椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症などの腰椎変性疾患は、術前の神経障害の進み方によって術後症状の改善程度が大きく変わります。このことが理解しやすいようにグラフを用いて説明しました。
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まだまだ診断の難しい腰椎椎間板ヘルニアがあります。その代表格が超外側型の椎間板ヘルニアです。痛みが特に強いヘルニアなので、見落とされた患者さんは絶望的な気持ちにさえなります。今回紹介する患者さんは超外側型ヘルニアが見落とされ、辛い時期を過ごした40代男性です。
腰椎変性疾患はありふれた病気でありながら、治療はなかなか患者さんの満足いくものにならない現状があります。その理由をあげれば枚挙にいとまがありませんが、大きな傾向があります。その一つは正確な診断がつかないためです。ここで紹介する患者さんの病気は
腰部脊柱管狭窄症ですが、その診断がつかなかったために長い辛いときを過ごされました。なぜ診断がつかなかったのか、わかり易く解説します。記事は次をクリックしてください。
腰椎椎間板ヘルニアの治療を臨床ステージに基づき説明しました。薬物治療の詳細は省き、ヘルニア患者の生活上の注意点、保存治療から手術治療へ切り替えるタイミングについてアドバイスをつけて記述しました。詳細は次のページをご覧ください。
腰椎椎間板ヘルニアの臨床ステージは基本的に三段階あります(私案)。第1段階は腰痛、第2段階は神経根圧迫・刺激による坐骨神経痛、第3段階は神経根障害による下肢の知覚・運動障害です。これらのステージに応じた治療法を検討することが必要です。詳しくは次をご覧ください。