2017年度に腰椎変性疾患212例の268椎間で手術を行ったが、病型で最も多かったのは、脊柱管狭窄症112例(42%)。次いで腰椎症性椎間孔内・外狭窄症62例(23%)、椎間板ヘルニア45例(17%)、変性すべり症35例(13%)、分離症・分離すべり症14例(5%)の順であった。
病型は、高齢化を反映して脊柱管狭窄症が最も多く、次いで腰椎症による椎間孔内狭窄症や椎間孔外狭窄症が多かったのが当院の大きな特徴です。この傾向はここ数年続いています。これは、前回示した年齢層別で、より高齢に手術年齢がシフトしていることを反映しています。
当院ではすべての病型で手術の最小侵襲化を図っています。
病型別の手術方法、成績などをこれから順に紹介していきます。
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