2017年度に手術を行った腰椎変性疾患は212例であった。
年齢は15~88歳(平均64歳)
性別は女性102例、男性110例。
年齢層では、60代と70代が各59例、計118例で全体の約56%を占めた。
80代の超高齢者は28例、13%であり、50代の33例16%に次いで第4位であった。
性別では、10~70代までは男性、80代では女性に多い傾向を示した。
今後、我が国は急速に超高齢化社会へと進んでいくが、これに伴い後期高齢者の腰椎変性疾患の
手術需要は増加の一途になると予想される。
私のデーターは既に腰椎変性疾患の手術はより高齢者にシフトしていることを示している。