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腰部脊柱管狭窄症は治すことのできる病気

.18 2011 脊椎疾患 comment(0) trackback(0)
腰部脊柱管狭窄症は歳を取るにつれ、狭くなっていく腰の骨の中で神経が圧迫されて起こる病気です。歩行障害や立位を保つことの困難、下肢の痛みやしびれの原因になります。神経の障害が進行するとと、足の強い冷感やむくみなども発現し、尿失禁などの排尿障害が起こることもあります。経過中、悪化と改善を繰り返しながら、次第に悪くなっていくことの多い病気です。診断はMRIでつけられ、治療は手術治療が最後の切り札です。保存治療が無効な患者さんは神経の障害が進む前に手術で治しましょう。狭窄症も手術顕微鏡を用いたMD法により2cm以下の切開と10ml以下の出血量で1時間以内に済みます。次の日から歩けて、2週間には退院ができる病気になっています。
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