いてくる予定です。

現状、肋間神経痛の症状はあるものの、平日はPCを使った勤務をしており、夕方には少ししびれもあるものの、帰宅後は楽な姿勢をとることで、朝には収まっている状況です。
歩行等も普通に行えます。日帰りの出張等も問題無く行えます。

早めの手術により、改善が見込めるのであれば、前向きに検討したいと考えております。
症状が出始めてから1年近くなりますが、その間、整形外科や脳神経外科等の診察という発想にたどり着かず、治療という治療もしないまま、時間が過ぎてしまったため、判断材料としてどうなのか?という疑問もあります。

そこで、
1.今直ぐ出来ること。( 少しでも悪化を抑える)
2.症状の詳細のときに確認すべきこと。次のアクションをどうすべきか。
3.手術となった場合、どの様な基準で医療機関を選べばよいのか?
4. 術後、生活への影響はどの様なものがあるのか?生活で注意すべきことは

この様な観点でコメントを頂戴できますでしょうか。
お忙しいと思いますので、胸椎ヘルニアを想定した場合の大まかな治療と術後の流れを教えて頂くだけでも出来れば幸いです。

宜しくお願い致します。
2016.03.23 23:33
菅原 世利子
初めまして。
代理で質問をさせて頂きます。

42歳男性なのですが、昨日2016/3/22に腰椎椎間板ヘルニアをLOVE法で手術しました。
インターネット等で調べると、術後は数か月間、コルセットを着用するのが一般的なようですが、主治医から「うちではコルセットは着けないよ」という説明を受けたそうです。

本人も私も、それで良いのか、と非常に不安です。
本人が、「コルセット着用で筋力が低下するからですか?」、と質問したら「そういう訳ではないけど、着けなくていいから」という回答だったそうで、どういう理由が考えられるでしょうか?

コルセットを全く着けない事で、どのようなリスクが考えられますか?
リハビリを含め、1週間~10日間程度の入院の予定です。
その後は、通院でリハビリの予定です。

ご多忙中とは存じますが、宜しくお願い致します。
2016.03.23 23:20
drshujisato
16/03/21の濱里さんへ  Re: 診察よろしくお願いします。

了解いたしました。
慎重に検討させていただきます。
それでは気を付けて受診してください。

FROM SHUJI SATO
2016.03.21 23:39
drshujisato
16/03/18のK.Yさんへ  Re: 第五腰椎分離症

15歳のお嬢さんが第5腰椎分離症による腰痛に悩まれているのですね。
分離症は後天的な疲労骨折によるものが多いと考えられていますが、骨折後まもなくであれば
治療により骨折部の癒合の期待が持てますが、時間が経過して偽関節になったものの自然治癒は
困難というのが一般的な理解です。
確かに高齢者で偽関節周囲に化骨が進み、安定化して無症状になったと思われる患者さんは
経験しますが、若い人ではどうでしょうか。
大阪の整形外科で手術以外の方法で分離部の骨性癒合を図れるのであれば、一度、意見を聞かれたら
よいと思いますが、本音を言いますなら、無理ではないかと思います。

from SHUJI SATO
2016.03.21 23:35
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2016.03.21 21:42
濱里
佐藤先生お元気でしょうか? 3/29受診予約しています長崎から濱里と申します。年齢62歳 男性です。
一昨年(H14.12.12)にも予約していたのですが、先生の体調不良という事で予約をキャンセルさせて頂きました。

過去相談は(2014.09.10 、2014.11.14)です。
ブログ毎日のように拝見させて頂いています。先生の職場復帰、心より嬉しく思います。
現在、近医の指導により薬服用(リリカ25mg1日1錠、オパルモン、メチコバール1日2錠)、経過観察1年10月経過しました。これ以上の症状の改善は無いように思えてなりません。先生の復帰を確認し、ブログを拝見しているとやはり先生の診断力と技術力に掛けてみたいという思いが強く、石川行きを再度決心した次第です。
当日は診察がスムーズに行く様に、過去の相談内容と先生の回答及び現在の症状と聞きたいことをメモにし持参したいと思っています。又発症当時のMRI画像(CD)も持参しますので参考にして頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。


2016.03.21 06:30
K.Y
15歳の女子水泳選手の母です。腰がちょっとしたことででも痛くなり、整形外科に行ってみたところ、CT画像を見て、医師はもう癒着することはないからこれからは腰痛と付き合っていかないといけないと言われました。去年一度腰が痛くなったが自然形体療法2回ほどで痛みがなくなったことを伝えると、もっと前から疲労が蓄積されていたと思うとおっしゃりました。腰椎分離症に詳しそうな大阪の整形外科にも行ってみようと思うのですが、無駄でしょうか?そちらの整形外科によると、発症後画像で骨が完全に離れているように見受けられても、2か月後に引っ付き始めた症例の画像などがHPで紹介されていました。
2016.03.18 23:38
drshujisato
16/03/15の上條勝実さんへ  Re: 腰椎固定術後の症状でご相談です

腰椎分離すべり症に対する固定術後下肢の痛みがよくならないそうですが、L5/S1の椎間孔内でのL5神経根の除圧が不十分の
疑いがあります。腰椎分離すべり症の固定術後に下肢の痛みが増強したとの訴えは希ではありません。
早い段階でしたら、改善させる可能性がありますので、私の外来を受診してみください。
痛みがとれない原因と対処法を明らかにできると思います。
それではお大事に。

FROM SHUJI SATO
2016.03.15 23:52
drshujisato
16/03/14のもうちゃんへ  Re: 固定術後の症状の再発

45歳女性で、L4/5の固定術を受け、3年間は調子がよかったのですね。
その後、しびれと足がつるような症状が再燃したそうですが、精神的なものを疑う前に腰椎に新たな問題が
起こった可能性を疑うべきです。
通常は固定が完成していれば固定レベルで問題が再燃することはありませんので、問題が起こったとしたなら
固定隣接椎間のL5/S1かL3/4でしょう。その問題も脊柱管内と椎間孔内に分けられますが、どこまで正確に診断されているか
疑問です。別の医師の意見を求められたら良いと思います。勿論、私を受診できるなら検討して差し上げますよ。
ご検討ください。

FROM SHUJI SATO
2016.03.15 23:46
drshujisato
16/03/12のT.Iさんへ

C5/6を手術する予定が間違ってC3/4を行い、結果、C5麻痺が起こったとのことですが、C5麻痺はC4/5で起こるので、C4/5の間違いではないでしょうか?
いづれにしても、手術を契機に症状の悪化が起こったようですし、頚部屈曲で足がしびれることからも、解決されない
問題が残っているか、新たな問題が発現している可能性があります。
他で手術を受けた患者さんを受け入れる医師は極めて少ないので、医師探しは難儀することでしょう。
私を受診できるのでしたら、検討いたしますよ。
考えてみてください。

FROM SHUJI SATO
2016.03.15 23:36
drshujisato
16/03/12のkさんへ  Re: 高齢の母

色々と困難に行き当たりながらも、希望を捨てずに私にたどり着いていただき、
しっかりと受け止めることができたこと医師として冥利に尽きます。
私が今まで培ってきた全技術を駆使して、なんとしても希望を叶えてあげたいと願っています。
共に頑張りましょう。
手術の日をお待ちしています。

from SHUJI SATO
2016.03.15 23:24
drshujisato
16/03/12のS.Aさんへ

3月29日お待ちしています。
ベストを尽くして、診療をさせていただきます。

FROM SHUJI SATO
2016.03.15 23:15
上條 勝実
私は46歳(男)神奈川在住です。2014年9月頃から腰痛が出て、12月にL5腰椎分離すべり症による左L5神経根障害と診断されました。症状は間欠性跛行で左臀部、左足付け根の外側、左脛外側に鈍痛がありました。大きな規模の病院に変え、2015年4月末にL4:スクリュー&フック、L5とS:スクリュー&ロッドで固定しました。術後も術前と同じ場所の痛みがあり悩んでいます。手術した病院では、MRIなどの画像所見はないという事で、痛みどめの薬を処方されています。足の血流の検査もしましたが、正常でした。なんとかこの痛みから解放されたいです。今後どのようにしたら良いのか佐藤先生に相談させてください。佐藤先生に診てもらう事も考えています。宜しくお願い致します。
2016.03.15 13:02
もうちゃん
先ほどメールしました年齢は45歳女です
固定はL45です
2016.03.14 12:14
もうちゃん
ヘルニアで内視鏡ヘルニア切除後再発しました。
すべり症にもなっていたため内視鏡で腰椎固定術を行いました。術後の経過は順調で3年が経過しました。
ところが訪問看護に転職したところしびれと足がつる症状が出ました。画像上では再発・隣接関節症状もないともことですが、腰も鉄板がついているような張っているような痛みがあります。精神的なものなのでしょうか?右足なので車の運転が怖いのです。
2016.03.14 12:08
T.I
佐藤先生

初めて相談させていただきます。

47歳男性です。 頸椎の5番6番のヘルニアと狭窄で内視鏡による手術を受けました。 
手術内容はヘルニアのそのものには触らす、椎弓形成だけ行ったとの説明でした、また手術は間違えて三番と4番の間を行い、その後間違えがわかり5番と6番を行ったたと術後に説明がありました。
手術後は両手が1時的に麻痺をしてしまい、担当医からはC5麻痺で数か月で治ると説明がありました。動かなくなった箇所はかなり改善しましたが、左右の手のしびれと感覚障害と脱力感がかなり強く悩んでいます。また最近は首を前に倒すと足がしびれてしまいます。

何とか仕事場には戻りましたが、手術前よりも状態がかなり悪化していまい、心と身体がどこまでもつか不安です。

担当医は手術は成功している、そのうち治るというだけで、痛みやしびれを訴えると、仕事のストレスだと言われてメンタルの薬を数種類処方されました。
担当医は忙しくのはわかりますが、これでは今後 自分の身体の相談をするのも疑問をいだいてしまいました。

まだ術後2か月なので、見てもらえる病院もなかなかないのでこの場をお借りして相談させていただきました。

先生にご相談したいことは、このままよい方向に症状が改善されなければ、どのくらいの期間を目処に他の病院や医師に相談したほうが良いのでしょうか? また診ていただける病院はあるのでしょうか?

お忙しいと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

2016.03.12 09:17
3月6日の高齢の母の長女です。
私のとりとめのない質問にアドバイスをありがとうございました。
待ち望んだ佐藤先生に診察していただけることに、これまでの不安が希望に変わっていくような気持ちがいたします。

昨年秋から症状が悪化してしまい、母も私も落ち込むこともありました。
でも、母の また自分の足で歩きたい! という夢を叶えてあげたいです。
佐藤先生、来週の診察どうぞよろしくお願いいたします。



2016.03.12 09:17
S.A
2016年2.24にご相談させていただいたS.Aです。
以前より先生の外来予約を申し込みさせていただき
今月の3/29日に決まり嬉しくありがとうございます。
ご多忙の中、ご返信感謝しています。時刻の確認も行い、
予約時間までに遅れないよう伺います。
少しでも前向きなお答えに繋げればと心待ちにしております。
よろしくお願いいたします。
2016.03.12 00:53
drshujisato
16/03/08のI.Oさんへ  Re: 椎間孔狭窄の症状とは?

ブログを読んで頂いているとのこと、ありがとう。
質問のL5/S1の椎間孔の狭窄による症状ですが、基本的にはL5神経根の症状になります。具体的には、腰痛はある場合もない場合もあります。特徴的なのは、殿部から大腿や下腿外側の痛み、足の甲や母趾にかけてのしびれ、足底の前部のしびれなどです。通常は一側で、立位や歩行で症状が増強し、坐位では軽減しますが、坐位で痛みが強くなる人もいます。そけい部に痛みを感じる人もいます。進むと、足関節を上に反らす力が落ちます。これらは典型的な場合であり、病気の進行度によって症状の範囲や程度は異なります。私は、MRIとCT,症状から診断しています。一般に考えられている以上に椎間孔狭窄は多いということが私の経験からの答えです。
以上参考になれば幸いです。

FROM SHUJI SATO
2016.03.09 23:31
I.O
 いつもブログを拝見し勉強させて頂いております。 私は40歳代後半の女性ですが、15年ほど前にラブ法にてL5/S1のヘルニア(右)を摘出しました。その後も時折、腰痛はあったものの(画像的に)同部位の椎体間高が減高し、上関節突起が椎間孔に入り込んでいる状態でした。 最近、両側の鼠径部や、左骨盤側面の痛み(中臀筋の辺り)、両下肢の痙攣、足底の痺れや拇指中心の痛み(か間欠的)、膝周囲や大腿前面の痺れなど波がありながらも持続しています。MRIでは脊柱管内に狭小化など問題はないようです。以上より、診断の難しいとされるL5/S1の椎間孔狭窄が原因かも?と主治医には言われました。
 先生にお伺いしたのは、L5/S1の椎間孔狭窄で私のような症状が考えられるのか否か、先生の臨床的経験からコメント頂ければ幸いです。ご多忙中申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
2016.03.08 11:48
drshujisato
16/03/06のkさんへ  Re: 高齢の母

症状分析がなかな難しそうです。
自分が用いている撮像条件で、画像所見を精査しないと
限られたブログ上の情報からでは、何とも答えようがないくらい複雑です。
外来受診できるとのこと、お待ちしています。
まず、症状の原因分析を行い、それから治療法を検討致しましょう。
痛みの強い時期には、無理な運動は避けた方がよいでしょう。
痛みの程度を見て、無理なく動くことがよいでしょう。
それだは気をつけて受診してください。

FROM SHUJI SATO
2016.03.06 23:14
drshujisato
16/03/05のM.Oさんへ

なかなか難しい質問です。
40歳という年齢とぎっくり腰の既往、現状の状態は、歩行は1時間ほど、座位は20分ほどは大丈夫ですが、自転車・車は全く乗れません。」とあることから、椎間板性の痛みである可能性が高いと思われます。
椎間板性の痛みといいましても、痛みが発現する仕組みは解明されていませんので、どの治療法が有効かは
断定できません。手術を含めて、様々な治療が行われていますが、どれも決定的に有効といえるものはないと
言ってよいでしょう。手術も色々な手術が行われていますが、決定的なものはありません。
このような現状ですので、自分で直接画像所見を読み、直接診察しなければ答えようがありません。
実際そうしたからといって、必ず解決するというわけではありません。
せっかくのご質問ですが、お役に立てず済みません。
それでは、お大事に。

from SHUJI SATO
2016.03.06 23:00
佐藤先生

「高齢の母」の長女です。
11/13,11/22,12/13と相